ダルアー県でアサド政権打倒を求める落書き相次ぐ(2018年12月21日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月24日付)によると、ヤードゥーダ村にある学校の壁に、アサド政権の打倒と、大統領以下政権幹部の退任を求める落書きが書かれているのが見つかった。

同サイトによると、シリア軍・ムハーバラートによる兵役忌避者の拘束に対する住民の不満が高まるなかで、落書きは県内の他の市町村などでも散見されているという。

al-Durar al-Shamiya, December 24, 2018

AFP, December 24, 2018、ANHA, December 24, 2018、AP, December 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2018、al-Hayat, December 25, 2018、Reuters, December 24, 2018、SANA, December 24, 2018、UPI, December 24, 2018などをもとに作成。

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バズフィード・ニュース:革命特殊任務軍はヒムス県南東部タンフ国境通行所の基地からの米軍撤退に懸念を表明(2018年12月21日)

バズフィード・ニュース(12月21日付)は、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍の司令官の一人ムハンナド・タッラーア氏の話として、「米軍は同通行所の基地から退去するだろう」と述べたと伝えた(https://www.buzzfeednews.com/article/mikegiglio/mattis-tanf-base-syria-closure)。

タッラーア氏はまた「有志連合がタンフ基地や55キロ地帯から撤退すれば、この地域の自由シリア軍諸派はシリア軍や「イランの民兵」との直接対決に曝されることになる」と付言したという。

al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、BuzzFeed News, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「米軍がシリアから撤退したら、シリア民主軍はシリア国旗を掲揚する」(2018年12月21日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のジーハーン・アフマド報道官は、シリア北東部から米軍地上部隊が撤退した場合、シリア民主軍はシリア国旗を掲揚することを躊躇しないと述べた。

アフマド報道官は「シリア民主軍はマンビジュ市(アレッポ県)でのシリア国旗掲揚に反対しない…。我々はシリア政府との間に何の問題もない。これまで数度にわたり、シリア民主評議会を代表する交渉団がシリア政府の代表と会談してきた」と述べた。

アフマド報道官はまた「我々はシリアの一部で、分離の唱導者ではない。だが、我々は自由なシリアのもとで、我々自身の問題に対処するための自治局について合意したい…。とにかく、それが実現すれば我々は政府に反対はしない。分権的なシリアのもとで、民主主義に至ることで、我々の利益が望み通りに実現することになるからだ。つまり、我々は分離国家、分裂などを望んでいない。我々は我々の支配地域の自治を実現したいだけで、どの旗のもとにいようと問題ではない」と付言した。

そのうえで、「我々が今行っている取り組みとは、地域を守り、脅威を排除することだ」と締めくくった。

スプートニク・ニュース(12月21日付)が伝えた。

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、Sputnik News, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部でシリア北東部ユーフラテス川以東地域へのトルコの侵攻作戦を支持するデモ(2018年12月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、トルコの占領下にあるバザーア村、シャイフ・ハディード(シーヤ)町などで、トルコが準備を進めているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦を支持するデモが行われ、数十人が参加し、トルコ国旗や「シリア革命旗」(委任統治領フランスの国旗)を掲げ、「我々のくにを我々に取り戻してくれ」などと連呼、人民防衛隊(YPG)の排除を訴えた。

al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会「トルコがシリア北部に侵攻すれば、収監中のダーイシュ・メンバーを拘束し続けられないかもしれない」(2018年12月21日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のリヤード・ダッラール共同議長とイルハーム・アフマド執行委員会共同議長は、フランス政府関係者との会談のために訪問したパリで記者会見を行った。

訪問は、トルコが準備を進めているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦への対応を協議するためで、ダッラール共同議長はトルコが侵攻すれば、その支援を受ける過激派が勢力を拡大することにつながると危機感を示す一報、「フランスにこれまで以上の役割をシリアで果たして欲しい」と訴えた。

アフマド執行委員会共同議長は、フランスに対してシリア北東部に飛行禁止空域を設定し、トルコの侵攻を抑止するよう呼びかけた。

アフマド執行委員会共同議長はまた、トルコの侵攻によって「シリア北部情勢が掌握できなくなれば、シリア民主軍は収監中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを拘束し続けることができなくなるかもしれない」と述べた。

