シリア軍と反体制武装集団がハマー県で砲撃戦(2019年2月27日)

ハマー県では、SANA(2月27日付)によると、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で活動する反体制武装集団がムハルダ市の火力発電所を砲撃した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市一帯の反体制武装集団の拠点に対して砲撃を行った。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月27日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がダルクーシュ市でダーイシュ(イスラーム国)のグループが拠点として使用していた民家に突入し、ダーイシュ・メンバー多数を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月27日付)によると、ティーム油田で送電線の復旧作業を行っていた電力公社の写真が、ダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に触れて、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県7件、ラタキア県3件、ハマー県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県6件、アレッポ県2件、ハマー県2件、ラタキア県2件)を確認した。

AFP, February 27, 2019、ANHA, February 27, 2019、AP, February 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2019、Reuters, February 27, 2019、SANA, February 27, 2019、UPI, February 27, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を爆撃、反体制派は無人航空機での攻撃を試みる一方、新興のアル=カーイダ系組織、シリアのアル=カーイダ、トルコの庇護を受けるアル=カーイダ系組織が反撃(2019年2月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、サラーキブ市を爆撃し、複数が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月26日付)によると、ハーン・シャイフーン市に対するシリア軍の攻撃で女性1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(2月26日付)によると、反体制武装集団がサフサーフィーヤ村を砲撃した。

これに対して、シリア軍はアトシャーン村一帯のシリア軍拠点に向かって飛来してきた反体制武装集団の無人航空機2機を撃墜した。

シリア軍はまた、フワイズ村でトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃したほか、カルアト・マディーク町、シャリーア村、ジャマーサ村方面に侵攻しようとした武装集団を撃退した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はカフルズィーター市、サフリーヤ村、サフル村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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アレッポ県では、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室が声明を出し、アレッポ市南のワリーダ村のシリア軍拠点を攻撃し、兵士14人を殺傷したと発表した。

また、シャーム自由人イスラーム運動も、アレッポ市南部のシュガイディラ・ダム一帯のシリア軍拠点を砲撃しているとする画像を公開した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月26日付)によると、西カラムーン地方ジッバ村でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に子供が触れて爆発、5歳から11歳の子供3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月26日付)によると県西部のシューラー村近郊でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に車が触れて爆発、住民1人が死亡した。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(イドリブ県5件、ラタキア県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を33件(イドリブ県18件、アレッポ県10件、ハマー県5件)を確認した。

AFP, February 26, 2019、ANHA, February 26, 2019、AP, February 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2019、al-Hayat, February 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2019、Reuters, February 26, 2019、SANA, February 26, 2019、UPI, February 26, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)で反体制派どうし(シャーム自由人イスラーム運動とハムザ師団)が交戦(2019年2月25日)

アレッポ県では、ANHA(2月25日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シャーム自由人イスラーム運動とハムザ師団のメンバーが、市内のバス発着場近くで交戦した。

ハムザ師団のメンバーの1人が、住民と口論の末、この住民を負傷させたことが発端で、この住民の友人・親戚だというシャーム自由人イスラーム運動のグループとハムザ師団の戦闘に発展したという。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県の反体制派支配地域を砲撃(2019年2月25日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月25日付)によると、シリ軍がカフルヌブーダ町、カルアト・マディーク町を砲撃し、女性1人と女児1人が死亡した。

シリア軍はこのほかにも、ジャナービラ村、タッル・タッル・フワーシュ村、ジャービリーヤ村、シャリーア村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はスカイラビーヤ市、ジューリーン村、サルハブ市、ムハルダ市、サフサーフィーヤ村を砲撃した。

一方、SANA(2月25日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がスカイラビーヤ市、ムハルダ市に着弾し、住民1人が死亡、7人が負傷した。

これに対して、バッザーム丘に展開するシリア軍はムーリク市一帯から潜入を試みたシャーム解放機構を迎撃したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、タウィール・ハリーブ村一帯を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月25日付)によると、シリア軍がフバイト村、ハーン・スブル村を砲撃し、4人が死亡した。

