【トルコ・シリア大地震】米財務省は対シリア制裁を180日間凍結することを決定(2023年2月10日)

米財務省外国資産管理室(OFAC)は一般許可(General License;LC)第23号を発出し、シリアに対する制裁規則(SySR)をによって、6日に発生したトルコ・シリア大地震に対する救援措置が阻害されないとして、東部時間9日午後12時(シリア時間10日午前8時)に地震救済にかかるすべての取引を180日間に限って許可すると発表した。

発表に際して、ウォーリー・アディエモ財務省副長官は、「壊滅的な地震による悲劇的な人命の喪失と破壊について、トルコとシリアの人々に心からお悔やみを申し上げます」としたうえで、以下の通り述べた。

国際的な同盟国や人道的パートナーが被災者を支援するために動員をかけているなか、シリアに対する米国の制裁がシリアの人々の命を救う努力を妨げるものではないことを明確にしたい。米国の制裁プログラムは、すでに人道的取り組みを厳然と免除してきたが、財務省今日、は地震救援活動を承認する包括的なGLを発行し、支援を提供する人々がもっと必要とされているもの、つまり人命の救助と再建に集中できるようにした。 米国の制裁プログラムは、地震災害救援活動を含む正当な人道支援を対象とはしていない。米国政府は長い間、SySRに基づいて、国連、米国政府、またはNGOが政府支配地域を含むほとんどの人道支援を許可する複数のGLを出してきた…。この新しい承認は、NGO、国際機関、および米国政府に対して、SySRの下ですでに有効になっているこれらの広範な人道的承認を拡張するものだ。このGLは、進行中の地震危機を通じてシリアの人々を支援するという米国の対応を反映している。制裁緩和だけでは、長年にわたる構造的課題とアサド体制の残忍な戦術を覆すことはできないが、制裁が災害への必要な救命支援を妨げないようにすることはできる。 OFACのGL23 は、シリアでの緊急の災害救援活動を支援するために必要な幅広い権限を提供する。財務省は引き続きシリアの状況を監視し、NGO、国際機関、主要なパートナーや同盟国を含む主要な人道支援および災害支援の利害関係者と協力して、サービス提供が直面するであろう新たな課題を把握していく。米国および仲介金融機関は、すべての地震救援取引を即座に処理するために必要なものをGL23において用意する必要がある。

AFP, February 10, 2023、ANHA, February 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2023、Reuters, February 10, 2023、SANA, February 10, 2023、SOHR, February 10, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシア当事者和解調整センター:ロシア軍は倒壊した建物の瓦礫の下敷きになっていた住民47人を救出、被災者240人に対して医療支援を提供、44.5トンの救援物資を配給(2023年2月10日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、シリア駐留ロシア軍がこれまでに倒壊した建物の瓦礫の下敷きになっていた住民47人を救出、被災者240人に対して医療支援を提供、44.5トンの救援物資を配給したと発表した。

また、エゴロフ副センター長は、西側諸国がシリア国民に対して支援を行おうとしていないと批判、そのことに国際社会は関心を示す必要があると述べた。

シリア国内の住民はそのほとんどが西側諸国の制裁に苦しんでいる一方、西側諸国からの支援物資はシリア政府が自らが支配していない地域にもと述べた。

RIAノーヴォスチ通信(2月10日付)が伝えた。

RIA Novosti, February 10, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ミクダード外務在外居住者大臣、ガッバーシュ保健大臣はそれぞれOCHA事務次長、WHO中東地域事務局長と会談(2023年2月9日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、国連人道問題調整事務所(OCHA)のターリク・タラーフマ事務次長と会談し、国連各機関に対して、6日の大規模地震による被災者の火急のニーズに対応するためにさらなる取り組みを行うよう求めるとともに、シリアのすべての地域のすべての市民に支援が行き届くようあらゆる支援と便宜を提供すると述べた。

また、人道支援を政治利用しようとする欧米諸国の姿勢は受入れられないとして、これを非難した。

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ハサン・ガッバーシュ保健大臣は、世界保健機関(WHO)のアフマド・マンザリー中東地域事務局長と会談し、6日の大規模地震による被害に対応するために保健部門で続けられている取り組みを支援する方途について意見を交わした。

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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】人民議会は欧米諸国の一方的な制裁を解除するようすべての国連加盟国、各国議会、人権関連の国際機関などに呼びかける(2023年2月9日)