なお、エリゼ宮殿でのフランス政府関係者との会談において、フランス側は、シリア民主軍を引き続き支援することを確認したという。

ロイター通信(12月21日付)、ANHA(12月21日付)などが伝えた。

ANHA, December 21, 2018

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市(アレッポ県)にあるスルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団の本部で爆弾が爆発(2018年12月21日)

アレッポ県では、ANHA(12月21日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市内のマアッラータ村に向かう街道沿いにあるスルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団の本部で爆弾が爆発した。

また「アフリーン解放軍団」を名のる武装勢力が声明を出し、18日にシャッラー村とクーバラ村の間に位置するトルコ軍の拠点を攻撃し、兵士1人を殺害し、6人を負傷させたと発表した。

ANHA, December 21, 2018

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュは悪天候に乗じてダイル・ザウル県南東部の複数拠点を奪還(2018年12月21日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月21日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が悪天候に乗じて、ハジーン市近郊のシャフア村、スーサ町に侵攻し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、この戦闘で、ダーイシュはハジーン市近郊のアブー・ハーティル村一帯の複数拠点を奪還した。

al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県の反体制武装集団を砲撃(2018年12月21日)

ハマー県では、SANA(12月21日付)によると、シリア軍がズィヤーラ町およびその一帯でトルキスタン・イスラーム党に対して砲撃を行った。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月21日付)によると、シリア軍はラターミナ町を砲撃、同地では金曜日午後の集団礼拝が中止されたという。

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イドリブ県では、SANA(12月21日付)によると、シリア軍がフワイン村、スカイク村、ザルズール村、ファルジャ村、サハール村、ジャルジャナーズ町およびその一帯の反体制武装集団に対して砲撃を加えた。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月22日付)が複数の活動家の話として伝えたによると、アレッポ市内各所で軍事治安局が兵役を忌避する若者8人を拘束した。

AFP, December 21, 2018、ANHA, December 21, 2018、AP, December 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2018、December 22, 2018、al-Hayat, December 22, 2018、Reuters, December 21, 2018、SANA, December 21, 2018、UPI, December 21, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制武装集団がマンビジュ市(アレッポ県)北のマンビジュ軍事評議会拠点に発砲(2018年12月20日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、マンビジュ市北のサージュール川沿岸にあるマンビジュ軍事評議会の拠点に向かって発砲した。

AFP, December 20, 2018、ANHA, December 20, 2018、AP, December 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2018、al-Hayat, December 21, 2018、Reuters, December 20, 2018、SANA, December 20, 2018、UPI, December 20, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2018年12月20日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、ハジーン市一帯に侵攻を試みたダーイシュ(イスラーム国)とシリア民主軍が激しく交戦、シリア民主軍はダーイシュ戦闘員32人を殲滅した。

ANHA(12月20日付)が伝えた。

AFP, December 20, 2018、ANHA, December 20, 2018、AP, December 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2018、al-Hayat, December 21, 2018、Reuters, December 20, 2018、SANA, December 20, 2018、UPI, December 20, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍、その政治母体のシリア民主評議会はトランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことをダーイシュとの戦いに「悪影響」をもたらすと非難(2018年12月20日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部は声明を出し、ドナルド・トランプ米政権がシリアから地上部隊の撤退開始を発表したことを非難する声明を出した。

シリア民主軍総司令部は声明のなかで「我々がダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点でテロに対する熾烈な戦いを行い、解放された地域でテロのスリーパー・セルと戦っているなか…、ホワイトハウスの決定は…、テロとの戦いに悪影響を及ぼし、テロおよびそれを支援する者たちが息を吹き返し、地域において反撃テロを実行する政治・軍事的な契機を与えてしまうだろう」と懸念を表明した。

そのうえで、「テロとの戦いはいまだ終わっておらず…、その重大な局面において、皆の努力を倍増させ、有志連合のさらなる支援が求められる」と強調し、「撤退決定はテロ組織を根絶する努力に直接打撃を与え、世界の平和と安定に深刻な悪影響を与え、治安と安定を希求する諸国民を失望させる」と述べた。

シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会も声明を出し、トランプ政権の決定が「不安定な状況のもと、トルコの脅迫が続くなかで行われた」と指摘、「シリア領内における(トルコの)古くからの野望を実現しようとする新たな危機に扉を開くことになる」と警戒感を示した。

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シリア民主評議会はまた、この決定が「ダーイシュ(イスラーム国)が勢力を盛り返す機会を与え、国際の平和と安全に脅威をもたらす…。シリア民主軍は米軍の撤退が有志連合の活動に悪影響しかもたらない」と非難した。