このほか、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(2月25日付)によると、シャーム解放機構MD連隊がアブー・ズフール町近郊の放棄された大隊基地に展開するシリア軍部隊を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、兵士8人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(ラタキア県1件、アレッポ県3件、イドリブ県7件)を確認した。

AFP, February 25, 2019、ANHA, February 25, 2019、AP, February 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2019、al-Hayat, February 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 25, 2019、Reuters, February 25, 2019、SANA, February 25, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, February 25, 2019、UPI, February 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の合同部隊がダイル・ザウル県南部で失踪、ダーイシュが要撃か?(2019年2月24日)

バーディヤ24(2月24日付)は、ロシア軍とシリア軍からなる合同部隊がダイル・ザウル県マヤーディーン市とT2(第2石油輸送ステーション)間で22日から失踪、シリア軍の別の部隊が遺体を発見したと伝えた。

失踪の理由は不明だが、ダーイシュ(イスラーム国)の要撃を受けたものと思われるという。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Badiya 24, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団とオリーブの怒り作戦司令室はトルコ占領下のアフリーン郡で反体制派を攻撃(2019年2月24日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にあるアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・ハイダル村・バースーファーン村間の街道で反体制武装集団が乗った車を爆破し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

またオリーブの怒り作戦司令室も声明を出し、シャッラーン町近郊のマシュアラ村にあるスルターン・ムラード師団の検問所を攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(2月24日付)が伝えた。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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ハマー県北部でダーイシュが残した地雷が爆発し、住民24人が死亡(2019年2月24日)

ハマー県では、SANA(2月24日付)によると、2018年初めにシリア政府の支配下に復帰したワーディー・アズィーブ(サラミーヤ市近郊)でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷に住民が触れて爆発、24人以上が死亡、多数が負傷した。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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イッザ軍がハマー県ザリーン検問所を米国製ミサイルで攻撃(2019年2月24日)

ハマー県では、SANA(2月24日付)によると、ラターミナ町で活動する反体制派が、ザリーン村一帯のシリア軍拠点を砲撃、シリア軍が応戦した。

一方、イッザ軍は、M.D連隊が米国製のTOW対戦車ミサイルでザリーン村のシリア軍検問所で「イランの民兵」が乗ったピックアップ・トラックを撃破したと発表、その映像を公開した。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県5件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(アレッポ県2件、ハマー県1件、イドリブ県6件、ラタキア県3件)を確認した。

AFP, February 24, 2019、ANHA, February 24, 2019、AP, February 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 24, 2019、al-Hayat, February 25, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 24, 2019、Reuters, February 24, 2019、SANA, February 24, 2019、UPI, February 24, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はアアザーズ市近郊でトルコの支援を受ける反体制武装集団の車輌を爆破(2019年2月23日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、22日にトルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のカルジャブリーン村近くで反体制武装集団の車輌を爆破したと発表した。

ANHA(2月23日付)が伝えた。

AFP, February 23, 2019、ANHA, February 23, 2019、AP, February 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Reuters, February 23, 2019、SANA, February 23, 2019、UPI, February 23, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュ・メンバーの家族が搬送されたハサカ県フール町の避難民キャンプで爆発が発生(2019年2月23日)

ハサカ県では、ANHA(2月23日付)によると、20日に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって「解放」されたダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの家族の第2陣約800人が、フール町にある避難民キャンプに到着した。

ANHAによると、22、23日の2日で到着した家族は2,800人に達するという。

しかし、フール町の避難民キャンプでは23日晩にプロパン・ガスの倉庫が爆発し、少なくとも14人が負傷した。

爆発の原因は明らかになっていないが、避難民の間では、「テロ細胞」の犯行で、ダーイシュ・戦闘員の家族がこれを支援しているとの噂が流れているという。

一方、SANA(2月23日付)によると、ハサカ市南のナスラート村近郊を走行中のトレーラーがダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けた地雷に触れて爆発、2人が負傷した。

