「決戦」作戦司令室が、イドリブ県マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害、シリア軍もアレッポ県ダーラ・イッザ市近郊を砲撃し、男性1人を殺害(2023年1月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の狙撃連隊が、マアーッラト・ムーハス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるハバータ村一帯、アターリブ市一帯、カフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

シリア軍はまた、ダーラ・イッザ市近郊を砲撃し、男性1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で治安機関に協力する男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍パトロール部隊がラッカ県アイン・イーサー市近郊で15歳の少年を跳ね、負傷させる(2023年1月28日)

アレッポ県では、ANHA(1月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(1月28日付)によると、ロシア軍のパトロール部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊で、15歳の少年を跳ね、負傷させた。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の拠点都市の一つラアス・アイン市近くの国境地帯で、ダイル・ザウル県出身の若い男性1人がトルコへの入国を試み、トルコ軍憲兵隊によって射殺された。

AFP, January 28, 2023、ANHA, January 28, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 28, 2023、Reuters, January 28, 2023、SANA, January 28, 2023、SOHR, January 28, 2023などをもとに作成。

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トルコ国境に近いイドリブ県アクラバート村に所属不明のドローンが飛来、少なくとも1回の爆発が発生(2023年1月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境に近いアクラバート村に、26日深夜から27日未明にかけて、所属不明の無人航空機(ドローン)が飛来し、少なくとも1回の爆発が発生した。

爆発の原因は不明。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年1月27日)

ラッカ県では、ANHA(1月27日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、ジャディーダ村、タイバ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 27, 2023、ANHA, January 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 27, 2023、Reuters, January 27, 2023、SANA, January 27, 2023、SOHR, January 27, 2023などをもとに作成。

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シリア軍とロシア軍がシリア民主軍の車輌を伴い、ハサカ県北部のシリア軍拠点に兵站支援を輸送(2023年1月26日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とロシア軍の部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌を伴い、シリア政府の支配下にあるカーミシュリー国際空港からアームーダー市、ダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯、そしてシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域とトルコ占領下の「平和の泉」地域の境界に位置するアサディーヤ村にあるシリア軍の拠点に兵站物資を輸送した。

一方、SANA(1月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市近郊のダルダーラ村を強襲し、住民多数を拉致、連行した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市で国防隊のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 26, 2023、ANHA, January 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 26, 2023、Reuters, January 26, 2023、SANA, January 26, 2023、SOHR, January 26, 2023などをもとに作成。

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「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団がタンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地に対する20日のドローン攻撃を実行したと発表(2023年1月25日)

ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地に対して1月20日に無人航空機(ドローン)3機によって行われた攻撃に関して、「相続者の集団」(タシュキール・ワーリスィーン)を名乗るイラク人武装集団が実行声明を出した。

「相続者の集団」は「イラク・イスラーム抵抗」に所属すると自称し、タンフ国境通行所の基地が「イラク国内の米占領軍の活動を管理する拠点となっている」として標的としたことを明らかにした。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県ターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦(2023年1月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ハワーイジュ村で、ダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士3人を殺害(2023年1月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハワーイジュ村で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われるオートバイに乗った武装集団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士3人を殺害した。

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シリア民主軍は、米主導の有志連合の支援を受けて、ラッカ県ラッカ市、タブカ市、カラーマ村、アレッポ県スィッリーン町で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの摘発を目的とした「ラッカ殉教者への復讐」と銘打った新たな作戦を開始した。

シリア人権監視団などが伝えた。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で、シリア国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の司令官がドローンの爆撃によると思われる爆発で死亡(2023年1月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市で、シリア国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の司令官が、自宅近くで発生した爆発により死亡した。

爆発の原因は不明だが、所属不明の無人航空機(ドローン)が爆発時に上空を飛来しており、爆撃の可能性が高い。

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イナブ・バラディー(1月31日付)によると、殺害されたのは「アブー・ウダイ」の名で知られるサッダーム・ムーサー氏で、シャーム自由人イスラーム運動東部地区の治安責任者を務め、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市ジャラーブルシ市の近郊に位置し、北・東シリア自治局の支配地に面するハムラーン村の通行所の治安を担っていたほか、武器売買にも関与していた。

