アサド前大統領の生地カルダーハ市(ラタキア県)で大統領の親戚の民兵とシリア軍が激しく交戦(2018年6月5日)

ダマス・ポスト(6月5日付)やマジェスティ・ニュース(6月5日付)など親政権サイトは、ハーフィズ・アサド前大統領の生地であるラタキア県カルダーハ市で、シリア軍と、アサド大統領の親戚のジャアファル・シャーリーシュ氏が率いる民兵が激しく交戦したと伝えた。

戦闘は、シャーリーシュ氏の民兵が「治安作戦」と称て、アイマン・ジャービル氏が率いる民兵組織「砂漠の鷹旅団」や「海洋特殊部隊」の拠点を襲撃し、車などを略奪、刑事治安局調査課長を負傷させたことを機に発生、双方合わせて数十人の死傷者が出たという。

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、DamasPost, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Majesty News , June 5, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県南西部で「抑圧者撃退」作戦司令室とダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が交戦(2018年6月5日)

ダルアー県では、「抑圧者撃退」作戦司令室が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍がハイト村近郊に進攻、反体制派がこれを撃破したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月5日付)が伝えた。

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イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(6月5日付)によると、シャーム解放機構がサルキーン市南部のカフル・ヒンド村でダーイシュ(イスラーム国)の基地を発見し、戦闘員25人以上を殲滅した。

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, June 5, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市でYPG主体のシリア民主軍の拠点を狙った攻撃が相次ぐ(2018年6月5日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ラッカ県ラッカ市の技師組合に設置されたシリア民主軍の軍事拠点をダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団が襲撃、シリア民主軍がこれに応戦し、戦闘員4人を殺害した。

戦闘ではシリア民主軍の戦闘員1人が負傷したという。

広報センターはまた別の声明で、ラッカ市パノラマ交差点にあるシリア民主軍の検問所に対して戦闘員1人がバイクで特攻、自爆したと発表した。

これによりシリア民主軍の戦闘員1人が重傷を負った。

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はイラク国境の2カ村、3農場をダーイシュから奪取(2018年6月5日)

ハサカ県では、ANHA(6月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、ダシーシャ村、ファッカ村、近郊の3つの農場を制圧、対イラク国境の安全を確保した。

ANHA, June 5, 2018

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県南西部に進攻しようとしたシャーム解放機構を撃破(2018年6月5日)

アレッポ県では、SANA(6月5日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、県南西部のハーン・トゥーマーン村一帯の軍事拠点を攻撃しようとしたシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を撃退した。

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はブーカマール市とマヤーディーン市を結ぶ街道(ダイルザウル県南東部)を一時遮断したダーイシュを撃破(2018年6月5日)

ダイル・ザウル県では、SANA(6月5日付)によると、シリア軍が同盟部隊とともに、県南東部ユーフラテス川西岸(右岸)のジャラー村、ハスラート村、サイヤール村一帯に3日と4日に潜入したダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

Wikipedia, June 5, 2018

一方、シリア人権監視団によると、同地での戦闘で、シリア軍兵士45人、ダーイシュ戦闘員26人が死亡、ダーイシュは(一時)ブーカマール市とマヤーディーン市を結ぶ街道を遮断した。

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はハサカ県南東部の村を爆撃し、女性や子供ら10人を殺害(2018年6月5日)

ハサカ県では、SANA(6月5日付)、『ハヤート』(6月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦(「ジャズィーラの嵐」作戦第2段階)を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を航空支援する米主導の有志連合が県南部のジャザーア村を爆撃し、女性と子供を含む住民10人(『ハヤート』によると11人)を殺害した。

SANA, June 5, 2018

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュが米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯を攻撃(2018年6月4日)

米主導の有志連合の支援を受ける革命特殊任務軍は声明を出し、米国の実質占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯に進攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦、これを撃退したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月5日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018

AFP, June 5, 2018、ANHA, June 5, 2018、AP, June 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 5, 2018、al-Hayat, June 6, 2018、Reuters, June 5, 2018、SANA, June 5, 2018、UPI, June 5, 2018などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市にあるシリア民主軍の基地で爆発が発生か?(2018年6月4日)