AFP, February 23, 2019、ANHA, February 23, 2019、AP, February 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Reuters, February 23, 2019、SANA, February 23, 2019、UPI, February 23, 2019などをもとに作成。

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シリア軍と反体制派がハマー県、イドリブ県で交戦を続ける(2019年2月23日)

ハマー県では、SANA(2月23日付)によると、反体制武装集団がムハルダ火力発電所を砲撃し、物的被害が出た。

これに対して、シリア軍は、マアルカバ村一帯を移動するシャーム解放機構などの武装集団に砲撃を加えたほか、ラターミナ町一帯、カフルズィーター市、ムーリク市を砲撃した。

一方、ANHA(2月23日付)によると、シリア軍はラターミナ町一帯、ラハーヤー村、マアルカバ村、サフル村、フワイズ村を砲撃した。

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イドリブ県では、SANA(2月23日付)によると、シリア軍がフバイト村一帯にある反体制武装集団の拠点を砲撃、これを破壊した。

一方、ANHA(2月23日付)によると、シリア軍はスカイク村、フワイン村、タマーニア町一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ラタキア県6件、アレッポ県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を28件(アレッポ県6件、ハマー県3件、イドリブ県17件、ラタキア県2件)を確認した。

AFP, February 23, 2019、ANHA, February 23, 2019、AP, February 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 23, 2019、Reuters, February 23, 2019、SANA, February 23, 2019、UPI, February 23, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のシャッラー村(アレッポ県)でスルターン・ムラード師団の車列を爆破したと発表(2019年2月22日)

アフリーン解放軍団は声明で、トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン郡シャッラー村で20日、トルコの支援を受けるスルターン・ムラード師団の車列を爆破し、5人を負傷させたと発表した。

AFP, February 22, 2019、ANHA, February 22, 2019、AP, February 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Reuters, February 22, 2019、SANA, February 22, 2019、UPI, February 22, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県を激しく砲撃(2019年2月22日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はシャフルナーズ村、シャリーア村、ラターミナ町を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月22日付)によると、シリア軍はヒルバト・ナークース村、タッル・ワースィト村、ズィヤーラ町、ザイズーン村をロケット弾で砲撃、砲弾1発がザイズーン村に着弾し、住民複数人が死傷した。

これに対して、反体制武装集団は反撃し、ジューリーン村にあるシリア軍拠点を砲撃し、シリア軍兵士14人が死亡、22人が負傷したという。

これに関して、SANA(2月22日付)は、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がジューリーン村に着弾したと伝えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はサラーキブ市を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月22日付)によると、シリア軍はマアッラト・ヌウマーン市、サラーキブ市、ハーン・シャイフーン市、サルミーン市、フワイン村を激しく砲撃し、マアッラト・ヌウマーン市では子ども5人と女性1人が死亡した。

一方、SANA(2月22日付)によると、シリア軍はサラーキブ市東部一帯にあるシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県4件、アレッポ県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を43件(アレッポ県42件、ハマー県2件、イドリブ県4件、ラタキア県3件)を確認した。

AFP, February 22, 2019、ANHA, February 22, 2019、AP, February 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 22, 2019、al-Hayat, February 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 22, 2019、Reuters, February 22, 2019、SANA, February 22, 2019、UPI, February 22, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は避難民キャンプで帰宅を求めるシャアファ村住民に発砲、複数が負傷(2019年2月21日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(2月21日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ブクアーン村近郊にある避難民キャンプで、帰宅を求めてデモを行ったシャフア村の住民に対して発砲、複数人が負傷した。

