トルコ国防省はアレッポ県北部でトルコ軍兵士2人が死亡したと発表、同地への砲撃を続ける(2021年4月8日)

トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、「オリーブの枝」作戦地域(アレッポ県アフリーン郡)でのトルコ軍兵士2人が死亡したと発表した。

2人は、4月7日にトルコ軍とシリア国民軍によるシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のタッル・リフアト市近郊への攻撃に対する、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の反撃で死亡していた。

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アレッポ県では、ANHA(4月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とマンナグ村を砲撃した。

これに対して、シリア民主軍は、バイナ村上空を旋回していたトルコ軍の小型無人航空機(ドローン)を撃墜した。

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ラッカ県では、ANHA(4月8日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村への侵攻を試みたが、シリア民主軍が迎撃、トルコ軍の車輌1輌を破壊した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で122人、北・東シリア自治局支配地域で200人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で22人(2021年4月8日)

保健省は政府支配地域で新たに122人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者117人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月8日現在の同地での感染者数は計19,883人、うち死亡したのは1,352人、回復したのは13,666人となった。

SANA(4月8日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに200人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月8日現在の同地での感染者数は計11,533人、うち死亡したのは410人、回復したのは1,351人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性121人、女性79人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市37人、カーミシュリー市62人、マーリキーヤ(ダイリーク)市39人、ダルバースィーヤ市6人、ラッカ県のラッカ市17人、タブカ市26人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市8人、マンビジュ市5人、ダイル・ザウル県17人。

ANHA(4月8日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月8日に新たに22人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡4人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡1人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,458人、うち回復したのは19,569人、死亡したのは639人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1551968161674736/

AFP, April 8, 2021、ACU, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県でトルコ軍の車列に合わせて爆弾が爆発する一方、シリア軍のミサイル攻撃で子供3人と女性2人を含む7人死亡(2021年4月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の車輌10輌からなる車列が、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入し、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方に設置されているトルコ軍の拠点に向かった。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

だが、バーラ村とイフスィム町を結ぶ街道に到着したところで、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線のジスル・シュグール市に近いナージヤ村で車輌1輌をミサイルで攻撃し、乗っていた7人が死亡した。

7人のうち3人が子供、2人が女性だった。

シリア軍はこのほかにも、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(4月8日付)によると、「テロ集団」が前日に続いて、シリア政府の支配下にあるナーウール・ジューリーン村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアムキーヤ町を砲撃、「決戦」作戦司令室も応戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるシャイフ・マスキーン市で県の執行局メンバーの男性が兄弟とともに何者かの襲撃を受け、重傷を負い、その後死亡した。

また、ナワー市では、シリア政府との和解に応じ、シリア軍に従軍する元反体制武装集団が、住民と口論となり、車に発砲、乗っていた2人が死亡、3人が負傷した。

さらに、クナイトラ県に隣接するシリア政府支配下のバッカール村にある空軍情報部の検問所が正体不明の武装集団の発砲を受け、兵士3人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021などをもとに作成。

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米『ワシントン・ポスト』:ダーイシュのクラシー現指導者はかつて米情報当局の情報部員だった(2021年4月8日)

米『ワシントン・ポスト』紙(4月8日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・イブラーヒーム・クラシー指導者が過去に米情報当局の情報部員だったとする記事「テロリストのリーダーになる前、ISISの指導者は、イラクで米国に情報提供する囚人だったと記録が示す」(ジョビー・ウォリック)を掲載した。

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記事によると、ウェストポイント大学に設置され、国防総省が運営するテロ対策センター(CTC)は最近になって、クラシー指導者がイラク国内の米国の拘留キャンプに収監されていたときの尋問の様子などを記録した53極秘文書を一部編集して公開した。

本名はアミール・ムハンマド・サイード・アブドゥッラフマーン・マウラーで、報告書のなかでは「M060108-01」という呼称番号で呼ばれている。

複数の報告書のなかで、クラシーは、米国人看守に「協力的」で、異常なほどおしゃべりな模範囚として描かれいる。

また、彼が所属するイラク・イスラーム国内のライバルについての情報を提供するときなど、役に立とうとしているようだったという。

2008年のある報告書によると、本名、「囚人は面談する度に協力的になっているようである」と記している。また別の報告書には、「囚人はISIの仲間について多くの情報を提供している」と書かれている。