ラッカ県では、アナトリア通信(6月4日付)によると、アイン・イーサー市にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が進駐する第93旅団基地で爆発が起き、戦闘員4人が死亡、多数が負傷した。

複数の地元消息筋によると、爆発は爆弾を積んだ車によるものだという。

しかしシリア民主軍は過去2日間にわたり、基地への攻撃を行われていないと発表し、これを否定した。

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ハサカ県では、ANHA(6月4日付)によると、トルコ軍がセレ・カニ(ラアス・アイン)市東部のマハッタ地区の民家を砲撃し、住民複数人が負傷した。

AFP, June 4, 2018、Anadolu Ajansı, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川左岸でYPG主体のシリア民主軍からバーグーズ村を奪還、右岸でシリア軍拠点複数カ所を制圧(2018年6月4日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月4日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)が県南部のユーフラテス川左岸(東岸)で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、バーグーズ村を奪還した。

ダーイシュはまた、ユーフラテス川右岸(西岸)のシャアファ村、ハスラート村、ラマーディー村、バクアーン村一帯にあるシリア軍を襲撃し、複数拠点を制圧した。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は「ジャズィーラの嵐」作戦の一環としてハサカ県南東部のダーイシュ掃討を目的とした作戦を開始、有志連合、イラク軍がこれを支援(2018年6月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライラウィー・アブドゥッラー報道官は声明を出し、5月1日に再開した「ジャズィーラの嵐」作戦(第2段階)の一環として、ハサカ県南東部のダシーシャ村一帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とした作戦を開始したと発表した。

ANHA(6月4日付)によると、作戦第2段階は午前8時に開始された。

syria.liveuamap.com, June 4, 2018

作戦開始は、ダイル・ザウル件南東部のバーグーズ村一帯からダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了したことを受けたもの。

米中央軍(CENTCOM)も、シリア民主軍がダーイシュに対する掃討作戦(Operation Roundup)の第2段階を開始したと発表した。

この作戦で、シリア民主軍は、米主導の有志連合、イラク空軍・砲兵部隊の爆撃・砲撃の支援を受けるとともに、イラク軍がイラク領内へのダーイシュ戦闘員の逃走を阻止するための活動を行っているという。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、CENTCOM, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍はイラク人民動員隊の支援を受け、ダイル・ザウル県南東部国境地帯の村々を制圧(2018年6月3日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、イラク人民動員隊の支援を受け、県南東部の国境地帯に位置するバーグーズ村をはじめとする複数カ村を制圧した。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸のシリア軍拠点への攻撃を強めるなか、イラン・イスラーム革命防衛隊はベイルートとテヘランを結ぶ幹線道路の安全を確保するため増援部隊を派遣(2018年6月3日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市郊外の砂漠地帯、ジャラー渓谷、サーリヒーヤ村(サーリヒーヤト・ブーカマール村)、ドゥワイル村一帯にあるシリア軍および親政権民兵の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・戦闘員複数人を殺傷した。

一方、SANA(6月3日付)によると、シリア軍がブーカマール市近郊(ユーフラテス川西岸)のハスラート村、サイヤール村、ジャラー村、アッバース村に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

こうしたなか、『ハヤート』(6月4日付)によると、ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸の砂漠地帯にイラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵の増援部隊が派遣された。

増援部隊の派遣は、レバノンの首都ベイルートとイランの首都テヘランを結ぶシリア領内の完全道路の安全を確保するのが狙いだという。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はハサカ県を爆撃し、1人死亡(2018年6月3日)

ハサカ県では、SANA(6月3日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)などが地元住民の話として伝えたによると、米主導の有志連合が県南部のハサン・アリー村などを爆撃し、住民1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ治安部隊アサーイシュがカーミシュリー市、ハサカ市などYPGへの従軍を拒否する若者200人以上を拘束(2018年6月3日)

ハサカ県では、シリア部族最高評議会のマダッル・ハマード・アスアド報道官によると、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュがカーミシュリー市、ハサカ市などで1日から2日にかけて、人民防衛隊(YPG)への従軍を忌避する若者200人以上を拘束した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)が伝えた。

