ラタキア県フマイミーム航空基地に接近を試みた無人航空機2機をシリア軍防空部隊がイドリブ県西部で撃墜(2019年9月3日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから4日目(爆撃を激化させてから125日目)を迎えた9月3日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より5人(民間人0人、シリア軍兵士5人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,114人となった。

うち、1,048人が民間人(女性186人、子供261人を含む)、1,399人がシリア軍兵士、1,667人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、ロシア国防省、SANA(9月3日付)、スプートニク・ニュース(9月3日付)によると、ラタキア県フマイミーム航空基地に接近を試みた無人航空機2機をシリア軍防空部隊が県西部で撃墜した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がタマーニア町一帯、トゥレックスで交戦、シリア軍地上部隊がカフルナブル、カフルサジュナを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県ではシリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市北西部の反体制派支配地域を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北西部の反体制派支配地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(ラタキア県10件、イドリブ県9件、アレッポ県9件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(イドリブ県3件、ハマー県2件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, September 3, 2019、ANHA, September 3, 2019、AP, September 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 3, 2019、Reuters, September 3, 2019、SANA, September 3, 2019、SOHR, September 3, 2019、Sputnik News, September 3, 2019、UPI, September 3, 2019などをもとに作成。

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前日に続いてイドリブ県、アレッポ県でアサド政権打倒とシャーム解放機構退去を求めるデモ発生。シャーム解放機構はこれを強制排除、「シリア革命」を唱導する一部サイトはこれを報じず(2019年9月2日)

イドリブ県では、スマート・ニュース(9月2日付)、オリエント・ニュース(9月2日付)、イナブ・バラディー(9月3日付)によると、サラーキブ市での前日のデモに呼応するかたちで、マアッラト・ヌウマーン市、アリーハー市、カフルタハーリーム町、ビンニシュ市でアサド政権打倒と、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構とシリア救国内閣の退去を求めるデモが行われた。

マアッラト・ヌウマーン市でのデモ参加者は数十人、アリーハー市は約200人、カフルタハーリーム町は約20人、ビンニシュ市は約15人。

デモ参加者は、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者を「米国の手先」などと批判した。

同様デモは、アレッポ県のアターリブ市でも発生し、約600人が参加したが、シャーム解放機構は実弾を発射し、これを強制排除した。

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なお、1日のサラーキブ市でのデモも含めて、シャーム解放機構に近いイバー・ネット、「シリア革命」を唱導するザマーン・ワスルは、シャーム解放機構に対するデモについて一切報じていない。

AFP, September 2, 2019、ANHA, September 2, 2019、AP, September 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2019、‘Inab Baladi, September 3, 2019、Orient News, September 2, 2019、Reuters, September 2, 2019、SANA, September 2, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, September 2, 2019、SMART News, September 2, 2019、SOHR, September 2, 2019、UPI, September 2, 2019、Zaman al-Wasl, September 2, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市、ラーイー村で相次いで爆発、ラージュー町では反体制武装集団に手榴弾が投げつけられる(2019年9月3日)

アレッポ県では、ANHA(9月3日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で爆弾が爆発し、8人が負傷した。

また、同じくトルコの占領下にあるバーブ市近郊のラーイー村でも東部自由人連合の拠点近くでオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

さらに、アフリーン市近郊のラージュー町では、何者かが反体制武装集団に対して手榴弾を投げつけ、武装集団メンバー1人が死亡、1人が重傷を負った。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月3日付)によると、人民防衛部隊(YPG)主導のシリア民主軍がマーリア市、アアザーズ市一帯、カルジャブリーン村を砲撃、トルコ軍がこれに応戦した。

AFP, September 3, 2019、ANHA, September 3, 2019、AP, September 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2019、Reuters, September 3, 2019、SANA, September 3, 2019、SOHR, September 3, 2019、UPI, September 3, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年9月2日)

アレッポ県では、ANHA(9月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、カルアト・シャワーリガ村一帯(シーラーワー町近郊)を砲撃した。

AFP, September 2, 2019、ANHA, September 2, 2019、AP, September 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2019、Reuters, September 2, 2019、SANA, September 2, 2019、SOHR, September 2, 2019、UPI, September 2, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍が一方的停戦を維持し爆撃を中止するも、イドリブ県、アレッポ県で散発的戦闘(2019年9月2日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦の発効から3日目(爆撃を激化させてから124日目)となる9月1日、シリア・ロシア軍の爆撃は記録されなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より5人(民間人0人、シリア軍兵士5人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,114人となった。

