イスラエル軍がアレッポ国際空港を狙って爆撃、空港が利用不能に(2023年8月28日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、8月28日午前4時半頃、イスラエル軍がラタキア県西の地中海方面からアレッポ国際空港を狙って爆撃を行い、空港が損害を受け、利用できなくなったと発表した。

外務在外居住者省も声明を出し、米国や西欧諸国がテロやテロ組織を支援し、シリア国民に対する経済制裁を続けるなかで行われたと非難、国連安保理に対してイスラエルの犯罪の責任を追及するよう求めた。

SANA(8月28日付)が伝えた。

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ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、アレッポ国際空港に対するイスラエル軍の爆撃について、隣接するナイラブ航空基地のインフラが攻撃を受けたと発表した。

クリット副センター長の発表は以下の通り。

8月28日4時20分から4時27分にかけて、イスラエル空軍のイスラエルF-16戦術戦闘機4機が地中海からシリア領空を侵犯することなく、ナイラブ航空基地のインフラを攻撃した。イスラエルの空爆の結果、コンクリートの舗装面が部分的に損傷したが、空港の機能は停止しなかった。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍がアレッポ国際空港を爆撃し、利用不能としたほか、隣接するナイラブ航空基地の貯蔵施設複数棟を狙ってミサイルを発射した。

AFP, August 28, 2023、ANHA, August 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2023、‘Inab Baladi, August 28, 2023、Reuters, August 28, 2023、RIA Novosti, August 28, 2023、SANA, August 28, 2023、SOHR, August 28, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を9件、55キロ地帯への侵犯を18件確認したと発表(2023年8月28日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に9件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-35戦闘機4機、F-16戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を18件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月28日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 28, 2023をもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2023年8月27日

ハサカ県では、ANHA(8月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, August 27, 2023、ANHA, August 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2023、‘Inab Baladi, August 27, 2023、Reuters, August 27, 2023、SANA, August 27, 2023、SOHR, August 27, 2023などをもとに作成。

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トルコの当局がシリア難民65人を国外追放し、ラッカ県タッル・アブヤド国境通行所でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡す(2023年8月27日)

ANHA(8月27日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市の地元筋の話として、トルコの当局がシリア難民65人を国外追放し、同市の国境通行所でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡したと伝えた。

これにより、8月にトルコから強制追放され、タッル・アブヤド市に帰還させられたシリア難民の数は1273人となった。

AFP, August 27, 2023、ANHA, August 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2023、‘Inab Baladi, August 27, 2023、Reuters, August 27, 2023、SANA, August 27, 2023、SOHR, August 27, 2023などをもとに作成。

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米下院議員3人がアレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所を経由してシリア北部に進入、IDPsキャンプを視察(2023年8月27日)

AP(8月27日付)は、フレンチ・ヒル米下院議員(共和党、アーカンソー州選出)ら米議員3人が、2月6日のトルコ・シリア大地震で大きな損害を受けたシリア北西部を訪問したと伝えた。

ヒル議員に同行したのは、ベン・クライン下院議員(共和党、バージニア州選出)、スコット・フィッツジェラルト下院議員(共和党、ウィスコンシン州選出)。

同紙によると、3人はトルコ側のキリス県オンジュプナル国境通行所(シリア側はアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所)を経由して、シリア領内に進入し、同地に短期間滞在した。

米議員が同地を訪問するのは10年ぶりだという。

シリア人権監視団によると、3人はシリア領内の国内避難民(IDPs)キャンプを訪れたが、1時間も滞在しなかったという。

AFP, August 27, 2023、ANHA, August 27, 2023、AP, August 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2023、‘Inab Baladi, August 27, 2023、Reuters, August 27, 2023、SANA, August 27, 2023、SOHR, August 27, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を14件、55キロ地帯への侵犯を14件確認したと発表(2023年8月27日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)で、F-35戦闘機3機、F-16戦闘機3機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月27日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 27, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県ミラージャ村を砲撃、シリア軍の第一防衛線を突破しようとしたが、シリア軍が迎撃、過激派18人以上を殺害したと発表(2023年8月27日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党が、シリア政府の支配下にあるイドリブ県ミラージャ村を砲撃、シリア軍の第一防衛線を突破しようとしたが、シリア軍が迎撃、過激派18人以上を殺害したと発表した。