一方、ANHA(6月3日付)によると、トルコ軍がセレ・カニ(ラアス・アイン)市の穀物サイロ、ジャーン・タマル村に対して発砲した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市中心に位置する「アザーディー広場」と市北部のマフムーディーヤ地区でトルコの占領や反体制武装集団の犯罪行為に抗議するデモが発生し、住民数十人が参加した。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織がラタキア県北部のシリア軍拠点を攻撃(2018年6月2日)

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)によると、自由人軍が県北部のアルド・ワター村にあるシリア軍拠点を奇襲した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、この攻撃は新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンの特攻自爆戦闘員(インギマースィー)による自爆攻撃だったという。

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イドリブ県では、SANA(6月2日付)によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団の包囲下にあるカファルヤー町、フーア市に対して、武装集団が発砲し、住民1人が死亡、子供1人が負傷した。

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、Jun 3, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐるロシア、米、ヨルダン、イランの合意にイスラエルが反発する一方、イランはシリア北部(ロジャヴァ支配地域やラタキア県北部)でのロシアとトルコの取引に疑義(2018年6月2日)

『ハヤート』(6月3日付)は、シリア南部(ダルアー県、クナイトラ県)の反体制武装集団支配地域の処遇をめぐるロシア、英国、ヨルダン、そしてイスラエルの折衝にイランが前向きな姿勢を示すなか、アレッポ県タッル・リフアト市一帯の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配地域やラタキア県北部の反体制武装集団の支配地域の処遇をめぐるロシアとトルコの取引にイランが反発を強めていると伝えた。

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シリア南部の反体制武装集団の処遇をめぐっては、イラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵、そしてレバノンのヒズブッラーをイスラエル占領下のゴラン高原一帯から撤退させること、シリア軍部隊を同地に展開させること、ナスィーブ国境通行所をシリア政府と反体制武装集団の共同管理下に置き開放することなどで、ロシア、米国、ヨルダンが原則合意に至っている。

これに関して、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、「関係当時国はイランの部隊をシリア南西部から退去させることで合意した…。たとえこの合意が今実施されないとしても、近い将来実施されるだろう」と述べた。

また、イランのアリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長は、シリア国内に進駐するイランの部隊が軍事顧問であり、シリア政府の要請を受けた正当なものだと改めて主張しつつも、「イランの顧問団はシリア南部での軍事作戦において役割を担わない」と述べた。

そのうえで「シリア・ヨルダン国境からテロリストを掃討し、シリア軍による同地域の制圧を後押しするロシアの取り組みを支持する」と強調した。

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なお、イスラエルは、シリア領内全域からイランの部隊を撤退させることを迫っている。

イスラエルのチャンネル10(6月2日付)は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が米国のマイク・ポンペオ国務長官と電話会談に関して、シリア情勢、とりわけシリア南部の処遇をめぐって意見を交わした。

この会談で、ネタニヤフ首相は、イランの部隊がシリア全土から撤退しない限り、シリア政府軍がシリア南部に展開することに反対するとの意向を伝えたという。

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一方、シリア北部をめぐって、ロシアとトルコは、タッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域を、トルコが支援する反体制武装集団に引き渡すこと、これを条件にシャーム解放機構や新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーンなどの反体制武装集団がラタキア県北部やイドリブ県北西部から撤退することで決着したという。

反体制武装集団の撤退が計画されているのは、イドリブ県のジスル・シュグール市、ガーブ平原、そしてラタキア県北部を結ぶ三角地帯。

この合意は、シリア駐留ロシア軍司令部に設置されているラタキア県フマイミーム航空基地に対する無人航空機(ドゥローン)を用いた空爆未遂事件が頻発していることを受けたもので、ロシアはこうした攻撃を回避したい意向を持っていた。

また、トルコは、アフリーン郡に続いて、アレッポ県に残存するロジャヴァの「飛び地」の掌握を狙っていた。

タッル・リフアト市には、シリア軍第4師団、共和国護衛隊が、ロシア憲兵隊に代わって、今年2月以降進駐している。

だが、12イマーム派が住むヌッブル市、ザフラー町を囲むかたちで拡がるタッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域をトルコ側に引き渡すことにイランは反発を強めているという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)によると、サフワ村で1日夜から2日見目にかけて、住民や戦闘員合わせて数十人がシリア政府との和解に反対するデモを行った。

