ロシアのショイグ国防大臣は、ロシア軍の戦果を強調するとともにASEAN諸国にシリア復興への参加を呼びかける(2017年10月24日)

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、モスクワで開催されたASEAN国防相会議でシリア情勢に言及、2015年9月にシリア政府の要請を受けてロシア軍が「テロ組織」に対する空爆を開始して以降、ロシア空軍爆撃によって、948の教練キャンプ、666の武器弾薬製造工場、1,500の装備を破壊したとの成果を発表した。

またロシア軍の支援を受けたシリア軍がこの間に、998の市町村、50万3,000地区、223平方キロを解放し、治安と安定を回復、2,500地区がラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの仲介により和解に応じ、121万人の市民が帰還した(うち66万人が今年帰還)と強調した。

ショイグ国防大臣はそのうえで、ASEAN諸国にシリア復興に参与するよう呼びかけた。

『ハヤート』(10月25日付)などが伝えた。

SANA, October 24, 2017

AFP, October 24, 2017、ANHA, October 24, 2017、AP, October 24, 2017、ARA News, October 24, 2017、Champress, October 24, 2017、al-Hayat, October 25, 2017、Kull-na Shuraka’, October 24, 2017、al-Mada Press, October 24, 2017、Naharnet, October 24, 2017、NNA, October 24, 2017、Reuters, October 24, 2017、SANA, October 24, 2017、UPI, October 24, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年10月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県6件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(アレッポ県1件、ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にハマー県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,259市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 24, 2017をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は米国による「PKKの幼児」(PYD)支援を厳しく非難(2017年10月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、アスタナ6会議での合意に基づき、トルコ軍がイドリブ県での軍事作戦をほぼ完了したと述べた。

エルドアン大統領はまた、西クルディスタン移行期民政局に対する米国の支援に関して「米国は、クルディスタン労働者党(PKK)の幼児(民主統一党(PYD)のこと)とともに、ラッカ市で作戦を行い、この組織がPKKでないなどと言っている。ラッカ市に分離主義者(アブドゥッラ・オジャランのこと)の写真が掲げられていることをどう釈明できるというのか? 我々は事実について話している。PYDは武器を積載した3,500台もの車輌を受け入れてきた。我々はそれらがどのように、そしてどこに貯蔵されているのかよく知っている。彼らはそのことを理解すべきだろう…。イラクとシリアのテロ政体、分離主義運動は、中東地域の利益にならない」と批判した。

『ハヤート』(10月25日付)が伝えた。

AFP, October 24, 2017、ANHA, October 24, 2017、AP, October 24, 2017、ARA News, October 24, 2017、Champress, October 24, 2017、al-Hayat, October 25, 2017、Kull-na Shuraka’, October 24, 2017、al-Mada Press, October 24, 2017、Naharnet, October 24, 2017、NNA, October 24, 2017、Reuters, October 24, 2017、SANA, October 24, 2017、UPI, October 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は10月23日、ダイル・ザウル市に対して1回の爆撃を実施(2017年10月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月23日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して6回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回でダイル・ザウル市近郊で実施された。

CENTCOM, October 24, 2017をもとに作成。

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トルコ軍の車列がアレッポ県西部の監視拠点の交替要員や物資を輸送するためにシリア領内に進入(2017年10月23日)

クッルナー・シュラカー(10月23日付)によると、トルコ軍の車列がイドリブ県のカフルルスィーン村を経由してシリア領内に進入、アレッポ県西部に展開している監視部隊に食糧や物資などを配給した。

アブドゥッラッザーク・スバイフを名乗る活動家によると、車列は兵員輸送車、装甲車、食糧輸送車などからなっていたという。

また、またシャーム解放機構に近いイバー通信(10月24日付)によると、この車列にはトルコ軍兵士80人が分乗し、登塔者聖シメオン教会(スィムアーン修道院)跡(ダイル・スィムアーン村郊外)に設置された監視所(第2監視所)に進駐する要員が交替されたという。

