シリア軍とイスラーム軍が捕虜交換(2017年8月9日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月9日付)によると、東グータ地方各所で戦闘を続けるシリア軍とイスラーム軍が捕虜交換を行った。

捕虜交換はシリア政府支配下のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプで行われ、シリア軍はイスラーム軍戦闘員(ムジャーヒディーン)3人を解放した。

一方、イスラーム軍側は、シリア軍兵士6人を解放したとされる。

Kull-na Shuraka’, August 9, 2017

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方で、シリア軍、ラフマーン軍団、シャーム解放機構が混戦(2017年8月9日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(8月9日付)によると、シリア軍がジャウバル区、アイン・タルマー村一帯でラフマーン軍団との戦闘を続け、同地一帯を激しく空爆・砲撃した。

シリア軍はまた、イスラーム軍の拠点都市であるアルバイン市、ドゥーマー市を砲撃したほか、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、イスラーム軍が混在するフーシュ・ダワーヒラ村、ズライキーヤ村、カフルバトナー町を砲撃、少なくとも5人が死亡、10人が負傷した。

一方、『ワタン』(8月9日付)によると、シャーム解放機構やシャーム自由人イスラーム運動が活動するカフルバトナー町、アルバイン市、マディーラー市にラフマーン軍団(そしてイスラーム軍)が進攻するなか、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員約250人が離反し、ラフマーン軍団に加入した。

同紙によると、この離反を受け、シャーム解放機構がカフルバトナー町にあるラフマーン軍団の拠点を攻撃したという。

またシャーム解放機構は、アルバイン市郊外の街道でシャーム解放機構退去を求めるデモに参加した住民数百人に発砲した。

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アレッポ県では、ARA News(8月9日付)によると、シリア軍、イランの支援を受けた外国人民兵がアレッポ市西部郊外のラーシディーン地区、アクラブ村に進攻し、反体制武装集団と激しく交戦した。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017、al-Watan, August 9, 2017などをもとに作成。

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最高交渉委員会のズウビー元交渉団長はダルアー県の武装集団にアサド政権との戦闘継続を呼びかける(2017年8月9日)

最高交渉委員会がジュネーブ3会議(2016年)に派遣した交渉団の団長(2016年5月辞任)を務めていたアスアド・ズウビー准将(前シリア軍事高等アカデミー空軍学科長)は、ダルアー県で活動する武装集団の司令官および戦闘員に対し、シリア国内の他の地域でシリア軍の攻撃が続く限り、戦闘を停止しないよう呼びかけた。

クッルナー・シュラカー(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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シリア国民連合のサブラー元代表「最高交渉委員会のなかにも、移行期においてアサド残留を認める者がいる」(2017年8月9日)

シリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー元代表は、ザマーン・ワスル(8月9日付)に対し、カイロ・プラットフォームやモスクワ・プラットフォームだけでなく、リヤド・プラットフォームを主導する最高交渉委員会のなかにも、移行期においてアサド大統領の残留を認める者が現れるようになったことを明らかにした。

サブラー氏は「移行期におけるアサドの残留を主張するようになった者がいることはもはや隠し事ではない。最高交渉委員会内でさえ、移行期においてアサドが残留し得ると考えるようになっている者がいる」と述べた。

そのうえで、「我々はこの問題をシリア人の選択に委ねるたい。彼らはいまだに犠牲者となり、堪え忍んでいる。彼らは移行期にバッシャール・アサドが残留することを受け入れるだろうか?
我々はリヤドでの会合(2015年12月)での声明をしっかりと踏まえている。声明では、移行期にバッシャール・アサドは残留しないと既定している」と強調、アサド大統領の即時退陣を求めた。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017、Zaman al-Wasl, August 9, 2017などをもとに作成。

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反体制武装集団がダルアー県の1カ村をダーイシュ系のハーリド・ブン・ワリード軍から奪取(2017年8月9日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月9日付)によると、反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍との戦闘の末、ヒルバト・マジャーヒード村を制圧した。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部などでダーイシュとの戦いを続ける(2017年8月9日)

