シリア軍はハマー県、イドリブ県を砲撃(2019年2月10日)

ハマー県では、SANA(2月10日付)によると、反体制武装集団がアスィーラ村を砲撃し、同村の高校に着弾した。

これに対して、シリア軍はサルマーニーヤ村に潜入しようとしたトルキスタン・イスラーム党を砲撃、これを撃退した。

シリア軍はまた、ガーブ平原各所の反体制武装集団拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市、ハスラーヤー村、サフル丘、ザカート村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタマーニア町、スカイク村、タッフ村、タッル・マンス村を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月10日付)によると、ナーフタ町の庁舎前でシリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元司令官イスマーイール・ダルアーン氏が軽火器を形態し、元メンバーを前に、「和解を強いられた」、「シリア政府が南部を制圧するなかでの合意を拒否する」と演説する画像が公開された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県1件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(ハマー県7件、ラタキア県6件、イドリブ県1件)を確認した。

AFP, February 10, 2019、ANHA, February 10, 2019、AP, February 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2019、al-Hayat, February 11, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2019、Reuters, February 10, 2019、SANA, February 10, 2019、UPI, February 10, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部を爆撃し、住民20人以上が死亡か(2019年2月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月9日付)が複数の住民の情報として伝えたによると、米主導の有志連合が県南東部のタヤーナ村を爆撃し、住民3人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月9日付)によると、米主導の有志連合はまたウマル油田に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)の部隊を爆撃し、戦闘員10人を殺害したという。

だが、シャルク・ニュース(2月9日付)は、爆撃で死亡したのは、戦闘員ではなく民間人(油田職員ら)で、その数は20人以上に達したと伝えた。

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一方、ANHA(2月9日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(2月9日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村に残るダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地域に対する総攻撃を開始した。

なお、AFP(2月10日付)によると、フランス軍のシリア国境から3キロのイラク領内の砂漠地帯に大砲3門を設置し、総攻撃に参加しているという。

AFP, February 9, 2019、February 10, 2019、ANHA, February 9, 2019、AP, February 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2019、al-Hayat, February 10, 2019、Reuters, February 9, 2019、SANA, February 9, 2019、al-Sharq News, February 9, 2019、UPI, February 9, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県を砲撃し、住民4人が死亡(2019年2月9日)

イドリブ県では、ANHA(2月9日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、タッル・マンス村を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月9日付)によると、この砲撃により、女性1人と子ども2人を含む住民4人が死亡したという。

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ハマー県では、SANA(2月9日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町一帯でシャーム解放機構の発砲に対して応戦した。

シリア軍はまた、サイヤード丘で反体制武装集団の武器・装備を破壊した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月9日付)によると、軍事情報局がインヒル市で反体制武装集団の元メンバー少なくとも10人を拘束した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(ハマー県3件、アレッポ県2件)を確認した。

AFP, February 9, 2019、ANHA, February 9, 2019、AP, February 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2019、al-Hayat, February 10, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 9, 2019、Reuters, February 9, 2019、SANA, February 9, 2019、UPI, February 9, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構と新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構が不和を解消し、共通の敵との戦いにおいて協力することを合意(2019年2月8日)

イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)の軍事・治安権限を掌握するシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構と、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構は、メディアでの非難合戦を停止し、共通の敵との戦いにおいて協力することを合意したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月8日付)が入手したという合意文書によると、両組織はまた、アレッポ県タッル・ハディーヤ村でのフッラース・ディーン機構のメンバーによるシャーム解放機構への狙撃事件を審理するための法廷を設置すること、フッラース・ディーン機構がシャーム解放機構との調整なしにアレッポ県南部砂漠地帯の支配を行わないことでも合意したという。

AFP, February 8, 2019、ANHA, February 8, 2019、AP, February 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2019、al-Hayat, February 9, 2019、Reuters, February 8, 2019、SANA, February 8, 2019、UPI, February 8, 2019などをもとに作成。

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トルコのイスタンブール在住の反体制離反士官「南部の反体制派がヒズブッラーに米国製のTOW対戦車ミサイルを売却した」(2019年2月8日)

