ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年11月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県1件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも6件(アレッポ県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,281市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 26, 2017をもとに作成。

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英『タイムズ』:エルドアン大統領は、アサド政権と協議せずにロジャヴァに越境攻撃しないと、プーチン大統領、ロウハーニー大統領に約束(2017年11月25日)

英日刊紙『タイムズ』(11月25日付)は、社説で、ロシア南部のソチでのヴラジミール・プーチン大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領の首脳会談について取り上げ、そのなかで「エルドアン大統領は会談で、シリアのアサド大統領と協議せずに、クルド人戦闘員(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊)に対して越境攻撃を行わない旨、会談で約束した」と伝えた。

Sputnik News, November 22, 2017

同社説によると、「ロシア、トルコ、イランの首脳は、アサド政権の同意なしに、いかなる外国の部隊が介入することも認めないことを合意」し、4月に化学兵器使用疑惑を口実にシリア領内へのミサイル攻撃を行った米国を暗に牽制した、という。

同社説は、この首脳会談を「シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)敗北を受け、獲物を分配しようとする…勝者の集い」と評した。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、The Times, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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トランプ米大統領はトルコのエルドアン大統領との電話会談でシリア国内の「協力部隊」への軍事支援のありようを修正すると伝える(2017年11月25日)

トルコ大統領府によると、ドナルド・トランプ米大統領は、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリア領内の「協力部隊」(partner forces)に対する軍事支援のありようを修正する旨、伝えた。

トランプ大統領はまた、トルコが「テロ組織」とみなすダーイシュ(イスラーム国)、そしてクルディスタン労働者党(PKK)そして、米国に滞在中のフェトヒュッラ・ギュレン氏らの一派に対する「テロとの戦い」を行うことに同意したという。

なお、ホワイト・ハウスは、電話会談において、PKK、民主統一党(PYD)、ギュレンといった具体的な名前は出なかったとする一方、米国からの武器購入などについて意見が交わされたと発表している。

『ハヤート』(11月26日付)が伝えた。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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CNN:シリアに進駐する米軍将兵の数は2,000人、そのほとんどが特殊部隊(2017年11月25日)

CNN(11月25日付)は、米国複数高官の話として、シリア国内に進駐している米軍兵士の数が2,000人に達していると伝えた。

そのほとんどが、特殊部隊の将兵で、ジェームズ・マティス国防長官は近く正式な数を発表すると述べた」と伝えている。

al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、CNN, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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中国王毅外交部長「中国はシリア復興に向けて取り組む」(2017年11月25日)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官は中国を訪問し、北京で王毅外交部長(外務大臣)と会談した。

『ハヤート』(11月26日付)などによると、会談で王外交部長は、「国際社会はシリア復興に向けて取り組み、支援しようとしている。中国もそのために取り組む」と述べた。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領とイランのロウハーニー大統領が電話会談:イランは「テロとの戦い」だけでなくシリア復興のパートナー(2017年11月25日)

アサド大統領は、イランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行った。

SANA(11月25日付)によると、両首脳は会談で、シリア領内からすべてのテロ組織を殲滅するまで「テロとの戦い」を継続することを確認した。

両首脳はまた、ソチでのロシア・トルコ・イラン首脳会議を高く評価、外国の干渉を排除したかたちで将来のシリアを確定することを確認した。

アサド大統領はそのうえで、イランに対して、「テロとの戦い」におけるパートナーとしてだけでなく、復興のパートナーとしても信頼を寄せていると伝えた。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県で大量の米国製武器を押収(2017年11月25日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月25日付)が、シリア軍が爆弾が仕掛けられた車輌2台を発見、積まれていた米国製の武器弾薬約2トンを押収したと伝え、その写真を公開した。

SANA, November 25, 2017

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月25日付)によると、ロシア軍戦闘機がブーカマール市近郊のサイヤール村にある避難民キャンプを爆撃し、11人が死亡、数十人が負傷した。

また、ダーイシュ(イスラーム国)は、シリア軍によって制圧されたブーカマール市内の南東部の複数街区に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行うなどして、シリア軍と交戦した。