こうしたなか、シリア政府との和解交渉を行う反体制派側の和解委員会のメンバー3人がムサイフラ町と東ガーリヤ村を結ぶ街道に何者かによって襲撃され、死亡した。

al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、Channel 10, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市内でオートバイに乗った何者かが住民に向けて手榴弾を投げつける(2018年6月2日)

ラッカ県では、ANHA(6月2日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のラッカ市中心街のサイフ・ダウラ通りで、オートバイに乗った何者かが、住民に向けて手榴弾を投げつけた。

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市で反体制武装集団の退去を求めるデモ(2018年6月1日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)によると、トルコの実質占領下にあるジャラーブルス市で、住民や活動家数十人が金曜日の集団礼拝後にデモを行い、反体制武装集団どうしの戦闘に抗議、市内からの退去を求めた。

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一方、ANHA(6月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)は公式サイトを通じて、YPGと女性防衛隊(YPJ)が5月30日から31日にかけて、アレッポ県アフリーン郡にあるトルコ軍とその支援を受ける「傭兵」(反体制武装集団)の拠点複数カ所を攻撃、兵士・戦闘員複数人を殺傷したと発表した。

YPGによると、30日の攻撃は、シャッラー村近郊のクール・タクラーク村のトルコ軍拠点に対して行われ、トルコ軍兵士2人を殺害、31日の攻撃は、アフリーン市東部のミーリミーン村にある武装集団拠点に対して行われ、トルコ軍兵士と戦闘員多数を殺傷したという。

この戦闘で、YPG側も3人が死亡したという。

AFP, June 1, 2018、ANHA, June 1, 2018、AP, June 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2018、al-Hayat, June 2, 2018、Reuters, June 1, 2018、SANA, June 1, 2018、UPI, June 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県でドローンを使用し、ダーイシュ幹部を殺害(2018年5月31日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(6月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が無人航空機(ドローン)を使用して、県南東部でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を爆撃し、乗っていた司令官1人を殺害した。

一方、複数の消息筋によると、県南東部でダーイシュがシリア民主軍の拠点複数カ所を襲撃、これを制圧した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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対トルコ国境のジャラーブルス市(アレッポ県)でトルコの支援を受けるシャーム自由人イスラーム運動と北部戦線などの武装集団が交戦するなか、同市とイドリブ県アリーハ市で爆発が発生(2018年5月31日)

アレッポ県では、『ハヤート』(6月1日付)やドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、トルコの実質占領下にあるユーフラテス川右岸の国境の町ジャラーブルス市で30日夜、トルコの支援を受ける反体制武装集団どうしが衝突、交戦した。

戦闘は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動と、北部旅団、東部自由人連合、スルターン・ムラード師団の3組織の間で行われ、トルコ軍が介入を試みたが失敗に終わった。

ドゥラル・シャーミーヤによると、戦闘は、トルコからアレッポ県ジャラーブルス市を経由してマンビジュ市に向かう乗合タクシー(セルヴィス)の処遇に端を発するもので、シャーム自由人イスラーム運動が北部旅団のメンバー4人を拘束したことをきっかけに激化したという。

両者の交戦を受け、東部獅子連合とスルターン・ムラード師団が停戦を試みたが、シャーム自由人イスラーム運動の発砲を受け、北部師団側について戦闘に参加した。

なお戦闘により、住民3人が巻き添えとなり死亡、20人以上が負傷した。

また市内では、戦闘に抗議するゼネストが発生したという。

一方、ANHA(5月31日付)によると、ジャラーブルス市で、爆弾が仕掛けられたバイクが爆発し、住民1人が死亡、多数が負傷した。

ANHA, May 31, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるアリーハー市のマイダーン地区で激しい爆発が発生し、ビル1棟が倒壊、子供3人が死亡、5人が負傷した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室はダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、アサド政権との戦闘と解放を約束(2018年5月31日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室が無人航空機(ドローン)を使用し、ダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、「アサドの悪党どもの不正と抑圧からあなたたちを守り、あなたたちを解放する」と訴えた。

