米国はアサド政権による化学兵器使用に関する調査に対するロシアの批判に反論するための書簡を国連とOPCWに提出(2018年1月16日)

ニッキー・ヘイリー米国連大使は、国連(アントニオ・グテーレス事務総長)と化学兵器禁止機関(OPCW)に宛てて、シリア国内でのアサド政権による化学兵器使用に関する調査に対するロシアの批判に反論するための書簡を提出した。

『ハヤート』(1月17日付)が伝えた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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イラン外務省「米国による国境治安部隊創設はシリア危機を大混乱に陥れる」(2018年1月16日)

イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、「シリア内政へのあからさまな干渉で…シリアの危機を大混乱に陥れかねない」と非難、米国に対して「早急に地域に破壊をもたらす政策の再考」を求めた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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フランス外務省は米国による国境治安部隊創設に関して、域内のすべての勢力との対話と調整を呼びかける(2018年1月16日)

フランス外務省報道官は、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して報道声明を出し、「ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの動きを把握し、民間人を保護するため…必要なこと」としつつ、「それゆえに、フランスは域内のすべての勢力と全面的な対話と調整を行うよう呼びかける」と表明、トルコに配慮するよう米国に暗に呼びかけた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「国境治安部隊を創設している米トランプ政権と断交した」(2018年1月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、首都アンカラで与党公正発展党(AKP)の議員を前に演説し、有志連合を主導する米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を母胎として「国境治安部隊」を創設していることに関して、ドナルド・トランプ米政権と断交した、と述べた。

エルドアン大統領は「米政府が主導する有志連合がトルコ、イラクとの国境地帯で、シリア民主軍指導のもとに新たな治安部隊を創設しようとしていることへの対抗措置として…、トランプ大統領とは近い将来、シリア情勢をめぐって連絡をとり合わず、この間、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と連絡を取り合うことにする」と述べた。

エルドアン大統領はまた「我々はマンビジュ、アフリーンからほどなくテロリストを根絶する。彼らがだれの支援を受けようとも…。アフリーンでのトルコの軍事作戦は、シリア反体制派の戦闘員がそれを支援するだろう…。この紛争は我々のためでなく、彼らのために行われる」と付言した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)、『ハヤート』(1月17日付)などが伝えた。

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍部隊がアレッポ県アフリーン市近郊の国境地帯に掘を建設(2018年1月16日)

ANHA(1月16日付)は、トルコ軍部隊がアレッポ県アフリーン市近郊のラージュー町北西の国境地帯(シリア領内)に掘を建設していると伝え、その映像(https://youtu.be/2DgvKa03SFk)を公開した。

ANHA, January 16, 2018

AFP, January 16, 2018、ANHA, January 16, 2018、AP, January 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 16, 2018、SANA, January 16, 2018、UPI, January 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は10件の違反を確認(2018年1月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県3件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも10件(アレッポ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県7件、イドリブ県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,329市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 16, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は1月5~1月11日までの7日間でシリア領内で93回の爆撃を実施(2018年1月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、1月5~1月11日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

1月5日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月6日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月7日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は26回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し19回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

1月11日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し6回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は6回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

CENTCOM, January 16, 2018をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米国が創設する国境治安部隊を生き埋めにする」(2018年1月15日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は首都アンカラでの工業施設の開所式で演説し、そのなかで米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることを厳しく非難した。

エルドアン大統領は「米国は我が国の国境地帯にテロ部隊を創設することを承認した。我々が行うべき任務は、この部隊を生き埋めにすることだ…。我々は米国が4,900輌分の武器を供与し、トルコ国境で創設しようとしているこのテロ部隊を根絶するための必要な措置を講じる…。アフリーン作戦(ユーフラテスの剣作戦)はいつでも開始できる。その後、我々は別の地域に向かう…。我々は同盟国に常に言ってきた。「我々とテロリストの間に立ちはだかるな。我々と殺戮者の間に立ちはだかるな」と。我々はそうしたことの結果として生じるであろう望ましくない事態に対処する責任がある」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国による国境治安部隊創設は米国がシリアの統一維持を望んでいないことを示している」(2018年1月15日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、記者会見で、米主導の有志連合が西クルディスタン移行期民政局支配地域で「国境治安部隊」を創設していることに関して、「米国はシリアが政治的解決に至るのを妨害し、同国を分割しようとしている」と非難した。

