米主導の有志連合の支援を受けるシリア民主軍はダイル・ザウル市東部の油田2カ所を制圧(2017年9月23日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(9月23日付)によると、ダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)は、米主導の有志連合の支援を受け、ダイル・ザウル市東部のユーフラテス川左岸(東岸)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦(「ジャズィーラの嵐」作戦)を続行し、アズバ油田会社とCONOCOガス田会社を制圧した。

AFP, September 23, 2017、ANHA, September 23, 2017、AP, September 23, 2017、ARA News, September 23, 2017、Champress, September 23, 2017、al-Hayat, September 24, 2017、Kull-na Shuraka’, September 23, 2017、al-Mada Press, September 23, 2017、Naharnet, September 23, 2017、NNA, September 23, 2017、Reuters, September 23, 2017、SANA, September 23, 2017、UPI, September 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はイドリブ県のシャーム軍団、シャーム自由人イスラーム運動拠点を爆撃(2017年9月23日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月23日付)によると、ロシア軍戦闘機がタッル・マルディーク村近郊にあるシャーム軍団の拠点を爆撃し、複数の戦闘員が死傷した。

またシリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市一帯を空爆し、14人が死亡した。

なお、シリア人権監視団によると、タッル・マルディーク村を空爆したのものシリア軍だという。

ロシア・シリア両軍の戦闘機はまた、マアッラト・ヌウマーン市、タマーニア町、サラーキブ市など一帯など県南部および南東部各所に対しても空爆を行った。

またロシア軍は、北部のザーウィヤ山一帯のシャーム自由人イスラーム運動の拠点に対しても空爆を行い、サルジャ村一帯の拠点15カ所を破壊し、戦闘員5人が死亡した。

攻撃は巡航ミサイルによるものと思われるという。

シリア人権監視団によると、一連の空爆で、シャーム軍団メンバーら45人が死亡したという。

なお、シャーム軍団は、アスタナ会議にヤースィル・アブドゥッラヒーム司令官を参加させている。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(9月23日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が声明を出し、ヒルブナフサ村一帯で活動するそのほかの反体制武装集団とともにシリア軍検問所を襲撃し、兵士6人を殺害したと発表した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月23日付)によると、東グータ地方で勢力争いを続けていたイスラーム軍とラフマーン軍団が、ミスラーバー市とハムーリーヤ市を結ぶ街道を再開することで合意した。

こうしたなか、シリア軍は西グータ地方における反体制武装集団(シャイフ山部隊連合)最後の拠点であるバイト・ジン村を空爆、砲撃、また増援部隊が同地に向かった。

Kull-na Shuraka’, September 23, 2017

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ダマスカス県では、SANA(9月23日付)によると、ムライハ街道、バーブ・シャルキー地区に、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾した。

AFP, September 23, 2017、ANHA, September 23, 2017、AP, September 23, 2017、ARA News, September 23, 2017、Champress, September 23, 2017、al-Hayat, September 24, 2017、Kull-na Shuraka’, September 23, 2017、al-Mada Press, September 23, 2017、Naharnet, September 23, 2017、NNA, September 23, 2017、Reuters, September 23, 2017、SANA, September 23, 2017、UPI, September 23, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年9月23日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月23日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ハマー県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは7件(イドリブ県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は233組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 23, 2017をもとに作成。

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イスタンブールでシリア人女性反体制活動家とその娘が殺害(2017年9月22日)

トルコ警察は、シリア人反体制女性活動家のウルーバ・バラカート氏(60歳)と娘が、イスタンブールのアジア側のウスキュダル地区にあるアパートで他殺体で発見されたと発表した。

バラカート氏は、シリア国内の刑務所での拷問についての証言を収集・検証するなどの活動を行っており、トルコに滞在する前は、英国、UAEにいたという。

『ヒュッリイイェト』(9月22日付)によると、2人は発見される数日前に殺害されたと思われる。

AFP, September 22, 2017、ANHA, September 22, 2017、AP, September 22, 2017、ARA News, September 22, 2017、Champress, September 22, 2017、al-Hayat, September 23, 2017、Hurriyet, September 22, 2017、Kull-na Shuraka’, September 22, 2017、al-Mada Press, September 22, 2017、Naharnet, September 22, 2017、NNA, September 22, 2017、Reuters, September 22, 2017、SANA, September 22, 2017、UPI, September 22, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合の支援を受けるシリア民主軍はダイル・ザウル市西方のCONOCOガス田、アズバ油田を包囲(2017年9月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)が、米主導の有志連合の支援を受けてダイル・ザウル市西部のユーフラテス川左岸地域でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦(「ジャズィーラの嵐」作戦)を継続し、ダイル・ザウル市、スワル町ハサカ市を結ぶ街道上に位置するCONOCOガス田および精製所、アズバ油田を包囲した。