ビラには「我々は自由シリア軍で、安全な祖国とより良い未来のために行動している」と書かれている。

al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018

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クナイトラ県では、SANA(5月29日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団が、ジャッバー村やバアス市西方の村落を砲撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、28日に結成された国民解放戦線が声明を出し、トルコマン山(ズィヤーラ村一帯)でシリア軍を襲撃し、二つの部隊を殲滅したと発表した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(6月1日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊が、アレッポ市とハナースィル市を結ぶ街道で、政治治安部アレッポ市局長のスーマル・ザイダーン中佐を殺害したと発表した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構はメンバーにダルアー県へのシリア軍の進攻に備えるよう指示(2018年5月30日)

ダルアー県では、「堅固な建造物」作戦司令室を主導し、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のダルアー県の総司令官アブー・ジャービル・シャーミー氏が声明を出し、「シリア軍とその同盟者による攻撃に対抗するため備えよ」と指示した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)が伝えた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がダーナー市にあるレストラン近くに爆弾を仕掛け爆発させようとしたダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を殺害した。

爆弾を爆発させようとしていたメンバーのうち3人は逃走したという。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスバイハーン市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍および親民兵の拠点を襲撃した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市各所で若者の徴兵や住民の恣意的対する抗議デモが発生(2018年5月30日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、ラッカ市の、アビー・ブン・カアブ通り、マシュラブ地区、ルマイラ地区などで、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の退去を求めるデモが発生した。

デモは、シリア民主軍への若者の徴兵や住民の恣意的逮捕に抗議するもので、参加者は軍用車の窓ガラスを割るなどして怒りを露わにした。

これに対して、アサーイシュはデモ発生地域で厳戒態勢を敷き、参加者複数人を拘束した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるバーブ市で東部自由人連合と自由警察が、アフリーン市でスルターン・ムラード師団と東部軍が交戦(2018年5月30日)

アレッポ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコが実質占領下に置くバーブ市の中心街で、東部自由人連合と自由警察が交戦した。

自由警察のメンバーが東部自由人連合の暴行を受けたのがきっかけで、戦闘により住民複数が巻き添えとなり負傷した。

ANHA, May 30, 2018

一方、アフリーン市では、スルターン・ムラード師団と東部軍が教会の敷地、建物、略奪品の分配をめぐって対立し、交戦した。

戦闘は、東部軍が教会の礼拝施設を、スルターン・ムラード師団が居住用施設をそれぞれ占拠することで終息した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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イスラエルの複数メディアはイスラエル軍戦闘機がヒムス県のヒズブッラーの拠点を爆撃、これに対してロシア軍戦闘機がレバノン上空でイスラエル軍機を迎撃したと伝える(2018年5月29日)

イスラエルの複数メディアやアナトリア通信(5月29日付)は、イスラエル軍戦闘機が28日午前2時頃、レバノン国境に近いヒムス県西部にあるヒズブッラーの拠点複数カ所を爆撃し、複数人が死傷したと伝えた。

同サイトによると、イスラエル軍戦闘機はミサイル4発を発射し、クサイル市に近いガッサーニーヤ村近郊にあるヒズブッラーの武器弾薬庫複数カ所を攻撃し、火災が発生したという。

一方、ロシア国防省は、ロシア軍のSu-34がレバノン領空でイスラエル空軍のF-16戦闘機2機を迎撃したとのイスラエル・メディアの報道を否定した。

AFP, May 29, 2018、Anadolu Ajansı, May 29, 2018、ANHA, May 29, 2018、AP, May 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2018、al-Hayat, May 30, 2018、Reuters, May 29, 2018、SANA, May 29, 2018、UPI, May 29, 2018などをもとに作成。

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ハサカ県南東部でイラク軍とYPG主体のシリア民主軍がダーイシュ掃討戦を続けるなか、ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のシリア軍拠点を攻撃(2018年5月29日)

ハサカ県では、『ハヤート』(5月30日付)によると、イラク軍と合同作戦司令室を設置し、イラク国境地帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討を進める西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、県南東部のダシーシャ地区を制圧、イラク国境に到達した。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月30日付)によると、県南東部のユーフラテス川右岸(西岸)の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍を2度にわたり攻撃、シリア軍兵士8人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(5月29日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団支配下のカッバースィーン村(バーブ市近郊)で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

