ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は9件の違反を確認(2017年9月30日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月30日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県2件、ダルアー県1件、ヒムス県4件、ラタキア県2件)確認した。

トルコ側の監視チームは9件(アレッポ県6件、ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,239市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 30, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍はイドリブ県での爆撃を継続(2017年9月29日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月30日付)によると、ロシア軍がアルマナーズ市を真空爆弾で空爆し、少なくとも21人が死亡、50人あまりが負傷した。

また、クッルナー・シュラカー(9月29日付)によると、ロシア軍はハーリム市を空爆し、民間人12人が死亡した。

このほかにも、ロシア軍は、タマーニア町、カフル・ジャーリス村、ジスル・シュグール市、フバイト村、カフルルーヒーン村、マアッラト・ヌウマーン市、ヒーシュ村、バーラ村をクラスター爆弾などで空爆し、民間人少なくとも5人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月29日付)がホワイト・ヘルメットの情報として伝えたところによると、東グータ地方のドゥーマー市、ハムーリーヤ市、サクバー市、ミスラーバー市、バイト・サワー村がシリア軍の砲撃を受け、民間人8人が死亡した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(9月29日付)によると、シャーム解放機構と連携し、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていったナスル軍などからなる反体制武装集団が、ズラーキーヤート村一帯に進軍したシリア軍と交戦した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(9月30日付)によると、シリア軍がタルビーサ市を砲撃し、民間人7人が死亡した。

AFP, September 29, 2017、ANHA, September 29, 2017、AP, September 29, 2017、ARA News, September 29, 2017、Champress, September 29, 2017、al-Hayat, September 30, 2017、Kull-na Shuraka’, September 29, 2017、September 30, 2017、al-Mada Press, September 29, 2017、Naharnet, September 29, 2017、NNA, September 29, 2017、Reuters, September 29, 2017、SANA, September 29, 2017、UPI, September 29, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年9月29日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月29日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ヒムス県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、アレッポ県3件、ダルアー県1件、ハマー県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは6件(イドリブ県3件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にハマー県の2カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,239市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 29, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合によるシリア領内での爆撃での「意図せず犠牲となった民間人」は1,250人に(2017年9月29日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2017年8月までのシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる80件の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて455件の調査を行った。

調査を完了した185件のうち168件は事実と異なり、3件がすでに報告されている事案の重複であることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは14件のみで、これによる民間人の犠牲者は50人だった。

これにより、2014年8月から2017年8月までに有志連合が実施した空爆2万6,026回によって意図せず犠牲となったとされる民間人の数は1,250人となり、うち死亡が確認されたのは178人となった。

なお、350件については引き続き調査中。

CENTCOM, September 29, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月28日、ラッカ市などに対して34回の爆撃を実施(2017年9月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月28日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して39回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は34回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、ラッカ市近郊(26回)で実施された。

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CENTCOMはまた、9月12日から14日のダイル・ザウル県マヤーディーン市近郊に対する有志連合の空爆で、ダーイシュのドローン(無人航空機)技術者のアブー・スライマーン氏ら3人を殺害したと発表した。

CENTCOM, September 29, 2017をもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と会談、S-400防空システムのトルコへの供与などについて協議(2017年9月28日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はトルコを訪問し、首都アンカラの大統領宮殿でレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した。

ロシア大統領府によると、会談では、シリア情勢などについて意見が交わされ、またトルコ大統領府によると、ロシア製のS-400防空システムのトルコへの供与などについて協議がなされた。

『ハヤート』(9月28日付)などが伝えた。

AFP, September 28, 2017、ANHA, September 28, 2017、AP, September 28, 2017、ARA News, September 28, 2017、Champress, September 28, 2017、al-Hayat, September 29, 2017、Kull-na Shuraka’, September 28, 2017、al-Mada Press, September 28, 2017、Naharnet, September 28, 2017、NNA, September 28, 2017、Reuters, September 28, 2017、SANA, September 28, 2017、UPI, September 28, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍によるイドリブ県爆撃が続く一方、ダマスカス郊外県で活動を続けるラフマーン軍団はシリア軍兵士50人を殺害したと発表(2017年9月28日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、ロシア軍戦闘機がルージュ平原一帯に位置するハムウ村を空爆し、民間人8人が死亡した。

