シリアとチュニジアは共同声明を出し、シリア側も在チュニジア大使館を再開し、大使を任命することを正式に決定したと発表(2023年4月12日)

シリアとチュニジアは共同声明を出し、駐シリア・チュニジア大使の任命を指示したカイス・サイード大統領のイニシアチブに基づいて、シリア側も在チュニジア大使館を再開し、大使を任命することを正式に決定したと発表した。

SANA(4月12日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2023、ANHA, April 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2023、Reuters, April 12, 2023、SANA, April 12, 2023、SOHR, April 12, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣がサウジアラビアを訪問し、ジェッダでファイサル外務大臣と会談、領事業務と両国航空便を再開することで合意(2023年4月12日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣を代表とするシリア政府使節団が、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣の招待を受け、二国間関係と共通の関心事について協議するため、ジェッダを実務訪問した。

ミクダード外務在外居住者大臣一行は、ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港でワリード・ハリージー外務副大臣をはじめとする外務省の高官らの出迎えを受けた。

ミクダード外務在外居住者大臣には、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ジャマール・ナジーブ管理支援局長、外務在外居住者大臣執務室のヤザン・ハキーム氏が同行した。



https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02QVJx8JiaSQ1bqaHhuXVsBxvAePHzxMTUEg3A1H5kMhzCXF1nadAc8ZtgE3CYh79Ql

ミクダード外務在外居住者大臣はファイサル外務大臣と会談し、共同報道声明で、安全保障の強化とあらゆる形態での「テロとの戦い」の重要性を確認するとともに、領事業務と両国航空便を再開することで合意したと発表した。

声明によると、両大臣は、シリア危機に関して、シリアの統合、安全保障、安定、アラブ・アイデンティティ、領土の一体性を維持するための政治的解決に至るための取り組みについても意見を交わしたことも明らかにするとともに、人道的困難を解決し、シリアのすべての地域に支援を行き届かせ、難民、国内避難民を帰還させるのに必要な環境を整備し、全土における事態安定化に資する措置を講じることが重要だとの合意に至った。

また、治安強化、あらゆる形態の「テロとの戦い」、麻薬密輸撲滅に向けた協力強化の重要性、さらには武装民兵の存在と外国の内政干渉を終らせるため、シリア政府が全土支配を回復するために国家機関を支援する必要を確認した。

さらに、シリア危機の包括的な政治解決を実現し、その弊害を解消し、国民和解を実現、シリアが「アラブの大海」に復帰し、アラブの祖国において当然の役割を再び果たすのに必要な措置についても意見を交わした。


https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02YJe8iLyxG7vxseeScQMcwhu8dyS3kQ955VnN18egSvRpSaaJvCG5Cgu5etDd3oZJl

SANA(4月12日付)、SPA(4月12日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2023、ANHA, April 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2023、Reuters, April 12, 2023、SANA, April 12, 2023、SOHR, April 12, 2023、SPA, April 12, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシア連邦ダゲスタン共和国の「純心」慈善財団からの救援物資が海路でタルトゥース港に到着(2023年4月11日)

ロシア連邦ダゲスタン共和国の「純心」慈善財団からの救援物資(22トン、コンテナ4個分)が海路でタルトゥース港に到着した。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2023、ANHA, April 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2023、Reuters, April 11, 2023、SANA, April 11, 2023、SOHR, April 11, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー32輌を含む車輌77輌からなる車列が、米軍の装甲車6輌の護衛を伴いイラク領内に移動(2023年4月11日)

ハサカ県では、SANA(4月11日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー32輌を含む車輌77輌からなる車列が、米軍の装甲車6輌の護衛を伴い、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, April 11, 2023、ANHA, April 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2023、Reuters, April 11, 2023、SANA, April 11, 2023、SOHR, April 11, 2023などをもとに作成。

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ヴニワカ国連安全保安局(DSS)担当事務総長補がシリアを訪問し、ラフムーン内務大臣、ミクダード外務在外居住者大臣と会談(2023年4月11日)

