アサド大統領が南アフリカのマンデラ元大統領を称賛しつつ同大統領への弔意を示すなか、ラッカ県内のヌスラ戦線の検問所でイスラーム国のサウジ人戦闘員が殺害される(2013年12月6日)

al-Hayat, December 7, 2013
al-Hayat, December 7, 2013

反体制勢力の動き

カラムーン自由人大隊の広報局メンバーを名乗るマフマド・アブー・フィダー氏は、『シャルク・アウサト』(12月6日付)に対して、シャームの民のヌスラ戦線などが拉致・連行した聖タクラー教会修道女に関して、「シリア政府の刑務所にいるシリア人女性逮捕者1,000人の釈放など、複数の要求が満たされてからでないと解放しない」と述べた。

しかし、シリア革命総合委員会広報局のアーミル・カラムーニー氏は「『シャルク・アウサト』紙の情報源であるカラムーン自由人広報局高官を名乗るマフナド・アブー・フィダーなる人物は…無名の人物で…「カラムーン自由人」などという集団は存在しておらず、マアルーラー解放作戦にも参加していない」と述べた。

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シリア革命総合委員会広報局のアーミル・カラムーニー氏は声明を出し、ダマスカス郊外県ナブク市(ミフターフ地区)で軍が市民41人を「焼き殺した」と主張した。

カラムーニー氏はまた、軍がダマスカスカス郊外県東グータ地方のマルジュ・スルターン村、アルバイン市、マダーラー市、ザマルカー町周辺、西グータ地方のザバダーニー市、ブカイン市、マダーヤー町を砲撃したと付言した。

さらにカラムーニー氏は、アレッポ県アレッポ市に対する軍の爆撃で女性、子供を含む6人が死亡したと主張する一方、アレッポ市ブスターン・カスル地区、ハルク地区、サラーフッディーン地区、マサーキン・ハナーヌー地区、カッラーサ地区、シャッアール地区で「包囲解除の金曜日」と銘打って反体制デモが行われたと述べた。

同氏によると、アレッポ県アレッポ県ではこのほかに、「自由シリア軍」がクワイリス航空基地の軍拠点を攻撃する一方、キンディー大学病院周辺で軍と交戦、カフル・フード村への軍の爆撃では住民17人が「虐殺」されたという。

一方、イドリブ県に関しては、イドリブ市クスール地区の学校近くで、車に仕掛けられた車が爆発し、軍兵士など複数が死傷したと発表した。

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ジャズィーラ・チャンネル(12月6日付)は、シャームの民のヌスラ戦線などが拉致・連行したとされる聖タクラー教会修道女らの映像を公開した。

拉致・連行されたのは修道女13人と民間人3人で、彼女らは、軍の砲撃を逃れるために聖タクラー教会から避難したと述べ、誘拐されたとの報道を否定、また砲撃から逃れるのを手助けしてくれた「兄弟たち」の手で保護されていることを明らかにした。

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クッルナー・シュラカー(12月6日付)は、イスラーム軍医療委員会が、前線で必要とされているパラセタモール(鎮痛剤)などの医薬品の一部の生産が可能になったと報じた。

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クッルナー・シュラカー(12月6日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が、スハイル・アタースィー女史に副議長職からの辞任を求める文書の撤回を求めた、と報じた。

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自由アレッポ県議会は声明を出し、アレッポ市およびアレッポ県各所で地元評議会メンバーを選出するための選挙が実施され、アレッポ市議会議員25人、自由アレッポ県第2期地元評議会議員40人を選出したと発表した。

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『ハヤート』(12月7日付)は、ダマスカス郊外県ナブク市の反体制活動家らが、「ナブク市でナパーム弾の一種と思われる…発火性の発煙弾」による軍の砲撃で、薬品庫が被弾、火災炎を住民が吸引することで、呼吸困難や口内のただれといった症状が引き起こされたと述べ、軍による化学兵器使用疑惑を撤回したと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領は、12日5日に死去した南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領に弔意を示した。

SANA(12月6日付)によると、アサド大統領はこのなかで、マンデラ元大統領を「自由、公正、平等のための人類にとってもっとも崇高な闘争を探求し、博愛と同胞愛の諸価値をインスパイアーした闘争家」、「人種差別、排外主義、占領、抑圧に対するレジスタンスと解放運動の灯火」、「世界の抑圧された国民にインスピレーションを与える存在」と讃えるとともに、「不義や侵略をはたらいてきた者は、結局は敗北者になるという教訓を学ぶ」と述べた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、カラムーン報道センターを名乗る組織が、マアルーラー市が激しい砲撃を受ける一方、同市周辺で激しい戦闘があったと発表した。

一方、SANA(12月6日付)によると、ナブク市、ヤルダー市、ダーライヤー市、リーマー農場、ダブラ市、ダイル・サルマーン農場、ハラスター市、ザマルカー回廊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、シリア人権監視団は、ナブク市内のシリア軍が制圧するファッターフ地区で子供や老人の遺体17体が発見されたと発表した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(12月7日付)は、地元の活動家の話として、虐殺はイラク人のズー・フィカール旅団とヒズブッラー戦闘員によって行われ、死者数は70人以上に達すると報じた。

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ダルアー県では、ダルアー合同軍事作戦司令室のアブー・マジド大佐(ダム街道地区前線司令官)によると、反体制武装集団の攻勢を受け、軍がダルアー市のシャマール・ハット地区、電力機構地区、国立病院地区、タルビヤ検問所近くのSadkop社地区などから撤退した。

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ダマスカス県では、SANA(12月6日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(12月6日付)によると、アルバイド村、クワイリス村、ワディーヒー村、ハッダーディーン村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、バービース村、バヤーヌーン町、バシャンティル村、ハイダリーヤ村、ナイラブ村北部、ラスム・バズルー村、タッル・ダマーン村、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、フライターン市、ハーディル村東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ジュンド・ハック大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サラーフッディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月6日付)によると、ジュブ・サファー村、タッル・ラマーン村、アブー・ズフール町西部、マルイヤーン村、タッル・サラムー村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ市、マアッラ・ハルマ市、カフルラーター市、カフルナジュド市、マアッラトミスリーン市ムーリーン市、ジュダール・ブカフルーン市、マジャーリズ市、ブカフルーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月6日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、ラスタン市、アイン・フサイン村に近いタッル・ガールで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市の国防隊拠点で、自爆テロが発生し、SANA(12月6日付)によると、20人が死亡、多数が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線の検問所で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のサウジ人戦闘員が殺害された。

ラッカ市の信頼できる消息筋によると、このサウジ人は、ヌスラ戦線の検問所を停車せずに車で通過しようとして、殺害されたという。

またクッルナー・シュラカー(12月7日付)によると、ラッカ市のタアミール地区、シュハダー地区、フィルドゥース地区の児童公園などを軍が爆撃し、約20人が死亡した。

レバノンの動き

タウヒード潮流のウィアーム・ワッハーブ代表(ドゥルーズ派)は、マナール・チャンネル(12月6日付)で、北部県トリポリ市で続く武装集団どうしの戦闘に関して、「武装集団がジャバル・ムフスィン地区を攻撃したいと考えるのなら、彼らはシリア軍に爆撃されるだろう」と述べ、「トリポリやアルサール地方(ベカーア県)へのシリア軍の介入を回避するため、レバノン軍は事態を収拾する責任を果たべきだ」と主張した。

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ワリード・ジュンブラート進歩社会主義党党首(ドゥルーズ派)は、北部県トリポリ市で続く武装集団どうしの戦闘に関して「軍に任せるべきだ」と述べ、政局化することに異議を唱える一方、シリアでの聖タクラー教会修道所の拉致・連行に関して「個人の自由や人道に反した…シリア政府の行為のレプリカで…、革命の目標にとって有害」と批判した。

諸外国の動き

クッルナー・シュラカー(12月5日付)は、経済対外通商省内の反体制筋の話として、シリア国内にとどまるパレスチナ難民「たった35,000人」を支援するため、英国がUNRWA事務所に1,500ポンドを提供したと報じた。

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化学兵器禁止機関(OPCW)は、化学物質が充填されていない砲弾やロケット弾の破壊をシリア政府が完了したと発表した。

シリア政府は当初砲弾などの数を1,239発と報告、その後1,260発と上方修正、重機などを用いて破壊作業を進めてきた。

破壊作業は2014年1月末までに完了する予定だったが、1ヶ月前倒しで完了した。

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イスラエルのナザレ市検察局は、ゴラン高原のマジュダル・シャムス村出身のファアファト・ハラビー氏(28歳)がシリアのためにスパイ活動を行っていたとする起訴状を中央裁判所に提出した。

同起訴状によると、ハラビー氏は2013年9月にイスラエルからシリア領内に潜入し、「ハドル村」のシャイフを通じて、「アブー・アリー」を名乗るシリアのムハーバラート士官らと接触、イスラエルが占領するゴラン高原のアラブ人の村の住民の活動などを報告したのだという。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は訪問先のクウェートで「アサド大統領が将来にわたってとどまることができるなどと想像することはできない」と述べた。

AFP, December 6, 2013、al-Hayat, December 7, 2013, December 8, 2013、Kull-na Shuraka’, December 6, 2013, December 7, 2013、al-Manar, December 6, 2013、Naharnet, December 6, 2013、Reuters, December 6, 2013、Rihab News, December 6, 2013、SANA, December 6, 2013、al-Sharq al-Awsat, December 6, 2013、UPI, December 6, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

自由シリア軍が「国土の40%を制圧した」との主張がなされるなか、ダマスカス郊外県ナブク市で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がサラフィー主義諸組織と激しく交戦(2013年12月5日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、過去2週間で、「自由シリア軍」がシリア軍の戦闘機4機などを破壊、兵士79人を殺害するといった「勝利」を収め、ダマスカス郊外県、アレッポ市郊外など、「国土の40%を制圧した」と主張した。

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シリア革命総合委員会報道官を名乗るアーミル・カラムーニーなる活動家は、クッルナー・シュラカー(12月5日付)に、シリア軍がナブク市制圧のため、化学物質を装填したと思われる迫撃砲弾多数を使用したと主張した。

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アレッポ・シャリーア委員会は声明を出し、アレッポ市フルカーン地区での4日の迫撃砲着弾に関して、キンディー大学病院での戦闘で軍が発射したものであることを確認したと発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班は、フランスのローラン・ファビウス外務大臣と会談し、シリア情勢などについて協議した。

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『ニューヨーク・タイムズ』(12月5日付)は、アル=カーイダのアイマン・ザワーヒリー師が最近、アブー・ハーリド・スーリー氏をシリアに派遣、シャームの民のヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の対立の仲介に乗り出している、と報じた。

シリア政府の動き

外務在外居住者省は国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を送り、トルコがシリアでの武装テロ集団支援に関与していると報告、抗議した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナブク市で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線が激しく交戦、軍が同市およびマアルーラー市近郊、アーリヤ農場(ドゥーマー市近郊)などを爆撃した。

またマヤーディーン・チャンネル(12月5日付)は、ナブク市・リーマー農場間で、レバノン人のアフマド・フジャイリー氏と13人の武装集団が、シリア軍の要撃を受けて、死亡した、と報じた。

同チャンネルによると、11月18日にも、レバノン人戦闘員2人(ユースフ・フジャイリー氏、ハーリド・フジャイリー氏)がシリア国内で地雷に触れて死亡しているという。

一方、SANA(12月5日付)によると、リーマー農場、ナブク市北東部の農場地帯、イバーダ農場、ダイル・サルマーン農場、アーリヤ農場、ザマルカー回廊、アルバイン市、ザマルカー町、ヤルダー市、ザバダーニー市東部の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・シャリーア大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(12月5日付)によると、タウヒードの獅子旅団のアブー・アナス・バイルーティー司令官がヤルムーク区の自宅で何者かに暗殺された。

バイルーティー司令官は、アブー・ヌール・ドゥライド前司令官の暗殺を受けて司令官に就任したばかりだった。

タウヒードの獅子旅団は、ダマスカス郊外県スバイナ町を拠点とし、ヤルムーク・キャンプにおいてパレスチナ・コマンド大隊として活動しており、スバイナ町での敗北・撤退後は、ダマスカス県ヤルムーク区、タダームン区、ハジャル・アスワド市にメンバーを移動させていたという。

一方、SANA(12月5日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(12月6日付)が、反体制筋の話として、アブドゥッラッザーク・ミシュアル氏が何者かに暗殺されたと報じた。

ミシュアル氏は、ハーン・アサル村の作戦司令部のメンバーで、アブドゥルジャッバール・ウカイディー大佐の「右腕」と目されてきた活動家。

またクッルナー・シュラカー(12月5日付)によると、反体制武装集団が、キンディー大学病院の複数カ所を爆破し、同病院の一部を制圧した。

一方、SANA(12月5日付)によると、キンディー大学病院に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またアレッポ市アシュラフィーヤ地区、サラーフッディーン地区、ブスターン・カスル地区、旧市街、タッラト・ガーリー市、ナッカーリーン村、バヤーヌーン町、シャイフ・サイード市、アレッポ中央刑務所周辺、アレッポ市カースティールー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、シャーム・プレス(12月5日付)は、信頼できる消息筋の話として、軍がアレッポ市東部の発電所を占拠するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員に対する作戦を成功させ、同発電所を制圧したと報じた。

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クナイトラ県では、『ハヤート』(12月6日付)によると、ウンム・ルーカス村のシリア軍部隊基地を反体制武装集団が制圧、基地内の兵士を殺害した。

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イドリブ県では、SANA(12月5日付)によると、アルバイーン山一帯、アアッルザーフ村、バドリーヤ村、サルジャ村で、軍と国防隊が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月5日付)によると、タルビーサ市、マッラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月5日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区で、反体制武装集団が軍のパトロール隊を狙って、路上に仕掛けた爆弾が爆発させ、複数の兵士が負傷した。

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ラタキア県では、SANA(12月5日付)によると、タルティヤーフ村、アイン・サームール村、アーラー村で、軍と国防隊が反体制武装集団の拠点を攻撃、外国人戦闘員ら31人を殺害、41人を負傷させた。

またカスタル村、デードゥー村でも、軍と国防隊が反体制武装集団の拠点を攻撃、外国人戦闘員ら32人を殺害、31人を負傷させた。

さらに、グマーム村、カサブ村、ズワイク村では、軍と国防隊が反体制武装集団の拠点を攻撃、外国人戦闘員ら69人を殺害、105人を負傷させた。

加えて、サルマー町では15人の戦闘員を殺害、19人を負傷、ハドラー村、リーハーニーヤ村では35人を殺害、44人を負傷、ザーヒヤ村で12人を殺害、58人を負傷、ワーディー村で42人を殺害、51人を負傷、バーシューラ村では46人を殺害、63人を負傷、サルマー町、ラビーア町では44人を殺害、52人を負傷させたという。

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AFP(12月5日付)などによると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は「解放区」と呼ばれる地域で、イラク人カメラマンのヤースィル・ファイサル・ジュマイリー氏を処刑した。

レバノンの動き

ナハール・ネット(12月5日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区を取材中のジャディーダ・チャンネルの取材チームが武装集団の攻撃を受け、軍がこれに介入し交戦状態となり、兵士1人を含む7人が死亡した。

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NNA(12月5日付)によると、北部県アッカール郡のザハビーヤ村、ヌーラー村、クウィーシュラ村郊外に、シリア領から発射された迫撃砲弾が着弾した。

諸外国の動き

OPCW・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補は、現在ハーグで開催中の化学兵器禁止機関(OPCW)の締結国会議で4日に行われた審議内容に関して、米国貨物船へのシリアの化学物質の積み込みを行う港湾施設の使用に関して某国の承諾を待っている状況にあることを明らかにした。

シリアの化学物質は、シリアから一端、第3国に搬出されたのち、米国船に積み込まれることになっており、現在、イタリア、ノルウェー、デンマークが名乗りをあげているという。

『ハヤート』(12月6日付)が報じた。

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イランのハサン・ロウハーニー大統領はテヘラン訪問中のイラクのヌーリー・マーリキー首相と会談し、シリア情勢などについて協議した。

イラン大統領府によると、ロウハーニー大統領は会談で、「ジュネーブ2会議がシリアでの完全無条件の自由選挙の実施の道を開く…。我々には、ジュネーブ2会議などを通じて、シリア国民の理想と要求を守る責任がある…。シリアからのテロリストの完全放逐が和平会議で今日されねばならない」と述べた。

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ロシアのチェチェン共和国のラムザン・カディロフ大統領(首長)は声明を出し、ロシアの治安機関がシリアで戦っているサラフィー主義戦闘員に対抗するための軍事教練を受けていることを明らかにした。

カディロフ大統領は「あの悪党どもは、ビデオ声明のなかで、シリアの次は北コーカサスに移動し、テロ破壊活動を行うと言っていた。この手の脅しを黙って聞いていることも、こうした流行病がロシアに来ることを待っているわけにもいかない」と述べた。

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ヨルダンの国境警備隊司令官のフサイン・ズユード准将は「ヨルダンは、シリアからヨルダン領内および近隣諸国への武器持ち込みの試みに対して、力と決意を持って立ち向かうだろう」と述べた。

UPI(12月5日付)が伝えた。

AFP, December 5, 2013、Champress, December 5, 2013、al-Hayat, December 6, 2013、Kull-na Shuraka’, December 5, 2013、al-Mayadeen, December 5, 2013、Naharnet, December 5, 2013、The New York Times, December 5, 2013、NNA, Deccember 5, 2013、Reuters, December 5, 2013、Rihab News, December 5, 2013、SANA, December 5, 2013、UPI, December 5, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム国がマンビジュ市およびジャラーブルス市で子供・老人を含むクルド人市民37人を身柄拘束、また同組織はラアス・アイン市とアフリーン市の民主統一党の拠点を包囲(2013年12月4日)

反体制勢力の動き

イスラーム戦線シューラー会議のアフマド・イーサー・シャイフ議長と同戦線軍事委員会のザフラーン・アッルーシュ議長が連名で声明を出し、同戦線が自由シリア軍参謀委員会の指揮下から離れて久しいと発表、自由シリア軍からの離反を改めて表明した。

Kull-na Shuraka’, December 4, 2013
Kull-na Shuraka’, December 4, 201

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アレッポ・シャリーア委員会は、電気設備容量別の電気料金表を発表、1アンペアにつき5~6シリア・ポンドの電気料金を設定したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(12月4日付)は、反体制筋の話として、シリア民主主義者連合執行部(11人)メンバーのサーイル・ムーサー氏がメンバーと対立し、執行部を辞任したと報じた。

また同消息筋は、これに先立ち、サーブト・イバーラ氏も、連合の大会を欠席し、執行部を辞任していた、と報じた。

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クッルナー・シュラカー(12月4日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立が、次回の総合委員会会合で、議長、事務局長などの任期の6ヶ月から1年への延長を審議することを決定したと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、アフマド・トゥウマ暫定内閣首班、アスアド・ムスタファー同国防大臣、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長はイスタンブールで会合を開き、ダマスカス郊外県などの人権状況、戦況への対応について協議した。

クッルナー・シュラカー(12月4日付)などが伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダマスカス郊外県マアルーラー市へのシャームの民のヌスラ戦線代表などによる襲撃・占拠に関して、軍とヒズブッラーが「マアルーラーの礼拝堂(教会・修道院)に直接、意図的、そして無差別に砲撃を加えている」と断じた。

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AKI(12月4日付)は、ダマスカス郊外県カラムーン地方の反体制武装集団司令官の話として、聖タクラー教会の修道女がヤブルード市の教会で「保護」されており、現在国連を介して、身柄引き渡しの交渉が行われている、と報じた。

シリア政府の動き

ウムラーン・ズウビー情報大臣は「我々がダマスカスのカギを反体制勢力に手渡すためにジュネーブ2会議に行くと一人でも考えているのだとすれば、行く必要などない。決断はアサド大統領が下すのであり、移行期が来れば、彼がその指導者、すなわちシリアの指導者となる。彼はシリアの大統領でい続けるだろう」と述べた。

SANA(12月4日付)が伝えた。

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『ワタン』(12月4日付)は、シャームの民のヌスラ戦線などによる聖タクラー教会(マアルーラー市)の修道女ら15人の拉致・連行に関して、反体制武装集団が修道女を「人間の盾」として利用しようとしていると批判するとともに、軍がマアルーラー市一帯の治安回復のために増援部隊を派遣したと報じた。

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シリア政府は声明を出し、ヒズブッラーの軍事部門の指導者の一人ハッサーン・フールー・ラキース氏暗殺をイスラエルの犯行と断じ、非難した。

SANA(12月4日付)などが伝えた。

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エジプトのMENA(12月4日付)は、シリア・アラブ航空が、ダマスカス・カイロ便、ラタキア・カイロ便の運航を週17便から3便に削減することを決定した、と報じた。

乗客の減少が理由だという。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団が信頼できるクルド人筋の話として、マンビジュ市およびジャラーブルス市で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が子供2人、女性1人、少女7人、老人1人を含むクルド人市民37人を身柄拘束した、と発表した。

拘束されたクルド人のうち3人はアルジェリアから、5人はトルコからシリアに入国し、ジャラーブルス市で逮捕されたのだという。

またSANA(12月4日付)によると、アレッポ市フルカーン地区に反体制武装集団が撃った手製の迫撃砲弾2発が着弾し、女性3人を含む市民20人が死亡、30人以上が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は犠牲者のうち9人が民間人、5人が士官1人を含む軍人、身元不明が4人だと発表した。

このほか、SANAによると、クワイリス村、アレッポ中央刑務所・発電所周辺、ダイル・ハーフィル市東部、フライターン市、バービース村、マンスーラ村、マルジャ村、アレッポ市カースティールー地区、ナイラブ航空基地東部、キンディー大学病院、タッル・アッザーン村、カフルダーイル村、バーブ市西部、アブティーン村、ハンダラート・キャンプ、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またシリア人権監視団によると、アッサーン村、バーブ街道地区、アンジャーラ村などに軍が砲撃・爆撃を行ったという。

一方、アレッポ市郊外で活動する反体制武装集団「カルブ・ワーヒド作戦司令室」はビデオ声明を出し、「キンディー大学病院解放」作戦を開始したと宣言した。

またシリア革命総合委員会は、アレッポ市イザーア地区で「自由シリア軍」がヒズブッラーの戦闘員7人と軍兵士20人を殺害したと主張した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月4日付)によると、ナブク市および同市周辺、アルクーブ地方、サキー農場、ズライバート農場、ヤブルード市郊外(リーマー農場)、ハーン・シャイフ・キャンプ、ドゥーマー市、イバーダ農場、アーリヤ農場、アッブ農場、ハラスター市、サクバー市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア革命総合委員会は、マアルーラー市郊外のアイン・ティーナ地方で軍と「自由シリア軍」が交戦し、軍兵士多数が死傷したと主張した。

また同委員会は、東グータ地方での戦闘で、「自由シリア軍」がヒズブッラー戦闘員8人を殺害したと主張した。

これに関して、シリア人権監視団は、国防隊の戦闘員10人が東グータ地方アフマディーヤ市周辺で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦中に死亡したと発表した。

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ダマスカス県では、SANA(12月4日付)によると、ジャウバル区、カーブーン区、バルザ区で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月4日付)によると、ダイル・ザウル市・マヤーディーン市街道、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、シャイフ・ヤースィーン地区で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区にある軍の拠点を反体制武装集団が攻撃、また同市の航空基地内で軍と反体制武装集団が交戦した。

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ハマー県では、SANA(12月4日付)によると、サラミーヤ市郊外のバルグースィーヤ村で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月4日付)によると、クマイナース農場、タッル・サラムー村、アブー・ズフール市、ハーミディーヤ市で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(12月4日付)によると、ヒラーブ・アスカル村、ヒルバト・サッド村、カーミシュリー市郊外などで、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月4日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、カラービース地区、タルビーサ市、フーシュ・ハッジュー市で、反体制武装集団と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、マヤーディーン・チャンネル(12月4日付)によると、タウヒード旅団の指導者の一人ラビーア・アバーザイド氏が県内の検問所でシャームの民のヌスラ戦線に撃たれ死亡した。

またSANA(12月4日付)によると、アトマーン村、ダルアー市で、反体制武装集団と交戦、タウヒード旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(12月4日付)は、アレッポ郊外のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に近い消息筋の話として、ダーイシュが、ハサカ県ラアス・アイン市とアレッポ県アフリーン市の民主統一党とクルディスタン労働者党(PKK)の支配地域を包囲した、と報じた。

レバノンの動き

ヒズブッラーの軍事部門の指導者の一人ハッサーン・フールー・ラキース氏が正午、ベイルート県南部郊外のハダス市にある自宅前で2人組の男に銃で撃たれ、死亡した。

AFP(12月4日付)などが伝えた。

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ラキース氏暗殺を受けて、ヒズブッラーは声明を出し、同氏がこれまでにもたびたび暗殺未遂に遭っていたとしたうえで、「この憎むべき犯罪の責任はすべてイスラエルにある」と非難した。

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ナハールネット(12月4日付)によると、「バアルベック・スンナ派自由人旅団」を名乗る集団が声明を出し、ヒズブッラーの軍事部門の指導者の一人ハッサーン・フールー・ラキース氏暗殺を行ったと認めた。

また「アンサール・ウンマ・イスラーミーヤ大隊」を名乗る集団も声明を出し、「クサイルでの虐殺」に対する報復として暗殺を実行したと発表した。

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NNA(12月4日付)によると、レバノン軍が全面介入し「平穏を取り戻した」北部県トリポリ市で、武装した男性4人が逮捕された。

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サウジアラビアで事実上の亡命生活を送るサアド・ハリーリー元首相は声明を出し、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長のOTVでの発言を「サウジアラビアが地域全体で戦争を行い、イラン大使館に対する爆破を行ったと非難することで、アラブ諸国とレバノンの結びつきを破壊しようとしている」と非難した。

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レバノンのマロン派総大司教府は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線などによる聖タクラー教会(マアルーラー市)の修道女ら15人の拉致・連行を非難した。

また、レバノン共和国ムフティーのムハンマド・ラシード・カッバーニー師も拉致・連行を非難した。

諸外国の動き

ヒズブッラーの軍事部門の指導者の一人ハッサーン・フールー・ラキース氏の暗殺に関して、イスラエル外務省のイガル・パルモール報道官は「イスラエルはこの事件と何ら関係はない…。(イスラエルへの)機械的な非難はヒズブッラー生来の反射神経のようなもので…、彼らには証拠も事実も必要ない。あらゆることについてイスラエルを非難してくるだけだ」との声明を出した。

イスラエルが、レバノンやシリアで関与・実行したとされる暗殺テロ・攻撃に対して、沈黙を続けるのが常であることを踏まえると、異例の対応の早さである。

またイスラエルのスィルヴァン・シャロム資源大臣も「イスラエルはこの事件とは関係ない…。もしこの事件に喜んだとしても、それを実行したのはサラフィー主義者だ」と述べた。

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ローマ法王フランシスコは、シャームの民のヌスラ戦線などによる聖タクラー教会(マアルーラー市)の修道女ら15人の拉致・連行に関して、サンピエトロ広場で約3万人の一般信者を前に「武装した男たちによって連行された」と非難、「修道女たち、そして紛争で拉致されたすべての人々のために祈り、平和のために祈りと行動を続けましょう」と呼びかけた。

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『デイリー・テレグラフ』(12月4日付)は、英国人300人以上がシリアの反体制武装集団に参加しており、同国政府が国家安全保障上最大の脅威とみなしていると報じた。

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イラクのヌーリー・マーリキー首相がイランを訪問した。

2日間の滞在期間中、マーリキー首相はハサン・ロウハーニー大統領らと会談し、シリア情勢などについて協議する予定だという。

AFP, December 4, 2013、AKI, December 4, 2013、The Daily Telegraph, December 4, 2013、al-Hayat, December 5, 2013、Kull-na Shuraka’, December 4, 2013、al-Mayadeen, December 4, 2013、MENA, December 4, 2013、Naharnet, December 4, 2013、NNA, December 4, 2013、Reuters, December 4, 2013、Rihab News, December 4, 2013、SANA, December 4, 2013、UPI, December 4, 2013、al-Watan, December 4, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ナスルッラー書記長が単独インタビューに応じヒズブッラー戦闘員の全国展開を否定するなか、シリア革命反体制勢力国民連立に合流したシリア・クルド国民評議会の指導者2人が「西クルディスタン移行期民政局評議会」構想を批判(2013年12月3日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣首班は「民主統一党はシリアの現支配体制と分かつことのできない一部をなしている。その姿勢を正当化することはできない。なぜならこの党が政権を直接且つ確実に支持していることは皆にとって周知の事実だからだ」と述べた。

リハーブ・ニュース(12月3日付)が伝えた。

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クッルナー・シュラカー(12月3日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のスハイル・アタースィー副議長が正式に辞意を表明、辞表を提出した。

同辞表は総合委員会でその是非が採決される予定だという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のミシェル・キールー氏は、『クドス・アラビー』が報じたアサド大統領の発言に関して、ラジオ・ロザナ(12月3日付)に「革命に勝利すれば、私は家に戻り、政治とは何の関係もなくなるだろう。大統領にも門番にもなるつもりはない…。アサドに次期大統領を決める権利などない…。次期大統領はシリア人のみが決めるだろう」と述べた。

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自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長は『ワシントン・ポスト』(12月3日付)に対して、「自由シリア軍は二つの戦線で戦闘を試みている。シリア国内の24地点でアル=カーイダと戦う一方、アサドの軍と戦っている」と述べた。

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シリア革命総合委員会は、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がダマスカス県マアルーラー市を襲撃し、聖タクラー教会・修道院の修道女らを拉致したとの報道を否定、「ヌスラ戦線と自由シリア軍の戦闘員は、修道女らをより安全な場所に避難させようとし、これを妨害しようとした軍の狙撃や砲撃によって多くが負傷した」と主張した。

これに関して、サイドナーヤー修道院のセヴィロニア・ナッバハーン修道長はAFP(12月3日付)に対し、ヌスラ戦線などに拉致されたとされる修道女12人を含む15人はダマスカス郊外県ヤブルード市で、危害を加えられることなく、快適な状態にある、と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立に合流したシリア・クルド国民評議会の指導者2人は、民主統一党が設置をめざす西クルディスタン移行期民政局評議会を非難した。

イラク・クルディスタン地域政府のマスウード・バールザーニー大統領とエルビルでの会談を終えたシリア・クルド進歩民主党のアブドゥルハミード・ダルウィーシュ書記長は、『ハヤート』(12月4日付)に「愛国的諸勢力(クルド民族主義勢力)から乖離した(クルド問題の)いかなる解決策も拒否する」と述べた。

また同じく会談を終えたシリア・クルド民主党(パールティ)のアブドゥルハキーム・バッシャール書記長も「クルド問題は…シリアでのコンセンサスから乖離したかたちで解決し得ない…。我々は連邦制を求めているが、クルド人だけがそれを決めるのではない。国民的なコンセンサスがなければならない」と述べた。

