米主導の有志連合はダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸のシリア政府支配地域を爆撃(2018年3月22日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)によると、米主導の有志連合が、ユーフラテス川東岸に位置するシリア政府支配下のフシャーム町、ムッラート村のシリア軍拠点を爆撃した。

AFP, March 22, 2018、ANHA, March 22, 2018、AP, March 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2018、al-Hayat, March 23, 2018、Reuters, March 22, 2018、SANA, March 22, 2018、UPI, March 22, 2018などをもとに作成。

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米軍・国務省高官がトルコとの係争地マンビジュ市を視察(2018年3月22日)

ANHA(3月22日付)は、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ県東部のマンビジュ市を、有志連合の特殊作戦司令官を務める米軍のジェームズ・ジェラルド(James Jarrard)少将、ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使らからなる米国視察団が訪問した、と伝えた。

ANHA, March 22, 2018

AFP, March 22, 2018、ANHA, March 22, 2018、AP, March 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2018、al-Hayat, March 23, 2018、Reuters, March 22, 2018、SANA, March 22, 2018、UPI, March 22, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はアフリーン市南部の4カ村を新たに制圧(2018年3月22日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン市南部で進軍を続け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末にバーイー村、バースーファーン村、カフルナッブー村、ブルジュ・ハイダル村を新たに制圧した。

一方、ANHA(3月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と女性防衛隊(YPJ)が、アフリーン市内およびその周辺、シャッラー村近郊のカフルジャンナ村でトルコ軍と反体制武装集団を攻撃した。

また、YPJは声明を出し、トルコ軍の侵攻に対する戦闘に参加していたアルゼンチン出身のアリナ・サンチェズ氏(1986年生まれ)が戦死したと発表した。

ANHA, March 22, 2018
Twitter, March 22, 2018

AFP, March 22, 2018、ANHA, March 22, 2018、AP, March 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2018、al-Hayat, March 23, 2018、Reuters, March 22, 2018、SANA, March 22, 2018、UPI, March 22, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はラフマーン軍団支配下の東グータ地方アイン・タルマー渓谷を完全制圧(2018年3月22日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月22日付)によると、シリア軍が東グータ地方で反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、ラフマーン軍団などの支配下にあったアイン・タルマー渓谷を完全制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がザマルカー町、アイン・タルマー村、ハッザ町、アルバイン市に対して40回以上の爆撃を加えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)によると、爆撃を行ったのはロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプター。

シリア人権監視団によると、この爆撃で少なくとも19人が死亡した。

SANA, March 22, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーリム市を爆撃し、女性と子供を含む30人が死亡、数十人が負傷した。

AFP, March 22, 2018、ANHA, March 22, 2018、AP, March 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2018、al-Hayat, March 23, 2018、Reuters, March 22, 2018、SANA, March 22, 2018、UPI, March 22, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2018年3月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(ラタキア県5件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、アレッポ県2件、ヒムス県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,437市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 22, 2018をもとに作成。

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トルコ軍がアフリーン市南部バラード村の遺跡群を爆撃し、ユリアヌス教会、聖マロン廟などが被害を受ける(2018年3月21日)

アレッポ県では、SANA(3月22日付)、ANHA(3月21日付)によると、トルコ軍戦闘機がアフリーン市南部のバラード村にある遺跡群を爆撃した。

この爆撃で、ビザンツ帝国時代の4世紀に建設されたユリアヌス教会、聖マロン廟などが被害を受けた。

SANA, March 22, 2018
SANA, March 22, 2018
SANA, March 22, 2018

AFP, March 22, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2018、al-Hayat, March 23, 2018、Reuters, March 22, 2018、SANA, March 22, 2018、UPI, March 22, 2018などをもとに作成。

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イスラエル軍は2007年のダイル・ザウル県キバル地区での原子炉とされる施設への爆撃を初めて公式に認める(2018年3月21日)

イスラエル軍は声明で、2007年9月にダイル・ザウル県キバル地区の原子炉とされる施設が爆撃によって破壊された事件に関して、機密情報や映像を公開し、イスラエル軍が破壊したことを初めて公式に認めた。