トルコのイスタンブール在住の反体制離反士官(准将)のアフマド・ラッハール氏はツイッターのアカウント(https://twitter.com/rahhalahmad06)とフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/profile.php?id=100012751608459&__tn__=%2CdC-R-R&eid=ARAiNdkNSqDh3W_Ko_bSDY23ezaWt7FfN87Tk_ts-wgnFKoNZGzjHccPH1nVTNvyH4EuK7Vs6H_tAxj6&hc_ref=ARRgiTuLxe7JHwdiZMoSllPhsSk2ntmIt-GssRewtyMlaDJ5A2IACNkTHz-4UO40k4o&fref=nf)で、「南部地区から複数の情報によると、南部の一部の司令官が米国製のTOW対戦車ミサイル、英国製のサーモ・カメラをレバノンのヒズブッラーに売却した」と綴った。

https://www.facebook.com/100012751608459/posts/631789593922755/

AFP, February 8, 2019、ANHA, February 8, 2019、AP, February 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2019、al-Hayat, February 9, 2019、Reuters, February 8, 2019、SANA, February 8, 2019、UPI, February 8, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡で東部軍、ハムザ師団を攻撃(2019年2月8日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が、6日にジンディールス町近郊で東部軍の司令官が乗った車を爆破し、この司令官を負傷させる一方、シーラーワー町近郊のバースータ村でもハムザ師団の車輌を爆破し、3人を負傷させたと発表した。

アフリーン解放軍団はまた、7日にもシーラーワー町近郊のキーマール村でハムザ師団の戦闘員1人を殺害、カフルナッブー村でハムザ師団の拠点を攻撃した。

ANHA(2月8日付)が伝えた。

AFP, February 8, 2019、ANHA, February 8, 2019、AP, February 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2019、al-Hayat, February 9, 2019、Reuters, February 8, 2019、SANA, February 8, 2019、UPI, February 8, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の実効支配下にあるラッカ市で、米軍とフランス軍のシリア領内への進駐(占領)に抗議するデモが行われ、住民数十人が参加(2019年2月8日)

ラッカ県では、SANA(2月8日付)によると、北・東シリア自治局の実効支配下にあるラッカ市で、米軍とフランス軍のシリア領内への進駐(占領)に抗議するデモが行われ、住民数十人が参加した。

ユーチューブ(https://youtu.be/nSOWHoC0UoY)で公開された映像で、デモ参加者は米国の占領、シリアに違法に進駐する外国軍への抵抗と撤退に向けた行動への意志を表明している。

https://youtu.be/nSOWHoC0UoY

AFP, February 8, 2019、ANHA, February 8, 2019、AP, February 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2019、al-Hayat, February 9, 2019、Reuters, February 8, 2019、SANA, February 8, 2019、UPI, February 8, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県でシャーム解放機構などと交戦(2019年2月8日)

イドリブ県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍が、タッル・マンス村一帯でシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(2月8日付)によると、シリア軍がサイヤード丘(サイヤード村)にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

また、サラミーヤ市近郊のラスム・アフマル村でダーイシュ(イスラーム国)が残した地雷が爆発し、住民7人が死亡した(ドゥラル・シャーミーヤ(2月8日付)によると、8人が死亡)。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県2件、イドリブ県1件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(イドリブ県5件、ラタキア県3件、ハマー県1件)を確認した。

AFP, February 8, 2019、ANHA, February 8, 2019、AP, February 8, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2019、al-Hayat, February 9, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 8, 2019、Reuters, February 8, 2019、SANA, February 8, 2019、UPI, February 8, 2019などをもとに作成。

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『ガーディアン』:ダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地域で、バグダーディー氏を狙った暗殺未遂が発生(2019年2月7日)

『ガーディアン』(2月7日付)は、英国とイラクの複数の諜報機関高官の話として、シリアのダイル・ザウル県にあるダーイシュ(イスラーム国)の支配地域で、アブー・バクル・バグダーディー指導者に対する反乱と同氏の暗殺未遂が起きていたと伝えた。