人民議会は声明を出し、シリア国民に対して科せられている欧米諸国の一方的な制裁を解除するようすべての国連加盟国、各国議会、人権関連の国際機関などに呼びかけた。

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エジプトの連合党は声明を出し、6日の大規模地震による甚大な被害に苦しむシリアとの連帯を表明、欧米諸国による経済制裁の解除を求めた。

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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラン、中国、UAE、オマーン、イラン、ヨルダン、アルメニア、チュニジアから支援物資を積んだ航空機がシリアに到着(2023年2月9日)

運輸省は声明を出し、6日に大規模地震が発生して以降、これまでにダマスカス国際空港、アレッポ国際空港、殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)に、さまざまな支援物資を積んだ外国からの貨物機や民間チャーター機40機が到着したと発表した。

9日には、支援物資や救援チームを乗せたイランの貨物輸送機がバースィル・アサド国際空港、中国、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、イランの貨物輸送機がダマスカス国際空港に、ヨルダン、アルメニア、チュニジアの貨物輸送機、チャーター機がアレッポ国際空港にそれぞれ到着した。

https://youtu.be/RYyc7CXi5XQ


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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アサド大統領はアブハジア共和国大統領と電話会談したほか、バングラデシュ、セネガルの大統領らから弔意を受ける(2023年2月9日)

アサド大統領は、バングラデシュのアブドゥル・ハーミド大統領、セネガルのマッキー・サル大統領、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領、スーダンの主権評議会のアブドゥルファッターフ・ブルハーン議長、オマーンのファフド・ビン・マフムード・アール・サイード副首相、アラブ政党総会事務総長、アラブ労働者組合国際連合事務総長、対シリア制裁解除アラブ国際人民委員会総合調整官、レバノン人民諸委員会連盟総合調整官らから、6日の大規模地震の被災者への哀悼の意を示す電報を受け取った。

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アサド大統領はアブハジヤ共和国のアスラン・ブジャニヤ大統領と電話会談を行った。

会談のなかで、ブジャニヤ大統領は、改めて6日の大規模地震の被災者への哀悼の意を示すとともに、シリア国民との連帯を表明した。

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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】グテーレス国連事務総長:「シリア国民を支援することをいかなる制裁も阻止してはならない」(2023年2月9日)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は記者会見を行い、6日にシリアとトルコを襲った大規模地震の被害に対処するため、人道支援の提供の方法を簡素化する必要があると述べた。

グテーレス事務総長は、シリアに対する欧米諸国の一方的な制裁を解除しなければならないかとの記者の問いに対して、「現時点においては、シリア国民を支援することをいかなる制裁も阻止してはならないということを、誰もが明確にする必要がある時だ」と答えた。

グテーレス事務総長はまた、マーティン・グリフィス国連事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官が来週初めにもアレッポ市、首都ダマスカスを訪れ、国連からの支援強化に向けた最善策を検討することを明らかにした。

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シリアでの人権侵害を調査するための国連人権理事会調査委員会のパウロ・セルジオ・ピネイロ委員長(ブラジル)は、北・東シリア自治局執行評議会のアブドゥルハーミド・ミフバーシュ、ビーリーファーン・ハーリド両共同議長に宛てて書簡を送り、そのなかで6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意と負傷者へのお見舞いの言葉を伝えた。

ANHA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県のアウン・ダーダート村を砲撃、北・東シリア自治局の活動地域への人道支援を阻止(2023年2月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍が占領下の「ユーフラテスの盾」地域と、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市一帯を結ぶ通行所があるアウン・ダーダート村を砲撃した。

同地では、人道支援物資や燃料を積んだ車輌数十輌がトルコ占領地からマンビジュ市方面に向うため、同村の通行所に集結するなかで発生した。

トルコ軍とシリア国民軍は北・東シリア自治局の活動地域への人道支援を阻止しようとしたと思われる。

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ラッカ県では、ANHA(2月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村、ヒーシャ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】中国赤十字協会はシリアに救援医療チームと支援物資を送ったと発表(2023年2月9日)

中国赤十字協会は、6日の大規模地震での被害に苦しむシリアに救援医療チームを派遣したと発表した。

同協会はまた、在中国シリア大使館とシリア・アラブ赤新月社の要請に応えるかたちで、5,000人分のニーズに対応するための物資を送ったことを明らかにした。

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シリア駐留ロシア軍がラタキア県ラタキア市のラウダ・モスクに設置されている避難所に支援物資を届けた。