ANHA(12月20日付)が伝えた。

AFP, December 20, 2018、ANHA, December 20, 2018、AP, December 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2018、al-Hayat, December 21, 2018、Reuters, December 20, 2018、SANA, December 20, 2018、UPI, December 20, 2018などをもとに作成。

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北・東シリア民政局とシリア政府が共同支配(分割統治)するハサカ市とカーミシュリー市などでトルコの侵攻作戦に抗議するデモが行われ、シリア政府支持者が多数参加(2018年12月20日)

ハサカ県では、SANA(12月20日付)によると、北・東シリア民政局とシリア政府が共同支配(分割統治)するハサカ市とカーミシュリー市、そしてシリア政府支配下のジャルマズ村で、トルコが準備している北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に抗議し、領土の保全と統合を訴えるデモが行われ、シリア政府支持者が多数参加した。

SANA, December 20, 2018

ダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川西岸に位置するイラク国境沿いのブーカマール市でも同様のデモが行われ、シリア政府支持者が参加した。

デモは、ドナルド・トランプ米政権がシリアからの軍地上部隊の撤退開始を発表したことで、トルコによる北東部への侵攻の可能性が高まったのを受けたもの。

SANA, December 20, 2018

AFP, December 20, 2018、ANHA, December 20, 2018、AP, December 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2018、al-Hayat, December 21, 2018、Reuters, December 20, 2018、SANA, December 20, 2018、UPI, December 20, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県でイッザ軍、シャーム解放機構と交戦(2018年12月20日)

ハマー県では、SANA(12月20日付)によると、ハスラーヤー村、アブー・ライーダ村一帯への潜入を試みた反体制武装集団を、シリア軍が迎撃した。

シリア軍はまた、ラターミナ町一帯への侵攻を試みたシャーム解放機構を迎撃した。

シリア軍はさらに、ラトミーン村とムーリク市の間に位置する農場にあるイッザ大隊(イッザ軍)の拠点を攻撃、これを破壊した。

AFP, December 20, 2018、ANHA, December 20, 2018、AP, December 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2018、al-Hayat, December 21, 2018、Reuters, December 20, 2018、SANA, December 20, 2018、UPI, December 20, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団とシリア軍(2018年12月19日)

アレッポ県では、ANHA(12月19日付)によると、トルコの占領下にあるハルバル村とシャイフ・イーサー村で、反体制武装集団とシリア軍が交戦した。

AFP, December 19, 2018、ANHA, December 19, 2018、AP, December 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2018、al-Hayat, December 20, 2018、Reuters, December 19, 2018、SANA, December 19, 2018、UPI, December 19, 2018などをもとに作成。

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ハマー県北部でシリア軍がイッザ軍、フッラース・ディーン機構と交戦(2018年12月19日)

ハマー県では、SANA(12月19日付)によると、マアルカバ村、ザカート村、ラターミナ町、ワーディー・ダウラートで活動を続けるイッザ大隊(イッザ軍)が同地南部一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が迎撃した。

スプートニク・ニュース(12月19日付)によると、イッザ軍は新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構とともに、マサースィナ村一帯への侵攻を試み、シリア軍が迎撃、戦闘員15人以上を殺害したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、この戦闘でシリア軍兵士約30人が死亡したという。

SANAによると、反体制武装集団はまた、ハスラーヤー村、アブー・ザイーダ村一帯からも侵攻を試みたが、シリア軍がこれを撃退した。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2018

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イドリブ県では、SANA(12月19日付)によると、フワイン村一帯からシャーム解放機構がマアッラト・ヌウマーン市南東部に向けて侵攻を試みたが、シリア軍がこれを撃退した。

AFP, December 19, 2018、ANHA, December 19, 2018、AP, December 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2018、al-Hayat, December 20, 2018、Reuters, December 19, 2018、SANA, December 19, 2018、Sputnik News, December 19, 2018、UPI, December 19, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は米軍撤退開始を「シリア民主軍とYPGの背中を剣で刺すような行為」と非難(2018年12月19日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、米トランプ政権のシリアからの部隊即時完全撤退決定に関して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍司令部の複数の消息筋は、「現下での米軍の撤退はシリア民主軍とYPGの背中を剣で刺すような行為」、「ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で流された数千の戦闘員の血に対する裏切り」と非難した。