反乱が起きたのは2019年1月、ハジーン市に近いダーイシュの支配地域にあるバグダーディー氏が潜伏していたとされる場所で、外国人戦闘員とバグダーディー氏の護衛の間で銃撃戦となり、護衛はバグダーディー氏を砂漠地帯に脱出させたという。

銃撃戦では、バグダーディー氏に随行していた外国人2人が死亡したという。

なお、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の消息筋がスプートニク・ニュース(2月9日付)に明らかにしたところによると、バグダーディー氏は米主導の有志連合とシリア民主軍が包囲するダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地域で潜伏を続けているという。

AFP, February 9, 2019、ANHA, February 9, 2019、AP, February 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2019、The Guardian, February 7, 2019、al-Hayat, February 10, 2019、Reuters, February 9, 2019、SANA, February 9, 2019、Sputnik News, February 9, 2019、UPI, February 9, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方からトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡に退去したラフマーン軍団がトルコの庇護を受ける国民軍傘下に(2019年2月7日)

ダマスカス郊外県東グータ地方から、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡に退去したラフマーン軍団のワーイル・アッルーン報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/waiel_olwan/)で、「アフリーン地区の核基地で隊列の調整を完了した…。ラフマーン軍団は国民軍第3軍団の一部となり、他の組織とともに革命の道を進み続ける」と綴った。

AFP, February 7, 2019、ANHA, February 7, 2019、AP, February 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2019、al-Hayat, February 8, 2019、Reuters, February 7, 2019、SANA, February 7, 2019、UPI, February 7, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県で反体制武装集団と交戦(2019年2月7日)

ハマー県では、SANA(2月7日付)によると、反体制武装集団がムハルダ市の住宅街を砲撃、砲弾2発が着弾した。

これに対して、シリア軍が応戦し、ラターミナ町一帯にある反体制武装集団の拠点を砲撃、破壊した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、サイヤード村、ハスラーヤー村一帯で反体制武装集団の停戦違反を確認、応戦した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月7日付)によると、軍事情報局がジャースィム市で青年2人を拘束した。

拘束の理由は不明。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ハマー県3件、アレッポ県2件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ハマー県6件、アレッポ県2件、イドリブ県1件)を確認した。

AFP, February 7, 2019、ANHA, February 7, 2019、AP, February 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2019、al-Hayat, February 8, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 7, 2019、Reuters, February 7, 2019、SANA, February 7, 2019、UPI, February 7, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュの児童戦闘員(カリフ制の幼獣)5人を含むイラク人戦闘員多数がYPG主体のシリア民主軍に投降(2019年2月6日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける上バーグーズ村を包囲する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、同地から脱出を続ける住民に紛れて避難民キャンプに潜入しようとしたダーイシュの戦闘員7人を発見、これを殲滅した。

7人は自爆ベルトを着用し、避難民キャンプでの自爆を試みようとしていたという。

一方、14~15歳のダーイシュの児童戦闘員(カリフ制の幼獣)5人を含むイラク人戦闘員多数がシリア民主軍に投降した。

なお、ANHAによると、シリア民主軍は上バーグーズ村の約80%を制圧しているという。

AFP, February 7, 2019、ANHA, February 7, 2019、AP, February 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2019、al-Hayat, February 8, 2019、Reuters, February 7, 2019、SANA, February 7, 2019、UPI, February 7, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県のカラク村の空軍情報部施設の壁にシリア政府を非難する落書き(2019年2月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月6日付)は、ダルアー県のカラク村の空軍情報部施設の壁に、シリア政府を非難する落書きが壁に書かれているのが発見されと伝え、その写真を公開した。

落書きは「イランとラートの党(ヒズブッラーのこと)の犬どもよ、今に戻ってきてやる」「バアス党は裏切り者の党で、党に所属していることは犯罪だ」「バアス主義の党は倒れる」「カラク、2月6日」「南部連隊」などと書かれている。

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ドゥラル・シャーミーヤ(2月7日付)によると、この落書きと合わせて、「南部連帯」を名のるグループが声明を出し、結成を宣言した。