AFP, November 25, 2017、ANHA, November 25, 2017、AP, November 25, 2017、ARA News, November 25, 2017、Champress, November 25, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2017、al-Hayat, November 26, 2017、al-Mada Press, November 25, 2017、Naharnet, November 25, 2017、NNA, November 25, 2017、Reuters, November 25, 2017、SANA, November 25, 2017、UPI, November 25, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年11月25日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月25日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県1件、ハマー県1件、ヒムス県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,281市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 25, 2017をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はYPGとの戦いをめぐってアサド大統領と対話する可能性を示唆(2017年11月24日)

『ヒュッリイイェト』(11月24日付)は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)との「戦い」をめぐって将来のアサド大統領と対話する可能性があることを示唆したと伝えた。

同紙によると、エルドアン大統領は「明日いかなることが起ころうと、すべては事態と結びついて起こることになろう。だから、「拒否する」というようなことも含めて断定することは許されない。政治においてはすべての門戸は最後の瞬間まで開かれている」と述べたという。

エルドアン大統領はまた、現時点でアサド大統領とのいかなる連絡はとっていないとしつつ、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領が、トルコにとってYPGがどれほどセンスィティブな問題かを理解しているとともに、アサド政権がYPGの処遇にかかわる交渉に参加することを望んでいないことを承知していると述べたという。

一方、米国に関しては、YPGに対する武器供与を厳しく非難した。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、Hurriyet, November 24, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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イラクがロシア、トルコ、イランに対してアスタナ会議への参加を正式に要望(2017年11月24日)

ヒシャーム・アラウィー駐トルコ・イラク大使は、報道声明を出し、イラク政府が、ロシア、トルコ、イランの三カ国に対してアスタナ会議に加わりたいとする要望を正式に行い、近く開催されるアスタナ8会議に参加する意向だと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)が伝えた。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「反体制派を一つにまとめようとするサウジアラビアの取り組みを支持する」(2017年11月24日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワを訪問中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

会談でラブロフ外務大臣は、22~23日にサウジアラビアの首都リヤドで開催された反体制派全体会合(リヤド2)に関して、「シリアの反体制派を一つのプラットフォームにとりまとめようとしているサウジアラビアの取り組みを支持する」と述べた。

デミストゥラ特使はまた、セルゲイ・ショイグ国防大臣やロシア軍幹部とも会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

『ハヤート』(11月25日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)が伝えた。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「ロシア、イランとともにシリア諸国民大会に参加する反体制派を人選する」(2017年11月24日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、22日のロシア南部ソチでのロシア・トルコ・イラン首脳会談で開催に合意した「シリア諸国民大会」に関して、この3カ国が出席する反体制派の代表メンバーを共に人選すると述べた。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領は、ロシア軍貨物機でトルコ領空を通過し、ロシア南部のソチを電撃訪問(2017年11月24日)

トルコ日刊紙『アイドゥンルク』(11月24日付)は、21日のアサド大統領のロシア電撃訪問に関して、ロシア軍の貨物機でトルコ領空を通過して出入国していたと伝えた。

同紙によると、トルコ政府は、ロシア国防省所属の航空機がトルコ領空を通過してシリア領内を往来することを2014年以降禁じてきた。

なお、インターファクス通信(11月22日付)は、ロシア軍の貨物航空機Tu-154Mがソチを離陸、黒海とトルコ東部を通過して、ダマスカス国際空港に着陸したと伝えていた。

SANA, November 21, 2017

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Aydinlik, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、Interfax, November 22, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構、トルコマン・イスラーム党が活動を続けるイドリブ県南部、ハマー県北東部に対して激しい爆撃・砲撃(2017年11月24日)

『ハヤート』(11月25日付)によると、イドリブ県南部のマアッラト・ヌウマーン市近郊のカフルナブル市、ハーン・シャイフ市一帯、ハマー県北東部のアブー・ダーリー村、ラフジャーン村、ムスタリーハ村などで、反体制武装集団の支配地域に対して激しい爆撃が行われた。

爆撃がロシア軍、シリア軍のいずれによって行われたかは、『ハヤート』では言及されていないが、ハマー県北東部でシリア軍との戦闘を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構やトルキスタン・イスラーム党と共闘する武装集団の拠点が標的となったという。