Ynetnews(3月21日付)などが伝えた。

公開された情報によると、イスラエル軍のF16戦闘機4機とF15戦闘機4機からなる航空部隊が2007年9月5日深夜から6日未明にかけて、シリア軍のレーダーで捕捉されないよう超低空で地中海沖からトルコ・シリア国境に沿って、シリア領空を侵犯、キバル地区で建設中の原子炉を爆撃した。

イスラエルは同年3月、シリアが北朝鮮からプルトニウムが抽出できる原子炉を調達し、核開発施設を建設しているとの情報を入手、核兵器保有に向けた試みとの判断を下していた。

イスラエル軍の声明では、「2007年の原子炉に対する攻撃が発するメッセージとは、イスラエルの存在を脅かす能力を持つことを許さない、というものだ…。これが2007年の時点の我々のメッセージだった。我々のメッセージは今日も同じであり、近い将来、そして遠い将来においても同じだ」と強調した。

al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018
al-Quds, March 21, 2018

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イスラエル政府のアラビア語公式ツイッター・アカウント(https://twitter.com/IsraelArabic)によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「イスラエル政府、イスラエル国防軍、モサドはシリアが核能力を発展させることを阻止した。これは称賛に値する」と述べるとともに、「イスラエルの政策は、これまでもそしてこれからも一貫したもので、敵が核兵器で武装するのを阻止することにある」と付言した。

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018、Ynetnews, March 21, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍は前日に引き続いてイドリブ県を爆撃、子供16人を含む20人が死亡(2018年3月21日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)によると、ロシア軍戦闘機がカフルバッティーフ村を爆撃し、子供16人と女性3人を含む20人が死亡、数十人が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。

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シリア政府とアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動はロシアの仲介により東グータ地方ハラスター市から戦闘員と家族を退去させることで最終合意(2018年3月21日)

シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)のムンズィル・ファーリス氏は報道声明を出し、ダマスカス郊外県東グータ地方のハラスター市からの戦闘員の退去について、シリア政府と最終合意に達したことを明らかにした。

合意は、ロシア政府の仲介のもと、両者の代表団によって交わされ、ハラスター市で籠城を続けてきたシャーム解放機構の戦闘員と退去を希望する民間人がシリア北部に退去すること、退去を希望しない者の残留が定められているという。

戦闘員らの退去は22日午前7時から開始される予定。

ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、これにより戦闘員1,500人とその家族6,000人が退去する見込みだという。

al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアフリーン市南東に位置するシリア政府支配下のヌッブル市、ザフラー町を砲撃(2018年3月21日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、アフリーン市南東部で進軍を続け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末に、12イマーム派の住民が暮らすシリア政府支配下のヌッブル市、ザフラー町を見下ろすことができるキーマール村、バラード村を制圧した。

トルコ軍はまた、ヌッブル市、ザフラー町に対して砲撃を加えた。

キーマール村での戦闘には、国防隊の戦闘員複数人が殺害されたが、彼らはヌッブル市、ザフラー町の出身者だと思われる。

一方、ANHA(3月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)および女性防衛隊(YPJ)を主体とするシリア民主軍が、シーラーワー町近郊のバラード村、キーマール村一帯、ブルブル町近郊への砲撃・爆撃を続けるトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団と交戦した。

Twitter, March 21, 2018

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は東グータ地方アイン・タルマー村農場の複数カ所を制圧(2018年3月21日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月21日付)によると、シリア軍が東グータ地方で反体制武装集団に対する掃討作戦を継続し、ラフマーン軍団などの支配下にあるアイン・タルマー村一帯の農場複数カ所を制圧した。

SANA, March 21, 2018

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月21日付)によると、イスラーム軍がリーハーン農場一帯でシリア軍と交戦した。

SANAによると、シリア軍は、アイン・タルマー村近郊の農場地帯の制圧と合わせて、住民退去の安全を確保、25世帯が同地から避難、シリア赤新月社が彼らを保護した。

シリア軍はこのほかにも、サクバー市、カフルバトナー町に帰宅した住民の安全を確保、シリア赤新月社による支援物資搬送を支援した。

しかし、シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の支配下にあるハラスター市とシリア政府支配地域を結ぶ安全回廊では、シリア赤新月社のスタッフが避難した住民約400人を保護したが、反体制武装集団が回廊一帯に発砲を続け、住民の通行を阻止しようとした。