ヒムス県では、SANA(8月9日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにダイル・ザウル県との県境に位置するフマイマ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員80人以上を殲滅した。

一方、アアマーク通信(8月9日付)は、ダーイシュがフマイマ村近郊でシリア軍や「シーア派民兵」76人を殲滅したと発表した。

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ハマー県では、SANA(8月9日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県東部のウカイリバート町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月9日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部パノラマ交差点、墓地地区、サルダ山一帯、ダイル・ザウル市工業地区、ジュバイラ地区、ブガイリーヤ村を空爆、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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シリア・イスラーム評議会はシャーム解放機構を口実としたイドリブ市での戦闘を禁止(2017年8月8日)

シリア・イスラーム評議会は声明を出し、シャーム解放機構の存在を口実にイドリブ市内で攻撃や破壊攻撃を行うことを禁止するとともに、同地の自治を担う民政局の設置を呼びかけた。

AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で活動するという反体制武装集団が「ダイル・ザウル解放旅団」として統合(2017年8月8日)

ダイル・ザウル県で活動するという反体制武装集団が共同声明を出し、「ダイル・ザウル解放旅団」として統合したと発表した。

声明によると、ダイル・ザウル解放旅団は、ダーイシュ(イスラーム国)とアサド政権からのダイル・ザウル県の解放を主唱しており、カラーマ大隊、アッバース、カラーマ大隊、イスラーム建設運動、ヤー・アッラー旅団、ムハンマド大隊、アリー・ビン・アビー・ターリブ大隊、アンサール大隊、ユーフラテス自由人大隊、フダラー旅団などの幹部が署名している。

Kull-na Shuraka’, August 9, 2017
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AFP, August 9, 2017、AP, August 9, 2017、ARA News, August 9, 2017、Champress, August 9, 2017、al-Hayat, August 10, 2017、Kull-na Shuraka’, August 9, 2017、al-Mada Press, August 9, 2017、Naharnet, August 9, 2017、NNA, August 9, 2017、Reuters, August 9, 2017、SANA, August 9, 2017、UPI, August 9, 2017などをもとに作成。

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北シリア民主連合の渉外委員会(外務省に相当):「シリア政府に正統性はない」(2017年8月8日)

北シリア民主連合の渉外委員会(外務省に相当)は声明を出し、行政区画法の制定と選挙実施決定に対するシリア政府、反体制派の非難に反論した。

声明で、渉外委員会は「いわゆる最高交渉委員会…、いわゆる(シリア革命反対勢力国民)連立、(民主的変革諸勢力国民)調整委員会は、予想通りの反応として、(行政区画法や選挙実施決定を)一方的な措置とみなしている。加えて、シリア政府の外務(在外居住者)副大臣の声明でも(批判がなされた)…。同政府は派閥政治、不正、独裁ゆえにもはや正統性はない…。こうした当事者たちこそが、シリアの現況、戦争の責任を負っている」と批判した。
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ARA News(8月8日付)によると、トルコ軍はまたジャルバラ村に対しても砲撃を実施した。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県北部の住民使節団がロシア軍代表と初会談(2017年8月8日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ロシア軍憲兵隊が進駐したダール・カビーラ通行所に隣接する地域で、地元住民によって新たに結成された使節団(総合交渉委員会)がロシア軍側の代表と初会合を開いた。

会合にはシリア政府代表団は参加せず、総合交渉委員会側はロシア側に対して、ダマスカス郊外県東グータ地方や南西部(ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県)での緊張緩和地帯設置や停戦維持・強化にかかる問題とヒムス県北部の問題を統合して協議することを提案したという。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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シリア国民連合傘下の暫定内閣は給与支払いを停止(2017年8月8日)

トルコのイスタンブールを拠点とするシリア革命反体制勢力国民連立の傘下で活動するジャワード・アブー・ハトブ暫定内閣は、ウマイヤ・プレス(8月8日付)を通じて声明を出し、8月以降、暫定内閣は「自発的」に運営されると発表、給与支払いは行わない旨決定したことを明らかにした。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、Umayya Press, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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シリア・ガド潮流は東グータ地方での停戦を承知していなかったとするラフマーン軍団の声明に「事実無根」と反論(2017年8月8日)