シリア政府の動き

『クドス・アラビー』(12月3日付)は、アサド大統領と会談したヨルダンの弁護士組合使節団メンバーの話として、同大統領が在外の反体制活動家を酷評したと報じた。

同報道によると、アサド大統領は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長に関して「ジャルバーがバッシャール・アサドの代わりになることを決して受け入れない。例えば、ミシェル・キールーが代わりだったとしたら、話は別で、受け入れたかもしれないが、ジャルバーなら決してダメだ」と述べたという。

またアサド大統領は、現下のシリア軍の優先事項がダマスカス郊外県カラムーン地方の解放にあり、ダルアー県については「ヨルダンの問題であって、シリアだけの問題ではない。ヨルダンはテロ活動や潜入者を認めてしまったからには、国境地帯の掃討を行わねばならない」と述べたという。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、アサド大統領を含む政権幹部が戦争犯罪と人道に対する罪に関与したことを示す証拠を入手したとのナビ・ピレイ国連人権高等弁務官の発表に関して、BBC(12月3日付)に「ピレイ氏は前からナンセンスなことばかり言ってきた。我々は彼女に耳を傾けてなどいられない」と一蹴した。

国内の暴力

ダマスカス県では、シリア・アラブ・テレビ(12月3日付)などによると、ジスル・アブヤド地区にある戦死者補償局(国防省)事務所(第205ユニット)前で「自爆ベルトを着用した「テロリスト」が自爆し、市民4人が死亡、17人が負傷した。

またSANA(12月3日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マアルーラー市周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が軍と交戦した。

一方、SANA(12月3日付)によると、ナブク市周辺の主な回廊地帯で、軍が反体制武装集団を掃討し、同地を制圧した。

またナブク市および同市東部、ヤルダー市、ザバダーニー市、イバーダ市、ムライハ市、ドゥーマ-市、サクバー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア革命総合委員会によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区、アシュラフィーヤ地区、ハーン・サーブーン地区で軍と反体制武装集団が交戦し、軍兵士20人が死亡したという。

一方、SANA(12月3日付)によると、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ・バーブ街道、ダーラト・イッザ市、カブターン・ジャバル村、フライターン市東部、カフルハムラ村、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市東部、アブー・ジャッバール市、シャイフ・ナッジャール市、アレッポ市カースティールー地区、ムスリミーヤ村、カフルダーイル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ヒーラーン村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、シャイフ・サイード地区、アシュラフィーヤ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(12月3日付)によると、タアーラ村、ダウル村に対して軍が爆撃を行い、反体制武装集団(スワイダー革命軍事評議会)と激しく交戦した。

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ヒムス県では、SANA(12月3日付)によると、シューマリーヤ山地、ハワー丘陵、ウンム・サフリージュ村周辺の山岳地帯で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地を完全制圧した。

またガースィビーヤ村、ダール・カビーラ村・ハーリディーヤ村間、キースィーン村、西ハブラ村、アブー・ハワーディード村、ラッフーム村、ラスム・タウィール村、カフラ山、タッルカラフ市郊外、ヒムス市クスール地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月3日付)によると、マアッラトミスリーン市、ラーム・ハムダーン市、マアッルディブスィー市・サラーキブ市間、イドリブ市・ハーリム市間、イブリーン村、カフルラーター市、サルジャ村、マアッルバリード市、サルジャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒード旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月3日付)によると、アトマーン村、バイト・ハジャル村、ダルアー市、シャイフ・マスキーン市、ダルアー市旧税関地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒード旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月3日付)によると、ダイル・ザウル市ハミーディーヤ地区、旧空港地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、ラシーディーヤ地区、ラサーファ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はOTV(12月3日付)の単独インタビューに応じ、シリア情勢などについて語った。

このなかでナスルッラー書記長は「我々はシリア人のために戦っているのではない…。ダルアー、ダイル・ザウル、ラッカ、ハサカ、イドリブ、ラタキア、タルトゥースにヒズブッラーの戦闘員は一人もいない。我々はレバノン国境に近い、ヒムスとダマスカス(郊外)に限定的にいるだけだ…。東グータ地方で、350人、500人、あるいは1,000人のヒズブッラーの戦闘員が死んだという主張は願望に過ぎず、シリアで捕虜となっているヒズブッラーのメンバーは一人もいない。何人かの殉教者が行方不明なだけだ」と述べた。

また「我々がシリアに介入するためにシリア軍が一部地域から撤退したとの情報は正しくない…。シリア軍の戦況や戦闘の性格ゆえに、同軍は一部地域から後退しただけで…、我々がシリアに徐々に介入していったのは当然のことだった…。レバノン人が暮らす村々を武装集団が侵略しようとしたのを受け、我々はクサイルに戦闘員を派遣した…。我々が(クサイルへの介入を)決断し、イラン人にそれを伝えただけだ」と述べた。

そのうえで「クサイル市郊外のレバノン人を攻撃するために持ち込まれた武器は、レバノンから密輸されていた…。我々が責任を放棄すれば、レバノン・シリア国境は武装集団の手に落ちていただろう…。東西グータ地方の陥落とサイイダ・ザイナブ廟への脅威が、ダマスカス郊外県に介入する動機となった」と主張した。

さらに「サウジアラビア、カタール、トルコ、欧州諸国は軍事的にシリアの体制を打倒しようとし、政治的対話を拒否してきた…。アサド大統領は最大限の改革を行う準備が出来ていたが、地域各国は彼を退陣させようとした…反体制派の一部は、我々がシリアに関する立場を表明する前から我々を脅迫してきた…」と非難した。

一方、ナスルッラー書記長はベイルート県郊外ビイル・ハサン地区にあるイラン大使館前での自爆テロに関して「我々はアブドゥッラー・アッザーム大隊の…司令官がサウジ人で、サウジアラビアの諜報機関とつながりがあると考えている…。爆破はイランに対するサウジの怒りと関係がある」と述べた。

このほか、イランの核開発問題に関して、「イランは大国とジュネーブで合意する意思があった…。だがトルコがシリア情勢をめぐるその姿勢ゆえに、政治的、心理的、経済的に地域において妨害を行ってきた…。イスラエルが米国からの青信号なしにイランの核施設攻撃を推し進めるとは考えていない。戦争回避の最大の勝利者はそれゆえ、地域の諸国民だ」と述べた。

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ナハールネット(12月3日付)などによると、武装集団どうしの戦闘が続く北部県トリポリ市にレバノン軍が全面介入し、武装集団の逮捕・摘発活動を本格化させた。

諸外国の動き

フランス外務省報道官は、マアルーラー市の聖タクラー修道院の修道女12人がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団に拘束された問題に関して、「強い懸念」を表明し、「もし事実であれば、即時解放を求める」と発表した。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はモスクワを訪問したサウジアラビアのバンダル・ビン・スルターン総合情報庁長官と会談し、イランの核開発問題、シリア情勢などについて協議した。

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『ハヤート』(12月4日付)は、国連安保理宛の事務総長報告の内容として、シリアで化学兵器の廃棄作業を進めている化学兵器禁止機関と国連の合同派遣団が、タルトゥース港からの化学物質搬出のため、シリア軍に対して化学物質の梱包技術などの教練を行っている、と報じた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はスイスのRTS(12月3日付)に対して「シリアに民主的で非宗派主義的な新たな共和制を樹立されねばならないというのが私の明確な見解で、それによりいわゆる新シリア共和国への門戸が開かれる…。すべてのシリア人がこの新体制がどのようになるかを決定することになる」と述べた。

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サウジ通信(12月3日付)は、ムハンマド・ビン・ナーイフ内務大臣は、周辺諸国で避難生活を送るシリア人避難民に対して総額3,200万リヤル相当の冬期支援を行うことを決定したと報じた。

AFP, December 3, 2013、BBC, December 3, 2013、al-Hayat, December 4, 2013、Kull-na Shuraka’, December 3, 2013、Naharnet, December 3, 2013、Reuters, December 3, 2013、Rihab News, December 3, 2013、SANA, December 3, 2013、UPI, December 3, 2013、The Washington Post, December 3, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

化学兵器禁止機関の締結国会議がハーグで開幕するなか、国連のピレイ人権高等弁務官が「アサド大統領を含む政権幹部が戦争犯罪と人道に対する罪に関与したことを示す証拠を入手した」と発表(2013年12月2日)

反体制勢力の動き

シリア人権監視団は2011年3月から13年12月1日にかけての紛争による死者数を発表した。

それによると、死者総数は12万5,835人で、うち民間人は4万4,381人(うち子供が6,627人、女性が4,454人、武装した民間人が1万9,254人)、反体制武装集団戦闘員は2万7,746人、軍・親政権武装集団戦闘員は5万927人(うち軍兵士が3万1,174人、国防隊戦闘員が1万9,256人)、離反兵は2,221人、外国人戦闘員は6,261人(うちヒズブッラー戦闘員が232人、親政権の外国人戦闘員が265人)、身元不明者2,781人。

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『ハヤート』(12月3日付)は、信頼できる複数の消息筋の話として、シリア革命反体制勢力国民連立幹部が、ジュネーブ2会議の使節団選定などを協議するため、民主的変革諸勢力国民調整委員会、シリア国家建設潮流、イスラーム戦線と連絡をとっており、ロバート・フォード駐シリア米大使も、イスタンブールで数日前にシリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表と会談し、反体制勢力間の協力を求めたと報じた。

なお、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、シリア革命反体制勢力国民連立に対して、12月27日までにジュネーブ2会議に参加する使節団を選定するよう求めている。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーのアブドゥルマジード・マンジューナ弁護士は声明を出し、「シリア国民連立は自分自身ではなく、11カ国(シリアの友連絡グループ)の諜報機関の命令で決定に従って決定を下していることは周知」(11月30日)との発言に関して、自身の見解ではなく、カマール・ルブワーニー氏、サミール・ナッシャール氏がこれまで繰り返し述べてきた内容だと釈明した。

シリア政府の動き

外務在外居住者省は、国連安保理議長と事務総長に宛てて書簡を送り、そのなかで、ダマスカス郊外県マアルーラー市を「タクフィール主義テロリスト」が襲撃し、教会や民家などに対して破壊行為を行っていると報告し、国際社会によるテロとの戦いを徹底するよう求めた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、AFP(12月2日付)によると、マアルーラー市旧市街の大部分を占拠し、市の中心部に進軍するシャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団が、爆弾をくくりつけたタイヤを高台から軍検問所などに向けて転がし爆破させ、軍が後退を余儀なくされた。

これに関して、ヴァチカン放送局(12月2日付)は、駐シリア大使の話として、マアルーラー市でシリア人およびレバノン人修道女12人が、反体制武装集団によって聖タクラー修道院を追われ、ヤブルード市方面に連行されたと思われると報じた。

またSANA(12月2日付)は、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がマアルーラー市の聖タクラー教会に押し入り、破壊活動を行い、修道女や孤児を拉致したと報じた。

一方、軍はナブク市攻略を続け、同市西側の入り口を制圧、また同市に砲撃を加え、民間人2人、反体制武装集団の司令官1人と戦闘員1人が死亡した。

また軍は、ザバダーニー市を砲撃する一方、反体制武装集団はナブク市近郊のハラファー村にある軍拠点を攻撃した。

このほか、マルジュ・スルターン村一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、反体制武装集団の戦闘員4人が死亡した。

他方、SANA(12月2日付)によると、ナブク市、ダイル・アティーヤ市郊外の農場、ヤブルード市、マアルーラー市、ダイル・サルマーン市、マルジュ・スルターン村、ダーライヤー市、ウタイバ村周辺、ハラスター市、アルバイン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またキスワ市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、火災が発生した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠する西サムダーニーヤ村、シャルキーヤ村、ムムティナ村、ウンム・バーティナ村、ムラッバアート村を軍が砲撃、迫撃砲弾1発がマジュダル・シャムス村にも着弾した。

一方、SANA(12月2日付)によると、軍が国防隊の支援のもと、西サムダーニーヤ村、ラスム・ブガール村、ラスム・シューラー村、アジュラフ村、ヒルバト・ウンム・イザーム村で反体制武装集団の掃討を完了し、同地の治安を回復した。

また軍は、ウンム・バーティナ村などで反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、「自由シリア軍」がナワー市東部のアブー・ヤービス丘、アブー・ラヒーヤ丘を制圧し、イズラア市と第61旅団基地の兵站線を遮断した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(12月2日付)によると、マヤーディーン市から17キロ離れた砂漠地帯で、「自由シリア軍」の総合治安大隊が、後ろ手に縛られた遺体多数を発見した。

一方、SANA(12月2日付)によると、ダイル・ザウル市・ヒムス市街道沿いのカバージブ地方、ダイル・ザウル市・マヤーディーン市間の街道などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(12月2日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ファジュル・イスラーム旅団、パレスチナ機械化中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月2日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、クスール地区、タラス村、タッルドゥー市、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、ハーリディーヤ村周辺、キースィーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(12月2日付)によると、カーミシュリー市郊外のジャイラク地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(12月2日付)によると、アルバイド村、カフルハムラ村、アレッポ市カースティールー地区、ダイル・ハーフィル市東部、バーブ市・アレッポ市間の街道、マンスーラ村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、ハッダーディーン村、ハンダラート・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市シャイフ・サイード地区に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退する一方、旧市街、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アレッポ市ブスターン・カスル地区を占拠する反体制武装集団がジャミーリーヤ地区を迫撃し、女性・子供8人を含む市民10人が死亡、数十人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(12月2日付)によると、タルナバ村、サルミーン市、タフタナーズ市、サラーキブ市、アイン・ラールーズ村、アーリヤ村、アブー・ズフール町、タッル・サラムー村、ウンム・ジャリーン村、シュワイヤ村、マジャース村、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月3日付)によると、ハザーヌー町にあるイスラーム軍の検問所をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が攻撃、戦闘により民間人1人とダーイシュの戦闘員2人が死亡した。

死亡した戦闘員はベルギー人とチュニジア人で、これ以外にも多数の外国人戦闘員が負傷したという。

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ハマー県では、SANA(12月2日付)によると、ドゥワイル・アクラード村一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊する一方、ハマー市内で爆弾が仕掛けられた車を反体制武装集団が爆発させ、子供3人が死亡した。

レバノンの動き

NNA(12月2日付)によると、レバノン軍は、シリア領からの武装車輌などの進入・通行を阻止するため、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方、カーア地方の複数の道路をブルドーザー、バリゲードなどで封鎖した。

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ナハールネット(12月2日付)などによると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で武装集団どうしの交戦が続き、7人が負傷した。

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NNA(12月2日付)によると、南部県サイダー市郊外のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプで、ジュンド・シャームのメンバー、アリー・アブーカマール氏がパレスチナ人(サアディー家)によって銃で撃たれ、負傷した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関(OPCW)の締結国会議がオランダのハーグで開幕した。会議は5日間の予定。

アフメト・ウズムジュ事務局長は、シリアの化学兵器廃棄に関して、「国連と連携し、大きく進展した。シリアは協力している」と述べるとともに、廃棄処理に必要な資金などの拠出を締結国に呼びかけた。

一方、OPCWと国連の合同派遣団の特別調整官であるスィグリッド・カーグ国連事務次長補は「非常に短い期間で多くの進展が成し遂げられたもの、より困難で複雑な活動が今後も行われる…。シリアの化学物質の国外への持ち出しと廃棄は大胆の集団的努力と大きな調整を必要とするだろう」と述べた。

締結国会議にシリア代表として出席したファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は「シリアは、自らの主権のもとに自発的に化学兵器禁止条約への加入を決定し、会議において初めて発言する」としたうえで、「シリアは、中東地域における大量破壊兵器を撤廃するという国際社会の責任に応えた」と強調し、化学兵器の全廃に向けて協力すると改めて述べた。

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米国防省報道官は、化学兵器廃棄機器を搭載した貨物船「MV Cape Ray」の配備を開始したことを明らかにした。

AFP(12月2日付)などが伝えた。

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国連のナビ・ピレイ人権高等弁務官はジュネーブで記者会見し、アサド大統領を含む政権幹部が戦争犯罪と人道に対する罪に関与したことを示す証拠を入手したと発表した。

ピレイ人権高等弁務官は、国連が実施した33か月に及ぶシリア内戦での人権侵害に関する調査により、「非常に重大な罪、戦争犯罪、人道に対する罪の証拠が大量に見つかった…その証拠は、国家元首を含む政府の最高位に責任があることを示している」と述べた。

また、ピレイ人権高等弁務官は、国連の調査委員会は、犯罪行為に及んだとみられる人物を列挙した名簿を作成したことを明らかにしたが、「名簿は信用できる捜査への提出要請がない限り非公開とする」と付言、説明責任を明確にするために、その捜査については国際刑事裁判所に一任すべきとの考えを示した。

AFP, December 2, 2013、al-Hayat, December 3, 2013、Kull-na Shuraka’, December 2, 2013, December 3, 2013、Naharnet, December 2, 2013、NNA, December 2, 2013、Reuters, December 2, 2013、Rihab News, December 2, 2013、SANA, December 2, 2013、UPI, December 2, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首はシリア国内のクルディスタンが自治を有する3県に分割されることを明らかに、ハルキー首相がイランのロウハーニー大統領と会談しシリア情勢や二国間関係について協議(2013年12月1日)

反体制勢力の動き

民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、フランス東部のマルセイユで「シリアのクルディスタンは自治を有する三つの県、すなわちコーバーニー(アイン・アラブ)、アフリーン、カーミシュリーに分割されるだろう。その狙いは分離ではなく、クルド人はシリアにおいて連邦制を要求する」と述べた。

また、西クルディスタン移行期民政局評議会に関して「独立した政府を樹立したのではないが、7月に任命された19人の任務は、憲法の起草、選挙法案の策定、地域行政の方法の確定にあり…、その活動を終え、近く選挙が実施されるだろう」と付言した。

そのうえで「我々が政府軍を放逐すれば、トルコが派遣・支援しているジハード主義者の攻撃に我々は曝されてしまう。ジハード主義者との戦いは2012年11月に始まり、今も続いている」と強調した。

AFP(12月1日付)が伝えた。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月1日付)が、アラブ人筋の話として、ラアス・アイン市で、民主統一党人民防衛隊が、同市制圧(11月)以降、「自由シリア軍」などと関係があるとされる活動家60人以上を逮捕している、と報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス訪問中のイラクのファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問と会談し、シリア情勢について協議した。

Champress, December 1, 2013
Champress, December 1, 2013

SANA(12月1日付)が報じた。

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テヘランを訪問中のワーイル・ハルキー首相はハサン・ロウハーニー大統領と会談、シリア情勢や二国間関係について協議した。

IRNA(12月1日付)によると、ロウハーニー大統領は会談で「テロと過激主義が…地域を苦しめている…。みながテロと過激主義の脅威に立ち向かわねばならない」と述べた。

また「地域および外国でもっとも危険なテロリストが今日、シリアに集まっている。テロと過激主義の問題は世界全体にとって脅威だ」としたうえで、「シリアでの戦争勃発を回避するため外交努力を行ってきた」と強調した。

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テヘランを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣はモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談、シリア情勢や二国間関係について協議した。

IRNA(12月1日付)によると、両外相は、ジュネーブ2会議の開催の成否が、テロを抑止し、テロ組織を支援する国々に、資金武器援助や潜入支援の停止を通じて、テロとの戦いを行わせることにかかっているとの点で意見が一致した。

またジュネーブ2会議に前提条件なしで参加する必要がある点を強調した。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、「ジュネーブ2会議に行くことになる(政府)使節団は、アサド大統領の指導、支持、姿勢、解釈を担い、(大会で示される)解決策は、アサド大統領の同意なしには成立しないだろう」と述べた。

また「我々はテーブルについて、いかなる外国の干渉もなしに審議を行う。すべての問題を検討せねばならず、最終的には拡大政府が発足しなければならない」と付言した。

『ワタン』(12月1日付)が伝えた。

国内の暴力

ダマスカス県では、AFP(12月1日付)によると、フランス人学校(シャルル・ド・ゴール・フランス学校)に迫撃砲弾一発が着弾した。

校内には多くの生徒、教師らがいたが、死傷者はなかった。

ド・ゴール学校は、シリア人と外国人生徒約220人が通っている(紛争前の生徒数は900人だった)。

一方、SANA(12月1日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市に軍ヘリコプターが「樽爆弾」で爆撃、女性2人と子供4人を含む24人が死亡した。

またクッルナー・シュラカー(12月1日付)によると、国家建設潮流メンバーで医師のナーイル・ハリーリー氏がアレッポ市からダマスカス県に移動する途中で何者かに拉致された。

一方、SANA(12月1日付)によると、バーブ市のシャリーア委員会法廷を軍が破壊、またアナダーン市、ハッダーディーン村、ハンダラート・キャンプ、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、アレッポ市カースティールー地区、アッサーン村、バナーン町、バッラース村、アッザーン村、ターディフ市、ジュッブ・ガブシャ村、ダイル・ハーフィル市、フライターン市、ハーン・トゥーマーン村で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、バニー・ザイド地区、カーディー・アスカル地区、サイイド・アリー地区、アカバ地区、サラーフッディーン地区で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山のカフルナブル市の複数カ所を軍が爆撃し、子供2人と女性2人が死亡した。

軍はまた、ブサーミン村も爆撃し、複数が負傷したという。

一方、SANA(12月1日付)によると、ブズダナ村、サルミーン市、ジュダール・ビカフルーン村、カフルラーター市、バザーブール村、カフルタハーリム市、カフルナジュド市、ナフラ市、マアッルシャムシャ市で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(12月1日付)によると、武装集団が、ラッカ県シャリーア委員会司法局長のラシード・ムスタファー氏を含む3人を誘拐した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月1日付)によると、ザバダーニー市、ナブク市、リーマー農場、マルジュ・スルターン村、バハーリーヤ市、ダイル・サルマーン市、ムライハ市、ドゥーマー市、ハラスター市、アルバイン市、ザマルカー町などで、軍が反体制武装集団を追撃、サウジ人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる武装集団が軍との戦闘の末、マアルーラー市旧市街の大部分を占拠した。

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ヒムス県では、SANA(12月1日付)によると、ヒムス市カラービース地区、クスール地区、バイト・アーガー村、ガースィビーヤ村、ドゥワイル村、タラス村、キースィーン村、タルビーサ市、タドムル市周辺で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月1日付)によると、ダルアー市、ダーイル町、アトマーン村、ガラーヤー市で、軍が反体制武装集団を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、『ハヤート』(12月3日付)によると、「バイト・マクディス大隊」を名乗る武装集団がビデオ声明を出し、ブスル・ハリール市にある補給大隊基地を完全制圧したと発表した。

同声明によると、作戦にはシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・マクディス旅団大隊、ウマリー旅団、バドル・ハウラーン旅団、アフマド・ハウラーン旅団が参加したという。

なおこの声明発表を受け、軍が補給大隊基地に対して激しい砲撃を加えた。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月2日付)によると、ミシュラーファ村の民主統一党人民防衛隊検問所に爆弾を積んだ車が突っ込み自爆、同部隊戦闘員3人が負傷した。

レバノンの動き

NNA(12月1日付)によると、南部県サイダー市郊外のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプで、ジュンド・シャームがファタハのメンバーに対して発砲、1人が死亡、2人が負傷した。

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NNA(12月1日付)によると、北部県トリポリ市ザフリーヤ地区で、ジャバル・ムフスィン地区で前日に続き、武装集団どうしが交戦し、2日間での死者数は11人に達し、また70人が負傷した。

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ナハールネット(12月2日付)によると、ベカーア県ザフレ郡クサル・ナバー村で、村人たちが同村に設営された臨時避難民キャンプからシリア人避難民数百人を追放し、放火した。

キャンプには約100張が設営され、約400人の避難民が身を寄せていた。

事件は、キャンプ設営地の所有者の家族が、シリア人避難民4人から身内の障害者が性的暴行を受けたと非難したことが発端となった。

諸外国の動き

ダマスカス県にあるフランス人学校(シャルル・ド・ゴール学校)への迫撃砲攻撃に関して、フランスのローラン・ファビウス外務大臣は声明で、「フランスは、幼い生徒に犠牲をもたらしかねないこうした卑劣な行為を厳しく非難する…。民間人は紛争の第一の被害者であり…、暴力継続を止めねばならない」と発表した。

AFP, December 1, 2013、al-Hayat, December 2, 2013, December 3, 2013、Kull-na Shuraka’, December 1, 2013, December 2, 2013、Naharnet, December 1, 2013, December 2, 2013、NNA, December 1, 2013、Reuters, December 1, 2013、Rihab News, December 1, 2013、SANA, December 1, 2013、UPI, December 1, 2013、al-Watan, December 1, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

使徒末裔連合アッラー・アクバル旅団司令官が反体制武装集団からの離反を宣言、シリアによる化学兵器廃棄をめぐり「海上に浮かべた米国船上で危険化学物質を処理する」との提案が行われたことが明らかに(2013年11月30日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県カラムーン地方で戦う「自由シリア軍」の各部隊は共同声明を出し、「カーブーン戦線」の名で統合したと発表した。

司令官はアブー・アンマール・ガイス氏、前線司令官はカースィル・アブー・ラアド大尉が務めるという。

クッルナー・シュラカー(11月30日付)が伝えた。

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シャバーブ・フダー大隊司令官はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jslQ-mGZHxk)を出し、ダマスカス県・同郊外県などで戦う反体制武装集団6組織が「アジュナード・シャーム・イスラーム連合」として糾合したと発表した。

「アジュナード・シャーム・イスラーム連合」に参加した武装集団は、ハビーブ・ムスタファー旅団、サハーバ旅団大隊、シャバーブ・フダー大隊、アムジャード・イスラーム連合、首都の盾旅団。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーのアブドゥルマジード・マンジューナ弁護士はラジオ・ロザナ(11月30日付)の電話取材に対し、委員会をシリア国民の正統な代表とみなさないとするアラブ連盟のナビール・アラビー書記長の発言に関して「委員会に敵対し、その役割を反故にしようとする姿勢は新しいものではない」と批判した。

また「シリア革命反体制勢力国民連立が自分自身ではなく、11カ国(シリアの友連絡グループ)の諜報機関の命令で決定に従って決定を下していることは周知で、アラビー書記長もこうした点を踏まえて連立に対処している」と非難した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダマスカス県旧市街ウマイヤ・モスク近くに対する迫撃砲着弾(29日)を「革命家が保有する武器で、宗派主義的民兵が攻撃した」と断じ、非難した。

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自由シリア軍参謀委員会東部戦線司令官で使徒末裔連合アッラー・アクバル旅団司令官のサッダーム・ジャマル氏が、ビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=RKSbkbIi79E)で反体制武装集団からの離反を宣言、また反体制武装集団に対して「改悛」し、戦闘を止めるよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', December 1, 2013
Kull-na Shuraka’, December 1, 2013

ダイル・ザウル県で活動してきたというジャマル氏は、アサド政権を打倒するために使徒末裔連合に加わっていたが、アラブ湾岸諸国から武器・資金の支援を受けていることを知り、またアラブ湾岸諸国の諜報機関が、使徒末裔連合の結成を後押ししてきたと証言した。

また、アラブ湾岸諸国など近隣諸国や欧米諸国の諜報機関が、自由シリア軍参謀委員会や軍事評議会の会合に参加し、その活動を直接支援してきたと暴露した。

さらに、サラフィー主義者への対応を協議することが目的だった最近の会合では、某アラブ湾岸国の皇太子、国防省幹部も同席、この皇太子は、シリア軍を標的とした攻撃を行うよう要請したのだという。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立に関しては、某アラブ湾岸国が、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長を盗聴、またその選出そのものも連立の意思を無視した西側の諜報機関の押しつけだったと述べた。

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イスラーム・シャーム自由人運動は声明を出し、ハーン・トゥーマーン村での反体制武装集団の敗北の責任を否定する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とのいかなる共闘も行わないと発表した。

シリア政府の動き

イランを訪問中のワーイル・ハルキー首相ら閣僚使節団は、イランのエスハーク・ジハーンギーリー第一副大統領と会談し、両国間関係、シリア情勢などについて協議した。

SANA(11月30日付)によると、ハルキー首相は「シリアの国土において現在、武装テロ集団とその残党の殲滅に向けたシリア・アラブ軍による大勝利を通じて、勝利の時代が作られようとしている」と述べた。

これに対して、ジハーンギーリー副大統領は「シリア政府はシリア領内において、1人たりともテロリストがいることを許さないだろう」と述べたという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団がマアルーラー市を再び襲撃し、軍と交戦した。

『ハヤート』(12月1日付)によると、マアルーラー市攻撃は、ナブク市に対する軍の包囲の緩和を試みる動きだという。

またシリア人権監視団によると、ナブク市、ヤブルード市、リーマー農場を軍が爆撃する一方、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員とともにナブク市でシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに関連して、シリア革命反体制勢力国民連立は「アサド軍、シャッビーハ、傭兵がダイル・アティーヤ市郊外の農園で民間人35人を虐殺した」と発表した。

一方、SANA(11月30日付)によると、ナブク市周辺、マアルーラー市周辺(サフィール・ホテル周辺)、リーマー農場、ダイル・サルマーン市、ドゥーマ-市郊外、ムライハ市、カイサー市、ハラスター市、アルバイン市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム軍の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またキスワ市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民2人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アルシューナ村、アサーフィラ村を反体制武装集団が襲撃し、両村を制圧し、軍の戦車、兵員輸送車などを捕獲した。

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アレッポ県では、バーブ市で軍がクラスター爆弾を投下し、市民12人を「虐殺」した、とシリア革命総合委員会が主張した。

これに関して、『ハヤート』(12月2日付)は、女性7人、子供4人、戦闘員3人を含む26人が死亡したと報じた。

一方、SANA(11月30日付)によると、ティヤーラ村で軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同村を制圧した。

またアルバイド村、キンディー大学病院周辺、カフルハムラ村、ワディーヒー村、アウラム・クブラー町、アレッポ中央刑務所周辺、ハーン・トゥーマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月30日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、鷹中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月30日付)によると、マアッラシャムシャ市、ワーディー・ダイフ村、ジダール・ブカフルーン市、サルジャ村、アルバイーン山周辺などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月30日付)によると、キースィーン村、シャーイル山(ハマー県)西部一帯、マハッサ地区、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村周辺、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月30日付)によると、レバノン軍がベカーア県バアルベック郡アルサール地方のワーディー・フマイドでサラフィー主義武装集団に属する男性1人を逮捕した。

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ナハールネット(11月30日付)などによると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で武装集団どうしが交戦し、少なくとも6人が死亡、22人が負傷した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関アフメト・ウズムジュ事務局長声明を出し、シリアの化学兵器の廃棄作業に関して、米国が危険性の高い化学物質(数百トン)について、海上に浮かべた自国船上で処理するとの提案を行ったことを明らかにした。

この提案は非公式の執行理事会でなされたという。

また化学兵器禁止機関によると、無害化が比較的容易な18種類、約800トンの化学物質の廃棄処理に関する公募に対して、企業35社が応じたという。

さらに、化学兵器製造施設18施設のうちの12施設を「産業用」に転換することを求めるシリア政府の申請に対しては、これを認めないことを決定した。

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ローマ法王フランシスコはヴァチカンでギリシャ・カトリック教会アンチオキア(アンタキア)総大司教のグレゴリウス3世ラッハームと会談した。