AFP, October 23, 2017、ANHA, October 23, 2017、AP, October 23, 2017、ARA News, October 23, 2017、Champress, October 23, 2017、al-Hayat, October 24, 2017、Kull-na Shuraka’, October 23, 2017、al-Mada Press, October 23, 2017、Naharnet, October 23, 2017、NNA, October 23, 2017、Reuters, October 23, 2017、SANA, October 23, 2017、UPI, October 23, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, October 23, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「シリア領内に地元評議会を設置するという米国の新路線は主権尊重との兼ね合いで疑義が呈される」(2017年10月23日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、イラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣とモスクワで会談し、シリア、イラクでのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の進捗や両国情勢などについて意見を交わした。

ラブロフ外務大臣はこの会談で、ダーイシュの殲滅がシリアにおけるロシア軍の作戦の目的であることを強調する一方、米主導の有志連合の影響下にある複数の場所で「奇妙な事態」が起こっていると疑問を呈した。

ラブロフ外務大臣は、「ロシアはこれまでに何度も、シリア軍がダーイシュの拠点に向けて進軍すると、テロ組織(ダーイシュのこと)の支援を受けた戦闘員が、有志連合の支配下にある地域を何の障害もなく通過してくることを監視してきた」とする一方、「米国の新路線をめぐってさらなる疑問が生じている…。我々は、シリア・アラブ共和国領内に地元評議会なる組織を設置するという米国の新路線について耳にしているが、それは主権尊重の原則との兼ね合いで疑義を呈さずにはいられない」と述べた。

AFP, October 23, 2017、ANHA, October 23, 2017、AP, October 23, 2017、ARA News, October 23, 2017、Champress, October 23, 2017、al-Hayat, October 24, 2017、Kull-na Shuraka’, October 23, 2017、al-Mada Press, October 23, 2017、Naharnet, October 23, 2017、NNA, October 23, 2017、Reuters, October 23, 2017、SANA, October 23, 2017、UPI, October 23, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県西部でダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の拠点が爆撃を受け、シリア人権監視団はイスラエル軍による爆撃と発表(2017年10月23日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(10月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にある県西部のヤルムーク川河畔各所が所属不明の戦闘機の爆撃を受けた。

空爆はサフム・ジャウラーン村、ハイト村のダーイシュ拠点に対して行われ、ハーリド・ブン・ワリード軍の将兵少なくとも10人が死亡したという。

この空爆に関して、シリア人権監視団は、イスラエル軍戦闘機複数機がサフム・ジャウラーン村を2度にわたり爆撃したと発表した。

AFP, October 23, 2017、ANHA, October 23, 2017、AP, October 23, 2017、ARA News, October 23, 2017、Champress, October 23, 2017、al-Hayat, October 24, 2017、Kull-na Shuraka’, October 23, 2017、al-Mada Press, October 23, 2017、Naharnet, October 23, 2017、NNA, October 23, 2017、Reuters, October 23, 2017、SANA, October 23, 2017、UPI, October 23, 2017などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍はダーイシュの戦闘員および家族をロシアに引き渡す(2017年10月23日)

AKI(10月23日付)は、ハサカ県カーミシュリー市の複数の反体制筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が捕捉していたダーイシュ(イスラーム国)の外国人幹部とその家族が、拘束されていたカーミシュリー市を突如訪れたチェチェン共和国(ロシア連邦)高官らとともに、特別機で同市を後にした伝えた。

特別機で搬送されたのは、重篤患者とその家族と見られ、彼らはチェチェン共和国高官複数人やロシア連邦議会下院(ドゥーマ)議員1人に伴われて、ラタキア県のフマイミーム航空基地に移動、そこで民主統一党(PYD)のサーリフ・ムスリム前共同党首らと会談したという。

また、ロシア側高官のなかには、ミハイル・ボグダノフ外務副大臣がいたとの情報もある。

AFP, October 23, 2017、AKI, October 23, 2017、ANHA, October 23, 2017、AP, October 23, 2017、ARA News, October 23, 2017、Champress, October 23, 2017、al-Hayat, October 24, 2017、Kull-na Shuraka’, October 23, 2017、al-Mada Press, October 23, 2017、Naharnet, October 23, 2017、NNA, October 23, 2017、Reuters, October 23, 2017、SANA, October 23, 2017、UPI, October 23, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は、地元部族長や名士の説得工作によりユーフラテス川左岸からダーイシュを撤退させる(2017年10月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハーブルール川右岸(西岸)のスワル町郊外と、ユーフラテス川左岸(東岸)のフシャーム町近郊からハジーン市にいたる地域で、地元の部族長や名士がダーイシュ(イスラーム国)と交渉し、同地を西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に引き渡すことで合意、少なくとも2カ村からダーイシュが撤退し、シリア民主軍の支配したに入った。