シリア・ガド潮流は声明を出し、7月22日にエジプトでロシア軍と反体制派の代表が交わしたダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意を承知していなかったとするラフマーン軍団の声明(6日付)について、「事実無根」と批判した。

ラフマーン軍団は6日、自らが承知しないまま停戦合意が結ばれたと不満を表明していた。

Kull-na Shuraka’, August 8, 2017

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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ラフマーン軍団は対立を解消したはずのイスラーム軍が東グータ地方で攻撃を受け続けていると非難(2017年8月8日)

ラフマーン軍団は声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方のアシュアリー農場一帯でシャーム解放機構拠点に対して攻撃を加え、同地での支配地域を拡大したイスラーム軍が、対立関係を解消したはずのラフマーン軍団の拠点に対しても攻撃を加えたと発表、これを非難した。

ラフマーン軍団はまた、シャーム解放機構が存在しない東グータ地方内の地域への進軍を行わない旨誓約したが、シャーム解放機構との戦いをめぐってイスラーム軍との間に合意は成立していないと主張、イスラーム軍に対して、アイン・タルマー村一帯でのシリア軍によるラフマーン軍への攻撃を利するかたちで、アフタリース村、バイト・サワー村方面に進軍しないよう警告した。

クッルナー・シュラカー(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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「カアカーア」を名乗る集団がダイル・ザウル県ブーカマール市のダーイシュ検問所を攻撃(2017年8月8日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配地域内で地下活動をしているという「カアカーア」を名乗る武装集団が、ブーカマール市内(工業地区)のダーイシュの検問所を攻撃し、戦闘員26人を殲滅したと発表した。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍と米主導の有志連合はダイル・ザウル県でのターイシュに対する「テロとの戦い」の方法をめぐる対立(2017年8月8日)

バスニュース(8月8日付)は、「シリア・クルディスタンに詳しい消息筋」の話として、米主導の有志連合と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の方法をめぐって対立している、と伝えた。

同消息筋よると、有志連合は、米国の軍事支援を受ける一方、ロシアとも政治的連携を強めているアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏(シリア・ガド潮流代表)が率いるシリア・エリート部隊、ヒムス県タンフ国境通行所を拠点として後援してきた革命特殊任務軍(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室所属組織)を軸に、ダイル・ザウル県でのダーイシュに対する作戦を組み立てようとしている。

またこの文脈のなかで、有志連合と革命特殊任務軍は、ハサカ県での「国民軍」の創設に向けた協議を重ねているという。

これに対して、シリア民主軍は、ラッカ市にいたるまでの解放作戦と同様、自らがダイル・ザウル県での掃討作戦において基本的な役割を果たすことを主張しているという。

Kull-na Shuraka’, August 8, 2017

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Basnews, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍とYPG主体のシリア民主軍の戦闘が続くなか、シリア軍もトルコの支援を受ける反体制武装集団を砲撃(2017年8月8日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、マアルサト・ハーン村に展開するシリア軍が、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室の支配下にあるアナダーン市を砲撃した。

これに対して、ムウタスィム・ビッラー旅団は、バーブ市近郊のアミーヤ村でシリア軍兵士2人を捕捉したと発表し、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka’, August 8, 2017

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍は「家の者たち」作戦司令室と交戦するYPG主体のシリア民主軍を砲撃(2017年8月8日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室の支配下にあるカルジャブリーン村を砲撃し、戦闘員2人が死亡した。

これに対して、トルコ軍はラージュー町にあるシリア民主軍の教練キャンプを砲撃、多数の戦闘員が死傷した。

ARA News(8月8日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたジャルバラ村、タッル・リフアト市に対しても砲撃を実施した。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はラッカ県・ダイル・ザウル県境に位置する要衝マアダーン市に迫る(2017年8月8日)

ラッカ県では、ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、シリア軍と親政権武装勢力が県東部のユーフラテス川右岸(南岸)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、ヌマイサ村、ジャービル村、フマイスィーヤ村を制圧し、ダイル・ザウル県との境に位置するマアダーン町から2キロの距離に到達した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部一帯(パノラマ交差点一帯、ワーディー・サルダ、ダイル・ザウル航空基地一帯)でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を空爆した。

