アレッポ県のアブドゥルガニー内務治安司令官はアイン・アラブ(コバネ)市の住民代表団と会談

アレッポ県では、内務省(フェイスブック)によると、ムハンマド・アブドゥルガニー県内務治安司令官(大佐)は、市民との意思疎通を強化し、最新の治安情勢を共有する一環として、アイン・アラブ(コバネ)市の住民代表団と司令部本部で会談した。

これに対して、コバネ行政代表団のメンバーの1人であるアブドゥッラフマーン・アルダマル氏は、ANHAに対して、協議が主として治安状況と住民が直面している生活危機を軸に行われたことを明らかにしたうえで、住民の間では、協議が前向きな雰囲気のもとで進められたにもかかわらず、戦闘が再燃する可能性への懸念や、地域の安定の将来に対する不安が高まっていると説明した。

また、水道、電力、インターネットなどのラインフランの停止といった問題が依然として解消されておらず、包囲の継続が日常生活に必要な基本物資の確保を一層困難にしていると付言した。

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一方、SANAによると、県東部のシュユーフ・タフターニー区および周辺の周辺村落に内務治安局の部隊が展開した。

会談では、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍との間で締結された包括停戦合意の履行状況が取り上げられた。

また、安定を持続させるための治安面での調整メカニズムについても協議が行われ、内務治安指導部が住民の安全と安定に対する期待を実現することに引き続き尽力する姿勢が強調された。

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イラク・クルディスタン地域のマスウード・バルザーニー前大統領がアルビール市でシリア未来潮流の代表を務めるアフマド・ジャルバー氏と会談(2026年2月5日)

バールザーニー事務所(フェイスブック)によると、マスウード・バルザーニー前大統領(イラク・クルディスタン民主党党首)は、アルビール市で、シリア未来潮流の代表を務めるアフマド・ジャルバーを迎え、会談を行い、シリアにおける政治状況および最新の動向について意見交換を行った。

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フランスのバロ外務大臣は、イラク・クルディスタン地域のアルビール市で、シリア民主軍のアブディー総司令官らと会談(2026年2月5日)

ムラースィルーンによると、フランスのジャン=ノエル・バロ外務大臣は、首都ダマスカスでのアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣との会談後、イラク・クルディスタン地域のアルビール市に移動し、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、北・東シリア地域民主自治局のイルハーム・アフマド渉外関係委員会共同委員長、女性防衛部隊(YPJ)のルーフラート・アフリーン司令官と会談を行った。

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シリア国民ブロックのハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される(2026年2月5日)

シリア人権監視団などによると、シリア国民ブロックの連絡委員会メンバーを務めるハイサム・マンナーア氏が滞在先のスイスのジュネーブで何者かに「裏切り者」などと罵倒される映像がSNSで公開・拡散された。

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米主導の有志連合がシャルア移行期政権によって制圧されたハサカ県シャッダーディー市の基地から技術的撤退(2026年2月5日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の航空機がハサカ市上空に頻繁に飛来した。

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シリア人権監視団によると、国際有志連合の車列が、アフマド・シャルア移行期政権によって制圧されたシャッダーディー市に設置されている基地から撤退した。

イナブ・バラディーは、撤退(あるいはSNSで流布された基地破壊に関する情報)について、イスラーム国構成員の被拘束者の移送に伴う治安措置の一環として計画的に行われた「技術的撤収」だの一環であることが判明したと伝えた。

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イスラエル軍ガクナイトラ県南部のアイン・ザイワーン村に侵入(2026年2月5日)

クナイトラ県では、SANAによると、7両の軍用車両からなるイスラエル軍部隊が県南部のアイン・ザイワーン村に侵入、クードナ村とを結ぶ道路上に検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍航空機がクナイトラ県とダルアー県の農村部上空に飛来を繰り返した。

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スワイダー市西部および北西部で国民防衛部隊とシャルア移行期政権の内務治安局部隊が交戦(2026年2月5日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー県のマンスーラ村、リーマト・ハーズィム村、ウルガー村に展開するアフマド・シャルア移行期政権の部隊が、スワイダー市の西部および北西部の複数ヵ所に向けて砲撃と射撃を行い、同部隊が応戦したと発表した。

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一方、SANAは、上記3ヵ村に設置されている内務治安局の拠点に対し、複数方向から「法の支配を逸脱した武装グループ」が攻撃、これにより隊員3人が負傷したと伝えた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は発足以降に行った11の取り組みを紹介(2026年2月5日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて、発足から5ヵ月間の取り組みを紹介した。

その内容は以下の通り:

1.法的枠組みの構築:30以上の声明を発表し、ジェノサイド、恣意的解雇、強制移住、放火、拘束、窃盗、誘拐といった犯罪を記録、国連諸機関などに提出する書簡や報告書を策定。
2.現地での行動:座り込み、デモ、ストライキを呼びかけ、参加するとともに、殺害や誘拐、教員、病院職員、港湾労働者、科学研究機関職員などへの恣意的解雇に抗議する各地の抗議行動を支援。
3.国内的連携の構築:クルド人コミュニティ、ドゥルーズ派の指導者、スンナ派の穏健な人物と会談・連携。
4.人権・国際案件:国際調査委員会および国連諸機関に対し、刑事的証拠。
5.外交的接触:複数の大使館や影響力を持つ人物と接触。
6.制度間調整:宗教的・政治的諸団体や評議会との調整を試み、役割の衝突や矛盾、あるいは不透明な関係性や独断的行動へと滑落することを回避。
7.社会的・相互扶助支援:寄付者と困窮家庭や患者を直接つなぎ、要支援者を支援。
8.法的助言:拘束者家族、退職者、庇護希望者、解雇された労働者を含む数十世帯と連携し、必要な社会的・法的助言を提供。
9.メディアおよび民衆的存在感:テレビ局やSNSを通じ、多数の政治対談や発信を実施。
10.政治的独立性の維持
11.財務的廉潔性:政治資金を全面的に拒否

