米政府匿名高官シリア北東部からの米軍撤退の可能性を否定(2021年8月5日)

『ニューズウィーク』(8月5日付)は、米政府高官(匿名)の話として、ジョー・バイデン米政権がアフガニスタンからの米軍撤退やイラクでの米軍の先頭任務終了と並行して、シリア北東部からも部隊駐留の可能性あるとする一部メディアの報道に関して、これを否定した。

同高官は「アフガニスタン、イラク、そしてシリアの三つはまったく別の問題で、混同されるべきではない。シリアでの任務と足跡に関して、今のところ何の変化も期待していない…。我々はシリアにおいて、ダーイシュ(イスラーム国)と戦う人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支援している。これは非常に成功しており、今後も続けることになる」などと述べた。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、The Newsweek, August 5, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市などをシリア軍が砲撃する一方、ナーフタ町とブスル・ハリール市を結ぶ街道でシリア軍部隊が襲撃を受け、兵士1人死亡、6人負傷(2021年8月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団などがダルアー市ダルアー・バラド地区各所、ナーフタ町を砲撃した。

砲撃は、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの停戦交渉が暗礁に乗り上げたのを受けたもの。

一方、ナーフタ町とブスル・ハリール市を結ぶ街道で、シリア軍部隊が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士1人が死亡、6人が負傷した。

AFP, August 5, 2021、ANHA, August 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2021、Reuters, August 5, 2021、SANA, August 5, 2021、SOHR, August 5, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍がアレッポ県北東部で民間のトラックと、炎上したトラックに取り残された住民を救出しようとして現場に駆け付けたホワイト・ヘルメットの救急車輌を攻撃(2021年8月5日)

アレッポ県では、ANHA(8月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハズワーン村、ザイワーン村、アイン・イナーブ村、シャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、タッル・マディーク村、スムーカ村を砲撃した。

一方、シリア軍はトルコ占領下のバーブ市を砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(8月5日付)やシャーム・ネットワーク(8月5日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、県北東部のハズワーン村近くで民間のトラック1台を地対地ミサイルで攻撃した。

シリア民主軍はまた、炎上したトラックに取り残された住民を救出しようとして現場に駆け付けたホワイト・ヘルメットの救急車輌に対しても地対地ミサイルを発射し、車輌は炎上、隊員1人が負傷した。

なお、シリア民主軍は、7月25日にも、トルコ占領下のアフリーン市内にあるホワイト・ヘルメットの本部を砲撃している。

AFP, August 5, 2021、ANHA, August 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2021、Reuters, August 5, 2021、SANA, August 5, 2021、SNN, August 5, 2021、SOHR, August 5, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で15人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で51人(2021年8月5日)

保健省は政府支配地域で新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治したと発表した。

これにより、8月5日現在の同地での感染者数は計26,059人、うち死亡したのは1,919人、回復したのは22,027人となった。

SANA(8月5日付)が伝えた。

AFP, August 5, 2021、ACU, August 5, 2021、ANHA, August 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2021、Reuters, August 5, 2021、SANA, August 5, 2021、SOHR, August 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県とイドリブ県を5回にわたって爆撃(2021年8月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村各所を2回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマシーク村などを砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるジューリーン村を複数回にわたって砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下ザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を3回にわたって砲撃した。

シリア軍もファッティーラ村一帯でシャーム解放機構の戦闘員2人を狙撃し射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を33件(イドリブ県18件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 5, 2021、ANHA, August 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 5, 2021、Reuters, August 5, 2021、SANA, August 5, 2021、SOHR, August 5, 2021などをもとに作成。

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首都ダマスカスでシリア軍兵士を乗せた中型バスが爆発し、乗っていた兵士多数死傷、イドリブ県で活動するアル=カーイダ系のフッラース・ディーン機構がダルアー県支援のために狙ったと発表(2021年8月4日)