また、2022年10月のシャーム解放機構による「オリーブの枝」地域への進攻を促した人物でもある。

爆発はドローンによるもので、シャーム解放機構などは、トルコが関与したと見ているという。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、‘Inab Baladi, January 31, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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スワイダー県ズィービーン町の住民が「シリア万歳、バッシャール・アサドは倒れる」などと書かれたプラカードを掲げて抗議デモ(2023年1月25日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ズィービーン町の住民が「シリア万歳、バッシャール・アサドは倒れる」などと書かれたプラカードを掲げて抗議デモを行った。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダルアー県ウンム・ワラド村出身の男性が、正体不明の武装グループに銃で頭を打たれて死亡した。

AFP, January 25, 2023、ANHA, January 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 25, 2023、Reuters, January 25, 2023、SANA, January 25, 2023、SOHR, January 25, 2023などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がラタキア県トゥッファーヒーヤ村一帯にあるシリア軍の拠点を攻撃し、兵士3人を殺害、複数を負傷(2023年1月24日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、自由シリア軍への「なりすまし」を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動がシリア政府の支配下にあるクルド山地方のトゥッファーヒーヤ村一帯にあるシリア軍の拠点を攻撃し、激しい戦闘の末に兵士3人を殺害、複数を負傷させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町近郊で軍事治安局に協力している「アブー・ヒヤーン」を名乗る司令官が指揮する地元民兵組織のメンバー2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍のドローンがラッカ県アイン・イーサー市近郊のアブー・サッラ村に墜落(2023年1月24日)

アレッポ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、タッル・アナブ村を砲撃し、シリア軍兵士1人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(1月24日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のアブー・サッラ村に墜落した。

シリア人権監視団によると、墜落は技術的なトラブルが原因だという。

AFP, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がトルコ占領下のアレッポ県アフリーン市にあるシリア国民軍スルターン・ムラード師団の本部などを制圧(2023年1月23日)

アレッポ県では、アフリーン・ポスト(1月24日付)、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織のシャーム解放機構(シャームの民のヌスラ戦線)が、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域の中心都市であるアフリーン市内で、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団がサライ・ビルの近くに設置している「苦情対応委員会」を包囲し、これを強襲する一方、同師団が本部として転用している人民信用銀行一帯の住宅地に狙撃手を展開させた。

これを受けて、スルターン・ムラード師団は、本部がある人民信用銀行とサライ・ビル周辺に配置されている複数の軍事拠点をシャーム解放機構に引き渡した。

作戦を指揮したのは、アブー・アブドゥッラー・イラーキーを名乗る司令官で、数十人のメンバーが作戦を実行した。

複数筋によると、シャーム解放機構は、スルターン・ムラード師団に対して、シャーム戦線から接収していたすべての軍事拠点を引き渡すよう要請していたが、スルターン・ムラード師団はこれを拒否したため、シャーム解放機構はアフリーン市に部隊を派遣し、軍事衝突を回避するため拠点を明け渡すよう警告していた。

なお、この作戦と並行して、シャーム解放機構の総合治安機関が、アフリーン市のアシュファリーヤ地区で、指名手配中のシャーム戦線メンバーらを追跡するため、複数の住宅に対して強制捜査を行った。

 

AFP, January 24, 2023、Afrin Post, January 24, 2023、ANHA, January 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 24, 2023、Reuters, January 24, 2023、SANA, January 24, 2023、SOHR, January 24, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがラッカ県のタブカ航空基地一帯に設置されているシリア軍の拠点1ヵ所を襲撃し、兵士3人を殺害(2023年1月23日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタブカ市近郊のタブカ航空基地一帯に設置されているシリア軍の拠点1ヵ所を襲撃し、兵士3人を殺害した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がモスクの説教師の金曜日の説教の内容をSNSで批判した住民1人を逮捕(2023年1月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がシャーム解放機構に所属するモスクの説教師の金曜日の説教の内容をSNSで批判した住民1人を逮捕した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がハサカ県ラアス・アイン市近郊の国境地帯からトルコに不法入国を試みた住民に発砲、若い男性1人が死亡、女性2人が負傷(2023年1月23日)