これに対して、ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市住宅街を砲撃し、1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などが混在するダマスカス県東グータ地方を激しく爆撃・砲撃(2017年8月8日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などが混在する東グータ地方のフーシュ・ダワーヒラ村、サクバー市、アイン・タルマー村一帯および同村とザマルカー町を結ぶ地域、ジャウバル地区一帯を激しく空爆・砲撃し、少なくとも1人が死亡、7人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍がジューリーン村近郊で、爆弾を積んだ無人航空機5機を撃墜した。

同地ではシャーム解放機構が活動している。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ダルアー市近郊の防空大隊基地に拠点を構えるシャーム解放機構主導の「堅固な建造物」作戦司令室の武器弾薬庫で大きな爆発が発生し、少なくとも戦闘員5人が死亡した(シリア人権監視団によると、7人が死亡)。

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イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月9日付)によると、シャーム解放機構がイドリブ市内の街道を封鎖し、ドゥバイト地区で子供らを誘拐した武装集団の捜索、同集団を摘発し、拉致されていた若者1人を解放した。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 9, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県南東部の砂漠地帯から米国の支援を受ける武装集団を放逐(2017年8月8日)

スワイダー県では、SANA(8月8日付)によると、シリア軍が「同盟部隊」とともに県南東部の砂漠地帯で反体制武装集団に対する掃討作戦を実施し、同地の丘陵地帯、前哨地(サーブーン揚水場、ジャーリーン丘、リヤーヒー丘、アサディー丘)など約100平方キロを制圧した。

同地およびダマスカス郊外県東部砂漠地帯、そしてヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯では、米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)が活動を続けている。

AFP, August 8, 2017、AP, August 8, 2017、ARA News, August 8, 2017、Champress, August 8, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 8, 2017、al-Mada Press, August 8, 2017、Naharnet, August 8, 2017、NNA, August 8, 2017、Reuters, August 8, 2017、SANA, August 8, 2017、UPI, August 8, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は北シリア民主連邦樹立とラッカ市の処遇をめぐり米主導の有志連合の代表と協議(2017年8月7日)

『ハヤート』(8月8日付)によると、ラッカ県アイン・イーサー市にあるラッカ市文民評議会本部で7日晩から8日未明にかけて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の幹部が、米主導の有志連合の代表と会談した。

複数のクルド消息筋によると、会合では、西クルディスタン移行期民政局支配地域における北シリア民主連邦の樹立と、シリア民主軍が解放に向けてダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けるラッカ市の処遇について有志連合の代表(国務省高官2人と米軍特殊部隊司令官1人)の意見を聴取し、有志連合側はシリア民主軍側の要求に「理解を示した」という。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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「カイロ・プラットフォーム」と「モスクワ・プラットフォーム」はジュネーブ会議の枠外で反体制派の調整会合をめざす「リヤード・プラットフォーム」の試みを拒否(2017年8月7日)

ジュネーブ会議に反体制派の代表団を派遣しているいわゆる「モスクワ・プラットフォーム」(モスクワ・リスト)と「カイロ・プラットフォーム」(カイロ宣言グループ)は、8月15日に「リヤド・プラットフォーム」(最高交渉委員会)がサウジアラビアの首都リヤドで開催を呼びかけている反体制派調整会合への不参加を表明した。

RT(8月7日付)などの複数のメディア・サイトが公開した「カイロ・プラットフォーム」のメッセージのなかで、「カイロ・プラットフォーム」は最高交渉委員会に対して、政治移行プロセスは、ジュネーブ会議において示されている議題のパッケージとともに、ジュネーブにおいて、国連の和平協議の枠組みのなかで審議されるべきだと主張した。

ジュネーブ会議における議題のパッケージとは、①ガヴァナンス、②憲法、③選挙、④テロとの戦い。

一方、「モスクワ・プラットフォーム」の代表を務めるカドリー・ジャミール前副首相も、調整会合を「前向きなこと」としつつ、最高交渉委員会の本拠地であるリヤドではなく、ジュネーブで会合を開くことが「政治的によりふさわしい」として、参加を見送る意思を示した。

