首都ダマスカスで連続自爆テロが発生し、30人以上死亡、数十人負傷(2017年3月15日)

SANA(3月15日付)などが伝えたところによると、ダマスカス県中心街ナスル通り(ハミーディーヤ市場入口)の裁判所建物内と北西部の歓楽街ラブワ地区のレストランで午後1時半頃に自爆テロが発生し、多数の市民が死傷した。

ダマスカス県警察によると、ナスル通りでの自爆テロは、自爆ベルトを着用した男性による犯行で、この男性は軍服を着用し、軽火器、手榴弾を携帯、人混みに紛れた玄関から施設内に進入し、警察が静止しようとしたところ自爆したという。

また、ナジュムッディーン・アフマド法務大臣によると、裁判所での自爆テロでは、別の男性も自爆ベルトを着用し、2度目の自爆を試みようとしたが、現場を逃走、その後当局によって逮捕されたという。

SANAによると、この爆発で少なくとも25人が死亡、数十人が負傷した。

しかし、シリア人権監視団によると、死者は39人で、うち民間人は24人、警察、軍兵士、警備員は7人にのぼり、ディマシュク・ナウ(3月15日付)によると、死者は30人、負傷者は45人だという。

SANA, March 15, 2017
SANA, March 15, 2017

一方、ラブワ地区での自爆テロに関して、SANA特派員が複数の消息筋から得た情報によると、第2、第3の爆発が計画されていたが、当局が男性2人を逮捕し、未然に防いだという。

SANAによると、この爆発で多数の負傷が出たと報じられたが、具体的な人数については明らかにされなかった。

だが、クッルナー・シュラカー(3月15日付)によると、負傷者は24人にのぼるという。

Kull-na Shuraka’, March 15, 2017
SANA, March 15, 2017

AFP, March 15, 2017、AP, March 15, 2017、ARA News, March 15, 2017、Champress, March 15, 2017、Dimashq.Now, March 15, 2017、al-Hayat, March 16, 2017、Iraqi News, March 15, 2017、Kull-na Shuraka’, March 15, 2017、al-Mada Press, March 15, 2017、Naharnet, March 15, 2017、NNA, March 15, 2017、Reuters, March 15, 2017、SANA, March 15, 2017、UPI, March 15, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がタドムル市東部郊外でダーイシュとの戦闘、フラー砦一帯を制圧(2017年3月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアーラーク油田一帯を激しく空爆、タドムル市東部郊外および北東部郊外の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外のスフナ市一帯、アーラーク油田一帯、ジバーブ・ハマド村一帯、サワーナ町南部、でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまた予備部隊とともに、タドムル市東部郊外のハラー城一帯でダーイシュと交戦し、同地を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外の航空士官学校南部に位置するクトビーヤ村、ウンム・アルキーラ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、両村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部校外のサルダ山一帯(ミーラード丘、ヒンズィール丘南部、ジャリーリー丘、アッルーシュ丘、タイスィール丘)でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, March 15, 2017、AP, March 15, 2017、ARA News, March 15, 2017、Champress, March 15, 2017、al-Hayat, March 16, 2017、Iraqi News, March 15, 2017、Kull-na Shuraka’, March 15, 2017、al-Mada Press, March 15, 2017、Naharnet, March 15, 2017、NNA, March 15, 2017、Reuters, March 15, 2017、SANA, March 15, 2017、UPI, March 15, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ市を爆撃し女性、子供9人が死亡(2017年3月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ市内のクスール地区を空爆し、子供4人、女性5人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ティシュリーン地区にシリア軍が地対地ミサイル16発を撃ち込んだ。

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ダルアー県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がダルアー市内、タフス市、ダーイル町東部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 15, 2017、AP, March 15, 2017、ARA News, March 15, 2017、Champress, March 15, 2017、al-Hayat, March 16, 2017、Iraqi News, March 15, 2017、Kull-na Shuraka’, March 15, 2017、al-Mada Press, March 15, 2017、Naharnet, March 15, 2017、NNA, March 15, 2017、Reuters, March 15, 2017、SANA, March 15, 2017、UPI, March 15, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動はトルコ軍とハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるジャラーブルス市近郊にあるYPG主体のシリア民主軍拠点を攻撃(2017年3月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市郊外のムーサンバート村で、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の検問所で、車に仕掛けられた爆弾が爆発した。