ラブロフ外務大臣は「米国のこの計画は、米政府がシリアの統一維持を望んでいないことを明確に示しており、ロシア政府の懸念を呼び起こすものだ…。レックス・ティラーソン国務長官、そしてその前任者のジョン・ケリー氏は、私に何度も、米国のシリア駐留はテロリストとダーイシュ(イスラーム国)根絶を目的にしていると述べてきた。だが、我々が今目にしている措置は、米国がシリアの領土の一体性維持を望んでいないことを示している」と述べた。

スプートニク・ニュース(1月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 15, 2017

AFP, January 15, 2018、ANHA, January 15, 2018、AP, January 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2018、al-Hayat, January 16, 2018、Reuters, January 15, 2018、SANA, January 15, 2018、Sputnik News, January 15, 2018、UPI, January 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2018年1月15日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にイドリブ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,328市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 15, 2018をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はアレッポ県アフリーン市一帯のPYDを掃討するための新たな作戦「ユーフラテスの剣」を近く開始すると宣言(2018年1月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、トカット県での与党公正発展党(AKP)の大会で演説し、「近日中に、我々は「ユーフラテスの盾」作戦で開始した南部国境地帯でのテロ掃討作戦を(アレッポ県)アフリーン市(一帯の西クルディスタン移行期民政局支配地域)で続行する」と述べ、シリア国内でのテロ掃討を目的とする新たな作戦「ユーフラテスの剣」作戦を近く開始すると宣言した。

エルドアン大統領はまた、「我々はシリアとトルコのテロリストどものつながりを熟知している。これまでと同じように、我々はいつでもテロリストを攻撃できるし、我が国がいかなる脅威に曝されようと、それを撃破するために行動する…」としたうえで、「我々は米国とともに、地域における平和の実現とテロ根絶のために行動できると信じている。アフリーンでの作戦において、我々は米国がテロリストの側につかないことを希望する」と述べた。

『ハヤート』(1月15日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月14日付)によると、トルコ軍が前日に引き続き、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市一帯の人民防衛隊の拠点に対する砲撃を続けた。

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トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』1月14日付)によると、「ユーフラテスの剣」作戦には、「自由シリア軍」戦闘員約2万人が参加の準備を進めているという。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018、Yeni Safak, January 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア下院防衛委員会「米国がシリアで新たな部隊を創設するのは、ロシアの国益に反する」(2018年1月14日)

ロシア連邦議会下院(ドゥーマ)防衛委員会のヴラジミール・シャーマノフ委員長は、米主導の有志連合が「国境治安軍」を新たに創設すると発表しことに関して「米国がシリアで新たな部隊を創設するのは、ロシアの国益に反しており、ロシアは友好国と協力して、それに対して適切な対応を講じ、シリアの安定を確保する」と述べた。

RIAノーヴォスチ通信(1月14日付)が伝えた。

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、RIA Novosti, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3万人からなる「国境治安部隊」を新設し、シリア領内の対トルコ、イラク国境地帯への配備をめざす(2018年1月14日)

ロイター通信(1月14日付)は、トルコ政府高官(匿名)の話として、米主導の有志連合が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の隊員を軸に、兵員3万人からなる「国境治安部隊」(Border Security Force)を新たに創設し、シリアの対トルコ・イラク国境地帯に配備しようとしている、と伝えた。

この匿名高官によると、駐トルコ米国臨時代理大使が先週、首都アンカラのトルコ外務省に呼び出されたのは、このことに抗議するためで、イブラヒム・カルン大統領府報道官は事態を「懸念すべきもので受け容れられない」と批判している。