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ラッカ県では、ANHA(9月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内のアミーン地区、ハンナー地区、中心街、ヒッティーン墓地一帯、ナイーム交差点一帯、ダッラ地区、ナフダ地区などで、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続けた。

AFP, September 22, 2017、ANHA, September 22, 2017、AP, September 22, 2017、ARA News, September 22, 2017、Champress, September 22, 2017、al-Hayat, September 23, 2017、Kull-na Shuraka’, September 22, 2017、al-Mada Press, September 22, 2017、Naharnet, September 22, 2017、NNA, September 22, 2017、Reuters, September 22, 2017、SANA, September 22, 2017、UPI, September 22, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍はダマスカス国際空港近くのヒズブッラーの武器庫を越境爆撃する一方、シリア軍防空隊はイスラエル軍無人航空機1機を撃墜(2017年9月22日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月22日付)によると、ダマスカス国際空港周辺地域でイスラエル軍の爆撃によるものと思われる爆発が複数回発生した。

ディマシュク・アーン(9月22日付)によると、爆発はダマスカス国際空港近くに対するミサイル攻撃によるものだが、空港には被害はなかったという。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍機が空爆したのは空港近くにあるヒズブッラーの武器庫だという。

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一方、親政権サイトのスーリーヤ・ビ・バサータ(9月22日付)は、シリア軍の防空隊が、ダマスカス国際空港近郊を爆撃したイスラエル軍の無人航空機を撃退したと伝え、ユーチューブを通じてその映像(https://youtu.be/I1JknFuJJSY)を公開した。

防空隊はシリア領内に飛来した無人航空機をダルアー県上空で迎撃し、撃墜したという。

なお、クッルナー・シュラカー(9月22日付)によると、撃墜に使用されたのは、S-200アンゴラ対空ミサイルだという。

Syriasimply, September 22, 2017
Syriasimply, September 22, 2017

AFP, September 22, 2017、ANHA, September 22, 2017、AP, September 22, 2017、ARA News, September 22, 2017、Champress, September 22, 2017、Dimashq al-An, September 22, 2017、al-Hayat, September 23, 2017、Kull-na Shuraka’, September 22, 2017、al-Mada Press, September 22, 2017、Naharnet, September 22, 2017、NNA, September 22, 2017、Reuters, September 22, 2017、SANA, September 22, 2017、Syriasimply, September 22, 2017、UPI, September 22, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍増援部隊がジルヴェギョズ国境通行所を通過し、シリア領内へ(2017年9月22日)

アナトリア通信(9月22日付)は、21日に引き続き、トルコ軍地上部隊の車列がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所に面するトルコ側のジルヴェギョズ国境通行所(ハタイ県レイハンル市郊外)を通過、シリア領内に向かった。

Kull-na Shuraka’, September 22, 2017

AFP, September 22, 2017、Anadolu Ajansı, September 22, 2017、ANHA, September 22, 2017、AP, September 22, 2017、ARA News, September 22, 2017、Champress, September 22, 2017、al-Hayat, September 23, 2017、Kull-na Shuraka’, September 22, 2017、al-Mada Press, September 22, 2017、Naharnet, September 22, 2017、NNA, September 22, 2017、Reuters, September 22, 2017、SANA, September 22, 2017、UPI, September 22, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍はシャーム解放機構による憲兵隊29人の包囲への報復としてイドリブ県をカリブル巡航ミサイルで奇襲攻撃(2017年9月22日)

ロシア国防省は、地中海東部沖に展開する黒海艦隊所属の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドがイドリブ県で活動を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構の司令拠点、教練基地数カ所や車輌などの装備をカリブル巡航ミサイルで奇襲攻撃、これを破壊したと発表、その映像(https://youtu.be/Fwplpxqsego)を公開した。

巡航ミサイルの飛距離は300キロに及んだ。

ミサイル攻撃の標的となった車輌は、ハマー県北部に展開するロシア軍憲兵隊隊員29人の包囲に関与したものだという。

Ministry of Defence of Russia, September 22, 2017
Ministry of Defence of Russia, September 22, 2017