またトルコ国境に面するユーフラテス河畔のジャラーブルス市郊外で、トルコ領内に越境しようとした男性1人をトルコ軍国境警備隊が射殺した。

一方、シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、アレッポ県ジャラーブルス市郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を攻撃し、戦闘員多数を殺害し、武器を捕獲したと発表した。

ARA News, March 14, 2017

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東に位置するダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市近郊の2カ村を制圧(2017年3月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバーブ市南部のダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市ダイル・ハーフィル市およびその周辺一帯を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(3月14日付)によると、シリア軍はダイル・ハーフィル市東部一帯でダーイシュと交戦し、カルキーズ村、アークーラ村を制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 14, 2017

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・サフリージュ村を砲撃、またタドムル市東部の油田地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市郊外のダイル・ザウル航空基地一帯、電気保全旅団基地、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市で乗合バスに仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、5人が負傷(2017年3月14日)

ヒムス県では、SANA(3月15日付)によると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区で乗合バスに仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、5人が負傷した。

SANA, March 14, 2017

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市西部郊外一帯(ラーシディーン地区郊外など)、アイス村、ヒルバ村、アトシャーナ村で反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、ダーラト・イッザ市、ハーン・トゥーマーン村、第46連隊基地、アウザムー村、タワーマ村、ハーン・アサル村、ズィーターン村を空爆した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区一帯、バルザ区およびカーブーン区の農園地帯で、シリア軍が、シャーム解放機構、ラフマーン軍、第1旅団などからなる反体制武装集団と交戦した。

またアッシュ・ウルール地区に迫撃砲弾多数が撃ち込まれた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムサイフラ町、サイダー町、ジーザ町、ダルアー市各所を空爆し、女性1人が死亡した。

一方、SANA(3月15日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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ロシアはアスタナ3会議出席の条件として、シャーム解放機構やイスラーム軍へのシリア・ロシア軍の攻撃停止を求める反体制武装集団の求めを拒否(2017年3月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、14日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の代表団による協議(アスタナ3会議)に向けて電話会談を行った。

ロシア外務省によると、会談では、シリア国内での戦況や戦闘停止に向けた取り組み、アスタナ4会議開幕の準備などについて集中的に意見が交わされた。

『ハヤート』(3月14日付)が複数の外交筋から得た情報によると、電話会談はトルコ側からの要請で行われ、反体制武装集団の出席を保証するための協議の仕組みをめぐって合意に達することがめざされたという。

反体制武装集団の代表団は「シリア革命軍事諸勢力代表団」の名で11日に出した声明で、シリア国内で戦闘が停止するまで会議を延期すべきと表明し、アスタナ3会議をボイコットする意思を示している。

スプートニク・ニュース(3月13日付)が「自由シリア軍」の幹部の話として伝えたところによると、反体制武装集団側は、シリア・ロシア両軍による「停戦違反」への対処に関するロシア側からの回答を待っており、この回答を受けて、アスタナ3会議への参加の是非を決定する予定だという。

しかし、ロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官は「現地情勢は昨年末にシリアで停戦が発効して以降、大幅に改善した…。我々は、個別の違反はあるものの、停戦状態が安定していると見ている」と述べ、アスタナ3会議の開催と、シリア国内の停戦、とりわけダマスカス県・ダマスカス郊外県でのシリア軍とシャーム解放機構、イスラーム軍などからなる反体制武装集団と戦闘停止を結びつける必要はないとの姿勢を示した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Sputnik News, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県北西部のロジャヴァ拠点都市アフリーン市郊外に侵攻(2017年3月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市が位置する県北西部(ジャクラ村一帯)に侵攻し、同地を攻撃した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)はダルアー市、イドリブ県のフーア市・カファルヤー町一帯で攻勢を強める(2017年3月13日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がウンム・マヤーズィン町、タイバ町、ダルアー市ダム街道地区などを空爆し、男女2人が死亡した。