例えば、クラシーは、ある面談で、拘束時に押収された自身の黒い手帳の電話帳に記載されているダーイシュ幹部19人の電話番号を取り調べ官に指し示し、彼らの一部がどのくらいのカネを稼いでいるかを暴露したという。

米軍への協力は、最重要テロ容疑者の似顔絵作成、かつての仲間が好んで食事をするレストランやカフェの特定にも及んだ。

また、反体制グループのメディア部門の極秘本部をどのように突き止めるか、玄関のドアの色、オフィスに人がいる時間などについて正確な情報を提供した。

組織のナンバー・ツーと目されるモロッコ生まれのスウェーデン人、アブー・クスーラについて訊かれた際も、彼が身を寄せている集合住宅の地図を描き、その世話人の名前を教えたという。

情報提供から数週間後、米軍はイラクのモスル市でアブー・クスーラを急襲、殺害することに成功した。

報告書によると、クラシーはとくに米国が組織の宣伝部門だけでなく、米軍によるイラク占領中に中東・北アフリカから集まり、組織に参加した非イラク人を追跡するのを手助けした。

報告書は「彼は自分を守るために多くのことをした。彼はISISの外国人に対して長らく(そして尋問中も)敵意を抱いていた」と記録している。

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クラシー指導者は、2007年末から2008年初め頃にイラク国内で米軍によって捉えられ、拘留キャンプで数十回にわたって取り調べを受けた。

当時の年齢は31才で、イラク・イスラーム国の中堅幹部だった。

釈放された正確な日付は不明だが、尋問記録は2008年7月に作成されたものが最後となっている。

その頃までに、複数の報告書によると、彼は協力的でなくなり、自分の立場を心配するようになり、提供した情報に対する報酬を期待するようになっていたという。

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ダーイシュは、2019年10月、アブー・バクル・バグダーディー指導者が米軍によって暗殺された直後にクラシーを新指導者に任命した。

記事によると、当初この人物が誰であるかは明らかではなかったが、その後米国は彼がマウラーであると特定した。

AFP, April 8, 2021、ANHA, April 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2021、Reuters, April 8, 2021、SANA, April 8, 2021、SOHR, April 8, 2021、The Washington Post, April 8, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣のハリーフ高等教育科学研究大臣が遺体で発見される(2021年4月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る県西部のタワーマ村で、同組織支配地域の自治を委託されているシリア救国内閣の幹部の1人で高等教育科学研究大臣を務めるファーイズ・ハリーフ氏の家族が、何者かによって殺害された同氏の遺体を発見した。

複数の地元メディア筋によると、ハリーフ氏の遺体には拷問を受けたと思われる跡が残っていたという。

ハリーフ氏は4月4日にイドリブ市の自宅から職場に向かう途中に失踪していた。

これを受けて、シリア救国内閣は声明を出し、親族に弔意を示すともに、犯人の逮捕と処罰を約束した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュの拠点や車輌を狙って10回以上の爆撃を実施(2021年4月7日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って10回以上の爆撃を実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍と親政権民兵の拠点を襲撃、交戦となった。

シリア軍と親政権民兵はダーイシュを撃退したが、戦闘で複数人が死傷した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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ハマー県でカムア採取中にダーイシュによって誘拐された59人のうち46人が解放される(2021年4月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、4月6日にサラミーヤ市の東にあるトゥワイズィーン・ダム近くとサアン町で、カムア(トリュフの一種)を採取中にダーイシュ(イスラーム国)残党の襲撃を受け、誘拐された住民、警察・治安機関関係者59人のうち、46人が解放された。

のこる13人は警察・治安機関関係者だという。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)が複数の現地筋からの情報として伝えたところによると、誘拐された者のなかには、士官3人、政府職員2人が含まれているという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県南東部のアブー・ルジュマイン山近く砂漠地帯でカムア(トリュフの一種)を採取していた男性2人が、地雷に触れて死亡した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県北部へのトルコ軍・シリア国民軍の砲撃でシリア軍兵士1人死亡、シリア民主軍の反撃でトルコ軍兵士2人死亡(2021年4月7日)