ダマスカス県では、SANA(8月4日付)によると、マシュルーウ・ドゥンマル地区近くの共和国護衛隊住宅(マサーキン・ハラス)地区の入り口で早朝、シリア軍の兵士を乗せた中型バスで爆発が発生した。

SANAの記者が伝えたところによると、事故現場のデータは、爆発が電気のショートによる発火が原因であることを示しているという。

バスの運転手1人が死亡、乗っていた3人が負傷し、病院に搬送された。



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ドゥラル・シャーミーヤ(8月4日付)は複数の独自筋の話として、バスは、ダルアー県での2日間の任務を終えて帰任したところを狙われ、乗っていた兵士12人が死亡したと伝えた。

死亡した12人のうち、3人が士官(1人は大佐)、また別の士官2人も重傷を負ったという。

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この爆発事件に関して、シリアのアル=カーイダ系組織の一つでイドリブ県の反体制派支配地で活動するフッラース・ディーン機構が声明を出し、犯行を認めた。

「2度目となる苦難の急襲」と題された声明で、フッラース・ディーン機構は、「一連の苦難の急襲の一環として、ダルアー県における我らが同胞を支援するため」、バスを爆破したと主張した。

AFP, August 4, 2021、ANHA, August 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2021、Reuters, August 4, 2021、SANA, August 4, 2021、SOHR, August 4, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ではシリア軍と反体制派の停戦交渉が続くなか、シリア軍がダルアー市を砲撃、バッカール村でシリア軍と武装集団が激しく交戦(2021年8月4日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の代表が武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会と、ロシアの仲介のもとで停戦交渉を続けた。

こうしたなか、シリア軍第4師団などが、ダルアー市ダルアー・バラド地区、ダム街道地区などを砲撃した。

HFL(8月4日付)は、バッカール村にあるシリア軍検問所一帯で、シリア軍と正体不明の武装集団が激しく交戦した。

AFP, August 4, 2021、ANHA, August 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2021、HFL, August 4, 2021、Reuters, August 4, 2021、SANA, August 4, 2021、SOHR, August 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア国民軍とともにラッカ県、ハサカ県各所を攻撃し、子供3人のその父親の4人を殺害、住民多数とシリア軍兵士2人も負傷(2021年8月4日)

ラッカ県では、ANHA(8月4日付)によると、トルコ軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサファーウィヤ村を戦車で砲撃し、子供3人のその父親の4人が死亡、母親と4人目の子供1人が負傷した。

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ハサカ県では、ANHA(8月4日付)やSANA(8月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アッシリア教徒が住むタッル・シャンナーン村(タッル・タムル町近郊)を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会が応戦し、トルコ軍の拠点1カ所を破壊した。

トルコ軍はさらに、ウンム・カイフ村、タッル・ワルド村、ルバイアート村、そしてアッブーシュ村にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

この砲撃により、ウンム・カイフ村でシリア軍兵士2人と老女1人、タッル・ワラド村で女性1人が負傷した。

AFP, August 4, 2021、ANHA, August 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2021、Reuters, August 4, 2021、SANA, August 4, 2021、SOHR, August 4, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で18人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で60人(2021年8月4日)

保健省は政府支配地域で新たに18人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月4日現在の同地での感染者数は計26,044人、うち死亡したのは1,919人、回復したのは22,019人となった。

SANA(8月4日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月4日に新たに60人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、13人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡8人、ハーリム郡16人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡25人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計26,679人、うち回復したのは23,272人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1635984853273066/

AFP, August 4, 2021、ACU, August 4, 2021、ANHA, August 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2021、Reuters, August 4, 2021、SANA, August 4, 2021、SOHR, August 4, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃、複数の住民が死傷(2021年8月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃、複数の住民が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