ロイター通信が有志連合の広報課にE-mailで確認したところ、「国境治安部隊」の隊員の半数はシリア民主軍の隊員からなり、のこる半数は現在募集中だという。

また「国境治安部隊」の任務に関しては、国境警備、爆発物処理などにあたるだろうとしている。

また、「国境治安部隊」は、シリア民主軍が支配するシリア北部および東部のトルコ、イラクとの国境地帯、そしてユーフラテス川渓谷一帯に配備が予定されている。

al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018

AFP, January 14, 2018、ANHA, January 14, 2018、AP, January 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2018、al-Hayat, January 15, 2018、Reuters, January 14, 2018、SANA, January 14, 2018、UPI, January 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年1月14日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県3件、ラタキア県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 14, 2018をもとに作成。

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米国務省使節団がロジャヴァ支配地域を訪問、ラッカ市自治や連邦制について協議(2018年1月13日)

アナトリア通信(1月13日付)は、米国務省の使節団が最近になって、アレッポ県アイン・アラブ市など西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地域を訪問し、民主連合運動(TEV-DEM)のアールディル・ハリール幹部、シリア民主軍幹部のファウズィー・ユースフ氏、バドライン・ジヤー・クルド氏、ファルハーン・アブディー・シャーヒーン氏ら幹部、ラッカ市文民評議会メンバーと会談したと伝えた。

会談で、シリア民主軍側は、ラッカ市の復興やシリアにおける連邦制の樹立などについて意見を交わしたという。

AFP, January 13, 2018、Anadolu Ajansı, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米国は1週間でPYDが根絶されるのを目にすることになろう」(2018年1月13日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は与党公正発展党(AKP)の大会で、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)への米国に支援について言及、「米国はシリアで略奪を行う連中から軍隊をこさえたと思っている。だが、米国は、我々がこの盗人どもを1週間で根絶するのを目にすることになろう」と述べた。

アナトリア(1月13日付)が伝えた。

AFP, January 13, 2018、Anadolu Ajansı, January 13, 2018、ANHA, January 13, 2018、AP, January 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2018、al-Hayat, January 14, 2018、Reuters, January 13, 2018、SANA, January 13, 2018、UPI, January 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は11件の違反を確認(2018年1月13日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県3件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも11件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件、イドリブ県3件、ヒムス県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村とヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,327市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 13, 2018をもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県北部のアンダーン山一帯、ハイヤーン町一帯に進入しようとしたトルコ軍部隊を砲撃、トルコ軍兵士1人が負傷(2018年1月12日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月12日付)が複数の現地消息筋の話として伝えたところによると、トルコ軍部隊が12日、反体制武装集団の支配下にある県北部のアンダーン山一帯(アナダーン市近郊)およびハイヤーン町一帯に入ろうとしたところ、シリア軍がハイヤーン町近郊に向けて砲撃し、トルコ軍の兵士1人が負傷した。

トルコ軍の部隊は、同地にシリア領内で4カ所目となる基地を建設し、監視偵察任務を遂行するために派遣されたという。

スマート・ニュース(1月12日付)によると、トルコ軍部隊への砲撃を行ったのはラトヤーン村に進駐するシリア軍。

syria.liveuamap.com, January 12, 2018

AFP, January 12, 2018、ANHA, January 12, 2018、AP, January 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2018、al-Hayat, January 13, 2018、Reuters, January 12, 2018、SANA, January 12, 2018、SMART News, January 12, 2018、UPI, January 12, 2018などをもとに作成。

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サトルフィールド米国務次官補「米政府はシリアでの対話へのロシアの影響力を低下させるさまざまな手段を持っている」(2018年1月12日)

米国のデヴィッド・サトルフィールド中東和平問題担当国務次官補は米上院の外交委員会で、ダーイシュ(イスラーム国)根絶後のシリアへの対応について証言、そのなかで、シリアでの政治移行を実現することなしに、ロシアとアサド政権の軍事的勝利は達成されないだろうと述べた。

サトルフィールド次官補は「米政府はシリアでの対話へのロシアの影響力を低下させるさまざまな手段を持っている…。シリア危機解決に向けた米国のアプローチは国際社会において大きな支持を受けている…。米政府はシリアで、国連の監視のもとに憲法が改正され、透明性のある選挙が実施されることを支持する…。選挙や憲法改正を伴わないシリアでのいかなる戦直に対しても正統性を認めるべきでないという国際合意がある…。それは、ロシア政府とアサド政権以外の誰も勝利を認めないということを意味する…。ジュネーブでの交渉を通じて、米国と国際社会が行っていることを進める必要がある」と述べた。