カフルナブル市に対する爆撃は、シャーム病院周辺にも及び、ハマー県北東部ではシリア軍がシャーム解放機構などからなる武装集団に対して砲撃も行われたという。

一方、イドリブ県のカフルルーマー村とマアッラト・ヌウマーン市を結ぶ街道で、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のメンバーが乗ったオートバイが爆弾の爆発に巻き込まれ、乗っていたメンバーが負傷した。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍戦略爆撃機がダイル・ザウル県のダーイシュ拠点を爆撃するなか、ダーイシュがユーフラテス川右岸で反撃(2017年11月24日)

ロシア国防省は、ロシア空軍の長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊(6機)が、ロシア国内の航空基地から、イラン、イラク領空を経由してシリア領空に入り、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを爆撃し、これを破壊したと発表した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月24日付)が複数の地元筋の話として、ダーイシュがダイル・ザウル県でユーフラテス川右岸(西岸)でシリア軍に対して反撃し、クーリーヤ市とアシャーラ市を奪還したと伝えた。

これに対して、シリア軍はダブラーン村、ハジーン市などを激しく空爆したという。

AFP, November 24, 2017、ANHA, November 24, 2017、AP, November 24, 2017、ARA News, November 24, 2017、Champress, November 24, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2017、al-Hayat, November 25, 2017、al-Mada Press, November 24, 2017、Naharnet, November 24, 2017、NNA, November 24, 2017、Reuters, November 24, 2017、SANA, November 24, 2017、UPI, November 24, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は9件の違反を確認(2017年11月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県3件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも9件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,278市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 24, 2017をもとに作成。

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スーダンのバシール大統領「シリアで今日起きていることは、米国の介入の結果。アサド大統領なくして政治的解決はない」(2017年11月23日)

スーダンのウマル・バシール大統領はロシアを訪問し、モスクワでヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

スーダン通信(SUNA、11月23日付)によると、バシール大統領は会談で、「シリアで今日起きていることは、米国の介入の結果だと考えている。バッシャール・アサド大統領なくして、政治的解決はない」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017

AFP, November 23, 2017、ANHA, November 23, 2017、AP, November 23, 2017、ARA News, November 23, 2017、Champress, November 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017、al-Hayat, November 24, 2017、al-Mada Press, November 23, 2017、Naharnet, November 23, 2017、NNA, November 23, 2017、Reuters, November 23, 2017、SANA, November 23, 2017、SUNA, November 24, 2017、UPI, November 23, 2017などをもとに作成。

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サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子がリヤド2会合後にラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使と会談(2017年11月23日)

サウジアラビアのSPA(11月23日付)によると、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子が23日晩、サウジアラビアを訪問したアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使と首都リヤドで会談し、シリア情勢の進捗について意見を交わした。

会談は、22日に開幕した反体制派全体会合(リヤド2会合)閉幕後に行われ、ムサーイド・ビン・ムハンマド・アイバーン閣僚会議担当国務大臣、ハーリド・フマイダーン総合情報長官、サーミル・ビン・サフバーン・サフバーン・アラビア湾問題担当国務大臣が同席した。

AFP, November 23, 2017、ANHA, November 23, 2017、AP, November 23, 2017、ARA News, November 23, 2017、Champress, November 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017、al-Hayat, November 24, 2017、al-Mada Press, November 23, 2017、Naharnet, November 23, 2017、NNA, November 23, 2017、Reuters, November 23, 2017、SANA, November 23, 2017、SPA, November 23, 2017、UPI, November 23, 2017などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊のジャアファリー司令官「国防隊を法的に認めるべきだ」(2017年11月23日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー司令官はIRIB(11月23日付)が放映した記者会見で、「革命防衛隊はシリアでの持続的な停戦実現と同国の復興において効果的役割を果たす用意がある」と述べるとともに、イランの指導のもとに結成された「国防隊」を法的に認めるべきだと主唱した。

al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017

ジャアファリー司令官は「イラン政府との複数回の会合で、イラン…革命防衛隊がシリア復興に貢献するにふさわしい状態にある点で合意がなされた。この問題に関してシリア政府と実際に協議もなされた」、「シリア政府と人民議会は、国防隊を法的に認めるための投票を行うべきだ…。アサド大統領は国防隊の重要性を理解している…。将来の脅威に対処するために、彼は国防隊を合法化するだろう」と述べた。