SANA(8月4日付)によると、この砲撃で住民3人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県12件、ラタキア県7件、アレッポ県7件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 4, 2021、ANHA, August 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 4, 2021、Reuters, August 4, 2021、SANA, August 4, 2021、SOHR, August 4, 2021などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は南西部での森林火災の消火活動に協力した73カ国、7機関に謝意、そのなかにホワイト・ヘルメットも(2021年8月3日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トルコ南西部各所で7月末に発生した大規模な森林火災の消火活動に参加・協力した諸外国と国際機関に対して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/rterdogan)を通じて謝意を示した。

火災は7月28日に拡大し、8月3日までに住民や消防士8人が死亡、少なくとも1,000人が煙を吸うなどして病院に運ばれ、多数の住民が避難した。

トルコ政府によると、30以上の自治体に広がった163カ所の火災のうち152カ所で延焼は食い止められた。

消火作業には、EU、アゼルバイジャン、ロシアが消火用の航空機を送るなどの支援を行っていた。

エルドアン大統領が公開した感謝状には、EU諸国、アゼルバイジャン、ロシア、イスラエル、米国、カナダ、イラン、カタール、イラク、インドなど73カ国の国旗、合わせて、EU、国連、欧州理事会、世界自然保護基金(WWF)、世界保健機関(WHO)、国際移住機関(OIM)、黒海経済協力機構(BSEC)、国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)、テュルク評議会、そしてホワイト・ヘルメットのマークが列挙されている。

https://twitter.com/RTErdogan/status/1422555291938349075

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配地から近く米軍が撤退し、代わってアラブ諸国の部隊が同地に展開か?(2021年8月3日)

反体制派系サイトのジスル・プレス(8月3日付)は、北・東シリア自治局の支配地各所に違法に駐留を続ける米軍が近く撤退し、代わってアラブ諸国の部隊が同地に展開する準備が進められていると伝えた。

同サイトが複数の独自筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長は、米軍部隊がシリアから近く撤退すると示唆したという。

また、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官も、同軍司令官や北・東自治局の幹部らに対して、米軍のシリア民主軍に対する直接の援護が行われなくなることを想定して準備を行うよう話したという。

一方、北・東シリア自治局の幹部の1人は匿名を条件に、シリア北・東部からの米軍撤退を準備するとともに、シリア民主軍の援護、北・東シリア自治局とシリア政府の対話の支援をアラブ諸国に移譲するための合意が交わされるだろうとしたうえで、アラブ首長国連邦(UAE)がその役目を引き受ける公算が高いと述べた。

同幹部によると、8月1日に開催されたシリア民主評議会の年次大会に有志連合の代表が出席した真の目的は、米軍撤退に向けた軍事関連の措置の調整、シリア民主軍の兵士の従軍への補償金の支払い、米軍撤退後の必要な物資の提供だったという。

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年8月3日)

アレッポ県では、ANHA(8月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の県東部のアラブ・ハサン村でシリア国民軍に所属する第1師団の車輌が地雷に触れて爆発、戦闘員2人が死亡した。

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍が米軍の指導を受けてハサカ市で建設していたトンネル施設が倒壊し、兵士多数死傷(2021年8月3日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月3日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配地)にあるスポーツ・シティの地下に建設されていたトンネル施設が倒壊し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士5人が死亡、多数が負傷した。

このトンネル施設は、シリア民主軍が、同地に違法に設置されている米軍基地からの直接の指導を受けて建設していたもの。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月3日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でシリア民主軍の拠点がロケット弾による攻撃を受け、兵士多数が死傷した。

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市でシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの停戦交渉が続く(2021年8月3日)

ダルアー県では、HFL(8月3日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍の代表と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会がロシアの仲介のもとに停戦交渉を再開させた。

前日の交渉決裂を受けて、ハウラーン中央委員会は、ダルアー市ダルアー・バラド地区に、①ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団第8旅団に加えて、第15師団と軍事情報局の民兵を展開させること、②捜索活動については、ハウラーン中央委員会側のメンバーの同行もと、一部住宅のみに限定して行うこと、するかたちでを新たに提案した。