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ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍は上バーグーズ村一帯、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、戦闘員63人を殲滅した。

ANHA(12月19日付)が伝えた。

AFP, December 19, 2018、ANHA, December 19, 2018、AP, December 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2018、al-Hayat, December 20, 2018、Reuters, December 19, 2018、SANA, December 19, 2018、UPI, December 19, 2018などをもとに作成。

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ヨルダン国会議員「ホワイト・ヘルメットは「化学兵器兵器劇場」に加担した。ダマスカスに引き渡し、裁判にかけねばならない。「裏切り者」である彼らの居場所はヨルダンにはない」(2018年12月18日)

ヨルダンのターリク・フーリー代議院(下院)議員は、ホワイト・ヘルメットを「裏切り者」と評し、シリア軍に引き続き嫌疑をかけるために「化学兵器劇場」を作り出すことに加担したと非難した。

フーリー議員は「ホワイト・ヘルメットをダマスカスに引き渡し、裁判にかけねばならない…。イスラエルの要請を受けてヨルダンに入国したホワイト・ヘルメットは…自国民(自身の属す民族)に反する振る舞いをした危険分子だ…。裏切り者で、ヨルダンには彼らの居場所はない」と述べた。

イランのファルス通信(12月18日付)が伝えた。

AFP, December 18, 2018、ANHA, December 18, 2018、AP, December 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2018、Fars News Agency, December 18, 2018、al-Hayat, December 19, 2018、Reuters, December 18, 2018、SANA, December 18, 2018、UPI, December 18, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍とその支援を受ける使徒末裔大隊が激しく交戦(2018年12月18日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の複数の消息筋によると、マンビジュ市西のスッカリーヤ村で、同地に駐留するトルコ軍部隊とトルコの支援を受ける使徒末裔大隊が激しく交戦した。

ANHA(12月18日付)が伝えた。

ANHA, December 18, 2018

AFP, December 18, 2018、ANHA, December 18, 2018、AP, December 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2018、al-Hayat, December 19, 2018、Reuters, December 18, 2018、SANA, December 18, 2018、UPI, December 18, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2018年12月18日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシャフア村北部に侵攻し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦した。

シリア民主軍広報センターによると、このほかにも、上バーグーズ村一帯、ハジーン村一帯でシリア民主軍はダーイシュと交戦、96人の戦闘員を殲滅したという。

ANHA, December 18, 2018

AFP, December 18, 2018、ANHA, December 18, 2018、AP, December 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2018、al-Hayat, December 19, 2018、Reuters, December 18, 2018、SANA, December 18, 2018、UPI, December 18, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はラタキア県で反体制武装集団と交戦(2018年12月18日)

ラタキア県では、SANA(12月18日付)によると、県東部のキンサッバー町一帯に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退した。

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ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、ダイル・ザウル県に隣接するユーフラテス川右岸のマアダーン町近郊で地雷が爆発し、空軍情報部の3人が死亡、イラン・イスラーム革命防衛隊のメンバー1人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(12月18日付)によると、シリア軍はダルアー市近郊の農場で反体制武装集団のが使用していた西側製の無人航空機(ドローン)などの武器、装備、弾薬を発見、その写真・映像を公開した。

SANA, December 18, 2018

AFP, December 18, 2018、ANHA, December 18, 2018、AP, December 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2018、al-Hayat, December 19, 2018、Reuters, December 18, 2018、SANA, December 18, 2018、UPI, December 18, 2018などをもとに作成。

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「シリア対応調整者」はシリア北部の反体制派支配地域・トルコ占領地域の人口統計を発表(2018年12月17日)

「シリア対応調整者」(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)は、シリア北部の「解放区」(反体制派支配地域、トルコ占領地域)における人口統計結果を示す初のインフォグラフィアを発表した。

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/photos/a.1968631106514934/2436111563100217/?type=3&theater

それによると、「解放区」における総人口は470万3846人、うち301万1788人が住民、167万4918人が避難民。

またパレスチナ難民、イラン難民も17,000人居住しているという。

18歳以下の子供は153万人で、0~5歳が62万2119人、5~15歳が71万7368人、15~18歳が18万513人。

18歳以下の孤児は18万9924人、障害者は18万8000人、未亡人は3万6356人。

2018年に退去を余儀なくされた避難民は58万9083人、うち12万8888人がシリア北部以外の地域からの避難民、46万195人が域内の避難民だという。

なおこの数値がどのようなデータに基づいているのか、根拠は不明。

Facebook, December 17, 2018

AFP, December 17, 2018、ANHA, December 17, 2018、AP, December 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 17, 2018、SANA, December 17, 2018、UPI, December 17, 2018などをもとに作成。