AFP, September 22, 2017、ANHA, September 22, 2017、AP, September 22, 2017、ARA News, September 22, 2017、Champress, September 22, 2017、al-Hayat, September 23, 2017、Kull-na Shuraka’, September 22, 2017、al-Mada Press, September 22, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 22, 2017、Naharnet, September 22, 2017、NNA, September 22, 2017、Reuters, September 22, 2017、SANA, September 22, 2017、UPI, September 22, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年9月22日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ダルアー県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ラタキア県2件)確認した。

トルコ側の監視チームは4件(イドリブ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は233組織。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、過去24時間で反体制武装集団戦闘員14人がヒムス県で投降し、シリア軍に従軍したと発表した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 22, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月21日、ラッカ市に対して7回の爆撃を実施(2017年9月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月21日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、ラッカ市近郊で実施された。

CENTCOM, September 22, 2017をもとに作成。

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トルコ軍地上部隊が、アスタナ6会議の合意を受けるかたちでハタイ県ジルヴェギョズ国境通行所を通過し、イドリブ県に向かう(2017年9月21日)

ジャズィーラ(9月21日付)は、トルコ軍地上部隊が、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所(トルコ側はハタイ県のジルヴェギョズ国境通行所)を通過し、シリア領内に入ったと伝え、その写真を公開した。

トルコ軍地上部隊は装甲車輌など数十輌からなり、アスタナ6会議でロシア・トルコ・イラン合同停戦監視部隊のイドリブ県への派遣が合意されたことを受けた動きと見られる。

しかし、クッルナー・シュラカー(9月21日付)の特派員によると、バーブ・ハワー国境通行所は20日現在も旅行者に対して開放されているが、トルコ軍部隊の通過しておらず、ジルヴェギョズ国境通行所通過後シリア領内に入ったことは確認されていないという。

Aljazeera.net, September 21, 2017
Aljazeera.net, September 21, 2017
Aljazeera.net, September 21, 2017

AFP, September 21, 2017、Aljazeera.net, September 21, 2017、ANHA, September 21, 2017、AP, September 21, 2017、ARA News, September 21, 2017、Champress, September 21, 2017、al-Hayat, September 22, 2017、Kull-na Shuraka’, September 21, 2017、al-Mada Press, September 21, 2017、Naharnet, September 21, 2017、NNA, September 21, 2017、Reuters, September 21, 2017、SANA, September 21, 2017、UPI, September 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍参謀本部ルドスコイ機動総局長「ハマー県でシャーム解放機構がロシア軍憲兵隊を包囲、戦闘でロシア軍兵士3人が死亡」(2017年9月21日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は、ハマー県に展開するロシア軍憲兵隊の兵士3人がシャーム解放機構の攻撃によって殺害されたと発表した。

ルドスコイ局長によると、シャーム解放機構は29人からなるロシア軍憲兵隊を包囲、ロシア軍特殊部隊が介入し解囲に成功したが、一連の戦闘で3人の兵士が死亡したという。

なお、この戦闘でロシア軍側はシャーム解放機構の武器弾薬庫40棟、戦車1台、装甲車4台を破壊、戦闘員850人を殲滅したという。

AFP, September 21, 2017、ANHA, September 21, 2017、AP, September 21, 2017、ARA News, September 21, 2017、Champress, September 21, 2017、al-Hayat, September 22, 2017、Kull-na Shuraka’, September 21, 2017、al-Mada Press, September 21, 2017、Naharnet, September 21, 2017、NNA, September 21, 2017、Reuters, September 21, 2017、SANA, September 21, 2017、UPI, September 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省報道官は「ダイル・ザウル市近郊のユーフラテス川左岸に展開するシリア民主軍はこれまで2度にわたりシリア軍を砲撃した」と非難、米国に再発防止を求める(2017年9月21日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、ダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の戦況に関して、ダイル・ザウル軍事評議会主導のシリア民主軍(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体)が米特殊部隊とともに、ダイル・ザウル市北東部のユーフラテス川東岸に複数の陣地を設置、シリア軍に対し、これまでに2度にわたって、迫撃砲、ロケット弾による攻撃を加えてきたと非難した。