同地では、シリア軍による攻撃再開を恐れて、住民の避難が続いているという。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/posts/3061433450752305

こうしたなか、シリア政府の支配下にあるナワー市、タファス市一帯、ダルアー市ダルアー・バラド地区一帯などでシリア軍と元反体制武装集団メンバーが散発的に交戦、シリア軍が砲撃を行った。

また、ウンム・マヤーズィン町、ナイーマ村を結ぶ街道に設置されているシリア軍の検問所が何者かによって仕掛けられた爆弾の爆発で破壊された。

一方、タファス市では、シリア軍による封鎖が続いているダルアー市ダルアー・バラド地区との連帯を訴える抗議デモが行われた。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/posts/3061343864094597

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村、タカード村、バイタルーン村、カフル・ヌーラーン村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, August 3, 2021、ANHA, August 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2021、HFL, August 3, 2021、Reuters, August 3, 2021、SANA, August 3, 2021、SOHR, August 3, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃し、住民女性とその子供が負傷(2021年8月2日)

ハサカ県では、ANHA(8月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃し、住民2人(女性とその子供)が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(8月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャワーリガ村を砲撃した。

AFP, August 2, 2021、ANHA, August 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2021、Reuters, August 2, 2021、SANA, August 2, 2021、SOHR, August 2, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市でシリア民主軍の本部が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士多数が負傷(2021年8月2日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月2日付)、シリア人権監視団などによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアブー・ハマーム市の給水所の近くに設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の本部が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士多数が負傷した。

AFP, August 2, 2021、ANHA, August 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2021、Reuters, August 2, 2021、SANA, August 2, 2021、SOHR, August 2, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で22人、北・東シリア自治局支配地域で5人(2021年8月2日)

保健省は政府支配地域で新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月2日現在の同地での感染者数は計26,005人、うち死亡したのは1,917人、回復したのは22,002人となった。

SANA(8月2日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治したと発表した。
これにより、8月2日現在の同地での感染者数は計18,694人、うち死亡したのは768人、回復したのは1,899人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性2人、女性3人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市4人。

ANHA(8月2日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2021、ANHA, August 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2021、Reuters, August 2, 2021、SANA, August 2, 2021、SOHR, August 2, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市でのシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団の停戦交渉は、アイユーブ国防大臣ら軍幹部が現地入りするも失敗に(2021年8月2日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、HFL(8月2日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)などによると、シリア軍の代表と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会の交渉が続けられた。

シリア軍側からは、総合情報部長のフサーム・ルーカー准将、南部地区治安委員会議長、軍事情報局ダルアー支部長のルワイユ・アリー准将、第4師団司令官のギヤース​・ダッラ准将、第1軍団司令官のアフマド・アスアド少将、そしてアリー・アブドゥッラ・アイユーブ国防大臣が参加、ロシア大統領の特使を務めるアレクサンドル・ゾリン氏が仲介した。

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/photos/pcb.3060617294167254/3060617067500610/

https://www.facebook.com/HoranFreeMedia/photos/pcb.3060617294167254/3060617104167273/

シリア政府側は、武装解除を拒否するメンバーらのシリア北部への退去、ダルアー県の完全掌握と検問所の設置、ダルアー市のウマリー・モスクでのシリア国旗の掲揚などを要求し、これらに応じない場合、「ダルアー市を住民の頭の上でぶち壊す」と脅迫したという。

これに対して、ハウラーン中央委員会側は、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団第8旅団へのメンバーの従軍を提案、シリア軍側の要求を拒否した。