ウナイシ・ルトゥ・ヴニワカ国連安全保安局(DSS)担当事務総長補がシリアを訪問し、ムハンマド・ラフムーン内務大臣と会談、国連各機関のシリア事務所職員の支援や安全確保の方途などについて意見を交わした。

ヴニワカ事務総長補はまた、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談、両者の協力関係、シリア情勢などについて意見を交わした。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2023、ANHA, April 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2023、Reuters, April 11, 2023、SANA, April 11, 2023、SOHR, April 11, 2023などをもとに作成。

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チャヴシュオール外務大臣は、シリアとの首脳会談、閣僚級会談はトルコの得はならないとしつつも、5月にモスクワで、ロシア、シリア、トルコ、イランの外務次官会談が再び開催されると述べる(2023年4月10日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、Aハベル(4月10日付)のインタビューに応じ、そのなかでアサド大統領とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との首脳会談、あるいは閣僚級会談が行われたも、トルコには何の得もないとしつつも、5月にモスクワで、ロシア、シリア、トルコ、イランによる4ヵ国外務次官会談が再び開催されると述べた。

AFP, April 10, 2023、A Haber, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相:「アサド体制は我々が課した代償が始まりに過ぎないことを知っている」(2023年4月10日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は記者会見で、9日のシリアから占領下ゴラン高原への砲撃に関して、「アサド体制は我々が課した代償が始まりに過ぎないことを知っている」と述べた。

ネタニヤフ首相は以下の通り述べた。

我々の国はテロリストの攻撃に晒されている…。だが、それは今に始まったことではない。前の政府のもとで、テロ攻撃は倍増した。
前の政府は、見返りなしに、領土とガス鉱床を敵に引き渡した。
イスラエル国が崩壊しつつあると言われて、敵はこれをどう解釈すると思う…? 我々の敵はそうしたことを目の当たりにして、そして耳にしている…。彼らは、レバノン、シリア、そしてガザからのテロを組み合わせれば、我々に攻撃できると信じている。
私が誰かを知っているはずだ。私は軽率な行動はとらない。私は断固たる行動をとり、責任を持って行動する…。イスラエル国民にこう言いたい。我々はこれらの脅威を撃退し、敵を打ち負かす。我々は過去にもそうしてきたし、これからもそうする。
我々は抑止力を再構築し、前の政府から受け継いだ損害を修復する。」と述べ、攻撃の機会を見つけた敵は「非常に間違っている」と付け加えた。
アサド体制は我々が課した代償が始まりに過ぎないことを知っている。

タイムズ・オブ・イスラエル(4月10日付)などが伝えた。

AFP, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023、The Times of Israel, April 10, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ラタキア県知事がカザフスタンのファーラービー人道財団のバタロヴァ代表らからなる使節団と会談(2023年4月10日)

ラタキア県のアーミル・ヒラール県知事は、カザフスタンのファーラービー人道財団のアクマラル・バタロヴァ代表らからなる使節団と会談し、トルコ・シリア大地震の被災者の支援、とりわけ、家電製品や救援物資の提供について意見を交わした。

SANA(4月10日付)が伝えた。

AFP, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023などをもとに作成。

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エジプトのシュクリー外務大臣がペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と電話会談(2023年4月10日)

エジプト外務省のアフマド・アブー・ザイド報道官は、サーミフ・シュクリー外務大臣が9日にゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と電話会談を行い、国連安保理決議第2254号に基づいたシリア危機の政治的解決に向けた国際社会の取り組みを完全に支持することを伝えたと発表した。

SANA(4月10日付)が伝えた。

AFP, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など約20輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し(2023年4月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など約20輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023などをもとに作成。

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米軍(有志連合)が違法駐留を続けるダイル・ザウル県CONOCOガス田近くで爆発が発生、米軍はドローン1機を撃墜(2023年4月10日)

スプートニク・アラビア語版(4月10日付)は、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸地域のCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地近くで複数回の爆発が発生したと伝えた。

