シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県各所とトルコ占領下のアレッポ県各所でダルアー市との連帯を訴えるデモ(2021年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握り、「決戦」作戦司令室が活動を続けるイドリブ市、サルキーン市、アティマ村などで、ダルアー市との連帯を求める抗議デモが行われた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/1184790925320863

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市、バーブ市などで、ダルアー市との連帯を求める抗議デモが行われた。

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/1184800558653233

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、政府の支配下にあるフラーク市で、ダルアー市ダルアー・バラド地区との連帯を訴える抗議デモが行われた。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県各所でシリア軍が元反体制武装集団メンバーらによる蜂起を制圧するため砲撃を続ける(2021年7月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が元反体制武装集団メンバーらによる蜂起を制圧するため、ジャースィム市の住宅街、ムザイリーブ町東の灌漑機構前の検問所、タッル・サマン村一帯などを砲撃した。

また、シャジャラ町では、親政権民兵によって住民の外出が制限された。

ダルアー市ダルアー・バラド地区と難民キャンプ地区では、シリア軍と元反体制武装集団メンバーとの戦闘に巻き込まれるのを避けるため、シリア軍の検問所を経由して、住民数千人が同市のマハッタ地区などより安全な場所に避難した。

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29日以降の戦闘での死者は以下の通り。

元反体制武装集団メンバー9人:ダルアー・バラド地区4人、ジャースィム市1人、ムザイリーブ町1人、タファス市一帯3人(うち司令官1人)。

シリア軍8人

民間人11人:ダルアー市ダルアー・バラド地区3人(うち子供1人)、ジャースィム市1人、ヤードゥーダ村5人(女性1人、子供4人)。

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ダルアー県各所でのシリア軍と元反体制武装集団メンバーの衝突を受けて、シリア軍と武装集団側(ハウラーン中央委員会)がロシアの仲介のもとに事態の打開に向けた交渉を続け、平和的解決を合意したとの情報も流れた。

合意は、元反体制武装集団メンバーの一部をシリア北部に強制退去させることなどを骨子とするものだが、武装集団側がこれを拒否したため、停戦には至らなかった。

また、シリア軍はジャースィム市などへの部隊の増派を続けた。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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アサーイシュがフール・キャンプでダーイシュのメンバー・協力者15人をキャンプ内での犯罪に関与した容疑で一斉摘発(2021年7月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第4区と第6区に、内務治安部隊(アサーイシュ)が突入し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー・協力者と思われる15人をキャンプ内での犯罪に関与した容疑で一斉摘発した。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ市とアイン・アラブ(コバネ)市を結ぶ街道沿線に位置するクーマジー村で民間の車輌2台を無人航空機(ドローン)で攻撃(2021年7月30日)

アレッポ県では、ANHA(7月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

一方、トルコ軍はアレッポ市とアイン・アラブ(コバネ)市を結ぶ街道沿線に位置するクーマジー村で民間の車輌2台を無人航空機(ドローン)で攻撃した。

死傷者はなかったが、攻撃を受けた車は大破した。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方を爆撃(2021年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマシューン村、カンスフラ村、マルイヤーン村、ファッティーラ村に対して7回以上の爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザイズーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアターリブ市一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で35人(2021年7月30日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月30日に新たに35人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、6人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡2人、ハーリム郡8人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡3人、アフリーン郡17人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,417人、うち回復したのは23,224人、死亡したのは722人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1632132510324967/

 

AFP, July 30,  2021、ACU, July 30, 2021、ANHA, July 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2021、Reuters, July 30, 2021、SANA, July 30, 2021、SOHR, July 30, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県各所で武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーらが蜂起、シリア軍の検問所多数を制圧、シリア軍は砲撃で対処、住民にも犠牲者が(2021年7月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市、ジャースィム市、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町で、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーが激しく交戦した。