これにより、シリア民主軍はユーフラテス川左岸をダーイシュ最後の拠点であるブーカマール市方面(同川右岸)に南下する進路を確保したという。

一方、ユーフラテス・ポスト(10月23日付)によると、ダーイシュはスバイハーン市近郊のスバイハーン油田一帯でシリア民主軍と交戦、多数の戦闘員が死傷させた。

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アレッポ県では、ANHA(10月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区(北シリア民主連邦アレッポ地域)の青年250人が同地の防衛を任務とする人民防衛隊参加の新部隊第7連隊に入隊、宣誓を行った。

AFP, October 23, 2017、ANHA, October 23, 2017、AP, October 23, 2017、ARA News, October 23, 2017、Champress, October 23, 2017、Euphrates Post, October 23, 2017、al-Hayat, October 24, 2017、Kull-na Shuraka’, October 23, 2017、al-Mada Press, October 23, 2017、Naharnet, October 23, 2017、NNA, October 23, 2017、Reuters, October 23, 2017、SANA, October 23, 2017、UPI, October 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年10月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月23日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件(アレッポ県2件、ヒムス県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ラタキア県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(イドリブ県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にハマー県の1カ村とイドリブ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,258市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 23, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月21~22日、ダイル・ザウル市近郊などに対して7回の爆撃を実施(2017年10月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月21~22日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)で実施された。

なお10月20日の空爆の実績は発表されなかった。

CENTCOM, October 23, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合の警告を受け、シリア軍はタンフ国境通行所に近い国境監視所6カ所から撤退(2017年10月22日)

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、米国など有志連合諸国が不法に占拠し、拠点化しているタンフ国境通行所に近い拠点複数カ所から、シリア軍部隊が撤退した。

シリア軍は最近になってタンフ国境通行所から約55キロの地域を制圧し、国境監視所複数カ所に部隊を展開させていたが、殉教者アフマド・アブドゥー軍団の広報局長を務めるサアド・サイフ氏によると、有志連合の撤退しない場合爆撃するとの警告を受け、このうち第198監視所から第204監視所の6カ所から撤退したという。

AFP, October 22, 2017、ANHA, October 22, 2017、AP, October 22, 2017、ARA News, October 22, 2017、Champress, October 22, 2017、al-Hayat, October 23, 2017、Kull-na Shuraka’, October 22, 2017、al-Mada Press, October 22, 2017、Naharnet, October 22, 2017、NNA, October 22, 2017、Reuters, October 22, 2017、SANA, October 22, 2017、UPI, October 22, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省報道官「ラッカ市だけに資金を援助する欧米諸国の動機の背後にどのような理由があるのか」(2017年10月22日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、フランス、英国、ドイツがラッカ市での人道支援のための資金拠出を発表したことに関して、「ラッカ市が有志連合の空爆が終わって行き着く間もなく、米国、フランス、ドイツといった国の高官が、同市に平和な生活を取り戻させると言って、数千万ドル、数千万ユーロという緊急資金供与を行うとの声明を出している。我々はこうした対応を歓迎するが、多くの疑問が残る…。ロシアは過去何年にもわたって欧米諸国に戦争で被災したシリア人に人道支援を送るよう何度も呼びかけてきた。また、シリア人を善人、悪人に分けずに、支援が必要な居住地域のリストを準備してきた。しかし、米国、ドイツ、フランス、英国からの答えはいつも「そのようなことはできない」というものだった…。ラッカ市だけに資金を援助する欧米諸国の動機の背後にどのような理由があるのか」と批判した。

一方、コナシェンコフ報道官は、ラッカ市に対する有志連合の空爆に関して、「ラッカ市は、1945年に、米英の空爆で地球上から消滅したドレスデンと同じ運命を辿った」と非難した。