ロシア軍はまた、ジスル・シュグール市近郊のバズィート村、マアズーラ村を空爆し、アブー・ズフール町を空爆し、民間人4人が死亡したほか、タマーニア町、マアッルディブサ村、マアッラト・ハルマ村に対しても空爆を行い、複数人が負傷した。

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ダマスカス郊外県・クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、シャイフ山(ヘルモン山)麓のバイト・ジン村郊外の農場地帯にシリア軍が進軍、シャイフ山部隊連合と激しく交戦した。

一方、ラフマーン軍団はインターネットを通じて、アイン・タルマー町一帯の戦線でシリア軍第4師団を要撃し、兵士50人以上を殺害したと発表し、その写真を公開した。

Kull-na Shuraka’, September 28, 2017

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、カフルシャムス町とアクラバー村を結ぶ街道で爆弾が爆発し、近くを走行していた車に乗っていた民間人2人が死亡した。

AFP, September 28, 2017、ANHA, September 28, 2017、AP, September 28, 2017、ARA News, September 28, 2017、Champress, September 28, 2017、al-Hayat, September 29, 2017、Kull-na Shuraka’, September 28, 2017、al-Mada Press, September 28, 2017、Naharnet, September 28, 2017、NNA, September 28, 2017、Reuters, September 28, 2017、SANA, September 28, 2017、UPI, September 28, 2017などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県シューラー村でロシア軍兵士2人を捕捉(2017年9月28日)

ダイル・ザウル県では、反体制活動家が運営するサイト、ダイリー・ニュース(9月28日付)が、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市西部のシューラー村に展開するシリア軍部隊を攻撃し、同村を奪還、シリア軍部隊に随行していたロシア軍兵士2人を捕捉した、と伝えた。

また、ダーイシュに近いアアマーク通信(9月28日付)も、ロシア軍兵士2人とシリア軍兵士1人をシューラー村で捕捉したと発表した。

AFP, September 28, 2017、ANHA, September 28, 2017、AP, September 28, 2017、ARA News, September 28, 2017、Champress, September 28, 2017、Dery News, September 28, 2017、al-Hayat, September 29, 2017、Kull-na Shuraka’, September 28, 2017、al-Mada Press, September 28, 2017、Naharnet, September 28, 2017、NNA, September 28, 2017、Reuters, September 28, 2017、SANA, September 28, 2017、UPI, September 28, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年9月28日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月28日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ヒムス県6件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件)確認した。

トルコ側の監視チームは4件(イドリブ県2件、ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にヒムス県の2カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,237市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 28, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月27日、ラッカ市などに対して35回の爆撃を実施(2017年9月28日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月27日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して44回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は35回で、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(33回)で実施された。

CENTCOM, September 28, 2017をもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県一帯の緊張緩和地帯で米オバマ前政権の支援を受けてきたヌールッディーン・ザンキー運動の拠点などを爆撃する一方、米前政権の支援を受けてきたイッザ軍がシリア軍ヘリを撃墜したと発表(2017年9月27日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月27日付)によると、ロシア軍がアターリブ市、ハイヤーン町、アースィヤー村、ダーラト・イッザ市、カースィミーヤ村、バータブー村など県西部でヌールッディーン・ザンキー運動などの拠点に対する空爆を実施した。

この空爆でヌールッディーン・ザンキー運動のアフマド・ハマーヒル広報局長がいる拠点が破壊されたが、ハマーヒル氏は無事だった。

Kull-na Shuraka’, September 27, 2017
Kull-na Shuraka’, September 27, 2017

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ハマー県では、シャーム解放機構と協力関係にあり、バラク・オバマ前米政権の支援を受けてきたイッザ軍が声明を出し、同軍所属のMD部隊がハッターブ村・アルザ村間の地域(ラフバト・ハッターブ平原)で、米国製のTOW対戦車ミサイルでシリア軍ヘリコプターを攻撃、これを撃墜したと発表した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月27日付)によると、ロシア軍がマアッラト・ミスリーン市に近いサナマ村を爆撃し、住民4人が死亡した。