戦闘は、元反体制武装集団メンバーが県内各野のシリア軍拠点を襲撃したことを受けたもの。

27日以降のダルアー市ダルアー・バラド地区に対するシリア軍の砲撃への報復だという。

HFL(7月29日付)によると、元反体制武装集団メンバーは、インヒル市にある文化センター、総合情報部傘下の民兵の本部、ナワー市の入り口に設置されているシリア軍の検問所、ジーザ町とガサム村を結ぶ街道に設置されている軍治安部隊の合同検問所、アルマー町の入口に設置されている空軍情報部の検問所などを襲撃した。

また、サイダー町では、軍事情報局の分所、サイダー病院の検問所を襲撃、シリア軍との戦闘の末、兵士25人を捕捉した。

さらに、バッカール村・タスィール町間に設置されているシリア軍の検問所、シャジャラ町にある軍事情報局の分所、西ムライハ村にあるシリア軍の検問所、ウンム・マヤーズィン町の軍事情報局の検問所2か所を制圧した。

タファス市、タイバ町、タスィール町、東ムライハ町、サフム・ジャウラーン村、ヤードゥーダ村でも検問所が制圧され、捕捉したシリア軍兵士の数は70人に上っているという。

これに対して、シリア軍はダルアー市ダルアー・バラド地区などへの砲撃を続け、同地区でで元反体制武装集団メンバー1人を、同市西部で、戦闘員6人を殺害した。

シリア軍はまた、ダルアー市ダルアー・バラド地区、ジャースィム市、ヤードゥーダ村、ムザイリーブ町に対して砲撃を行い、ダルアー市で子供1人を含む2人、ジャースィム市で1人、ヤードゥーダ村で女性1人と子供4人が死亡した。

https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4158920080890030

AFP, July 29, 2021、ANHA, July 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2021、HFL, July 29, 2021、Reuters, July 29, 2021、SANA, July 29, 2021、SOHR, July 29, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のハサカ県ダルダーラ村などを砲撃(2021年7月29日)

ハサカ県では、ANHA(7月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(7月29日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、タッル・マディーク村、シャッアーラ村、ズワイヤーン村を砲撃した。

AFP, July 29, 2021、ANHA, July 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2021、Reuters, July 29, 2021、SANA, July 29, 2021、SOHR, July 29, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、イフスィム町、マルイヤーン村を爆撃(2021年7月29日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、イフスィム町、マルイヤーン村を爆撃、1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村、カフル・ハラブ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 29, 2021、ANHA, July 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 29, 2021、Reuters, July 29, 2021、SANA, July 29, 2021、SOHR, July 29, 2021などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する複数の武装集団がアズム統合司令室に合流(2021年7月28日)

アズム(決意)統合司令室はツイッターのアカウント(https://twitter.com/unileadership)を通じて、シリア国民軍に所属する複数の武装集団を統合したとする声明を相次いで発表した。

声明が発表されたのは、米国がシリアに対する追加制裁を発表した数時間後。

声明を出したのは、ハムザ師団、スルターン・マリク・シャー師団、北部の鷹旅団、スルターン・スライマーン・シャー師団、北部戦線、スルターン・ムラード師団、東部自由人師団(東部自由人連合)、東部軍、イスラーム軍。





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しかし、シリア人権監視団によると、シャーム戦線は、スルターン・スライマーン・シャー師団の加入を否定している。

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アズム統合司令室は、7月15日にシャーム戦線とスルターン・ムラード師団が数週間にわたる集中協議の末に結成された組織。

麻薬密売業者や犯罪者の摘発を主要な目的とし、アレッポ県アアザーズ市一帯、アフリーン市一帯で指名手配者の逮捕を行うほか、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘に参加している。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区のカーズィーヤ交差点一帯で、シリア軍・親政権民兵が地元の武装勢力と交戦(2021年7月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市ダルアー・バラド地区のカーズィーヤ交差点一帯で、シリア軍・親政権民兵が地元の武装勢力と交戦した。

同様の戦闘は難民キャンプ地区一帯でも発生した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市で、ダルアー市との連帯を求めるデモが発生した。