AFP, February 6, 2019、ANHA, February 6, 2019、AP, February 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2019、February 7, 2019、al-Hayat, February 7, 2019、Reuters, February 6, 2019、SANA, February 6, 2019、UPI, February 6, 2019などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発(2019年2月6日)

アレッポ県では、ANHA(2月6日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発した。

AFP, February 6, 2019、ANHA, February 6, 2019、AP, February 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2019、al-Hayat, February 7, 2019、Reuters, February 6, 2019、SANA, February 6, 2019、UPI, February 6, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県でトルキスタン・イスラーム党、イッザ軍などと交戦(2019年2月6日)

イドリブ県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がザイズーン発電所で略奪を行ってきたトルキスタン・イスラーム党を攻撃した。

シリア軍はまた、ジャルジャナーズ町で反体制武装集団を攻撃した。

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ハマー県では、SANA(2月6日付)によると、シリア軍がズラーキーヤート村、ザリーン村方面に潜入しようとしたイッザ大隊(イッザ軍)を迎撃した。

シリア軍はまた、ムーリク市一帯の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を11件(ラタキア県6件、ハマー県4件、アレッポ県1件)を確認した。

AFP, February 6, 2019、ANHA, February 6, 2019、AP, February 6, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2019、al-Hayat, February 7, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 6, 2019、Reuters, February 6, 2019、SANA, February 6, 2019、UPI, February 6, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団は、任務遂行中にゲームソフトで遊ぶことを禁止する旨メンバーに通達(2019年2月5日)

トルコの支援を受ける反体制武装集団の一つサマルカンド旅団は、メンバーに対して、「任務遂行中」にゲームソフト「PUBG(Player Unkonw’s Battle Grounds)」で遊ぶことを禁止、これに違反した場合は曝気計に処するとする決定を下し、発表した。

「個人の生活に悪影響を及ぼし、アッラーが満足しないかたちで時間を浪費する」というのが禁止の理由。

サマルカンド旅団は、「ユーフラテスの盾」作戦司令室、「オリーブの枝」作戦司令室に所属、第一軍団に所属している。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で東部軍とヌールッディーン・ザンキー運動が一件の民家の処遇をめぐって交戦(2019年2月5日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月5日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン郡ジンディールス町近郊で、トルコの支援を受ける東部軍とヌールッディーン・ザンキー運動が激しく応戦した。

戦闘はどの地域にある一件の民家の処遇をめぐるメンバーどうしの衝突が発端だという。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュとYPG主体のシリア民主軍は「秘密合意」を交わし、ダイル・ザウル県南東部からのダーイシュ退去に向けて街道を開放か?(2019年2月5日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月5日付)は、ダイル・ザウル県南東部で2月に入ってからダーイシュ(イスラーム国)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘が止んでいることに関して、「その全貌は分からない」としつつ、シリア民主軍がシャジャラ村、スーサ町の街道を開放し、ダーイシュ戦闘員の退去を認める「秘密合意」が交わされた、と伝えた。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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反体制指導者の一人がシリア駐留米軍撤退後にアラブ人とクルド人の戦闘員1万人からなる部隊をユーフラテス川以東の「安全地帯」に展開させることを提案(2019年2月5日)

『シャルク・アウサト』(2月5日付)は、ガド潮流の代表でシリア・エリート部隊を率いるアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏(シリア革命反体制勢力国民連立元代表)が、アラブ人とクルド人の戦闘員1万人からなる部隊を、シリア駐留米軍撤退後に設置が予定されている「安全地帯」に展開させることを計画していると伝えた。

この計画は、ジャルバー氏の提案によるもので、米国、トルコ、イラクのクルディスタン自治政府との連携のもとに行われ、米国とトルコが米軍撤退後に、ティグリス川(イラク国境)・ユーフラテス川間のシリア北東部に設置しようとしている「安全地帯」(全長500キロ、幅28~32キロ)が展開地域になるという。