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ハンガリーとスウェーデンで被災者を支援するための義援金募集キャンペーンが開始された。

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駐シリア・セルビア大使館は被災者への支援物資を提供した。

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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】スペインの救援チームがホワイト・ヘルメットとともに救援活動を行うため、シャーム解放機構の支配地に入る(2023年2月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、スペインの救援チームが、国連によって越境(クロスボーダー)人道支援の経路に指定されているバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織のシャーム解放機構の支配地(いわゆる「解放区」)に入った。

救援チームは、ホワイト・ヘルメットを支援するかたちで、6日の大規模地震で倒壊した建物の瓦礫の下に閉じ込められている住民の救出する作業する予定。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地震発生後初の越境(クロスボーダー)人道支援がシャーム解放機構の支配地に入る:積み荷は洗剤、木炭、スポンジ、マット(2023年2月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、人道支援物資を積んだ国連の大型トレーラー6輌が、国連によって越境(クロスボーダー)人道支援の経路に指定されているバーブ・ハワー国境通行所を経由して、シャーム解放機構の支配地に入り、被災地に向かった。

越境人道支援が行われたのは、6日の大規模地震発生以降初めて。

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しかし、これに関して、シャルク・ニュース(2月9日付)は、バーブ・ハワー国境通行所を通過した車輌6輌のうち、3輌は洗剤、3輌は木炭、スポンジ、マットなどを積んでおり、救援支援とは無関係だと伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、Asharq News, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ヨルダン、パレスチナの人道支援物資と救援チームがナスィーブ国境所を経由して陸路でシリア領内に入る(2023年2月9日)

駐シリア・ヨルダン大使館のアンワル・バッダーウィー領事は報道声明を出し、ヨルダンからの食料品、医療物資、避難所関連設備などの支援物資を積んだ車輌7輌からなる車列がダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由して、シリア領内に入った。

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また、パレスチナの救援チームがヨルダンとの国境に面するダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)に到着、シリアに入国した。

救援チームは、パレスチナ自治政府のイマード・ズハイリー外務次官を代表とし、パレスチナ民間防衛隊、パレスチナ赤新月社、パレスチナ自治政府保健省の43人によって構成される。

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SANA(2月9日付)が伝えた。

AFP, February 9, 2023、ANHA, February 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2023、Reuters, February 9, 2023、SANA, February 9, 2023、SOHR, February 9, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】エジプトからの救援・医療チームが、シャーム解放機構の支配下にあるシリア北部と政府支配地の双方に派遣される(2023年2月8日)

シリア人権監視団は、エジプトからの救援・医療チームが、シャーム解放機構の支配下にあるシリア北部と政府支配地の双方に派遣されたと発表した。

これに関して、ホワイト・ヘルメットはツイッター(https://twitter.com/SyriaCivilDefe/)やフェイスブック(https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/)のアカウントを通じて、救助活動を支援するためにエジプトから専門家の技術チームが、シリア北部に派遣されたことに対して謝意を示した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/pfbid0uQrPjs9ffj6D12k4urwnVoL3YkcN5Rh8yRMDzLzT6vxRQcEGc7yGDBsWkKdvJdPVl

スカイ・ニュース・アラビア語版(2月8日付)によると、反体制派の支配地に外国の救援チームが入るのはこれが初めて。

エジプトの救援チームは、地震の被害がもっとも大きい地域の一つで、トルコの占領下にあるアレッポ県北西部のジンディールス町に入り、救助活動や瓦礫の撤去を始めたという。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、Sky News Arabia, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】中国はシリアに対して3000万元(約440万ドル)掃討の緊急人道支援を行うことを決定する一方、米国にシリアへの制裁の解除を求める(2023年2月8日)

中国外交部の毛寧報道官は、6日にシリアとトルコを襲った大規模地震に関して、米国はシリアに対する一方的な制裁を直ちに解除し、人道支援への扉を開く必要があると述べた。

毛報道官はまた、中国政府がシリアに対して3000万元(約440万ドル)掃討の緊急人道支援を行うことを決定したと明らかにした。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アサド大統領は、レバノンのブー・ハビーブ外務大臣を代表とする使節団と会談(2023年2月8日)

アサド大統領は、レバノンのアブドゥッラー・ブー・ハビーブ外務大臣を代表とする使節団と会談した。

使節団には、ブー・ハビーブ外務大臣のほか、アリー・ハミーヤ公共労働運輸大臣、ヘクトール・ハッジャール社会問題大臣、アッバース・ハーッジ・ハサン農業大臣、外務在外居住者省所轄の高等救済委員会議長、同アラブ局長らが参加した。