AFP(11月30日付)によると、会談でフランシスコは「我々は祈りと和解の力を信じている。あらゆる暴力行為から手を引き、すでに多くの被害をもたらしてしまっている問題の公正且つ持続的な解決策を対話を通じて案出するよう改めて呼びかけたい」と述べたという。

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AFP(12月1日付)は、ヨルダンのサラフィー主義消息筋の話として、シリアのダルアー県での戦闘に参加していたサラフィー主義戦闘員のムハンマド・アブー・ラバーダ氏(アブー・ハフス)が重傷を負い、搬送されていた病院で死亡した。

AFP, November 30, 2013, December 1, 2013、al-Hayat, December 1, 2013、Kull-na Shuraka’, November 30, 2013, December 1, 2013,
December 2, 2013、Naharnet, November 30, 2013、NNA, November 30, 2013、Reuters,
November 30, 2013、Rihab News, November 30, 2013、SANA, November 30, 2013、UPI,
November 30, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハルキー首相を団長とするシリアの閣僚使節団がテヘランに到着、同首相はイランが各国と結んだ核開発と制裁解除をめぐる合意を「地域における勝利の序曲」として高く評価(2013年11月29日)

反体制勢力の動き

独立系NGOの共和国研究センター(http://drsc-sy.org/)は、2011年3月から13年10月31日にかけての紛争での死者数をまとめた報告書(http://drsc-sy.org/wp-content/uploads/sites/11/2013/11/Syrian-Statistics-End-of-Oct-2013.pdf、11月7日付)を発表した。

同報告書によると、死者数は95,981人、うちパレスチナ人は1,680人、子供は8,639人、女性は7,670人、拷問による死者は3,252人だという。

また負傷者数は14万9,420人、逮捕者は24万8,957人、失踪者は9万920人にのぼるという。

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シャーム自由人運動(ハッサーン・アッブード)、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍、東部地方シャリーア委員会は共同声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏に、「アッラーの法とスンナの裁定」に基づき、ハサカ県ヒシャーム村(CONOCOガス工場)の支配権をめぐる対立を収束させるための介入人を派遣するよう求めたと発表した。

ザマーン・ワスル(11月29日付)が伝えた。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相を団長とするシリアの閣僚使節団がイランの首都テヘランに到着した。

3日間滞在予定中、ハルキー首相ら一行は、ハサン・ロウハーニー大統領、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣、アリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会書記らと会談予定。

SANA(11月29日付)によると、テヘランに到着したハルキー首相は、イランの核開発と制裁解除をめぐる米英独仏中ロとの合意に関して、「地域における勝利の序曲であり、シリア国民勝利の始まり」と評した。

国内の暴力

ダマスカス県では、各紙によると、旧市街にあるウマイヤ・モスク近くの住宅地に迫撃砲弾1発が着弾、シリア・アラブ・テレビ(11月29日付)によると、4人が死亡、26人が負傷した。

またヤルムーク区では、反体制活動家によると、同地区への包囲解除を求めるデモが発生、軍がこれに発砲し、多数が死傷したという。

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ダマスカス郊外県では、AFP(11月29日付)によると、軍が、カラムーン地方制圧に向けた作戦を継続した。

シリア人権監視団によると、軍はダイル・アティーヤ市制圧に続いて、ナブク市の奪還をめざしており、同市を包囲しているという。

また同監視団によると、東グータ地方などでの戦闘で、ヒズブッラーの戦闘員17人、アブー・ファドル・アッバース旅団の戦闘員11人が死亡した。

一方、SANA(11月29日付)によると、ダイル・アティーヤ市東部の農場地帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サラーフッディーン地区のアムーリー検問所近くで、「自由シリア軍」が軍兵士5人を襲撃・殺害した。

また軍はカーディー・アスカリー地区などを空爆した。

クッルナー・シュラカー(11月29日付)は、複数の活動家の話として、取材のためにアレッポ市カーディー・アスカル地区に入った活動家3人が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)本部近くで、27日に失踪し、現在も行方不明もままだと報じた。

一方、SANA(11月29日付)によると、バーブ市、ハンダラート・キャンプ、フライターン市、アウラム・クブラー町、ヒーラーン村、カフルハムラ村、ワディーヒー村、マンスーラ村、ムスリミーヤ街道、ナイラブ村北部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、マルジャ地区、シャイフ・サイード地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ラスタン氏を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月29日付)によると、キースィーン村、ダール・カビーラ村、ラスタン市、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、カラービース地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マスアダ村、ムカイマン村を軍が砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(11月29日付)は、カルアト・マディーク町のモスクのイマームが何者かによって誘拐されたと報じた。

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ダルアー県では、SANA(11月29日付)によると、ヨルダン領からマターイーヤ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

レバノンの動き

NNA(11月29日付)によると、南部県サイダー市郊外のアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプで、ファタハとジュンド・シャームが交戦した。

諸外国の動き

AFP(11月29日付)は、複数の外交筋・諜報筋の話として、今年5月以降、欧州各国が、段階的にシリア政府との関係を秘密裏に再開し、月1、2度のペースでダマスカスを訪問し、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長らと会談し、サラフィー主義対策や関係改善などを協議するようになっている、と報じた。

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アントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官がベカーア県バアルベック郡アルサール村にあるシリア人避難民キャンプを訪問視察、「ヨルダン、レバノン、トルコ、イラク、エジプトに300万人以上のシリア人が避難している」と警鐘を鳴らした。

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イランのレザー・バカルディー駐アンカラ大使は「イランは、トルコがシリアとの関係を改善するのをあらゆる手段を駆使して支援する用意がある」と述べた。

『ヒュッリイェト』(11月29日付)が伝えた。

AFP, November 29, 2013、al-Hayat, November 30, 2013、Kull-na Shuraka’, November 29, 2013、Naharnet, November
29, 2013、NNA, November 29, 2013、Reuters, November 29, 2013、Rihab News,
November 29, 2013、SANA, November 29, 2013、UPI, November 29, 2013、Zaman
al-Wasl, November 29, 2013などをもとに作成。

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軍がイスラーム国やヌスラ戦線などによって占拠されていたダイル・アティーヤ市を完全奪還するなか、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長はジュネーブ2会議からアサド大統領を排除する必要性を改めて強調(2013年11月28日)

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長はロイター通信とUPIのインタビューに応じ、「ジュネーブ(2大会)に行く準備している」とする一方、アサド大統領については「国家破壊の責任を負う個人が国家建設の責任を負うことはない」と述べ、排除の必要を改めて示唆した。

またイランのジュネーブ2会議参加の是非については、「イランはシリアでの殺戮に明らかに関与している…。イランがシリアの危機解決に真摯に対応したいのなら、まずは革命防衛隊とヒズブッラーの傭兵をシリアから撤退させるべきだ」と非難、参加を拒否する姿勢を示した。

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自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長はドバイのアーン・テレビ(11月28日付)のインタビューに応じ、「革命を行っている者は周知の通り、イスラーム教徒で、我々は皆イスラーム教徒だ…。すべての部隊における教義はイスラーム教であり、イスラーム教から力を得ている」と述べた。

しかし「見ず知らずの外国人がやって来て、我々にイスラーム教を教え込み、我々にさまざまな習慣を押しつけようとしている。そして、誰それがイスラーム教徒で、誰それが無神論者で、誰それが背教者だと分けようとし、斬首さえ行う。おかしなことだ。イスラーム教の穏健さこそ、我々が愛し、誇示しようとしているものなのに」と強調し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を批判した。

また外国人記者などを拉致する反体制武装集団に関して「革命シャッビーハ」と非難した。

さらに、イドリース参謀長は、自由シリア軍への資金、武器弾薬の支援が不充分だと強調し、それが反体制武装集団の統合を妨げ、一部の武装集団のダーイシュやシャームの民のヌスラ戦線への合流をもたらしているとの見方を示した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアディーブ・シーシャクリー氏は、ロシアがリフアト・アサド前副大統領をジュネーブ2会議における反体制勢力の使節団に参加させ、反体制勢力を分断しようと画策していると非難した。

また、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などが、連立の承認を拒否していることに関して「連立もダーイシュを承認しない」と反論した。

さらに、ザフラーン・アッルーシュ司令官率いるイスラーム軍については、「新しい軍で、現地における実態はない」と述べた。

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アブドゥルハリーム・ハッダーム前副大統領は、声明を出し、ジュネーブ2会議開催を主導する米露が、アサド大統領の退陣を明確に要求しないことで「解放、体制打倒、殺戮者の処罰を求めるシリア国民の意思を無視している」と非難した。

そのうえで反体制勢力のジュネーブ2会議への参加が「事態のさらに複雑化させる危険な結果」となると指摘、反体制勢力に大会への参加のボイコットを呼びかけた。

シリア政府の動き

アサド大統領は2013年政令第71号を発し、2013年政令第70号の適用期間を1ヶ月延長し、2013年12月30日までとすることを承認した。

2013年政令第70号(10月29日)は、2013年10月29日以前に犯された軍刑法、兵役法などへの違反(国外逃亡法、国内逃亡法)に対する恩赦を定めた政令。

SANA(10月29日付)が報じた。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダイル・アティーヤ市に潜入していたテロ集団の掃討を完了し、残党の追撃にも成功したと発表した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ハドラー大隊などが占拠していたダイル・アティーヤ市を軍が奪還、完全制圧した。

またAFP(11月28日付)は、軍消息筋からの情報として、軍がナブク市にも突入・制圧し、ヤブルード市に進軍していると報じた。

一方、SANA(11月28日付)によると、軍がダイル・アティーヤ市でのシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の掃討を完了し、同市を完全制圧、またレバノン(ベカーア県バアルベック郡アルサール地方)に逃走を試みた武装集団を追撃、拘束した。

また軍は、ナシャービーヤ町、バハーリーヤ市、イバーダ市、カイサー市、ダイル・アサーフィール市、バービッラー市、ザバダーニー市で、反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月29日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市本部前で、シャーム外国人大隊前司令官のハザン・ジャズラ氏と戦闘員6人を銃殺処刑した。

また、シリア人権監視団によると、ダイル・ハーフィル市を軍が「樽爆弾」などで空爆し、女性・子供を含む11人が死亡、またアレッポ市カーディー・アスカル地区に対しても空爆を行い、5人が死亡した。

一方、SANA(11月28日付)によると、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)周辺、ハンダラート・キャンプ、マアーッラト・アルティーク村、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市ではサラーフッディーン地区、マルジャ地区、ラーシディーン地区、シャイフ・サイード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月28日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またロシア外務省は声明を出し、ロシア大使館のあるダマスカス県アダウィー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、シリア人が死亡、9人が負傷、大使館の本棟および近隣のビルが被害を被ったと発表した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月28日付)は、地元活動家が、シリア軍がダマスカス県のジャウバル区で早朝、化学兵器を使用し、8人が呼吸困難に陥ったと主張していると報じた。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月28日付)が地元の活動家の話として、ラッカ市旧市街の2月23日通りに、スカッド・ミサイルが着弾し、少なくとも市民40人が死亡、200人あまりが負傷したと報じた。

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ダルアー県では、SANA(11月28日付)によると、アトマーン村、ワルダート村、ナースィリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(11月28日付)によると、ブライカ村で、軍が反体制武装集団の拠点を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

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ハサカ県では、SANA(11月28日付)によると、カルアト・ハーディー村、シャッダーディー市一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またクッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、民主統一党のアサーイシュがシリア・クルド国民評議会メンバーのズィナール・スライマーン氏(クルド青年運動)をカーミシュリー市東部郊外の検問所で逮捕した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(11月28日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区での反体制武装集団との戦闘で、共和国護衛隊のイサーム・ザフルッディーン准将が重傷を負った。

ザフルッディーン准将はドゥルーズ派で、10月に戦死したジャーミア・ジャーミア少将の後任として、軍事情報局東部地域局長を務めていたという。

レバノンの動き

ビント・ジュベイル.org(11月28日付)やムスタクバル・テレビ(11月28日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘で死亡したヒズブッラーの戦闘員の司令官、ウィサーム・シャラフッディーン氏の葬儀が南部県の生地リシュクナニーヤ村で行われたと報じた。

シャラフッディーン氏は「ナスルッラー師」の名で呼ばれていた。

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NNA(11月28日付)などによると、北部県トリポリ市ザフリーヤ地区で、ジャバル・ムフスィン地区住民3人が何者かに撃たれ、負傷した。

この直後、バーブ・タッバーナ地区に何者かが手榴弾を投げ込んだ。

諸外国の動き

アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は、RT(11月28日付)に対し、連盟がシリア革命反体制勢力国民連立をシリア人の代表として支持していると改めて述べるとともに、民主的変革諸勢力国民調整委員会をシリア国民の正統な代表とはみなさないとの意思を示した。

そのうえで、アラブ連盟の代表権を連立が要求してきたことを明らかにしたうえで、ジュネーブ2会議の結果をふまえたうえで、現在凍結中のシリア代表権の凍結解除を行うと述べた。

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国連安保理はメディア声明(SG/SM/15504、http://www.un.org/News/Press/docs//2013/sgsm15504.doc.htm)を発表し、シリア駐在のロシア大使館が迫撃砲で襲撃された事件を強く非難した。

同声明は「安保理加盟国は、この醜いテロ襲撃行為に憤りを覚えるとともに、犠牲者の遺族や負傷者に慰問の意を表す」として、「いかなるテロリズムも、世界の平和と安全に対する最も恐ろしい脅威であり、テロリズムは、いつ、いかなる場所、それが誰であろうと、いかなる動機であって実施されようとも、全て犯罪行為であり、その罪を逃れることは出来ない」と強調した。

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『読売新聞』(11月29日朝刊)によると、シリア政府は現在廃棄作業を進めている化学兵器製造施設18施設のうちの12施設を「産業用」に転換する申請を化学兵器禁止機関に対して行った。

同申請は26日の化学兵器禁止機関執行理事会で審議され、目的を明確にするようシリア側に打診、29日に再協議されるという。

AFP, November 28, 2013、al-An TV, November 28, 2013、Bintjbeil.org, November 28, 2013、al-Hayat, November 29, 2013、Kull-na Shuraka’, November 28, 2013、al-Mustaqbal TV,
November 28, 2013、Naharnet, November 28, 2013、NNA, November 28, 2013、Reuters,
November 28, 2013、Rihab News, November 28, 2013、RT, November, 28, 2013、SANA,
November 28, 2013、UPI, November 28, 2013、『読売新聞』2013年11月29日朝刊などをもとに作成。

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シリアがジュネーブ2会議開催の日程が2014年1月22日に決定されたことへの歓迎を表明するなか、トルコのダウトオール外務大臣がイランを訪問し同国大統領および外務大臣と会談(2013年11月27日)

反体制勢力の動き

イスラーム戦線は「イスラーム戦線憲章:ウンマ計画」(http://all4syria.info/wp-content/uploads/2013/11/ميثاق-الجبهة-الإسلامية.pdf)を発表し、自らの活動方針およびヴィジョンを発表した。

「イスラーム戦線憲章」は、序論、結論、および4部からなり、イスラーム戦線を「政権の完全打倒とアッラーの法に主権が帰するイスラーム国家の建設をめざすイスラーム的・包括的な政治・軍事・社会体」と位置づけている。

第1部では、イスラーム戦線がいかなる外国勢力にも従属しない独立した組織だと明言、その存在と活動方針がイスラームから発していると主張している。

また武装集団を単一の軍事組織へと統合するために活動するとしている。

第2部では、体制の完全打倒、現体制の行政、軍事、司法の停止、政権幹部の処罰、独立イスラーム国家の樹立、社会復興のための資源・財の運営、社会におけるイスラーム的アイデンティティの保持、というイスラーム戦線の目標が明示されている。

第3部では、シリア分割への拒否の姿勢を強調される一方、外国との関係に関しては、「政治化されない」ことを条件に支援を歓迎すると主張している。

第4部では、世俗主義、民主主義、市民国家、クルド問題、マイノリティ問題、外国人戦闘員(ムハージリーン)などに関するイスラーム戦線の姿勢が説明されている。

このなかで、イスラーム戦線は、世俗主義、議会制民主主義、市民国家を「専制と権利喪失を見出すことができる」として拒否する一方、クルド人、マイノリティ、外国人戦闘員の権利を尊重するとしている。

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シリア自由人旅団は声明を出し、各地の司令官の人事改編を行うとともに、第16師団からの脱会を発表した。

クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、第16師団はバドル殉教者旅団が指導する武装集団の連合体で、当初はイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)も参加していたが、旅団とダーイシュの対立を受け、ダーイシュが脱会を発表していたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立メンバーでシリア・クルド左派党のシャッラール・カッドゥー氏は、民主統一党が推し進める西クルディスタン移行期民政局評議会に関して、「シリアの国土保全をめざすものでなく…、クルド人地域住民の自治に反する」と批判した。

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イフバーリーヤ・チャンネル記者のムハンマド・タウフィーク・サギール氏とカメラマンのジャミール・トゥース氏が、ハサカ県ラアス・アイン地方で「自由報道連合」(クルド最高委員会)の許可無く取材活動を行い、「シリア軍が同市を解放した」とのリポートを行った直後、アサーイシュに逮捕された。

クッルナー・シュラカー(11月27日付)が伝えた。

シリア政府の動き

SANA(11月27日付)は、外務在外居住者省高官の話として、「シリア・アラブ共和国は国連潘基文事務総長がジュネーブ2会議開催の日程を2014年1月22日に決定したことを歓迎する」と報じ、アサド大統領の指示に沿ってシリアが正式な使節団を派遣することを改めて確認した。

また「移行期間においてアサド大統領の居場所はない」と主張する西側諸国の外務大臣らの発言に関しては、「植民地時代を想起させるものであり…、こうした国の政府を孤立させる」と非難した。

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アサド大統領はイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行い、イランの核開発問題の進展などについて協議した。

アサド大統領は会談で、ジュネーブでのイランと米英独仏中ロの6カ国の核開発縮小と制裁緩和に関する合意に祝意を示すとともに、開発途上国が平和的核エネルギーを手に入れる権利を確立した、と賞賛した。

一方、ロウハーニー大統領は、イランがシリア国内のテロとの戦いにおいてシリアを支持するとの姿勢を表明した。

SANA(11月27日付)が報じた。

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クッルナー・シュラカー(11月27日付)は、アブー・ファドル・アッバース旅団が、ダマスカス郊外県で捕捉した反体制武装集団の負傷者を拷問にかけ、シリアの衛星放送がアル=カーイダのメンバーだと断じる映像を配信している、と報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方のマルジュ・スルターン村で、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦し、シリア人戦闘員12人と外国人戦闘員5人が死亡した。

同監視団によると、軍はヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援を受け、反体制武装集団の進軍を止めることに成功したという。

一方、SANA(11月27日付)によると、軍がカーラ市の西に位置するアイン・バイダー農場で反体制武装集団を掃討し、同市を制圧した。

また、ダイル・アティーヤ市、ナブク市、バービッラー市、ダイル・アサーフィール市、ザマルカー陸橋、ハラスター市、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに対し、反体制武装集団はジャルマーナー市、アドラー市の警察団地などに迫撃砲で攻撃を加え、子供1人が死亡、市民多数が負傷した。

他方、ダマスカス郊外県革命調整連合のユースフ・ブスターニー報道官は、クッルナー・シュラカー(11月27日付)の電話取材に対し、東グータ地方での戦闘で「自由シリア軍」がヒズブッラーの戦闘員250人以上を殺害、ヒズブッラーとアブー・ファドル・アッバース旅団の戦闘員約100人を捕捉したと主張した。

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クナイトラ県では、シリア革命総合委員会が、ビイル・アジャム地方のハワーリド中隊基地を「自由シリア軍」が完全制圧したと主張した。

同委員会によると、「自由シリア軍」は早朝から、「タウヒードの夜明け」と銘打って、クナイトラ県での戦闘を激化させたのだという。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、26日から、ウガイバシュ村で、民主統一党人民防衛隊がムハンマド軍、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と激しく交戦し、サラフィー主義戦闘員10人以上を殺害し、同村を制圧、民家50件を焼き討ち、「自由シリア軍」やシャームの民のヌスラ戦線を支持していた住民6人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア革命総合委員会が、アサド政権を支援する外国人戦闘員が拠点としているイドリブ市内の「人民軍」の本部や、競技場近くの「シャッビーハ」拠点を「自由シリア軍」が戦車で砲撃したと主張した。

また『ハヤート』(11月28日付)によると、軍はカフルタハーリーム町、アイン・ラールーズ市を空爆した。

一方、SANA(11月27日付)によると、カフルタハーリーム町で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカフルルーマー村からアルバイーン山、マアッラト・ヌウマーン市方面に潜入しようとした武装集団を軍が撃退したほか、アルバイーン山周辺、アイン・シーブ村、カフルジャーリス村、ヒーシュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(11月28日付)によると、複数の活動家が、ナワー市のコンコース大隊基地を「自由シリア軍」が攻撃する一方、軍がブスル・ハリール市、タスィール町、ナーフタ町を空爆したと主張した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(11月28日付)によると、複数の活動家が、「自由シリア軍」がヌッブル市、ザフラー町を砲撃する一方、シャイフ・ユースフ市周辺に位置する丘陵地帯を制圧したと主張した。

またシリア人権監視団によると、アレッポ市のシャイフ・サイード地区で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、サラフィー主義戦闘員20人を殺害した。

一方、SANA(11月27日付)によると、アレッポ市アーミリーヤ地区、サラーフッディーン地区に潜入を試みた反体制武装集団を軍が撃退した。

また、バナーン町、ハーン・アサル村、マスカナ市、ハイヤーン町、マアーッラト・アルティーク村、ハンダラート・キャンプ、バービース村、ワディーヒー村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、アッザーン市、カフルダーイル村、アウラム・クブラー町、アレッポ市カースティールー地区、アイタイン市、ムスリミーヤ村、シャイフ・ナッジャール市、アレッポ市ブスターン・カスル地区、スッカリー地区、シャイフ・サイード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月27日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月27日付)によると、ガーブ地方サルマーニーヤ村で、軍が反体制武装集団を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(11月27日付)によると、タッルドゥー市、カフルラーハー市、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月27日付)によると、ムサイフラ町で、シャリーア法廷本部を軍が攻撃・破壊、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷した。

またダルアー市各所、アトマーン村、ナースィリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月27日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、シューラー村、マヤーディーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

クッルナー・シュラカー(11月27日付)は、レバノンの信頼できる複数の消息筋からの情報として、シリア軍が9月に化学物質をレバノン国内に移転させ、化学兵器国際機関の査察をかわしていたと報じた。

同報道によると、化学物質は、シリア国境に近いベカーア県バアルベック郡マシュルーア・カーア=ジャウラ地方に9月7日に運び込まれたのだという。

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AFP(11月28日付)は、フサイン・ハーッジ・ハサン農業大臣(ヒズブッラー)の甥アリー・リダー・フアード・ハーッジ・ハサン氏(22歳)が27日、ヒズブッラーの戦闘員3人とともに、ダマスカス郊外県カラムーン地方での戦闘で死亡したと報じた。

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『ワールド・トリビューン』(11月27日付)は、レバノンの複数の消息筋の話として、ヒズブッラーが対シリア国境地域などで、イランの無人戦闘機200機を使用して、偵察・監視活動を行っていると報じた。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がイランを訪問し、ハサン・ロウハーニー大統領、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣らと会談、シリア情勢などについて協議した。

イラン通信(IRNA)によると、会談でダウトオール外務大臣は「人道支援、戦争停止、避難民の帰還、テロリストの追放と治安回復、平和的な問題の正常化」といった点でイラン大統領と意見の一致を見たという。

一方、ザリーフ外務大臣は、イラン、トルコ両国がジュネーブ2会議開催前にシリア国内での戦闘を停止すべく互いに努力し合うだろうと述べた。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣は、ジュネーブ2会議に、イラク、ヨルダン、レバノン、トルコの代表も参加することになるだろうと述べるとともに、シリア政府の使節団団長がワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣になるだろうとの見方を示した。

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は声明を出し、1月22日開催予定のジュネーブ2会議ジュネーブ2会議に関して、シリア政府の使節団にアサド大統領は参加しないと発表した。

ただし、アサド大統領は、ジュネーブ2会議の使節団を率いることはないとこれまでにたびたび明言している。

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『ハヤート』(11月28日付)は、イラク・クルディスタン地域政府の治安当局が、シリアで反体制武装活動を行うサラフィー主義集団に参加していたクルド人1人を逮捕したと報じた。

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クッルナー・シュラカー(11月27日付)によると、ベルギー当局は、シリアへの帰国を拒否した駐ブリュッセル・シリア大使館に勤務していたフサイン・S氏の滞在期間を1年間延長することを決定した。

AFP, November 27, 2013, November 28, 2013、al-Hayat, November 28, 2013、Kull-na Shuraka’, November 27, 2013、Naharnet, November
27, 2013、Reuters, November 27, 2013、Rihab News, November 27, 2013、SANA,
November 27, 2013、UPI, November 27, 2013、The World Tribune, November 27, 2013などをもとに作成。

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イスラーム国がアティマ村内および避難民キャンプ内でメディア関係者らに対する大規模な逮捕キャンペーンを実施、シリア民主主義者連合が民主統一党のムスリム共同党首に対し「西クルディスタン移行期民政局」評議会発足の決定を撤回するよう求める(2013年11月25日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月25日付)は、住民らの話として、イドリブ県の対トルコ国境に位置するアティマ村を制圧したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、村内および避難民キャンプ内で、活動家に対する大規模な逮捕活動を行っていると報じた。

同報道によると、ダーイシュはメディア関係の活動家の摘発に力点を置いているという。

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クッルナー・シュラカー(11月25日付)によると、ハサカ県タッル・ハミース市一帯で戦う反体制武装集団が「第114旅団」の名で統合した。

第114旅団に参加した武装集団は以下の通り:

ムラービティーン大隊
ファジュル・タウヒード大隊
ウスマーン・ブン・アッファーン大隊
メソポタミア自由人大隊
ウサーマ・ブン・ザイド大隊
フルサーン・スンナ大隊

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シリア民主主義者連合は声明を出し、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首に、西クルディスタン移行期民政局評議会発足の決定を撤回するよう求めるとともに、こうした自治行政府の一方的な設置が「革命が祖国分断のために行われているという印象を与える」と批判した。

シリア政府の動き

アサド大統領は2013年法律第23号を発し、法務省の傘下に最高司法学院の設置を承認した。

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外務在外居住者省は国連安保理議長、事務総長に宛てて書簡を提出し、カタールやサウジアラビアなどが支援するサラフィー主義武装集団が、シリアの歴史的文化遺産やキリスト教徒を標的とした「野蛮な戦い」を行っていると報告、厳正なる対応を求めた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方マルジュ・スルターン村での軍とサラフィー主義反体制武装集団との戦闘で、ヒズブッラーの戦闘員5人が死亡、12人が負傷した。

同監視団によると、東グータ地方での戦闘は、ヒズブッラーが数百人の戦闘員を派遣し、主導しているという。

これに関連して、ナハールネット(11月25日付)などは、反体制活動家がインターネット上に、目隠しされ、両手を縛られた軍服姿の複数男性の写真を、東グータ地方の戦闘で捕捉したヒズブッラーの戦闘員だとして公開している、と報じた。

このほか、シリア人権監視団によると、軍はザバダーニー市、ナブク市、ヤブルード市一帯を空爆し、またナブク市などで軍、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

『ワタン』(11月25日付)によると、軍がダイル・アティーヤ市周辺に再展開し、同地奪還の準備を本格化させた。

一方、SANA(11月25日付)によると、ナバクし、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、バハーリーヤ市周辺、ジャルバー市、サクバー市、アルバイン市、アイン・フィージャ町、ザバダーニー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イブン・タイミーヤ大隊、ムハージリーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、アッバースィーイーン地区、マズラア地区に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月25日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シャイフッディーン地区、アッバースィーイーン地区、オートストラード・アダウィー地区に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、複数の市民が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍がムサイフラ町、シャイフ・マスキーン市、ウンム・ワラド村を砲撃・空爆する一方、カフルシャムス町、ナースィリーヤ村で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がジャラーブルス市の地元評議会を制圧する一方、反体制武装集団がアレッポ市南部のカーシューティーヤ村、バーシュクウィー村を制圧した。

またアレッポ市ではシャイフ・マクスード地区の軍拠点を反体制武装集団が襲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ズィルバ村、アレッポ市カースティールー地区、ワディーヒー村、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、フライターン市、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マスカナ市、アウラム・クブラー町、シャイフ・ナッジャール市、アズィーザ村、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アレッポ市ジャミーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民11人が死亡、20人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スーハー村、サフサーフィーヤ検問所などで軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、サフサーフィーヤ村近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、ジャウラト・シヤーフ地区を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、ラスタン市、バルダイヤート村、ザーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月25日付)によると、サルジャ村、ナフリヤー市、ジャディーダ村、アブー・ズフール市、タッル・サラムー村、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月25日付)によると、タッル・ガザール地方、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月25日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月25日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区の街道を走行中だったシリアのトラック複数台(積み荷はリン酸塩)に何者かが発砲、ドライバー1人(シリア人)が負傷した。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は党機関誌『アンバー』で、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラク大使館近くでの同時自爆テロを、ヒズブッラーのシリアで活動の結果だとする3月14日勢力各党の批判に関して「結びつけることは正しくない…。こうした連中はいわゆるタクフィール主義集団を掌握する能力をほぼ持っていない…。タクフィール主義的手法を作り出した者が今度はそれと敵対しているだけだ。こうしたセンシティブな問題に巻き込まれないよう気をつけねばならない」と述べた。

諸外国の動き

AFP(11月25日付)は、ヨルダン公式筋の情報として、シリア人避難民約10万人がこれまで自発的に帰国したと報じた。

同消息筋によると、現在ヨルダン領内には56万9,000人のシリア人避難民がおり、うち12万858人がザアタリー・キャンプなどの難民キャンプに収容されている。

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ヨルダンのサラフィー主義イデオローグのイサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)は獄中で、シリアのサラフィー主義戦闘員たちに、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓うにあたって慎重を期するべきだと述べた。

ジハード主義潮流の指導者ムハンマド・シャラビー氏(アブー・サイヤーフ)が『ハヤート』(11月26日付)宛書簡のなかで明らかにした。

バルカーウィー(マクディスィー)氏は「アブー・バクル・バクダーディー氏に…忠誠を誓うことについて、ムジャーヒドゥーンに義務として求めるアブー・フマーム・アサリー氏らに、検討を要する…重大な事柄をウンマに義務づけるファトワーを発するにあたっては慎重を期するよう呼びかける」と述べたという。

また「アサリー氏らが人々の間の意見対立の原因となってはならない。シャリーアが意図しているのは、すべての隊列を糾合し、それを分かたないことにあるからだ」と付言した。

『ハヤート』(11月26日付)によると、アブー・フマーム・アサリー氏とは、アレッポ県で反体制武装活動を行うバーレーン人指導者で、インターネットを通じたファトワー発布の「イスラーム法的顧問」だという。