うち、1,048人が民間人(女性186人、子供261人を含む)、1,399人がシリア軍兵士、1,667人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、ビダーマー町を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がザンマール町、ハリーシャ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(アレッポ県11件、ハマー県6件、ラタキア県15件、イドリブ県8件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を24件(ハマー県8件、ラタキア県3件、イドリブ県13件)確認した。

AFP, September 2, 2019、ANHA, September 2, 2019、AP, September 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 2, 2019、Reuters, September 2, 2019、SANA, September 2, 2019、SOHR, September 2, 2019、UPI, September 2, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュと思われる武装集団がダイル・ザウル県にある北・東シリア自治局内務治安部隊の検問所を襲撃(2019年8月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ村にある北・東シリア自治局の内務治安部隊の検問所がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる武装集団の襲撃を受け、1人が死亡、2人が負傷した。

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ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(8月28日付)は、26日にラッカ県タブカ市で発生した爆発事件に関して、ダーイシュの戦闘員が車に爆弾を仕掛けた爆破し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士13人を殺傷したと伝えた。

AFP, August 28, 2019、ANHA, August 28, 2019、AP, August 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2019、Reuters, August 28, 2019、SANA, August 28, 2019、SOHR, August 28, 2019、UPI, August 28, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市およびその一帯(アレッポ県)で反体制武装集団どうしが衝突(2019年8月28日)

アレッポ県では、ANHA(8月28日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市、同市近郊のカッバースィーン村、ラーイー村で反体制武装集団が衝突、住宅などが巻き添えとなり、子供2人が負傷した。

衝突は27日にもスーゥイヤーン村で起きっていた。

AFP, August 28, 2019、ANHA, August 28, 2019、AP, August 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2019、Reuters, August 28, 2019、SANA, August 28, 2019、SOHR, August 28, 2019、UPI, August 28, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアアザーズ市(アレッポ県)でトルコの支援を受ける反体制武装集団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員らが死傷(2019年8月27日)

アレッポ県では、ANHA(8月27日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市でトルコの支援を受ける反体制武装集団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員2人が死亡、8人が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月27日付)によると、死傷したのは国民軍の憲兵隊の兵士と市民(ホワイト・ヘルメットによると死者2人、負傷者9人)。

これに対して、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシャッラー村近郊のアルカミーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、24日と25日にトルコ占領下のジンディールス町近郊のダイル・ブラート村、バーブ市近郊のハズワーン村でシャーム軍団などの拠点を攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

AFP, August 27, 2019、ANHA, August 27, 2019、AP, August 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2019、Reuters, August 27, 2019、SANA, August 27, 2019、SOHR, August 27, 2019、UPI, August 27, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市(ハサカ県)での爆発で6人負傷(2019年8月27日)

ハサカ県では、SANA(8月27日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、6人が負傷した。

ANHA(8月27日付)によると、負傷者は3人でうち3人は住民、1人は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士。

AFP, August 27, 2019、ANHA, August 27, 2019、AP, August 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2019、Reuters, August 27, 2019、SANA, August 27, 2019、SOHR, August 27, 2019、UPI, August 27, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のタブカ市で爆発が発生し、子供1人が死亡(2019年8月26日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月26日付)やANHA(8月26日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタブカ市内(パレスチナ通り教会交差点近く)で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人が死亡、9人が負傷した。

AFP, August 26, 2019、ANHA, August 26, 2019、AP, August 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2019、Reuters, August 26, 2019、SANA, August 26, 2019、SOHR, August 26, 2019、UPI, August 26, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制派がシーラーワー町(アレッポ県)を砲撃(2019年8月25日)

アレッポ県では、ANHA(8月25日付)によると、トルコ軍偵察機がアフリーン郡シーラーワー町に飛来した直後、トルコ占領下のキーマール村から反体制武装集団が同地に対して砲撃が行われた。