コナシェンコフ報道官は「シリア軍はこれまで2度にわたり、シリア民主軍とロシア特殊部隊が展開するユーフラテス川東岸の複数拠点から発射された迫撃砲による集中砲火に曝された」としたうえで、「砲火に曝された地域には、シリア軍とともにロシア軍特殊部隊が現在展開している」と付言、米国に対してシリア民主軍の攻撃を停止させるよう警告した。

コナシェンコフ報道官はまた、ダーイシュとシリア民主軍との間にいかなる交戦も確認されておらず、ダーイシュが撤退した地域を支配下に置いているだけだと指摘、両者の関係に疑義を呈した。

その一方、ロシア軍の支援を受けるシリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が支配していた地域の85%を解放したと発表し、戦果を誇示した。

『ハヤート』(9月22日付)、SANA(9月21日付)などが伝えた。

AFP, September 21, 2017、ANHA, September 21, 2017、AP, September 21, 2017、ARA News, September 21, 2017、Champress, September 21, 2017、al-Hayat, September 22, 2017、Kull-na Shuraka’, September 21, 2017、al-Mada Press, September 21, 2017、Naharnet, September 21, 2017、NNA, September 21, 2017、Reuters, September 21, 2017、SANA, September 21, 2017、UPI, September 21, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年9月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ダルアー県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)確認した。

トルコ側の監視チームは4件(イドリブ県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は233組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 21, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月20日、ラッカ市などに対して15回の爆撃を実施(2017年9月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月20日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(14回)で実施された。

CENTCOM, September 21, 2017をもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は国連総会でシリアの「ソフトな分割」を提唱(2017年9月20日)

『ハヤート』(9月21日付)は、複数の会合筋の話として、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が、第72回国連総会に出席するために米国ニューヨークに参集している関係当時国に対して、シリア地図を五つに塗り分けた「ソフトな分割」案を提示したと伝えた。

デミストゥラ氏は、紛争当事者による支配地域の分割、あるいは「ソフトな分割」が、もっとも現実的且つ論理的だと考え、その実現をこれまで以上に楽観視しているという。

同消息筋によると、デミストゥラ氏が示した「ソフトな分割」案では、シリア地図は、①シャーム解放機構が支配を続ける北部、②ロシア、ヨルダン、米国が監督する南部の停戦地帯、③西クルディスタン移行期民政局が実効支配する北部、④(旧)ダーイシュ(イスラーム国)支配地域(東部)、⑤シリア政府支配下の主要都市部、沿岸地方、レバノン国境地帯、に塗り分けられているという。

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はティラーソン米国務長官と会談し、シリア情勢への対応について協議(2017年9月20日)

第72回国連総会に出席するため米国を訪問中のロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はニューヨークでレックス・ティラーソン米国務長官と会談し、シリア情勢への対応について意見を交わした。

ラブロフ外務大臣は会談後の記者会見で、「我々はティラーソン氏とシリアをめぐる連絡態勢について議論した…。両国軍の連絡は現在も行われている。これはラッカ市解放、ダイル・ザウル県回復などにかかる計画の実施を阻害する衝突を回避するためで、両国軍は「テロとの戦い」の諸目的に影響を及ぼさないようにするうえで必要な措置を継続実施する必要があることで合意している」と述べた。

『ハヤート』(9月21日付)などが伝えた。

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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ダイル・ザウル軍事評議会はイラク国境地帯解放に向けて進軍を開始する一方、YPGはラッカ市の80%を解放(2017年9月20日)

「ジャズィーラの嵐」作戦を主導する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のダイル・ザウル軍事評議会のアフマド・アブー・ハウラ総司令官は、ANHA(9月20日付)に対して、ダイル・ザウル市北東部郊外のユーフラテス川左岸に位置する工場地区方面から東進し、ダイル・ザウル県北東部のハーブール川右岸に位置するスワル市および同市東部のイラク国境をダーイシュ(イスラーム国)の支配から解放するため進軍を開始したと発表した。

ANHA, September 20, 2017

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部が声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあったラッカ市北部の砂糖工場方面に進軍し、第17師団基地一帯、穀物サイロ地区を制圧、また市内のティシュリーン地区、ルマイラ地区、ラウダ地区、穀物粉砕工場一帯を制圧し、同市の80%を解放したと発表した。

ANHA, September 20, 2017

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍がハマー県北部、イドリブ県南部へのシャーム解放機構を受けて激しい爆撃を実施するなか、ホワイト・ヘルメットはロシアが病院を標的にしていると非難(2017年9月20日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構を中心とする反体制武装集団の北部への侵攻を受け、ロシア・シリア両軍がムーリク市、サイヤード村、ハスラーヤー村、カルアト・マディーク町一帯を激しく空爆し、シャーム解放機構の司令官1人が死亡した。