アレッポ県では、ANHA(4月7日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村、バイナ村、タアーナ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、アルカミーヤ村、タナブ村、シャイフ・ヒラール村、ダイル・ジャマール村、カフル・ナーヤー村を砲撃した。

県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍が発射した砲弾は150発以上におよび、砲撃でシリア軍兵士1人が死亡、3人が負傷した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ軍の拠点複数カ所に対して砲撃を行い、トルコ軍兵士2人が死亡した。

シリア民主軍はまた、バイナ村、アキーバ村、マルアナーズ村一帯でシリア国民軍と交戦し、シリア国民軍の戦闘員複数人が負傷した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプ管理局がイラク難民500世帯の帰国に向けた準備を始める(2021年4月7日)

ハサカ県では、ANHA(4月7日付)によると、フール・キャンプ管理局が、キャンプに収容されているイラク難民500世帯の帰国に向けた準備を始めた。

帰国は来週から始められるという。

ANHA(4月5日付)が、キャンプ管理局による最新の統計として伝えたところによると、キャンプには60,351人(16,404世帯)が収容されている。

内訳は、イラク人30,738人(8,256世帯)、シリア人21,058人(5,619世帯)、外国人(女性、子供)8,555人(2,529世帯)。

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一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)は、フール・キャンプ内で、ダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発と治安回復を目的とした内務治安部隊(アサーイシュ)主導の「人道と治安」作戦を継続、作戦の第一段階完了(4月2日)後の4日間で47の作戦を実施、イラク人とシリア人の容疑者31人(うち女性7人)を拘束した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で120人、北・東シリア自治局支配地域で241人(2021年4月7日)

保健省は政府支配地域で新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者115人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月7日現在の同地での感染者数は計19,761人、うち死亡したのは1,342人、回復したのは13,549人となった。

SANA(4月7日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに241人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月7日現在の同地での感染者数は計11,333人、うち死亡したのは405人、回復したのは1,342人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性133人、女性108人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市54人、カーミシュリー市93人、マーリキーヤ(ダイリーク)市47人、ダルバースィーヤ市5人、ラッカ県のラッカ市25人、ダイル・ザウル県17人。

ANHA(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が前日に続いて、「決戦」作戦司令室諸派の拠点が散在するイドリブ県ブサンクール村の森林地帯を2度にわたって爆撃(2021年4月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が前日に続いて、「決戦」作戦司令室諸派の拠点が散在するブサンクール村の森林地帯を2度にわたって爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、爆撃はM4高速道路沿線のムハムバル村一帯に対して重点的に行われた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のナーウール・ジューリーン村を砲撃、住民1人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町で空軍情報部の士官1人と兵士1人が何者かの襲撃を受けて、死亡した。

また、スール村でも、村長を務める男性が何者かによって銃で撃たれて死亡したほか、総合情報部の検問所近くに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、治安当局は、県内で多発する治安機関や軍の関係者を狙った殺人事件の容疑者としてダーイル町出身の12人を逮捕した。

このほか、シリア政府の支配下にあるシャジャラ町で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ビン・ワリード軍に所属していた男性が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県21件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は39件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を19件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021、April 8, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県の自治を委託するシリア救国内閣はラマダーン月の伝統儀式ミスラハーティーを禁止(2021年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する地域で自治を委託しているシリア救国内閣が、ラマダーン月のミスハラーティーを禁止すると発表した。

ミスハラーティー(あるいはミスハル)とは、ラマダーン月の日の出前の食事(スフール)をとるよう太鼓を叩きながら呼びかける伝統的な儀式を行う人のこと。

シリア人権監視団が入手したシリア救国内閣の声明には、次のように書かれているという。

イドリブ市地元評議会へ
ファトワー評議会での審議を受け、(シリア救国内閣は)ラマダーン月のミスハルが預言者の言行に何ら基づかないビドア(逸脱)であることを承認した。
これに基づき、イドリブ市でのミスハルの活動に対して行っていたすべての支出を廃し、また新たな支出を行わないよう要請する。