アレッポ県では、ANHA(1月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域内のラアス・アイン市近郊の国境地帯で、トルコ軍憲兵隊が不法入国を試みた住民らに発砲、若い男性1人が死亡、女性2人が負傷した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団がアレッポ県シャイフ・スライマーン村一帯でシリア軍と交戦、シリア軍士官1人とシャーム解放機構の戦闘員1人が死亡(2023年1月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が県西部のシャイフ・スライマーン村一帯で交戦し、シリア軍の大尉1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍と交戦したのは、シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団で、戦闘では同旅団の戦闘員1人が重傷を負い、23日に死亡した。

また、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるタカード村一帯、カフル・ヌーラーン村を砲撃し、カフル・ヌーラーン村で30代の女性1人が死亡した。

シリア軍はこのほかにも、ダーラ・イッザ市近郊で民間の車を地対地ミサイルで攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯のシリア軍拠点を地対地ミサイルで攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で、50代の男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 22, 2023、ANHA, January 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2023、Reuters, January 22, 2023、SANA, January 22, 2023、SOHR, January 22, 2023、January 23, 2022などをもとに作成。

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ハマー県のスカイラビーヤ市一帯が反体制派のドローン攻撃を受ける(2023年1月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃し、シャーム解放機構に所属するタルハト・ブン・ウバイドッラー旅団の戦闘員2人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がナイラブ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にある県北東部のクライディーン村、アンカーウィー村、カストゥーン村一帯を砲撃した。

また、SANA(1月23日付)によると、イドリブ県で活動する「テロ組織」が悪天候(濃霧)に乗じて、無人航空機(ドローン)で県北部のスカイラビーヤ市一帯を爆撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ルワイヒーナ村にいたる街道に仕掛けられていた爆弾が爆発し、軍事情報局の下士官1人と隊員2人が死亡した。

 

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区で、高等軍事アカデミーに勤務する空軍士官(大佐)の車に何者かが爆弾を仕掛けて爆発させ、乗っていた士官が死亡した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がハサカ県カフターニーヤ市の民家を強襲し、女性と子供らを拉致(2023年1月23日)

ハサカ県では、SANA(1月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカフターニーヤ市の民家1棟を強襲し、女性と子供らを拉致、民家を破壊した。

AFP, January 23, 2023、ANHA, January 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2023、Reuters, January 23, 2023、SANA, January 23, 2023、SOHR, January 23, 2023などをもとに作成。

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ラッカ市で女性教師とその娘の殺害事件に抗議し、大規模なデモが発生、シリア民主軍、アサーイシュは暴徒を強制排除(2023年1月22日)

ラッカ県では、SANA(1月22日付)、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月23日付)、イナブ・バラディー(1月23日付)などによると、北・東シリア自治局の支配下(シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下)にあるラッカ市で、住民数百人(シリア人権監視団によると数千人)が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の犯罪行為に抗議するデモを行った。

抗議デモは、1月16日に女性教師のヌール・アフマドさんとその女児が、ラッカ市マシュラブ地区にある自宅で、4人組のグループによって銃で撃たれて殺害された事件を受けたもの。

アフマドさんの父親がSNSを通じての呼びかけを抗議を呼びかけていた。

https://www.facebook.com/100015718392957/videos/493502166266942/

デモ参加者は、マシュラブ地区に集まり、活動家や地元部族の名士ら数百人がナイーム交差点に向かって行進、「人民法廷」での公開裁判と処刑を、同法廷や北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)に求めた。

デモに参加した若者の一部は、「人民法廷」に向い、守衛所や事務所を破壊したほか、市場などで車を襲撃した。

これに対して、アサーイシュは、マシュラブ交差点からナイーム交差点にいたるデモ行進に随行し、警戒にあったほか、暴動鎮圧部隊は「人民法廷」で破壊行為を行った若者を逮捕せずに、強制排除した。