SANA, March 21, 2018
SANA, March 21, 2018

なお、シリア人権監視団によると、この1週間で東グータ地方の反体制武装集団支配地域から約7万人がシリア政府支配地域に退去したという(国連の推計では4万5,000人)。

また、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのヴラジミール・ゾロトヒン報道官(少将)は、ハラスター市から315人が退去、うち15人が投降を希望するシャーム自由人イスラーム運動のメンバーだったと発表した。

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ダマスカス県では、SANA(3月21日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がファーリス・フーリー通りに着弾した。

AFP, March 21, 2018、ANHA, March 21, 2018、AP, March 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2018、al-Hayat, March 22, 2018、Reuters, March 21, 2018、SANA, March 21, 2018、UPI, March 21, 2018などをもとに作成。

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日本での難民認定を求めていたシリア人2人が敗訴(2018年3月20日)

ロイター通信(3月20日付)は、シリアでの民主化運動に参加し、日本に逃れて来たシリア人男性4人が難民認定を求めていた裁判で、東京地裁が、難民条約上の要件に該当しないとして、訴えを棄却した、と伝えた。

判決後に記者会見した原告の1人、ヨセフ・ジュディ(ユースフ・ジャウディー)氏(34歳)は、「全世界がシリアの厳しい状況を知っている。しかし日本の裁判所は全く理解していない」と述べた。

同氏は控訴する方針だという。

弁護士によると、4人はシリアで反体制抗議デモなどに参加した後、2012年に来日し、法務大臣に難民認定を申請したが認定されず、2015年3月に東京地裁に提訴していた。

シリア情勢が悪化した2011年以降に来日したシリア人が難民条約上の難民として認定されるか否かが争われたが、判決は、法務省側の主張に沿ったもので、裁判中に出国した2人を除く2人について、難民要件に該当するとは言えないとした。

なお2011年以降、難民申請したシリア人は81人で、このうち難民と認定されたのは12人だという。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米国はトルコに対する裏切りを止めるべき」(2018年3月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は与党公正発展党(AKP)の国会議員との会合で演説を行い、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)に対する米国の武器供与を「トルコに対する裏切り」と非難し、「もし我々が戦略的パートナーなのであれば、米国は我々を尊重し、ともに行動しなければならない」と述べた。

『ハヤート』(3月21日付)が伝えた。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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ロシアのショイグ国防大臣「反体制派による化学兵器使用を先週3回阻止した」(2018年3月20日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は先週1週間の間に、ダマスカスカス郊外県東グータ地方で反体制武装集団が3回にわたり化学兵器を使用しようとしたが、これを阻止したと発表、「武装集団はシリア軍に疑いを向けようとして有毒物質を使用する可能性がある」と警鐘を鳴らした。

ショイグ国防大臣はまた「ロシア軍はシリアでの米国とその同盟国の動きや活動を監視し続けている」として、米国にシリア政府に対する軍事行動を行わないよう改めて要求した。

『ハヤート』(3月21日付)などが伝えた。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

 

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トルコの支援を受ける反体制派の支配下にあるバーブ市の中心街で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発(2018年3月20日)

アレッポ県では、ANHA(3月20日付)によると、トルコの支援を受ける反体制派の支配下にあるバーブ市の中心街で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発した。

ANHA, March 20, 2018

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はアフリーン市南東部の村々を新たに制圧(2018年3月20日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミヤ(3月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、アフリーン市南東部で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を放逐し、アイン・ダーラ市、カルズィーフラ村、カーディー村、リーフラ村、バースータ村、アフラーム山を新たに制圧した。

一方、ANHA(3月20日付)によると、トルコ軍がシーラーワー町近郊のキーマーリー村とバースータ村を爆撃・砲撃した。

トルコ軍はまた、県東部のアイン・アラブ(コバネ)市近郊のサフタク村、ザラーファ村を越境砲撃した。

Twitter, March 20, 2018

このほか、シリア人権監視団などによると、アフリーン市でトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団による略奪行為が続いた。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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東グータ地方ではシリア軍がドゥーマー市を攻撃し、20人死亡、反体制派がジャルマーナー市を砲撃し35人死亡(2018年3月20日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はイスラーム軍の支配下にあるドゥーマー市を激しく爆撃・砲撃し、子供16人を含む20人が死亡した。