戦闘員1万人の展開に合わせて、同地で活動する人民防衛隊(YPG)7,000人は撤退、その基地や拠点は解体されるという。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、al-Sharq al-Awsat, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍はシリア政府支配地域からダイル・ザウル県南東部への人道支援物資搬入を再び阻止する一方、国連の人道支援物資が米軍占領地域の背後にあるヨルダン領内のルクバーン・キャンプに届けられる(2019年2月5日)

SANA(2月5日付)は、ダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川東岸のハジーン市をダーイシュ(イスラーム国)から解放し、同地に展開した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、有志連合を主導する米軍の指示を受けて、シリア政府、シリア赤新月社、ロシア当事者和解調整センターによる人道支援物資の搬入を認めず、その進行を阻止したと伝えた。

同通信社によると、飲料水、医薬品、洗身用品などを積んだシリア赤新月社の貨物トレーラー10輌が、フサイニーヤ町でシリア民主軍に進行を妨げられたという。

人道支援の搬入が阻止されたのは2度目。

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バーディヤ24(2月5日付)は、米主導の有志連合が占領するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに、食糧や人道支援物資を積んだUNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)の車列がシリア側から越境し到着したと伝えた。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Badiya 24, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県で反体制武装集団と交戦(2019年2月5日)

ハマー県では、SANA(2月5日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町一帯の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ジャナービラ村、ウスマーン丘一帯に潜入しようとした反体制武装集団と交戦した。

一方、サラミーヤ市近郊のラスム・アフマル村でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷が爆発し、住民5人が死亡、9人が負傷した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月5日付)がハウラーン自由人連合のムハンマド・ハウラーニー報道官の話として伝えたによると、ナマル町とハーッラ市の間に位置するアフマル丘近郊のシリア軍の検問所に何者かが爆弾を仕掛けて、爆発させ、検問所にいた兵士全員が死亡した。

なお、この検問所はヒズブッラーの管理下にあったという。

この攻撃に関して、「人民抵抗」がビデオ声明を出し、犯行を認めた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県1件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(ハマー県2件、ラタキア県3件、アレッポ県8件、イドリブ県4件)を確認した。

AFP, February 5, 2019、ANHA, February 5, 2019、AP, February 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 5, 2019、February 6, 2019、al-Hayat, February 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 5, 2019、Reuters, February 5, 2019、SANA, February 5, 2019、UPI, February 5, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)にある反体制派の刑務所でヒムス県出身の青年が拷問で殺害される(2019年2月4日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月4日付)が複数の活動家の話として伝えたによると、トルコの占領下にある県北東部ユーフラテス川河畔の国境地帯に位置するジャラーブルス市の中央刑務所で、拘束中のヒムス県出身の青年が拷問で死亡した。

拷問で死亡したのは、ヒムス県タラフ村出身のムハンマド・ディヤーブ・カースィム氏。

インターネットを通じて公開されたカースィム氏の遺体には拷問による傷跡が残っているという。

カースィム氏はシリア軍の兵士で1ヶ月前に兵役期間を終えて、ヒムス市バーバー・アムル地区に転居、18日同地に滞在後、アレッポ県を経由してトルコに移住したいという家族の求めに応じて、トルコの支援を受ける反体制武装集団の支配下にあるジャラーブルス市に向かった。

だが、ジャラーブルス市で拘束され、ジャラーブルス中央刑務所に収監、そこで「健康状態が急激に悪化」し、病院に搬送、その翌日に再び刑務所に戻され、死亡したという。

AFP, February 4, 2019、ANHA, February 4, 2019、AP, February 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2019、al-Hayat, February 5, 2019、Reuters, February 4, 2019、SANA, February 4, 2019、UPI, February 4, 2019などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市西ヌシューワ地区で爆発(2019年2月4日)

ハサカ県では、ANHA(2月4日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市西ヌシューワ地区で爆発が発生した。

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アレッポ県では、アフリーン解放軍団が、2日にマーリア市近郊のタッル・マーリド村でトルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員5人を殺害したと発表した。

ANHA(2月4日付)が伝えた。

AFP, February 4, 2019、ANHA, February 4, 2019、AP, February 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2019、al-Hayat, February 5, 2019、Reuters, February 4, 2019、SANA, February 4, 2019、UPI, February 4, 2019などをもとに作成。