レバノンの使節団は、アサド大統領に対して、ナジーブ・ミーカーティー首相からのメッセージとして、6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意とシリア国民との連帯の意を示すとともに、訪問がお悔みと援助の義務を果たすためのものであると述べた。

そのうえで、使節団は、シリアへの支援の提供や、救出・救援活動にあたるシリアの各機関との連携にかかるレバノンの内閣の決定について説明し、シリアへの支援を受入れるためにレバノン国内の空港や港湾を開放する用意があると伝えた。

これに対して、アサド大統領は、レバノン政府の対応に謝意を示すとともに、シリア、レバノン両国があらゆる分野で協力することが重要だと応えた。

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アサド大統領はイラクのアブドゥッラティーフ・ラシード大統領と電話会談を行った。

ラシード大統領は会談のなかで、6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意を示すとともに、シリアとの連帯を表明した。

また、イラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相もアサド大統領と電話会談と行い、犠牲者に改めて哀悼の意を示すともに、被災者の救援を続けるシリア政府の取り組みを支えるための支援を行うことを確認した。

これに対して、アサド大統領はイラクの指導部と国民に謝意を示した。

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アサド大統領はパレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領と電話会談を行った。

アッバース大統領は会談で、6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意を示し、負傷者の一刻も早い回復を願うとともに、パレスチナの指導部と国民がシリアに寄り添い、可能なあらゆる支援を行う用意があると述べた。

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アサド大統領は、チュニジアのカイス・サイード大統領、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領、ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領、アブハジアのアスラン・ブジャニヤ大統領、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩総書記、ローマ教皇フランシス、アルメニア正教会(アルメニア使徒教会)カトリコス(総主教)・ガレギン2世から相次いで電報を受け取り、6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意と、犠牲者遺族や被災者への支援の申し出を受け取った。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】シャアバーン大統領府特別顧問:「諸外国や国際機関からの支援は、それが政治利用されていないという条件で歓迎する」(2023年2月8日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問はスカイ・ニュース(2月8日付)とのインタビューに応じ、6日に発生した大規模地震に対する諸外国や国際機関からの支援に関して、支援を政治利用しないという条件で、そうしたイニシアチブを歓迎すると述べた。

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ギリシャ正教アンティオキアおよび全東方総主教区のヨハネ10世ヤーズジー、シリア正教会アンティオキアおよび全東方総主教区のアフラーム2世、ギリシャ・カトリック教会アンティオキア総大司教のヨセフ(ユースフ)1世は共同声明を出し、国連および、シリアに対して制裁を科している国々に対して、シリア国民に対する制裁と封鎖を解除するよう呼びかけた。

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国連シリア駐在調整官のムスタファー・ベン・マリーフ氏はSANAの取材に応じ、そのなかでシリアに対する経済制裁が同国での人道活動を阻害しているとしたうえで、人道問題を政治利用すべきでないと述べた。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、Sky News, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イランのハーメネイー最高指導者:「シリア、トルコ両国民に哀悼の意を示し、イラン政府が被災者への支援を続ける」(2023年2月8日)

イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師は、イラン空軍将兵を前に演説し、そのなかで6日の大規模地震で犠牲となったシリア、トルコ両国民に哀悼の意を示し、イラン政府が被災者への支援を続けると述べた。

ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は、フサイン・アルヌース首相に電報を送付し、6日の大規模地震の犠牲者に哀悼の意を示し、負傷者の一刻も早い回復を望むとともに、犠牲者の家族や親族を支援する意思を表明した。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、新たに就任したチュニジアのナビール・アンマール外務移民担当大臣と電話会談を行った。

会談で、アンマール外務移民担当大臣は、6日の大規模地震の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、犠牲者遺族や被災者と連帯すると表明、人道支援によってシリア国民の苦痛を和らげたいと述べた。

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SANA(2月8日付)が伝えた。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】インド、UAE、ヨルダン、パキスタン、リビアが人道支援物資をシリアに空輸(2023年2月8日)

インド、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、パキスタン、リビアから、被災者のための人道・医療支援物資を積んだ貨物輸送機3機がそれぞれダマスカス国際空港に到着した。