ロシア軍はまた、ジスル・シュグール市、ビダーマー町、バシーリーヤ村、スィンジャール町・アウジャ村間の街道一帯、アブー・ズフール町、タマーニア町を空爆し、多数が死傷した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月27日付)によると、反体制武装集団が、ダルアー市クーム・ルンマーン地区(反体制武装集団支配地域)でシリア軍を要撃し、兵士11人を殺傷した。

アフマド・ダイリーを名乗る活動家によると、シリア軍は同地で爆弾を敷設しようとしていたという。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月27日付)によると、ヤルダー市でシリア政府との和解と反体制武装集団の同地からの退去に反対するデモが行われ、武装集団メンバーら数十人が参加した。

AFP, September 27, 2017、ANHA, September 27, 2017、AP, September 27, 2017、ARA News, September 27, 2017、Champress, September 27, 2017、al-Hayat, September 28, 2017、Kull-na Shuraka’, September 27, 2017、al-Mada Press, September 27, 2017、Naharnet, September 27, 2017、NNA, September 27, 2017、Reuters, September 27, 2017、SANA, September 27, 2017、UPI, September 27, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はシリア民主軍が攻略をめざすスワル町(ダイル・ザウル県)で白リン弾を使用し、民間人3人が死亡(2017年9月27日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月27日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに県東部でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を目的とした「ジャズィーラの嵐」作戦を遂行中の米主導の有志連合が、ハーブール川沿いのスワル町を白リン弾で空爆し、民間人3人を殺害、5人を負傷させた。

AFP, September 27, 2017、ANHA, September 27, 2017、AP, September 27, 2017、ARA News, September 27, 2017、Champress, September 27, 2017、al-Hayat, September 28, 2017、Kull-na Shuraka’, September 27, 2017、al-Mada Press, September 27, 2017、Naharnet, September 27, 2017、NNA, September 27, 2017、Reuters, September 27, 2017、SANA, September 27, 2017、UPI, September 27, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは15件の停戦違反を、トルコ側は14件の違反を確認(2017年9月27日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月27日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(ラタキア県2件、ヒムス県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県8件、スワイダー県2件)確認した。

トルコ側の監視チームは14件(アレッポ県1件、イドリブ県9件、ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は234組織。

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ロシア国防省は、シリア国内(イドリブ県)での空爆で、シャーム解放機構の司令官5人を含む戦闘員32人を殺害したと発表した。

空爆が実施された日時、地域については明らかにされなかったが、ロシア空軍の戦略爆撃機Tu-95MS複数機による26日の空爆の戦果だと思われる。

AFP, September 27, 2017、ANHA, September 27, 2017、AP, September 27, 2017、ARA News, September 27, 2017、Champress, September 27, 2017、al-Hayat, September 28, 2017、Kull-na Shuraka’, September 27, 2017、al-Mada Press, September 27, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 27, 2017、Naharnet, September 27, 2017、NNA, September 27, 2017、Reuters, September 27, 2017、SANA, September 27, 2017、UPI, September 27, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は9月26日、ラッカ市などに対して37回の爆撃を実施(2017年9月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月26日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して48回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は37回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(35回)で実施された。

CENTCOM, September 27, 2017をもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はクナイトラ県、ダマスカス郊外県、ハマー県、イドリブ県で爆撃を実施(2017年9月26日)

クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(9月26日付)によると、シリア軍が反体制武装集団の支配下にあるシャフム丘、第90旅団を爆撃した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月26日付)によると、シリア軍がバイト・ジン村一帯を爆撃した。

また戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市など東グータ地方一帯を空爆した。

一方、SANA(9月26日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団はハラスター市郊外を砲撃した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(9月26日付)によると、アレッポ市マイサル地区のワフダ・パン製造工場内で爆発が発生した。

一方、ホワイト・ヘルメット幹部でアレッポ県の広報局長を務めるというイブラーヒーム・アブー・ライス氏が、クッルナー・シュラカー(9月26日付)に対して、ロシア軍が県東部の町や村を空爆し、民間人10人が死亡、25人以上が負傷した、と述べた。

Kull-na Shuraka’, September 26, 2017

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月26日付)によると、ハーッラ市とズィムリーン村を結ぶ街道に仕掛けられていた爆弾が爆発し、近くを走行していたアバービール軍の車輌に乗っていたナースィル・ムハースィナ司令官ら4人が死亡した。