爆発は何者かが発射したロケット弾によるもの。

複数の地元筋によると、基地の近くから炎や煙柱があがり、米軍のヘリコプターと偵察機が上空を旋回、救急車や消防車が現地に駆けつけ、駐留米軍や人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が道路を封鎖し、厳戒態勢が敷かれたという。

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一方、シリア人権監視団は、CONOCOガス田に駐留する米主導の有志連合が、「イランの民兵」所属と見られる無人航空機(ドローン)を撃墜し、同機はタービヤト・ジャズィーラ村に墜落したと発表した。

AFP, April 10, 2023、ANHA, April 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2023、Reuters, April 10, 2023、SANA, April 10, 2023、SOHR, April 10, 2023、Sputnik Arabic, April 10, 2023などをもとに作成。

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エフィモフ駐シリア・ロシア大使は、シリア、トルコ、ロシア、イランの四ヵ国外務省次官レベル会合が、5月初旬に延期されたと明らす(2023年4月9日)

アレクサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使は、シリア、トルコ、ロシア、イランの四ヵ国外務省次官レベル会合が、5月初旬に延期されたことを明らかにした。

エフィモフ大使アは、『ワタン』(4月9日付)に対して、「月曜日(10日)に開催される予定だった会議は、5月初めに延期された。前向きな結果を達成するために、関係者間で接触と協議が続けられている」と述べた。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023、al-Watan, April 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県、ラッカ県を砲撃(2023年4月9日)

アレッポ県では、ANHA(4月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のブルジュ・カース村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(4月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村を砲撃した。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】中国が提供した仮設住宅を積んだ貨物船レディー・ミールがラタキア港に到着(2023年4月9日)

トルコ・シリア大地震の被災者を支援するための中国が提供した仮設住宅を積んだ貨物船レディー・ミールがラタキア港に到着した。

今回提供されたのは、仮設住宅228棟で、57のグループに配分される。

SANA(4月9日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】在クウェート・シリア大使館とヨルダンのフード・ハウス社からの支援物資がナスィーブ国境通行所を経由してシリアに到着し、シリア開発信託に引き渡される(2023年4月9日)

在クウェート・シリア大使館に寄せられた食料、医薬品、子供用のミルク、オムツなどを積んだ貨物車輌7輌と、ヨルダンのフード・ハウス社が提供した子供用ミルクを積んだ貨物車輌1輌が、ナスィーブ国境通行所(ダルアー県)を経由してシリアに到着し、シリア開発信託がこれを受け取った。

SANA(4月9日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのライースィー大統領と電話会談し、イスラエルの攻撃を非難(2023年4月9日)

アサド大統領はイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と電話会談を行い、二国間関係、現下の政治情勢の好転(サウジアラビアとイランの国交正常)など、イスラエルによるアクサー・モスクへの攻撃(エルサレムでのイスラエル警察と住民の衝突とそれに伴うガザ地区などへの爆撃)などの地域情勢の進捗について意見を交わた。

会談では、地域の安定は、持続的な対話、主権尊重、共通の国益強化を通じた国家間の平和的な関係に基づくとしたうえで、連携と対話を続けることを確認した。

また、イスラエルによるエルサレムでの住民弾圧、ガザ地区やレバノン南部に対する爆撃(6、7日)については、シリアの民間人を狙った攻撃と不可分で、抵抗勢力やパレスチナ人民の有期を前にその弱さと挫折を示すものだとの見方を示した。

ライースィー大統領は会談で、シリアの主権、領土の一体性を強調し、「テロとの戦い」がシリアの主権への支援に根差していると述べた。

両首脳は、主権と尊厳を誇示する諸人民や諸国家の覚醒によって一局支配体制は終焉に向かいつつあることを確認した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02pgSTE1MUw2cN587QnEnnMhJoG6gZW79koTPJKTxXked6Gkwwh31kMhiV4nbaQzGsl

SANA(4月9日付)が伝えた。

AFP, April 9, 2023、ANHA, April 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2023、Reuters, April 9, 2023、SANA, April 9, 2023、SOHR, April 9, 2023などをもとに作成。