空爆はラターミナ町各所に対しても行われた。

これに対して、シャーム解放機構側は、カッラーフ村、カウカブ村を砲撃した。

なお、19日以降のロシア・シリア両軍による同地およびイドリブ県南部に対する空爆回数は330回を超えるという。

一方、SANA(9月20日付)によると、イドリブ県との県境に展開するシャーム解放機構がサルハブ市を砲撃し、子供1人と女性1人が死亡した。

SANA, September 20, 2017

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、ロシア軍戦闘機が、マアッラト・ヌウマーン市東部のジャルジャナーズ町を空爆し、ダマスカス郊外県ダーライヤー市から避難していた子供を含む5人が死亡した。

ロシア軍戦闘機はまた、県北部のザーウィヤ山にあるシャームの鷹旅団の拠点3カ所とシャーム自由人イスラーム運動幹部の一人フサーム・サラーマ氏の自宅を空爆した。

シャームの鷹旅団の拠点の一つにはアブー・イーサー・シャイフ総司令官、ザーウィヤ地区司令官のアブー・イスティーフ・スィルハーン氏がいたが無事だった。

また、シャーム自由人イスラーム運動のサラーマ氏も無事だった。

なお、19日にシャーム解放機構を中心とする反体制武装集団がハマー県北部に進軍したことを受け、ロシア・シリア両軍が同地およびイドリブ県南部への空爆を強化していることに関して、イドリブ県南部で活動するホワイト・ヘルメットのメンバーの一人アッバース・アスワド氏は、クッルナー・シュラカー(9月20日付)に対して、ロシア軍による空爆が主に医療施設や病院を標的としていると主張した。

一方、イドリブ市では、シャーム解放機構の幹部2人、チュニジア人のアブー・ヤフヤー・トゥーニースィー氏とモロッコ人のアブー・スライマーン・マグリビー氏がコルニーシュ通り何者かの発砲を受けて死亡した。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(9月20日付)によると、シリア軍がラフマーン軍団支配下のジャウバル区、アイン・タルマー村一帯を砲撃した。

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イランが寄贈した1,000トンの人道支援物資を積んだ車列がダイル・ザウル市に到着(2017年9月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月20日付)によると、イランからの人道支援物資を積んだ車列が、シリア軍によって解囲されたダイル・ザウル市に到着した。

物資は、食糧品、医療物資、衣料、文具など約1,000トンで、外国による同市への人道支援は解囲後、これが初めて。

しかし、ヒズブッラーの中央戦争広報局によると、この車列がダイル・ザウル市県庁に到着したのに合わせて、ダーイシュ(イスラーム国)が同地を砲撃、1人が負傷した。

SANA, September 20, 2017

AFP, September 20, 2017、ANHA, September 20, 2017、AP, September 20, 2017、ARA News, September 20, 2017、Champress, September 20, 2017、al-Hayat, September 21, 2017、Kull-na Shuraka’, September 20, 2017、al-Mada Press, September 20, 2017、Naharnet, September 20, 2017、NNA, September 20, 2017、Reuters, September 20, 2017、SANA, September 20, 2017、UPI, September 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2017年9月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県3件、ハマー県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは1件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,235市町村、武装組織の数は233組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 20, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月19日、ラッカ市に対して30回の爆撃を実施(2017年9月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して44回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は30回で、ラッカ市近郊で実施された。

CENTCOM, September 20, 2017をもとに作成。

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欧米・アラブ諸国16カ国がシリア情勢への対応を協議するため会談「シリア復興に参加するため信頼できる政治プロセスが必要」「シリア国民が決めることだが、我々はアサドが権力の座にとどまるとは思っていない」(2017年9月19日)

第72回国連総会が開催されている米ニューヨークで、レックス・ティラーソン米国務長官の呼びかけにより、シリア情勢への対応を協議するための会合が国務長官が滞在するパレス・ホテルで開かれ、NATO加盟国およびサウジアラビアなどのアラブ諸国16カ国の外務大臣、EUの代表らが出席した。

会合に参加したのは、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ヨルダン、トルコ、カタール、サウジアラビア、UAE、エジプト、カナダ、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの外務大臣、EU代表(フェデリカ・モゲリーニ欧州委員会副委員長兼欧州連合外務・安全保障政策上級代表)、国連代表(ジェフリー・フェルトマン国連事務次長(政務局長)。