シリア国内での戦闘終結後も「シリアに留まり、退去しないだろう」と述べた。

AFP, November 23, 2017、ANHA, November 23, 2017、AP, November 23, 2017、ARA News, November 23, 2017、Champress, November 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017、al-Hayat, November 24, 2017、IRIB, November 23, 2017、al-Mada Press, November 23, 2017、Naharnet, November 23, 2017、NNA, November 23, 2017、Reuters, November 23, 2017、SANA, November 23, 2017、UPI, November 23, 2017などをもとに作成。

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ロシアのザハロワ外務省報道官「客観的な調査を行えない国連OPCW合同査察機構を再生しようとしても無駄」(2017年11月23日)

ロシアのマリア・ザハロワ外務省報道官は会見で、シリアでの化学兵器使用に関する調査を行う国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構(Joint Investigation Mechanism、JIM)の任期が2017年11月18日に終了したことに関して、「2年以上にわたって活動を続けたにもかかわらず、プロフェッショナルで客観的な調査を行うのに必要な専門的な能力や技術的ツールを作り出すことができなかったメカニズムを再生しようとしても無駄だ」と述べた。

ザハロワ報道官はそのうえで「現時点で議論し得るのは、化学兵器禁止条約やOPCWの文書が定める原則や措置を検証することで、まったく新しい機関を設置することだけだ」と付言した。

『ハヤート』(11月24日付)などが伝えた。

AFP, November 23, 2017、ANHA, November 23, 2017、AP, November 23, 2017、ARA News, November 23, 2017、Champress, November 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017、al-Hayat, November 24, 2017、al-Mada Press, November 23, 2017、Naharnet, November 23, 2017、NNA, November 23, 2017、Reuters, November 23, 2017、SANA, November 23, 2017、UPI, November 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍のゲラシモフ参謀総長「年内にシリア駐留ロシア軍の削減を開始する見込み」(2017年11月23日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、今年末までにシリア駐留ロシア軍の削減を開始するとの見通しを明らかにした。

ゲラシモフ参謀総長は、記者団に対して「そうなるだろう。任務終了後に行われるだろう。やり残されている軍事的な任務がほんの少しだけある。もちろん、決定は軍の最高司令官(大統領)によって行われる」と述べた。

インターファクス通信(11月23日付)が伝えた。

AFP, November 23, 2017、ANHA, November 23, 2017、AP, November 23, 2017、ARA News, November 23, 2017、Champress, November 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2017、al-Hayat, November 24, 2017、Interfax, November 23, 2017、al-Mada Press, November 23, 2017、Naharnet, November 23, 2017、NNA, November 23, 2017、Reuters, November 23, 2017、SANA, November 23, 2017、UPI, November 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア空軍長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊がダイル・ザウル県のダーイシュ拠点を爆撃(2017年11月23日)

ロシア国防省は、ロシア空軍の長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊が、ロシア国内の航空基地から、イラン、イラク領空を経由してシリア領空に入り、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを爆撃し、これを破壊したと発表した。

Minister or Defence of Russia, November 23, 2017

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 23, 2017をもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年11月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月23日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県5件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(アレッポ県1件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村、イドリブ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,278市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 23, 2017をもとに作成。

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プーチン大統領、ロウハーニー大統領、エルドアン大統領はPYDを排除したかたちでシリア政府と反体制派の和平に向けた「シリア諸国民大会」を開催することで合意(2017年11月22日)

ロシア南部のソチで、ヴラジミール・プーチン大統領、イランのハサン・ロウハーニー大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が首脳会談を行い、プーチン大統領提案によるシリア政府と反体制派の和平協議「シリア諸国民大会」(シリア国民対話大会)」をソチで開催することで合意した。