SANA(2月8日付)が伝えた。

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オマーン通信(2月8日付)は、オマーンが6日の大規模地震の被災者のために医療物資などの救援物資を移送するための航路を開設したと伝えた。

また、SANA(2月8日付)によると、在オマーン・シリア大使館は被災者を支援するための義援金の募集を開始した。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Oman News, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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駐シリア日本大使館:「松野博一官房長官が記者会見で、日本はシリア政府の要請に基づいてシリア国民に人道支援を提供することを検討していると述べた」(2023年2月8日)

駐シリア日本大使館はフェイスブック(https://www.facebook.com/JpnEmbInSyria)やツイッター(https://twitter.com/jpembassy_syria/)を通じて、松野博一官房長官が8日の記者会見で、日本はシリア政府の要請に基づいてシリア国民に人道支援を提供することを検討していると述べた、と発表した。

https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid06fAVq9oUaFJDAMnM5ZRSepNN3sSx536pmDqJX5vR83tvvK7MrTHPwfqhJ1Nj6ssWl&id=100069073364825

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米国のアントニー・ブリンケン国務長官は8日(米東部時間の7日)、オーストリアのアレクサンダー・シャレンベルク外務大臣との会談後の共同記者会見で、シリア北部への人道支援を行う決意を表明した。

ブリンケン国務長官は以下のように述べた。

米国が資金を提供している人権組織のパートナーがシリアにはおり、彼らは被災者の声明を救うため支援を行っている。我々も、シリア国民がこの試練を乗り越えるのを支えるため、支援を行う決意だ。

このように述べたうえで、ブリンケン国務長官は、支援がシリアの体制ではなく、国民に対するものなると強調した。

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欧州委員会のバラツ・ウジュヴァリ報道官は、国連やNGOを通じてシリアのすべての地域に支援を行うと述べた。

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オーストラリア外務省は声明を出し、シリアを支援するためにUNICEFを通じて300万ドルを提供すると発表した。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌などからなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向う(2023年2月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌などからなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所の米軍基地に向かった。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】米国務省の北・東シリア自治局支配地域担当特使のグレンジャー氏は北・東シリア自治局の渉外関係委員会クルド渉外関係委員会共同議長とオンライン会談:「人道支援を送る準備をしている」(2023年2月8日)

米国務省の北・東シリア自治局支配地域担当特使のニコラス・グレンジャー氏は、北・東シリア自治局渉外関係委員会のバドラーン・ジヤー・クルド共同議長とオンライン会談を行い、6日の大規模地震による犠牲者に哀悼の意を示すとともに、被災者と連帯し、支援する意思を表明した。

グレンジャー氏はまた、米国が緊急救援人道支援物資を送る準備をしていることを明らかにした。

ANHA(2月8日付)が伝えた。

AFP, February 8, 2023、ANHA, February 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 8, 2023、Reuters, February 8, 2023、SANA, February 8, 2023、SOHR, February 8, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市東にあるシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点を赤外線誘導ミサイルで攻撃(2023年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域のトゥーハール村に設置されている基地から、マンビジュ市東にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点を赤外線誘導ミサイルで攻撃し、兵士4人が負傷した。

また、ANHA(2月7日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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これに対して、アフリーン解放軍団は声明を出し、タッル・リフアト市一帯への砲撃を非難した。

声明によると、トルコ国防省は、占領下のアレッポ県アアザーズ市近郊にある基地(オンジュプナル基地)に人民防衛隊(YPG)が攻撃を行ったとして、大規模地震が発生した6日の深夜に攻撃を再開したとしたうえで、タッル・リフアト市一帯にはYPGは駐留していないと反論、トルコ軍の砲撃を避難した。

ANHA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】カタールはシリアとトルコの被災者を支援するため、移動式住居10万個を確保し、近く被災地に移送すると発表(2023年2月7日)

カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長は、6日の大規地震の被害を緩和するため、トルコとシリアに必要な支援を行うと表明した。

またカタール外務省は声明を出し、シリアとトルコの被災者を支援するため、移動式住居10万個を確保し、近く被災地に移送すると発表した。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】アサド大統領がエジプト、オマーン、イラン、アルジェリア、ヨルダン、アルメニアの首脳とあいつで電話会談(2023年2月7日)

アサド大統領はスルターンのハイサム・ビン・ターリク・ビン・タイムール・アール・サイード国王と電話会談を行った。

ハイサム国王は、アサド大統領とシリア国民に対して、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、負傷者の一刻も早い回復を願うと表明した。