AFP, October 22, 2017、ANHA, October 22, 2017、AP, October 22, 2017、ARA News, October 22, 2017、Champress, October 22, 2017、al-Hayat, October 23, 2017、Kull-na Shuraka’, October 22, 2017、al-Mada Press, October 22, 2017、Naharnet, October 22, 2017、NNA, October 22, 2017、Reuters, October 22, 2017、SANA, October 22, 2017、UPI, October 22, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フランスに続いて英国とドイツもラッカ市での人道支援のためそれぞれ1,300万米ドル、1,000万ユーロを拠出すると発表(2017年10月22日)

英国のプリティ・パテル国際開発大臣は、20日に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が解放を正式に宣言したラッカ市の復興に向けて、1,300万米ドル強の人道支援を行う意思を表明した。

『ハヤート』(10月23日付)によると、英国は地雷撤去機器、医療機器の供与、メンタル・ケアを行うための専門家の派遣、食糧パック3万1,000個などの供与などを検討しているという。

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ドイツのジグマール・ガブリエル外務大臣は、20日に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が解放を正式に宣言したラッカ市での爆発物撤去などのために1,000万ユーロを拠出すると発表した。

AFP, October 22, 2017、ANHA, October 22, 2017、AP, October 22, 2017、ARA News, October 22, 2017、Champress, October 22, 2017、al-Hayat, October 23, 2017、Kull-na Shuraka’, October 22, 2017、al-Mada Press, October 22, 2017、Naharnet, October 22, 2017、NNA, October 22, 2017、Reuters, October 22, 2017、SANA, October 22, 2017、UPI, October 22, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2017年10月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ダルアー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,256市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2017をもとに作成。

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ロシア軍はシャーム解放機構がダーイシュから奪還したばかりのラフジャーン村(ハマー県東部)一帯を爆撃(2017年10月21日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、ロシア軍がラフジャーン村一帯のシャーム解放機構拠点に対して爆撃を行った。

ラフジャーン村は最近になってシャーム解放機構がダーイシュを掃討し奪還したばかり。

AFP, October 22, 2017、ANHA, October 22, 2017、AP, October 22, 2017、ARA News, October 22, 2017、Champress, October 22, 2017、al-Hayat, October 23, 2017、Kull-na Shuraka’, October 22, 2017、al-Mada Press, October 22, 2017、Naharnet, October 22, 2017、NNA, October 22, 2017、Reuters, October 22, 2017、SANA, October 22, 2017、UPI, October 22, 2017などをもとに作成。

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フランスのル・ドリアン外務大臣はラッカ市での人道支援のため1,500万ユーロの支援を行うと発表(2017年10月21日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は、20日に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が解放を正式に宣言したラッカ市に対して、1,500万ユーロ相当の追加支援を行い、同地への食糧物資、飲料水の配給、医療支援、地雷撤去などを行うと表明した。

ロイター通信(10月21日付)が伝えた。

AFP, October 21, 2017、ANHA, October 21, 2017、AP, October 21, 2017、ARA News, October 21, 2017、Champress, October 21, 2017、al-Hayat, October 22, 2017、Kull-na Shuraka’, October 21, 2017、al-Mada Press, October 21, 2017、Naharnet, October 21, 2017、NNA, October 21, 2017、Reuters, October 21, 2017、SANA, October 21, 2017、UPI, October 21, 2017などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談(2017年10月21日)

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領がトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、10月30~31日に開催予定のアスタナ7会議への対応、イドリブ県での「緊張緩和地帯」設置などへの対応について協議した。

『ハヤート』(10月22日付)などが伝えた。

AFP, October 21, 2017、ANHA, October 21, 2017、AP, October 21, 2017、ARA News, October 21, 2017、Champress, October 21, 2017、al-Hayat, October 22, 2017、Kull-na Shuraka’, October 21, 2017、al-Mada Press, October 21, 2017、Naharnet, October 21, 2017、NNA, October 21, 2017、Reuters, October 21, 2017、SANA, October 21, 2017、UPI, October 21, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍が再びクナイトラ県のシリア軍拠点を砲撃、シリア軍は「攻撃はテロリストとの連携の一環」と非難(2017年10月21日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ(Avichay Adraee)報道官は、ツイッターおよびフェイスブックのアカウントを通じて、イスラエル占領下のゴラン高原にシリア軍の迫撃砲弾3発が着弾したことを受け、報復としてクナイトラ県内のシリア軍拠点複数カ所に対して5発のロケット弾を撃ち込んだと発表した。