AFP, August 25, 2019、ANHA, August 25, 2019、AP, August 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2019、Reuters, August 25, 2019、SANA, August 25, 2019、SOHR, August 25, 2019、UPI, August 25, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県を爆撃し民間人8人が死亡、シリア軍と反体制派の戦闘で兵士・戦闘員59人死亡(2019年8月25日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから116日目を迎えた8月25日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は85回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」65発を投下、ロシア軍も50回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は900発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より67人(民間人8人(うち女性2人、子供1人)、シリア軍兵士28人、反体制武装集団戦闘員31人)増えて3,855人となった。

うち、991人が民間人(女性176人、子供245人を含む)、1,322人がシリア軍兵士、1,542人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でジャルジャナーズ町、カフルサジュナ村、タマーニア町、タフターヤー村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、マアッラト・ハルマ村、シャイフ・ムスタファー村、ヒーシュ村、ハルバ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、マアッルシューリーン村、スフーフン村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでジャルジャナーズ町、カフルサジュナ町、タマーニア町、タフターヤー村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、トゥラムラー村、スフーフン村、カフル・ウワイド村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部および南東部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタフターヤー村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、フィキーア村、マアッラト・スィーン村、ハザーリーン村を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月25日付)によると、タッル・マンス村に対するシリア軍の爆撃で、民間人5人が、マアッラト・ヌウマーン市近郊(ハーッス村)に対する爆撃で1人が死亡した。

一方、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市、タッフ村、タッル・マンス村、マアッルシューリーン村、ジャルジャナーズ町、ダイル・シャルキー村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(8月25日付)によると、反体制武装集団が県北部のラスィーフ村を砲撃し、女性1人が死亡、1人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下するとともに、地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(8月25日付)によると、ムザイリーブ町でアフマド・アブドゥッラー・ナーブルスィー町議会議長が何者かの銃撃を受け、即死した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(アレッポ県12件、ラタキア県15件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を8件(ヒムス県3件、ハマー県3件、ラタキア県2件)確認した。

AFP, August 25, 2019、ANHA, August 25, 2019、AP, August 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2019、HFL, August 25, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 25, 2019、Reuters, August 25, 2019、SANA, August 25, 2019、SOHR, August 25, 2019、UPI, August 25, 2019などをもとに作成。

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イドリブ市内のモスク前で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、民間人1人が死亡、6人が負傷(2019年8月24日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)やANHA(8月24日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市のクスール地区にあるラウダ・モスク前で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、民間人1人が死亡、6人が負傷した。

 

AFP, August 24, 2019、ANHA, August 24, 2019、AP, August 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2019、Reuters, August 24, 2019、SANA, August 24, 2019、SOHR, August 24, 2019、UPI, August 24, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍はイドリブ県への爆撃を続け、シリア軍は白リン弾を使用するも市民に死傷者なし(2019年8月24日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから115日目を迎えた8月24日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は94回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」70発を投下、ロシア軍も45回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,100発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より25人(民間人0人(うち女性0人、子供0人)、シリア軍兵士13人、反体制武装集団戦闘員12人)増えて3,788人となった。

うち、983人が民間人(女性174人、子供244人を含む)、1,294人がシリア軍兵士、1,511人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でイドリブ市一帯、タマーニア町およびその一帯、タッフ村、ジャルジャナーズ町、マウザラ村、カフル・ウワイド村、マアッラト・ハルマ村、マアッラト・ヌウマーン市一帯、カフルサジュナ村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでタマーニア町、ヒーシュ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村、シャイフ・ムスタファー村、タッフ村、ダイル・シャルキー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部および南東部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタマーニア町、カフルサジュナ村、タッフ村、ハルバ村、カフルナブル市、ハーミディーヤ村、バーブーリーン村を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍はビダーマー町に対する爆撃で白リン弾を使用したが、死傷者はなかった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフル・ハラブ村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下するとともに、地上部隊が同地を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(アレッポ県12件、ラタキア県11件、ハマー県4件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(アレッポ県3件、イドリブ県2件)確認した。

AFP, August 24, 2019、ANHA, August 24, 2019、AP, August 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 24, 2019、Reuters, August 24, 2019、SANA, August 24, 2019、SOHR, August 24, 2019、UPI, August 24, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県でシリア軍と交戦、YPG主体のシリア民主軍を襲撃(2019年8月23日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月23日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市近郊の砂漠地帯でシリア軍部隊と交戦した。