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米国務省のデヴィッド・サトルフィールド中東和平問題担当次官補は会合記者団に対して、「軍事治安行動によって暴力の軽減はもたらされるが、それだけではシリアは安定しない…。大多数のシリア人の意思を反映した信頼できる政治プロセスのみがこの目的を実現させ得る」という点で意見が一致したことを明らかにした。

また「国際社会がシリア復興に参加するため、政治プロセスが推し進められなければならない」としつつ、「シリア政府とその支持者が色塗りされた地図上だけで勝利宣言することはできない。政治プロセスがなければ、国際社会、すなわちこの会議に参加するすべての国は、シリアでの正統性の回復や、復興に貢献はしないだろう」と強調した。

そのうえで会合では「どのようにジュネーブ(・プロセス)、そして政治プロセスに再び集中すべきか」について意見が交わされ、「すべての出席者が、プラグマティック、事務的、現実的である必要があると指摘したが、これはシリア政府とその支援者が決定する今後の行方に従うことではなく、早急に軍事的・治安的な問題解決から次の段階に移行するために行動することを意味する。しかしこれこそがもっとも困難なステップだ…。我々は政治プロセスの終わりにアサドが(権力の座に)留まるだろうとは見ていない。なぜなら、彼は正統性を失ったからだ…。しかし、これはシリア国民が決めることだ」と述べた。

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一方、フランスが提案しているシリア情勢にかかる連絡グループ設置構想に関して、サトルフィールド次官補は「今回の会合ではその他の議題はない」と述べ、審議されたことを示唆、また米国の匿名高官はAFP(9月19日付)に対して「イランが連絡グループに参加すれば、我々にとって事態は困難になるだろう」と述べ、同グループに関する米国の姿勢を明らかにした。

しかし、オランダのベルト・クーンデルス 外務大臣は「議論されていない」と述べた。

フランスは、シリアが分断され、新たなイスラーム過激派の温床になることに警戒し、国際社会が一致団結して対応する必要を強調し、国連安保理常任理事国と主要な紛争当事国からなる連絡グループの設置を提案している。

『ハヤート』(9月20日付)などが伝えた。

AFP, September 19, 2017、ANHA, September 19, 2017、AP, September 19, 2017、ARA News, September 19, 2017、Champress, September 19, 2017、al-Hayat, September 20, 2017、Kull-na Shuraka’, September 19, 2017、al-Mada Press, September 19, 2017、Naharnet, September 19, 2017、NNA, September 19, 2017、Reuters, September 19, 2017、SANA, September 19, 2017、UPI, September 19, 2017などをもとに作成。

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米国はYPG主導のシリア民主軍に装甲車輌120台などからなる補給物資を支給、トルコはアレッポ県北西部進行に備えてキリス県に増援部隊を展開(2017年9月19日)

『ハヤート』(9月20日付)は、複数の反対消息筋の話として、米国が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対して、装甲車輌120台などからなる補給物資を新たに支給したと伝えた。

補給物資はトルコではなく、イラク・クルディスタン地域からハサカ県スィーマルカー国境通行所を経由して、西クルディスタン移行期民政局支配地域に搬入された。

これに関して、トルコ国営のアナトリア通信(9月19日付)は、米国は民主統一党(PYD)への武器供与の停止を求めるトルコ側の要請に耳を傾けようとしていない、と批判した。

こうしたなか、トルコ軍は、アスタナ6会議でのイドリブ県一帯の緊張地帯と緊張緩和地帯の峻別、ロシア・トルコ・イランによる合同停戦監視部隊の派遣にかかる合意を受けて、アレッポ県北部に面するキリス県に増援部隊を進駐させた。

アナトリア通信によると、同部隊は、国境地帯に展開している部隊を支援するために派遣されたという。

トルコは、アスタナ6会議を通じて、イドリブ県におけるシャーム解放機構の掃討に関して、ロシア、イランに与する一方、アレッポ県北西部のアフリーン市およびタッル・リフアト市一帯の西クルディスタン移行期民政局への進攻を準備していると思われる。

