アムネスティ・インターナショナルは84人の証言とHRDAGのデータをもとに、シリア政府側の刑務所で過去5年弱の間に1万7,000人が処刑されたと指摘(2017年2月7日)

アムネスティ・インターナショナルは、ダマスカス郊外県にあるダマスカス中央刑務所(サイドナーヤー(軍事)刑務所)での市民に対する殺戮、拷問などについての実態をまとめた報告書「Human Slaughterhouse: Mass Hangings and Extermination at Saydnaya Prison, Syria」(https://www.amnesty.org/download/Documents/MDE2454152017ENGLISH.PDF)を発表した。

48ページからなる報告書は、2015年12月から2016年12月にかけて、アムネスティ・インターナショナルが行った、サイドナーヤー刑務所での虐待行為のパターン、方法、規模に関する調査に基づくもの。

Amnesty International, February 7, 2017
Amnesty International, February 7, 2017

同刑務所で拘置されていたという31人、刑務所に勤務していたという職員・守衛4人、元判事3人、ティシュリーン軍事病院に勤務していたという医師3人、シリアでの拘置に詳しいシリア国内外の専門家17人、刑務所に収監中だとされる拘置者の家族22人、合計84人の証言をもとに作成された。

アムネスティ・インターナショナルはシリア国内のシリア政府支配地域への立ち入りを禁止されているため、上記の証言聴取は主にトルコ南部で行われるとともに、その一部はレバノン、ヨルダン、欧州諸国、米国で行われた。

アムネスティ・インターナショナルは、独自の調査結果ではなく、HRDAG(Human Rights Data Analysis Group、https://hrdag.org/)のデータを引用するかたちで、「アラブの春」がシリアに波及した2011年3月から2015年12月までの期間に、少なくとも1万7,723人が、サイドナーヤー刑務所をはじめとするシリア政府管理下の刑務所・拘置所で殺害されたと指摘した。

殺害されたのは、シリア社会のさまざまなセクターに属す人々で、その多くがデモ参加者、政治犯、人権活動家、ジャーナリスト、人道支援活動家、学生だったという。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県でロシア軍使節団の車に掲揚されていたロシア国旗がはぎとられる(2017年2月7日)

スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(2月7日付)によると、県北東部のジュナイナ村を訪問したロシア軍士官らの使節団の車に掲揚されていたロシア国旗を村の青年がはぎ取るという事件が発生した。

ロシア軍使節団の訪問理由は不明。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北東部で3カ村をダーイシュから奪取(2017年2月7日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タブカ市郊外の大スワイディーヤ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

戦闘は、ビイル・ファウワーズ地区、ミシュラーファ地区でもっとも激しく行われたという。

また、クッルナー・シュラカー(2月7日付)、ARA News(2月7日付)によると、シリア民主軍がラッカ市北東部のビール・サイード村、ムシャイリファ村、マヒーザ村をダーイシュとの戦闘の末に制圧した。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍が、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室とアレッポ県北部で激しく交戦(2017年2月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下にあるタッル・リフアト市東部のシャイフ・イーサー村、マンナグ村・アイン・ダクナ村回廊一帯で未明、シリア民主軍が、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室と激しく交戦、トルコ軍がタッル・リフアト市、マルアナーズ村、マンナグ村、アイン・ダクナ村にあるシリア民主軍の拠点を砲撃し、シリア民主軍と交戦した。

戦闘は、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアフリーン市北部の国境地帯に侵入し、支配地域を拡大しようとしたことを受けて発生したという。

これに関して、ARA News(2月7日付)は、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市一帯のダーイシュ(イスラーム国)に対して過去最大規模の攻撃を加えたと伝えた。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

有志連合の爆撃が頻発化するイドリブ県で、所属不明の戦闘機がイドリブ市にあるシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)の拠点を爆撃し、少なくとも26人が死亡、ロシアは関与を否定(2017年2月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機複数機が、イドリブ市およびその周辺にあるシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)の拠点複数カ所に対して激しい空爆を加え、26人が死亡した。

死亡した26人のうち、10人が民間人だったという。

この空爆に関して、イドリブ報道センター(EMS、2月7日付)は、ロシア軍による空爆だと断じる一方、オリエント・ニュース(2月7日付)は、ロシア軍と有志連合の合同空爆だと伝えた。

しかし、ロシア国防省は空爆への関与を否定する声明を出した。

なお、バラク・オバマ米政権再末期の1月前半、そしてドナルド・トランプ新政権に移行した1月下旬以降、米主導の有志連合によるシャーム解放機構への空爆(イドリブ県、アレッポ県)が頻発化しており、これまでに戦闘員150人以上が死亡している。

Orient News, February 7, 2017
Orient News, February 7, 2017
Orient News, February 7, 2017
Orient News, February 7, 2017

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、EMC, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Orient News Net, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は2月6日、シリア軍が反転攻勢をかけるタドムル市(パルミラ)近郊などに対して31回の爆撃を実施(2017年2月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月6日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(6回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、タドムル市近郊(9回)に対して攻撃が行われた。

AFP, February 7, 2017、AP, February 7, 2017、ARA News, February 7, 2017、Champress, February 7, 2017、al-Hayat, February 8, 2017、Iraqi News, February 7, 2017、Kull-na Shuraka’, February 7, 2017、al-Mada Press, February 7, 2017、Naharnet, February 7, 2017、NNA, February 7, 2017、Reuters, February 7, 2017、SANA, February 7, 2017、UPI, February 7, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権ネットワークは2017年1月の有志連合の爆撃で、ロシア軍の爆撃以上の民間人が殺害されたと主張(2017年2月6日)