また、アアマーク通信(8月23日付)によると、ダーイシュはズィーバーン町近郊の街道で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を襲撃し、2人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, August 23, 2019、ANHA, August 23, 2019、AP, August 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2019、Reuters, August 23, 2019、SANA, August 23, 2019、SOHR, August 23, 2019、UPI, August 23, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県への爆撃を続ける(2019年8月23日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから114日目を迎えた8月23日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は85回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」78発を投下、ロシア軍も55回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は800発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より5人(民間人7?人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて3,763人となった。

うち、983人が民間人(女性174人、子供244人を含む)、1,281人がシリア軍兵士、1,499人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でタマーニア町、カフルナブル市、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、カフルルーマー村、ガドファ村、ジャルジャナーズ町、ダイル・シャルキー村、タッフ村、タッル・マンス村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでマアッラト・ヌウマーン市、ガドファ村、ジャルジャナーズ町、カフルサジュナ村、バスィーダー村、マアッル・シャマーリーン村、ダイル・シャルキー村、タッフ村、ヒーシュ村、ハーミディーヤ村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタマーニア町、タッフ村、タフターヤー村、ハーン・シャイフーン市一帯、ガドファ村、ジャルジャナーズ村、カフルジャジュナ村、ラッファ村を爆撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でICARDA、バルクーム村、バウワービーヤ村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北東部の戦闘地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県13件、ヒムス県1件、ラタキア県16件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県)確認した。

AFP, August 23, 2019、ANHA, August 23, 2019、AP, August 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 23, 2019、Reuters, August 23, 2019、SANA, August 23, 2019、SOHR, August 23, 2019、UPI, August 23, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村(ダイル・ザウル県)で何者かが車を襲撃し、住民2人死亡(2019年8月22日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団がトルコ占領下のヴィーラート・カーディー村、キーマール村で20日と21日にトルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点を爆破し、戦闘員2人を殺害したと発表した。

ANHA(8月22日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月22日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村で何者かが車を襲撃し、乗っていた住民2人が死亡、多数が負傷した。

AFP, August 22, 2019、ANHA, August 22, 2019、AP, August 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2019、Reuters, August 22, 2019、SANA, August 22, 2019、SOHR, August 22, 2019、UPI, August 22, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県などへの爆撃を続ける(2019年8月22日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから113日目を迎えた8月22日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は90回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」100発を投下、ロシア軍も45回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は700発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より23人(民間人4人(うち女性1人、子供1人)、シリア軍兵士11人、反体制武装集団戦闘員8人)増えて3,758人となった。

うち、976人が民間人(女性174人、子供243人を含む)、1,281人がシリア軍兵士、1,499人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でマアッルシューリーン村、タッル・マンス村、ダイル・シャルキー村、ジャルジャナーズ町、ハルバ村、サルマーン村一帯、カフルサジュナ村、タッフ村、タマーニア町、ハーミディーヤ村、カフルナブル市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルルーマー村、ファッティーラ村、ヒーシュ村、タッフ村、タフターヤー村、ダイル・ガルビー村、タッル・マンス村、ガドファ村、ジャルジャナーズ町、サフヤーン村、カフルサジュナ村、ラッファ、ハルバ村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南東部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もガドファ村、ハーミディーヤ一帯、タマーニア町、サルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を爆撃した。

一方、SANA(8月22日付)によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市東のタルイー丘一帯で制圧地域を拡大した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(8月22日付)によると、この2日間のロシア軍の爆撃で、ジャルジャナーズ町のラフマーン・モスクとアリー・ブン・アビー・ターリブ・モスク、タッフ村のナスル・モスク、ダイル・シャルキー村の大モスク、ウマル・ブン・アブドゥルアズィーズ・モスクが破壊され、シリア軍の「樽爆弾」投下により、タッル・マンス村の大モスクとガドファ村の大モスクが被害を受けた。

このほか、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(8月22日付)によると、シャーム解放機構の治安機関が、アーフィス村近郊での爆発物敷設に関与していた諜報機関の工作員グループを摘発した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月22日付)によると、国民解放戦線はハーン・シャイフーン市内の民家から家財道具などを略奪し、持ち出そうとしていたシリア軍の車輌1台を重火器で攻撃し、兵士多数を殺傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が同地を砲撃した。

ロシア軍も同地を爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(8月22日付)によると、シリア軍とロシアの支援を受けた親政権民兵がクバイナ丘一帯に進軍を試みたが、シャーム解放機構がこれを撃退した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でバウワービーヤ村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部および西部の戦闘地域を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(ラタキア県14件、アレッポ県12件、イドリブ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県)確認した。