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ハマー県、イドリブ県、アレッポ県でシリア軍と反体制武装集団が交戦(2019年2月4日)

ハマー県では、SANA(2月4日付)によると、反体制武装集団が県北部の緊張緩和地帯(ガーブ平原一帯)を砲撃し、住民2人が負傷した。

これに対して、シリア軍はジャナービラ村、ウスマーン丘方面からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はウスマーン丘、バーナ村、サフル丘一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍が県南部のタッフ村一帯から緊張緩和地帯に潜入しようとした反体制武装集団を迎撃した。

シリア軍はまたビダーマー町、ナージヤ村一帯のトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はタッル・スルターン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジャズラーヤー村一帯でシリア軍とトルコの支援を受ける反体制武装集団が交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ラタキア県4件、イドリブ県2件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(アレッポ県3件、ハマー県8件、イドリブ県2件)を確認した。

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シャーム解放機構に近いイバー・ネット(2月4日付)は、シャーム解放機構がテレグラムを通じて、特殊部隊の新規戦闘員教練の修了式の写真を公開したと伝えた。

AFP, February 4, 2019、ANHA, February 4, 2019、AP, February 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2019、al-Hayat, February 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2019、Reuters, February 4, 2019、SANA, February 4, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, February 4, 2019、UPI, February 4, 2019などをもとに作成。

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サウジアラビアの支援を受ける反体制派の最高交渉委員会はユーフラテス川以東地域での自治区樹立に意欲(2019年2月3日)

サウジアラビアの支援を受け、国連主導の和平協議であるジュネーブ会議に反体制派の代表として参加している最高交渉委員会のヤフヤー・ヤリーディー報道官は『ハヤート』(2月4日付)に対して、イラクのアルビル市を訪問し、クルディスタン自治政府のマスウード・バールザーニー大統領や同政府高官と会談、北・東シリア自治区の支配下にあるシリア北東部ユーフラテス川以東地域の処遇などについて協議したことを明らかにした。

アリーディー報道官は、「最高交渉委員会は政治プロセスに力点を置く一方、政府とその民兵、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)がユーフラテス川以東地域の支配を回復する道を閉ざすべく活動している」としたうえで、「最高交渉委員会は、すべての社会成員を代表し、武力紛争を回避できるような真の自治政体を樹立することで、この地域(シリア北東部)の…問題を解決するのに寄与したい」と述べた。

AFP, February 3, 2019、ANHA, February 3, 2019、AP, February 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2019、al-Hayat, February 4, 2019、Reuters, February 3, 2019、SANA, February 3, 2019、UPI, February 3, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県でイッザ軍、シャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党と交戦(2019年2月3日)

ハマー県では、SANA(2月3日付)によると、シリア軍がハスラーヤー村一帯で活動するイッザ大隊(イッザ軍)の停戦違反を確認し、その拠点に対して砲撃を行った。

シリア軍はまた、ハウワーシュ村、フワイジャ村で、発砲してきたトルキスタン・イスラーム党に応戦した。

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イドリブ県では、SANA(2月3日付)によると、シリア軍がスフーフン村にシャーム解放機構の武器弾薬庫があるとの通報を受け、これを砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(ハマー県2件、アレッポ県2件、ラタキア県7件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ハマー県7件、ラタキア県2件)を確認した。

AFP, February 3, 2019、ANHA, February 3, 2019、AP, February 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2019、al-Hayat, February 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2019、Reuters, February 3, 2019、SANA, February 3, 2019、UPI, February 3, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の「タカ派」が指導部との対立の末に辞任、「穏健な反体制派」への転身の布石か?(2019年2月2日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月2日付)は、シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構の幹部の一人でシューラー評議会メンバーのアブー・ヤクザーン・ミスリー氏(シャリーア学者)が辞任したと伝えた。

同サイトによると、辞任は指導部との意見対立が原因で、指導部はミスリー氏に対して命令に従うよう最期通告、これを受けてミスリー氏は辞表を提出、指導部はこれを受理したという。