一方、県東部のマアッルシャムシャ村では、シリア軍の陣地に反体制武装集団が無人航空機(ドローン)で爆発物を投下し、爆発によって兵士2人が死亡した。

RIAノーヴォスチ通信(8月27日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 27, 2023をもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織に一つアンサール・タウヒードが、イドリブ県ミラージャ村近郊で特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士5人死亡、20人あまり負傷、これを受けロシア軍が同県南部を爆撃(2023年8月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(8月26日付)によると、新興のアル=カーイダ系組織に一つアンサール・タウヒードが、シリア政府の支配下にあるミラージャ村近郊のシリア軍および親政権民兵の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士5人が死亡、20人あまりが負傷した。

攻撃により、アンサール・タウヒードはミラージャ村を一時制圧した。

これに対して、ロシア軍戦闘機複数機が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を複数回にわたって爆撃した。

爆撃はアンサール・タウヒードの兵站線を遮断するために行われたという。

また、シリア軍も、同地一帯を激しく砲撃したほか、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市、ザーウィヤ山地方のアイン・ラールーズ村、マウザラ村、カンスフラ村などを砲撃した。

このうちジスル・シュグール市では、砲弾1発が利用されていない学校に着弾したほか、マンスフラ村に対する砲撃で子供2人が死亡、4人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するウスマーン・ブン・アッファーン旅団がシリア政府の支配下にあるジューリーン村、ナーウーラト・ジューリーン村、バラカ村、ミールザー砦などを砲撃し、女性2人を含む5人が負傷した。

これに対して、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のフマイマート村、ズィヤーラ町、ハミーディーヤ村、マシーク村、サルマーニーヤ村を砲撃した。

AFP, August 26, 2023、ANHA, August 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2023、‘Inab Baladi, August 26, 2023、Reuters, August 26, 2023、SANA, August 26, 2023、SOHR, August 26, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2023年8月26日)

アレッポ県では、ANHA(8月26日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃した。

AFP, August 26, 2023、ANHA, August 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2023、‘Inab Baladi, August 26, 2023、Reuters, August 26, 2023、SANA, August 26, 2023、SOHR, August 26, 2023などをもとに作成。

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トルコ当局がシリア難民95人を国外追放し、ラッカ県タッル・アブヤド国境通行所でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡す(2023年8月26日)

ANHA(8月26日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市の地元筋の話として、トルコの当局がシリア難民95人を国外追放し、同市の国境通行所でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡したと伝えた。

これにより、8月にトルコから強制追放され、タッル・アブヤド市に帰還させられたシリア難民の数は1207人となった。

AFP, August 26, 2023、ANHA, August 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2023、‘Inab Baladi, August 26, 2023、Reuters, August 26, 2023、SANA, August 26, 2023、SOHR, August 26, 2023などをもとに作成。

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カーミシュリー市近郊のハームー村の住民が同地に駐留するシリア軍部隊とともに、村に入ろうとした米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止(2023年8月26日)

ハサカ県では、SANA(8月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のハームー村の住民が同地に駐留するシリア軍部隊とともに、村に入ろうとした米軍の装甲車4輌からなる車列の進行を阻止し、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、車列は装甲車5輌からなっていた。

AFP, August 26, 2023、ANHA, August 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2023、‘Inab Baladi, August 26, 2023、Reuters, August 26, 2023、SANA, August 26, 2023、SOHR, August 26, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のドローンが55キロ地帯上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月26日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のMQ-9無人航空機(ドローン)が25日午後5時35分に、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)の高度約7200メートル上空で定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-35戦闘機4機、F-16戦闘機2機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機3機による領空侵犯を17件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月26日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 26, 2023をもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県、ハサカ県各所でスワイダー市でのデモに連帯する抗議デモ(2023年8月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(8月25日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月25日付)などによると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のバーブ市、ラーイー村、マーリア市、アアザーズ市で金曜日の午後の集団礼拝の後に「我々の革命は人民の革命」と銘打った抗議デモが行われ、体制打倒、政治的以降の実現、国連安保理決議第2254号の履行が訴えられた。