ダルアー市では、7月23日に元反体制武装集団メンバーの武装解除と社会復帰を骨子とする合意が交わされたていたが、同地に新たに派遣されたシリア軍第4師団の部隊が27日に市内を砲撃するなどし、地元の若者らと衝突していた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でも同様のデモが発生した。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県の砂漠地帯でシリア軍・親政権民兵の拠点複数カ所を襲撃し兵士約15人を殺害(2021年7月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがラッカ県との県境に近い砂漠地帯でシリア軍・親政権民兵の拠点複数カ所を襲撃し、兵士約15人を殺害した。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2021年7月28日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会によると、トルコ軍とシリア国民軍が未明に、トルコが占領するバーブ市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のカーウカリー村、クールフユーク村、シャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)を砲撃した。

ANHA(7月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャフバー・ダム、タッル・マディーク村、ダイル・ジャマール村、バイナ村、アキーバ村を砲撃した。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、ラタキア県を爆撃(2021年7月28日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村に対して爆撃を実施した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルザ村、カッバーナ村一帯を爆撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県9件、ラタキア県14件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 28, 2021、ANHA, July 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 28, 2021、Reuters, July 28, 2021、SANA, July 28, 2021、SOHR, July 28, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がダルアー市バハール地区などを砲撃、地元の若者と交戦(2021年7月27日)

ダルアー県では、HFL(7月27日付)などによると、シリア軍第4師団がダルアー市ダルアー・バラド地区の住宅複数棟に侵入し、一部若者らが空砲を放つなどして威嚇し抵抗した。

HFLによると、第4師団の兵士らは住宅から家財道具などを盗み出したという。

シリア軍部隊はまた、ダルアー市バハール地区、市南部の農場に向かって迫撃砲などを発射し、地元の若者らがこれに応戦し、男性1人が死亡した。

ダルアー市では、7月23日に元反体制武装集団メンバーの武装解除と社会復帰を骨子とする合意が交わされたていた。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、HFL, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021、July 287, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合のヘリコプター8機がダイル・ザウル県ザッル村で空挺作戦、ダーイシュの司令官と元幹部を拘束(2021年7月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合のヘリコプター8機がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるザッル村で空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人と元幹部1人を拘束した。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部各所を砲撃(2021年7月27日)

アレッポ県では、ANHA(7月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャフバー・ダム、タッル・マディーク村、バイルーニーヤ村、シャイフ・イーサー村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スーガーニカ村を砲撃した。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で19人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で34人(2021年7月27日)

保健省は政府支配地域で新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、7月27日現在の同地での感染者数は計25,911人、うち死亡したのは1,909人、回復したのは21,961人となった。

SANA(7月27日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月27日に新たに34人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡12人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡5人、アフリーン郡11人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,317人、うち回復したのは23,191人、死亡したのは722人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1629952857209599/

AFP, July 27, 2021、ACU, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県各所を爆撃(2021年7月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村のトルコ軍拠点一帯を約8回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を爆撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるクルド山地方のラシュー丘を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県14件、ラタキア県9件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部各所を砲撃(2021年7月26日)

アレッポ県では、ANHA(7月26日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、シャフバー・ダム、ダイル・ジャマール村、バイナ村、カシュタアール村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村、ヒサーン村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(7月26日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるダルダーラ村、クーザリーヤ村、タウィーラ村を砲撃した。

AFP, July 26, 2021、ANHA, July 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2021、Reuters, July 26, 2021、SANA, July 26, 2021、SOHR, July 26, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で15人、北・東シリア自治局支配地域で29人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で19人(2021年7月26日)

保健省は政府支配地域で新たに15人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、7月26日現在の同地での感染者数は計25,892人、うち死亡したのは1,908人、回復したのは21,955人となった。