また、ドゥラル・シャーミヤ(3月20日付)によると、イスラーム軍がミスラーバー市一帯でシリア軍と交戦した。

一方、SANA(3月20日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がジャルマーナー市カシュクール地区を砲撃し、住民35人が死亡、数十人が負傷した(SANA(3月21日付)によると、死者数はその後44人に増加した)。

SANA, March 20, 2018


これに対し、シリア軍は、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が活動を続ける東グータ地方のアイン・タルマー渓谷、ハッザ町、ザマルカー町、アルバイン市で掃討作戦を継続した。

また、シリア軍によって制圧された東グータ地方のカフルバトナー町、サクバー市に、一時避難していた住民が帰宅、シリア赤新月社が支援物資を同地で配給した。

SANA, March 20, 2018

なお、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのヴラジミール・ゾロトヒン報道官(少将)は、ダマスカス郊外県東グータ地方の反体制派支配地域の状況に関して「ほとんどの市民はすでにテロリストの支配地域から退去した」としたうえで、同地から避難する住民の数が減少傾向にあると発表した。

なお、シリア人権監視団によると、2月18日以降のロシア・シリア両軍の攻撃での死者数は1,450人以上(うち子供は約300人)に達しているという。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミヤ(3月20日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーッス村郊外の避難民キャンプを爆撃し、10人が死亡、15人以上が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018

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ダマスカス県では、SANA(3月21日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がマッザ区に着弾し、女性1人と子供5人が負傷した。

迫撃砲弾はまたアマーラ地区にも着弾し11人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(3月20日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市ダルアー・バラド地区を砲撃した。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、March 21, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年3月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ハマー県2件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2018をもとに作成。

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トルコによるアフリーン占領を受け、YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県東部でのダーイシュとの戦いを中止(2018年3月19日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライラウィー・アブドゥッラー「ジャズィーラの嵐」作戦司令室報道官は、ダイル・ザウル県東部で米主導の有志連合の支援を受けて継続していたダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いを中止すると発表した。

RT(3月20日付)が伝えたところによると、アブドゥッラー報道官は「トルコによるアフリーン市占領を受け、ダーイシュに対する我々の作戦は実質的に停止した。我々の部隊はユーフラテス川東岸地域から撤退し、アフリーンでトルコの攻撃に対峙する」と述べた。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、RT, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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国連安保理でシリアの人道状況への対応を協議するための会合の開催が投票で否決(2018年3月19日)

国連で19日、フランスがシリアの人道状況への対応を協議するための会合を開き、国連人権高等弁務官事務所のザイド・フサイン氏の意見聴取を行うよう要請したが、開催するか否かを決める投票が行われたが、安保理常任・非常任理事国15カ国のうち4カ国が反対、3カ国が棄権したことで、否決された。

開催には9カ国の賛成が必要だったが、賛成票を投じたのは、フランス、米国、英国、スウェーデン、ポーランド、クウェート、ペルーの8カ国だけだった。

これに対して、ロシアは「協議は国連人権理事会で行われるべき」と異議を唱え、中国、カザフスタン、ボリビアとともに反対票を投じた。

また、エチオピア、赤道ギニア、コートジボワールは棄権した。

これを受け、賛成票を投じた8カ国は非公式協議としてザイド代表の意見聴取を行った。

ザイド代表はこれを受け「シリアにおける体系的な人権侵害」を停止すべきだとする意見を述べる一方、「民間人を保護するためにあらゆる努力を行っているとのシリア政府の言葉は、民間人に対する砲撃、化学兵器使用、包囲、人道支援物資搬入阻止などを続けているなかで、信頼できない」と批判した。

またダマスカス郊外県東グータ地方とアレッポ県アフリーン市で「数万人が避難を余儀なくされている…アフリーン市には約5万人が留まっている」と懸念を表明、シリア国内での戦争犯罪を国際刑事裁判所で審理するよう訴えた。

AFP, March 20, 2018、ANHA, March 20, 2018、AP, March 20, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2018、al-Hayat, March 21, 2018、Reuters, March 20, 2018、SANA, March 20, 2018、UPI, March 20, 2018などをもとに作成。