AFP, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021などをもとに作成。

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トルコがシリア国民軍にウクライナへの「傭兵」としての戦闘員派遣に向けた準備を指示(2021年4月6日)

レバノン日刊紙『ナハール』(4月6日付)は、トルコの諜報機関が、シリア国民軍の複数の司令部に対して、ロシア・ウクライナ情勢の今後の進展に備えて、戦闘員の教練とウクライナへの派遣をはじめとする準備を行うよう指示したと伝えた。

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トルコ当局は2月に、理由を告げずにシリア国民軍戦闘員への給与支払いを一方的に停止していたが、この指示に先立って、戦闘員への月額550ドルとなる給与の支払いを再開していた。

給与支払い停止は、シリア国民軍に所属する武装集団やそのメンバーによる犯罪行為が後を絶たないことへの制裁と考えられているが、ロシア・ウクライナ情勢の行方を睨んで、こうした措置の継続を猶予したと解釈できるという。

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シリア国民軍所属組織に近い消息筋から得た情報によると、トルコからの指示は、トルコへの忠誠心が強い一部武装組織の司令官らに対して行われ、これを受け、トルコの司令に応えるための準備が加速、ウクライナ行きを希望する戦闘員の氏名を登録する極秘の登録センターが設置されたという。

極秘任務という性格上、登録はシリア国民軍の特殊部隊の隊員に限定されているという。

ウクライナとトルコ当局を仲介しているという複数の人物らの情報によると、ウクライナに派遣される戦闘員には4,000米ドルが支給され、ロシア軍との戦闘の可能性もある国境地帯に展開するという。

有事に備えて、7,000人の戦闘員を派遣するための準備が進められているという。

AFP, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、al-Nahar, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県ラアス・アイン市近郊でトルコ軍の兵士が3度にわたって地雷に触れて多数が死傷(2021年4月6日)

ハサカ県では、ANHA(4月6日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊のライハーニーヤ(ライハーニーヤト・バッカーラ)村と、M4高速道路に近いリヤード農場の間に位置する地域で、トルコ軍の兵士が3度にわたって地雷に触れて、兵士多数が死傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したトルコ軍兵士4人で、このほか兵士7人が負傷したという。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市東のシャルカラーク村の穀物サイロ近郊を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍兵士3人が負傷した。

一方、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で、シリア民主軍の兵士の自宅が何者かの襲撃を受け、この兵士と妻が殺害された。

AFP, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021などをもとに作成。

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ハマー県東部でダーイシュがカムア(トリュフの一種)を採取する住民を襲撃、3人を殺害、多数を負傷させ、拉致(2021年4月6日)

ハマー県では、SANA(4月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の残党が、県東部のサラミーヤ市の東にあるトゥワイズィーン・ダム近くでカムア(トリュフの一種)を採取していた住民を襲撃し、2人を殺害、多数を負傷させ、数十人を拉致した。

ダーイシュの残党は、シリア軍の展開地域から離れた遠隔地域に潜伏し、住民を襲撃するなどの活動を続けている。

今回の事件を受け、治安当局は、ダーイシュの残党が潜伏していると考えられる遠隔地域に近づく際は十分警戒するよう呼びかけた。

一方、サアン町でも、ダーイシュの残党が、カムアを採取していた住民を襲撃し、1人を殺害、多数を負傷させ、一部を誘拐した。

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これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュが、ズワイナ地区(サアン区)、ウカイリバート区でシリア軍や親政権民兵と交戦し、兵士多数を殺傷、警官8人と住民11人を拉致したと発表した。

また、ザマーン・ワスル(4月6日付)によると、殺害されたのは、ほとんどがスカイラビーヤ市出身者からなる国防隊の隊員。

誘拐された者のなかにも国防隊隊員が含まれているという。

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シリア人権監視団によると、一方、ロシア軍戦闘機は、アレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境に位置する砂漠地帯、ダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊の砂漠地帯を中心に、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って爆撃を継続した。

過去72時間での爆撃回数は210回以上にのぼり、ダーイシュ・メンバー少なくとも29人が死亡したという。

AFP, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021、Zaman al-Wasl, April 6, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で115人、北・東シリア自治局支配地域で279人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で25人(2021年4月6日)