AFP, February 21, 2019、ANHA, February 21, 2019、AP, February 21, 2019、Dayr al-Zawr 24, February 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2019、al-Hayat, February 22, 2019、Reuters, February 21, 2019、SANA, February 21, 2019、UPI, February 21, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部でウマル油田職員が乗った車を爆破、15人を殺害(2019年2月21日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にあるシュハイル村で、ウマル油田から帰宅する途中の職員を乗せた車近くで、爆弾を仕掛けた車を爆発させた。

この爆発により、少なくとも15人が死亡した。

AFP, February 21, 2019、ANHA, February 21, 2019、AP, February 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2019、al-Hayat, February 22, 2019、Reuters, February 21, 2019、SANA, February 21, 2019、UPI, February 21, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市、ガンドゥール町で爆発が発生、アフリーン解放軍団が攻撃を敢行したと発表(2019年2月21日)

アレッポ県では、ANHA(2月21日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡の中心都市アフリーン市のヴィーラート通りで大きな爆発があった。

爆発は、トルコの支援を受ける反体制武装集団(国民軍)が観閲式を行っている最中に発生した。

 

この爆発に関して、人民防衛隊(YPG)に近いアフリーン解放軍団が声明を出し、爆弾を仕掛けた車を爆発させたことを認めた。

アフリーン解放軍団によると、この攻撃で、反体制武装集団戦闘員25人を殺害、トルコの諜報機関メンバー4人を含む36人を負傷させたと発表した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月21日付)によると、この爆発で男性1人と女児1人が死亡、19人が負傷したという。

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また、トルコ占領下のジャラーブルス市西のガンドゥーラ町でも、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、トルコ軍兵士3人、シャーム戦線の戦闘員3人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月21日付)によると、爆発は、治安部隊が爆発物を撤去しようとした際に発生したという。

この事件に関しても、アフリーン解放軍団が22日に声明を出し、爆弾を仕掛けた車を爆発させたことを認めた。

声明によると、この攻撃で「アアザーズ治安局」を名のる反体制武装集団の治安部隊メンバー4人とトルコの諜報機関メンバー4人を殺害したという。

ANHA, February 21, 2019

AFP, February 21, 2019、ANHA, February 21, 2019、AP, February 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2019、February 22, 2019、al-Hayat, February 22, 2019、Reuters, February 21, 2019、SANA, February 21, 2019、UPI, February 21, 2019などをもとに作成。

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反体制武装集団がアレッポ市北のザフラー町を砲撃(2019年2月21日)

アレッポ県では、SANA(2月21日付)によると、反体制武装集団が売った迫撃砲弾複数発が、アレッポ県北部のザフラー町に着弾した。

死傷者は出なかったが、民家などが被害を受けた。

ザフラー町はヌッブル市とともに12イマーム派(シーア派)住民が多く住む。

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ハマー県では、SANA(2月21日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町、ジスル・バイト・ラース村、フワイズ村、シャリーア村にある反体制武装集団の拠点を重点的に砲撃した。

シリア軍はまた、ワーディー・ダウラート方面からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月21日付)によると、シャーム軍がラターミナ町一帯でシリア軍の部隊を撃退したという。

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サウト・アースィマ(2月21日付)は、ダマスカス県内にある政治治安局の検問所で2週間前に拘束された40歳代の男性が死亡、遺体が家族に引き渡されたと伝えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県2件、ラタキア県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を29件(アレッポ県17件、ラタキア県5件、イドリブ県7件)を確認した。

AFP, February 21, 2019、ANHA, February 21, 2019、AP, February 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2019、al-Hayat, February 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2019、Reuters, February 21, 2019、SANA, February 21, 2019、Sawt al-‘Asima, February 21, 2019、UPI, February 21, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のアリーマ町(アレッポ県)近郊の村々をトルコの支援を受ける反体制武装集団が砲撃(2019年2月20日)

アレッポ県では、ANHA(2月21日付)によると、北・東シリア自治局支配下のアリーマ町近郊のクール・ユフーク村、クルト・ワイラーン村(シャイフ・ナースィル村)、カーウカリー村を、反体制武装集団が砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会は、クルト・ワイラーン村(シャイフ・ナースィル村)で反体制武装集団と交戦した。