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イラク・クルディスタン地域政府は、クルド人青年のシリアのアル=カーイダ系組織への参加の実態調査・対処を目的とする委員会を設置することを閣議決定した。

委員会は内務大臣を委員長とする。

イラク・クルディスタン地域政府のマリーワーン・ナクシュバンディー宗教問題大臣によると、100人から150人のクルド人青年がシリアに潜入し、アル=カーイダ系の組織に参加し、うち9人(16~25歳)が死亡したという。

戦闘員の多くはスライマーニーヤ県ハラブジャ郡出身者だという。

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国連報道官は、潘基文事務総長が来年1月22日にジュネーブ2会議を招集し、2012年6月のジュネーブ合意の実現をめざすと発表した。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、1月22日のジュネーブ2会議招集(予定)に関して、移行期政府樹立の「最善の機会」と歓迎の意を示した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、ジュネーブ2会議に関して、「政治的移行は、アサドがシリアの将来において役割を担わないことを意味する。シリア革命反体制勢力国民連立の(大会への)参加を大いに歓迎する。同連立が反体制勢力使節団の核をなし、ジュネーブ2のプロセスを通じて拡大・継続することを支持している」と述べた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は訪問先のローマでローマ法王フランシスコと会談した。

ヴァチカン市国の発表によると、会談は35分間に及び、シリア情勢の平和的解決に向けたイニシアチブを発揮する必要などが確認されたという。

AFP, November 25, 2013、al-Hayat, November 26, 2013、Kull-na Shuraka’, November 25, 2013、Naharnet, November 25, 2013、NNA, November 25, 2013、Reuters, November 25, 2013、Rihab News, November 25, 2013、SANA, November 25, 2013、UPI, November 25, 2013、al-Watan, November 25, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がブラーヒーミー共同特別代表や米露高官らと会談しジュネーブ2会議の開催延期を求めるなか、ダマスカス郊外県では軍がイスラーム国などのサラフィー主義武装集団と激しく交戦(2013年11月24日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月25日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がジュネーブを訪問し、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表、米露高官と会談、ジュネーブ2会議の開催を2014年2月に延期するよう求めた。

延期要請の理由は、武装集団との調整に時間が必要なためだという。

使節団は、バドル・ジャームース書記長(団長)、アブドゥルカリーム・バッシャール氏、ナズィール・ハキーム氏、アブドゥルアハド・アスティーフー氏からなる。

シリア政府の動き

外務在外居住者省高官は、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「イラン国民の国益を保障し、核エネルギーの平和的利用の権利を同国に付与する歴史的合意」と賞賛した。

SANA(11月24日付)が伝えた。

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SANA(11月24日付)は、人民議会予算委員会で、新IDカード発行予算2,800ユーロ相当を含む内務省の予算が承認されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方(ウタイバ村一帯)で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるサラフィー主義武装集団が交戦し、双方に100人以上の死者が出た。

反体制武装集団の死者数は55人で、うちダーイシュの戦闘員が41人、司令官も7人だという。

またシリア軍側の死者数は56人で、うちシリア軍兵士が36人、アブー・ファドル・アッバース旅団と国防隊の戦闘員が20人だという。

なお戦闘に巻き込まれ、反体制組織に同行していた記者5人も死亡した。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月24日付)によると、死亡した記者のうち4人がイスラーム軍の記者、1人がダマスカス郊外革命指導評議会報道官。

この戦闘に関連して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」がダマスカス国際空港に近いダマスカス郊外県の6市を制圧し、東グータ地方への兵站路を確保するという「大勝利」を収めたと発表した。

連立によると、制圧されたのは、ザマーニーヤ市、カイサー市、バハーリーヤ市、カースィミーヤ市、ダイル・サルマーン市、ダイル・アティーヤ市。

また同声明によると、「自由シリア軍」はアレッポ市各所、ラタキア県ドゥーリーン高地などでも進軍を続けており、これらは「合同軍事作戦の計画・実施の調整の結果」なのだという。

ダマスカス郊外県ではこの他にも、ナブク市などが軍の空爆を受けた。

一方、SANA(11月24日付)によると、バービッラー市、ダイル・アティーヤ市、カーラ市、バハーリーヤ市・カースィミーヤ市回廊、シャーミーヤ村周辺、ダイル・サルマーン市周辺、ハラスター市、アドラー市、アルバイン市、ザマルカー回廊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、アバービール・ハウラーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム(ダーイシュ)とシャーム自由人運動などからなるサラフィー主義武装集団が、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道を制圧した。

しかし、SANA(11月24日付)によると、シリア軍消息筋は、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道が制圧されたとするシリア人権監視団の発表を否定した。

一方、SANAによると、アレッポ市ラーシディーン地区、シャイフ・サイード地区、サーフール地区、ジュダイダ地区、ハーン・トゥーマーン村、ワディーヒー村、クワイリス村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、ナッカーリーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月24日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、特殊任務中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月24日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、タイバ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、マシュラファ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月24日付)によると、イドリブ市南東部、ハーミディーヤ村・ワーディー・ダイフ村間、マアッラトミスリーン市郊外、アブー・ズフール市郊外、サラーキブ市、ビンニシュ市、サルミーン市、ラーミー村、ナフリヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月24日付)によると、ダルアー市各所、ムアーウィヤ村、アトマーン村、タファス市、ヒーラーン村、ナースィリーヤ村、タイバ町・アルシューナ村間で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア革命総合委員会が、マンスーラ村のイマーム・ガザーリー学校に対して軍が砲撃を加え、子供5人が死亡、市民6人が負傷したと主張した。

レバノンの動き

ナビーフ・ビッリー国民議会議長はイランを訪問し、アリー・ラリージャーニー国会議長と会談した。

会談後、ビッリー議長は空港で、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「政治は今後、イラン、とくにテヘランから生まれることになろう…。(こうした合意は)政治的な核爆弾となり…、シリアにおける問題解決の素地を作り出すだろう」と述べた。

NNA(11月24日付)が報じた。

諸外国の動き

オックスフォード・リサーチ・グループは「Stolen Futures」と題した報告書(http://oxfordresearchgroup.org.uk/sites/default/files/Stolen%20Futures.pdf)を発表、そのなかでシリアの紛争で命を失った11,420人以上の子供(17歳以下)のうち、128人が化学兵器で、389人が狙撃されて死亡し、また764人が処刑され、100人が拷問で死亡したと発表した。

死者数は、シリアの4団体(シリア統計調査センター、シリア追跡者、シリア人権ネットワーク、違反文書センター)が発表したデータをもとに算出されているという。

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カタール通信(11月25日付)によると、トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がドーハを急遽訪問し、タミーム・ビン・ハマド首長と会談した。

『ハヤート』(11月25日付)によると、会談では、シリア情勢や、駐カイロ・トルコ大使の国外追放などで緊迫化するエジプト情勢について協議されたという。

AFP, November 24, 2013、al-Hayat, November 25, 2013、Kull-na Shuraka’, November 24, 2013、Naharnet, November
24, 2013、NNA, November 24, 2013、Reuters, November 24, 2013、Rihab News,
November 24, 2013, November 25, 2013、SANA, November 24, 2013、UPI, November
24, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大のウマル油田を完全制圧するなか、イスラーム国司令官がアサド政権やシリア革命反体制勢力国民連立の首をはねるとして脅迫(2013年11月23日)

反体制勢力の動き

ザマーン・ワスル(11月23日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のバーブ市(アレッポ県)のアミール、アブー・アブドゥッラフマーン・ミスリー司令官は、「アサドを一言でも支持する者、シリア革命反体制勢力国民連立を支持したり関係を持ったりする者は、首を斬られるだろう…。連立メンバーと政権支持者の頭をまずはねる」と述べた。

同ネットによると、ダーイシュは数日前にバーブ市を制圧したという。

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シリア人権監視団は、イドリブ県アティマ村にある樹齢160年の樫の木を「住民が訪れ、崇拝していた」との理由で切り倒したと発表した。

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『ハヤート』(11月24日付)によると、イスラーム戦線の幹部らは、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長、シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府のアスアド・ムスタファー国防大臣と会談し、現地での軍事活動の調整について協議した。

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(11月23日付)は、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣が乗っていた車がタルトゥース県ミスヤーフ・カドムース街道で襲撃され、運転手が死亡したと報じた。

襲撃時、ハイダル大臣は車には乗っておらず、無事だったという。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大の油田(75,000バレル/日を生産)であるウマル油田の軍の拠点を、石油関連施設を軍との戦闘の末、完全に制圧した。

Champress, November 23, 2013
Champress, November 23, 2013

ウマル油田(およびCONOCOガス工場)をめぐっては、ヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が争奪戦を繰り広げていたが、地元の武装部族集団が22日にヌスラ戦線に忠誠を誓ったことで、ヌスラ戦線が選局を優位に進め、同地一帯を制圧するにいたった。

『ハヤート』(11月24日付)などによると、これにより、シリア国内の油田のすべてがアサド政権の手を離れ、民主統一党かサラフィー主義集団のいずれかに掌握された。

2011年の紛争発生以前、シリアの石油生産量は40万バレル/日、ガス生産量は300万立方メートル/日だったが、現在はそれぞれ20,000バレル/日、150万立方メートル/日に落ち込んでいた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がダイル・アティーヤ市方面に増援部隊を派遣したほか、ナバク市、カラムーン山地一帯を空爆、ハジャル・アスワド市を砲撃した。

ダイル・アティーヤ市は、反体制武装集団約1,500人によって制圧されているという。

また軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団は、バイト・サフム市、カッバース・アイン・タルマー渓谷回廊、ムライハ市ヌール検問所周辺で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、アルバイン市、ザマルカー回廊、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、カーラ市周辺、バービッラー市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のバーブ街道地区、バーブ市内の複数カ所、ターディフ市を軍が空爆、女性・子供を含む民間人が44人を「虐殺」した。

またティヤーラ村で、反体制武装集団が軍を邀撃し、兵士5人を殺害したという。

一方、SANA(11月23日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地北部、ハーン・アサル村西部、ナッカーリーン村西部、バーブ市、ナイラブ村北東部、マーイル町、フライターン市、アブティーン村、アンジャーラ村、ターディフ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッラト・ガーリヤで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、旧市街のズーク・ザハブ、ズーク・ザルブ、スーク・ハイラト・ベクで、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区、カダム区、アサーリー地区、ヤルムーク区周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サイフッラー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、『ハヤート』(11月24日付)によると、ヒムス石油精製所にロケット弾が打ち込まれ火災が発生した。

一方、SANA(11月23日付)によると、ラスタン湖、ザーラ市、ハウラ地方、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、アスマド村、ハーリディーヤ村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、ダイル・フール村、イッズッディーン町、バイト・ハッジュー村、ヒムス市ワルシャ地区、バーブ・フード地区、クスール地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月23日付)によると、タッル・マアルーフ町の民主統一党本部、カーミシュリー市ズーリー交差点にある民主統一党人民防衛隊と軍の拠点、スエズ運河地区のアサーイシュ本部の近くで爆弾が爆発した。

3件の爆発ともに自爆テロと思われる。

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ラタキア県では、SANA(11月23日付)によると、シャフルーラ村、ハヤート村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、ナリラヤー村、ザルズール村、ジャーヌーディーヤ町、アブー・ズフール市周辺、クマイナース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月23日付)によると、ダルアー市各所、ブハイラーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月23日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方をシリア軍が空爆した。死傷者はなかった。

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NNA(11月23日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館近くでの自爆テロに関して、DNAのサンプル検査の結果、実行犯の2名(ムイーン・アブー・ダフル氏、アドナーン・ムーサー・ムハンマド氏)が特定されたと発表した。

アブー・ダフル氏は南部県サイダー市出身で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

またムハンマド氏はサイダー市郊外のアイン・フルワ難民キャンプ出身のパレスチナ人だという。

AFP, November 23, 2013、al-Hayat, November 24, 2013、Kull-na Shuraka’, November 23, 2013、Naharnet, November 23, 2013、NNA, November 23, 2013、Reuters, November 23, 2013、Rihab News, November 23, 2013、SANA, November 23, 2013、UPI, November 23, 2013、Zaman al-Wasl, November 23, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サラフィー主義武装集団7組織が「独立した政治・軍事・社会的運動体」としてのイスラーム戦線の結成を発表するなか、プーチン大統領がエルドアン首相と会談、後者は「過激派集団も暴力の責任の一端を担っている」との見解を示す(2013年11月22日)

反体制勢力の動き

サラフィー主義武装集団7組織がビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3QVZmtity7A)を出し、イスラーム戦線を結成したと発表した。

Kull-na Shuraka', November 22, 2013
Kull-na Shuraka’, November 22, 2013

イスラーム戦線は、シャームの鷹旅団のアフマド・イーサー・シャイフ司令官がシューラー評議会議長を、またタウヒード旅団のアブー・ウマル・フライターン市が副議長を、ハック旅団のアブー・ラーティブ・ヒムスィー氏が書記長を務める。

またシャーム自由人大隊のアブー・アッバース氏が法務責任者に、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官が軍事司令部の司令官に、イスラーム自由人運動のハッサーン・アッブード司令官が政治委員会議長に就任した。

イスラーム戦線に所属した7組織は、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの鷹旅団、タウヒード旅団、アンサール・シャーム大隊、ハック旅団、クルド・イスラーム戦線で、『ハヤート』(11月23日付)によると、50,000人以上の戦闘員を擁する。

Youtube, November 22, 2013
Youtube, November 22, 2013

シャイフ議長によると、イスラーム戦線は、単なる軍事組織ではなく「独立した政治・軍事・社会的運動体」だという。

イスラーム戦線は、アサド政権の「完全打倒」と「アッラーの主権が確立したイスラーム国家の建設」をめざし、「社会におけるイスラームのアイデンティティを維持し、イスラーム的人格を完成させ、構成、独立、相互扶助の原則のもと、イスラームの原則に合致したかたちでのシリアを再建する」という。

また「シャリーアの原則に依拠…、イスラーム社会においては何人たりともこの原則に疑義を呈することは許されず、憲法などの法律の制定やその執行はこの原則に依拠すべき」としている。

『ハヤート』(11月23日付)は、信頼できる消息筋の話として、イスラーム戦線は、シャームの民のヌスラ戦線と共闘する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対抗するだろうと報じた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官はフェイスブック(11月22日付)で、ラジャー・ナースィル書記の逮捕に関して、委員会が、メンバーを含む逮捕者の釈放がなければ、ジュネーブ2会議への出席を見合わせることを真剣に検討している、と綴った。

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シリア・ムスリム同胞団のムハンマド・リヤード・シャカファ最高監督者はアラビーヤ(11月22日付)に「バッシャール・アサドを支援する国があるが、これらの国は共犯者だ。イランは自分たちが革命的だと言うが、ハーフィズ・アサド体制と同様の犯罪者だ。ヒズブッラーはシリア国民を殺してパレスチナを解放しようとしている…。ハサン・ナスルッラーはパレスチナを解放するためにシリアで戦っている!」と批判した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファールーク・タイフール副議長(シリア・ムスリム同胞団)は、反体制勢力の統一使節団が結成されなければ、ジュネーブ2会議に参加しないだろうと述べた。

クッルナー・シュラカー(11月22日付)が報じた。

シリア政府の動き

カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相はDPA(11月22日付)の電話取材に対して、「アサド大統領は大統領選挙に再出馬を禁じるものはないが、それは個人的な願望と国民の願望による、と述べた。第1の願望についてだが、私はあると思う。しかし第2の願望について話すことは時期尚早だ…。アサド大統領は次期選挙実施まで留任するだろう。これは国際社会において合意されている」と述べた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が、国際幹線道路上に位置する要衝ダイル・アティーヤ市をほぼ完全に制圧した。

これに関して、ラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(11月22日付)に「軍は依然としてダイル・アティーヤ市のバースィル病院や、同市周辺の丘陵地帯に展開している」と述べた。

また同監視団によると、ダイル・アティーヤ市に近いナバク市でも、ダーイシュ、ヌスラ戦線が軍と交戦しているという。

しかし、シリア軍治安筋は、AFPに対して反体制武装集団によるダイル・アティーヤ市制圧を否定、「テロリストはカーラ市から逃走、同市周辺の建物に立てこもっており、軍がこれに対処している」と述べた。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」が軍との数日にわたる戦闘の末、ダイル・アティーヤ市を完全制圧したと発表し、「政権が勝利しているという幻想の嘘を明らかにする成果」と鼓舞した。

このほか、シリア人権監視団によると、軍は、カラムーン地方の16以上の村を空爆する一方、ザバダーニー市、ダイル・アティーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザマルカー町に対して砲撃を加えたほか、バービッラー市一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、サラフィー主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(11月22日付)によると、アルバイン市、リーハーン農場、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市周辺、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、サイドナーヤー町のシールービーム修道院周辺、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が負傷した。

しかし、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、シリア軍がダマスカス郊外県サイドナーヤー町のシールービーム修道院をカラムーン地方に対する砲撃の拠点として利用していると主張、非難した。

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ダマスカス県では、シリア革命総合委員会、カーブーン区周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

また、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、クスール地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月22日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、カッサーア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナッカーリーン村で軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)を軍が空爆した。

一方、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地、アレッポ市カースティールー地区、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、ハーン・アサル村、アナダーン市、フライターン市、ICARDA周辺、ナッカーリーン村一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区を軍が空爆した。

またCONOCOガス工場一帯で、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装数段が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月22日付)によると、ウガイバシュ村での民主統一党人民防衛隊とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘を受け、ダイル・ザウル県に展開していたイスラーム軍の偵察部隊がハサカ県ラアス・アイン市方面に向かった。

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イドリブ県では、SANA(11月22日付)によると、アリーハー市、タッル・サラムー市、アブー・ズフール市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・サアド村、シャイフ・マスキーン市、ナースィリーヤ村、アブー・ガーラ村、アイン・フライハ村、サフム・ジャウラーン村、ヒーラーン村、ザアルーラ村、ラフィード村、ラスム・ダルブ村、ダルアー市内各所、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月22日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月22日付)などによると、爆弾を積んだ自動車8台がレバノン国内に入国したとする内務治安軍総局 宛の総合情報総局文書のコピーがインターネットなどで公開されていると報じた。

この文書には、8台の車種、色などが列記されている。

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NNA(11月22日付)によると、レバノン軍は、ベカーア県バアルベック郡マクナ村・ユーニーン村間で、武装集団と交戦の末、500キロのTNT爆弾が仕掛けられた車を押収、爆弾を解除した。

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LBCI(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯の1人の身元が判明したと報じた。

同報道によると、実行犯の1人は南部県サイダー市出身のムイーン・アブー・ダフル氏で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

ジャディード・チャンネル(11月22日付)によると、アブー・ダフル氏は、クウェート、シリアに滞在していたという。

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OTV(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯が使用していたとされる偽造IDカードの写真を入手、公開した。

諸外国の動き

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、サンクトペテルブルクを訪問中のトルコのレジェップ・チイプ・エルドアン首相と会談し、シリア情勢などについて協議した。

会談後の共同記者会見では、両首脳は、ジュネーブ2会議を早期に開催する必要があることを確認したと述べた。

プーチン大統領は「多くの過激派が現在、シリアで戦っているという事実を無視することはできない。彼らに混乱の責任はある」と述べた。

また「トルコ首相が述べた通り、我々はおしなべて、この方向(ジュネーブ2会議開催)に向けて前進している。この大会はまもなく開催されるだろう」と述べた。

そのうえで「モスクワはシリア政府に大会参加を説得すると約束し、それを実行した。現在、西側のパートナーが反体制を同じように説得しなければならない」と述べた。

一方、エルドアン首相は「民間人殺戮の根本的責任」がアサド政権にあるとしつつ、「過激派集団も暴力への責任の一部を負っている」と述べた。

また「シリア情勢が悪化するなかこれ以上時間を無駄にはできない…。当初から我々はシリアに関する国際会議の開始を支持してきた。しかし残念ながら、最初の大会(2012年6月のジュネーブ合意)は望ましい結果をもたらしていない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談し、ジュネーブ2会議の準備などについて協議した。

AFP, November 22, 2013、Alarabia.net, November 22, 2013、DPA, November 23, 2013、al-Hayat, November 23, 2013、Kull-na Shuraka’, November 22, 2013、al-JadeedI, November
22, 2013、LBCI, November 22, 2013、Naharnet, November 22, 2013、NNA, November
22, 2013、OTV, November 22, 2013、Reuters, November 22, 2013、Rihab News,
November 22, 2013、SANA, November 22, 2013、UPI, November 22, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

露副外相との会談が内定していた民主的変革諸勢力国民調整委員会のナースィル書記がダマスカス県内で逮捕・拘束される、ダマスカス郊外県ではイスラーム国とヌスラ戦線が爆弾を爆発させ軍兵士23人が死亡(2013年11月20日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月21日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会のラジャー・ナースィル書記が、ダマスカス県内で拘束・逮捕された、と報じた。

Rihab News, November 20, 2013
Rihab News, November 20, 2013

ナースィル書記は、逮捕の2時間前、ロシアを訪問し、ミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談すると発表していた。

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クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、バッラー旅団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が共同声明を出し、東グータ革命軍事評議会からの脱会を発表した。

両旅団司令官が評議会内で阻害され、支援を受けられないことが理由だという。

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AFP(11月20日付)は、ヨルダン治安筋の話として、ヨルダン人サラフィー主義戦闘員(アフマド・ファーフーリー氏)が、シリアに不法入国し、戦闘に参加、死亡したと報じた。

また別のサラフィー主義戦闘員(ビラール・ファイサル氏)も負傷し、イルビド県の病院に搬送されたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長がカタールを訪問し、アブドゥッラー・ナースィル・ブン・ハリーファ首相と会談し、シリア情勢について協議した。

ジャルバー議長はまた、世界イスラーム教徒ウラマー連合のユースフ・カラダーウィー会長とも会談した。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月20日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス国際空港周辺の農地をイラク人戦闘員が1ヶ月ほど前から不法に占拠し、住民(所有者)の立ち入りを禁止している、と報じた。

イラク人戦闘員はアブー・ファドル・アッバース旅団ではなく、「フサイン・ムジュタバー旅団」を名乗り、同地域を浄化するためにやって来たと主張している、という。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナバク市の軍事情報局ビルとジャッラーブ検問所に対して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が爆弾を爆発させ、軍兵士23人が死亡した。

またダイル・アティーヤ市とナバク市を結ぶ街道では、カーラ市のバースィル病院に負傷兵を搬送していた軍が、ダーイシュとヌスラ戦線の襲撃を受けたが、軍の反撃によりダーイシュ、ヌスラ戦線の戦闘員8人が死亡した。

このほか、バービッラー市周辺などで、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、武装集団がダマスカス郊外県東グータ地方にある「自由シリア軍」(シリア・コマンド大隊)の武器庫から武器弾薬を盗もうとして、逮捕された。

他方、SANA(11月20日付)によると、カーラ市周辺、ダイル・アティーヤ市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、アッブ農場、ハラスター市、ザマルカー回廊、バービッラー市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ダーライヤー市、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区に対して、軍が砲撃を加えたほか、タダームン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マヤーズィン市に対して軍が激しい砲撃を加えたほか、アトマーン村、ヌアイマ村で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、軍がヒルバト・ガディール・ブスターン村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を完全制圧した。

また軍は、ダルアー市各所、アトマーン村、ウンム・マヤーズィン町、インヒル市で、反体制武装集団の追撃を続け、ヤルムーク旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、第17師団基地周辺で、軍と反体制武装集団(自由シリア軍)が交戦、武装集団が基地内の施設の一部を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(11月20日付)によると、レバノン領からの占領を試みる武装集団を国境警備隊が撃破する一方、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤ村、アーミリーヤ村、タルビーサ市、ヒムス市ワアル地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(11月20日付)によると、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マディーナ・スィナーイーヤ、フライターン市、マーイル町、バービース村、ハイヤーン町、マンスーラ村、アルバイド村、クワイリス村、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、マサーキン・ハナーヌー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区、カースティールー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月20日付)によると、マアッラシャムサ村、タッルミンス村、マアッラシューリーン村、ハッルーズ村、アルバイーン山周辺、バザーブール村、マアッラトミスリーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月20日付)によると、サルマー町、ラウダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月20日付)によると、ティシュリーン油断、ハサカ県ガザル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月20日付)によると、北部県アッカール郡のアッブーディーヤ村、ヌーラ村、ワーディー・フール村郊外に、シリア領から発射された迫撃砲弾複数発が着弾し、またシリア領から発砲があった。

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ナジーブ・ミーカーティー暫定首相は、レバノンを訪問したホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣は記者団に対して、シリアの危機の政治的解決をめざしていると強調した。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はイスタンブールでの記者会見で「シリア政府は最近、砲撃を激化させ人的虐殺を続け、飢餓に苦しむ国民を包囲し、放置している」と非難したうえで、「ジュネーブ2会議は結果をもたらさねばならない。開催期限の延期が利用されるのを許してはならない。我々トルコは、すべての外交イニシアチブを支持するが、5月から行われている折衝は希望を募らせたが、よい結果をもたらさず、失望感のなかで終わろうとしている」と述べた。

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トルコのジハン通信(11月20日付)によると、イスメト・ユルマズ国防大臣が、シリア・トルコ国境地帯に613~715基の地雷が埋設されていると述べた。

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サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、クウェートで開催されたアラブ・アフリカ首脳会議で、アブドゥッラー国王の声明を代読し、国連安保理に対して、シリアの危機を解決するための決議を採択するよう求めた。

声明は、アラブ諸国とアフリカ諸国がテロ撲滅に向けて協力・調整を推進すべきだとの言葉をもって締めくくられた。

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ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアの化学兵器廃棄に関して、ドイツが解体・廃棄作業を受け入れることはないと述べた。

『ハヤート』(11月20日付)などが報じた。

AFP, November 20, 2013、al-Hayat, November 21, 2013、Kull-na Shuraka’, November 20, 2013、Naharnet, November 20, 2013、NNA, November 20, 2013、Reuters, November 20, 2013、Rihab News,
November 20, 2013、SANA, November 20, 2013、UPI, November 20, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍がダマスカス郊外県カラムーン地方にあった最後のテロリストの拠点を殲滅し「カラムーンの戦い」を終結させるなか、国連総会ではアサド政権による「化学兵器使用、人権侵害、周辺諸国への領土侵害など」を非難する決議が採択される(2013年11月19日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県で活動する反体制武装集団5組織が「シャームの民のイスラーム連合」を結成したと発表した。

参加した5組織は、ハビーブ・ムスタファー旅団、アムジャード・イスラーム連合、サハーバ大隊、シャバーフ・フダー大隊、首都の盾旅団。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は声明を出し、人権および国際法の完全遵守を宣言するとともに、アサド政権による人権侵害を批判した。

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シリア人権監視団は、18日のハラスター市近郊にある軍車輌管理局に対する反体制武装集団の攻撃での死者数が士官13人を含む68人に達したと発表した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月19日付)は、攻撃でアフマド・シャアバーン・ルストゥム中将が死亡したと政権側が発表したと報じた。

また、アサド政権支持者がフェイスブックで、マフムード・アリー・ハサン少将も死亡したと綴っていると報じた。

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バフル世論調査機構は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣(暫定政府)の発足に関する世論調査を行い、その結果を発表した。

シリア国内外の1,500人を対象とした世論調査では、59%が暫定政府樹立を支持したもの、89%が政府の本拠地を国内に置くべきだと答えた。

また70%が閣僚の人選方法に満足していないと答えたほか、57%がシリア革命反体制勢力国民連立のメンバーに閣僚ポストが与えられることに同意しないと答えた。

さらに81%が宗教・宗派、民族に基づく閣僚ポストの配分に反対すると答えた。

世論調査のサンプリングに関して、世代、性別、学歴などの割合は公表されたが、居住地(国内か国外か)は明示されていない。

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クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、アレッポ市のシャリーア委員会が12日以来閉鎖していたブスターン・カスル地区の通行所の閉鎖を解除した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県カーラ市を完全制圧したと発表した。

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シリア政府は声明を出し、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「シリア、レバノン、イラクに対するテロ活動のすべてにはオイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣もまた、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「オイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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バアス党シリア地域指導部はベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して、「新植民地主義とその買弁であるアラブの退行主義勢力の計略であり…こうしたテロで得するのはシオニスト政体」だと非難した。

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アサド大統領は、ダマスカスで開催中のアラブ政党大会事務局代表と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

SANA, November 19, 2013
SANA, November 19, 2013

会談で、アサド大統領は、ウルーバ(アラブ性)、市民意識、平等意識を強調し、アラブ民族主義政党どうしの関係を活性化することで、タクフィール主義の台頭に対抗するための努力を糾合すべきだと述べた。

SANA(11月19日付)が伝えた。

会談には、レバノンのヒズブッラー、アマル運動、シリア民族社会党、アラブ社会主義連合、ナセル主義機構のほか、エジプト、パレスチナ、ヨルダン、モロッコ、チュニジア、バーレーンの政党代表が出席した。

『サフィール』(11月20日付)によると、アサド大統領は「サウジアラビアは、国際社会や地域における諸概念を覆そうとし…、ジュネーブ2会議を延期しようとしている…。彼らはジュネーブ2で、我々がシリアをジャルバーに明け渡して欲しいと思っている。またこうした動きになれなければ、ジュネーブに行く必要がないと考えている…。しかし、シリア人が自分たちの国の将来を描くことのない大会は成功しない」と述べたという。

一方、『ディヤール』(11月21日付)によると、アサド大統領は「バンダル・ブン・スルターン皇太子とサウード・ファイサル外務大臣が主導するサウジアラビアの一部の勢力が、レジスタンスをやめさせるため、シリアの国家崩壊、テロ支援を行っている」と非難した。

また「シリアで起きたことのすべてが外国の陰謀によるものではなく、国内において誤りがあった。しかしテロリストの目標は、この誤りに対処することではなく、シリアの破壊だ」と述べたという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、軍がカラムーン地方のカーラ市にあった「最後のテロリストの拠点」を殲滅し、同市を完全制圧、シャームの民のヌスラ戦線やイスラーム旅団の外国人戦闘員らはレバノン方面に逃亡した。

イフバーリーヤ・チャンネル(11月19日付)は、「カラムーン地方にいた武装集団はアルサール方面の山間部(東レバノン山地)に逃走した」と報じた。

またAFP(11月19日付)は、治安筋の話として、カーラ市制圧の作戦が「避難民を待避させる必要があったため…3日を要した」としたうえで、軍がマヒーン町(ヒムス県)からの逃れてきた残党を放逐するために作戦を行った」と伝えた。

なおUNHCR報道官によると、「カラムーンの戦い」で住民約6,000人がレバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール地方に避難した。

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同じく、ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、ドゥーマー市郊外、ナシャービーヤ町西部、バービッラー市、ダーライヤー市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市郊外、ザバダーニー市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサル地区、ナッカーリーン村を軍が空爆した。

またアレッポ国際空港を防衛する第80旅団基地周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団とイラク・シャーム・イスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線などが交戦した。