AFP, August 22, 2019、ANHA, August 22, 2019、AP, August 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 22, 2019、Reuters, August 22, 2019、SANA, August 22, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, August 22, 2019、SOHR, August 22, 2019、UPI, August 22, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアアザーズ市近郊で反体制武装集団の戦闘員3人を殺害したと発表(2019年8月21日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のカフルハーシル村で18日に反体制武装集団と交戦し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

ANHA(8月21日付)が伝えた。

AFP, August 21, 2019、ANHA, August 21, 2019、AP, August 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2019、Reuters, August 21, 2019、SANA, August 21, 2019、SOHR, August 21, 2019、UPI, August 21, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はM5高速道路上の拠点都市マアッラト・ヌウマーン市一帯を激しく攻撃、ロシア軍の爆撃で病院が利用不能に(2019年8月21日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから112日目を迎えた8月21日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は100回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」75発を投下、ロシア軍も55回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は850発以上におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より61人(民間人22人(うち女性1人、子供2人)、シリア軍兵士16人、反体制武装集団戦闘員31人)増えて3,735人となった。

うち、972人が民間人(女性173人、子供242人を含む)、1,270人がシリア軍兵士、1,491人が反体制武装集団戦闘員。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(8月21日付)によると、シリア・ロシア軍の攻撃は20日夜から断続的に続いたという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でM5高速道路上の拠点都市マアッラト・ヌウマーン市、タマーニア町、ジャルジャナーズ町、ガドファ村、マアッルシューリーン村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、タッル・マンス村、マアッラト・スィーン村、バシーリーヤ村、ハザーリーン村、ブサンクール村灌木地帯、サラーキブ市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでヒーシュ村、シャイフ・ダーミス村、スィフヤーン村、ラカーヤー村、マアッルシューリーン村、タマーニア町、タフターヤー村、バスィーダー村、カフルサジュナ村、ジャルジャナーズ町、ガドファ村、マアッラト・ヌウマーン市、ダイル・シャルキー村、タッフ村に「樽爆弾」を投下し、タッル・マンス村で女児1人を含む3人が、マアッルシューリーン村で市民1人が死亡した。

またシリア軍は地上部隊が県内の戦闘地域を砲撃し、バシーリーヤ村で子供1人を含む3人が死亡した。

ロシア軍もタマーニア町、タッル・タルイー村、マアッラト・ハルマ村、タッフ村、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村、マアッルシューリーン村、ガドファ村、ジャルジャナーズ町を爆撃し、ダイル・ガルビー村で市民3人が死亡した。

ホワイト・ヘルメットによると、タッル・マンス村に対するロシア軍の爆撃では、ラフマ病院が標的となり、利用不能となったという。

一方、SANA(8月21日付)によると、シリア軍がタマーニア町とハマー県ムーリク市の間に位置するタッル・タルイー村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月21日付)によると、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室はハーン・シャイフーン市東に位置する戦略的要衝のタルイー丘一帯でシリア軍と激しく交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でICARDA一帯に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南西部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフル・ハラブ村一帯を爆撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県北東部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカッバーナ村一帯を爆撃した。

シャーム解放機構に近いイバー通信(8月21日付)によると、シリア軍とヒズブッラーがクバイナ丘に進軍、シャーム解放機構がこれを迎撃した。

同通信によると、この戦闘でシリア軍とヒズブッラー側は25人が死亡、60人あまりが負傷したという。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月21日付)もまた、クバイナ丘一帯で、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室の軍事筋の話として、同作戦司令室がシリア軍と激しく交戦したと伝えた。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月21日付)によると、シリア軍が、ムーリク市に近いトルコ軍の監視所(第9監視所)一帯に対して爆撃・砲撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(ラタキア県14件、アレッポ県11件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(イドリブ県5件、ハマー県3件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, August 21, 2019、ANHA, August 21, 2019、AP, August 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 21, 2019、Reuters, August 21, 2019、SANA, August 21, 2019、SOHR, August 21, 2019、UPI, August 21, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, August 21, 2019などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織「信者を煽れ」作戦司令室はフマイミーム航空基地を砲撃し、ロシア軍将官1人を殺害したと発表(2019年8月20日)