SANAによると、シリア民主軍はラッカ市に増援部隊を派遣し、商店を強制的に閉めさせ、外出禁止令を発し、市内外に検問所を設置して、住民の往来とデモへの参加を阻止したという。

デモが過激化したのを受けて、アファーディラ部族の部族長であるフワイディー・シャッラーシュ・フワイディー氏が参加者らに帰宅するよう呼びかける一方、事件の真相究明と復讐を当局に要求、5日以内に善処が見られない場合は、再び抗議デモを行うと宣言した。

AFP, January 22, 2023、ANHA, January 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2023、January 23, 2023、‘Inab Baladi, January 23, 2023、Reuters, January 22, 2023、SANA, January 22, 2023、SOHR, January 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市一帯を砲撃(2023年1月22日)

アレッポ県では、ANHA(1月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、スムーキーヤ村、タッル・マディーク村、シャフバー・ダムを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域の境界に位置するアブー・ザンディーン村の通行所を砲撃、シリア国民軍の戦闘員1人が死亡した。

AFP, January 22, 2023、ANHA, January 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2023、Reuters, January 22, 2023、SANA, January 22, 2023、SOHR, January 22, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県西部、イドリブ県南部を砲撃(2023年1月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるダーラ・イッザ市一帯を砲撃した。

砲撃は、トルコ軍の基地一帯にも及んだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村を砲撃した。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区で住民がダーイシュ・メンバーの遺体を発見(2023年1月21日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、住民がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの遺体を発見した。

発見された遺体は、銃で撃たれた跡があり、処刑された後に遺棄されたと見られる。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2023年1月21日)

アレッポ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、タッル・カッラーフ村を砲撃した。

AFP, January 21, 2023、ANHA, January 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2023、Reuters, January 21, 2023、SANA, January 21, 2023、SOHR, January 21, 2023などをもとに作成。

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治安部隊がダルアー県ムザイリーブ町でダーイシュの拠点を強襲、同地の指導者ムハンマド・アリー・シャーグーリーら3人を殺害(2023年1月20日)

ダルアー県では、SANA(1月20日付)が治安筋の話として伝えたところによると、治安部隊がムザイリーブ町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を強襲した。

拠点はムザイリーブ町北部地区の高等学校の脇に設置されていたもので、ダルアー県西部農村地帯で潜伏を続けるダーイシュ残党の指導者で、同地域での襲撃や暗殺作戦を主導してきたムハンマド・アリー・シャーグーリー氏(通称アブー・ウマル・シャーグーリー)と、メンバー2人(アフマド・ハーリド・ミスリー氏、ムフスィン・ズィーターウィー氏)を殺害、彼らが所持していた武器を押収した。

シリア人権監視団によると、シャーグーリー氏は、シリア政府との和解に応じていた反体制武装集団の元司令官で、ダーイシュに忠誠を誓っていたことが疑われ、2021年1月に軍・治安部隊がタファス市を包囲した際、当局がシリア北部への退去を求めていた容疑者6人のなかの1人だった。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県アアザーズ市で、マンナグ村からのIDPsと、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団のメンバーが激しく交戦し、北の嵐旅団の司令官を含む少なくとも3人が死亡(2023年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市で、マンナグ村からの国内避難民(IDPs)と、シリア国民軍に所属する北の嵐旅団のメンバー(アサーウィー家)が激しく交戦し、北の嵐旅団の司令官を含む少なくとも3人が死亡、7人が負傷した。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県ジュワーディーヤ村でアサーイシュの検問所がダーイシュのスリーパーセルと見られる武装集団の襲撃を受け、隊員1人死亡(2023年1月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ジュワーディーヤ村で北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所がオートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団の襲撃を受け、隊員1人が死亡した。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地がドローン3機の攻撃を受ける(2023年1月20日)

米中央軍(CENTCOM)は声明(第20230120-01号)を出し、ヒムス県のタンフ国境通行所に違法に設置されている有志連合の基地が無人航空機(ドローン)の攻撃を受けたと発表した。