トルコの占領地域に隣接するアリーマ町一帯ではロシア軍憲兵隊がパトロール活動を行っている。

AFP, February 21, 2019、ANHA, February 21, 2019、AP, February 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2019、al-Hayat, February 22, 2019、Reuters, February 21, 2019、SANA, February 21, 2019、UPI, February 21, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコの占領地域でハムザ師団と交戦(2019年2月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、17日にアフリーン市近郊のバースータ村・カルズィーラ村間の地域でハムザ師団と交戦し、戦闘員3人を殺害したと発表した。

一方、ANHA(2月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はシーラーワー町近郊のスーガーニカ村を砲撃し、住民4人が負傷した。

このほか、トルコの支援を受ける反体制武装集団はバーブ市東部のカーウカリー村を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会がこれに応戦、交戦した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月20日付)によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、同国の支援を受ける国民軍と憲兵隊が麻薬密輸業者の摘発を行った。

AFP, February 20, 2019、ANHA, February 20, 2019、AP, February 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2019、al-Hayat, February 21, 2019、Reuters, February 20, 2019、SANA, February 20, 2019、UPI, February 20, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部にあるダーイシュ最後の支配地からダーイシュ・メンバーの家族ら1,200人あまりを「解放」(2019年2月20日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月20日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村でダーイシュによって退去を禁じられてきた住民約1,200人を新たに「解放」した。

解放された住民は貨物トラック15台に分乗し、バーグーズ村から移送された。

いずれもダーイシュによって「人間の盾」として利用されてきた人々で、そのほとんどがダーイシュ戦闘員の家族で、負傷している者もいるという。

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『ハヤート』(2月22日付)は、イラク軍の複数の情報筋の話として、ダイル・ザウル県バーグーズ村で活動を続けていたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と身柄の投降に関する合意を交わし、150人以上が20日晩に投降した、と伝えた。

投降した戦闘員のほとんどはイラク人。

合意では、500人以上がシリア民主軍に投降する予定だという。

同紙によると、バーグーズ村には依然として戦闘員400人ほどが籠城を続けているという。

有志連合の報道官を務める米軍のショーン・ライアン大佐は、シリア民主軍がバーグーズ村に留まっていた「民間人」の退去についてダーイシュと交渉してきたことを認めたが、シリア民主軍からの正式な発表はない。

AFP, February 20, 2019、ANHA, February 20, 2019、AP, February 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2019、al-Hayat, February 21, 2019、February 22, 2019、Reuters, February 20, 2019、SANA, February 20, 2019、UPI, February 20, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県でシャーム解放機構の拠点を砲撃(2019年2月20日)

ハマー県では、SANA(2月20日付)によると、シリア軍がズィヤーラ町、カブル・フィッダ村、シャリーア村でシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、アルバイーン村一帯からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を迎撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月20日付)によると、シリア軍の砲撃はラターミナ町一帯以外では行われなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県2件、イドリブ県1件、ラタキア県3件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(アレッポ県14件、ラタキア県1件、ハマー県4件)を確認した。

AFP, February 20, 2019、ANHA, February 20, 2019、AP, February 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2019、al-Hayat, February 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2019、Reuters, February 20, 2019、SANA, February 20, 2019、UPI, February 20, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部で一家全員を処刑(2019年2月19日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(2月19日付)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)最後の支配であるバーグーズ村で住民と思われる一家全員を処刑したと伝え、遺体の映像を公開した。

遺体には、10歳に満たない子ども、乳幼児、その母親が写されており、遺体には銃で撃たれた傷が見られる。

一家はダーイシュとの関係を疑われて殺害されたと思われるという。

一方、ANHA(2月19日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村のダーイシュ(イスラーム国)の支配地に閉じ込められていた住民多数を新たに解放した。