新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室は声明を出し、シリア駐留ロシア軍の司令部があるラタキア県のフマイミーム航空基地を砲撃し、ロシア軍将官1人を殺害したと発表した。

殺害したとされる将官はイドリブ県での戦闘を監督する任務についていたとのことだが、殺害の真偽は不明。

AFP, August 20, 2019、ANHA, August 20, 2019、AP, August 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2019、Reuters, August 20, 2019、SANA, August 20, 2019、SOHR, August 20, 2019、UPI, August 20, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアアザーズ市近郊(アレッポ県)でトルコ軍兵士1人を殺害したと発表(2019年8月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、18日にトルコ占領下のアアザーズ市近郊でトルコ軍の拠点複数カ所を2度にわたり攻撃し、トルコ軍兵士1人を殺害、3人を負傷させたと発表した。

一方、ANHA(8月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ城跡、マルアナーズ村を砲撃した。

AFP, August 20, 2019、ANHA, August 20, 2019、AP, August 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2019、Reuters, August 20, 2019、SANA, August 20, 2019、SOHR, August 20, 2019、UPI, August 20, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県への爆撃を続け、子供3人を含む市民5人が死亡(2019年8月20日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから111日目を迎えた8月20日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は95回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」70発を投下、ロシア軍も40回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は980発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より11人(民間人5人(うち女性0人、子供3人)、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて3,674人となった。

うち、950人が民間人(女性172人、子供240人を含む)、1,254人がシリア軍兵士、1,460人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルルーマー村、ハザーリーン村、ラカーヤー村、ヒーシュ村、タッル・タルイー村、マアッラト・ハルマ村、タッル・ジャアファル村、タッフ村、タマーニア町、バスィーダー村、ジャルジャナーズ町、タッル・マンス村、カフルサジュナ村、タフターヤー村、クファイル村、ジスル・シュグール市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでタマーニア町、ヒーシュ村、ラカーヤー村およびその一帯、ダイル・シャルキー村、ジャルジャナーズ町、ガドファ村、タッル・タルイー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もガドファ村、マアッラト・ヌウマーン市、ダイル・シャルキー村、タマーニア町、ヒーシュ村、カフルナブル市、スィフヤーン村、タッフ村、ブナイン村、アルマナーヤー村一帯、バスィーダー村を爆撃した。

これにより、ガドファ村で市民1人、ヒーシュ村で子供1人を含む2人、カフルナブル市で男性2人、マアッラト・ヌウマーン市で男性2人、ブナイン村で子供1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルハムラ村を砲撃し、子供1人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が同地を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(ラタキア県16件、アレッポ県15件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(イドリブ県1件、ハマー県5件)確認した。

AFP, August 20, 2019、ANHA, August 20, 2019、AP, August 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 20, 2019、Reuters, August 20, 2019、SANA, August 20, 2019、SOHR, August 20, 2019、UPI, August 20, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構、国民解放戦線などからなる反体制派はハマー県北部とイドリブ県ハーン・シャイフーン市から撤退、シリア軍は400平方キロメートルの地域を1日で制圧(2019年8月20日)

ステップ・ニュース(8月20日付)、シリア人権監視団などによると、シリア軍とロシアの支援を受ける民兵が、19日深夜から20日未明にかけてイドリブ県ハーン・シャイフーン市で反体制武装集団と激しく交戦、早朝までに同市を完全制圧した。

ハーン・シャイフーン市はM5高速道路沿いに位置する反体制武装集団の拠点都市。

シリア軍は19日、同市に進攻、北部と北東部の複数の街区を制圧していた。

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルコの支援を受ける国民解放戦線、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」のイッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室は、シリア軍による砲撃、シリア・ロシア両軍による爆撃を受けて、ハーン・シャイフーン市の放棄を決断、これを受けてシリア軍が同地を完全制圧した。

「必勝」作戦司令室はまた、ハーン・シャイフーン市以南に位置するカフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、ラハーヤー村、ラトミーン村、マアルカバ村など県北部一帯からも撤退した。

これにより、シリア政府は、緊張緩和地帯第1ゾーン内のハマー県北部の反体制派支配地域全域約400平方キロメートルを掌握した。

シリア政府が1日にこれだけの広大な地域を奪還するのは異例。

AFP, August 20, 2019、ANHA, August 20, 2019、AP, August 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2019、Reuters, August 20, 2019、SANA, August 20, 2019、SOHR, August 20, 2019、UPI, August 20, 2019などをもとに作成。