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『ハヤート』(9月27日付)によると、ロシア・シリア両軍は、シャーム解放機構が活動を続けるハマー県北部、イドリブ県一帯に対して激しい空爆を続けた。

一方、SANA(9月26日付)によると、ハマー県スカイラビーヤ市とムハルダ火力発電所一帯を反体制武装集団が砲撃し、子供1人が死亡、子供2人を含む5人が負傷した。

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スワイダー県では、SANA(9月26日付)によると、反体制武装集団がスワイダー市とサアラ村を結ぶ街道を移動中の車を攻撃し、1人を殺害した。

AFP, September 26, 2017、ANHA, September 26, 2017、AP, September 26, 2017、ARA News, September 26, 2017、Champress, September 26, 2017、al-Hayat, September 27, 2017、Kull-na Shuraka’, September 26, 2017、al-Mada Press, September 26, 2017、Naharnet, September 26, 2017、NNA, September 26, 2017、Reuters, September 26, 2017、SANA, September 26, 2017、UPI, September 26, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍はダイル・ザウル市内を流れるユーフラテス川に架橋、過去24時間で車輌8,000台が東岸に向けて渡河(2017年9月26日)

ロシア国防省は、ダイル・ザウル市におけるシリア軍のダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を支援するため、ロシア軍が同市のユーフラテス川に架橋し、同川西岸と東岸を結んだと発表した。

ユーフラテスへの架橋は、人道支援物資だけでなく、ユーフラテス川東岸地域でダーイシュと戦うシリア軍部隊への重火器、兵員などの輸送を目的とし、ロシア軍はダーイシュが発砲を続けるなか48時間弱で橋を設置、また過去24時間で戦車を含む車輌8,000台が橋を渡り、ダイル・ザウル市東岸部に入ったという。

『ワタン』(9月26日付)によると、橋は全長が210メートルに達するという。

なお、ダイル・ザウル市内のユーフラテス川東西両岸を結んでいたスィヤーサ橋は2016年10月にロシア軍と思われる戦闘機が爆撃で破壊、また市中心部に架けられていたシリア国内最長の吊り橋も2013年5月にシリア軍が破壊した。

al-Hayat, September 27, 2017

AFP, September 26, 2017、ANHA, September 26, 2017、AP, September 26, 2017、ARA News, September 26, 2017、Champress, September 26, 2017、al-Hayat, September 27, 2017、Kull-na Shuraka’, September 26, 2017、al-Mada Press, September 26, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 26, 2017、Naharnet, September 26, 2017、NNA, September 26, 2017、Reuters, September 26, 2017、SANA, September 26, 2017、UPI, September 26, 2017、al-Watan, September 26, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍は戦略爆撃機でダイル・ザウル県のダーイシュとイドリブ県のシャーム解放機構拠点を爆撃(2017年9月26日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア空軍の戦略爆撃機Tu-95MS複数機からなる航空部隊が、ダイル・ザウル県およびイドリブ県で活動する「国際テログループ」のダーイシュ(イスラーム国)およびヌスラ戦線(シャーム解放機構)の拠点に対してミサイルで爆撃を行ったと発表し、その写真を公開した。

Tu-95MSの航空部隊はロシア領内の基地から、イラン、イラク領空を経由して、シリア領空に入り爆撃を実施、Su-30とSu-35からなる航空部隊がこれを援護した。

Tu-95MSの航空部隊の飛行距離は7,000キロあまりに及び、途中II-78から空中空輸を受けた。

なお、ダイル・ザウル県でのダーイシュの拠点に対する爆撃は、米主導の有志連合や西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の将兵の安全を確保するため、有志連合、シリア民主軍の拠点を回避するかたちで実施されたという。

ただし、有志連合、シリア民主軍はダイル・ザウル県内のいかなる重要拠点もダーイシュから奪取はしていないという。

Ministry of Defence of Russia, September 26, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 26, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 26, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 26, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 26, 2017