また、シリア国民との連帯を改めて強調した。

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アサド大統領は、イランのエブラーヒーム・ライースィー大統領と電話会談を行った。

ライースィー大統領は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、負傷者の一刻も早い回復を願うと表明、シリア国民との連帯を改めて強調した。

これに対して、アサド大統領は、イランによる救援活動への支援に謝意を示した。

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アサド大統領はエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と電話会談を行った。

スィースィー大統領は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、負傷者の一刻も早い回復を願うと表明、シリア国民との連帯を改めて強調し、支援の意思を示した。

これに対して、アサド大統領は、アラブ諸国間の同胞関係を示したエジプトの姿勢に支援に謝意を示した。

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アサド大統領は、アルジェリアのアブドゥルマジード・タブーン大統領と電話会談を行った。

タブーン大統領は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、シリア国民との連帯を改めて強調し、支援の意思を示した。

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アサド大統領は、ヨルダンのアブドゥッラー2世国王と電話会談を行った。

アブドゥッラー2世国王は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、シリア国民との連帯を改めて強調し、支援の意思を示した。

これに対して、アサド大統領は、ヨルダンの姿勢に謝意を示した。

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アサド大統領は、アルメニアのニコル・パシニャン首相と電話会談を行った。

パシニャン首相は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族への哀悼の意を示すとともに、支援の医師を表明した。

これに対して、アサド大統領は、シリアに寄り添うアルメニアの姿勢に謝意を示した。

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アサド大統領は、パレスチナのイスラーム聖戦機構のズィヤード・ナッハーラ書記長から電報を受け取った。

ナッハーラ書記長は電報のなかで、6日の大規模地震の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、シリアとの連帯を改めて表明した。

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SANA(2月7日付)などが伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】各国がシリアでの犠牲者への哀悼の意が示すとともに、連帯と支援の意思を表明(2023年2月7日)

レバノンのアリー・ハミーヤ公共事業運輸大臣は、ズハイル・ハズィーム運輸大臣と電話会談し、6日の大規模地震の犠牲者やその家族に哀悼の意を示すともに、シリアへの支援物資の移送を円滑化するため、レバノンの領空と領海を開放することを明らかにした。

ハミーヤ大臣はまた、シリアへの救援チームを派遣すること、シリアへの入国税などを免除することを伝えた。

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ムハンマド・ラムフーン内務大臣は、レバノンのアリー・ハミーヤ公共労働運輸大臣、イラクのアブドゥルアミール・シャムリー内務大臣と個別に電話会談を行った。

会談のなかで、ハミーヤ公共労働運輸大臣、シャムリー内務大臣は、6日の大規模地震の犠牲者や遺族に哀悼の意を示し、負傷者の回復を願うとともに、シリアに寄り添う意思を示した。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、チュニジアのウスマーン・ジャランディー外務問題移民在外居住者大臣、リビアのナジュラー・マンクーシュ外務国際協力大臣、スーダンのアリー・サーディク・アリー外務大臣、オマーンのスルターン・ビン・ムハンマド・ヌウマーニー王室担当大臣、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と個別に電話会談を行った。

ジャランディー外務問題移民在外居住者大臣、マンクーシュ外務国際協力大臣、アリー外務大臣、ヌウマーニー王室担当大臣、ペデルセン代表はいずれも、6日の大規模地震の犠牲者への哀悼の意を示し、負傷者の回復を願うとともに、被害を克服するための支援する用意があることを確認した。

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SANA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】イラク、アルジェリア、UAE、リビア、エジプト、イランがアレッポ国際空港、ダマスカス国際空港に救援物資を空輸(2023年2月7日)

イラクからの救援物資を積んだ貨物輸送機2機がダマスカス国際空港に到着した。

イラク外務省のマフディー・ガーニム・アラブ局長によると、2機には食料品、医薬品、毛布など70トンが積まれているという。

また、駐シリア・イラク大使館の高官筋は、イラク政府が原油誘導体、食糧物資などの人道支援物資が8日までにシリアに空輸されることを明らかにした。

搬送は、イラクのカーイム国境通行所(アンバール県)とシリアのブーカマール国境通行所(ダイル・ザウル県)を経由して行われ、米600トン、佐藤100トン、豆類100トン、植物油100トン、ひきわり小麦50トンなど約1,000トンが届けられる予定。