『ハヤート』(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合によるダイル・ザウル県各所への爆撃を受け、住民数千人が避難(2017年8月7日)

シリア人権監視団は、米主導の有志連合によるダイル・ザウル県各所への空爆激化を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)支配地域から避難する住民の数が急増していると発表した。

同監視団によると、この数日で数百世帯数千人が、西クルディスタン移行期民政局の支配地域に逃れて来たという。

なかには、ラッカ県やアレッポ県のシリア政府支配地域や西クルディスタン移行期民政局の支配地域を経由して、トルコ軍およびその支援を受ける「家の者たち」作戦司令室(ハワール・キリス作戦司令室)の占領支配地域に入ったものもいるという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(8月7日付)によると、米主導の有志連合とも割れる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市を空爆し、多数の民間人が死傷した。

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ラッカ県では、ARA News(8月7日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市ナズラト・シハーダ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地に留まっていた住民数十人を救出した。

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AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動のスーファーン新総司令官は組織の「復興」を誓約(2017年8月7日)

シャーム自由人イスラーム運動の新総司令官ハサン・スーファーン氏(アブー・バラー)は就任後初となるビデオ声明(https://youtu.be/ilbq5ebqn9k)を発表、そのなかで組織を「復興」すると宣言した。

スーファーン氏は「シャーム自由人イスラーム運動が最近の出来事で曝された状況は、運動に対して不正を働こうとした者たちの暴力ではなく、運動そのものの弱さによるものだ。その原因は、麻痺状態…、メッセージの欠如にあったが…、こうした状態の再発を我々は許さない」としたうえで、「運動を包括的に改革し…、革命再生に向けて集中的に活動する」と表明した。

Youtube, August 7, 2017

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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反体制派支配下のダマスカス郊外県ヤルダー市で市民社会を指導する若者の育成プログラム修了(2017年8月7日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月7日付)によると、反体制武装集団とダーイシュ(イスラーム国)の勢力争いが続くヤルダー市で、反体制系NGO団体のWATAN開発訓練機構が、市民社会を指導する若者を育成するためのプログラムの第1段階を終え、教練を受けた若者60人の修了式を行った。

60人は、国際法や国連憲章に基づく人権意識、女性や子供の支援など人道分野での活動について学んだという。

なお育成プログラムの第2段階においては、ヤルダー市民のための運動施設の建設などが計画されているという。

Kull-na Shuraka’, August 7, 2017

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動は東グータ地方(ダマスカス郊外県)でのラフマーン軍団による攻撃を非難(2017年8月7日)

シャーム自由人イスラーム運動は声明を出し、ラフマーン軍団が、シャーム自由人イスラーム運動との和解に向けた地元の名士らの仲介を拒否し、ダマスカス郊外県東グータ地方の市町村に「シャッビーハ」のように検問所を設置し、「ムジャーヒディーン」の家々を襲っていると非難した。

シャーム自由人イスラーム運動はそのうえで、ダマスカス郊外県東グータ地方の自治を目的としたあらゆる民政局設置構想をも支持すると表明した。

Kull-na Shuraka’, August 7, 2017

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方で、対立を解消したイスラーム軍とラフマーン軍団が、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動の支配地域を攻撃(2017年8月7日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(8月7日付)によると、イスラーム軍が東グータ地方のアシュアリー農場一帯でシャーム解放機構と交戦し、同地のモスク、学校、そして農場の一部を掌握した。

『ハヤート』(8月8日付)によると、イスラーム軍はまた、ジスリーン町、サクバー市、カフルバトナー町のシャーム解放機構の拠点を制圧したという。

一方、シリア人権監視団によると、アシュアリー農場でのイスラーム軍によるシャーム解放機構の拠点への攻撃に連動するかたちで、ラフマーン軍団が、カフルバトナー町に進攻、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動のメンバーらを拘束した。