Sputnik News, November 22, 2017

会談は非公式で行われ、まず三カ国の大統領が協議、その後各国の外務大臣、国防大臣が加わった。

会談後に発表された閉幕声明は、アサド政権、「領土の統一性を遵守する反体制派」に対して大会に建設的参加をするよう要請した。

「領土の統一性を遵守する反体制派」という表現で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)は事実上排除された。

また閉幕声明では「シリア諸国民大会」の開催日程については発表されなかった。

首脳会談では、このほかにも、①国連監視下での自由で公正な選挙の実施、すべてのシリア人が支持し得る新憲法の起草、②緊張緩和地帯の設置・維持を通じた暴力の軽減、人道被害の解消、難民発生阻止、難民帰還の準備に向けた活動、③緊張緩和地帯の維持、人道支援、地雷撤去、遺跡文化遺産保護、インフラ復旧に向けた国際社会への支援要請が確認・合意された。

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会談後の共同記者会見で、プーチン大統領は、「シリア国内でのテロ組織に対する大規模な軍事作戦は終わりを迎えつつあり、困難な7年を経て、シリア国民の苦しみを終わらせるための真摯な機運が強まっている」と述べる一方、シリア内戦の政治的解決については、「シリア国民が自らの未来を決めねばならない…。政治プロセスは容易ではなく、シリア政府を含むすべての当事者には多くの譲歩が求められる」と強調した。

プーチン大統領はまた、「シリア復興のための包括的プログラムを策定する必要がある」と指摘し、「ソチでの首脳会談にいたるこれまでの合意がシリアにおける治安回復、平和構築、主権と領土の一体性の強化に確実に貢献する」と述べた。

ロウハーニー大統領は、ソチでの首脳会談によって、シリアの危機終息に向け新たな地平が開けたと述べるとともに、ダーイシュ(イスラーム国)が壊滅した今、危機を終わらせるための政治プロセスを立ち上げるべきだと強調した。

しかし同時に、「複数の国が近視眼的な自らの目的を実現しようとテロを利用し、シリア危機の当初から外国の干渉を支持、武装集団を支援してきた…。ダマスカスの合意を得ない外国の部隊が駐留することに正当な理由はない」と述べ、サウジアラビアや米国を暗に批判した。

エルドアン大統領は、首脳会談が「シリア人の流血を止めるうえで決定的」な役割を果たすと強調した。

『ハヤート』(11月23日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(11月22日付)、SANA(11月22日付)などが伝えた。

AFP, November 22, 2017、ANHA, November 22, 2017、AP, November 22, 2017、ARA News, November 22, 2017、Champress, November 22, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2017、al-Hayat, November 23, 2017、al-Mada Press, November 22, 2017、Naharnet, November 22, 2017、NNA, November 22, 2017、Reuters, November 22, 2017、SANA, November 22, 2017、UPI, November 22, 2017などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「シリア国内での蛮行に対する欧米の沈黙で彼らの本当の顔が暴かれた(2017年11月22日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ソチでのロシア・トルコ・イラン首脳会談に先立って、イスタンブールで記者団に対して、「シリアで行われている犯罪に欧米諸国が7年にわたり沈黙を守っていることで、彼らの真意が暴かれた」と非難した。

エルドアン大統領は「欧米諸国は、移民に対して門戸を閉ざし、シリアでの蛮行に沈黙を守り、その虐殺を非難しなかった。これによってその本当の顔が明らかになった」と述べた。

アナトリア通信(11月22日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 22, 2017

AFP, November 22, 2017、Anadolu Ajansı, November 22, 2017、ANHA, November 22, 2017、AP, November 22, 2017、ARA News, November 22, 2017、Champress, November 22, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2017、al-Hayat, November 23, 2017、al-Mada Press, November 22, 2017、Naharnet, November 22, 2017、NNA, November 22, 2017、Reuters, November 22, 2017、SANA, November 22, 2017、UPI, November 22, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは1件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2017年11月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(11月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(アレッポ県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも3件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,276市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 22, 2017をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「トルコは米国が人形のように弄べるような国ではない」(2017年11月21日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はアンカラでの与党公正発展党(AKP)の議員との会合で、米国が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)に武器を供与していることを改めて強く批判した。