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EUは民間人に化学兵器を使用したとの理由で、政府高官3人と科学者1人を制裁リストに追加(2018年3月19日)

欧州連合(EU)理事会は民間人に対する化学兵器使用に関与したとの理由で、シリア政府高官3人と科学者1人を新たに資産凍結、渡航禁止などの制裁対象者に追加した。

これにより制裁対象者の数は261人となった。

『ハヤート』(3月20日付)が伝えた。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領との電話会談で、シリアにおける和平プロセスでの両国の協力態勢を自賛(2018年3月19日)

ロシア大統領府は声明を出し、ヴラジミール・プーチン大統領がトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリアにおける和平プロセスでの両国の協力態勢を自賛し、4月にイスタンブールで予定されているロシア・トルコ・イランの首脳会談に向けた協議を行った。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「マンビジュ、カーミシュリー、アイン・アラブ、ラアス・アイン、さらにはイラクのスィンジャールにも進攻する」(2018年3月19日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、首都アンカラでの判事・検事の任命式での演説で「トルコはマンビジュ市、カーミシュリー市、アイン・アラブ市、ラアス・アイン市も標的とするだろう…。我々はさらに、イラク政府がクルド人戦闘員を浄化しなければ、いつでもスィンジャールに進攻する」と述べた。

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バクル・ブズダー副首相兼内閣報道官は、「我々の作戦の目的はこの地域のテロを浄化し、和平、信頼、そして安定を回復し、同地を合法的な人々に返すことにある」と述べ、アフリーン市にトルコ軍を当面進駐させることを明らかにした。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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エジプト外務省はトルコによるアフリーン市占領を厳しく非難(2018年3月19日)

エジプト外務省は声明を出し、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団によるアレッポ県アフリーン市の制圧に関して、「シリアの主権に対する継続的侵害は受け入れられず、政治状況をさらに複雑にし、現在行われている政治的問題解決の取り組みを阻害し、人道危機を悪化させる」と非難した。

そのうえで、国際社会に対して、さらなる混乱を回避するための役割を果たすよう要請した。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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米国務省はアフリーン市での人道状況悪化に懸念を表明(2018年3月19日)

米国務省は声明を出し、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団によるアレッポ県アフリーン市の制圧に関して、「アフリーン市からの報告に深い懸念を感じる…。クルド人住民からなる市民のほとんどが、トルコ軍とその支援を受ける反体制勢力の攻撃の脅威のもとで非難を余儀なくされている…。我々は何度も繰り返し、トルコ首脳にアフリーンの状況に関する懸念を伝えてきた」と表明した。

そのうえで、トルコ、ロシア、シリア政府を含む当事者に、国際人道機関による支援を受け入れるよう要請した。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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ロシアとシャーム自由人イスラーム運動は東グータ地方のハラスター市からの戦闘員退去、シリア政府の支配受け入れで合意(2018年3月19日)

サウト・アースィマ(3月19日付)は、複数の地元消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グー地方のハラスター市の処遇をめぐって、同地の支配を主導するシリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)とロシアが、トルコ政府の仲介で停戦合意に達したと伝えた。

合意は、①投降を退去を望まない戦闘員の「シリア北部」への移送、②ハラスター市に留まりたい戦闘員の免罪、③ハラスター市に留まっていた男性に、シリア軍への従軍かシリアからの出国を選択させるための6ヶ月の猶予期間の設定、④シリア政府により支配の回復、公共機関におけるシリア国旗の掲揚、⑤重火器の回収、などが盛り込まれているという。

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これに関して、アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣はロイター通信(3月19日付)に対して、「ハラスター市を中心とする孤立地帯の反体制戦闘員たちは、同地から退去し、国家の支配を受け入れる合意を履行する準備ができている」と述べた。