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一方、イゴール・コナシェンコフ報道官は、ロシア軍の空爆によるイドリブ県およびハマー県での空爆で民間人50人以上が死亡したとするシリア人権監視団の発表(25日)に関して「ヌスラ戦線(シャーム解放機構)やその配下にあるグループに属する破壊分子の活動をメディアで隠蔽しようとする「目撃者」や「ボランティア」の情報に基づいており…根拠がない」と一蹴した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 26, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は18件の違反を確認(2017年9月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ラタキア県1件、ヒムス県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件)確認した。

トルコ側の監視チームは18件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県11件、ダルアー県2件、イドリブ県4件、ヒムス県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は234組織。

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ロシア国防省は声明を出し、シリア軍によるダイル・ザウル市解放作戦に随行するロシア軍顧問団の代表を務めるヴァレリー・アサポヴ少将が24日、シリア軍の司令拠点に対するダーイシュ(イスラーム国)の砲撃で重傷を負い、死亡したと発表した。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、過去24時間で反体制武装集団戦闘員7人が投降したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 26, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は9月25日、ラッカ市などに対して30回の爆撃を実施(2017年9月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月25日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して40回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は30回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(26回)で実施された。

CENTCOM, September 26, 2017をもとに作成。

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シリア人権監視団「ロシア・シリア両軍はこの1週間でハマー県、イドリブ県で1,100回以上の爆撃を実施し、民間人58人とシャーム解放機構戦闘員ら142人を殺害」(2017年9月25日)

シリア人権監視団は、ロシア・シリア両軍がハマー県北東部および北部、イドリブ県南部、西部、東部に対してこの1週間で1,100回以上の空爆を実施し、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、トルコマン・イスラーム党のメンバー142人以上のほかに、子供18人を含む民間人58人を殺害したと発表した。

両軍が空爆したのは、ハマー県のラターミナ町、ジャナービラ村、ハウワーシュ丘、カフルズィーター市、マアーン村一帯、アトシャーン村、ウンム・ハーラタイン村、カルアト・マディーク町、イドリブ県のサラーキブ市、シャイフ・スィンディヤーン村、ビダーマー町、サルジャ村、スィンジャール町、マアッルズィーター村、ファッティーラ村、カルサア村、アブー・ズフール町、タッル・マルディーフ村、タマーニア町、フバイト村、スカイク村、マアッル・ハッタート村、ジャルジャナーズ町、ハーミディーヤ村、タッル・マンス村、ワーディー・ダイフ村、ズアイニーヤ村、アイン・ザルカー村、ジスル・シュグール市、ハッルーズ村、サルミーン市、タルマラ村、ナイラブ村、カフルルーマー村など。

AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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ヒューマン・ライツ・ウォッチは米主導の有志連合による3月の爆撃で子供30人を含む少なくとも84人が死亡したと発表(2017年9月25日)

米国の人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、2017年3月に、ラッカ県でのダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を遂行していた米国主導の有志連合がラッカ市郊外のタブカ市とマンスール市に対して実施した爆撃によって、子供30人を含む少なくとも84人が死亡したとする42ページからなる報告書(All Feasible Precautions? Civilian Casualties in Anti-ISIS Coalition Airstrikes in Syria)をインターネットを通じた発表した。

HRW, September 25, 2017

AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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ロシア、トルコ、イランはロジャヴァ支配下のアレッポ県アフリーン市一帯での緊張緩和地帯設置に向けて協議(2017年9月25日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、アスタナ会議の保障国であるロシア、トルコ、イランの三カ国が、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるアレッポ県アフリーン市一帯に緊張緩和地帯を設置することを検討していると明らかにした。

アナトリア通信(9月25日付)が伝えた。

また、ロシア大統領府は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領が、イランのハサン・ロウハーニー大統領、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と個別に電話会談を行い、シリア国内での緊張緩和地帯設置など複数の問題について意見を交わしたと発表した。

AFP, September 25, 2017、Anadolu Ajansı, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍は、ユーフラテス川左岸(ダイル・ザウル県)のCONOCO油田一帯に展開するYPG主体のシリア民主軍の拠点を爆撃・砲撃(2017年9月25日)

米主導の有志連合が支援するシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)の総司令部は声明を出し、「ロシア軍およびその支援を受けるシリア軍がCONOCO油田会社、アズバ・ガス田会社、紡績工場に展開する我が部隊を迫撃砲と戦闘機によって攻撃し、我が方戦闘員多数が死亡した」と発表、攻撃を「ロシア軍およびその同盟者による敵対行為」と厳しく非難した。