シャーム解放機構は最近になって、司令部がメディアを通じて発出した規則に従うようメンバーに通達していたが、ミスリー氏はこれに従わなかったという。

一方、『ハヤート』(2月3日付)は、「自由シリア軍」消息筋の話として、ミスリー氏を組織内の「タカ派」だったとしたうえで、シャーム解放機構が「穏健な反体制派」への再編を画策するなかでの出来事だと伝えた。

同消息筋(匿名)によると「ミスリー氏の解任は望ましくない過激派を排除する同様の動きを伴い、シリア政府の支配が及ばないイドリブ県やシリア北西部の地域におけるシャーム解放機構の支配拡大が促進されるだろう」という。

なお、『ハヤート』によると、ミスリー氏は、トルコの傘下に入ったアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバーへの攻撃、トルコが計画しているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦への「自由シリア軍」参加禁止など、「物議を醸し出すファトワー」を発していた。

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また、ドゥラル・シャーミーヤによると、同じくシャーム解放機構の幹部の一人でシューラー評議会メンバーのアブー・マーリク・タッリー氏も辞任したと伝えられた。

しかし、シャーム解放機構のシューラー評議会のメンバーのアブー・ファトフ・ファルガリー氏、アブー・マーリヤ・カフターニー氏は、テレグラムのアカウントを通じて、タッリー氏の辞任報道を否定した。

AFP, February 2, 2019、ANHA, February 2, 2019、AP, February 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2019、al-Hayat, February 3, 2019、Reuters, February 2, 2019、SANA, February 2, 2019、UPI, February 2, 2019などをもとに作成。

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トルコの庇護を受ける国民解放戦線はダーイシュのメンバー2人を拘束し、処刑(2019年2月2日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線は、ユーチューブ(2月2日付)を通じて、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を拘束したと発表した。

拘束作戦は、ナスル軍とシャーム自由人イスラーム運動が行ったが、その際にシャーム自由人イスラーム運動のメンバー1人が地雷を撤去しようとして死亡、両組織のメンバー多数が負傷したという。

なお、国民解放戦線は3日、拘束した2人を処刑したと発表している。

AFP, February 2, 2019、ANHA, February 2, 2019、AP, February 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2019、February 3, 2019、al-Hayat, February 3, 2019、Reuters, February 2, 2019、SANA, February 2, 2019、UPI, February 2, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル24:ダイル・ザウル県南東部で1月に民間人94人が死亡、うち48人が米主導の有志連合の爆撃の犠牲者(2019年2月1日)

反体制派系サイトのダイル・ザウル24(2月1日付)は、ダイル・ザウル県南東部で1月だけで民間人94人が死亡した、と発表した。

このうち、米主導の有志連合の爆撃による民間人犠牲者は48人(うち子ども19人、女性14人)、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の攻撃による犠牲者は15人(うち子ども7人、女性1人)、ダーイシュ(イスラーム国)によって殺害された犠牲者は9人、シリア軍の攻撃による犠牲者は3人(うち子ども1人)、そのほか19人、だという。

AFP, February 1, 2019、ANHA, February 1, 2019、AP, February 1, 2019、Dayr al-Zawr 24, February 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2019、al-Hayat, February 2, 2019、Reuters, February 1, 2019、SANA, February 1, 2019、UPI, February 1, 2019などをもとに作成。

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シリア民主評議会のアフマド執行委員会議長「我々とトルコの紛争を終わらせる必要がある」(2019年2月1日)

米国を訪問中のシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会議長は、ワシントン中東政策研究所での講演で「我々とトルコの紛争を終わらせる必要がある」と述べた。

アフマド議長は「シリア民主評議会はトルコでの紛争の当事者ではない」と述べ、米国がトルコとの対話を望んでいることを示唆した。

シリア民主評議会は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体。

ルダウ・チャンネル(2月1日付)が伝えた。

AFP, February 1, 2019、ANHA, February 1, 2019、AP, February 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2019、al-Hayat, February 2, 2019、Reuters, February 1, 2019、Rudaw, February 1, 2019、SANA, February 1, 2019、UPI, February 1, 2019などをもとに作成。

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