そのうえで、ロシア、イラン、トルコを保証国として進められているアスタナ会議への米政府高官の参加を見合わせるとの方針を明らかにするとともに、国連がアスタナ会議を承認し、米国の参加を促そうとすることに懸念を示した。

AFP, January 12, 2018、ANHA, January 12, 2018、AP, January 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2018、al-Hayat, January 13, 2018、Reuters, January 12, 2018、SANA, January 12, 2018、UPI, January 12, 2018などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官「米国はソチでのシリア国民対話大会を頓挫させようとしている」(2018年1月12日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は記者会見で、米国が1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会を頓挫させようとしていると暗に批判した。

ザハロワ報道官は「我々は、ジュネーブ、アスタナ、そしてソチのプロセスが結びつき合っていると何度も言ってきた。それらすべてが事態正常化のプロセスの構成要素である…。しかし、米国のデヴィッド・サトルフィールド中東和平問題担当国務次官補は1月11日、「米国は(ソチでの)国民対話大会とは逆方向に向かって、国連を通じてさまざまな措置を講じる」と述べた…。シリアの反体制派の一部がソチでの大会への参加を拒否する背景、そして関係正常化を妨害している者が今や明らかになった」と述べた。

RT(1月12日付)が伝えた。

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ジュネーブ会議に参加する反体制派の一つ最高交渉委員会のナスル・ハリーリー議長は、1月29~30日にソチで開催が予定されているシリア国民対話大会に関して、「いまだ正式の招待状を受け取っていない」と述べ、参加の是非を決定する措置をとることができないと強調した。

『ハヤート』(1月13日付)が伝えた。

AFP, January 12, 2018、ANHA, January 12, 2018、AP, January 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2018、al-Hayat, January 13, 2018、Reuters, January 12, 2018、SANA, January 12, 2018、UPI, January 12, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年1月12日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月12日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県3件、ラタキア県2件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 12, 2018をもとに作成。

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米軍統合参謀本部報道官「有志連合はイラクとシリアでダーイシュが再び活性化しないようにするためにすべき任務がある」(2018年1月11日)

米軍統合参謀本部のケネス・マッケンジー報道官は、記者会見で、シリアとイラクでダーイシュ(イスラーム国)を殲滅した後の有志連合の両国での任務に関して、「イラクとシリアでダーイシュが再び活性化しないようにするためにすべき任務がある」と述べた。

「両国以外の場所で、しかも地球規模でこのテロ組織の名を使用しようとする者がいる…。有志連合には、カリフ制根絶以外にも、今後も行うべき任務が多くある」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月12日付)が伝えた。

AFP, January 12, 2018、ANHA, January 12, 2018、AP, January 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2018、al-Hayat, January 13, 2018、Reuters, January 12, 2018、SANA, January 12, 2018、UPI, January 12, 2018などをもとに作成。

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ラタキア県フマイミーム航空基地とタルトゥース県ロシア海軍支援拠点に対する6日の無人航空機に関してロシアは外国の関与を示唆しつつ、トルコの関与を否定(2018年1月11日)

ロシア軍参謀本部のアレクサンドル・ノヴィコフ無人航空機製造開発局長は、ラタキア県フマイミーム航空基地とタルトゥース県ロシア海軍支援拠点に対する6日の無人航空機13機の攻撃に関する調査結果を発表した。

ノヴィコフ局長によると、調査の結果、攻撃に使用された無人航空機を反体制派が自作することは不可能で、「その設計と使用に際しては、無人航空機の製造と運用が可能な複数の国の専門家が参加した」と結論づけた。

ノヴィコフ局長はまた「無人航空機の部品は自由に入手できる」と述べ、米国防総省の見方に同調したものの、「無人航空機の組み立てと使用は、特別な訓練と経験を要する」と強調した。