これに関して、リハーブ・ニュース(11月19日付)は、シャーム・イスラーム自由人運動がアレッポ市南部の丘陵地を制圧し、第80旅団基地、運輸局施設、タッラト・シャイフ・ユースフの三つの戦線で軍、国防隊と交戦を続けている、と報じた。

一方、SANA(11月19日付)によると、マーリア市、タッル・ガーニヤ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、ライラムーン地区、ズィルバ村、アブタイン市、カフルナーハー村郊外、ナイラブ村北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ナッカーリーン地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アレッポ市のジャミーリーヤ地区にある裁判所ビルなどに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民5人が死亡、14人が負傷した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、ハサカ市の検問所の配置をめぐってシリア軍と民主統一党人民防衛隊が交戦した。

戦闘は約10分続いたが双方に死傷者は出なかった。

同報道によると、ハサカ市内の検問所設置に関しては、軍と人民保護部の間でその配置に関する合意がなされているかのようで、軍が市内中心部に、人民防衛隊が市の周辺部や北部、北東部に重点的に展開している。

また同じく、ハサカ市では、軍と人民防衛隊が、アッシリア民主機構の本部に突入し、幹部2人(サンヒールー・ダーシュー氏、ジョルジュ・ウーディーシュー氏)を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の国立病院を軍が地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ヒムス市にある石油鉱物関連職業研究所に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、生徒1人が死亡、複数が負傷した。

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イドリブ県では、リハーブ・ニュース(11月19日付)などによると、シャームの鷹旅団が、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に対する「復讐作戦」を開始し、アルバイーン山一帯の軍拠点への攻撃を強めたという。

一方、SANA(11月19日付)によると、ビンニシュ市、カフルラーター市、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・サラムー村、ムアスラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月19日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アッバースィーイーン地区、バグダート通り(赤新月社病院近く)、旧市街のウマイヤ・モスク外壁、ティジャーラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(11月19日付)によると、ナースィラ市、ムライハト・アトシュ村・フラーク市間、アトマーン村、ヒーラーン村、ガズィール・ブスターン市、ダルアー市、旧税関局で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ベイルート県南部郊外のビイル・ハサン地区にあるイラン大使館近くで、2件の自爆テロが相次いで発生し、保険章の発表によると、23人が死亡、約150人が負傷した。

この同時自爆テロに関して、アル=カーイダとつながりがあるアブドゥッラー・アッザーム大隊のスィラージュッディーン・ズライカート氏(フサイン・ブン・アリー細胞)がツイッターに犯行を認める書き込みをした。

ズライカート氏の書き込みによると、同時自爆テロは、シリアからのヒズブッラーの戦闘員撤退、レバノンにおける逮捕者釈放を目的として行われたのだという。

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MTV(11月19日付)によると、シリア軍戦闘機が、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯を空爆した。

「カラムーンの戦い」で敗走する反体制武装集団を追撃するための空爆と思われる。

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『ハヤート』(11月19日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯で、レバノン軍が、シリア領から密入国しようとした武装集団14人(シリア人9人、アルジェリア人5人)を逮捕した。

14人は「カラムーンの戦い」を逃れて、レバノンに入ろうとしていたという。

諸外国の動き

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談、ジュネーブ2会議ジュネーブ2会議などについて協議した。

ラブロフ外務大臣は会談で、ジュネーブ2会議開催の必要を改めて強調するとともに、大会参加に前提条件を設けることに反対の意思を示した。

しかし「すべての当事者は、議論したい問題を提起するために参加する権利が100%ある」と述べ、大会での議題については干渉しない意向を示した。

そのうえで「ロシアのパートナー(西側諸国)はこれまで以上に、アサド大統領の退任ではなく、テロとの戦いが今日、シリア危機における最優先事項であることを理解するようになっている」と述べたという。

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セルゲイ・ラブロフ外務大臣は『ロシースカヤ・ガゼタ』(11月19日付)に「援助を必要としている人々に早急、かつ官僚的な手続きなしに、人道物資を届けることを保障するためのさらなる措置が必要」と述べる一方、「国際的慣例では、人道支援は政府のチャンネルを通じて行われる」と述べ、西側諸国などが主張する「人道回廊」の設置に改めて拒否の姿勢を示した。

また「シリアの反体制勢力のなかに徐々に現実的な兆候が見られるようになっている」と述べた。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は下院で「サリーム・イドリース少将が代表を務める自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)に非殺傷装備を贈与する計画がある」と述べた。

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英国政府のシリア反体制勢力担当特使のジョン・ウィルクス氏は『ハヤート』(11月20日付)に、ジュネーブ2会議の開催に向けて英国が支援していると述べる一方、「我々は軍事的・戦略的状況の本質的を変化を期待していない…。シリアを現状のまま維持することに集中したい。すなわち、現状の国境、国家を維持し、混乱と分割を避けることにだ」と述べた。

またイランに関しては、ジュネーブ合意(2012年)を受け入れていないとして、ジュネーブ2会議に参加させることに慎重な姿勢を示した。

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国連総会第3委員会は、シリアのアサド政権による化学兵器使用(疑惑)、人権侵害や周辺諸国への領土侵害などを非難する決議を採択した。

決議ではまた、「シリア政府のために戦う外国人戦闘員、とりわけヒズブッラー」の介入を非難したが、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線など、サウジアラビア、トルコが支援するテロ組織の活動については非難しなかった。

サウジアラビアなど湾岸アラブ諸国が中心となって作成・提出した決議案の採決では、123カ国が支持、13カ国が反対、46カ国が棄権した。

支持票を投じた主な国は、サウジアラビア、カタール、UAE、クウェート、エジプト、イラク、モロッコ、チュニジア。

反対票を投じた主な国は、ロシア、イラン、中国、ヴェネズエラ、キューバ、北朝鮮など。

レバノンは棄権した。

総会決議の全文は以下の通り:

The General Assembly,

Guided by the Charter of the United Nations,

Reaffirming the purposes and principles of the Charter, the Universal Declaration of Human Rights and relevant international human rights treaties, including the International Covenants on Human Rights,

Reaffirming its strong commitment to the sovereignty, independence, unity and territorial integrity of the Syrian Arab Republic and to the principles of the Charter,

Recalling its resolutions 66/176 of 19 December 2011, 66/253 A of 16 February 2012, 66/253 B of 3 August 2012, 67/183 of 20 December 2012 and 67/262 of 15 May 2013, Human Rights Council resolutions S-16/1 of 29 April 2011,3 S-17/1 of 23 August 2011,3 S-18/1 of 2 December 2011,4 19/1 of 1 March 2012,5 19/22 of 23 March 2012,5 S-19/1 of 1 June 2012,6 20/22 of 6 July 2012, 21/26 of 28 September 2012, 22/24 of 22 March 2013, 23/1 of 29 May 2013, 23/26 of 14 June 2013 and 24/22 of 27 September 2013, and Security Council resolutions 2042 (2012) of 14 April 2012, 2043 (2012) of 21 April 2012 and 2118 (2013) of 27 September 2013 and presidential statement 2013/15 of 2 October 2013,

Expressing outrage at the continuing escalation of violence in the Syrian Arab Republic, which has caused over 100,000 casualties, mostly by conventional weapons, and in particular at the continued widespread and systematic gross violations, as well as abuses, of human rights and violations of international humanitarian law, including those involving the continued use of heavy weapons and aerial bombardments, such as the indiscriminate use of ballistic missiles and cluster munitions, by the Syrian authorities against the Syrian population,

Expressing alarm at the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to protect its population and to implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies,

Expressing grave concern at the spread of extremism and extremist groups, and strongly condemning all human rights abuses and violations of international humanitarian law in the Syrian Arab Republic,

Strongly condemning the large-scale use of chemical weapons on 21 August 2013 in the Ghouta area of Damascus, as concluded in the report of the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, condemning the killing of civilians that resulted from it, affirming that the use of chemical weapons constitutes a serious violation of international law, and stressing that those responsible for any use of chemical weapons must be held accountable,

Recalling that the League of Arab States, in its resolution 7667 adopted by the Ministerial Council of the League at its 140th ordinary session on 1 September 2013, and the Organization of Islamic Cooperation, in the final communiqué of its Annual Coordination Meeting of the Ministers of Foreign Affairs of 27 September 2013, have held the Syrian Government fully responsible for the chemical attacks against the Syrian people, which took place in the Ghouta area of Damascus,

Also recalling the statements made by the Secretary-General and the United Nations High Commissioner for Human Rights that crimes against humanity are likely to have been committed in the Syrian Arab Republic, stressing that the Syrian authorities have failed to prosecute such serious violations, and noting the repeated encouragement by the High Commissioner that the Security Council refer the situation to the International Criminal Court,

Strongly condemning the continued border violations from the Syrian Arab Republic into neighboring countries, which have led to casualties among and injuries to the civilians of those countries, including Syrian refugees, and underlining that such incidents have violated international law and highlighted the grave impact of the crisis in the Syrian Arab Republic on the security of its neighbors and on regional peace and stability,

Deploring the further deterioration of the humanitarian situation and the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to ensure the immediate, safe and unimpeded provision of humanitarian assistance to all areas affected by the fighting,

Expressing deep concern at the more than 2.2 million refugees, including more than one million children, and the millions of internally displaced persons fleeing as a result of the extreme violence in the Syrian Arab Republic, and at the escalating violence causing an influx of Syrian refugees into neighboring countries and other countries in the region,

Welcoming the hosting by the Government of Kuwait, on 30 January 2013, of the pledging conference for the United Nations joint appeal, and also welcoming with appreciation the hosting by the Government of Kuwait of a second international humanitarian pledging conference for Syria in January 2014,

Expressing its deep appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and other countries in the region to accommodate Syrian refugees, while acknowledging the increasing political, socioeconomic and financial impact of the presence of large-scale refugee populations in these countries, notably in Lebanon, Jordan, Turkey, Iraq, Egypt and Libya,

Welcoming the efforts of the United Nations, the League of Arab States and the Joint Special Representative of the United Nations and the League of Arab States for Syria to achieve a solution to the Syrian crisis,

1. Strongly condemns the use of chemical weapons in the Syrian Arab Republic, which is prohibited under international law, amounts to a serious crime and has a devastating impact on civilians, and in particular the massacre in the Ghouta area of Damascus, and notes in this regard the report of 16 September 2013 prepared by the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, which provides clear evidence that surface-to-surface rockets were fired on 21 August from Government-held territory into opposition areas, using professionally made munitions containing Sarin, which strongly points to use by the Syrian Government;

2. Also strongly condemns the continued widespread and systematic gross violations of human rights and fundamental freedoms and all violations of international humanitarian law by the Syrian authorities and the Government affiliated shabbiha militias, including those involving the use of heavy weapons, aerial bombardments, cluster munitions, ballistic missiles and other force against civilians, attacks on schools, hospitals and places of worship, massacres, arbitrary executions, extrajudicial killings, the killing and persecution of protestors, human rights defenders and journalists, arbitrary detention, enforced disappearances, violations of women’s rights, unlawful interference with access to medical treatment, failure to respect and protect medical personnel, torture, systemic sexual and gender-based violence, including rape in detention, and ill-treatment, and strongly condemns all human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed extremists, as well as any human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed anti-Government groups;

3. Condemns all grave violations and abuses committed against children in contravention of applicable international law, such as their recruitment and use, killing and maiming, rape and all other forms of sexual violence, attacks on schools and hospitals, as well as arbitrary arrest, detention, torture, ill-treatment and their use as human shields;

4. Also condemns all violence, irrespective of where it comes from, and calls upon all parties to immediately put an end to all forms of violence, including terrorist acts and acts of violence or intimidation that may foment sectarian tensions, and to comply strictly with their obligations under international law, including international humanitarian law;

5. Demands that all parties immediately put an end to all violations and abuses of international human rights law and international humanitarian law, and recalls, in particular, the obligation under international humanitarian law to distinguish between civilian populations and combatants, the prohibition against indiscriminate and disproportionate attacks and all attacks against civilians and civilian objects, also demands that all parties to the conflict take all appropriate steps to protect civilians, including by desisting from attacks directed against civilian objects, such as medical centers, schools and water stations, immediately demilitarize such facilities, avoid establishing military positions in populated areas and enable the evacuation of the wounded and all civilians who wish to do so from besieged areas, and recalls in this regard that the Syrian authorities bear primary responsibility for protecting its population;

6. Strongly condemns the intervention of all foreign combatants in the Syrian Arab Republic, including those fighting on behalf of the Syrian authorities, and in particular Hezbollah, and expresses deep concern that their involvement further exacerbates the deteriorating human rights and humanitarian situation, which has a serious negative impact on the region;

7. Demands that the Syrian authorities immediately release all persons arbitrarily detained, including the members of the Syrian Centre for Media and Freedom of Expression, publish a list of all detention facilities, ensure that conditions of detention comply with applicable international law and immediately allow access of independent monitors to all detention facilities;

8. Also demands that the Syrian authorities fully cooperate with the independent international commission of inquiry on the Syrian Arab Republic and provide it and individuals working on its behalf with immediate, full and unfettered entry and access to all areas of the country, and further demands that all parties cooperate fully with the commission in the performance of its mandate;

9. Stresses the importance of ensuring accountability and the need to end impunity and hold to account those responsible for violations of international humanitarian law and violations and abuses of human rights, including those violations that may amount to crimes against humanity, notably in the Ghouta area of Damascus on 21 August 2013, and encourages the Security Council to consider appropriate measures to ensure accountability in the Syrian Arab Republic, and stresses the important role that international criminal justice could play in this regard;

10. Underlines the importance that the Syrian people, on the basis of broad, inclusive and credible consultations, should determine, within the framework provided by international law and based upon the complementarity principle, the domestic process and mechanisms to achieve reconciliation, truth and accountability for gross violations, as well as reparations and effective remedies for the victims;

11. Reminds the Security Council of its primary responsibility for the maintenance of international peace and security and to take measures to put an end to all serious violations of international humanitarian law and all serious violations and abuses of international human rights law committed in the Syrian Arab Republic;

12. Strongly condemns all attacks by the Syrian authorities or any other party against medical facilities, personnel and vehicles as well as the use of medical and civilian facilities, including hospitals, for armed purposes, recalls that under international humanitarian law the wounded and sick must receive, to the fullest extent practicable, and with the least possible delay, the medical care and attention required by their condition, and urges that free passage for medical personnel and supplies, including surgical items and medicine be provided to all areas in the Syrian Arab Republic;

13. Stresses that the magnitude of the humanitarian tragedy caused by the conflict in the Syrian Arab Republic requires immediate action to facilitate the safe and unimpeded delivery of humanitarian assistance throughout the entire country, in particular in areas and districts where humanitarian needs are especially urgent, condemns all cases of arbitrary denial of humanitarian access, and recalls that depriving civilians of objects indispensable to their survival, including willfully impeding relief supply and access, can constitute a violation of international humanitarian law;

14. Demands that the Syrian authorities take immediate steps to facilitate the expansion of humanitarian relief operations and lift bureaucratic impediments and other obstacles, including through immediately facilitating safe and unimpeded access to people in need, through the most effective ways, including across conflict lines and across borders, and urges all parties to take all appropriate steps to facilitate the efforts of the United Nations, its specialized agencies and all humanitarian actors engaged in humanitarian relief activities to provide immediate humanitarian assistance to the affected people in the Syrian Arab Republic and to nominate empowered interlocutors who can work with humanitarian agencies to resolve difficulties in gaining such access, in order to fully implement the humanitarian response plan;

15. Expresses grave concern at the increasing numbers of refugees and internally displaced persons as a result of the ongoing violence, reiterates its appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and countries of the region to assist those who have fled across the borders of the Syrian Arab Republic as a consequence of the violence, urges all relevant United Nations agencies, in particular the Office of the United Nations High Commissioner for Refugees, and other donors to provide urgent and coordinated support to Syrian refugees and their host countries, and calls upon Member States, based on burden-sharing principles, to host the Syrian refugees in coordination with the Office of the High Commissioner;

16. Demands that the Syrian Government implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies and the Organization for the Prohibition of Chemical Weapons;

17. Stresses its support for the aspirations of the Syrian people for a peaceful, democratic and pluralistic society, with the full and effective participation of women, in which there is no room for sectarianism or discrimination on ethnic, religious, linguistic, gender or any other grounds, based on the promotion of universal respect for and observance of human rights and fundamental freedoms;

18. Reaffirms its support for the Geneva communiqué of 30 June 2012, and demands in this regard that all Syrian parties to the conflict rapidly implement the transition plan set forth in the final communiqué in a way that assures the safety of all in an atmosphere of stability and calm, provides for clear and irreversible steps in the transition according to a fixed time frame and establishes a consensus transitional governing body with full executive powers to which all functions of the presidency and Government are transferred, including those pertaining to military, security, and intelligence issues, as well as a review of the constitution on the basis of an inclusive national dialogue and free and fair multiparty elections held in the framework of this new constitutional order, and calls for the convening as soon as possible of the international conference on the Syrian Arab Republic to implement the Geneva communiqué.

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シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は国連総会で、サウジアラビア政府および、同政府を支援するトルコとカタールの両国政府がシリア国内の民間人、軍人、インフラへのテロ行為の継続に対して全責任を負っていると非難した。

またジャアファリー大使は、シリア政府が全世界に代わって、カタール、サウジアラビアが支援するタクフィール主義組織に対するテロとの戦いを行っていると強調した。

AFP, November 19, 2013、Champress, November 20, 2013、al-Diyar, November 21, 2013、al-Hayat, November 20, 2013, November 21, 2013、al-Ikhbariya, November 19, 2013、Kull-na
Shuraka’, November 19, 2013、MTV, November 19, 2013、Naharnet, November 19,
2013、Reuters, November 19, 2013、Rihab News, November 19, 2013、al-Safir, November 20, 2013、SANA, November 19, 2013、UPI, November 19, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

今月11日にアレッポ県で負傷していたタウヒード旅団のサーリフ司令官が死亡、民主的変革諸勢力国民調整委員会はシリア革命反体制勢力国民連立が発足したトゥウマ暫定内閣を拒否すると発表(2013年11月18日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、複数の消息筋の話として、アレッポ県ムスリミーヤ村郊外で11日に負傷し、トルコのガズィアンテップ市に搬送されていたタウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官が死亡したと報じた。

Kull-na Shuraka', November 18, 2013
Kull-na Shuraka’, November 18, 2013

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クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム氏、イサーム・アッタール氏がフェイスブックなどを通じて、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示したと報じた。

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タウヒード旅団はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=ldaLO6FIgxM&feature=player_embedded)を出し、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官がアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示した。

しかし、同声明では、後任の司令官の氏名は発表されなかった。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に関して、「アレッポ郊外で最初に平和的デモを立ち上げ、アレッポでアサドの悪党の拠点を最初に攻撃し、タウヒード旅団を創設した」と賛美、弔意を示した。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の執行部は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣を拒否すると発表した。

声明は「いかなる政体、政府、首長も拒否する」としたうえで、トゥウマ政府を「反体制勢力によるシリア分割の手段で…外国の国益に資する」と批判した。

一方、「政権の支配が及ばない地域における市民は、分権的な行政局を結成する権利がある」と付言、民主統一党が設置を進める西クルディスタン移行期民政局評議会を暗に支持した。

さらに、ジュネーブ2会議に関しては、クルド最高会議や政権を支持する一部の野党とともに使節団を結成し、参加する用意があると表明した。

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シリア・ムスリム同胞団のリヤード・シャカファ最高監督者は『シャルク・アウサト』(11月18日付)に対し、アサド大統領の退陣を「あらゆる対話の前提条件」としたうえで「アサドとその治安体制がシリアの未来の一部をなすことを受け入れない」と主張した。

また「革命」が成就しない理由に関して「イランの宗派主義的で敵対的な姿勢」が原因との見方を示し、「我々は宗派主義には反対だ」としつつ、「イラン・シーア派の計略に対抗するには、スンナ派のプロジェクトが必要だ。サウジアラビアがスンナ派のプロジェクトを準備している」と述べ、スンナ派の介入の必要を強調した。

一方、反体制武装集団との関係に関して、シャカファ最高監督者は「一部のイスラーム過激派は我々を背教者とみなしている」とする一方、「タウヒード旅団との関係は良好だが、支援はしていない。彼らの思想は穏健だ。シャームの鷹についても同様だ。一方、(首都の)盾(旅団)は、同胞団ではないが、我々の思想に近く、限定的な支援を行っている。我々は外国からの支援を受けていない。我々の支援はどれもが国内のメンバーからのものだ…。武装集団のほとんどとの関係は良好だ。だが、イラク・シャーム・イスラーム国は例外だ…。我々は多くの武装集団と対話してきた。シャームの鷹、タウヒード、シャーム自由人などだ」と述べた。

シリア政府の動き

リヤード・ハッダード駐モスクワ・シリア大使は、シリアでの化学兵器廃棄に関して、廃棄のための資金が不充分だと述べた。

インテルファクス通信(11月18日付)が報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月19日付)によると、軍と反体制武装集団がカラムーン山地一帯で一進一退の攻防戦を続け、軍が同市に対して激しい砲撃・空爆を加えた。

マヤーディーン・チャンネル(11月18日付)によると、シリア軍はカーラ市郊外にある反体制武装集団の第一防衛線を突破し、進軍を続けているという。

一方、SANA(11月18日付)によると、スィフル市、ジャラージール町、カーラ市南部、サイドナーヤー町郊外、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ザマルカー回廊、アドラー市、ヤルダー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャバーブ・イスラーム旅団、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、バーティブー市にある反体制勢力の地元評議会本部を制圧した。

この制圧は、地元評議会議長がダーイシュに忠誠を誓ったことを受けた動きだという。

またシリア人権監視団によると、軍がズィルバ村を砲撃した。

一方、SANA(11月18日付)によると、軍がドゥワイリーナ村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を制圧した。

またアレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ザバディーヤ村、マンスーラ村、ズィルバ村、アブティーン村、カフルダーイル村、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、ハーン・アサル村、ヒーラーン村、クワイリス村、アルバイド村、カスキース村、シャイフ・ナッジャール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

アレッポ市でも、ブスターン・カスル地区、旧市街(大モスク周辺)、サイイド地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山の軍拠点に対して、反体制武装集団が砲撃を加える一方、軍もナイラブ村、クマイナース村、ビンニシュ市、タッルマンス市、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ダマスカス県では、SANA(11月18日付)によると、カッサーア地区とザバダーニー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(11月18日付)によると、カルヤタイン市周辺の農場を軍が完全制圧した。

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ハサカ県では、SANA(11月18日付)によると、ハサカ市西部郊外の畜産農場地区、トゥワイナ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、SANA(11月18日付)によると、アルバイーン山周辺、イドリブ・マストゥーマ街道、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月18日付)によると、ヒルバト・バーズ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退し、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタルティヤーフ村、サルマー町、ズワイク村、カフルダブラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

レバノンの動き

ナハールネット(11月18日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール市郊外で、シリア軍ヘリコプターの越境攻撃により、同市長のおい2人が死亡した。

しかし、これに関して、レバノンの声(11月18日付)は2人が武装集団に殺害されたと報じ、AFP(11月18日付)は2人が地雷に触れて死亡したと報じた。

一方、アルサール市では、オートバイに乗った武装集団の発砲により2人が負傷した。

諸外国の動き

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣とゲンナージー・ガティロフ外務次官は、モスクワを訪問中のファイサル・ミクダード外務副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談し、ジュネーブ2会議準備などについて協議した。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務大臣は、イランのハサン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣とモスクワで会談し、ジュネーブ2会議などシリア情勢について協議した。

またロシア大統領府によると、ヴラジミール・プーチン大統領がイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議した。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣は訪問先の米国でジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢について協議した。

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国連の潘基文事務総長は、訪問先のリトアニアで、「現時点で期日を発表はできないが、たびたび延期されているジュネーブ2会議は、来月(12月)に開催されるだろう」と述べた。

潘事務総長は「アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は今月25日の米露の代表との会談で期日を決定しようとしている」と付言した。

AFP, November 18, 2013、al-Hayat, November 19, 2013、Kull-na Shuraka’, November 18, 2013、al-Manar, November
18, 2013、al-Mayadeen, November 18, 2013、Naharnet, November 18, 2013、Reuters,
November 18, 2013、Rihab News, November 18, 2013、SANA, November 18, 2013、al-Sharq al-Awsat, November 18, 2013、UPI, November 18, 2013、Voice of Lebanon, November 18,
2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が前日に引き続きカラムーン山地一帯に対して激しい空爆を実施するなか、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長が近くロシアを訪問する予定であることが明かされる(2013年11月17日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月17日付)は、ラタキア県のトルクメン山(ラビーア町一帯)で活動するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と自由シリア軍のウマル・ムフタール大隊が、捕虜の交換、互いが捕獲した武器の変換、ラビーア町の検問所などからのダーイシュの撤退、自由シリア軍によるイスラーム教の遵守などを骨子とする停戦合意を結んだと報じた。

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シャヒード大隊司令官のハルドゥーン・ザインッディーン司令官は声明を出し、スワイダー県革命軍事評議会に対して、集団的決定と遵守した透明性のあるかたちでの組織改編を求めた。

ザインッディーン司令官はまた、革命運動を代表しない個人・組織を拒否するとしつつ、軍事評議会のマルワーン・ママド司令官を支持すると表明した。

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カタールの首都ドーハで、米国のシンクタンク、シリア政治戦略研究センター(ラドワーン・ズィヤーダ所長)が、シリアにおける民主的変革に関する非公式シンポジウムを開催した。

シンポジウムには、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、シリア国民評議会のジョルジュ・サブラー議長、ブルハーン・ガルユーン氏、ファーイズ・サーラ氏らが参加し、体制転換後の民主化の行程について議論した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長の顧問を務めるムンズィル・アクビーク氏は、AFP(11月17日付)に、議長がモスクワ訪問を求めるセルゲイ・ラブロフ外務大臣の招待に応じ、ロシアを訪問する予定であることを明らかにした。

ラブロフ外務大臣は、シリア政府の使節団(ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官)がモスクワを訪問する18~21日の訪問を求めていたが、ジャルバー議長は、UAEなどの訪問日程と重なっていたため、この招待は辞退していた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が前日に引き続き、カラムーン山地一帯に対して激しい空爆を行った。

また同監視団によると、ハラスター市郊外にあるシリア軍の車輌管理局で、反体制武装集団が爆弾を爆破、士官3人を含む軍兵士31人が死亡した。

Elaph(11月18日付)、スカイ・ニュース(11月18日付)によると、この攻撃は首都の盾旅団が行い、軍兵士、ヒズブッラーの戦闘員など合わせて75人が死亡したという。

これに関して、爆破攻撃に参加したというドゥーマー殉教者旅団のアフマド・ターハー司令官は、クッルナー・シュラカー(11月18日付)の電話取材に対して、車輌管理局周辺のビルも爆発によって全壊したことを明らかにした。

また攻撃は、ビルの地下に数ヶ月間かけてトンネルを建設し、そこに爆弾を仕掛けて行われたとしたうえで、攻撃には首都の嵐旅団だけではなく、ドゥーマー殉教者旅団など複数の武装集団も参加していたと主張した。

一方、SANA(11月17日付)によると、ナシャービーヤ町郊外、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、フジャイラ村周辺、スバイナ町周辺、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ハウラーン・アバービール旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾市、5人が死亡、多数が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区に軍が砲撃・空爆を行った。

またバーブ・トゥーマー地区、カッサーア地区に反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

これに関して、SANA(11月17日付)は、カッサーア地区、バーブ・トゥーマー地区、バグダード街道、アッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡し、複数が負傷したと報じた。

またSANA(11月17日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース電力大臣は、シリア・アラブ・テレビ(11月18日付)で、ダマスカス県南部およびダマスカス郊外県の複数地区で「武装テロ集団」の破壊工作によって、電気が不通となったと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カスル・イブン・ワルダーン村、ジャズダーニーヤ村、ラスム・ワルド・ザラーキヤート村、ザウル・フスン村、ウカイリバート町近郊などに対して、軍ヘリコプターが空爆を行う一方、ハマー・アスラヤー街道で政府軍の軍服を着た反体制武装集団が軍検問所を攻撃し、軍兵士と国防隊戦闘員を殺傷、捕捉した。

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アレッポ県では、SANA(11月17日付)によると、ナイラブ航空基地東部の綿繰機工場地区で、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またタッル・ダマーン村、アウラム・クブラー地区、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルダーイル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カスキース村、ハンダラート・キャンプ、ザバディーヤ市、シュワイヒナ村、ワディーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市サイフ・ダウラ地区、イザーア地区、アシュラフィーヤ地区、サーリヒーン地区、マルジャ地区、ジュダイダ地区などに潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月17日付)によると、サラーキブ市、アリーハー市郊外、アルバイーン山周辺、カフルラーター市、ビンニシュ市、サルミーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、マシュラファ村、ハーリディーヤ村、ガントゥー市、ラスタン市、ダール・カビーラ村、ヒムス市ワアル地区、クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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リハーブ・ニュース(11月17日付)は、ロシアの複数のサイトからの情報として、ロシア人傭兵がアサド政権に雇われ、シリア国内の戦闘に参加していると報じた。

レバノンの動き

社会問題省は、カラムーン地方での軍と反体制武装集団の戦闘激化を受け、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方に、これまでにシリア人1,700人の避難した、と発表した。

諸外国の動き

『ハヤート』(11月18日付)は、シリアの通商公社のターリク・タウィール総裁が、フランスにあるアラブ・フランス銀行連合(UBAF)が、シリアの食品購入に関する制裁緩和に同意したと伝えた。

フランス政府は2013年9月、人道目的で食品購入に充てることを認めたEUの人道支援プログラムの枠組みのなかで、対シリア経済制裁の一環として凍結していたシリアの銀行資産の活を解禁していた。

フランスをはじめとするEU、米国、トルコ、一部アラブ湾岸諸国は、2011年以来、シリアに対して経済制裁を科している。

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トルコのドーアン通信(11月17日付)によると、16日深夜から17日未明にかけて、メルディン県のイェニヨル村郊外の地雷原で、トルコ軍がシリア領内から潜入しようとしたシリア人「密輸業者」3人を殺害した。

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AFP(11月17日付)は、ヨルダンの国家治安裁判所の検事局筋の話として、先週、アンマン国際空港からトルコに向かう途中、空港で当局に身柄拘束されたジハード主義潮流の指導者ムハンマド・ナジュル氏(アブー・マーリヤ・フィラスティーニー)に関して、テロ組織に参加しようとしたとの容疑で起訴された、と伝えた。

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パレスチナ自治政府のイブラーヒーム・ハニーヤ暫定首相は、シリアからガザ地方に避難してきたパレスチナ人に対して、住宅を提供し、就職先を斡旋すると述べた。

AFP(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2013、Elaph, November 18, 2013、al-Hayat, November 18, 2013、Kull-na Shuraka’, November 17, 2013, November 18, 2013、Naharnet,
November 17, 2013、Reuters, November 17, 2013、Rihab News, November 17, 2013、SANA,
November 17, 2013、Sky News Arabic, November 18, 2013、UPI, November 17,
2013などをもとに作成。