また、SANA(2月7日付)は、シリアとイラクを結ぶブーカマール国境通行所(ダイル・ザウル県、イラク側はカーイム国境通行所)を経由して、シリアに人道支援物資を移送するトレーラーの車列の写真を公開した。

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アルジェリアから、人道支援物資17トンを積んだ貨物輸送機1機がアレッポ国際空港に到着した。

機長を務めるムジャーヒド・ジャーッド氏によると、輸送機は人道支援物資に加えて、救援チームの移送しているという。

また、数時間後に、食料、クッション、毛布など15トンの救援物資を積んだ2機目の貨物輸送機もアレッポ国際空港に到着した。

さらに同日晩には、食料、医薬品、乳児用のミルク、毛布、テント、水などの救援物資31トンを積んだ3期目の貨物輸送機がアレッポ国際空港に到着した。

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アラブ首長国連邦(UAE)から、食料、毛布、テントなどの人道支援物資20トンを積んだ貨物輸送機1機が、ダマスカス国際空港に到着した。

また同日晩、2機目となる貨物輸送機もダマスカス国際空港に到着した。

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リビアから、食料、医療物資、毛布、救急車輌などを30トンの支援物資を積んだ貨物輸送機がアレッポ国際空港に到着した。

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エジプトから、人道支援物資を積んだ貨物輸送機3機が相次いでダマスカス国際空港に到着した。

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イランから、食料、医療危機、医薬品、毛布など31トンを積んだチャータ機がアレッポ国際空港に到着した。

これに先立って、在アレッポ・イラン領事館のサルマーン・ナウワブ・ヌーリー領事は、6日の大規模地震の被災県であるアレッポ県での瓦礫撤去作業に支援するため、被災現場に重機や大型トラックを派遣していることを明らかにした。

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SANA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】セルビアとパキスタンの首相、ロシア、レバノン、イラクの閣僚がシリアの犠牲者に哀悼の意を示すとともに、支援の意思を表明(2023年2月7日)

セルビアのアナ・ブルナビッチ首相は、同国の国営放送のインタビューに応じ、6日の大規模地震で被災したシリアおよび同国民に哀悼の意を示した。

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パキスタンのシャバーズ・シャリフ首相は、ツイッターの公式アカウントを通じて、6日の大規模地震で被災したシリア国民と同国政府に哀悼の意を示した電報を公開した。

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アリー・マフムード・アッバース国防大臣は、イランのモハンマド・バーゲリー軍参謀総長、レバノンのジョゼフ・アウン軍総司令官と個別に電話会談を行った。

バーゲリー軍参謀総長とアウン軍総司令官それぞれ、6日の大規模地震による犠牲者への哀悼の意を示すとともに、必要な支援を行うことを確認した。

アッバース国防大臣はまた、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣から哀悼の意を受けた。

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SANA(2月7日付)が伝えた。

AFP, February 7, 2023、ANHA, February 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2023、Reuters, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023、SOHR, February 7, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ロシア当事者和解調整センターはシリアで倒壊した建物27棟の下敷きになっていた住民42人を救出したと発表(2023年2月7日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、6月の大規模地震の被災者の救援活動にあたっているロシア軍部隊が、倒壊した建物27棟の下敷きになっていた住民42人を救出したが、57人の死亡が確認されたと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(2月7日付)が伝えた。

またSANA(2月7日付)によると、ロシア非常事態省の救援チームもジャブラ市で瓦礫の下敷きになっていた少女1人を含む住民複数人を救出した。

RIA Novosti, February 7, 2023、SANA, February 7, 2023をもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】サッバーグ国連シリア代表はグテーレス国連事務総長に地震の被害に対応するシリアの取り組みについて説明(2023年2月6日)

バッサーム・サッバーグ国連シリア代表はニューヨークの国連本部でアントニオ・グテーレス事務総長と会談し、6日早朝の大規模地震の被害に対応するシリアの取り組みについて説明した。

SANA(2月6日付)が伝えた。

AFP, February 6, 2023、ANHA, February 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2023、Reuters, February 6, 2023、SOHR, February 6, 2023などをもとに作成。

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有志連合の民生使節団がダイル・ザウル県バーグーズ村の医療体制を視察(2023年2月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の文民使節団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるバーグーズ村の保健センターを訪問し、現地の医療体制を視察した。

AFP, February 6, 2023、ANHA, February 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2023、Reuters, February 6, 2023、SANA, February 6, 2023、SOHR, February 6, 2023などをもとに作成。

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