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ウクライナのゼレンスキー大統領は、シリアの141の団体、アサド大統領、アルヌース首相、ミクダード外務在外居住者大臣を含む個人300人の資産凍結、事業運営の制限、負債の停止を骨子とする制裁を定めた政令に署名(2023年4月8日)

キーウ・インディペンデント(4月8日付)によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、シリアの141の団体、アサド大統領、フサイン・アルヌース首相、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣を含む個人300人の資産凍結、事業運営の制限、負債の停止を骨子とする制裁を定めた政令に署名した。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、The Kyiv Independent, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023などをもとに作成。

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シリアからイスラエルに向かってロケット弾3発が発射され、うち1発が占領下のゴラン高原に、1発がヨルダン領内に着弾(2023年4月8日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後10時14分、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、速報として占領下ゴラン高原南部のメイツァール(キブツ)近くの空地で警戒アラートを発令した、と発表した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1644780763273994242

続いて午後10時35分、再び速報として、シリアからイスラエルに向かってロケット弾3発が発射されたことを検知、うち1発がイスラエル領内(占領下ゴラン高原)に入り、ゴラン高原南部の空地に着弾したと発表した。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1644785948142575618

迎撃ミサイルによる迎撃は行われなかったという。

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ヨルダン軍総司令部も声明を出し、8日の午後22時25分、シリアとの国境に隣接するワーディー・アクラバ地区の上空でロケット弾が爆発し、その破片が同地に落下したと発表した。

この爆発による負傷者も、重大な損害もなかったという。

ヨルダンのペトラ通信(4月8日付)が伝えた。

AFP, April 8, 2023、ANHA, April 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2023、Petra, April 8, 2023、Reuters, April 8, 2023、SANA, April 8, 2023、SOHR, April 8, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でトルキスタン・イスラーム党4回の砲撃を確認したと発表(2023年4月8日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、イドリブ県内の「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、トルキスタン・イスラーム党による4回の砲撃を確認した、と発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 8, 2023をもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はチュニジアのアンマール外務大臣と電話会談を行い、大使館再開と大使交換を確認(2023年4月5日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、チュニジアのナビール・アンマール外務大臣と電話会談を行った。

会談では、アンマ―ル外務大臣から、駐シリア・チュニジア大使館の代表を大使に引き上げ、大使を任命することが伝えられる一方、ミクダード外務在外居住者大臣も在チュニジア・シリア大使館を近く再開し、大使を同地に派遣すると表明した。

SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE赤新月社は、ラマダーン月に合わせて被災者支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、イフタール約10万5000食を提供(2023年4月7日)

アラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、ラマダーン月に合わせて、トルコ・シリア大地震の被災者への支援を拡大する「勇敢なる騎士2」を実施し、アレッポ県、ヒムス県、ハマー県でイフタール約3万食、ラタキア県で7万5000食を提供した。


SANA(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 7, 2023、ANHA, April 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2023、Reuters, April 7, 2023、SANA, April 7, 2023、SOHR, April 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連使節団がバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入り、被災したIDPsキャンプを視察(2023年4月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連の使節団がバーブ・ハワー国境通行所を経由してトルコから、シャーム解放機構の支配地に入り、マルナド村、ファウズ・ズーフ村、ヒルバト・ジャウズ村、ハンブーシーヤ村を訪れ、トルコ・シリア大地震などで被害を受けた国内避難民(IDPs)を視察した。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入(2023年4月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など40輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】UAE赤新月社は、ラタキア市、ジャブラ市、イスタームー村で、トルコ・シリア大地震の被災者を収容するための仮設住居建設プロジェクトを開始(2023年4月6日)

アラブ首長国連邦(UAE)赤新月社は、ラタキア市のグラーフ地区、ダマスラフー地区、ジャブラ市のファイイド地区、ナクア地区、ファウワール地区、イスタームー村で、トルコ・シリア大地震の被災者を収容するための仮設住居建設プロジェクトを開始した。