 

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軍、国防隊、ヒズブッラーがアレッポ県タッル・ハースィル村の大部分を激しい戦闘の末制圧するなか、民主統一党が自治区内での憲法案の起草、選挙法の制定、閣僚選出などを任務とする「小委員会」を設置(2013年11月15日)

反体制勢力の動き

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局評議会発足を進めるため、民主統一党の代表ら52人が会合を開き、「小委員会」を設置した。

「小委員会」は、シリア北東部の6ヶ月間の暫定自治を行うとともに、憲章(憲法)案を起草、また選挙法を制定し、閣僚選出などを行うという。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アレッポ・ウラマー戦線は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のメンバーに対して、自由シリア軍に参加し戦闘を行うよう呼びかけた。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、西クルディスタン移行期文民評議会に同機構が参加するとした民主統一党の声明を否定した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は、イスタンブールで閣議を開き、同政府の暫定拠点をトルコのガズィアンテップに定めることを決定した。

閣議には9閣僚中7人が出席した。

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トルコのイスタンブールで開催されていたアラウィー派の反体制活動家らの「我らはみなシリア人」の大会が閉幕した。

閉幕声明で、参加者は、反体制勢力を糾合するための国民総会の開催を呼びかけるとともに、政治解決を通じて独裁政権の打倒する意思を表明した。

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クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市で合同移行期局結成総評議会(13日発足)の活動を具体化するため、ジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東部一帯)、コバネ(ラアス・アイン市)、アフリーン市の代表が集まり、合同移行期局計画実行フォローアップ委員会会合が開かれた。

会合では、合同移行局計画の起草、社会契約文書の準備、選挙制度の準備が審議されたという。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ヒムス県のハダス村、フワーリーン村、マヒーン町、そして同村に近い武器弾薬庫に対する軍事攻撃を成功させ、同地を制圧したと発表した。

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バアス党民族指導部と同シリア地域指導部は、矯正運動(ハーフィズ・アサド前大統領による政権掌握)記念日(第43回)に合わせてそれぞれ声明を出し、「シリアに対する陰謀が、レジスタンスと独立性の文化の普及を阻止しようとしている」(地域指導部声明)と主張、「矯正運動は制度的国家を崩壊させようとするあらゆる陰謀に43年を費やしてきた」(民族指導部)と自賛した。

国内の暴力

Champress, November 15, 2013
Champress, November 15, 2013

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハースィル村で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などと激しく交戦、軍が同村の大部分を制圧した。

また、軍はダイル・ハーフィル市を空爆する一方、アレッポ市サラーフッディーン地区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、軍がタッル・ハースィル村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

またアレッポ市バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、旧市街、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、アレッポ中央病院周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・シュワイフナ村、カフルダーイル村、アンジャーラ市、アウラム・クブラー町、マンスーラ村、アルバイド村、ダイル・ハーフィル市、ラスム・マイヤーラ村、ビーシャ村、バーカート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団、SANA(11月15日付)によると、バーブ・トゥーマー地区に迫撃砲弾3発が着弾し、マンスール学校、カルディア教会、ラテン教会、シリア・カトリック教会が被害を受けた。

また軍がアサーリー地区を迫撃砲で攻撃し、バルザ区、カーブーン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、『ハヤート』(11月16日付)によると、ヤルムーク区で、「自由シリア軍」とPFLP-GCが停戦に合意、住民らがこれを支持するデモを行ったという。

また、SANA(11月15日付)によると、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など複数の武装集団がCONOCOガス工場(シリア最大のガス採掘所)を制圧したと東部地域シャリーア委員会(ヌスラ戦線)が発表した。

同監視団によると、その後、ヌスラ戦線をはじめとする武装集団は、ヒシャーム地方に進軍、同地を支配する部族の武装集団と交戦したという。

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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、軍がハダス市、マヒーン町、フワーリーン村で反体制武装集団を掃討、同地を完全制圧した。

またアイドゥーン村、ドゥワイル村、ラスタン市、キースィーン村、タドムル市郊外、ヒムス市カラービース地区、タッルカラフ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月15日付)によると、ザマルカー回廊、ダイル・サルマーン市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、フジャイラ村郊外、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月15日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ村、ザアラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の執行理事会は、シリアが保有する化学物質約1,300トンを年内に国外に搬出することなどを骨子とする廃棄計画を決定した。

計画は、化学物質の危険度に応じて国外への搬出・廃棄の行程を設定、マスタードガスやサリンガスなどの化学兵器の原料となる化学物質の大半を年内に搬出し、2014年3月までの廃棄を目指している。

またこれと並行して、シリア国内で、化学物質を充填していない弾頭を2014年1月末までに破壊する予定。

しかし、廃棄処理の受入を米国から要請されていたアルバニア政府は、エディ・ラマ首相がテレビ演説を行い、この要請を拒否すると発表した。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は、訪問先のアゼルバイジャンで「トルコは事態を容認できない。シリアでのこの事態を受け入れることないだろう…。混乱へと向かうようなシリア分割は容認できない」と述べ、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局執行評議会発足の動きを非難した。

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AFP(11月15日付)によると、フランス当局はパリ郊外で、シリアにサラフィー主義を派遣するネットワークを摘発・解体、22歳から35歳の男性4人を逮捕した。

AFP, November 15, 2013、AKI, November 15, 2013、al-Hayat, November 16, 2013、Kull-na Shuraka’, November 15, 2013, November 16, 2013、Naharnet,
November 15, 2013、Reuters, November 15, 2013、Rihab News, November 15, 2013、SANA,
November 15, 2013、UPI, November 15, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県で人民防衛隊が軍の支援を受けつつ自由シリア軍およびサラフィー主義者に対する攻勢を強化するなか、米国務省やイラク・クルディスタン地域政府が民主統一党による自治区発足の動きに懐疑論を呈す(2013年11月14日)

反体制勢力の動き

アブー・アマーラ特殊任務中隊のマハンナー・ジャファーラ司令官は声明を出し、自由シリア軍合同軍事評議会メンバーを辞任すると発表した。

同評議会が、シリア国内で活動するイスラーム主義部隊や自由シリア軍の一部部隊に関心を示さないことが主因だという。

クッルナー・シュラカー(11月15日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊はアレッポ県で最初に作られた武装集団の一つ。

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反体制人権団体のシリア人権機構(SWASIAH)は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣の発足に関して、すべての政治組織と等距離を保ち、中立を守るとしつつ、解放区での自治などを実行するなどとした誓約を守り、「犯罪者」であるアサド政権に対峙するよう求めた。

シリア政府の動き

外務在外居住者省は国連事務局長と安保理に宛てて書簡を送り、ダマスカスなどシリアの複数の都市に対して武装テロ集団が迫撃砲で攻撃を行い、無実のシリア人を無差別かつ体系的に殺戮していると報告、これらの組織を支援している国々を非難するよう求めた。

SANA(11月14日付)が報じた。

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『アラブ』(11月14日付)は、イラクのヒズブッラー大隊に近い消息筋の話として、イラク、レバノン、イラン、イエメン、バーレーン、パキスタンのシーア派宗徒からなる12の部隊がシリアでの戦闘に参加し、アサド政権を支援している、と報じた。

同紙によると、参加している部隊は、レバノンのヒズブッラー、イラクのアブー・ファドル・アッバース旅団のほか、カマル・バニー・ハーシム旅団、タッフ旅団、カラール旅団、バキーヤトッラー旅団、マアスーム旅団、サアダ旅団など。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、「自由シリア軍」およびサラフィー主義者との戦闘で、カーミシュリー市郊外のタッル・イード村を制圧したほか、過去48時間でカフターニーヤ地方の18村落を手中に収めた。

これに関して、自由シリア軍のシリア・クルド革命評議会コムラ軍事部隊ミシュアル旅団は声明を出し、13日にカフターニーヤ地方のムハンマド・ズィヤーブ村で、シリア軍の支援を受けた民主統一党人民防衛隊がコムラのクルド人戦闘員2人を殺害した、と発表した。

一方、SANA(11月14日付)によると、カーミシュリー市郊外のブジャーリーヤ村、シャラーマ村、ハズナ村、ジャルマズ村、リカービーヤ村、マルザ村で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区を軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(11月14日付)によると、旧市街のウマイヤ・モスクに近いジャミール・マルダム・ベク通り(カッラーサ地区)で反体制武装集団が仕掛けた爆弾2発が爆発し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

また旧市街にあるハミディーヤ・モスク入り口では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

このほか、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団、SANA(11月14日付)によると、軍が武器弾薬庫のある大マヒーン山を完全制圧したと発表した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月14日)は、ヒムス県の反体制活動家らが、無人偵察機「Go Pro Her0 3」を捕獲することに成功した、と報じた。

他方、SANA(11月14日付)によると、ハーリディーヤ村、キースィーン村、ハダス村、ガントゥー市、ヒムス市クスール地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊する一方、レバノン領からの潜入を試みる反体制武装集団をクサイル市郊外で撃退した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月15日付)によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、軍のヘリコプターが反体制武装集団戦闘員に対して武装放棄、「祖国の懐への回帰」、「恩赦に服する」よう呼びかけるビラを散布した。

またシリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、バイト・サフム市周辺、ヤルダー市周辺、バービッラー市周辺で、サラフィー主義武装集団と交戦する一方、ダーライヤー市、ヤブルード市周辺を砲撃・空爆した。

一方、SANA(11月14日付)によると、アイン・タルマー渓谷、アルバイン市、マルジュ・スルターン村近郊、フジャイル市周辺、マダーヤー町、ハルナ市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シャーム・プレス(11月14日付)が、信頼できる複数の消息筋の話として、ムスリミーヤ村郊外の歩兵学校で行われていたタウヒード旅団の拡大会合に、シリア空軍が空爆を行い、旅団の指導者アブドゥルカーディル・サーリフ氏が死亡したと報じた。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月15日付)は、軍の空爆で、幹部の一人ユースフ・アッバース氏が死亡、司令官のアブドゥルカーディル・サーリフ氏、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官らが負傷し、トルコに搬送されたと報じ、サラーマ総司令官の写真を掲載した。

Kull-na Shuraka', November 15, 2013
Kull-na Shuraka’, November 15, 2013

また、SANA(11月14日付)によると、アルバイド村、クワイリス村、マンスール村、アレッポ中央刑務所周辺、ワディーヒー村、ズィルバ村、アターリブ市、カフルダーイル村、カフルハムラ村、バービース村、マアーッラト・アルティーク村、ムスリミーヤ村、カフルナーハー村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、カルム・ジャズマーティー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月14日付)によると、サラーキブ市、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月14日付)によると、ガニーマ村、ドゥワイリカ村、サルマー町、トゥウーマ村、アイドゥー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月14日付)によると、タスィール町・ナワー市街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は前日に引き続き、ベイルート県郊外のルワイスでのアーシューラーの記念祝典で公衆の前に姿を現し、レバノン情勢、イラン情勢、シリア情勢などについて再び演説した。

シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は「理由がある限り、我々はシリアにとどまる」と述べた。

また「(移行期)政府樹立の条件としてシリアからのヒズブッラーの撤退を求める者は、不可能な条件を課しているようなものだ」とシリアの一部反体制勢力を批判した。

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ヒズブッラーの高官は『タイムズ』(11月14日付)に対して「アサド政権は、ヒズブッラーの部隊が戦闘に介入しなければ、2時間で崩壊していただろう」と述べた。

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NNA(11月14日付)によると、ベカーア県バアルベック軍アルサール市をシリア軍が越境空爆、また同郡バニー・シート地方、ヘルメル郡の無人地帯にシリア領内から発射された迫撃砲弾複数発が着弾した。

諸外国の動き

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領がアサド大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議したと発表した。

発表によると、プーチン大統領は会談のなかで、ロシアをはじめ各国がジュネーブ2会議開催に向けて努力を行っていることを説明する一方、アサド大統領が政府使節団派遣を受諾したことへの謝意を示したという。

また、シリア国内の過激派によるキリスト教徒などマイノリティ宗派への「体系的迫害」に関する情報への懸念を示し、シリア政府に対して、民間人の苦悩軽減と宗派間の平和の回復に向けて努力するよう求めたという。

これに対して、アサド大統領はロシアによるシリア国民への支援・支持に謝意を述べたという。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はエジプトを訪問し、カイロでナビール・ファフミー外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、両外相は、シリアの危機の政治的解決のため、ジュネーブ2会議開催に向けて努力を続けることを両国が改めて確認したと述べた。

ラブロフ外務大臣は、シリア情勢に対するアラブ連盟の姿勢をどう評価するかとの問いに対し「事前に決定がなされている」と非難、「基本原則を守るべきで、コンセンサスがなされるべきだ」と非難した。

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ジェン・サキ米国務省報道官は、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局評議会発足宣言に関して「我々の政策は常にシリア国土の一体性と安寧を支援するものだ。シリア・クルド国民評議会の試みは前向きに評価できるが、シリアのクルド人地域の独立を宣言しようとしているとの報告に懸念を感じる。シリアでクルド人だけの地域を作ることはより大きな決定の一部をなしていなければならない」と批判した。

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イラク・クルディスタン地域政府の大統領府はインターネットを通じて声明を出し、そのなかで民主統一党を「すべての当事者(クルド民族主義政党)を排除し、武力を行使し、体制と協力し、西クルディスタンに革命を灯すなどと主張し、現状を押しつけようとした…。シリア政府は彼らにこの地域を手渡した。こうした行為に…民族的利益があったなら、受け入れられたろうが、結果は、西クルディスタンを独り占めしただけだ…。同地の我ら人民の未来に対する危険なゲームだ」と非難した。

AFP, November 14, 2013、al-‘Arab, November 14, 2013、Champress, November 14, 2013、al-Hayat, November 15, 2013、Kull-na Shuraka’, November 14, 2013, November 15, 2013,
November 17, 2013、Naharnet, November 14, 2013、Reuters, November 14, 2013、Rihab
News, November 14, 2013、SANA, November 14, 2013、The Times, November 14, 2013、UPI, November 14, 2013などをもとに作成。

 

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アル=カーイダのザワーヒリー指導者が声明を出しヌスラ戦線との直接の関係を否定、一方イラク・シャーム・イスラーム国に対しては「イラク・イスラーム国」の名で活動するよう指示(2013年11月8日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)によると、ハサカ県ラアス・アイン市の競技場で、民主統一党が「ジハード・サラフィー主義部隊に対する人民防衛隊の勝利」を祝うための祝典を行った。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部筋はAKI(11月8日付)に、リフアト・アサド前副大統領とジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が反体制勢力の代表としてジュネーブ2会議に参加した場合、委員会は大会参加を拒否すると述べた。

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ハマー県で活動する反体制武装集団7団体が「ハナースィル・ハマー作戦室」を結成、糾合すると発表した。

同作戦室に参加を表明したのは以下の組織:

1. イスラーム・クドス大隊(アレッポ)
2. タウヒード旅団第30連隊
3. サハーバ末裔(イドリブ)
4. ラーヤ旅団(アレッポ)
5. アビー・フィダー大隊(ハマー)
6. ムジャーヒディーン救済旅団(ハマー)
7. イスラーム殉教者旅団(ハマー)

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アレッポ県で活動する「スユーフ・ハック大隊連合」が声明を出し、ジュネーブ2会議へのイランの参加をめぐる動きに関して「ヒズブッラー、アブー・バドル・アッバース旅団を通じて、我々の国へのイランの占領を確立するもの」と非難した。

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シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、11月6日のスワイダー市空軍情報部施設周辺での自爆攻撃を実行したと発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、トルコのイスタンブールで政治委員会会合を開催し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

総合委員会開催に向けた動きで、『ハヤート』(11月9日付)によると、ロバート・フォード駐シリア米大使ら西側諸国の高官もトルコに入り、ジュネーブ2会議への参加を連立に説得したという。

会合では、「バッシャール・アサドは移行期、および移行期後においていかなる役割も担い得ない」といった文言や、イランのジュネーブ2会議参加拒否などを含む決議案などの審議がなされた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、ジュネーブ2会議開催を支持するとの意思を表明した。

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リハーブ・ニュース(11月10日付)などによると、ダマスカス県のダーマールーズ・ホテルで、国内の野党・反体制組織の代表らが、平和的変革諸勢力連立の名で一同に介して、ジュネーブ2会議への対応について協議、声明を出した。

同声明で、平和的変革諸勢力連立は、ジュネーブ2会議を「シリアの危機解決の最後の機会」と位置づけ、開催・参加の必要を強調するとともに、会合に参加した組織の一部の存在が無視されていると非難した。

会合に参加した組織は以下の通り:

1. シリア民族社会党インティファーダ派(連立与党、変革解放人民戦線加盟政党)
2. 人民意思党(カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相が党首、変革解放人民戦線加盟政党)
3. シリアのための第3潮流
4. 平和的変革への道潮流
5. 民主社会党
6. マルクス主義民主連合
7. アラブ国民委員会
8. 民主世俗潮流
9. クナイニス市民平和委員会
10. マヤーディーン市民平和委員会
11. ブーカマール市民平和委員会
12. アームーダー平和運動委員会
13. ダイル・ザウル人民平和運動委員会
14. カーミシュリー人民平和運動委員会
15. シリア未来青年潮流
16. 国民民主潮流

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リハーブ・ニュース(11月10日付)は、ダイル・ザウル市のモスクのイマーム、ムハンマド・シャイフ師が、金曜礼拝での説教で、「自由シリア軍」戦闘員の「余命は短い」としつつ、一部の住民が娘を彼らに嫁がせることを拒否していることを「不正」と批判したと報じた。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、シリア当局が、アレッポ県アアザーズ市で拘束されたレバノン人巡礼者の解放のための「捕虜交換」の一環として女性収監者4人を新たに釈放したと報じた。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵の支援のもと、アレッポ国際空港周辺を防衛する第80旅団の陣地・拠点の大部分を奪還した。

同監視団によると、現地では、午前4時頃から、軍、国防隊、ヒズブッラー民兵と、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなる反体制武装集団の激しい戦闘が始まり、軍が空港周辺の拠点を爆撃、これにより反体制武装集団の戦闘員15人以上が死亡した。軍側の死傷者数は不明だという。

これに関して、SANA(11月8日付)も、軍がシャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、アレッポ国際空港周辺の第80旅団基地を奪還したと報じた。

またSANAによると、ナイラブ村北部、タッル・ハースィル村、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、カフルダーイル村、ジュッブ・サファー村、アブー・ダンナ村、アルバイド村、カスィース村、クワイリス村、マンスーラ村、ジャンドゥール交差点、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、アシュラフィーヤ地区に進入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、ヤルムーク区が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(11月8日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フジャイラ村、ムカイラビーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハジャル・アスワド市で、軍と反体制武装集団が交戦、軍が砲撃を加えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)によると、「自由シリア軍」はサイイダ・ザイナブ町にあるアブー・ファドル・アッバース旅団の拠点を爆破し、多数の戦闘員を殺害した。

また、クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、「自由シリア軍」の複数の部隊がジャバル・シャイフ(ヘルモン山)の「ハルブーン連隊」と「M/T連隊」の拠点を制圧し、同地域の軍拠点の90%を掌握したと発表した、と報じた。両拠点は「シリア最高峰」の軍の拠点だという。

他方、ダマスカス郊外県では、SANA(11月8日付)によると、ダーライヤー市、アーリヤ農場、アッブ農場、ドゥーマー市、ヤブルード市、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ルハイバ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月8日付)によると、ラスタン市、ラスタン湖周辺、キースィーン村、マヒーン町、タイバ村、ウンム・ダバービール村、ガジャル村、タッルドゥー市、カルアト・ヒスン市、ヒムス市クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月8日付)によると、カフルヌブーダ町郊外、ジスル・ジスル・バイト・ラース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員やシャーム自由人運動メンバーらを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月8日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、ウンム・ジャリーン村南部、タッル・サラムー村南部、ジャーヌーディーヤ町、カニーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市、カフリーヤ村、タラータ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月8日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月8日付)によると、ムライハ村、ダルアー市、ラジャート高原で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=_5PXVA4s9QU)を出し、シリアでの活動に関して、シャームの民のヌスラ戦線との直接の関係を否定する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を廃止し、イラク・イスラーム国の名で活動するよう指示した。

ザワーヒリー氏は声明のなかで「シャームの民のヌスラ戦線は、総司令部に従うアル=カーイダ聖戦機構から独立している」とし、その活動場所をシリアに限定する一方、「イラク・イスラーム国が存在する地域はイラクである」と述べた。

また「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師(イラク・シャーム・イスラーム国指導者)は、我々の命令を受けることなく、イラク・シャーム・イスラーム国を宣言するという過ちを犯した…。アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師(ヌスラ戦線指導者)は、イラク・シャーム・イスラーム国を拒み、我々の命令を受けることなく、アル=カーイダとの関係を誇示するという過ちを犯した」と批判した。

そのうえで「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、イラク・イスラーム国シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・バクルの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と述べた。

さらに「アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、ヌスラ戦線シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・ムハンマドの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と付言した。

そして、イラク・イスラーム国、シャーム戦線の双方に、戦闘員、武器、避難所などといった諸側面で協力し合い、戦闘を行わないよう呼びかけた。

声明はジャズィーラ・チャンネル(11月8日付)を通じて発表された。

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ロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェヴィッチ報道官は、モスクワでの記者会見で、シリアが化学兵器を隠し持っているとの米国(国連大使)の主張に関して、「国際機関のシリアでの活動を尊重していないかのようだ」と批判した。

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ロイター通信(11月8日付)などは、2014年半ばまでに全廃するとしたシリアの化学兵器廃棄の行程を6ヶ月間猶予することを米露が合意する見込みだと報じた。

化学兵器廃棄の受け入れ国の選定が難航していることなどが理由だという。

AFP, November 8, 2013、AKI, November 8, 2013、al-Hayat, November 9, 2013、Kull-na Shuraka’, November 8, 2013, November 9, 2013、Naharnet,
November 8, 2013、Reuters, November 8, 2013、Rihab News, November 8, 2013,
November 10, 2013、SANA, November 8, 2013、UPI, November 8, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が国防隊、ヒズブッラーなどの支援を受けながらダマスカス郊外県内の重要拠点を制圧するなか、エルドアン首相はシリアで活動するサラフィー主義集団を支援しているとの情報を否定(2013年11月7日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月7日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のガッサーン・ヒートゥー前移行期政府首班が、アフマド・トゥウマ現移行期政府首班と会談し、在任中の組閣に関わる文書の引き継ぎを行った。

シリア政府の動き

シリア政府は、国連のテロ対策委員会に書簡を提出し、そのなかでアル=カーイダとつながりのあるシリア人、トルコ人、外国人からなるテロ集団が化学兵器を入手し、シリア国内に持ち込もうとしていたと指摘し、対応を求めた。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県の大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍がテロ集団を殲滅、同地を完全制圧したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(11月7日付)は、ヒムス県のタラール・バラーズィー知事が、同県での紛争によって発生した鉄クズが「ビジネスマン」のムハンマド・ハムシュー氏のもとで不当に収集されているとする抗議文を、ワーイル・ハルキー首相に提出したと報じた。

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『イクティサーディー』(11月7日付)は信頼できる消息筋の話として、マネー・ロンダリング・テロ資金援助撲滅委員会のバースィル・サーリフ委員長が、闇両替とマネー・ロンダリングへの関与を理由に就任から1ヶ月で解任されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵、アブー・バドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町で反体制武装集団を掃討し、同市を制圧した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(11月7日付)に、「スバイナ町は反体制武装組織の重要拠点の一つだったが、これにより、ダマスカス南部への反体制武装組織への兵站路のすべてが絶たれた」ことを明らかにした。

また「武装集団どうしの対立」が軍の前身に寄与してしまったと付言した。

このほか、ムライハ市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ムウダミーヤト・シャーム市などに対して軍は砲撃を加えた。

一方、SANA(11月7日付)によると、大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍が「テロ集団」の掃討を完了し、同地を完全制圧し、治安を回復した。

また、ドゥマイル市東部、TAMICO東部、アーリヤ農場、マルジュ・スルターン村近郊、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ヌーラ市郊外、ザバディーン市郊外、ハラスター市、ダーライヤー市、ジャイルード市北部、アドラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ジャルマーナー市、キスワ市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、子供を含む9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル区に対して軍が砲撃を行う一方、バグダード通り一帯で逮捕摘発活動を行った。

またカッサーア地区に迫撃砲弾が着弾し、7人が負傷、さらにバーブ・トゥーマー地区でも迫撃方着弾により多数が負傷したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン山の武器弾薬庫をめぐる軍と、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊、バーバ・アムル・コマンド大隊などとの戦闘で、軍の士官1人と兵卒2人が死亡した。

一方、SANA(11月7日付)によると、軍が、ハミーラ市とマヒーン町を結ぶ街道で反体制武装集団を殲滅、同街道を制圧した。

また、ダール・カビーラ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が「科学研究(センター)解放作戦」の開始し、ラーシディーン地区制圧をめざすと発表した。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月7日付)によると、サフィーラ市西部郊外、サイファーン村、シャイフ・ナッジャール市、ヒーラーン村、ハーン・アサル村、マンスーラ村・ダーラト・イッザ市街道、アターリブ市郊外、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヌールッディーン・ザンキー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッルアラン村の約60%を軍が制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市クスール地区にある軍の拠点が迫撃砲の攻撃を受け、複数の兵士が死傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦の末、タッル・タムル町西部に位置する街道沿い(アレッポ街道)のアッシリア教徒のライラーン村、トゥワイラーン村を制圧した。

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イドリブ県では、SANA(11月7日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、ナフラ村、バザーブール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザイル県では、SANA(11月7日付)によると、ダイル・ザウル県ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月7日付)によると、ティシュリーン油田内の反体制武装集団の拠点を軍が攻撃し、戦闘員4人を殺害した。

またカーミシュリー市郊外のトワイナ地方、アブー・カサーイブ地方、ブジャーリーヤ地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、国連の合同派遣団が「安全上の理由で近づけない」としていた2カ所のうちの1カ所に関して、シリア当局が撮影した映像や写真に基づいて査察を完了したと発表した。

査察が行われたのはアレッポ県内の施設で、軍が奪還・制圧したサフィール市だと思われる。

声明は「シリア政府の報告によると、同地の施設は以前に解体され空き家となっていたが、戦闘によって施設は大きな被害を受けていた」という。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相はストックホルムで記者会見を開き、シリアで活動するサラフィー主義集団を支援していることを否定した。

エルドアン首相は「シャームの民のヌスラ戦線やアル=カーイダなどの集団が我が国に隠れ家を見つけることなどできない…。逆に、トルコは、分離主義テロ組織(PKK)に対するのと同様、こうした組織に立ち向かう。これらの組織に対して必要な措置を講じてきたし、これからもそうするだろう…。我々が支援しているシリアの反体制派は周知の存在だ。我々は自由シリア軍と連絡をとっている…。我々はまた、シリア革命反体制勢力国民連立と連絡をとっている。彼らに可能なあらゆる支援を行っている」と述べた。

またエルドアン首相「(ジュネーブ2会議に向けて)プロセスがまた延期になった。なぜか?モスクワが反体制勢力にアサドが参加する移行期政府を受け入れるよう求めているからだ」と批判した。

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トルコのアダナ県知事は、シリアからの「麻薬密輸」に対処するため、重火器に装填可能な弾頭1,200発をはじめとする大量の武器弾薬を警察当局が押収したと発表した。

同知事はまた、すでに多数の容疑者が逮捕されているとしたうえで「あらゆる可能性を検討している…。弾頭はトルコ国外に送られたかもしれない」と付言した。

『ハヤート』(11月8日付)が伝えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)は、トルコ警察が武器弾薬とともに、麻薬を押収、9人を拘束したと報じた。

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AFP(11月7日付)は、トルコの平和民主党(クルド政党)高官の話として、違法な越境を阻止するための防御壁建設計画に抗議して、10月30日から国境地帯の地雷原でハンストを行っていたヌサイビン村(メルディン県)の村長アイシェ・ギョッカン女史が、目的を達成したとして、ストを終えたと報じた。

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ヨルダン国王アブドゥッラー2世はアンマンを訪問したジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラー2世は、シリア人避難民の受け入れによる負担にあえぐヨルダンの惨状を訴えるとともに、紛争の「包括的な政治解決」を支持するとの意思を改めて示した。

一方、ケリー国務長官は、ヨルダンへの支援継続を通じて、シリア人避難民をめぐる問題に対処することを改めて伝える一方、「数日中に、(ジュネーブ2会議の)日程が決まるだろうと信じている」と述べた。

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AFP(11月7日付)によると、アルバニアの首都ティラナの国会議事堂前で、シリアの化学兵器の受入と廃棄に反対するデモが行われ、数十人の活動家・市民が参加した。

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『ハヤート』(11月8日付)は、軍が包囲するダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民居住地)情勢に関して、PFLP-GCのアンワル・ラジャー報道官が、シリア政府との間で「キャンプに残っている住民のなかで避難を望む者の退出を来週から行う」ことで合意したことを明らかにした。

同報道によると、アサド政権は、ヤルムーク区への人道回廊設置や人道支援物資搬入などをめぐるファタハ中央委員会のアッバース・ザキー氏との協議などで、「キャンプに残っている人々をテロ支援者とみなす」との姿勢を示し、同地区を占拠する反体制武装集団排除への強い意思を示したという。

AFP, November 7, 2013、al-Hayat, November 8, 2013、al-Iqtisadi, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 7, 2013、Naharnet, November
7, 2013、Reuters, November 7, 2013、Rihab News, November 7, 2013, November
8, 2013、SANA, November 7, 2013、UPI, November 7, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首がロシア副外相と面会しジュネーブ2会議への対応などについて協議するなか、ダマスカス県では反体制武装集団が鉄道公社施設前で自爆攻撃を行い市民8人が死亡(2013年11月6日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市にある集落の遺跡跡(タッラ)に「アッラーのほかに神なし」と書かれた黒旗を掲げ、地元の住民や武装集団との緊張が高まっていると報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のバドルッディーン・ジャームース書記長は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長のモスクワへの訪問を求めていたロシア側の呼びかけを拒否したことを明らかにした。

リハーブ・ニュース(11月6日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アサド政権のジュネーブ2会議への姿勢に関して、全権が委任される移行期政府が承認されることから逃げようとしている、と批判した。

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ダマスカス郊外県で活動する武装集団9団体がビデオ声明を出し、「大ダマスカス作戦司令室」を結成したと発表した(http://www.youtube.com/watch?v=1fcEEALyiUM&feature=player_embedded)。

「大ダマスカス作戦司令室」結成に参加した武装集団は以下の通り:

1. ジュンド・マラーヒム司令室(東グータ)
2. ジャウバル司令室
3. ムライハ司令室
4. アムジャード・イスラーム作戦司令室(アルバイン)
5. ハラスター作戦司令室
6. イスラーム連盟司令室(ダマスカス南部)
7. ダーライヤー・ムウダミーヤ作戦司令室
8. 統一旗同盟司令室(西グータ)
9. ザバダーニー司令室

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロンドンで、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