イナブ・バラディー(8月7日付)によると、ラフマーン軍団はまた、シャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動などが活動するアルバイン市、マディーラー市に対しても攻撃を加えたという。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、‘Inab Baladi, August 7, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方ではシリア軍とラフマーン軍団の戦闘続く(2017年8月7日)

ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力がアイン・タルマー村一帯、ジャウバル区でラフマーン軍団と交戦し、シリア軍が同地を砲撃した。

これに関連して、ラフマーン軍団は声明を出し、アイン・タルマー村・ジャウバル区の前線でシリア軍第4師団の部隊を殲滅、1人を捕捉したと発表、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka’, August 7, 2017

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月7日付)によると、アレッポ市サビール地区にあるマフラブ兵舎(通称ターリク・ブン・ズィヤード兵舎)で爆発が発生、アブー・アマーラ特殊任務中隊が犯行を認めた。

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クナイトラ県では、SANA(8月7日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のハドル村を砲撃し、2人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(8月7日付)によると、反体制武装集団がシャイフ・ハラール村東部のワーディー・アズィーブに敷設した地雷が爆発し、電力部門の労働者3人が負傷した。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュとの戦闘の末にヒムス県東部のマヌーフ村を制圧(2017年8月7日)

ヒムス県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍がジュッブ・ジャッラーフ町東部一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を集中的に攻撃し、マフーフ村を制圧した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル県との県境に位置するフマイマ村一帯のダーイシュ拠点などを空爆した。

SANA, August 7, 2017

一方、シリア人権監視団によると、スフナ市入口付近で、シリア軍第1師団の部隊がダーイシュの要撃を受け、将兵37人が死亡した。

第1師団の部隊は、スフナ市の三つの地区を制圧、現在もロシア軍の航空支援を受けて市内でダーイシュに対する掃討作戦を継続しているという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍はダイル・ザウル市南部の墓地地区一帯、アッルーシュ丘一帯、ジャフラ村などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、同地のほか、第137連隊基地一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュと交戦した。

これに対して、ダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市内の住宅街を砲撃し、3人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍が県東部のハシャービーヤ村、ファースィダ村、アブー・フバイラート村、ジャニー・アルバーウィー村、北ダキーラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ラッカ県では、SANA(8月7日付)によると、県南東部のブーリヤ山一帯、マアダーン町一帯、フマイスィーヤ村一帯、ジャービル村一帯、ヌマイサ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, August 7, 2017、AP, August 7, 2017、ARA News, August 7, 2017、Champress, August 7, 2017、al-Hayat, August 8, 2017、Kull-na Shuraka’, August 7, 2017、al-Mada Press, August 7, 2017、Naharnet, August 7, 2017、NNA, August 7, 2017、Reuters, August 7, 2017、SANA, August 7, 2017、UPI, August 7, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北部で、YPG主体のシリア民主軍がトルコ軍およびその支援を受ける「家の者たち」作戦司令室と激しく交戦(2017年8月6日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月6日付)によると、トルコ軍の支援を受ける「家の者たち」作戦司令室(ハワール・キリス作戦司令室)の支配下にあるマーリア市、カルジャブリーン村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と「家の者たち」作戦司令室が激しく交戦した。

戦闘はシリア民主軍がマーリア市一帯に進軍したことを受けたもので、シリア軍はシャイフ・イーサー村一帯から同地を砲撃、これにより女性1人と子供1人が死亡したという(ARA News(8月6日付)によると、民間人の死者は3人)。

これを受け、トルコ軍がアアザール市近郊のバルサーヤー山に展開するシリア民主軍の拠点やアフリーン市近郊のカスタル・ジンドゥー村、タッル・リフアト市を砲撃した。

AFP, August 6, 2017、AP, August 6, 2017、ARA News, August 6, 2017、Champress, August 6, 2017、al-Hayat, August 7, 2017、Kull-na Shuraka’, August 6, 2017、al-Mada Press, August 6, 2017、Naharnet, August 6, 2017、NNA, August 6, 2017、Reuters, August 6, 2017、SANA, August 6, 2017、UPI, August 6, 2017などをもとに作成。

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