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シリア民主軍広報局は、「ジャズィーラの嵐」作戦報道官にYPJ(女性防衛隊)司令官の一人ライラワー・アブドゥッラー女史を任命したと発表した。

ANHA(9月25日付)が伝えた。

ANHA, September 25, 2017

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ラッカ県では、『ハヤート』(9月26日付)によると、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、イマーム・ヌーリー・モスク地区の大部分を制圧した。

シリア民主軍はまた、アミーン地区、ハニー地区、ナイーム交差点地区、ダッラ地区、ナフダ地区、フィルドゥース地区でダーイシュと交戦した。

AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊は米主導の有志連合が制空権を握るダイル・ザウル県のイラク国境地帯にあるダーイシュ拠点を無人航空機で爆撃(2017年9月25日)

イラン国営テレビIRIB(9月25日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊が24日(日曜日)、ダイル・ザウル県東部のイラク国境近くでダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して、無人航空機で空爆を実施したと伝えた。
ロイター通信(9月25日付)が伝えたところによると、この爆撃でダーイシュの車輌や装備が破壊され、またヒズブッラーの中央戦争広報局によると、拠点複数カ所と装備が破壊されたという。
ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、この爆撃は、シリア軍および同盟部隊によるブーカマール市に向けた掃討作戦「ファジュル3作戦」の一環として行われたという。
なお、中東戦争広報局は、ユーチューブ(https://youtu.be/Kfnw6N1YD9k)には無人航空機による爆撃の映像が公開された。
この映像によると、爆撃は4回にわたり実施された。
ダイル・ザウル県東部のイラク国境地帯は、米主導の有志連合が支援するダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)がダーイシュの掃討を目的とする「ジャズィーラの嵐」作戦を遂行中で、ユーフラテス川左岸(東岸)は有志連合が制空権を握っている。

Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017
Youtube, September 25, 2017

AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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カルダーハ市(ラタキア県)が反体制派の砲撃を受ける一方、ロシア・シリア軍はイドリブ県、ダマスカス郊外県などで反体制武装集団への攻撃を続ける(2017年9月25日)

ラタキア県では、SANA(9月25日付)によると、ハーフィズ・アサド前大統領の生地カルダーハ市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、2人が死亡、5人が負傷した。

SANA, September 25, 2017

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月25日付)によると、ロシア軍戦闘機がジスル・シュグール市近郊のクナイトラ村、アイン・ザルカー村、ビダーマー町、マアッルシューリーン村、サラーキブ市、ハーン・シャイフーン市、マアッラト・ハルマ村などを140回以上にわたり空爆し、少なくとも17人が死亡した。

なお、ジスル・シュグール広報センターによると、空爆による死者数は59人にのぼるという。

Kull-na Shuraka’, September 25, 2017

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月25日付)によると、シリア軍がフーシュ・ダワーヒラ村、リーハーン農場一帯に侵攻し、イスラーム軍などと交戦した。

シリア軍はまた、ダマスカス県ジャウバル区、アイン・タルマー村一帯でラフマーン軍団と交戦した。

一方、イスラーム軍は、東グータ地方でのシリア軍との戦闘で幹部の一人(イスラーム軍所属第111旅団広報局長)のアナス・ナッジャール氏(アブー・マフムード)が死亡したと発表した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(9月25日付)によると、シリア軍がイブタア町、ハーッラ市、カフルシャムス町、アクラバー村、ダルアー市ダルアー・バラド地区各所などを砲撃し、3人が死亡、複数人が負傷した。

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アレッポ県では、SANA(9月25日付)によると、シャーム解放機構がアレッポ市フルカーン地区を砲撃し、女性1人が負傷した。

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スワイダー県では、SANA(9月25日付)によると、ムジャイミル村、バルド村、ジャムリーン村(ダルアー県)間を結ぶ街道脇で反体制武装集団が仕掛けた爆弾が爆発し、2人が死亡した。

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クナイトラ県では、SANA(9月25日付)によると、ハムル丘陵地帯で活動を続ける反体制武装集団がハドル村に向かって狙撃、1人が死亡した。