一方、攻撃に使用された爆発物に関しては、ペンスリットだったと特定、ウクライナなど複数の国が製造記述を有していると付言した。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、ラタキア県フマイミーム航空基地とタルトゥース県ロシア海軍支援拠点に対する6日の無人航空機13機の攻撃などについて意見を交わし、トルコがこの攻撃に関与していなかったことを確認したと伝えるとともに、攻撃が「トルコをはじめとする友好国との関係を揺るがそうとする試み」だったとの見方を示した。

これに対して、エルドアン大統領は、イドリブ県とダマスカス郊外県東グータ地方でのシリア軍の攻撃を停止させることが、ソチで予定されているシリア国民対話大会を成功させるために求められいている旨伝えた。

『ハヤート』(1月12日付)が伝えた。

AFP, January 11, 2018、ANHA, January 11, 2018、AP, January 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2018、al-Hayat, January 12, 2018、Reuters, January 11, 2018、SANA, January 11, 2018、UPI, January 11, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はロシアのラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使と会談(2018年1月11日)

アサド大統領は、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使を団長とするロシア使節団とシリアの首都ダマスカスで会談し、1月29~30日にソチでの開催が予定されているシリア国民対話大会、シリア国内での「テロとの戦い」、二国間協力関係などについて意見を交わした。

SANA(1月11日付)が伝えた。

SANA, January 11, 2017

AFP, January 11, 2018、ANHA, January 11, 2018、AP, January 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2018、al-Hayat, January 12, 2018、Reuters, January 11, 2018、SANA, January 11, 2018、UPI, January 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は7件の違反を確認(2018年1月11日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県2件、ラタキア県4件、ヒムス県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,325市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 11, 2018をもとに作成。

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トルコ、フランス、カタール、そしてアスタナ会議に参加する反体制武装集団が、イドリブ県でのシャーム解放機構などに対するシリア軍の攻勢を非難、停止を求める(2018年1月10日)

アスタナ会議に参加しているシリア軍事革命諸勢力代表団は声明を出し、シャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にあるイドリブ県に対するロシア・シリア軍の攻勢に関して、「緊張緩和地帯における英雄的シリア国民に対して続けられる攻撃にもっとも強い表現で非難する」と表明した。

シリア軍事革命諸勢力代表団はまた、「こうした犯罪への国際社会の沈黙を非難、国連および本件にかかわる国際機関に対して、これらの犯罪に関する緊急の包括的調査を行い、それを抑止するためのあらゆる措置を講じる」よう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, January 10, 2018
al-Durar al-Shamiya, January 10, 2018

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シャーム解放機構幹部の一人でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はテレグラムを通じて、反体制武装集団の司令官らに、イドリブ県南東部およびハマー県北東部の戦線の戦況を「目に見えるかたちの声明」で伝えるよう呼びかけた。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、イドリブ県でシャーム解放機構などからなる武装集団への攻勢を強めるシリア軍の動きに関して「事態は空爆にかかわるだけでない…。アサド政権には「別の意図」があり…、もしソチ(でのシリア国民対話大会)への参加を望まない一部の反体制派の立場を変更することが狙いなら、それは逆効果だ」と述べた。

そのうえで、アスタナ会議でソチでのシリア国民対話大会の開催に合意したロシアとイランに対して、攻撃を停止させるよう呼びかけた。

アナトリア通信(1月10日付)が伝えた。

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フランス外務省は声明を出し、イドリブ県でシャーム解放機構などからなる武装集団への攻勢を強めるシリア軍の動きに関して「すべての当事者は緊張緩和地帯にかかる合意を遵守しなければならない…。攻撃は国際法違反で…フランスは、民間人や病院が標的とするアサド政権軍およびその同盟者によるイドリブ県での集中的空爆を非難する」と発表した。

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カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣も、イドリブ県でシャーム解放機構などからなる武装集団への攻勢を強めるシリア軍の動きに関して、「テロとの戦い」を口実に、イドリブ県での空爆で民間人や反体制派が標的とすることは、いつもの言い訳に過ぎず、シリアの危機の政治的解決を頓挫させるものだ」と非難した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月10日付)が伝えた。