Facebook, October 21, 2017

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これに対して、シリア軍総司令部も声明を出し、イスラエル軍がクナイトラ県内のシリア軍の拠点1カ所を砲撃したと発表、「攻撃はイスラエルと同国の支援を受けているテロ集団の連携の一環」と非難した。

AFP, October 21, 2017、ANHA, October 21, 2017、AP, October 21, 2017、ARA News, October 21, 2017、Champress, October 21, 2017、al-Hayat, October 22, 2017、Kull-na Shuraka’, October 21, 2017、al-Mada Press, October 21, 2017、Naharnet, October 21, 2017、NNA, October 21, 2017、Reuters, October 21, 2017、SANA, October 21, 2017、UPI, October 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年10月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ヒムス県1件、ラタキア県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,256市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 21, 2017をもとに作成。

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トルコ軍に続き、ロシア軍もアレッポ県西部のマンナグ航空基地からYPGと革命家軍を撤退させ、同地に進駐(2017年10月20日)

スマート・ニュース(10月20日付)は、ロシア軍がアレッポ県西部のマンナグ航空基地に掲揚していた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と同部隊とともにシリア民主軍を主導する革命家軍の旗を降ろしたと伝え、その映像(https://youtu.be/VS4yLeAQm8k)を公開した。

マンナグ航空基地は、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市の東約10キロに位置し、2016年2月にシリア民主軍(人民防衛隊、革命家軍)が、トルコの支援を受ける反体制武装集団を放逐して制圧していた。

「自由シリア軍」匿名筋がスマート・ニュースに明らかにしたところによると、ロシア軍のヘリコプター3機はマンナグ航空基地に飛来し、シリア民主軍の迎撃を受けると、同地ではなく西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市北部のタッル・リフアト市に着陸した。

また、ロシア軍の車列がタッル・リフアト市に入り、これを受けるかたちで、シリア民主軍がマンナグ航空基地から撤退、ロシア軍が同地の拠点に掲げられていた人民防衛隊と革命家軍の旗を降ろし、同地に進駐したという。

なお、ロシア軍ヘリコプターの飛来と時をほぼ同じくして、トルコ軍のヘリコプター複数機がアレッポ県東部のバーブ市も飛来しており、ロシア軍の動きはトルコ軍と連携して行われた可能性が高いという。

SMART News, October 20, 2017

AFP, October 20, 2017、ANHA, October 20, 2017、AP, October 20, 2017、ARA News, October 20, 2017、Champress, October 20, 2017、al-Hayat, October 21, 2017、Kull-na Shuraka’, October 20, 2017、al-Mada Press, October 20, 2017、Naharnet, October 20, 2017、NNA, October 20, 2017、Reuters, October 20, 2017、SANA, October 20, 2017、SMART News, October 20, 2017、UPI, October 20, 2017などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はラッカ市でのオジャランPKK指導者の写真掲揚を黙認する米国のYPG支援を非難(2017年10月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、D8(イスラーム途上国8カ国)首脳会議に出席するために訪問中のイスタンブールで、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるラッカ市解放に関して記者団に対し「ラッカにテロリストの頭目の写真が掲げられた…。米国はこのことをどう釈明するのか?」と非難した。

ラッカ市では、シリア民主軍がPKK(クルディスタン労働者党)の指導者であるアブドゥッラ・オジャラン氏の巨大な写真を掲揚して、ダーイシュへの勝利を鼓舞している。

ビンアリ・ユルドゥルム首相もまた、「テロ組織PKKの頭目の写真が掲げられていることはトルコと米国の同盟関係に大きなダメージを与える…。米国が人民防衛隊と関係を維持することはテロとの協力を意味するだけでなく、トルコとシリアの未来を危険に曝すものだ」と非難した。

AFP, October 20, 2017、ANHA, October 20, 2017、AP, October 20, 2017、ARA News, October 20, 2017、Champress, October 20, 2017、al-Hayat, October 21, 2017、Kull-na Shuraka’, October 20, 2017、al-Mada Press, October 20, 2017、Naharnet, October 20, 2017、NNA, October 20, 2017、Reuters, October 20, 2017、SANA, October 20, 2017、UPI, October 20, 2017などをもとに作成。