AFP, May 29, 2018、ANHA, May 29, 2018、AP, May 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2018、al-Hayat, May 30, 2018、Reuters, May 29, 2018、SANA, May 29, 2018、UPI, May 29, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市内でYPGとラッカ革命家旅団が交戦、米軍が介入しYPGを市外に撤退させる(2018年5月27日)

ラッカ県では、DPA(5月28日付)、『ハヤート』(5月29日付)、ロイター通信(5月28日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)とラッカ革命家旅団が27日晩、ラッカ市内で交戦し、民家などが巻き添えとなり被弾した。

ロジャヴァの治安部隊であるアサーイシュがラッカ市ラムラ地区バザーリー交差点近くにあるラッカ革命家旅団司令官のアブー・アウワード氏の自宅に対して強制捜査を行ったことに、同地区の若者が反発、アサーイシュとYPGが増援部隊を派遣し、ラッカ革命家旅団の本部を包囲し、ラッカ市からの退去を迫ったことで、戦闘に発展したという。

事態を受けて、有志連合を主導する米軍が介入し、YPGをラッカ市西の本営に撤退させた。

YPGとラッカ革命家旅団はこれまでにもラッカ市内で度々小競り合いを繰り返してきた。

YPGとラッカ革命家旅団はともにシリア民主軍に参加しており、ラッカ革命家旅団はシリア民主軍における最大のアラブ人民兵と目されている。

al-Hayat, May 29, 2018

AFP, May 28, 2018、ANHA, May 28, 2018、AP, May 28, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2018、al-Hayat, May 29, 2018、Reuters, May 28, 2018、SANA, May 28, 2018、UPI, May 28, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省はダイル・ザウル県でロシア軍顧問4人がテロ集団に襲撃され死亡したと発表(2018年5月27日)

ロシア国防省は声明を出し、ダイル・ザウル県南東部にあるシリア軍の拠点が「テロ集団」によって襲撃され、同拠点にいたロシア軍の顧問4人が死亡、3人が負傷した。

死亡した4人のうち2人は即死し、2人は搬送先の病院で死亡した。

殺害された日時は明らかにされなかったが、シリア軍拠点を襲撃した「テロ集団」も、戦闘で43人が死亡、重火器を装備した車輌6台を破壊されたという。

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一方、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(5月26日付)は、ダイル・ザウル県のシリア軍とロシア軍の車列をダーイシュが奇襲し、ロシア軍兵士を含む23人を殺害したと伝えた。

AFP, May 27, 2018、ANHA, May 27, 2018、AP, May 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 28, 2018、Reuters, May 27, 2018、SANA, May 27, 2018、UPI, May 27, 2018などをもとに作成。

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ダルアー市でシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室とシリア軍が交戦するなか、ダルアー県とクナイトラ県の武装集団が新組織「救済軍」を結成(2018年5月26日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属するスンナ聖戦軍団が、ダルアー市内の国立病院近くでシリア軍の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が、反体制武装集団の支配下にあるダルアー市内各所(ダム街道地区)を砲撃した。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月27日付)によると、ダルアー県とクナイトラ県で活動する反体制武装集団が、「救済軍」の名で新たな武装集団を結成した。

『ハヤート』(5月28日付)によると、救済軍には、ナワー自由人師団、殉教者ジャミール・アブー・ザイン師団、特殊任務師団、ゴラン住民連合などが参加、ムハンマド・ハーリド少佐が司令官を務める。

ロシア・シリア軍によるシリア南部への攻勢を受けた動きだという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のカフルズィーター市、ラターミナ町、ハスラーヤー村、ザカート村、アルバイーン村、サフル村を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるイドリブ市中止部のサラースィーン地区の集合住宅近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、5人が死亡、30人が負傷した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、ハーディル村に近いタッル・ハディーヤ村にあるホワイト・ヘルメットの事務所が何者かの襲撃を受け、ボランティア・スタッフ5人が死亡、複数が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018

AFP, May 26, 2018、ANHA, May 26, 2018、AP, May 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2018、May 27, 2018、al-Hayat, May 27, 2018、NNA, May 26, 2018、Reuters, May 26, 2018、SANA, May 26, 2018、UPI, May 26, 2018などをもとに作成。

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