だが、両者は折り合いがつかず、交渉は8月3日に延期された。

交渉がとん挫し、仲介していたロシア軍の使節団がダルアー市ダルア・バラド地区から去ったのに合わせて、シリア軍は、ダルアー市ダルアー・バラド地区、タファス市、ムザイリーブ町、ヤードゥーダ村への砲撃を再開した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)がシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村に墜落した。

https://www.facebook.com/900168233431914/posts/4170976579684380/

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県19件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 2, 2021、ANHA, August 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2021、HFL, August 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2021、Reuters, August 2, 2021、SANA, August 2, 2021、SOHR, August 2, 2021などをもとに作成。

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国民解放戦線はダルアー県住民を支援するため、イドリブ県、アレッポ県、ハマー県のシリア軍拠点に対して砲撃を行っていると発表(2021年8月1日)

国民解放戦線のナージー・ジャッルール軍事報道官(大尉)は声明を出し、ダルアー県住民を支援するため、イドリブ県、アレッポ県、ハマー県のシリア軍拠点に対して砲撃を行っていると発表した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県では、シリア軍と武装解除を拒否し蜂起した元反体制武装集団メンバーの戦闘が散発的に続くなか、停戦発効に向けてシリア軍が検問所からの撤退を開始(2021年8月1日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区各所をシリア軍第4師団が砲撃した。

また、ジャースィム市のレクリエーション・スタジアム近くでは、シリア軍と武装解除を拒否し蜂起した元反体制武装集団メンバーが交戦、シリア軍が同地に増援部隊を派遣した。

一方、7月31日にロシアの仲介によって行われたシリア軍の代表と元反体制武装集団メンバーの交渉での停戦合意案に従って、空軍情報部がカルファー村、ダーイル町などに設置している検問所を撤去した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約35輌が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2021年8月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約35輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県やダイル・ザウル県に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合のヘリコプター複数機の航空支援を受け、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアズバ村に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる4人を拘束した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で20人、北・東シリア自治局支配地域で12人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で62人(2021年8月1日)

保健省は政府支配地域で新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月1日現在の同地での感染者数は計25,983人、うち死亡したのは1,916人、回復したのは21,995人となった。

SANA(8月1日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに12人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月1日現在の同地での感染者数は計18,689人、うち死亡したのは768人、回復したのは1,897人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性6人、女性6人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市3人、マーリキーヤ(ダイリーク)市2人、ラッカ県のラッカ市1人、タブカ市2人。

ANHA(8月1日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月1日に新たに62人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、12人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡9人、ハーリム郡13人、アリーハー郡14人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡4人、バーブ郡3人、アフリーン郡12人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計26,494人、うち回復したのは23,245人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1633772156827669/

AFP, August 1, 2021、ACU, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハマー県ジューリーン村を砲撃(2021年8月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村のシリア軍基地を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、マウザラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県23件、ラタキア県3件、アレッポ県4件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明を出し、ダルアー県で武装解除を拒否して蜂起した元反体制武装集団メンバーに連帯の意思を示す(2021年7月31日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明を出し、ダルアー県でのシリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの衝突について以下の通り発表し、連帯の意思を示した。

我々シャーム解放機構は、ダルアー県で起きていることを最初から注視し、我々の首に義務として課せられている我らが住民に対する救いの手を緩めることはない。だから、我はただちに、「ザーウィヤ山とダルアーの救済」と銘打った一連の作戦で、犯罪者体制とその同盟者どもの生活拠点と戦略居を狙った砲撃を激化させた。この作戦は、アッラーが望めば、強化・継続される。ダルアーの住民における傷は我々の傷だ。彼らの勝利は我々の勝利だ。彼らの誇りは我々の誇りだ。

AFP, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア軍と武装解除を拒否して蜂起した元反体制武装集団が停戦に向けて協議を続けるなか、ヨルダンなジャービル国境通行所の閉鎖を決定(2021年7月31日)

ダルアー県では、HFL(7月31日付)などによると、シリア軍が早朝、ダルアー市のダルアー・バラド地区、ダム街道地区を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、武装解除を拒否して蜂起した元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会とシリア軍の代表がロシアの仲介によりダルアー市の国立競技場で停戦について協議した。