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ハマー県、イドリブ県、アレッポ県でシリア軍は国民解放戦線、トルキスタン・イスラーム党、アンサール・タウヒード、イッザ軍などと交戦(2018年12月17日)

ハマー県では、SANA(12月17日付)によると、ヒルバト・ナークース村一帯からガーブ平原北部に潜入しようとしたトルキスタン・イスラーム党をシリア軍が撃退した。

シリア軍はまた、マアルカバ村一帯でからシリア軍拠点に対して発砲してきたイッザ大隊(イッザ軍)に対して応戦した。

さらにジャイサート村、サフル丘方面から潜入を試みた反体制武装集団も撃退した。

一方、シリア人権監視団によると、16日深夜から17日未明にかけて、非武装地帯での反体制武装集団の停戦違反を確認し、サフル丘、マアルカバ村各所を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月17日付)によると、「信者を煽れ」作戦司令室に所属する新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードが、県東部のザハビーヤ村にあるシリア軍の拠点に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、兵士多数を殺傷した。

一方、シリア人権監視団によると、16日深夜から17日未明にかけて、県東部でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、トルコの庇護を受ける国民解放戦線のアブドゥッサラーム・アブドゥッラッザーク大尉がツイッターのアカウント(https://twitter.com/abdulslamabdul7?lang=ja)で、同戦線精鋭連隊がアレッポ市ラーシディーン地区、科学研究センター一帯に進攻しようとしたシリア軍や「イランの民兵」を撃退したと綴った。

AFP, December 17, 2018、ANHA, December 17, 2018、AP, December 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 17, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 17, 2018、SANA, December 17, 2018、UPI, December 17, 2018などをもとに作成。

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ムウタスィム旅団のスィージャリー政治局長:米国からトルコが準備するシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に参加しないよう「脅迫」を受けた(2018年12月16日)

ムウタスィム旅団のムスタファー・スィージャリー政治局長はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MustafaSejari/)を通じて、米国からトルコが準備するシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に参加しないよう「脅迫」を受けたとしたうえで、「ユーフラテス川以東地域での自由シリア軍の戦いは、「テロとの戦い」における米国の努力を狙ったものではない」と綴った。

https://twitter.com/MustafaSejari/status/1074230672754126848?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1074230672754126848&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F129196

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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アスタナ会議に参加するシリア軍事革命諸勢力代表団とアレッポ県で活動する国民軍はトルコが準備するシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦への参加を表明(2018年12月16日)

アスタナ会議に参加するシリア軍事革命諸勢力代表団のアイマン・アースィミー報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/aymanmoonsy69)を通じて声明を出し、トルコが準備するシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に関して、トルコ軍を支援する用意があると述べた。

アースィミー報道官はまた、この件に関して米国務省から電話連絡を受け、軍事作戦に参加しないよう求められたことも明らかにした。

アナトリア通信(12月16日付)が伝えた。

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また、トルコの支援を受けアレッポ県北部で活動する国民軍も声明を出し、「トルコ軍の兄弟とともにユーフラテス川以東地域を解放し、PKK(クルディスタン労働者党)-PYD(民主統一党)のテロ一味を駆逐するための戦いに参加することを決意・決定した」と発表した。

al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018

AFP, December 16, 2018、Anadolu Ajansı, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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YPGに近い「オリーブの怒り」作戦司令室がトルコの占領下にあるアフリーン市で爆弾を爆破させ、シャーム戦線戦闘員10人を殺害(2018年12月16日)

アレッポ県では、ANHA(12月16日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市のハール市場で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、シャーム戦線の戦闘員10人が死亡、10人あまりが負傷した。

この爆発に関して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室が声明を出し、関与を認めた。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、死亡したのは8人で市民だという。

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県では反体制武装集団の攻撃でシリア軍兵士3人が死亡(2018年12月16日)

アレッポ県では、タス通信(12月16日付)が、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターの情報として伝えたところによると、タッル・マンムー村に対する反体制武装集団の砲撃により、シリア軍兵士2人が死亡、9人が負傷した。