エルドアン大統領は「米国はどの国に対抗しようとしてシリアでこうした連中(YPGのこと)に武器を供与しているのか…? トルコは米国が人形のように弄べるような国ではない」と述べた。

『ハヤート』(11月22日付)が伝えた。

AFP, November 21, 2017、ANHA, November 21, 2017、AP, November 21, 2017、ARA News, November 21, 2017、Champress, November 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017、al-Hayat, November 22, 2017、al-Mada Press, November 21, 2017、Naharnet, November 21, 2017、NNA, November 21, 2017、Reuters, November 21, 2017、SANA, November 21, 2017、UPI, November 21, 2017などをもとに作成。

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イランのロウハーニー大統領はダーイシュに対する勝利を宣言(2017年11月21日)

イランのハサン・ロウハーニー大統領は、国営テレビを通じてダーイシュ(イスラーム国)に対する勝利宣言を行った。

ロウハーニー大統領は「今日、アッラーとこの地域におけるレジスタンスの支援を受け、我々はこう言うことができるようになった。「人々の頭上にのし掛かってきた悪は弱まった」。もちろん、逃亡劇は続くだろう。だが、基本的、そして根本的にダーイシュは廃滅された」と述べた。

Naharnet, November 21, 2017

一方、イラン・イスラーム革命防衛隊の公式サイトであるセパ・ニュース(11月21日付)が伝えたところによると、ゴドス軍団のガーセム・ソレイマーニー司令官は、イランの最高指導者アーヤトッラー・アリー・ハーメネイー師に書簡を送り、ダーイシュ(イスラーム国)が終わったと報告した。

書簡のなかで、ソレイマーニー司令官は、多国籍部隊がイラン・イスラーム革命防衛隊の指揮下でダーイシュに対するシリア軍の軍事作戦を支援したとしたうえで、「聖地防衛に尽力したイラン、イラク、シリア、アフガニスタン、パキスタンの数千の殉教者と負傷者」に謝意を示した。

ソレイマーニー司令官はまた、レバノンのヒズブッラー、イラク人民動員隊がダーイシュ壊滅に「決定的な役割」を果たしたと指摘した。

AFP, November 21, 2017、ANHA, November 21, 2017、AP, November 21, 2017、ARA News, November 21, 2017、Champress, November 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017、al-Hayat, November 22, 2017、al-Mada Press, November 21, 2017、Naharnet, November 21, 2017、NNA, November 21, 2017、Reuters, November 21, 2017、SANA, November 21, 2017、Sepah News, November 21, 2017、UPI, November 21, 2017などをもとに作成。

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ソチでのシリア諸国民大会の議長としてシャルア前副大統領抜擢か?(2017年11月21日)

『シャルク・アウサト』(11月21日付)は、独自情報として、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領の提案により開催に向けた準備が進められている「シリア諸国民大会」(国民対話会合)の議長として、ロシアがファールーク・シャルア前副大統領を招聘しようとしている、と伝えた。

シャルア前副大統領の招聘は、複数の反体制活動家の提案に基づくもので、彼らはロシアの国防省と外務省に対して、「政権内外から広く受け入れられる人物」として推薦したという。

al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017

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ロシアのラヴロフ外務大臣は、政権打倒に固執するヒジャーブ元首相ら在外活動家の最高交渉委員会脱会を「反体制派統合に資する」と評価(2017年11月21日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派全体会合(リヤド2会合)直前に、リヤード・ヒジャーブ元首相が最高交渉委員会代表(総合調整役)の職を辞し、それ以外の幹部も脱会したことに関して、RT(11月21日付)に対して、「国内外の反体制派が建設的で基本的な原則に基づいて統合するのに資するだろう」としたうえで、「シリアの反体制派の統合に向けたサウジの取り組みを支援した」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017

AFP, November 21, 2017、ANHA, November 21, 2017、AP, November 21, 2017、ARA News, November 21, 2017、Champress, November 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, November 21, 2017、al-Hayat, November 22, 2017、al-Mada Press, November 21, 2017、Naharnet, November 21, 2017、NNA, November 21, 2017、Reuters, November 21, 2017、RT, November 21, 2017、SANA, November 21, 2017、UPI, November 21, 2017などをもとに作成。

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