ムハンマド・ビン・ザーイドUAE赤新月社総裁によると、プロジェクトでは、上記7地区の100ドゥーナムの土地に約1000ユニットの仮設住宅が建設される予定で、総工費は6500万UAEディルハム(1億7700万米ドル)に達するという。

SANA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市とアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資がすべて北・東シリア自治局の支配地に届けられる(2023年4月6日)

ANHA(4月6日付)は、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市の住民から寄せられた物資と、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市の住民からの支援物資を積んだ貨物車輌10輌も北・東シリア自治局の飛び地であるアレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区に到着した。

これにより、イラク・クルディスタン地域のスライマーニーヤ市とアイン・アラブ市の住民からの支援物資はすべて北・東シリア自治局の支配地に届けられた。

また、欧州のNGO団体であるクルド赤新月社は、ウンム・フーシュ村、ウンム・クラー村、ハルバル村のコミューン(北・東シリア自治局の最末端の自治体)を通じて「シャフバー地区」の被災者に米1200袋、オムツ360袋を支給した。

このほか、クルド赤新月社は、4日から北・東シリア自治局の支配下にある「シャフバー地区(タッル・リフアト市およびシーラーワー町一帯地域)の国内避難民(IDPs)キャンプに身を寄せる1864世帯にラマダーン月に合わせて義援金の給付を開始した。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局はカナダ政府使節団の訪問を受け、ダーイシュのカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意(2023年4月6日)

北・東シリア自治局渉外関係局は声明を出し、5日にカナダ政府の使節団の訪問を受け、同自治局高官や女性防衛隊(YJP)の代表らが対応、自治局が収容しているダーイシュ(イスラーム国)のカナダ人メンバーの妻4人と子供10人の身柄を引き渡すことで合意したと発表した。

ANHA(4月6日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2023、ANHA, April 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2023、Reuters, April 6, 2023、SANA, April 6, 2023、SOHR, April 6, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはトルキスタン・イスラーム党がイドリブ県でドローンなどを使用してシリア軍を攻撃する準備を進めていると発表(2023年4月6日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、トルキスタン・イスラーム党に属する過激派テロ・グループが、イドリブ県カドゥーラ村一帯で、無人航空機(ドローン)などを使用してシリア軍を攻撃する準備を進めていると発表した。

グリノフ副センター長はまた、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、テロリストによる4回(アレッポ県で2回、ラタキア県で1回、イドリブ県で1回)の砲撃を確認、シリア軍兵士1人が負傷した、と発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 6, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣がアリーUN-Habitat地域代表事務所長を代表とする使節団と会談(2023年4月5日)

スハイル・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣は、アルファーン・アリー国際連合人間居住計画(UN-Habitat)のアルファーン・アリー地域代表事務所長を代表とする使節団と会談し、都市開発の基礎として位置づけられる住宅分野における協力関係の拡大発展の方途、トルコ・シリア大地震による被害への対応などについて意見を交わした。

SANA(4月5日付)が伝えた。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県でダーイシュのスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団の戦闘員7人死傷(2023年4月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のマラーフ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルとパレスチナ人民兵組織のクドス旅団が交戦し、クドス旅団に参加するシリア人戦闘員2人が死亡した。

ダーイシュのスリーパーセルとクドス旅団はまた、アーラーク村でも交戦し、クドス旅団の士官(少尉)1人を含む2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年4月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、国連からの支援物資を積んだ貨物車輌28輌が、バーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入った。

これにより、トルコ・シリア大地震発生以降にトルコからバーブ・ハワー国境通行所を経由してシャーム解放機構の支配地に入った車輌の数は777輌、バーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所、ハマーム村西の通行所(いずれもアレッポ県)を経由してトルコ占領地に入った車輌は308輌、合計で1085輌となった。

AFP, April 5, 2023、ANHA, April 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2023、Reuters, April 5, 2023、SANA, April 5, 2023、SOHR, April 5, 2023などをもとに作成。

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