また、「オリーブの枝」地域でも、アフリーン市で住民数十人が抗議デモを行い、参加者らは「シャームの暴君よ、北部の暴君どもよ、お前たちの太陽は間もなく沈む、踏みつけられる覚悟をしろ」、「すべてのシリア人のための革命」などと書かれたプラカードを掲げてスワイダー県でのデモへの連帯を表明した。






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ハサカ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(8月25日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(8月25日付)などによると、トルコ占領下の「平和の泉」地域のラアス・アイン市とタッル・アブヤド市で、スワイダー県でのデモに連帯を表明するデモが行われ、体制打倒が訴えられた。

AFP, August 25, 2023、ANHA, August 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2023、‘Inab Baladi, August 25, 2023、Reuters, August 25, 2023、SANA, August 25, 2023、SOHR, August 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ当局がシリア難民100人を国外追放し、トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡(2023年8月25日)

ANHA(8月25日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市の地元筋の話として、トルコの当局がシリア難民100人を国外追放し、同市の国境通行所でシリア国民軍の憲兵隊にその身柄を引き渡したと伝えた。

AFP, August 25, 2023、ANHA, August 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2023、‘Inab Baladi, August 25, 2023、Reuters, August 25, 2023、SANA, August 25, 2023、SOHR, August 25, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のF-35戦闘機55キロ地帯上空でロシア軍戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月25日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のF-35戦闘機2機が25日午前9時32分に、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所(55キロ地帯)の高度約6500メートル上空で定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月25日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 25, 2023をもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー60輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年8月24日)

ハサカ県では、SANA(8月24日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー60輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク領内に移動した。

AFP, August 24, 2023、ANHA, August 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2023、‘Inab Baladi, August 24, 2023、Reuters, August 24, 2023、SANA, August 24, 2023、SOHR, August 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍がハサカ県北部の国境地帯で1ヵ月ぶりに合同パトロールを実施(2023年8月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市西のシーリーク村一帯の国境地帯で合同パトロールを実施した。

合同パトロールは約1ヵ月ぶりで、両軍からそれぞれ4輌が参加、またロシア軍ヘリコプター2機が護衛にあたった。

AFP, August 24, 2023、ANHA, August 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2023、‘Inab Baladi, August 24, 2023、Reuters, August 24, 2023、SANA, August 24, 2023、SOHR, August 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ジスル・シュグール市近郊の中国新疆ウィグル地区出身者、ウズベキスタン人などの居住地を爆撃(2023年8月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のシュグル村一帯を3回にわたって爆撃した。

ロシア軍はまた、同市近郊のフサイニーヤ村を爆撃した。

この村は、中国新疆ウィグル地区出身者、ウズベキスタン人などが居住し、住民らが立ち入ることのできない地域となっている。

フサイニーヤ村への爆撃によって、民家1棟が破壊されたという。

ロシア軍はまた、ザーウィヤ山地方のフライフィル村北を爆撃した。

AFP, August 24, 2023、ANHA, August 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2023、‘Inab Baladi, August 24, 2023、Reuters, August 24, 2023、SANA, August 24, 2023、SOHR, August 24, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県でダーイシュが潜伏する洞窟や隠れ家を狙って爆撃を実施(2023年8月24日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機少なくとも3機がビシュリー山一帯やT2(第2石油輸送ステーション)一帯でダーイシュ(イスラーム国)が潜伏する洞窟や隠れ家を狙って爆撃を実施した。

AFP, August 24, 2023、ANHA, August 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2023、‘Inab Baladi, August 24, 2023、Reuters, August 24, 2023、SANA, August 24, 2023、SOHR, August 24, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は、シリアを訪れたアルメニア典礼カトリック教会キリキア総大司教のラファエル・ベドロス21世ミナシアンらと面会(2023年8月24日)