AFP, January 10, 2018、Anadolu Ajansı, January 10, 2018、ANHA, January 10, 2018、AP, January 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2018、al-Hayat, January 11, 2018、Reuters, January 10, 2018、SANA, January 10, 2018、UPI, January 10, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍機関紙「フマイミーム航空基地を攻撃した無人航空機は緊張緩和地帯に設定されているイドリブ県の反体制派支配地域から飛来した」(2018年1月10日)

ロシア軍の機関紙『クラスナヤ・ズヴェズダ』(1月10日付)は、12月31日にラタキア県フマイミーム航空基地を攻撃した無人航空機に関して、緊張緩和地帯に設定されているイドリブ県南西部の反体制武装集団支配下のマウザラ村を発進したことを確認したと明らかにした。

al-Hayat, January 11, 2018

AFP, January 10, 2018、ANHA, January 10, 2018、AP, January 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2018、al-Hayat, January 11, 2018、Krasnaya Zvezda, January 10, 2018、Reuters, January 10, 2018、SANA, January 10, 2018、UPI, January 10, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は7件の違反を確認(2018年1月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(1月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県4件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも7件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、イドリブ県4件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,324市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2018をもとに作成。

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ロイター通信:ラフマーン軍団、イスラーム軍はダマスカス郊外県東グータ地方での支配地域温存のためロシアと協議(2018年1月9日)

ロイター通信(1月9日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方の車輌管理局のシリア軍部隊への包囲を続ける反体制武装集団が、同地一帯の支配を温存するため、ロシアとの協議に入ったと伝えた。

包囲を行う「彼らが不正を働いた」作戦司令室に参加するラフマーン軍団のワーイル・アルワーン報道官は、これに関して「事態を掌握している者との交渉を選ぶ。それはロシアであって、アサド政権ではない…。反体制派はロシアとの会合を余儀なくされている」と述べたという。

また、東グータ地方で活動を続けるイスラーム軍のハムザ・ビークダール報道官は、同地に対する空爆に関して「(ロシアの反応は沈黙、ないしは根拠がないとの言い訳だ…。公式筋は空爆を否定する。だが、我々はこう問いたい。グータ上空の戦闘機はどこに所属しているのか」と批判しつつも、「コミュニケーションはロシアに限定されている。なぜなら、アサドとその政府はロシアの玩具に過ぎないからだ。モスクワの命令がなければ、彼らはなにも決定できない」と述べ、ロシア側との交渉を認めた。

イスラーム軍のヤースィル・ダルワーン政治局長によると、ロシア側との交渉は、電話、あるいはシリア政府支配地域と反体制派支配地域の間に位置する無人化した農場地帯での直接会談を通じて進められているという。

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しかし、ラフマーン軍団のアルワーン報道官はドゥラル・シャーミーヤ(1月9日付)の取材に対して、ロシアと交渉しているとの報道を否定した。

AFP, January 9, 2018、ANHA, January 9, 2018、AP, January 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2018、al-Hayat, January 9, 2018、Reuters, January 9, 2018、SANA, January 9, 2018、UPI, January 9, 2018などをもとに作成。

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ヴェール有志連合報道官「ロシアはシリア南東部のダーイシュへの米軍の爆撃を認めてくれない」(2018年1月9日)

米主導の有志連合の報道官を務めるトーマス・ヴェール米陸軍大佐は、CNN(1月8日付)に対し、米軍およびその協力部隊の一つ革命特殊任務軍が、ヒムス県タンフ国境通行所北に位置するシリア南西部(ハマド砂漠)のシリア政府支配地域内でダーイシュ(イスラーム国)と思われるテロリスト多数の動きを特定し、ロシア側に空爆の許可を求めてきたが、ロシア側がこれを拒否してきたと批判した。

ヴェール大佐はまた、シリア南東部におけるダーイシュの存在が、米軍が不法に占拠するタンフ国境通行所の安全を脅かしているとしたうえで、シリア軍が同地のダーイシュの脅威を排除しようとせず、あるいは効率的に排除できないと指弾した。

AFP, January 9, 2018、ANHA, January 9, 2018、AP, January 9, 2018、CNN, January 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2018、al-Hayat, January 9, 2018、Reuters, January 9, 2018、SANA, January 9, 2018、UPI, January 9, 2018などをもとに作成。

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