またダルアー市マンシヤ地区では、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦を続けた。

一方、SANA(3月13日付)によると、シリア軍がダルアー市内(ミスリー交差点、カターキート工場、郵便局、カラク地区、アッバースィーヤ地区、ダム街道地区)でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

このほか、シャーム解放機構などからなる堅固な建造物作戦司令室は声明を出し、マンシヤ地区のアブー・ラーハ住宅群を制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka’, March 13, 2017

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がティシュリーン地区、カーブーン区および同地一帯の農園地帯を砲撃、同地およびバルザ区でシャーム解放機構、第1旅団、ラフマーン軍団などからなる反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、ARA News(3月13日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が、シリア政府の支配にとどまるフーア市とカファルヤー町一帯で攻勢を強め、両者の間に位置する戦略拠点を制圧した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南部に位置するダーイシュの拠点都市ダイル・ハーフィル市に迫る(2017年3月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバーブ市南部に位置するダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市ダイル・ハーフィル市西部で進軍を続け、大フマイミーヤ村を制圧、同市の西側に到達した。

一方、SANA(3月13日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるダイル・ハーフィル市西部一帯を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、タドムル市・スフナ市街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(3月13日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外の穀物サイロ地区、サブハト・マウフ住宅計画地区、変電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市南部墓地地区一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、またシリア軍がダイル・ザウル市フワイジャト・サクル、ハミーディーヤ地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、第137旅団基地を砲撃し、ハミーディーヤ地区では11人が死亡、6人が負傷した。

一方、SANA(3月13日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区一帯、電力会社一帯、電気保全旅団基地一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯、ジャフラ村などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構は11日のダマスカス県バーブ・サギール地区での巡礼者を狙った連続爆破テロへの関与を認める(2017年3月12日)

シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線、旧シャーム・ファトフ戦線)は、11日にダマスカス県バーブ・サギール地区で発生した巡礼者を狙った連続爆破テロ(イラク人巡礼者、民間人ら74人が死亡)への関与を認める声明を出した。

声明によると、連続自爆テロは「イラン人民兵を狙ったダブル・タップ」で、1度目の攻撃(爆発)は「アブ・アーイシャ」を名乗る実行犯が「イラン人占領者民兵の拠点」に対して行い、2度目の攻撃(爆発)は、「アブー・ウマル」を名乗る実行犯が「国防隊」隊員を狙って行ったという。

声明では、実行犯の消息については明言していないが、複数のメディアによると、爆発は自爆によるものだという。

連続自爆テロに関して、シャーム解放機構は「イランとその民兵は、シリア革命当初から犯罪者専制体制を率先して支援し、我々の民を殺戮してきた」、「こうした活動はイランとその民兵に対するメッセージ」だと正当化している。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はバーブ市郊外でシリア軍兵士3人を捕捉(2017年3月12日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月12日付)によると、トルコ軍の支援を受け、バーブ市一帯を勢力下に置くハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市郊外の穀物サイロ近くでシリア軍兵士3人を捕捉した。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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米軍の支援を受けるシリア・エリート部隊がラッカ県・ダイル・ザウル県境のマナーヒル・シルヤーン山一帯を制圧(2017年3月12日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市東部でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ユーフラテス川に面するハッシュ・ウジャイル村を制圧した。

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市孤立化に向けた「ユーフラテスの怒り」作戦に参加するシリア・エリート部隊は、ダーイシュとの戦闘の末、ラッカ県とダイル・ザウル県の境に位置するマナーヒル・シルヤーン山一帯を制圧し、ラッカ市とダイル・ザウル県を結ぶダーイシュの兵站路を完全掌握したと発表した。

シリア・エリート部隊は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド潮流の民兵組織で、米軍の教練を受けたアラブ人部族からなるという。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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ロシアの仲介によりヒムス市内における反体制武装集団最後の牙城ワアル地区で、戦闘員の退去、ロシア軍憲兵隊の進駐などを骨子とする停戦合意が成立(2017年3月12日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月12日付)、クッルナー・シュラカー(3月12日付)などによると、シリア政府との交渉を続けてきたヒムス市ワアル地区の交渉団(文民委員会)が、シリア駐留ロシア軍(フマイミーム航空基地)の保証のもと停戦に合意した。