アラビーヤ・チャンネル(8月1日付)などによると、ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領の特使で、シリア国内で紛争当事者どうしの停戦・和解交渉を仲介し、「困難な任務の男」の異名で知られるアレクサンドル・ゾリン氏が、ラタキア県のフマイミーム航空基地からダルアー県に秘密裏に派遣され、交渉の仲介を開始した。

シリア人権監視団によると、協議された停戦合意案は、①元反体制武装集団メンバーが捕捉したシリア軍兵士を解放する、②ロシアが支援するシリア軍第5軍団第8旅団(アフマド・アウダ指揮)にシリア軍(第4師団、空軍情報部、軍事情報局など)の拠点を移譲する、③政府側が指名手配する132人をシリア北部に退去させる、ことを骨子としているという。

また、停戦協議の進展を受けて、元反体制武装集団メンバーが戦闘で捕捉していたシリア軍第4師団の兵士5人(うち士官1人)を解放した。

元反体制武装集団メンバーは7月30日にも、戦闘で捕捉していたシリア軍第4師団の兵士24人を解放している。

HFL(8月1日付)によると、シリア軍の代表は1日早朝までに反体制武装集団メンバー側から回答がない場合、ダルアー市ダルアー・バラド地区などに対する攻撃を継続するとして、ハウラーン中央委員会に合意案を受け入れるための期限を切り、圧力をかけているという。

なお、7月29日以降の戦闘での死者は32人(うち住民12人、元反体制武装集団メンバー11人、シリア軍9人。

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ヨルダン通信(7月31日付)は、ヨルダン内務省高官の話として、当局がダルアー県のナスィーブ国境通行所に面するジャービル国境通行所を一時閉鎖することを決定したと伝えた。

この高官によると、「閉鎖措置はシリア側の治安状況の進展を受けたもの」だという。

AFP, July 31, 2021、Alarabia, August 1, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、HFL, July 31, 2021、August 1, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県ダルダーラ村を砲撃(2021年7月31日)

ハサカ県では、ANHA(7月31日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

AFP, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で9人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で15人(2021年7月31日)

保健省は政府支配地域で新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、7月31日現在の同地での感染者数は計25,963人、うち死亡したのは1,914人、回復したのは21,987人となった。

SANA(7月31日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月31日に新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、9人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡3人、ハーリム郡1人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡0人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,432人、うち回復したのは23,233人、死亡したのは722人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1632805556924329/

AFP, July 31, 2021、ACU, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県西部を砲撃(2021年7月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマアーッラト・ナアサーン村一帯、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村、カフルタアール村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県19件、ラタキア県6件、アレッポ県4件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は27件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 31, 2021、ANHA, July 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 31, 2021、Reuters, July 31, 2021、SANA, July 31, 2021、SOHR, July 31, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会はダルアー県の元反体制武装集団メンバー制圧をめざすシリア政府を批判(2021年7月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は、ダルアー県ダルアー市などで発生しているシリア軍と元反体制武装集団メンバーの衝突に関して声明を出し、「革命運動のゆりかごであるシリア南部での深刻な混乱」に懸念を表明した。

声明でシリア民主評議会は、「住民の代表と(シリア政府側が)1か月以上におよぶ封鎖を解除することを合意したにもかかわらず、その権威を押し付けようとしている」と非難、「今回の事態悪化は、ダルアー県、クナイトラ件で、ロシアの後援と保証のもとに、事態収拾といわゆる「和解」が合意されてから3年を経て発生したものだが、体制が軍事的選択肢に固執したことでその失敗が明らかとなった…。いわゆる「和解」は危機を収束させるためのふさわしい選択肢ではない。政治的対話が真の問題解決と安定に向けた唯一の解決策だと見ている」と主張した。

https://www.facebook.com/SDCPress/posts/3980956025364112

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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