ムスリム共同党首は会談後、『ハヤート』(11月7日付)に対し、ジュネーブ2会議が今年中に開かれることはないだろう、と述べた。

ボクダノフ外務副大臣はまた、カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア渉外局長とも個別に会談した。

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クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、民主統一党の治安組織アサーイシュが、ハサカ県アームーダー市において青年団体が申請していたデモを認可したと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領は、ダマスカスを訪問中のアルジェリア国民委員会使節団と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

Champress, November 6, 2013
Champress, November 6, 2013

アサド大統領は会談で「アルジェリア国民のシリア支援の姿勢はシリア国民にとって奇異なものではない。なぜなら、アルジェリアはシリア国民が現在苦闘しているテロとの対決とかなり似た経験を乗り越えたからだ」と述べたという。

SANA(11月6日付)が伝えた。

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『サウラ』(11月6日付)は、ダマスカス検事局が、ファウワーズ・アリー・サーリフ前ダイル・ザウル県知事、ムハンマド・ガーズィー・サフウ現ダイル・ザウル県議会議長を含む同県の局長ら多数を、公金横領と住民への物資配給をめぐる不正行為の容疑で起訴したと報じた。

同報道によると、この動きはワーイル・ハルキー内閣による「汚職撲滅キャンペーン」の一環をなし、ハルキー首相はこれと併せて、各省庁の公務員352人を解任しているという。

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AFP(11月6日付)は、ケンタッキー・フラウド・チキンが経営難を理由に、10月末にダマスカス県アブー・ルンマーナ地区にあった支店を閉鎖、シリア国内にあった7つの支店すべてが閉鎖されたと報じた。

ケンタッキー・フライドチキンは2006年からシリアで営業を展開していた。

国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヒジャーズ駅(ヒジャーズ広場)にある鉄道公社施設前で反体制武装集団が自爆し、市民8人が死亡、女性、子供を含む50人あまりが負傷した。

Reuters, November 6, 2013
Reuters, November 6, 2013

一方、SANA(11月6日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団(ラーミー・アブドゥッラフマーン代表)が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊(通称殉教者大隊)、バーバー・アムル・コマンド大隊などが、マヒーン町近郊(マヒーン山山頂)の武器弾薬庫約30棟を制圧し、大量の武器弾薬を確保したと発表した。

戦闘は、ヌスラ戦線が自爆攻撃を行った未明から激化し、反体制武装集団戦闘員21人、外国人戦闘員、軍兵士ら50人以上が死亡したという。

しかし同監視団は、武器庫に保管されていた大量の武器弾薬は数週間前に軍によって別の場所に移されていたとの情報もあると付言した。

また『ハヤート』(11月7日付)によると、シリア軍消息筋は、2週間前から始まったマヒーン町一帯での戦闘は依然として続いており、武器庫は依然として軍が掌握していると述べ、武器庫が制圧されたとの報道を否定した。

一方、SANA(11月6日付)によると、サダド市とマヒーン町を結ぶ回廊地域に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またヒムス市バーブ・フード地区、ラスタン市郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、複数の消息筋の話として、ヒムス市ワアル地区で軍と「自由シリア軍」が停戦合意したと報じた。

停戦はまだ発表されてはいないが、この合意は、ワアル地区での戦闘停止、同地区への物資の搬路の開放などを骨子としているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部郊外の発電所周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が軍と交戦し、双方に10人以上の死者が出た。

またリハーブ・ニュース(11月6日付)によると、「自由シリア軍」がマアーッラト・アルティーク村でヒズブッラーの戦闘員と交戦したと報じた。

さらに、サフィーラ市近郊では、「自由シリア軍」が軍と交戦し、兵士7人を殺害したという。

一方、SANA(11月6日付)によると、ハーン・アサル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・アッザーン村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、アレッポ市マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、旧市街、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市から3キロの距離にある空軍情報部施設前で爆弾を積んだ自動車が爆発し、少なくとも8人が死亡、14人が負傷した。

これに関して、SANA(11月6日付)は、スワイダー市のウムラーン交差点でテロ攻撃があり、8人が死亡、41人が負傷したと報じた。

一方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、ビジネスマンのサリーム・フダイファ氏の話として、自爆攻撃がアサド政権によるもので、スンナ派であるジハード・アブー・フザイファ大佐(空軍情報部スワイダー支部長)およびその家族の粛清を通じて、ドゥルーズ派が多くすむスワイダー県内での不和を煽ることを狙っていたと主張した。

アブー・フザイファ大佐は爆発の犠牲者の一人だという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月6日付)によると、ザマルカー回廊、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ダーライヤー市、スバイナ町、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、ヤブルード市郊外、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、リハーブ・ニュース(11月6日付)によると、ダルアー市国立病院に突入を試みた軍部隊を反体制武装集団が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月6日付)によると、アルバイーン山周辺、アリーハー市近郊、ナフラ村、ハナリヤー村、バザーブール村、クマイナース村西部、バドリーヤ村郊外、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月6日付)によると、マルジュ・ハウジャ村、ダルーシャーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月6日付)によると、マグルージャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒード旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

リハーブ・ニュース(11月6日付)は、米高官の話として、アサド政権が化学兵器の一部を破棄せず、隠し持っているとの情報を得ている、と報じた。

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AFP(11月6日付)によると、ヨルダンの国家治安裁判所は、シリア国内の反体制武装集団を支援するためにシリアに潜入したサラフィー主義戦闘員と医師の2人に、それぞれ5年、1年の禁固刑を宣告した。

有罪判決を受けたのは、サラフィー主義戦闘員のムハンマド・アブー・タアーマ氏とハイサム・アブー・シャイーラ医師。

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AFP(11月6日付)は、パレスチナのガザ地区出身のサラフィー主義の青年が、シリアに潜入し、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーとして戦闘に参加していると報じた。

同報道によると、この青年(ムハンマド・ザアーニーン氏、23歳)はバイト・ハーヌーン市出身で、6月半ばにメッカ巡礼(ウムラ)のためサウジアラビアに向かったまま消息を絶っていたが、「祝福されしシャームの土地での殉教作戦によって殉教者となった」(サラフィー主義潮流発表)という。

青年の母によると、9月にサウジアラビアから電話があり、ジハードに参加することを告げられたという。

サラフィー主義筋(匿名)によると、この青年以外にも数十人のパレスチナ人がヌスラ戦線に加わり、シリアで戦闘を行っているのだという。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣はジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して、ロシア・トゥデイ(11月6日付)に「シリア革命反体制勢力国民連立に参加の明確な意思がないためだ」と批判した。

AFP, November 6, 2013、al-Hayat, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 6, 2013、Naharnet, November 6, 2013、Reuters, November 6, 2013、Rihab News, November 6, 2013、Russia Today, November 6, 2013、SANA, November 6, 2013、al-Thawra, November 6, 2013、UPI, November 6, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県内のヴァチカン市国大使館の屋根に迫撃砲弾1発が着弾、ブラーヒーミー共同特別代表が米露高官らとの会談後に「ジュネーブ2会議の早期開催は困難」との見通しを示す(2013年11月5日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月5日付)などは、ラッカ県のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、11項目からなる禁止事項を発し、住民に遵守するよう求めたと報じた。

禁止事項は、ジーンズ・ズボンの着用禁止(イスラーム的なアバーヤの着用義務)、喫煙(違反した者への人差し指と中指の切断刑)、男性理髪店閉鎖と散髪の禁止(違反者の死刑)、店頭での女性服の展示禁止、治療目的での女性患者の女性医訪問禁止、女性の椅子への着席禁止などからなる。

しかし、イラク・シャーム・イスラーム国の布教局は、この報道を否定し、ダーイシュの合意のないいかなる声明・印刷物の配布を認めないとする声明を直ちに発表した。

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『ハヤート』(11月6日付)は、信頼できる複数の消息筋の情報として、シリア革命反体制勢力国民連立が、イスタンブールで民主的変革諸勢力国民調整委員会、イスラーム軍など国内で活動する主なサラフィー主義武装集団の代表と会談することを決定したと報じた。

同報道によると、シリア反体制勢力国民連立はまた、イスラーム軍(ザフラーン・アッルーシュ)、シャームの鷹旅団(アフマドー・イーサー・シャイフ)、シャーム自由人運動(ハッサーン・アッブード)、タウヒード旅団(アブドゥルカーディル・サーリフ)に対して、自由シリア軍(参謀委員会)に取って代わるような統合司令部を結成しないよう働きかけているという。

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アレッポ県サフィール市の作戦司令室は声明を出し、同市撤退の経緯について明らかにした。

同声明の詳細は以下の通り:

1. 撤退前にサフィール市に展開していたのは、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの民のヌスラ戦線、タウヒード旅団、アンサール・ヒラーファ、アムジャード・イスラーム、ダール・イッザ自由人、スルターン・ムハンマド・ファーティフなど。
2. アレッポ県の軍事評議会、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサフィール市での戦闘には参加しなかった。
3. 戦況は当初、反体制武装集団にとって有利に推移、武装集団はハナースィル市からサフィーラ市に至る一帯を制圧することに成功した。
4. 軍は「焦土作戦」を行い、激しい空爆・砲撃を加えた。
5. 戦闘により、反体制武装集団の兵士40人以上が死亡し、タウヒード旅団などが撤退を発表した。

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アレッポ市地元評議会は声明を出し、カフルハムラ村にシャリーア学校を開設し、男女学生を募集すると発表した。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相は、イスマーイール・イスマーイール財務大臣を内閣経済委員会委員長に任命した。

内閣経済委員会委員長は、ジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が務めていた。

クッルナー・シュラカー(11月5日付)が伝えた。

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ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官は、ジュネーブ2会議に関して、ロシア・トゥデイ(11月5日付)に「テロ、外国による(テロリストへの)資金援助、暴力を停止させるため」にシリア政府は参加する、と述べた。

また「すべての当事者が無条件でジュネーブに向かうとのロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が発表した合意に基づき、シリア政府は無条件でジュネーブ2会議に参加する用意がある。しかし一部の当事者は移行期政府と政権移譲にのみ終始している。なぜなら、こうした発想や…、この手の反体制勢力は、シリア国内の誰を代表しているとも知れない外国の当事者だからだ」と付言した。

国内の暴力

ダマスカス県では、AFP(11月5日付)によると、マーリキー地区にあるヴァチカン市国大使館の屋根に早朝、迫撃砲弾1発が着弾し、建物の一部が破損した。

死傷者はなかった。

Kull-na Shuraka', November 5, 2013
Kull-na Shuraka’, November 5, 2013

在ダマスカス・ヴァチカン市国大使館への迫撃砲攻撃に関して、ウマイヤの剣大隊の司令官は、クッルナー・シュラカー(11月5日付)に「シリア政府が行った自作自演」と断じたうえで、同大隊が5日にダマスカス県内に迫撃砲撃を行っていないと主張した。

またシリア人権監視団によると、旧市街のハリーカ地区に迫撃砲弾1発が着弾し、複数の死傷者が出た。

これに関して、SANA(11月5日付)も、旧市街のミドハト・パーシャー通り(まっすぐな道)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、子供1人を含む複数人が負傷したと報じた。

さらにシリア人権監視団によると、バラームカ地区、バーブ・ムサッラー地区、ザーヒラ地区にも迫撃砲弾が着弾したという。

このほか、シリア人観監視団によると、カーブーン区、アサーリー地区などに軍が砲撃を加えるとともに、またマイダーン地区に進入した。

一方、SANA(11月5日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市周辺で軍と反体制武装集団が交戦、ハジャル・アスワド市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、ザマルカー町周辺、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、ダブラ市周辺、カースィミーヤ市周辺、スバイナ町、ランクース市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、反体制活動家でジャーナリストのハーディー・アブドゥッラー氏がマヒーン町での軍と反体制武装集団の戦闘で、頭を撃たれ重傷を負い、野戦病院に搬送された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン町の武器弾薬庫を軍が地対地ミサイルで攻撃する一方、反体制武装集団と交戦し、戦闘員3人を殺害した。

同武器庫はバーバー・アムル・コマンド旅団が占拠していたという。

またヒムス市のワアル地区、ガントゥー市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、マヒーン町周辺、ラスタン湖、ダール・カビーラ村周辺、ラスタン市、キースィーン村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山のキヤースィーヤ検問所を反体制武装集団が手製の迫撃砲で攻撃し、複数の兵士が死傷した。

一方、SANA(11月5日付)によると、サルミーン市、ビンニシュ市、カフルシャラーヤー市、アーファス市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市のイマード・アルヌーク学校付近の一帯に、軍が突入し、逮捕摘発活動を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市西部のビール・カンヌー村、マルーフ・カマル村、スーサク村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これにより人民防衛隊戦闘員1人とサラフィー主義戦闘員2人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アスハーブ・ヤミーン旅団のムハンマド・カンジュ司令官を拉致した。

同報道によると、カンジュ氏は、武装した車両で、ティシュリーン・ダムを経由して、ラッカ市に向かう途中だったという。

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アレッポ県では、リハーブ・ニュース(11月5日付)によると、アレッポ市マイサルーン地区周辺で、軍が大規模な逮捕摘発活動を行い、多数の若者を逮捕した。

またシャーム・ネットワーク(11月5日付)によると、軍がアレッポ市バニー・ザイド地区に突入し、反体制武装集団と交戦する一方、反体制武装集団はアーミリーヤ地区の軍拠点を急襲した。

一方、SANA(11月5日付)によると、タッルアラン村、タッル・ハースィル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、バービース村、カブターン・ジャバル村、ハンダラート・キャンプ、フライターン市東部、ファーフィーン村、アイス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、旧市街入り口、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月5日付)によると、ダルアー市、ブスラー・シャーム市、アトマーン村郊外、マアルバ町、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町、タファス市、ナワー市、ブスル・ハリール市、ハワービー市、シャイフ・マスキーン市、インヒル市、アイン・フライハ市、ジャームース市、ヒーラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アクナース・バイト・ムカッダス大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月5日付)によると、アラー村、バルーマー村、バイト・ハルビヤー村、ラウダ村、ズワイク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ボスニア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月5日付)によると、タッル・ハミース村郊外、ビジャーリーヤ村、タッル・イード村、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市内の時計台の農夫像の頭を破壊した。

この像は、反体制活動家から「自由の像」と呼ばれていた。

レバノンの動き

レバノン・タウヒード潮流は声明を出し、シリア国内でのサラフィー主義者との戦闘に参加していた党員3人が11月4日に戦死したと発表した。

声明によると、3人はダマスカス郊外県のヘルモン山南西部に位置するアルナ村での戦闘に参加していたという。

レバノン・タウヒード潮流はドゥルーズ派のウィアーム・ワッハーブ氏が党首を務める政党。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首はLBCI(11月5日付)のインタビューで、アサド政権の和解を模索しているとの一部報道に対して、「再びダマスカスに行くことはないだろう」と否定した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

3者との非公式会合後、英仏中の代表も参加し、協議が継続された。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、「開催日を発表できる情勢にない」と語り、ジュネーブ2会議の早期開催は困難との見通しを示した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、訪問先のワルシャワで「どのようにしたら反体制派がアサド続投に同意を示すと考えられるのかまったくわからない」と述べた。

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イランのモハンマド・ジャファード・ザリーフ外務大臣はフランス24(11月5日付)に「イランはすべての外国の勢力に、シリアからの撤退を要求する用意がある。我々はシリア領からの非シリア人すべての撤退のために圧力をかける用意がある」と述べた。

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国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、安保理への非公開文書で、シリア国内各所で約250万人が「身動きがとれず、包囲されている」としたうえで、うち約28万8,000人をシリア軍がダルアー県、ヒムス県などで包囲していると指摘、シリア政府に近隣諸国経由での人道支援物資の搬入を認めるよう圧力をかけるべきだと提言した。

『ハヤート』(11月6日付)が報じた。

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カタールのタミーム・ビン・ハマド首相は同国シューラー議会で初めて演説を行い、「シリアの革命家」の支援を継続すると述べる一方、ジュネーブ2会議に関して「無条件、無期限の交渉は何ももたらさない」と主張した。

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ロイター通信(11月5日付)は、化学兵器禁止機関が、シリアでの化学兵器廃棄のために収集した資金が約1,000ユーロ(1,350万米ドル)にしか達しておらず、2014年以降の任務遂行のため、さらなる資金収集が必要だと報じた。

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『ハヤート』(11月7日付)によると、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長はカイロでの記者会見で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と米露高官の会談が不調に終わり、ジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して「不快でおかしい」と述べた。

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サマンサ・パワー米国連大使は、「我々は明らかに、この政権(アサド政権)に…懐疑心を抱いている」としたうえで、「シリア政府の一部が化学兵器の備蓄を維持したいと考えていることを示唆するものがある」と述べた。

AFP(11月5日付)が報じた。

AFP, November 5, 2013、al-Hayat, November 6, 2013, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 5, 2013、LBCI,
November 5, 2013、Naharnet, November 5, 2013、Reuters, November 5, 2013、Rihab
News, November 5, 2013、Russia Today, November 5, 2013、SANA, November 5,
2013、Sham Network, November 5, 2013、UPI, November 5, 2013などをもとに作成。

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アレッポ軍事革命評議会議長が「国際社会の陰謀」に抗議して同議長職を辞すると発表するなか、カイロでアラブ連盟事務総長やシリア革命反体制勢力国民連立議長も参加するアラブ連盟緊急外相会議が開催される(2013年11月3日)

反体制勢力の動き

アレッポ軍事革命評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐はユーチューブ(11月3日付)を通じてビデオ声明を出し、国際社会の「陰謀」に抗議して、同議長職を辞すると発表した。

Youtube, November 3, 2013
Youtube, November 3, 2013

アカイディー大佐は、声明で「一部の者が、統合の呼びかけに応えることを拒み、エゴに終始した結果…、各戦線で後退が生じ、兵站路が絶たれ、サフィーラ市が陥落してしまった」としたうえで、「祝福されしこの革命は、国際社会から最後の仮面をはぎ取り、醜い顔、醜い価値観、そしてシリア国民とその革命に対してどれほどの陰謀を企てていたかを暴いた」と批判した。

そのうえで、在外の反体制勢力指導者や「自らを戦争司令官だと主張する一部の武装集団司令官」に対して「内紛や主導権争いはもうたくさんだ」と非難する一方、国内の武装集団については「英雄的ジハード革命家たち」と賞賛した。

アカイディー大佐は、「ほかの地域で自らの革命の義務を果たし続ける」としている。

なお、アカイディー大佐は6月には、自由シリア軍(参謀委員会)アレッポ軍事評議会議長を自ら辞任していた。

http://www.youtube.com/watch?v=2IIeWTOC1Zg&feature=player_embedded

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アレッポ情報センターのムハンマド・ウィサームを名乗る活動家は、アレッポ革命軍事評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐の辞意表明に関して、AFP(11月3日付)に「戦場においてあまりに多くの部隊と目的があるため、彼はもはやアレッポで事態を掌握する権威も言葉も持ち合わせなくなってしまった」と述べた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は、イスラエルがラタキア県サナービル地方の防空基地に対して行ったとされる攻撃に関して、「攻撃を許した責任の一切は現政権にある」と非難する一方、国連安保理に再発防止のために介入するよう呼びかけた。

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アレッポ県で活動するバーブ市調整は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が10月29日、同市の戸籍簿などを収集、市内の焼却場で廃棄しようとしている、と警鐘を鳴らした。

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北の嵐旅団は声明を出し、イドリブ県の対トルコ国境に位置するバーブ・サラーマ国境通行所を一般市民のために48時間だけ開放すると発表した。

クッルナー・シュラカー(11月4日付)によると、同国境通行所は、アアザーズ市でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘激化によって閉鎖されていたのだという。

なお、北の嵐旅団によるおと、通行所開放は、タウヒード旅団およびトルコ側との調整のもとに行われるという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の「アレッポ国」が、アレッポ市イザーア地区、サイフ・ダウラ地区で活動する殉教者バドル旅団の司令官を横領、住民への暴行、イスラーム法違反などの容疑で逮捕した。

シリア政府の動き

SANA(11月3日付)は、外務在外居住者省高官の話として、ジョン・ケリー米国務長官のシリア情勢をめぐる発言(後述)に関して「開催前にジュネーブ2会議を頓挫させようとする声明を行った。これはシリアの内政へのあからさまな干渉であり、自ら未来を決しようとするシリア国民の権利への敵対行為である」と非難した。

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カマールッディーン・トゥウマ工業大臣は、工業省所轄下の機関・企業の代表との会談後、『ワタン』(11月3日付)に対して「危機発生から10月までの国営、民間両セクター(工業部門)における直接・間接の被害額は、3,360億シリア・ポンドに上る」と述べた。

うち、2,300億ポンドが民間セクター、1,060ポンドが国営セクターの被害だという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町、フジャイラ村回廊などで攻勢を続けた。

一方、SANA(11月3日付)によると、ザマルカー回廊、カースィミーヤ・ダブラ回廊、アーリヤ農場、ミスラーバー市東部、マディーラー市、アイン・タルマー渓谷、スバイナ町、ヤブルード市郊外、サフル村、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、バイト・ジン農場、フーシュ・アッバースィーヤ市、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、バルザ区、フジャイラ村地区で軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

またカッサーア地区のハフリール広場に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月3日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市に迫撃砲弾が着弾し、市民数十人が負傷した。

またこれに先立ち、軍はサフィーラ市北部に位置するアズィーズィーヤ村への攻勢を開始した。

一方、SANA(11月3日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カフルダーイル村、カブターン・ジャバル村、フライターン市東部、ドゥワイリーナ村、クワイリス村、アルバイド村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ハイダリーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月3日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、マヒーン町、ナアーミヤ村、ハズム地方、ムフターリーヤ村、タルビーサ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またラスタン市では、前日に引き続き、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月3日付)によると、ダイル・ザウル市工業地区、ラシュディーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カーディスィーヤ旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月3日付)によると、アトマーン村のダマスカス・ダルアー旧街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月3日付)によると、サラーキブ市周辺、ビンニシュ市、バドリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

アドナーン・マンスール暫定外務大臣は、ジュネーブ2会議への正式の招待状を受け取ったことを明らかにした。

ナハールネット(11月3日付)などが報じた。

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ナハールネット(11月3日付)は、ベカーア県バアルベック市で、25歳のレバノン人男性が武装集団に誘拐され、シリアに連行されたと報じた。

諸外国の動き

アラブ連盟緊急外相会議がカイロで開かれ、シリア情勢について協議がなされた。

エジプト、ヨルダン、イラク、スーダン、オマーン、パレスチナ、カタール、クウェート、レバノン、リビア(議長国)、モロッコ、チュニジアの外務大臣が出席、UAEとバーレーンは外務担当国務大臣が、サウジアラビアはアブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥッラー外務副大臣が、それ以外の国は国連代表が出席した。

同会合では、ナビール・アラビー事務総長、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が情勢報告を行い、ジュネーブ2会議への反体制勢力参加への支持を表明した。

ジャルバー議長は会合で「イランがシリアを占領し…、テロ組織である…ヒズブッラー民兵が宗派浄化を行っている」と非難、「アサド大統領退陣の明確な行程がない限り、ジュネーブ2会議に出席することはないだろう」と述べた。

そのうえで「ジュネーブ2の準備が終わるまで、シリア国民に武器を供与することを認める明確な決議を求めている…。我々はこれらの武器が間違った者たちの手に渡らないと保証する」と述べ、アラブ諸国に武器供与を求めた。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は『ガーディアン』(11月3日付)で、シリア国内で台頭するサラフィー主義勢力が「近隣諸国、そして欧州諸国にさらなる脅威を与えるようになっている」と警鐘を鳴らした。

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ジョン・ケリー米国務長官は、中東諸国訪問に先立って、シリア情勢について言及、「我々はみな、移行期政府樹立という…目標に向けて(ジュネーブ2会議に)参加する…。アサドは実質的な権威を失っており、その(移行期政府の)一部をなし得ないと強く考えている…。アサドがいる限り、どのように戦争を終わらせるのかという問いに答えられる者などいない」と述べた。

AFP, November 3, 2013、The Guardian, November 3, 2013、al-Hayat, November 4, 2013, November 5, 2013、Kull-na Shuraka’, November 3, 2013,
November 4, 2013、Naharnet, November 3, 2013、Reuters, November 3, 2013、Rihab
News, November 3, 2013、SANA, November 3, 2013、UPI, November 3, 2013、al-Watan, November 3, 2013などをもとに作成。

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シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長らがアラブ連盟事務総長と会談しジュネーブ2会議への参加などをめぐって議論、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長らがイスラーム国との会談後同組織に忠誠を誓う(2013年11月2日)

反体制勢力の動き

リハーブ・ニュース(11月2日付)は、ハサカ県ラアス・アイン市で活動する親政権の民兵組織「アラブ愛国者」が10月30日に、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表し、市内を行進した、と報じ、写真を公開した。

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タウヒード旅団は声明を出し、アレッポ県サフィーラ市からの撤退に関して「サフィーラの戦いは終わらない」としたうえで、「多くの困難があろうと、シリア全土解放を続ける」と表明した。

同声明によると、サフィーラ市を撤退した反体制武装集団は、アレッポ市内各所に展開しているのだという。

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クッルナー・シュラカー(11月2日付)は、ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長17人が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と会談、ダーイシュに忠誠を誓ったと報じた。

ダーイシュに忠誠を誓った17人は以下の通り:

1. ハーシム・ダイフ(ブー・ジャービル部族)
2. アブドゥルカリーム・ラーカーン(サブハ部族)
3. ムスタファー・ハラフ・イーサー(ブー・アッサーフ部族)
4. ハリール・ヒンダーウィー(ハナーダ部族)
5. フワイディー・シャッラーシュ・マジュハム(アファーディラ部族)
6. バシール・ファイサル(アファーディラ部族)
7. ハムリー・シュワーフ・ブルサーン(ワルダ部族)
8. サアドゥーン・ファフド・カッラ(ルース部族)
9. サーミル・ムルヒム・ダルウィーシュ(シブル部族)
10. アフマド・カンヌー(ブー・ラジャブ部族)
11. ファイサル・マタル(サハーニー部族)
12. ヤフヤー・ハティーブ(サハーニー部族)
13. ハサン・ブライジュ(ブライジュ部族)
14. アリー・ハーブール(ブライジュ部族)
15. ムハンマド・ハラフ・アブー・ヤースィル(フワイワート部族)
16. イブラーヒーム・イスマーイール(ブース部族)
17. ハサン・シャリーダ(ブース部族)

これに関して、フィラース・トゥラースはフェイスブックで、忠誠を誓った部族長が、2011年8月のアサド大統領のラッカ訪問に際して政権に忠誠を誓った部族長と同じだと非難した。

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Elaph(11月2日付)は、シリア・アラブ・テレビなどが10月3日に死亡したと報じていた自由シリア軍のリヤード・アスアド大佐が「シリア国内で健在で、体制を打倒するまで戦い続ける」とのメッセージを送ったと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら、同連立の代表団がエジプトを訪問し、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談した。

『ハヤート』(11月3日付)によると、会談で、アラビー事務総長は、ジャルバー議長らにジュネーブ2会議への参加、代表派遣などに関して「譲歩」を求めたという。

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シリア国民評議会のブルハーン・ガルユーン元事務局長は訪問先のカイロで声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のジュネーブ2会議参加の是非に関して、11月9~10日に開催予定の連立総合委員会会合で決すると述べた。

またアサド大統領に関して、ガルユーン元事務局長は「過去のものとなった。彼を利用する一部の国の手のなかにある道具に過ぎない…。問題は、居場所のないアサド以上に大きい」と付言した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、バッサーム・アブドゥッラー氏を駐ドイツ代表(大使)に任命した。

シリア政府の動き

『サウラ』(11月2日付)は「ブラーヒーミー氏は、一つの目と複数の舌を持つ」と題した社説で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表に関して「すべての当事者を満足させようとして、中立的でなければならない仲介人であることを忘れているかのようだ…。ダマスカスに来た時と、ベイルートに去ってからとで、ブラーヒーミー氏の言説は変わってしまった」と述べ、ベイルートで、ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことを批判した。

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『ハヤート』(11月3日付)などは、シリアの複数の反体制消息筋の話として、シリア軍がダマスカス県カラムーン山地一帯制圧に向けた大規模軍事作戦の準備をしていると報じた。

同報道によると、軍は11月2日晩までに市内の病院、学校から退去するよう呼びかけているという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がスバイナ町などを爆撃・砲撃した。

またクッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ヤブルード市のマターヒン地区にある学校の近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、数十人が死傷した(SANAによると10人が死亡)。

一方、SANA(11月2日付)によると、スバイナ町、カースィミーヤ市・ダブラ市回廊、ダイル・アサーフィール地区、アーリヤ農場、マディーラー市、ダーライヤー市、サフル村・ヤブルード市、フーシュ・アラブ村南部、アドラー市南部、ナブク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル軍で、軍が攻勢をかけた。

一方、SANA(11月2日付)によると、SANA(11月2日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャービヤ門地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦を続け、ラアス・アイン市とアブー・ラースィーン村を結ぶ街道を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠する対ヨルダン国境のダルアー市旧税関地区で爆発が起き、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員2人を含む9人が死亡した。

同監視団は、ヌスラ戦線戦闘員が乗った車が地雷に触れて爆発が発生したのだという。

一方、SANA(11月2日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、アブー・ガーラ村、ヒーラーン村、ガディール・ブスターン村、サマン丘、ナワー市一帯、ブスル・ハリール市、マサキーヤ村、ハワービー村、ウンム・マヤーズィン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアレッポ市郊外のカースティールー地区に展開する自由シリア軍第16師団の検問所・拠点複数カ所を制圧した。

これを受け、第16師団総司令部はダーイシュに対して、24時間以内に検問所・拠点からの退去を警告したという。

一方、SANA(11月2日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ジュダイダ地区、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、タッル・リフアト市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月2日付)によると、サダド市郊外に位置するナフダイン山、タッラト・マドハルを軍が制圧した。

またカルヤタイン市、サアフラーニーヤ市、タラフ村、ヒムス市バーブ・フード地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、マヒーン地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにラスタン市では、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加したという。

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ラタキア県では、SANA(11月2日付)によると、ブルジュ・ザーヒヤ村、アーリヤ村、ハカルー村、ダグマシュリーヤ村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月2日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルシャラーヤー市、アブー・ズフール航空基地周辺、マンタフ市、バザーブール村、マアッルザーフ市、ムスィービーン市、カフルルーマー村、サルジャ村東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月2日付)によると、シャッダーディー市、マクバラ村、タッル・ハミースで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市旧空港地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月2日付)によると、北部県アレッポ市ジャバル・ムフスィン地区の住民8人を含む14人の市民が乗ったバスが、バーブ・タッバーナ地区のサラーム学校近くで武装集団に襲撃され、6人が負傷した。

乗客のうち9人がアラウィー派宗徒だったという。

諸外国の動き

UPI(11月2日付)によると、ヨルダン当局は、ダマスカス・アンマン国際幹線道路のナスィーブ・ジャービル国境通行所を閉鎖し、ヨルダンからシリアへの車両の入国を禁止した。