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シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊でクルド人の若者2人を拘束、拷問を加えた後、連行(2026年2月5日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する武装勢力がアイン・アラブ(コバネ)市近郊のクーリーク村でクルド人の若者2人を拘束し、アイン・イーサー市に連行する前に拷問を加えた。

2人は村からザナール・クルダーン村にパンや食料を購入するために向かっていたが、そこで武装勢力に呼び止められ、携帯電話を押収されたうえ、拷問を受け、その後連行されたという。

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ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、麻薬取締局がイラクの麻薬向精神薬対策総局との連携のもと、治安作戦を実施し、麻薬密輸に関与していた容疑者2人(うち1人は外国人)を逮捕、約30万錠のカプタゴン錠剤を押収した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスでフランスのバロ外務大臣、サウジアラビアとカタールの文化大臣と会談(2026年2月5日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスにおいて、フランスのジャン=ノエル・バロ外務大臣と会談し、両国が関心を寄せる諸問題および地域情勢の進展、二国間協力の強化の方策について協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ダマスカス国際ブックフェアの開会式に出席するためにシリアを訪れたサウジアラビアのバドル・ビン・ファルハーン・アール・サウード文化大臣、カタールのアブドゥッラフマーン・ビン・ハマド・アール・サーニーカタールと会談した。

会談には、ムハンマド・サーリフ文化大臣、ハムザ・ムスタファー情報大臣も同席し、文化協力強化の方策について協議が行われた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シリア外交学院と、チェコ外交アカデミーとの間で、協力協定が署名された。

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シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェアの開幕式が行われる(2026年2月5日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領の後援のもと、ダマスカス国際ブックフェア(特別回)の開幕式がダマスカス郊外にある国際会議場で行われ、複数の閣僚やアラブ諸国の政治家、有識者らが参加した。

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SANAによると、開幕式での演説において、シャルア暫定大統領は以下のように述べた。

人類は常に真理、知識、そしてこの世の秘密と宝を探し求めてきた。人は知識が増すほど意識が高まり、意識が高まるほど、より一層学びを必要とする。知は尽きることのない泉のようなもので、求める者を完全に満たすまで潤すことはなく、人はそれに向き合うたび、なお必要とし続ける。
この世の法則は、善と悪の対立に基づき、その双方を強めるのが知識である…。知に最初に到達するため真摯に努力した者が優位に立つ…。善をなす者たちは、努力を尽くし、学びを追求すれば、その努力に対する報いとして勝利を得るのであり、学問の信託は実践にある…。学んでも実践しなければ、その知は本人にとって利ではなく不利の証拠となる。
無知な民族は弱さと結び付けられ、学び、実践する民族は強さと結び付けられる…。アッラーは人々にその書を残し、学び、熟考し、思索することを促してきた。人々に善をもたらし、公正を実現し、真理を確立し、虚偽を打ち消すには力が必要であり、知なき力は破滅的であり、思慮なき剣はその持ち主を切り裂く。
ダマスカスはかつて学問の灯台であり、知の源泉であり、求道者の目的地であった…。その恵みは東西に及んだが、やがて諸々の出来事のなかで、悪と腐敗の徒が復讐し、その自我を抹消し、灯台を破壊しようとした。
ダマスカスは今回帰し、我々も共にその建造物を修復し、傷を癒やし、輝きを取り戻すために帰還した…。ダマスカスは、すべての犠牲を払うに値するシャームであり、その善が広がり、人々がそこに安らぎを見いだし、歴史の栄光と威厳、尊厳を回復する、統一され、強く、子らと住民、そして愛する人々に富んだシリアである。
今日のブックフェアは、シリア全土の解放後における喜ばしい回帰であり、貴重な新たな出発であるとし、アッラーが皆に学問と知識を授けてくださるよう祈る。

ブックフェアは2月6日から16日まで開催され、35ヵ国以上から500社の出版社が参加し、文学、思想、哲学、科学、児童書の分野で数万点の書籍を展示するほか、数百のシンポジウム、講演、知的・文学的夕べ、書籍署名会、専門ワークショップが行われるほか、子ども向け劇場、体験型活動、読書ワークショップなど、次世代における知の文化を育むための広いスペースが設けられている。
展示会のスローガンは、ウガリットにおける最初のアルファベット、エブラで発見された最古の図書館というシリア文明の深みに着想を得たもので、シリアが書物と知識の地であったし、今もそうであることを強調している。

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シャルア暫定大統領はXを通じて以下の通り綴った。

ダマスカス国際ブックフェアから、ダマスカスは再び学知と知の灯台として回帰する。文字は歳月が打ち壊したものを再び築くために回帰する。知と文化によって、そしてその民のたくましい腕によって、我々は栄光の殿堂を修復し、輝きを取り戻し、強く統一されたシリアの未来を築き上げる。

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