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ダルアー県でイスラーム軍所属の司令官が何者かに撃たれ死亡(2017年10月20日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(10月20日付)によると、イスラーム軍所属のアーイシャ・ウンム・ムウミニーン旅団司令官のマーズィン・ジャウフィー氏が乗った車が、ジーザ町とタイバ町を結ぶ街道で何者かの発砲を受け、ファウフィー氏が撃たれて死亡した。

また、ウンム・マヤーズィン村とダルアー市を結ぶ街道では、爆弾の爆弾により、南部タウヒード旅団の車輌に乗っていた戦闘員2人が死亡した。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、SANA(10月20日付)によると、反体制武装集団がカッサーア地区、タッバーラ地区、ジャルマーナー市を砲撃し女性1人が死亡、子ども1人を含む住民3人が負傷した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月20日付)によると、シリア軍がカフルバトナー町を砲撃し、子ども1人が死亡した。

このほか、スマート・ニュース(10月20日付)によると、シリア軍がアイン・タルマー村に進攻を試み、ラフマーン軍団と交戦、兵士10人が死亡した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(10月20日付)によると、ロシア軍戦闘機がサルミーン市一帯を空爆した。

AFP, October 20, 2017、ANHA, October 20, 2017、AP, October 20, 2017、ARA News, October 20, 2017、Champress, October 20, 2017、al-Hayat, October 21, 2017、Kull-na Shuraka’, October 20, 2017、al-Mada Press, October 20, 2017、Naharnet, October 20, 2017、NNA, October 20, 2017、Reuters, October 20, 2017、SANA, October 20, 2017、SMART News, October 20, 2017、UPI, October 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2017年10月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(10月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県2件、アレッポ県1件、ダルアー県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも1件(ダルアー県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,255市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 20, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は10月19日、ブーカマール市近郊などに対して2回の爆撃を実施(2017年10月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、10月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)で実施された。

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米中央軍(CENTCOM)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市をダーイシュ(イスラーム国)から解放したと発表したことに祝意を示すとともに、「ラッカ解放はダーイシュのテロが終わったことを意味しない…イラクとシリアでダーイシュの残党との戦いを継続する」と強調した。

CENTCOM, October 20, 2017をもとに作成。

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ロシア軍はイラク国境に近いダーイシュ支配下のブーカマール市の渡船場を爆撃し、住民20人が死亡(2017年10月19日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(10月20日付)によると、ロシア軍がイラク国境に近いブーカマール市の渡船場(ブーカマール・バーウール渡船場)を爆撃し、住民20人が死亡、数十人が負傷した。

Kull-na Shuraka’, October 20, 2017

AFP, October 20, 2017、ANHA, October 20, 2017、AP, October 20, 2017、ARA News, October 20, 2017、Champress, October 20, 2017、Euphrates Post, October 20, 2017、al-Hayat, October 21, 2017、Kull-na Shuraka’, October 20, 2017、al-Mada Press, October 20, 2017、Naharnet, October 20, 2017、NNA, October 20, 2017、Reuters, October 20, 2017、SANA, October 20, 2017、UPI, October 20, 2017などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領「すべてのシリア人が一同に会してダーイシュ放逐後の国の将来を議論すべき」(2017年10月19日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は首都モスクワで開かれた戦略対話フォーラムに出席、そのなかでダーイシュ(イスラーム国)とアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構の敗北は近いと述べるとともに、すべてのシリア人が参加するかたちで和平大会を開催し、ダーイシュ放逐後の国の将来について協議するよう提案した。

プーチン大統領はまた、「一部のパートナー」が「テロとの戦いに実質的に貢献するのではなく、中東を持続的な混乱に陥らせようとしている」と述べ、欧米諸国を暗に批判した。

AFP, October 19, 2017

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一方、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスを訪問中のロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

会談で、デミストゥラ氏は、ロシア、トルコ、イランを保証国とするシリア国内での緊張緩和地帯設置の動きと、国連主催によるシリア政府と反体制派の和平協議(ジュネーブ・迂路セス)を結びつけるよう呼びかけた。

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カザフスタン外務省は、10月30~31日に首都アスタナで、ロシア、トルコ、イランを保証国とするシリア政府と反体制武装集団の停戦協議(アスタナ7会議)を開催すると発表した。
『ハヤート』(10月20日付)