アサド大統領は、シリアを訪れたアルメニア典礼カトリック教会キリキア総大司教のラファエル・ベドロス21世ミナシアンを団長とするアルメニア・カトリック司教らの使節団と面会した。

SANA(8月24日付)が伝えた。

AFP, August 24, 2023、ANHA, August 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 24, 2023、‘Inab Baladi, August 24, 2023、Reuters, August 24, 2023、SANA, August 24, 2023、SOHR, August 24, 2023などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)のクリラ司令官がダーイシュの戦闘員やその家族らを収容しているフール・キャンプとロジュ・キャンプを訪問(2023年8月23日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、マイケル・クリラ司令官(陸軍大将)が8月21日に、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員やその家族らを収容しているハサカ県のフール・キャンプとロジュ・キャンプを訪れ、運営者らと面談、キャンプの管理体制、安全、収容者のリハビリの現状など視察したと発表した。

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CENTCOM COMMANDER VISITS SYRIAN CAMPShttps://t.co/URHNRuPdvn @CJTFOIR #PeoplePartnersInnovation pic.twitter.com/VVy0qVtovN

— U.S. Central Command (@CENTCOM) August 23, 2023

AFP, August 23, 2023、ANHA, August 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2023、‘Inab Baladi, August 23, 2023、Reuters, August 23, 2023、SANA, August 23, 2023、SOHR, August 23, 2023などをもとに作成。

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トルコの当局はトルコマン系のシリア難民を占領下のアレッポ県北西部に追放(2023年8月23日)

アレッポ県では、ANHA(8月23日付)がシーラーワー郡筋の話として伝えたところによると、トルコの当局が、シリア難民32世帯をトルコから国外追放し、同郡のハーリディーヤ村に最近になって新たに建設された入植地に強制移住させた。

難民はほとんどがトルコマン系で、パレスチナ系のNGO組織「ANSR」(世界救援開発機構)が強制移住を支援したという。

AFP, August 23, 2023、ANHA, August 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2023、‘Inab Baladi, August 23, 2023、Reuters, August 23, 2023、SANA, August 23, 2023、SOHR, August 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県、アレッポ県をドローンで爆撃、1人が死亡(2023年8月23日)

ハサカ県では、ANHA(8月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市とアームーダー市を結ぶ街道のタッル・シャイール村に至る交差点近くを走行中のワゴン車を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

車には複数のジャーナリスト(男性、女性)が乗っていた。

シリア人権監視団によると、この爆撃で運転手が死亡、1人が負傷した。

ANHAによると、トルコ軍はまたタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロを砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

AFP, August 23, 2023、ANHA, August 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 23, 2023、‘Inab Baladi, August 23, 2023、Reuters, August 23, 2023、SANA, August 23, 2023、SOHR, August 23, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは22日のイドリブ県に対するロシア軍の爆撃でシャーム解放機構のメンバー25人を殺害したと発表(2023年8月23日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、22日にロシア軍がイドリブ県イドリブ市南西のバーティンタ村を爆撃し、シャーム解放機構のメンバー25人を殺害したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月23日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 23, 2023をもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県アアザーズ市で教員らが賃上げを求めて抗議デモ(2023年8月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアアザーズ市で教員ら数十人が賃上げを求めて抗議デモを行った。

AFP, August 22, 2023、ANHA, August 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2023、‘Inab Baladi, August 22, 2023、Reuters, August 22, 2023、SANA, August 22, 2023、SOHR, August 22, 2023などをもとに作成。

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トルコの当局がシリア難民160人を占領下の「平和の泉」地域に国外追放(2023年8月22日)

ハサカ県では、ANHA(8月22日付)がトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市の地元筋の話として明らかにしたところによると、トルコの当局がシリア難民160人を国外追放し、その身柄をシリア国民軍の憲兵隊に引き渡した。

国外追放されたシリア難民はアレッポ県、イドリブ県、ダイル・ザウル県などの出身者だという。

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また、シリア人権監視団によると、シリア難民20人が、「自発的帰還」に同意する文書への署名を強要され、トルコから同国の占領下にあるラアス・アイン市に追放された。