また、アレッポ市南西部郊外に対する反体制武装集団の砲撃でも、シリア軍兵士1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(12月16日付)によると、ムーリク市一帯で活動する反体制武装集団がバッザーム丘、マアーン村一帯を砲撃し、シリア軍が迎撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市、ムーリク市、サフル丘、ハスラーヤー村、ザカート村、マアーン村、バッザーム丘を砲撃した。

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、TASS, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県ハジーン市を爆撃し、住民17人を殺害(2018年12月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月16日付)が地元の複数消息筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合がハジーン市を爆撃し、住民17人が死亡した。

これに関して、米主導の有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は声明を出し、ダーイシュの司令部があったハジーン市内のモスクを爆撃し、戦闘員16人を殺害したと発表した。

ロイター通信(12月16日付)が伝えた。

一方、ANHA(12月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市内東部および北部の街区でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

また、シリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍は上バーグーズ村一帯、ハジーン村一帯でダーイシュと交戦し、71人を殺害した。

AFP, December 16, 2018、ANHA, December 16, 2018、AP, December 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2018、al-Hayat, December 17, 2018、Reuters, December 16, 2018、SANA, December 16, 2018、UPI, December 16, 2018などをもとに作成。

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ハンムーYPG総司令官「ロシア、トルコ、シリア、イランは、ユーフラテス川以東をめぐって米国を不快にさせることで実質合意している」(2018年12月15日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)のスィーバーン・ハンムー総司令官は『シャルク・アウサト』(12月15日付)のインタビューに応じ、トルコが準備しているシリア北東部ユーフラテス川以東地域への侵攻作戦に関して、「ロシア、トルコ、シリア、イランの4カ国の政府は、ユーフラテス川以東をめぐって、米国を不快にさせることで実質合意している」との見解を示した。

ハンムー総司令官は「今年初めに(アレッポ県)アフリーン(郡)に対する(トルコの)攻撃が認められた際に、我々がロシア政府を失望させたのを機に、(ロシアとの)直接連絡は停止された…。我々の事務所を経由した間接的な連絡は行われている…。明らかなのは、米国を不快にさせられて、ロシアが喜んでいるということだ。トルコは(我々を)脅迫し、部隊を動員している…。(そのことを)彼らは喜んでいるようだし、当事者どうしで実質合意がなされているようだ」と述べた。

ハンムー総司令官はまた、シリア政府の姿勢に関して「政府高官と連絡はとり合ってきた…。アフリーン市では、彼らは我々に、トルコの攻撃に先立って同市を明けわたすよう要求してきたが、我々はこれを拒否した。今回、彼らは傍観している。ロシアからもダマスカスからも何のイニシアチブも行われていない」と述べた。

さらに米国については、「米国は、トルコの脅迫がユーフラテス川以東でのダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦を打ち砕こうとしていると述べた…。我々はトルコと米国がNATOの同盟国であることを忘れるべきでない」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, December 15, 2018

AFP, December 15, 2018、ANHA, December 15, 2018、AP, December 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2018、al-Hayat, December 16, 2018、Reuters, December 15, 2018、SANA, December 15, 2018、al-Sharq al-Awsat, December 15, 2018、UPI, December 15, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ハジーン市一帯でYPG主体とダーイシュの戦闘続く(2018年12月15日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(12月15日付)によると、シリア民主軍がハジーン市のカルア地区などでダーイシュとの戦闘を続けた。

AFP, December 15, 2018、ANHA, December 15, 2018、AP, December 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2018、Euphrates Post, December 15, 2018、al-Hayat, December 16, 2018、Reuters, December 15, 2018、SANA, December 15, 2018、UPI, December 15, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコ占領下のアレッポ県アフリーン郡でスルターン・ムラード師団とシャーム軍団の拠点を攻撃(2018年12月15日)

アレッポ県では、ANHA(12月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGが14日、トルコの占領下にあるアフリーン郡ブルブル町近郊のカスタル・ミクダード村にあるスルターン・ムラード師団の拠点と、シャラー村近郊のダイル・サワーン村、ナビー・フーリー村にあるシャーム軍団拠点を攻撃し、戦闘員6人を殺害した。

ANHA(12月15日付)が伝えた。

AFP, December 15, 2018、ANHA, December 15, 2018、AP, December 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2018、al-Hayat, December 16, 2018、Reuters, December 15, 2018、SANA, December 15, 2018、UPI, December 15, 2018などをもとに作成。

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