AFP, February 19, 2019、ANHA, February 19, 2019、AP, February 19, 2019、Dayr al-Zawr 24, February 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2019、al-Hayat, February 20, 2019、Reuters, February 19, 2019、SANA, February 19, 2019、UPI, February 19, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県の反体制派支配地域への砲撃を続ける(2019年2月19日)

ハマー県では、SANA(2月19日付)によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村、ジャナービラ村、サフル丘にある反体制武装集団拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ズィヤーラ町一帯でトルキスタン・イスラーム党の拠点を重点的に攻撃、これを破壊した。

一方、イッザ軍のマナーフ・マアッラーティー司令官(大尉)は報道向け声明を出し、県北部のシリア軍検問所を攻撃し、兵士多数を殺害したと発表した。

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イドリブ県では、SANA(2月19日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市一帯の反体制武装集団の拠点を攻撃、これを破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市、サフル村(サフル丘)を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(2月19日付)によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市を砲撃し、住民5人が死亡したという。

さらに、マアッラト・ヌウマーン市に対しても砲撃があり、住民2人が負傷したという。

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ダルアー県では、南部連隊が、ウンム・ワラド村にあるバアス党の本部の入口に爆弾を仕掛け爆発させたと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県4件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を20件(ラタキア県2件、アレッポ県9件、イドリブ県9件)を確認した。

AFP, February 19, 2019、ANHA, February 19, 2019、AP, February 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2019、al-Hayat, February 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2019、Reuters, February 19, 2019、SANA, February 19, 2019、UPI, February 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領地域と北・東シリア自治局支配地域の境界地帯で偵察任務にあたっていたロシア軍無人航空機が何者かによって撃墜される(2019年2月18日)

アレッポ県では、ヒエラポリス(2月17日付)によると、バーブ市近郊(アリーマ町近郊)でロシア軍の無人偵察機が何者かによって撃墜された。

この無人航空機は、トルコ占領地域と北・東シリア自治局支配地域の境界地帯で偵察任務にあたっていた。

AFP, February 18, 2019、ANHA, February 18, 2019、AP, February 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2019、al-Hayat, February 19, 2019、Hierapolis, February 18, 2019、Reuters, February 18, 2019、SANA, February 18, 2019、UPI, February 18, 2019などをもとに作成。

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トルコ国防省はアフリーン郡(アレッポ県)にあるスルターン・ムラード師団の拠点で起きた爆発で、トルコ軍兵士1人が戦死したと発表(2019年2月18日)

トルコ国防省は声明を出し、アレッポ県アフリーン郡シャッラーン区にあるスルターン・ムラード師団の拠点で起きた爆発で、トルコ軍兵士1人が戦死したと発表した。

アナトリア通信(2月18日付)が伝えた。

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アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアフリーン郡各所で反体制武装集団に対して3回の攻撃を行ったと発表した。

攻撃は、ブルブル町近郊でトルコ軍のパトロール部隊、ジンディールス町近郊のヌールッディーン・ザンキー運動の本部前、カルジャブリーン村近郊のシャーム戦線の本部近くで時限爆弾を使用して行われ、多数の戦闘員を殺傷したという。

ANHA(2月18日付)と伝えた。

AFP, February 18, 2019、Anadolu Ajansı, February 18, 2019、ANHA, February 18, 2019、AP, February 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2019、al-Hayat, February 19, 2019、Reuters, February 18, 2019、SANA, February 18, 2019、UPI, February 18, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の拠点都市イドリブ市で爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発し、少なくとも15人が死亡(2019年2月18日)

イドリブ県では、ANHA(2月18日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握しているイドリブ市で爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発し、少なくとも15人が死亡、30人以上が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月18日付)によると、爆発はイドリブ市クスール地区のシリア赤新月社の本部近くで、約1分間隔で起こった。