ヒムス市ワアル地区は、市内最後の反体制武装集団の支配地域。

この停戦合意は、①ワアル地区で抵抗を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族のうち退去を希望する者の退去(退去開始は来週)、②シリア軍によるワアル地区への包囲の解除と人道通商回廊の開設、③ロシア軍憲兵隊、シリア警察、総合情報部による治安活動、を骨子とするという。

複数の活動家によると、この合意によって退去が見込まれているのは、戦闘員400~500人を含む1,500人ほどで、退去先は、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が実効支配するアレッポ県ジャラーブルス市方面、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などが乱立するイドリブ県方面、ヒムス県北部方面になる予定だという。

なお、この停戦合意は、シャーム解放機構やシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団の包囲に置かれているイドリブ県フーア市、カファルヤー町からの住民らの避難をイランが合わせて求めているため、履行に若干の遅れが予想されるという。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がラッカ市南部を爆撃し、民間人19人を殺害(2017年3月12日)

ラッカ県では、SANA(3月12日付)が複数の地元筋の話として、米軍主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市南部郊外のカッサーラート地区(カスラト・シャイフ・ジュムア、カスラト・ファラジュ、農業研究所)を空爆し、民間人19人が死亡したと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月12日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘続く(2017年3月12日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサバダーニー市、ハラスター市、アイン・タルマー村各所を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はハラスター市に近いダーヒヤト・アサド町を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が、ジャウバル区、カーブーン区農園地帯、バルザ区農園地帯、ティシュリーン地区一帯などで交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のダルアー市サハーリー地区、空港地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾多数が着弾した。

これに対して、シリア軍はジーザ町を空爆した。

一方、SANA(3月12日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シャーム解放機構はマンシヤ地区一帯で、爆弾を仕掛けた車で自爆攻撃を試みたが、シリア軍は車を破壊、攻撃を回避、カラク地区、難民キャンプ地区、ミスリー交差点北、旧税関地区で武装集団の拠点を攻撃した。

これに対し、シャーム解放機構は、ダルアー市各所を砲撃し、1人が死亡、子供3人を含む6人が負傷した。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がマーリア市(アレッポ県)南部でトルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室から1カ村を奪取し制圧(2017年3月11日)

アレッポ県では、ARA News(3月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室を攻撃し、マーリア市南部のトゥワイス村を制圧した。

またシリア民主軍は、ロジャヴァの拠点都市アフリーン市内の拘置所に収監していたハワール・キリス作戦司令室に所属する武装集団の戦闘員や、ダーイシュ(イスラーム国)に武器を売却していた密輸人ら80人を釈放した。

ARA News, March 11, 2017

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市東部のマタッブ村など3カ村をダーイシュから奪取し制圧(2017年3月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米軍主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市東部郊外で進軍を続け、ラッカ市とダイル・ザウル県を結ぶ戦略的要衝の一つマタッブ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取し制圧、ラッカ市一帯地域の孤立化を強化した。

また、クッルナー・シュラカー(3月11日付)によると、シリア民主軍はまた、ラッカ市東部のハッジャージュ村、マシュフーリー村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(3月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同県北部で進軍を続けるなか、ハトラ村を占拠していたダーイシュ(イスラーム国)がヒスバ(宗教警察)本部などを撤収し、サーリヒーヤ村方面に撤退した。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

 

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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サハーバの墓が建ち並ぶダマスカス県内バーブ・サギール地区でイラク人巡礼者を狙った「ダブル・タップ」テロで40人が死亡(2017年3月11日)

ダマスカス県のバーブ・サギール地区で2回の爆弾テロが連続して発生し、40人が死亡、約120人が負傷した(死者はその後74人に増加)。

バーブ・サギール地区には、第4代正統カリフの娘のウンム・クルスーム、サハーバの一人でムアッズィンのビラール・ハバシーらの墓があり、シーア派(12イマーム派)の巡礼地として知られている。