声明の内容は以下の通り:

片道攻撃用ドローン3機が今朝、シリアのタンフ駐屯地を攻撃した。ドローン2機は有志連合によって撃墜され、1機は複合施設に衝突、シリア自由軍のメンバー2人が負傷、治療を受けた。米軍に負傷者はなかった。
「この種の攻撃は受入れられない。これらは我々の部隊とパートナーを危険に晒し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いを危うくする」。ジョーブッチーノCENTCOM報道官はこう発言した。

 

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攻撃に関してシリア自由軍(旧革命特殊任務軍)はツイッターの公式アカウント(https://mobile.twitter.com/SyrianFree_Army/)を通じて声明を出し、以下の通り発表した。

シリア自由軍の協力者らは本日、米・有志連合と連携し、午前9時20分にタンフ駐屯地に対して行われた片道攻撃用無人航空機に対処した。
有志連合は対処に成功、ドローン2機を破壊、3機目のドローンの攻撃への対処には成功しなかったが、軍事的被害も報告された被害もゼロだった。
「我々は、これによってダーイシュを敗北させるため、有志連合とともに続けられている作戦を躊躇することはなく、我々は警戒を続け、自由なシリアのために戦い続ける」。シリア自由軍報道官はこう述べた。

https://twitter.com/SyrianFree_Army/status/1616419937072943106

シリア自由軍はその後、以下の通り発表して、3機目のドローンによる被害を明らかにした。

今日のドローン攻撃は、民間人の治療のために使用されている診療所を攻撃した。まさに昨日、有志連合の兵士と地元の看護師が診療所でシリアの子ども数十人の治療にあたっていた。医療施設や民間人を標的とすることは受入れられない。

 

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SANA(1月20日付)は、この攻撃で「テロリスト」2人が負傷したと伝えた。

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シリア人権監視団によると、負傷したのは自由シリア軍のメンバーで、攻撃を行ったのは「イランの民兵」と見られるという。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県北部でトルコ軍とシリア民主軍が砲撃戦(2023年1月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のアアザーズ市がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある地域からの砲撃を受け、子供2人と文民警察(いわゆる自由警察)官6人が負傷した。

また、バーブ・サラーマ国境通行所近くに設置されているトルコ軍の基地一帯も砲撃を受けた。

砲撃は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるもの。

一方、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のタナブ村、スムーカ村、ナーイフ山、フサイニー村、バイルーニーヤ村、イルシャーディーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、マーリキーヤ村、バイナ村を砲撃した。

AFP, January 20, 2023、ANHA, January 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2023、Reuters, January 20, 2023、SANA, January 20, 2023、SOHR, January 20, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団が、アレッポ県西部のシリア軍の拠点複数ヵ所を攻撃し、激しく交戦、双方に多数の死傷者(2023年1月19日)

アレッポ県では、シャーム解放機構の傘下にあるアムジャード広報機構の発表によると、シャーム解放機構に所属するウマル・ブン・ハッターブ旅団が、アウラム・クブラー町一帯のシリア軍の拠点複数ヵ所を攻撃し、激しく交戦した。

アムジャード広報機構によると、この戦闘で、12人を殺傷、シリア人権監視団によると、シリア軍兵士5人とシャーム解放機構の戦闘員3人が死亡、多数が負傷した。






これを受け、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にある県西部のタカード村、ハバータ村、バフフィース村を砲撃した。

砲撃は、タディール村にあるトルコ軍の基地にも及んだ。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、イドリブ県ザーウィヤ山地方のカンスフラ村一帯での「テロリスト」の砲撃により、シリア軍兵士1人が死亡、2人が負傷したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、県北西部のガーブ平原でシリア軍第25特殊任務師団の大尉を狙撃し、殺害した。

AFP, January 19, 2023、ANHA, January 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2023、Reuters, January 19, 2023、RIA Novosti, January 19, 2023、SANA, January 19, 2023、SOHR, January 19, 2023などをもとに作成。

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