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ラッカ市、カーミシュリー市で北・東シリア自治局の治安部隊を狙った爆破事件が発生する一方、ラッカ県のシリア軍を拠点をダーイシュが襲撃(2019年8月18日)

ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(8月18日付)によると、北・東シリア自治局傘下のラッカ民政評議会所属の総合治安部隊のハファール・ジャマール司令官が乗った車が、ラッカ市内で何者かの襲撃を受け、ジャマール司令官が死亡、随行していた4人が負傷した。

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ラッカ県では、ジュルフ・ニュース(8月18日付)によると、県東部の砂漠地帯に設置されたシリア軍拠点2カ所が、ダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、兵士5人が死亡、数十人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(8月18日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府が共同支配するカーミシュリー市のアルバウィーヤ地区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民多数が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)によると、爆発はアルバウィーヤ地区の男子工業学校近くに設置されている北・東シリア自治局のアサーイシュの検問所を狙ったもので、隊員1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, August 18, 2019、ANHA, August 18, 2019、AP, August 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2019、Jurf News, August 18, 2019、Raqqa-sl, August 18, 2019、Reuters, August 18, 2019、SANA, August 18, 2019、SOHR, August 18, 2019、UPI, August 18, 2019などをもとに作成。

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トルコとその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2019年8月18日)

アレッポ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコとその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、マーリキーヤ村(いずれもアフリーン郡シャッラー村近郊)を砲撃した。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、アイン・ダクナ村、マンナグ村に対しても砲撃を行った。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、17日にトルコ占領下のアフリーン市、マーリア市近郊、アアザーズ市でシャーム自由人イスラーム運動、シャーム戦線などの検問所、拠点、車輌を攻撃し、6人を殺害したと発表した。

AFP, August 18, 2019、ANHA, August 18, 2019、AP, August 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2019、Reuters, August 18, 2019、SANA, August 18, 2019、SOHR, August 18, 2019、UPI, August 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍が反体制派の拠点都市ハーン・シャイフーン市に迫るなか、ロシア軍はホワイト・ヘルメットの救急チーム、ウマイヤ朝カリフの廟などを爆撃(2019年8月18日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから109日目を迎えた8月18日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は120回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」40発を投下、ロシア軍も65回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,500発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より101人(民間人4人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士35人、反体制武装集団戦闘員62人)増えて3,592人となった。

うち、945人が民間人(女性172人、子供237人を含む)、1,228人がシリア軍兵士、1,419人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が反体制派の拠点都市の一つハーン・シャイフーン市北西部に進攻し、反体制武装集団と激しく交戦した。

SANA(8月18日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、ハーン・シャイフーン市西方を新たに制圧した。

ムラースィルーン(8月18日付)によると、シリア軍が制圧したのはハーン・シャイフーン市西のナール丘。

一方、シャーム解放機構のアブー・ハーリド・シャーミー報道官は報道向け声明を出し、シリア軍がハーン・シャイフーン市内に突入したとの一部情報を否定、シャーム解放機構、国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室が、同市西のファキール村一帯でシリア軍、「イランの民兵」、「ロシアの民兵」と激しく交戦中だと発表した。

国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官(大尉)も、シリア軍をハーン・シャイフーン市西方の前線で撃退したと発表した。

なお、シリア人権監視団によると、シリア軍は戦闘機でハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村、タッル・タルイー村、カフルサジュナ村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ハルマ村、ハーミディーヤ村、タマーニア町、ヒーシュ村、ハーッス村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでシリア政府支配地域と反体制派支配地域の境界地帯に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もカフルサジュナ一帯、ダイル・シャルキー村、ハザーリーン村、ヒーシュ村、シャイフ・ダーミス村、ハーン・シャイフーン市、タッル・マンス村、ハーミディーヤ村、ハーッス村を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)によると、ロシア軍戦闘機はマアッラト・ヌウマーン市を爆撃した後、負傷者の救出に駆けつけたホワイト・ヘルメットの救急チームに対しても爆撃を加え、市民1人を殺害、隊員2人を負傷させたという。