AFP, August 22, 2023、ANHA, August 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2023、‘Inab Baladi, August 22, 2023、Reuters, August 22, 2023、SANA, August 22, 2023、SOHR, August 22, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アルマー研究教育センターは21日のイスラエル軍による爆撃の標的となった施設の衛星画像を公開(2023年8月22日)

イスラエルのアルマー研究教育センターは、21日深夜のイスラエル軍によるシリア領内への爆撃に関して、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/Israel_Alma_org/)を通じて、爆撃がダマスカス郊外県のキスワ市一帯地域に対して行われたと発表、標的となった施設の衛星画像を公開した。

 

 

AFP, August 22, 2023、ANHA, August 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2023、‘Inab Baladi, August 22, 2023、Reuters, August 22, 2023、SANA, August 22, 2023、SOHR, August 22, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が前日に続いてシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所を爆撃し、同機構のメンバーや民間人が死傷(2023年8月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が前日に続いてシャーム解放機構の支配下にあるシャイフ・バフル村とマアッラトミスリーン市の間に位置する国内避難民(IDPs)キャンプ近くに設置されている同機構の指揮所を爆撃、同機構のメンバー3人が死亡、7人が負傷、女性2人を含む住民5人も負傷した。

ロシア軍戦闘機はまた、イドリブ市西のアイン・シーブ村にあるシャーム解放機構の指揮所を2回にわたって爆撃したほか、アリーハー市一帯に対しても爆撃を行った。

ホワイト・ヘルメットはロシア軍の爆撃によって、市民2人(老人と18歳の青年)が死亡、5人(子供2人と女性1人を含む)が負傷したと発表した。

また、シリア人権監視団によると、アイン・シーブ村では、その後瓦礫の下から住民2人の遺体が発見された。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ダール・カビーラ村、ミラージャ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カフル・ウワイド村、イフスィム町、カンスフラ村を砲撃した。

ホワイト・ヘルメットは、シリア軍の砲撃により、イフスィム町で子供1人を含む市民3人が負傷したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の士官(大尉)が「決戦」作戦司令室の狙撃を受けて死亡した。

また、シャーム解放機構もクルド山地方のカッバーナ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

AFP, August 22, 2023、ANHA, August 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2023、‘Inab Baladi, August 22, 2023、Reuters, August 22, 2023、SANA, August 22, 2023、SOHR, August 22, 2023、August 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県、ハサカ県を砲撃(2023年8月22日)

アレッポ県では、ANHA(8月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から発射された砲弾3発が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のガザーウィヤ村近郊に着弾した。

ガザーウィヤ村の近くにはトルコ軍が基地を設置している。

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ハサカ県では、ANHA(8月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, August 22, 2023、ANHA, August 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2023、‘Inab Baladi, August 22, 2023、Reuters, August 22, 2023、SANA, August 22, 2023、SOHR, August 22, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは21日のロシア軍によるイドリブ県への爆撃とイスラエル軍による首都ダマスカス一帯への爆撃の詳細について発表(2023年8月22日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、21日にロシア軍がイドリブ県イドリブ市南西にあるシャーム解放機構の指揮所を爆撃し、複数の幹部を含む同機構のメンバー17人を殺害したと発表した。

クリット副センター長は以下の通り述べた。

8月21日、イドリブ市南西4キロに位置するビカフルーン村にあるテロ組織シャーム解放機構の指揮所に対するロシア航空宇宙軍の攻撃によって、高官数人を含む17人の過激派が排除された。排除されたのは、ラタキア県北部のシリア軍展開地に対する最近の攻撃を組織し、実行する責任を担っていた野戦司令官らだ。

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クリット副センター長はまた、21日深夜のイスラエル軍のシリアに対する爆撃について以下の通り発表した。

「8月21日の23時3分から23時10分にかけて、イスラエル空軍のF-16戦術戦闘機2機が占領下のゴラン高原の空域から、巡航ミサイル8発を発射し、首都ダマスカス一帯の目標を攻撃、シリア兵士1名が負傷した。

 

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RIAノーヴォスチ通信(8月22日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 22, 2023をもとに作成。

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