AFP, September 19, 2017、Anadolu Ajansı, September 19, 2017、ANHA, September 19, 2017、AP, September 19, 2017、ARA News, September 19, 2017、Champress, September 19, 2017、al-Hayat, September 20, 2017、Kull-na Shuraka’, September 19, 2017、al-Mada Press, September 19, 2017、Naharnet, September 19, 2017、NNA, September 19, 2017、Reuters, September 19, 2017、SANA, September 19, 2017、UPI, September 19, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2017年9月19日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県1件、ラタキア県1件、ハマー県2件)確認した。

トルコ側の監視チームは6件(ハマー県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は9月17日現在、2,235市町村、武装組織の数は233組織。

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一方、過去24時間にダマスカス郊外県、ダルアー県で活動する違法な武装集団メンバー300~500人がシリア政府との停戦合意に応じ、ヒムス県では41人が停戦に応じ、シリア軍に従軍した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は9月18日、ラッカ市に対して6回の爆撃を実施(2017年9月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月18日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は6回で、ラッカ市近郊で実施された。

CENTCOM, September 19, 2017をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合とその支援を受ける武装集団がヒムス県東部に6月に建設したザクフ基地から撤退(2017年9月18日)

『ハヤート』(9月19日付)は、複数の反体制武装集団筋の話として、米主導の有志連合およびその支援を受ける反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、[土地は我らのものだ」作戦司令室」)が、6月に新設していたヒムス県東部のザクフ地区の基地から撤退した、と伝えた。

革命特殊任務軍の司令官マフムード・アブドゥッラー大佐(離反士官)は、革命特殊任務軍が米国からの西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への協力要請を拒否したことを受けて、有志連合がザクフ基地一帯からタンフ国境通行所方面に撤退したと発表、「シリア革命に対する米国の姿勢の不明瞭さ」の証と批判した。

また、東部獅子軍のユーヌス・サラーマ広報局長は、有志連合の部隊と革命特殊任務軍がタンフ国境通行所の基地に撤退したと述べた。

しかし、革命特殊任務軍のアブー・アスィール・ハーブーリー報道官は撤退を「事実無根」と否定した。

また、革命特殊任務軍の司令官の一人ムハンナド・タラーア氏は、ザクフ基地が撤退前に完全に破壊されたと述べ、ロシア軍に引き渡されたことを否定した。

Wikipedia, September 18, 2017

AFP, September 18, 2017、ANHA, September 18, 2017、AP, September 18, 2017、ARA News, September 18, 2017、Champress, September 18, 2017、al-Hayat, September 19, 2017、Kull-na Shuraka’, September 18, 2017、al-Mada Press, September 18, 2017、Naharnet, September 18, 2017、NNA, September 18, 2017、Reuters, September 18, 2017、SANA, September 18, 2017、UPI, September 18, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは2件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年9月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月18日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県1件、ラタキア県1件)確認した。

トルコ側の監視チームは2件(ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にイドリブ県で活動する違法な武装集団の司令官複数名と35の部隊がシリア政府との停戦合意に応じる用意があると表明、ヒムス県では3カ村が停戦に応じた。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は9月15~17日の3日間で、ラッカ市近郊などに68回の爆撃を実施(2017年9月18日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月15~17日の3日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

9月15日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し28回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は24回で、ブーカマール市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(19回)に対して行われた。

9月16~17日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して40回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は35回で、ブーカマール市近郊(3カ所)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(30回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, September 18, 2017をもとに作成。

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アサド大統領はイタリア議員使節団と会談「西側諸国からの使節団の訪問は経済制裁解除に資するだろう」(2017年9月17日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイタリア議会使節団(マリオ・ロマニ上院議員が団長)と首都ダマスカスで会談した。

会談では、シリア情勢の進捗や「テロとの戦い」などについて意見を交わし、アサド大統領は「欧州には今もシリアのテロ組織を直接的であれ、間接的であれ、支援している政府がある…。欧州諸国の使節団のシリア訪問は…西側世論の変化させるきっかけを作るうえで大きな役割を果たし…、欧州諸国のシリアに対する制裁を解除することに資するだろう、と述べた。

SANA(9月17日付)が伝えた。

SANA, September 17, 2017

AFP, September 17, 2017、ANHA, September 17, 2017、AP, September 17, 2017、ARA News, September 17, 2017、Champress, September 17, 2017、al-Hayat, September 18, 2017、Kull-na Shuraka’, September 17, 2017、al-Mada Press, September 17, 2017、Naharnet, September 17, 2017、NNA, September 17, 2017、Reuters, September 17, 2017、SANA, September 17, 2017、UPI, September 17, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.