ロシア軍はまたダイル・シャルキー村にあるウマル・ブン・アブドゥルアズィーズ(ウマイヤ朝第8代カリフ)の廟を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、ラハーヤー村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカッバーナ村一帯に「樽爆弾」を投下するとともに、地上部隊が同地を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(アレッポ県15件、イドリブ県2件、ラタキア県18件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を11件(イドリブ県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, August 18, 2019、ANHA, August 18, 2019、AP, August 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2019、Murasilun , August 18, 2019、Reuters, August 18, 2019、SANA, August 18, 2019、SOHR, August 18, 2019、UPI, August 18, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアアザーズ市(アレッポ県)で爆発が発生、トルコ軍と反体制派は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃(2019年8月17日)

アレッポ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、複数の死傷者が出た。

一方、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃した。

この砲撃で、砲弾3発がロシア軍が駐留している拠点1カ所にも着弾したという。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、タッル・リフアト市近郊のザイワーン村、タッル・マディーク村に対しても砲撃を行った。

これに対して、アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコの占領下にあるマーリア市近郊でトルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員3人を殺害、2人を負傷させたと発表した。

AFP, August 17, 2019、ANHA, August 17, 2019、AP, August 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2019、Reuters, August 17, 2019、SANA, August 17, 2019、SOHR, August 17, 2019、UPI, August 17, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県での爆撃・戦闘で106人が死亡(うち民間人33人)する一方、シリア軍はハーン・シャイフーン市近郊の2カ村を制圧(2019年8月17日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから108日目を迎えた8月17日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機・ヘリコプターによる爆撃回数(「樽爆弾」投下を含む)は135回を記録、ロシア軍も50回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は1,000発以上におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より106人(民間人33人(うち女性2人、子供7人)、シリア軍兵士9人、反体制武装集団戦闘員17人)増えて3,491人となった。

うち、941人が民間人(女性172人、子供236人を含む)、1,193人がシリア軍兵士、1,357人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、SANA(8月17日付)によると、シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、ハーン・シャイフーン市一帯地域を新たに制圧した。

シリア軍が新たに解放したのは、ウンム・ザイトゥーン、アービディーン村。

https://youtu.be/BvpshajwVJU

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがハーン・シャイフーン市、ラカーヤー村、ヒーシュ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、タッル・タルイー村、マアッラト・ハルマ村、マアッルシューリーン村、ダイル・シャルキー村、ハザーリーン村、タマーニア町、アーミリーヤ村、タッル・マンス村一帯を爆撃した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もマアッラト・ヌウマーン市一帯、カルサア村、ラカーヤー・サジュナ村、ウライニバ村、アービディーン村一帯、タッル・タルイー村、タマーニア町、カフルナブル市一帯、ハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村、ヒーシュ村を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機・ヘリコプターがラターミナ町を爆撃した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

ロシア軍がカッバーナ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(アレッポ県12件、イドリブ県4件、ラタキア県16件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(イドリブ県3件、ハマー県7件)確認した。

AFP, August 17, 2019、ANHA, August 17, 2019、AP, August 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 17, 2019、Reuters, August 17, 2019、SANA, August 17, 2019、SOHR, August 17, 2019、UPI, August 17, 2019などをもとに作成。

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スワイダー県でドゥルーズ派の反体制派がシリア軍、ヒズブッラーと交戦、ダルアー県では第4師団兵士2人殺害(2019年8月16日)

スワイダー県では、ドゥルーズ派宗徒からなる反体制組織のシャイフ・カラーマ軍団が、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/alkaramaa.99/)を通じて声明を出し、サルハド市近郊で、軍事治安局とヒズブッラーと交戦し、現場で押収した携帯電話や無線の記録から、スワイダー市内で地元の反体制武装集団のメンバーの暗殺を画策しているのを突き止めたと発表した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月16日付)によると、ナフジュ村でシリア軍第4師団の隊員2人が何者かの発砲を受け、死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月17日付)によると、アルマー町でシリア政府と反体制派の和解を推し進めてきた大モスクの説教師/礼拝指導者のマフムード・ダーギル氏が何者かに頭を撃たれて死亡した。

AFP, August 16, 2019、ANHA, August 16, 2019、AP, August 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2019、August 17, 2019、Reuters, August 16, 2019、SANA, August 16, 2019、SOHR, August 16, 2019、UPI, August 16, 2019などをもとに作成。

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