SANA(7月26日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。

これにより、7月26日現在の同地での感染者数は計18,642人、うち死亡したのは764人、回復したのは1,891人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性15人、女性14人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市3人、カーミシュリー市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市13人、ラッカ県のタブカ市1人、アレッポ県のマンビジュ市1人。

ANHA(7月26日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月26日に新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、29人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡2人、アリーハー郡4人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡3人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計26,283人、うち回復したのは23,186人、死亡したのは722人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1629189927285892/

AFP, July 26, 2021、ACU, July 26, 2021、ANHA, July 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2021、Reuters, July 26, 2021、SANA, July 26, 2021、SOHR, July 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県、イドリブ県各所を爆撃(2021年7月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村を5回以上にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村を爆撃した。

一方、ミウラータト・シャラフ村では、シャーム解放機構の武器弾薬庫で大きな爆発が発生した。

また、イドリブ市内では、シャーム解放機構の検問所が襲撃を受け、戦闘員複数人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市でシリア政府との和解に応じていた元反体制武装集団メンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

ムザイリーブ町でも、正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃ち殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を11件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 26, 2021、ANHA, July 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 26, 2021、Reuters, July 26, 2021、SANA, July 26, 2021、SOHR, July 26, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市などを砲撃し住民多数負傷、これに対してトルコ占領下のアフリーン市も砲撃を受ける(2021年7月25日)

アレッポ県では、ANHA(7月25日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、イルシャーディーヤ村、カフル・アントゥーン村、タート・マラーシュ村、シャワーリガ砦、シャイフ・イーサー村を砲撃した。

この砲撃により、タッル・リフアト市で、子供2人を含むアフリーン郡からの国内避難民(IDPs)4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、負傷者は8人。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北西のウンム・アダサ村、ウンム・ジャルード村、ダンダニーヤ村、サイヤーダ村を砲撃した。

これに対して、ANHAによると、シリア軍がトルコ占領下のアフリーン市に向けて集中的な砲撃を実施し応戦した。

シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のいずれが砲撃を行ったかは明らかにしていない。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、7月24日にマリーミーン村・アフリーン市間でトルコ軍の車輌に対する特殊作戦を実施し、トルコ軍兵士5人を殺害、8人を負傷させたと発表した。

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ハサカ県では、ANHA(7月25日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属する東部軍の戦闘員どうしが交戦し、多数が死傷した。

AFP, July 25, 2021、ANHA, July 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2021、Reuters, July 25, 2021、SANA, July 25, 2021、SOHR, July 25, 2021などをもとに作成。

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ハマー県、イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室の砲撃戦(2021年7月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のガーブ平原のカストゥーン村、マンスーラ村、カーヒラ村、アンカーウィー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のハルーバ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村一帯を機関砲で攻撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県14件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 25, 2021、ANHA, July 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 25, 2021、Reuters, July 25, 2021、SANA, July 25, 2021、SOHR, July 25, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県、ハマー県・アレッポ県・ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュを狙って爆撃(2021年7月24日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県シューラー村近郊の砂漠地帯、ハマー県・アレッポ県・ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

AFP, July 24, 2021、ANHA, July 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2021、Reuters, July 24, 2021、SANA, July 24, 2021、SOHR, July 24, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍はトルコ占領下のアレッポ県ハズワーン村近郊でトルコ軍の車輌を攻撃、兵士3人を殺害、トルコ軍、シリア国民軍はアレッポ県北部各所を砲撃(2021年7月24日)

アレッポ県では、ANHA(7月24日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・アブヤド市近郊のバイナ村、ザイワーン村、シャッアーラ村および同地一帯、スルージュ村、ニーラービーヤ村、タッル・リフアト市、ダイル・ジャマール村、アキーバ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村、ヒサーン村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、トルコ占領下のハズワーン村近郊でトルコ軍の車輌を攻撃、兵士3人が死亡、2人が負傷した。

AFP, July 24, 2021、ANHA, July 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2021、Reuters, July 24, 2021、SANA, July 24, 2021、SOHR, July 24, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で7人、北・東シリア自治局支配地域で17人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2021年7月24日)