SANA, March 11, 2017

事件に関して、シリア人権監視団は、2回の爆発のうちの1回は、イラク人巡礼者(シーア派)を狙った自爆テロで、もう1回は即席爆弾か自爆テロかは不明だと発表した。

しかし、犯行現場を視察したムハンマド・シャッアール内務大臣は報道声明で、調査の結果、爆発が、観光バス2台に仕掛けられた爆発物によるもので、アラブ人訪問者(巡礼者)や通行人を狙ったものだったことが明らかになったと述べる一方、引き続き真相究明を続けると付言した。

また、SANA(3月11日付)によると、2件の爆弾テロのほか、関係当局はバーブ・サギール地区の現場近くに駐輪されているバイクに仕掛けれていた爆発物を発見し、撤去したという。

なお、マナール・チャンネル(3月11日付)によると、犠牲になった巡礼者は、墓地群を巡礼後、旧市街のサイイダ・ザイナブ・モスクでの礼拝を予定していたという。

また、2回の爆発は約10分の間隔を置いて起こるいわゆる「ダブル・タップ」で、2度目の爆発は、事件現場で救出作業を行う多数の消防隊員が犠牲になったという。

犯行声明は11日現在出ていない。

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シリア外務在外居住者省は、国連事務総長および安保理議長に書簡を送り、事件の詳細を報告、事件を含むテロ攻撃と残虐な犯罪、アル=カーイダやダーイシュ(イスラーム国)とつながりのある諸外国の政府や組織によるテロ支援を非難した。

また、国連に対して、トルコ、サウジアラビア、カタール、一部西側諸国などによるテロ支援の停止を求めた。

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フランス外務省は声明を出し、11日に首都ダマスカス県バーブ・サギール地区で発生した巡礼者を狙った連続爆破テロに関して、「これまで以上にシリア国内で停戦合意を尊重する火急の必要が生じている」と発表した。

ロイター通信(3月12日付)が伝えた。

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Qanat al-Manar, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、March 12, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県マヤーディーン市などのダーイシュ拠点を爆撃(2017年3月11日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月11日付)によると、シリア軍戦闘機がマヤーディーン市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

シリア軍はまた、スブハ村、マリーイーヤ村のユーフラテス河畔で武器弾薬を搬送していたダーイシュの船舶6隻を攻撃し、これを破壊した。

ダイル・ザウル市でも、シリア軍はハラビーヤ交差点、ハミーディーヤ地区、労働者住宅地区、ラシュディーヤ地区でダーイシュの拠点を攻撃した。

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦(2017年3月11日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力がバルザ区農園地区一帯、ハラスター市西部郊外一帯で、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍が同地を地対地ミサイルと思われる砲弾などで砲撃した。

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの首都ラッカ市の孤立化を達成したと発表(2017年3月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市東部のマタッブ村でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の報道官を務めるジーハーン・シャイフ・アフマド女史は声明を発表し、シリア民主軍がラッカ市東部の村および戦略的丘陵地帯数十カ所(ハッジャージュ村、ワドヤーン農場一帯)を制圧し、ユーフラテス川に到達、ダーイシュ(イスラーム国)が首都と位置づけるラッカ市一帯の孤立化を達成したと発表した。

アフマド女史によると、シリア民主軍の進軍により、「我々の部隊の兵力は今、とくに同地域の住民が加わることで増加している。我々は有志連合の支援を受けてラッカ市を解放するのに十分な力を持っている」としたうえで、「ラッカ市は今、孤立した都市となった」と強調した。

Kull-na Shuraka’, March 10, 2017

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はアレッポ市北部のロジャヴァ支配地域を砲撃(2017年3月10日)

アレッポ県では、ARA News(3月10日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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トルコ軍は、シリア北部(アレッポ県マンビジュ市西部郊外一帯)でのこの1週間の戦闘で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘員71人を殺害したと発表した。

ロイター通信(3月10日付)に伝えた。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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ハマー県のダーイシュ支配地域でシリア軍がトルコ・ナンバーの車を要撃し、武器弾薬を押収(2017年3月10日)