AFP, February 18, 2019、ANHA, February 18, 2019、AP, February 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2019、al-Hayat, February 19, 2019、Reuters, February 18, 2019、SANA, February 18, 2019、UPI, February 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県の反体制派支配地域を砲撃(2019年2月18日)

ハマー県では、SANA(2月18日付)によると、シリア政府の支配下にあるシャイザル町に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民2人が死亡、複数人が負傷した。

反体制武装集団はまた、スカイラビーヤ市にも砲撃を加え、住民2人が負傷した。

これに対して、シリア軍は応戦し、反体制武装集団の拠点を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ダイル・サンバル村、ビダーマー町一帯からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を迎撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市、タマーニア町、タッル・タルイー村、マアッラト・ヌウマーン市、ナージヤ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を31件(ラタキア県14件、アレッポ県9件、ハマー県7件、イドリブ県1件)を確認した。

AFP, February 18, 2019、ANHA, February 18, 2019、AP, February 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2019、al-Hayat, February 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2019、Reuters, February 18, 2019、SANA, February 18, 2019、UPI, February 18, 2019などをもとに作成。

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2012年末以降のシリアでの化学兵器使用回数は336回、うち98%はシリア軍とロシアの支援を受ける「虎部隊」などの親政権民兵によるもの(2019年2月17日)

『ワシントン・ポスト』(2月17日付)は、「虎」の愛称で知られ、ロシア軍の支援を受け、各地でダーイシュ(イスラーム国)や反体制武装集団の掃討戦を主導してきたスハイル・ハサン准将の部隊、通称「虎部隊」が化学兵器を保有し、それを使用してきたと報じた。

同紙は、ドイツのグローバル公共政策研究所(GPPI)の調査結果に基づき、シリアではGPPIがが分析を開始した2012年12月23日以降、神経ガスや塩素ガスなどの化学兵器の使用が336回確認されているとしたうえで、このうちの98%シリア軍と親政権民兵によるもので、そのなかにハサン准将が指揮する「虎部隊」も含まれていると指摘した。

AFP, February 19, 2019、ANHA, February 19, 2019、AP, February 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2019、al-Hayat, February 20, 2019、Reuters, February 19, 2019、SANA, February 19, 2019、UPI, February 19, 2019、The Washington Post, February 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡(アレッポ県)を砲撃(2019年2月17日)

アレッポ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡シーラーワー町近郊のスーガーニカ村、バイナ村を砲撃した。

また、シャッラー村では、スルターン・ムラード師団の司令部前で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、複数の戦闘員が死傷した。

AFP, February 17, 2019、ANHA, February 17, 2019、AP, February 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2019、al-Hayat, February 18, 2019、Reuters, February 17, 2019、SANA, February 17, 2019、UPI, February 17, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県への砲撃を続ける(2019年2月17日)

イドリブ県では、SANA(2月17日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市一帯の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はタッルアース村、ジャズラーヤー村、ザンマール町、タウィール・ハリーブ村県東部の無人の大隊基地を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)によると、ハーン・シャイフーン市に対するシリア軍の砲撃で避難民の女性1人が死亡、マアッラト・ヌウマーン市でも女性1人が重傷を負ったという。

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ハマー県では、SANA(2月17日付)によると、シリア軍がラターミナ町一帯にあるイッザ大隊(イッザ軍)の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ジャイサート村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はジャナービラ村、カフルヌブーダ町、ジャイサート村、カルアト・マディーク町を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカーなど(2月17日付)によると、ティーム油田近くで爆発が発生し、シリア軍兵士多数が死傷した。

爆発の原因は不明。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県1件、ハマー県4件、ラタキア県1件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(ハマー県9件、アレッポ県5件、イドリブ県3件)を確認した。

AFP, February 17, 2019、ANHA, February 17, 2019、AP, February 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2019、al-Hayat, February 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 17, 2019、Reuters, February 17, 2019、SANA, February 17, 2019、UPI, February 17, 2019などをもとに作成。

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