AFP, October 19, 2017、ANHA, October 19, 2017、AP, October 19, 2017、ARA News, October 19, 2017、Champress, October 19, 2017、al-Hayat, October 20, 2017、Kull-na Shuraka’, October 19, 2017、al-Mada Press, October 19, 2017、Naharnet, October 19, 2017、NNA, October 19, 2017、Reuters, October 19, 2017、SANA, October 19, 2017、UPI, October 19, 2017などをもとに作成。

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シリア各地のダーイシュ戦闘員はトルコ実効支配下のシリア北部で反体制派に賄賂を支払い、トルコに密入国(2017年10月19日)

シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)の外国人幹部およびシリア人幹部らが先週、ラッカ県、ダイル・ザウル県、ヒムス県の活動地域からトルコ領内に逃走することに成功したと発表した。

彼らは、トルコ軍が支援する「ユーフラテスの盾」作戦司令室(ハワール・キリス作戦司令室、「家の者たち」作戦司令室)が管理するアレッポ県北東部の国境通行所を経由して、トルコ領内に逃げ果せたという。

越境に際して、ダーイシュの幹部らは2万~3万米ドルの賄賂を国境通行所の職員らに払い、検問所を通過したのち、トルコ領内に密入国したという。

AFP, October 19, 2017、ANHA, October 19, 2017、AP, October 19, 2017、ARA News, October 19, 2017、Champress, October 19, 2017、al-Hayat, October 20, 2017、Kull-na Shuraka’, October 19, 2017、al-Mada Press, October 19, 2017、Naharnet, October 19, 2017、NNA, October 19, 2017、Reuters, October 19, 2017、SANA, October 19, 2017、UPI, October 19, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍が占領下ゴラン高原からクナイトラ県のシリア軍拠点を砲撃(2017年10月19日)

シリア政府寄りのクナイトラ・ハドス(10月19日付)は、占領下ゴラン高原のアブー・ナダー丘西部に展開するイスラエル軍地上部隊がクナイトラ県のカウス・スィンディヤーナ地区にあるシリア軍拠点複数カ所を砲撃、130ミリ砲1門が破壊された。

Twitter, October 19, 2017

シリア軍将兵に死傷者はなかった。

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ(Avichay Adraee)報道官はこれに先立ってフェイスブックのアカウントを通じて、シリア国内での戦闘の流れ弾1発がゴラン高原北部に着弾し、これを受けてイスラエル軍が同地を浄化したと発表していた。

Twitter, October 19, 2017

 

AFP, October 19, 2017、ANHA, October 19, 2017、AP, October 19, 2017、ARA News, October 19, 2017、Champress, October 19, 2017、al-Hayat, October 20, 2017、Kull-na Shuraka’, October 19, 2017、al-Mada Press, October 19, 2017、Naharnet, October 19, 2017、NNA, October 19, 2017、al-Qunaytra al-Hadath, October 19, 2017、Reuters, October 19, 2017、SANA, October 19, 2017、UPI, October 19, 2017などをもとに作成。

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アサド大統領はイランのバーゲリー軍参謀長と会談し、ハーメネイー最高指導者の親書を受け取る(2017年10月19日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のモハンマド・バーゲリー・イラン軍参謀長と会談し、最高指導者アリー・ハーメネイー師の親書を受け取った。

アサド大統領は会談で、バーゲリー参謀長に謝意を伝えるとともに、イラン国民および軍がシリア内戦での勝利における真のパートナーだと称賛した。

会談では、軍事面などでの二国間の協力関係、シリア国内情勢の進捗について意見を交わし、シリア国内でのテロ撲滅は、中東地域における西側諸国の計略に深刻な打撃を与えるとの見方を示した。

会談には、アリー・アブドゥッラー・アイユーブ参謀長も同席した。

SANA(10月19日付)が伝えた。

SANA, October 19, 2017

AFP, October 19, 2017、ANHA, October 19, 2017、AP, October 19, 2017、ARA News, October 19, 2017、Champress, October 19, 2017、al-Hayat, October 20, 2017、Kull-na Shuraka’, October 19, 2017、al-Mada Press, October 19, 2017、Naharnet, October 19, 2017、NNA, October 19, 2017、Reuters, October 19, 2017、SANA, October 19, 2017、UPI, October 19, 2017などをもとに作成。

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