ハマー県では、SANA(3月10日付)によると、シリア軍が住民の協力を受け、ダーイシュ(イスラーム国)支配下の県北部のワーディー・アズィーブを走行中の車輌を要撃し、対空砲や機関銃の弾丸、RPG多数を押収した。

この車輌はトルコのナンバー・プレートをつけていたとう。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月10日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部および南西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(3月10日付)によると、シリア軍が県北部および東部のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はアレッポ市西部郊外の反体制武装集団支配地域などを爆撃(2017年3月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーラト・イッザ市、カフル・カルミーン村、バータブー村などアレッポ市西部郊外一帯を空爆した。

またシリア軍はアレッポ市西部郊外のザフラー協会地区、ライラムーン地区一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町、タイバト・イマーム市一帯を空爆、シリア軍がカルアト・マディーク町各所を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が地対地ミサイルと思われる砲弾などでカーブーン区を砲撃、同地をはじめ、バルザ区農園地帯、ダマスカス郊外県ハラスター市西部一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の拠点を砲撃する一方、反体制武装集団はシリア政府支配下のサハーリー地区などを砲撃し、複数の死傷者が出た。

一方、SANA(3月10日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市サハーリー地区、空港地区、ダーヒヤ地区を砲撃し、3人が死亡、6人が負傷した。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市東部の戦略的要衝に位置する2カ村をダーイシュから奪取し、制圧(2017年3月9日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)、RA News(3月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市東部の2カ村(タッル・マンハル村、クーバール村をダーイシュから奪取、制圧した。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部に位置する戦略的要衝ジャッラーフ航空基地をダーイシュから奪還し制圧(2017年3月9日)

スプートニク・ニュース(3月9日付)は、シリア軍前線司令官からの情報として、シリア軍がアレッポ市とラッカ市を結ぶ街道に面するバーブ市南東部の戦略的要衝のジャッラーフ航空基地をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017
ARA News, March 9, 2017

ARA News(3月9日付)によると、シリア軍はこのほかにも、ハフサ町一帯の10カ村を制圧した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sputnik News, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の兵力引き離しのためマンビジュ市西部郊外に展開した「シリア国境警備隊」を砲撃し、多数が死傷(2017年3月9日)

SANA(3月9日付)は、シリア軍消息筋の話として、トルコ軍がアレッポ市西部のマンビジュ市郊外にあるシリア軍および予備部隊の拠点複数カ所に砲撃を加えたと伝えた。

トルコ軍の砲撃を受けたのは、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意を受けて、シリア民主軍支配地域と、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室支配地域の間に展開したばかりの「シリア国境警備隊」の拠点。

スカイ・ニュース(3月9日付)によると、トルコ軍による砲撃はジュッブ・ハムラ村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯におよび、シリア国境警備隊隊員多数が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がマンビジュ市西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

戦闘はハムラー村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯で激しく行われ、ハワール・キリス作戦司令室はシリア民主軍戦闘員8人を殺害、またバトゥーシーヤ村ではシリア軍兵士2人を捕捉した。

ARA News, March 9, 2017
Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sky News Arabic, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米・ロシア両軍がシリア領内でダーイシュ支配地域を「無差別爆撃」、女性と子供を含む20人以上を殺害(2017年3月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が8日深夜から9日未明にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマタッブ村を空爆し、子供6人を含む民間人14人が死亡した。

マタッブ村はラッカ市北東部の戦略的要衝に位置し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地に向けて進軍を続けている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市を空爆し、女性1人、子供3人を含む7人が死亡した(クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、死者は30人)。

ロシア軍の空爆は避難民が身を寄せている学校や住宅街に対して行われたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団への攻撃を強化(2017年3月9日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、ダルアー市マンシヤ地区のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対して激しい攻撃を加えた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がハラスター市で反体制武装集団が掘削した全長300メートル強の地下トンネルを発見した。

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イドリブ県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がカフルナブル市、スフーフン村、ハーン・シャイフーン市、ブワイダ村でシャーム解放機構の拠点、武器庫などを空爆・砲撃した。

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ハマー県では、SANA(3月9日付)によると、シリア軍がブワイダ村、アトシャーン村、ラターミナ町、カフルズィーター市一帯で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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