AFP, September 25, 2017、ANHA, September 25, 2017、AP, September 25, 2017、ARA News, September 25, 2017、Champress, September 25, 2017、al-Hayat, September 26, 2017、Kull-na Shuraka’, September 25, 2017、al-Mada Press, September 25, 2017、Naharnet, September 25, 2017、NNA, September 25, 2017、Reuters, September 25, 2017、SANA, September 25, 2017、UPI, September 25, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは13件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年9月25日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月25日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ラタキア県1件、ヒムス県3件、ハマー県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ダルアー県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは2件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 25, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月22~24日の3日間で、ラッカ市近郊などに100回以上の爆撃を実施(2017年9月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月22~24日の3日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

9月22日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し51回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は41回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(39回)に対して行われた。

9月23日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して50回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は36回で、シャッダーティー市近郊(7回)、ラッカ市近郊(29回)に対して攻撃が行われた。

9月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して35回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は29回で、シャッダーティー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(27回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, September 25, 2017をもとに作成。

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シリア人権ネットワークは2014年9月から2017年9月までの3年間に米主導の有志連合の爆撃で2,286人が死亡(2017年9月24日)

反体制系NGOのシリア人権ネットワークはインターネットを通じて「血の代償」(http://sn4hr.org/arabic/2017/09/24/8737/)と題した報告書を発表、米主導の有志連合がシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)を標的とする空爆を開始した2014年9月23日から2017年9月17日までの約3年間における犠牲者数に関する独自のデータを発表した。

同報告書によると、この期間の有志連合の爆撃で、子供674人、女性504人を含む2,286人が死亡したという。

なお、同ネットワークによると、9月1日時点の民間人死者総数は21万2,786人(うち子供2万6,019人、女性2万4,309人)だという。

シリア人権ネットワークのデータ収集は反体制派支配地域のみにおいて行われており、シリア政府支配地域、西クルディスタン移行期民政局での被害状況は考慮されていない。

sn4hr, September 24, 2017
sn4hr, September 24, 2017
sn4hr, September 24, 2017
sn4hr, September 24, 2017
sn4hr, September 24, 2017
sn4hr, September 24, 2017

AFP, September 26, 2017、ANHA, September 26, 2017、AP, September 26, 2017、ARA News, September 26, 2017、Champress, September 26, 2017、al-Hayat, September 27, 2017、Kull-na Shuraka’, September 26, 2017、al-Mada Press, September 26, 2017、Naharnet, September 26, 2017、NNA, September 26, 2017、Reuters, September 26, 2017、SANA, September 26, 2017、sn4hr, September 24, 2017、UPI, September 26, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省は米主導の有志連合のシリア民主軍がダイル・ザウル県のダーイシュ支配地域を自由に移動することを示す証拠写真を提示(2017年9月24日)

ロシア国防省はフェイスブックの公式アカウントを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県内のダーイシュ(イスラーム国)支配地域を米国主導の有志連合およびその支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が9月8日から20日にかけて、ダーイシュの検問所を交戦もせずに自由に通過し、往来していることを示す衛星写真複数点を公開した。

有志連合とシリア民主軍は9月に入って、ダイル・ザウル県のダーイシュ支配地域を解放するとして「ジャズィーラの嵐」作戦を開始、ダイル・ザウル市東部のユーフラテス川左岸にある工業地区一帯に1日で到達した。

Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 24, 2017

 

AFP, September 24, 2017、ANHA, September 24, 2017、AP, September 24, 2017、ARA News, September 24, 2017、Champress, September 24, 2017、al-Hayat, September 25, 2017、Kull-na Shuraka’, September 24, 2017、al-Mada Press, September 24, 2017、Naharnet, September 24, 2017、NNA, September 24, 2017、Reuters, September 24, 2017、SANA, September 24, 2017、UPI, September 24, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年9月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県1件、ハマー県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件)確認した。

トルコ側の監視チームは5件(イドリブ県3件、ハマー県1件、アレッポ県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は前日より1組織増えて234組織。

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一方、ロシア国防省は声明を出し、ダイル・ザウル市でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘でロシア軍士官1人が死亡したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 24, 2017をもとに作成。

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