保健省は政府支配地域で新たに115人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者118人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、4月6日現在の同地での感染者数は計19,641人、うち死亡したのは1,332人、回復したのは13,434人となった。

SANA(4月6日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに279人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、4月6日現在の同地での感染者数は計11,092人、うち死亡したのは400人、回復したのは1,340人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性167人、女性112人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市34人、カーミシュリー市87人、マーリキーヤ(ダイリーク)市27人、マアバダ(カルキールキー)町1人、ダルバースィーヤ市13人、ラッカ県のラッカ市17人、アレッポ県のマンビジュ市2人、ダイル・ザウル県57人。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月6日に新たに25人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、18人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,419人、うち回復したのは19,565人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1550347138503505/

AFP, April 6, 2021、ACU, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県西部のブサンクール村の森林地帯を空対地ミサイルやクラスター弾で爆撃(2021年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のブサンクール村の森林地帯を空対地ミサイルやクラスター弾で爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体で、同地は、同司令室諸派が拠点を設置している地域。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町、灌漑計画地区で砲撃戦を行った。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとスワイダー市を結ぶ街道の各所で、住民数十人が、県からの燃料供給の減少に抗議し、デモを行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県12件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 6, 2021、ANHA, April 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 6, 2021、Reuters, April 6, 2021、SANA, April 6, 2021、SOHR, April 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターがラッカ県とハマー県の県境の砂漠地帯でダーイシュを狙って爆撃(2021年4月5日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラッカ県タブカ市とハマー県イスリヤー村を結ぶ街道沿線でダーイシュ(イスラーム国)を狙って90回あまりの爆撃を実施した。

また、シリア軍ヘリコプターも同地に8発の「樽爆弾」を投下した。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町近郊の石油精製用燃焼装置地区でダーイシュがシリア民主軍を襲撃、兵士3人殺害(2021年4月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町近郊の石油精製用燃焼装置地区で、ダーイシュ(イスラーム国)が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のパトロール部隊を襲撃、兵士3人を殺害、3人を人質にとった。

これを受けて、シリア民主軍の増援部隊が現場に派遣され、事態を収拾した。

一方、シリア民主軍は、ザッル村からユーフラテス川を渡河して、シリア政府支配地に商品を密輸しようとしていたシュハイル村出身の住民1人を殺害した。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下にあるアレッポ県北部マーリア市で、シリア国民軍に所属する戦闘員とその家族がトルコからの給与支払い停止に抗議するデモを行う(2021年4月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下にある県北部のマーリア市で、シリア国民軍に所属する戦闘員とその家族が、トルコからの給与支払い停止に抗議するデモを行った。

給与支払い停止は2ヶ月に及んでいるという。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍に所属するテロ撲滅部隊(YAT)はフール・キャンプにおける最重要指導者の一人を拘束(2021年4月5日)

ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発と治安回復を目的とした北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属組織による「人道と治安」作戦の第一段階が完了したフール・キャンプで、テロ撲滅部隊(YAT)が、これまでに拘束したダーイシュ・メンバーから得た情報をもとに、キャンプ内のセルの責任者の一人アフマド・ハーシア氏(アブー・ハーリド)を拘束した。

ハーシア氏は1992年生まれで、イラクのアンバール県出身。

キャンプにおけるダーイシュの最重要指導者の一人と目されていた。

シリア人権監視団によると、内務治安部隊はまた、ヒスバ(宗教警察)のメンバーとして活動していた女性2人を拘束した。

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なお、ANHA(4月5日付)が、キャンプ管理局による最新の統計として伝えたところによると、キャンプには60,351人(16,404世帯)が収容されている。

内訳は、イラク人30,738人(8,256世帯)、シリア人21,058人(5,619世帯)、外国人(女性、子供)8,555人(2,529世帯)。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021、April 6, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2021年4月5日)

ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村への侵攻を試みたが、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が撃退した。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構の治安部隊がイドリブ県ジスル・シュグール市近郊で新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の外国人メンバー6人を拘束(2021年4月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、ジスル・シュグール市近郊のカニーヤ村、ハマーマ村、ヤアクービーヤ村で、新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の外国人メンバー6人を拘束した。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、逮捕者数は4月6日までに11人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県12件、ラタキア県10件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021、April 6, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で122人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で31人(2021年4月5日)

保健省は政府支配地域で新たに122人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者111人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月5日現在の同地での感染者数は計19,526人、うち死亡したのは1,323人、回復したのは13,316人となった。

SANA(4月5日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月5日に新たに31人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡9人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡2人、アフリーン郡15人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,394人、うち回復したのは19,547人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1549658988572320/

AFP, April 5, 2021、ACU, April 5, 2021、ANHA, April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2021、Reuters, April 5, 2021、SANA, April 5, 2021、SOHR, April 5, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ダーイシュを狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員13人殺害(2021年4月4日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ダイル・ザウル県のビシュリー山、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村一帯の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員13人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシャアファ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かの銃撃を受けて死亡した。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県内各地のモスクから、拡声器を通じてシリア政府との和解に応じた若者の兵役を1年間免除する決定がなされたと告知(2021年4月4日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある各地のモスクから拡声器を通じて、シリア政府との和解に応じた若者の兵役を1年間免除する決定がなされたとの告知がなされた。

兵役免除の対象は、和解を証明する身分証を所持する若者が対象。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室も応戦し、砲撃戦となった。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村各所を砲撃した。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ市近郊のダイルカー村にある採石場を爆撃(2021年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)が未明、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のダイルカー村にある採石場を爆撃した。

一方、ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊の農村地帯を拠点とするシリア国民軍所属のバドル殉教者旅団が前日のムフタッラ村襲撃に続いて、マブルーカ村の民家に押し入ろうとしたが、地元のアドワーン部族が抵抗し、撃ち合いとなった。

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ラッカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、ジャディーダ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で120人、北・東シリア自治局支配地域で105人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で21人(2021年4月4日)

保健省は政府支配地域で新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者115人が完治し、14人が死亡したと発表した。

これにより、4月4日現在の同地での感染者数は計19,404人、うち死亡したのは1,313人、回復したのは13,205人となった。

一方、フサイン・アルヌース首相は、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、各省に対して、生産活動と公共サービス提供に影響を及ぼさない範囲内で、就業時間を短縮するよう文書で指示を出した。

SANA(4月4日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、4月4日現在の同地での感染者数は計10,509人、うち死亡したのは392人、回復したのは1,329人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性59人、女性46人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市21人、ダルバースィーヤ市8人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市14人、マンビジュ市2人、ラッカ県のラッカ市28人、タブカ市32人。

ANHA(4月4日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月5日に新たに21人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、30人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡2人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計21,363人、うち回復したのは19,542人、死亡したのは637人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1548958191975733/

AFP, April 4, 2021、ACU, April 4, 2021、ANHA, April 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2021、Reuters, April 4, 2021、SANA, April 4, 2021、SOHR, April 4, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアレッポ県バーブ市で、住民がトルコ軍基地前で抗議デモを行い、破壊された住居の補償を求める(2021年4月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区で、住民数十人が、市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ハサカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市近郊の農村地帯を拠点とするシリア国民軍所属のバドル殉教者旅団が4月3日、ムフタッラ村を襲撃し、住民1人(ハマーディー・フルウ氏)を拘束しようとしたが、この住民は抵抗、戦闘員1人を殺害し、逃走した。

バドル殉教者旅団はこの住民を追跡するため、民家に押し入るなどしたため、住民が抵抗し、撃ち合いとなった。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、April 5, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプでのダーイシュのセル摘発と治安回復を目的とした「人道と治安」作戦が続き、内務治安部隊は4人を新たに逮捕(2021年4月3日)

ハサカ県では、ANHA(4月3日付)によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属組織とともに、フール・キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発と治安回復を目的とした「人道と治安」作戦を継続した。

7日目となる4月3日は、これまでに拘束したダーイシュ・メンバーに対する聴取に基づき、キャンプ内での殺人事件に関与していたとされうダーイシュ・セルのメンバー4人を新たに逮捕した。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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