シリアへの入国は、シリアの送迎バスによる移動のみに制限されているという。

AFP, November 2, 2013、Elaph.com, November 2, 2013、al-Hayat, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 2, 2013、Naharnet, November 2, 2013、NNA, November 2, 2013、Reuters, November 2, 2013、Rihab News, November 2, 2013、SANA, November 2, 2013、al-Thawra, November 3, 2013、UPI, November 2, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍武装部隊総司令部がアレッポ県サフィーラ市を制圧したと発表するなか、民主的変革諸勢力国民調整委員会はアラブ連盟事務総長に送った書簡のなかでブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部の声を拒否すると表明(2013年11月1日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会は、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長宛に書簡を送り、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部在外反体制組織の提案を拒否するとの意思を伝えた。

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Elaph(11月1日付)は、3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会合に宛てて、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が書簡を送り、連立への支持を求めた、と報じた。

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タウヒード旅団は声明を出し、ジュネーブ2会議に関して「シリア国民の革命を反故にする試みのなかで生じている新たな陰謀」と非難した。

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カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相は、ロイター通信(11月1日付)に対して、議会で野党として発言するため帰国する、と述べ、政権を離反したとの一部報道を否定した。

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民主統一党人民防衛隊のリードゥール・ハリール報道官は、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとの報道に関して、リハーブ・ニュース(11月1日付)に「ラアス・アイン市でクルド人に対して何者かが化学兵器を使用したとの報道には…根拠がない」と否定した。

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『ザマーン・ワスル』(11月1日付)は、ダルアー県で活動する武装集団が「ファイサル・カースィム大隊」を結成・統合したと報じた。

ファイサル・カースィムは、ジャズィーラ・チャンネルの討論番組「イッティジャーフ・ムアーキス」の名物司会者。

ファイサル・カースィム大隊に参加したのは、殉教者アスィーム・アブー・ユースフ中隊、殉教者アナス・イスマーイール・マハーウィシュ中隊、殉教者ムハンマド・フスニー・マンダウィーヤ中隊(殉教者アフマド・マンスール・ハリーリー師団所属)。

同大隊は、「シャッビーハとヒズブッラー」に対抗することをめざしているという。

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クッルナー・シュラカー(11月1日付)は、イード・アル=アドハー初日にダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区での戦闘で、「シャームの地の解放者」の指導者でリヤード・ヒジャーブ前首相の甥であるムハンマド・アブドゥルファッターフ・シャーティー氏が死亡していたと報じ、その写真を公開した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部報道官は、シリア・アラブ・テレビ(11月1日付)などを通じて声明を発表し、アレッポ県サフィーラ市に対して11月1日早朝に特殊作戦を行い、同市を制圧したと発表した。

SANA(11月1日付)が報じた。

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マフムード・ズウビー情報大臣は、ベイルートで、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことに関して、「一貫した言説がない…。シリアと、外国で別の論理で話している」と批判した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヒズブッラーの戦闘員の支援のもと、スバイナ町の複数地区を制圧、また同市やハジャル・アスワド市に激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(11月1日付)によると、ザマルカー町周辺、シャイフーニーヤ村、フハーリーヤ市郊外、カースィミーヤ回廊、ヤブルード市郊外、ガザーラ市、スバイナ・スグラー市、スバイナ・クブラー市、ウターヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区に対して、軍が砲撃を行う一方、ヤルムーク区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月1日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月1日付)によると、ヒムス市クスール地区、ワアル地区、バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区、マシュラファ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、キースィーン村、アイン・フサイン村、カルヤタイン市北部、ウンク・ハワー村、アブー・ダバービール村、ザーラ村、フーシュ・サッルーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月1日付)によると、クマイナース村、マストゥーマ村、トゥウーム村、タフタナーズ市、ブナイン村、サラーキブ市、アブー・ズフール軍事基地周辺、アルバイーン山周辺、シャンナーン村、カフルラーター市、マアッルザーフ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月1日付)によると、ハサカ市サッド・ガルビー地区で、軍が反体制武装集団の拠点を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

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アレッポ県では、SANA(11月1日付)によると、アレッポ市ファイイド地区、イスマーイーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民6人が死亡、14人が負傷した。

レバノンの動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ダマスカスからレバノンへと移動し、ミシェル・スライマーン大統領、ナビーフ・ビッリー国民議会議長、ナジーブ・ミーカーティー暫定首相と会談、シリア情勢への対応について協議した。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、ジュネーブ2会議への参加に3人とも前向きな姿勢を示したことを明らかにする一方、サウジアラビア、トルコも参加すべきだとの見解を改めて示した。

諸外国の動き

ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、ジュネーブ2会議に関して、「退陣しろ、そうしたら我々はすべてを合意する」と言うだけではだめだ…。みなが譲歩をせねばならず、そのなかには当然、反体制運動の指導者もシリア政府も含まれる」と述べた。

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RIAノーヴォスチ通信(11月1日付)によると、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は「シリアにある化学物質のほとんどが(シリア軍の保有するものでなく)、外国から持ち込まれたとの考えを多くの人々が支持するようになっている」と述べ、反体制武装集団による化学兵器の使用と、支援国による武器供与を改めて示唆した。

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イスラエルのギラド・エルダン国内防衛大臣は、ロイター通信(11月1日付)に対して、「ヒズブッラーへの高性能兵器の供与を認めないと我々は何度も言ってきた…。我々はこの政策を遵守する。しかし(イスラエル軍によるシリアの防空基地への攻撃を)否定も、肯定もしない」述べた。

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イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣はトルコを訪問し、イスタンブールでアフメト・ダウトオール外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、ダウトオール外務大臣は、「(シリアの)紛争を宗派主義的にしようとするシナリオにともに対抗することを確認できた」と述べた。

またザリーフ外務大臣も「宗派紛争は最大の脅威であり、一地域の問題ではない」と述べ、「中東で宗派主義の火がつけば、その結果は、ロンドン、ニューヨーク、ローマ、マドリードに及ぶだろう」と警鐘を鳴らした。

ザリーフ外務大臣は、またアブドゥッラ・ギュル大統領ともイスタンブールで会談した。

AFP, November 1, 2013、Elaph.com, November 1, 2013、al-Hayat, November 2, 2013, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 1, 2013、Naharnet,
November 1, 2013、Reuters, November 1, 2013、Rihab News, November 1, 2013、SANA,
November 1, 2013、UPI, November 1, 2013、Zaman al-Wasl, November 1, 2013などをもとに作成。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

化学兵器禁止機構はシリア政府が申告した化学兵器の生産・加工設備がすべて破壊されたことを確認、ラタキア県ジャブラ市郊外にある防空基地でイスラエルの攻撃に起因すると思われる複数回の爆発が発生(2013年10月31日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー代表が、11月3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会議での演説を求めるため、アラブ湾岸諸国に向かったと報じた。

Kull-na Shuraka', October 31, 2013
Kull-na Shuraka’, October 31, 2013

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シリア人権監視団は、2011年3月以降の紛争による死者数が、12万296人に達したと発表した。

死者の内訳は以下の通り:民間人4万2,495人(うち子供6,365人、女性4,269人、武器を保持した反体制民間人1万8,122人)、反体制武装集団戦闘員2万5,699人、軍兵士・親政権民兵戦闘員4万8,880人(うち軍兵士2万9,954人、国防隊・人民諸委員会戦闘員1万8,678人)、離反兵2,022人、反体制外国人戦闘員5,375人、ヒズブッラー戦闘員187人、親政権外国人戦闘員61人。身元不明者2,772人。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとのロシア・トゥデイなどの報道に関して、「シリア革命に対する嘘、デマ…を広めない」ようロシア外務省に求め、アサド政権による化学兵器使用を非難するよう改めて要請した。

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シャファク・ニュース(10月31日付)は、シャームの民のヌスラ戦線は、指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏の経歴を公開したと報じた。

同報道によると、本名は「イブラーヒーム・アウワード・イブラーヒーム・バダウィー・アブー・ドゥアー」、イラクのディヤーラー県出身。バグダードの大学で博士号を取得、イスラーム教の初学に精通しているという。

イラク・イスラーム国に加入したのは2006年で、サラーフッディーン県サーマッラー市にあるアフマド・ブン・ハンバル・モスクのイマームを務めてきた。

その後、ディヤーラー県、バグダード県、サーマッラー県のスンナ派シャリーア課のアミール(長)を務め、2010年に死亡したアブー・ウマル・バグダーディー氏の後任として、イラク・イスラーム国の指導者に就任した。

シリア政府の動き

変革解放人民戦線(連立与党)は声明を出し、代表であるカドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任(29日)に関して、ジュネーブ2会議を成功させようとする愛国的努力に向けた政策・路線に変更はないとの姿勢を示した。

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クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、法務省の信頼できる消息筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長が、シリア革命反体制勢力国民連立のスハイル・アタースィー副議長、活動家のウマル・イドリビー氏、シリア共産主義行動党のラグダ・ハサン女史ら、反体制活動家64人のテロ法廷への起訴を文書で要請した、と報じた。

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バアス党機関紙『バアス』(10月31日付)は、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表を「アフリカとアジアで経験を積んだベテラン外交官…は(ジュネーブ2会議準備をめぐる)準備において…さらなる経験を積んだ。我々は、彼にウルーバ(アラブ性)に満ちた愛国的な客観性が増したことを注視している」と絶賛した。

国内の暴力

アレッポ県では、反体制メディアのアレッポ情報センター(10月31日付)が、「アレッポ市東部郊外のサフィーラ市の革命家は、同市からの完全撤退を宣言する」と報じた。

同報道によると、「サフィーラ市作戦室は、全革命家部隊に対して、早急に南部郊外向かい、(同市に向かう)政府軍の進軍を止めるよう呼びかけたが、ほとんどの部隊がこれに応じることはなかった」ことを明らかにした。

そして「国防隊の支援を受けた軍が同市に三方から激しい攻撃を加えると同時に、激しい砲撃を加え、革命家は撤退を余儀なくされた」という。

一方、SANA(10月31日付)によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ジュダイダ地区、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ダーラト・イッザ市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月31日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハジャル・アスワド市で軍が撃った迫撃砲により、少なくとも8人が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、ジャルマーナー市の住宅街に迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、子供を含む数十人が負傷した。

一方、SANA(10月31日付)によると、ヤブルード市北西部、ジャイルード市郊外、ジャブアディーン町、フーシュ・アラ市東部、ナバク市、アドラー市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、カースィミーヤ市郊外、ムライハ市、ザバディーン市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アサーフィール市、マルジュ・スルターン村、ジスリーン町、カラム・ラサース農園、ダーライヤー市、マアルーラーシ郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヤブルード市では、フサイン・モスク、フダル・モスク前で、テロ行為に反対するデモが行われ、住民が参加したという。

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イドリブ県では、SANA(10月31日付)によると、サラーキブ市周辺、マルアンド村、カフルナブル市、ダール・カビーラ村、アルバイーン山南部、カフルラーター市、マアッルブライト市、タッルアンマール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月31日付)によると、サアン村、ムシャイリファ村、ラービヤ村、ハブラ村、キースィーン村、ザーラ村郊外、ハーリディーヤ村、カフルナーン村、ルフーム村、ウンム・リーフ村、タイバ村郊外、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、バーフ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月31日付)によると、ジャスア村、タッル・マジュダル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月31日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月31日付)によると、サフタ村、バイト・アブリク村、スーダー村、マルジュ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、チェチェン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月31日付)によると、シャジャラ町、インヒル市、ハイト村、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、ナワー市、タスィール町、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

AFP(10月31日付)によると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団による狙撃で、1人が死亡、複数人が負傷した。

諸外国の動き

AFP(10月31日付)は、シリア人権監視団の情報として、30日早朝、ラタキア県ジャブラ市郊外のスヌーバル村(スヌーバル山)にある防空基地で複数回の爆発があったことを明らかにした。

同監視団によると爆発の原因は「不明で、死傷者に関する情報もない」という。

これに関して、シリアの治安筋は、AFP(10月31日付)に「基地付近にミサイルが着弾し、火災が発生した」と述べたが、誰がミサイルを撃ったかについては明言を避けた。

またCNN(10月31日付)は、バラク・オバマ米政権匿名高官の話として、スヌーバル村にある防空基地での爆発に関して、イスラエル空軍がミサイル攻撃を行った、と報じた。

同匿名高官によると、この攻撃は、ヒズブッラーに移送されるとイスラエルが考えていたミサイルや装備を標的としたものだという。

さらに、AP(10月31日付)は、米国治安当局高官らの話として、イスラエル軍戦闘機がシリア領内を空爆したとしたうえで、空爆がシリア軍の保有するロシア製のSA-125を標的としたものだったと報じた。

一方、『イェディオト・アハロノト』(10月31日付)は、ミサイル攻撃がイスラエル海軍の艦艇から行われたと報じた。

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化学兵器禁止機構(OPCW)は声明を出し、シリア政府が申告した国内の化学兵器の生産・加工設備をすべて破壊したことを確認したと発表した。

OPCWによると、シリアには23カ所で41の生産・加工設備が存在したが、うち21カ所の査察を実施し施設内にあった39の設備を現地で破壊したという

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ノルウェーの国営テレビ(10月31日付)によると、ソマリア系ノルウェー人の16歳と19歳の少女2人がシリア国内で反体制武装集団に拉致されたと報じた。

2人の少女の父親によると、2人は、アサド政権に対する「ジハード」に参加するとのメッセージを家族にE-mailで送り、シリアに向かったという。

AFP, October 31, 2013、AP, October 31, 2013、al-Ba’th, October 31, 2013、al-Hayat, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 31, 2013、Naharnet, October
31, 2013、Reuters, October 31, 2013、Rihab News, October 31, 2013、SANA, October
31, 2013、Shafaq News, October 31, 2013、UPI, October 31, 2013、Yediot Aharonot, October 31, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領がブラーヒーミー共同特別代表と会談しジュネーブ2会議開催準備などについて協議するなか、イラク・クルディスタン地域政府内務省は「依然としてシリア政府の同盟者である」として民主統一党を批判(2013年10月30日)

al-Hayat, October 31, 2013
al-Hayat, October 31, 2013

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立を構成するシリア民主主義者連合のサミル・スアイファーン氏は、連合が反体制組織・活動家に対して、ジュネーブ2会議への対応について協議し、統一見解を示すための拡大会合を呼びかけていることを明らかにした。

クッルナー・シュラカー(10月30日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、イドリブ県のヤアクービーヤ村内のキリスト教会で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が聖母マリア像を破壊したと非難した。

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反体制活動家のムヒーッディーン・ラーズカーニー氏は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相に関して、AKI(10月30日付)に対し、シリア共産党バクダーシュ派書記長のウィサール・ファルハ女史を通じて、ロシア政府、とりわけロシアの諜報機関に接近し、ジュネーブ2会議に参加しようとしたことが解任の主因だと述べた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談、ジュネーブ2会議開催準備などシリア情勢をめぐって協議した。

SANA(10月30日付)によると、会談でアサド大統領は、シリア国民がシリアの将来を描き出すことを許された唯一の当事者であり、いかなる解決策もシリア国民から受け入れられるものでなければならず、外国の干渉に反対するその意思を反映したものでなければならないことを伝えたという。

また、政治的解決策の成功も、外国によるテロ集団への支援停止と圧力にかかっていると力説した。

これに対して、ブラーヒーミー共同特別代表は、ジュネーブ2会議開催準備に関して、シリア人自身が参加、合意する仕組みを拡充するための努力を行っていることを伝えたという。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣が同席した。

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『ハヤート』(10月31日付)は、ロバート・フォード駐シリア米大使が先週、スイスのジュネーブでカドリー・ジャミール経済問題担当副首相(当時)と会談し、ジュネーブ2会議の開催について協議していた、と報じた。

フォード大使は会談で、移行期におけるアサド大統領の役割を米国が認めない旨、伝えたという。

ジャミール副首相はこの会談の後、モスクワへと渡航した。

同紙はまた、西側の複数の消息筋の話として、この会談がジャミール副首相の解任(29日)の主因だと付言した。

なお、同消息筋によると、フォード大使との会談には、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣も招聘されたが、ハイダル大臣はこの申し出を拒否したという。

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クッルナー・シュラカー(10月30日付)は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、シリアのムハーバラートが運営しているSNSのページからの情報として、5つの理由があげられる、と報じた。

5つの理由とは以下の通り:

1. 民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表と会談し、新たな反体制組織の結成を提案、ジュネーブ2会議への出席を画策。
2. シリア政府との調整を経ず、米国内務省高官と接触し、ジュネーブ2会議について協議。
3. 自身および国民意思党の支持者への食糧、燃料などの配給を優遇。
4. 物価上昇と配給部門での汚職蔓延の放置。
5. 燃料、とりわけガソリン配給での親族の汚職関与。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は、『バラド・ナー』(10月30日付)に、10月27日にヒムス県からダマスカス県に戻る途上、ヒムス市近郊で乗っていた車が何者かの狙撃を受けたことを明かした。

ハイダル大臣は、実行犯が誰なのかについては断定を避けた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・アティーヤ市東部、ヤブルード市南部、ナースィリーヤ村南部、ナバク市北東部、アドラー市、アルバイン市、ハラスター市、ザマルカー回廊、ダイル・アサーフィール市、ザバダイン市、ジスリーン町、ハムーリーヤ市、策バー市、マルジュ・スルターン村、ビラーリーヤ村、ナシャービーヤ町、マイダアー町、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、ドゥーマー市郊外、シャイフーニーヤ村南西部、ランクース市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点、装備、地下トンネルを破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月30日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、ハマー市で、自爆ベルトを着用したハマー・ムジャーヒディーン旅団戦闘員が、アナス・ナーイム知事暗殺を試みたが、失敗に終わった。

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アレッポ県では、SANA(10月30日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、マーイル町、バヤーヌーン町、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市、シャイフ・ナッジャール市、マアスラーニーヤ市、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ヌッブル市、ザフラー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、サラーフッディーン地区、旧市街で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月30日付)によると、アルバイーン山周辺、マアーラト・ナアサーン市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人運動、アッバース旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャームの地の征服者旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月30日付)によると、ザーラ村、ハヌーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロシア・トゥデイ(10月31日付)、マヤーディーン(10月30日付)などによると、ハサカ県ラアス・アイン市で、反体制武装集団が化学兵器を使用したことが確認されたと報じた。

同報道によると、ラアス・アイン市では28日から、民主統一党人民防衛隊とサラフィー主義武装集団との戦闘が再び激化していたという。

レバノンの動き

NNA(10月30日付)によると、ベカーア県ヘルメル群で、シリア領内から武器弾薬を持ち込もうとしたレバノン人3人を軍が逮捕した。

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LBCI(10月30日付)によると、北部県トリポリ市のジャバル・ムフスィン地区で、市民4人が何者かの狙撃を受け、負傷した。

諸外国の動き

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、イラク・クルディスタン地域政府内務省は、民主統一党を「依然としてシリア政府の同盟者であり、ほかのクルド人政治勢力の眼前で、闘争の扉を閉ざした」と批判、サーリフ・ムスリム共同党首が自治区に出入りすることを禁じたと発表した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はアテネでの記者会見で「シリアの一部当事者だけでなく、一部の近隣諸国、そしてそれ以外の一部の国々によって、(ジュネーブ2会議開催をめざす)米露合意に明らかに反対の表明がなされた」と非難、「こうしたイニシアチブを頓挫させねばならない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表付報道官のハウラ・マタル氏は、AFP(8月30日付)に対して、ブラーヒーミー氏が「和平プロセスにダイナミズムを与え得るサウジアラビアの役割を高く評価している」と述べ、ジュネーブ2会議に同国が参加すべきだとの見解を示した。

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ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外務大臣は、7月にイドリブ県サラーキブ市で反体制武装集団に拉致されたポーランド人カメラマンのマールティン・スーダル(Marcin
Suder)氏が脱走に成功、トルコを経由して、ポーランドに無事帰国したと発表した。

AFP, October 30, 2013、AKI, October 30, 2013、Balad-na, October 30, 2013、al-Hayat, October 31, 2013, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 30, 2013、LBCI, October 30, 20132、al-Mayadeen, October 30, 2013、Naharnet, October 30, 2013、NNA, October 30, 2013、Reuters, October 30, 2013、Rihab News, October 30, 2013、Russia Today, October 31, 2013、SANA, October 30, 2013、UPI, October 30, 2013などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会がジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーを確定し公表、アサド大統領が大統領令を出しジャミール経済問題担当副首相を解任(2013年10月29日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はダマスカスで声明を出し、ジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーの氏名を発表した。

同委員会使節団メンバーは以下の通り:

ハサン・アブドゥルアズィーム(使節団長)

ハイサム・マンナーア在外局長

ラジャー・ナースィル書記長

アブドゥルアズィーズ・ハイイル(当局により身柄拘束中)

ムンズィル・ハッダーム広報官

ジャマール・マフムード・ムッラー

アーリフ・ダリーラ

リヤード・ダッラール

ムハンマド・アブドゥルマジード・マンジューナ

サフワーン・アッカーシュ

ターリク・アブー・ハサン

アブドゥルアズィーム代表によると、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首がクルド最高委員会の代表に選ばれなかった場合、同党首も使節団に加えると付言した。

またこれと併せて、アブドゥルアズィーム代表は、①委員会が「愛国的民主勢力を最大限に代表した組織として正式に招聘」されること、②「それ以外の組織以上の比重と影響力を代表し、(政権との)交渉を行う使節団メンバーを指名する権限を唯一有する」こと、という2点をジュネーブ2会議参加の条件として明示した。

さらに、ジュネーブ2会議への参加を検討しているすべての「愛国的(反体制)組織」に対して、交渉における姿勢や政策の統一化を図るための協議を呼びかけた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、『ラアユ』(10月29日付)に、ダマスカスで予定されているアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表との会談に関して、ダマスカス郊外県グータ地方への人道支援のために行動するよう求める意向だと述べた。

またジュネーブ2会議への参加拒否を表明した一部の反体制武装集団に関して「数十年にわたり、我々は政権の弾圧を受け、多くのメンバーが長年投獄されている。現在も、アブドゥルアズィーム・ハイイル氏をはじめとする60人以上の活動家が逮捕されたままだ。にもかかわらず、我々が国内で暮らしていることを奇妙だと考えている者がおり、彼らは我々が政権と協力していると疑っている。最近では、体制だけでなく、武装集団からも我々は脅迫を受け、私自身も何度も脅迫を受けている。(ジュネーブ2会議拒否の)声明はこうした脅迫の一例に過ぎない」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、30日のアサド大統領との会談に先立って、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表とシェラトン・ホテルで会談した。

会談で、アブドゥルアズィーズ代表は、2012年6月のジュネーブ合意に基づき、暴力停止、逮捕者・拉致者釈放、救援物資配給、全権を委託された移行期政府樹立を起点として政治的交渉を行うことを前提として、ジュネーブ2会議への出席を受け入れる旨、伝えたという。

またアサド大統領の進退については、2012年6月のジュネーブ合意が、シリア国民の意思に基づき、現体制を転換する行程を定めているとしつつ、進退そのものについては交渉の議題の一つであって、交渉参加の条件ではない、との立場を示したという。

なおアブドゥルアズィーズ代表との会談後、ブラーヒーミー共同特別代表は、シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣と個別に会談した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は『シャルク・アウサト』(10月29日付)に対して、シリア国民評議会が書簡により、11月3日開催予定のアラブ連盟緊急外相会議(ジュネーブ2会議への対応を協議予定)でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表解任を審議するよう要請したことを明らかにした。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長に関して「アサド政権の発言や嘘を繰り返しているだけの犯罪者だ」と非難した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、『ジュン・アフリーク』誌でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の発言に関して、「アサド政権こそが問題の根本であり、問題の原因が解決策の一部をなすことはあり得ない」と非難した。

シリア政府の動き

アサド大統領は大統領令を発し、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相を解任した。

大統領令は、解任の理由として、事前の許可を得ずに執務室を不在にし、経済問題担当の職務を行ったためとしている。

ジャミール前副首相はマヤーディーン(10月29日付)に対して、自らの解任を、モスクワでのロシア・トゥデイとのインタビューの最中にテレビのニュースを通じて知らされたと明かした。

また「そのこと(解任)をさして奇異だとは思っていない。なぜなら、政治的解決に至るに合意すれば、いずれは政府と(国民意思)党との間にある種の矛盾が生じていたからだ」と述べた。

さらに「入閣する前、我々は野党だった。我々は野党のまま、入閣した。政府を去っても野党であり続ける」と述べ、今後は副首相としてではなく、自身が率いる変革解放人民戦線の代表として外遊を続ける意思を示した。

一方、ジュネーブで予定されている米国高官との会談に関して、「ジュネーブ2会議に参加しようとする者が対話の主催者との会談に憤慨するとは思えない。政権との意見の不一致は、原則に関わるものでもなければ、深いものでもない」と強調した。

なおジュネーブ2会議の議題に関して、ジャミール前副首相は「バッシャール・アサド大統領の退任問題は提起されない。退任という条件を設けることは、事態を麻痺させる要求だからだ」と述べた。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣は、シリア・アラブ・テレビ(10月29日付)で、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、「ジャミール前首相は国内で自由に活動する愛国的な野党を代表しており、今後もシリアに害を与えない限り政治活動を続けることになる」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談し、ジュネーブ2会議などについて協議した。

SANA(10月29日付)によると、会談でムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア政府がシリア国民の権利を代表して、ジュネーブ2会議に参加すると述べる一方、ロンドンでのシリアの友連絡グループ外相会合での声明については、対話の結果をあらかじめ決めつけるものと非難、拒否する姿勢を示した。

また両氏は、暴力とテロの停止、主権の尊重、国土保全がジュネーブ2会議の成功につながるとの共通の認識にいたったことを強調した。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は「民主的・平和的変革諸政党・勢力」の代表として、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談した。

会談後、ハイダル国務大臣は「ワシントンはシリアとのチャンネルを開くべく真剣に検討していると思う。しかし、このことについて話すのは時期尚早だ。なぜなら、アメリカは(在外の反体制勢力への)政治、情報面での支援を止めておらず、武器供与、資金提供、教練について云々することも止めていないからだ…。米国の姿勢の変化が形式的なものでなく、真の変化であることを願っている」と述べた。

またハイダル国務大臣は、ジュネーブ2会議に関して「前提条件を示す者は政治プロセスに入ることを望んでいない」と述べ、シリア革命反体制勢力国民連立、シリア国民評議会を暗に批判した。

さらに「反体制勢力を統一することは不可能だ…。我々はシリア革命反体制勢力国民連立の傘下で(ジュネーブ2会議に)傘下することはない。なぜなら、根本的に意見が異なっているからだ」と述べた。

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アサド大統領は2013年政令第70号を発し、2013年10月29日以前に犯された軍刑法、兵役法などへの違反(国外逃亡法、国内逃亡法)に対する恩赦を決定した。

SANA(10月29日付)が報じた。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などの追撃を続け、サファー村、カルフーフ村、ユースフィーヤ村、ジュナイビーヤ村、アブー・ハジャル村およびこれらの村の周辺一帯、ジュワーディーヤ市郊外一帯を制圧した。

人民防衛隊は現在、ジュワーディーヤ市郊外のタウヒード・ワ・ジハード旅団の拠点を包囲中だという。

また、リハーブ・ニュース(10月29日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と軍が交戦した。

戦闘は同地区にあるユーフラテス大学分校キャンパス内におよび、男女学生2人が死亡した。

一方、民主統一党人民防衛隊消息筋が、クッルナー・シュラカー(10月29日付)に明らかにしたところによると、軍が未明からカーミシュリー市南部郊外に対する砲撃を激化させた。

同消息筋によると、軍、国防隊、人民防衛隊は、ヤアルビーヤ町に続いて、カーミシュリー市郊外のシャームの民のヌスラ戦線の拠点などの制圧を準備しているという。

他方、SANA(10月29日付)によると、反体制武装集団が石油精製に使用していた手製の精製器35器と原油の密輸に使用していたタンカー・トラック5台を軍が破壊した。

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ダマスカス郊外県では、社会問題省筋の話によると、軍が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市からの住民約1,800人の避難が、シリア政府と反体制武装集団の調整のもとに行われた。

ロイター通信(10月29日付)が伝えた。

一方、SANA(10月29日付)によると、アルバイン市、バハーリーヤ市郊外、ビラーリーヤ・ナシャービーヤ回廊、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、シャイフーニーヤ村西部、アドラー市南部、ダイル・アティーヤ市東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥーマー市では、住民が武装集団の退去とテロ活動の停止を求めるデモを行ったという。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ダイル・ザウル市内各所で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月29日付)などによると、アラビーヤ・チャンネルのムハンマド・サイード特派員が取材先のフライターン市の床屋で何者かに銃で撃たれ、暗殺された。

またシャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ヌッブル市、ザフラーム村を「イスラーム主義部隊と自由シリア軍」が攻撃し、「シャッビーハとヒズブッラー戦闘員」15人を殺害した。

さらにサフィーラ市南部でも軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を行ったという。

一方、SANA(10月29日付)によると、ドゥワイリーナ村東部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルハムラ村、ナッカーリーン街道、カースティールー街道、アナダーン市、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ラスタン市に対して軍が砲撃を行った。

一方、SANA(10月29日付)によると、ラッカ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、ガースィビーヤト・ナイーム村、アイン・フサイン村、ハタムルー村、バイト・マスウード村郊外、ドゥワイル村、ガジャル村、ガントゥー市、ヒムス市ワアル地区、カラービース地区、ワルシャ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、アトマーン村で反体制武装集団が軍の戦車1輌を含む車両2輌を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月29日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月29日付)によると、ムーリク市入り口で、軍が反体制武装集団と交戦し、クウェート人、エジプト人戦闘員ら20人を殲滅した。

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ダルアー県では、SANA(10月29日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、インヒル市、ナワー市、タファス市、タッル・サマン周辺、フラーク市、ムライハ市、ワーリダート村、ブスラー・シャーム市、ジャースィム市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月29日付)によると、アブー・ズフール軍事基地周辺、ジャフタルク村、カフルルーマー村、ザアラーナ村、ハーッジ・ハンムード村、ラーミー村、アルバイーン山周辺、タッル・サラムー村、バラーギースィー村、ウンム・ジャリーン村、カラア・ガザール村、ワティー・キークーン村、カンスフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

スーマリーヤ・ニュース(10月30日付)は、イラク・アンバール県の対シリア国境の警備にあたる第2警察師団の司令官からの情報として、自爆ベルトを着用し、シリアからイラク領内に潜入しようとした戦闘員27人を国境警備隊が殺害した、と報じた。

AFP, October 29, 2013、Alsumariya.tv, October 30, 2013、al-Hayat, October 30, 2013, October 31, 2013、Kull-na Shuraka’, October 29, 2013,
October 30, 2013、al-Mayadeen, October 29, 2013、Naharnet, October 29, 2013、al-Ra’y, October 29, 2013、Reuters, October 29, 2013、Rihab News, October 29, 2013、SANA,
October 29, 2013、al-Sharq al-Awsat, October 29, 2013、UPI, October 29, 2013などをもとに作成。

 

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