AFP, March 19, 2018、ANHA, March 19, 2018、AP, March 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2018、al-Hayat, March 20, 2018、Reuters, March 19, 2018、SANA, March 19, 2018、Sawt al-‘Asima, March 19, 2018、UPI, March 19, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団は「オリーブの枝」作戦開始から約2ヶ月でロジャヴァの拠点都市アフリーン市を完全制圧(2018年3月18日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ガルポリの戦い(1916年)での戦勝記念日の演説で、「アフリーン市中心街に今、テロリストどもの旗ではなく、トルコ国旗と自由シリア軍の旗がなびく」と述べ、同市を制圧したと宣言した。

al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、アフリーン市制圧と前後して、マアバトリー(マバーター)町、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のアミーリーヤ村、タターラー村、シャルカーン村、ラージュー町近郊のジャタール・カッブー村、シャイフ・ウーバースィー村、ジンディールス市近郊のジャクリー・ジューム村、ハーリターン村、アシュカーン村、ナムシャ基地、ハッジ・ハサンリー基地、アフリーン市近郊の大アイン・ハジャル村、小アイン・ハジャル村、ウームー村、アフリーン市西の工業地区、シャイフ・ハッルーズ村近郊のカムルーク村などを次々と制圧した。

AFP, March 18, 2018

AFP(3月18日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がアフリーン市内各所に展開した。

一方、ANHA(3月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と女性防衛隊(YPJ)がアフリーン市北のマフムーディーヤ地区でトルコ軍を攻撃し、兵士35人を殺害した。

YPGはまた、ブルブル町近郊のイルムダーラ村でトルコ軍の装甲車を攻撃、これを破壊した。

SANA, March 18, 2018
SANA, March 18, 2018
Twitter, March 18, 2018

AFP, March 18, 2018、ANHA, March 18, 2018、AP, March 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018、al-Hayat, March 19, 2018、Reuters, March 18, 2018、SANA, March 18, 2018、UPI, March 18, 2018などをもとに作成。

 

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東グータ地方で活動を続けるラフマーン軍団との停戦交渉大詰めに(2018年3月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)は、ラフマーン軍団のワーイル・アルワーン報道官が「国連の使節団と、東グータ地方の住民を保護するための真剣な交渉を行うために調整している」と述べた、と伝えた。

同サイトが入手したという音声データにおいて、アルワーン報道官は「もっとも重要なポイントは、停戦、民間人への支援の保障、病人や負傷者の搬出を国際社会が保障すること」と述べているという。

一方、戦闘員の東グータ地方からの退去については、交渉のテーブルには乗せられないという。

シリア人権監視団によると、交渉では、アルバイン市、ザマルカー町、アイン・タルマー村、そしてダマスカス県ジャウバル区の停戦についての最終交渉が行われており、シリア軍は同地への攻撃を猶予しているという。

al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018
syria.liveuamap.com, March 18, 2018

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、シャーム解放軍が東グータ地方で交戦を続ける反体制武装集団を側方支援するため、東カラムーン地方で「サアード・キヤーリー」と銘打った作戦を開始、シリア軍の拠点を攻撃した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月18日付)によると、第4軍団を名乗る新たな武装集団が、県南部のタスニーン村一帯でシリア軍の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブスル・ハリール市、スーラ町を爆撃した。

AFP, March 18, 2018、ANHA, March 18, 2018、AP, March 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 18, 2018、al-Hayat, March 19, 2018、Reuters, March 18, 2018、SANA, March 18, 2018、UPI, March 18, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は9件の違反を確認(2018年3月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月18日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件、ラタキア県4件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも9件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県7件、ダルアー県1件、イドリブ県1件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 18, 2018をもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米主導の有志連合と戦うつもりはない」(2018年3月17日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ラジオ・カザフスタン(3月17日付)のインタビューに応じ、アスタナ会議の結果として、シリア国内の暴力のレベルは低下したと述べた。

ラブロフ外務大臣はまた、「米主導の有志連合のシリア領内における進駐は国際法や国連憲章の観点からすると違法」と非難する一方、「この外国部隊との戦いは審議事項とはなっていない…。だから我々は不意の衝突を回避するために自らの行動を調整している」と強調した。

しかし、「米国はダイル・ザウル県がシリア政府の支配下に復帰することを妨害し、ラッカ県からの住民の脱出を阻止している…。米国が作った北シリア民主連邦は、住民がラッカ県にとどまることを望んでおり、かれらが安全な地域に避難するのを阻止している」と批判した。

AFP, March 17, 2018、ANHA, March 17, 2018、AP, March 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2018、al-Hayat, March 18, 2018、Reuters, March 17, 2018、SANA, March 17, 2018、UPI, March 17, 2018などをもとに作成。

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