保健省は政府支配地域で新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治したと発表した。

これにより、7月24日現在の同地での感染者数は計25,865人、うち死亡したのは1,905人、回復したのは21,942人となった。

SANA(7月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに17人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、7月24日同地での感染者数は計18,613人、うち死亡したのは764人、回復したのは1,890人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性8人、女性9人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市2人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市3人、ラッカ県のラッカ市3人、ダイル・ザウル県3人。

ANHA(7月24日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で7月24日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、77人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,251人、うち回復したのは23,142人、死亡したのは720人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1628418724029679/

AFP, July 24, 2021、ACU, July 24, 2021、ANHA, July 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2021、Reuters, July 24, 2021、SANA, July 24, 2021、SOHR, July 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県カッバーナ村一帯を爆撃(2021年7月24日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、ビダーマー町などを砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のフマイマート村、ハミーディーヤ村、ズィヤーラ町、アンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるナワー市で空軍情報部の協力者とされる元離反兵が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県19件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は26件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, July 24, 2021、ANHA, July 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 24, 2021、Reuters, July 24, 2021、SANA, July 24, 2021、SOHR, July 24, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者:「解放区の砦、革命と革命家の拠点であるザーウィヤ山地方を放棄することはない」(2021年7月23日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、反体制派の支配下にあるいわゆる「解放区」で活動するメディア活動家36人を集め会合を開き、最近になって戦闘が激化しているイドリブ県ザーウィヤ山地方情勢への対応について説明した。

メディア活動家との会合には、シャーム解放機構のアブー・ハサン軍事司令官も同席した。

ジャウラーニー指導者は、シリア政府とロシアによる攻撃の激化は、反体制派諸派を挑発し、戦闘を通じて自らの力を誇示し、「革命家」に反抗するよう民衆を扇動することが狙いだと断じたうえで、シリア・ロシア両軍による大規模な地上作戦は現時点でないだろうが、爆撃が拡大する可能性はあると付言した。

そのうえで「決戦」作戦司令室が今後も、ザーウィヤ山地方に対する攻撃への報復として、シリア軍の拠点への砲撃を続けると述べた。

一方、ザーウィヤ山地方の処遇をめぐって、多くの交渉がこれまで行われてきたが、シャーム解放機構は、「解放区の砦」であり、「革命と革命家の拠点」でもある同地方を放棄することはないと強調した。

反体制派支配地各所にトルコ軍が展開していることについては、有利な材料だとしつつ、反体制諸派は統合的な作戦司令室のもとに部隊を編成し、自力で敵に対峙する姿勢を整えていると主張した。

AFP, July 24, 2021、ANHA, July 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2021、Reuters, July 24, 2021、SANA, July 24, 2021、SOHR, July 24, 2021などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍の封鎖が続いていたダルアー市で元反体制武装集団メンバー50人の武装解除と社会復帰を骨子とする合意が交わされる(2021年7月23日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市で、元反体制武装集団メンバー50人の武装解除と社会復帰を骨子とする合意が交わされた。

合意は元反体制武装集団メンバーを代弁する交渉委員会とシリア政府側の治安委員会の間で交わされた。

合意は、①元反体制武装集団メンバーの武装解除、②元反体制武装集団メンバー135人の社会復帰、③治安部隊の展開、④シリア軍部隊の撤退、を骨子とする。

ダルアー市では、シリア・ロシア軍が6月23日に政府との和解に応じたダルアー市在住の反体制武装集団の元メンバーらに対して、個人で所有する軽火器(約200丁)の引き渡しを求め、ダルアー市ダルアー・バラド地区とマハッタ地区にいたる街道を封鎖し、元メンバーらに圧力をかけていた。

AFP, July 23, 2021、ANHA, July 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2021、Reuters, July 23, 2021、SANA, July 23, 2021、SOHR, July 23, 2021、July 24, 2021などをもとに作成。

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