シリア人権ネットワークは、2017年1月の米主導の有志連合とロシア軍による空爆による犠牲者数を発表(http://sn4hr.org/blog/2017/02/06/31913/)した。

それによると、米主導の有志連合の空爆による犠牲者は子供28人、女性14人を含む民間人91人、これに対してロシア軍の空爆による犠牲者は、子供20人、女性14人を含む民間人48人と、有志連合側の攻撃による犠牲者数が初めてロシア軍の攻撃による犠牲者を上回った。

ただし、シリア人権ネットワークの統計は、反体制派支配地域のみを調査対象とし、被害者の身元ではなく、特定が困難な加害者別に集計を行っており、数値データに信頼性はない。

SNHR, February 6, 2017
SNHR, February 6, 2017

 

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ベルギー議員団がアサド大統領と会談:「欧州で広まっている「嘘」に立ち向かうための世論形成に資したい」(2017年2月6日)

アサド大統領は、シリアを訪問したベルギー連邦議会議員団(フィリプ・ドゥウィンター議員が団長)と首都ダマスカスで会談した。

SANA(2月6日付)によると、会談ではシリア国内情勢および国際情勢の進捗について意見を交わし、議員団は、シリア軍によるアレッポ市制圧以降、多くの欧州諸国がシリア情勢への姿勢を変化させていると指摘し、議員団のシリア訪問が、シリア危機をめぐって欧州で広まっている「嘘」に立ち向かうための世論形成に資したいと述べたという。

これに対して、アサド大統領は、ほとんどの欧州諸国が非現実的な政策を打ち、シリア国民をさまざまなテロで苦しめている組織を支援することで自国民の利益をも損ねており、また西側の一部の政治家が、国益のためでなく選挙での勝利のために活動しており、そのことが現実から乖離した政策の展開につながっていると述べた。

議員団はまた、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(副首相)とも会談した。

SANA, February 6, 2017
SANA, February 6, 2017

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

停戦監視の仕組み構築に向けて、ロシア、トルコ、イラン、国連による実務者協議、ヨルダンも参加し、シリア南部への停戦地域拡大模索(2017年2月6日)

1月23~24日にカザフスタンの首都アスタナでシリア政府と反体制武装集団の和平協議「アスタナ会議」を主催したロシア、トルコ、イラン、そして国連が、アスタナで軍専門家などからなる実務者協議を開催し、停戦監視の仕組み構築などに関して意見を交わした。

『ハヤート』(2月7日付)が複数の外交筋の話として伝えたところによると、トルコとイランの間で依然として詳細な意見調整の必要があるものの、三カ国は停戦継続を保証に向けて「90%の合意に達した」と伝えた。

その一方、同外交筋は、現下の停戦に、シリア南部の武装集団も参加することに期待が寄せられているとしたうえで、ヨルダン政府の実務者が会合に参加したことを明らかにした。

これに関して、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は「ロシアは新たな武装勢力が停戦に参加することを歓迎する…。ヨルダンはいわゆる「南部戦線」を名乗る多くの反体制武装集団との間で、停戦合意に参加することで合意した…。ヨルダンがシリア危機解決に向けた活動に参加することを歓迎する」と述べた。

ロシア政府の代表を務めたロシア軍のスタニスラヴ・カズヒマゴメドヴ(Stanislav Gadzhimagomedov)参謀本部作戦局次長によると、会合ではまた、捕虜交換プロセスについて意見が交わされるとともに、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(現シャーム解放機構)と「穏健な反体制派」の峻別作業が継続されたという。

とりわけ、テロ組織と正当な反体制派の峻別に関して、カズヒマゴメドヴ次長は、「自由シリア軍は現在、北部でヌスラ戦線に対して戦いを挑んでいる。我々はこの経験が中部、そして南部にも広まることを注視している」と述べた。

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍は反体制派の拠点都市アアザーズ市近郊のシリア民主軍拠点を砲撃(2017年2月6日)

アレッポ県では、ARA News(2月6日付)によると、トルコ軍が反体制派の拠点都市アアザーズ市近郊のカトマ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を砲撃した。

ARA News, February 6, 2017
ARA News, February 6, 2017

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室はバーブ市近郊の戦略的要衝ブザーア村をダーイシュから再奪取(2017年2月6日)

アレッポ県では、『ハヤート』(2月7日付)によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、6日にダーイシュ(イスラーム国)によって奪還されたバーブ市東部の戦略的要衝ブザーア村を再制圧した。

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合は2月3~5日の3日間、ダーイシュ、シャーム解放機構支配地域に68回もの爆撃を実施(2017年2月6日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月3~5日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

2月3日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して38回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は31回で、ブーカマール市近郊(7回)、バーブ市近郊(3回)、ラッカ市近郊(20回)、イドリブ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

2月4日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、イドリブ市近郊(1回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

2月5日はシリア、イラク領内のダーイシュ(ダーイシュ)拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(3回)、ラッカ市近郊(6回)、ダイル・ザウル市近郊(7回)に対して攻撃が行われた。

AFP, February 6, 2017、AP, February 6, 2017、ARA News, February 6, 2017、Champress, February 6, 2017、al-Hayat, February 7, 2017、Iraqi News, February 6, 2017、Kull-na Shuraka’, February 6, 2017、al-Mada Press, February 6, 2017、Naharnet, February 6, 2017、NNA, February 6, 2017、Reuters, February 6, 2017、SANA, February 6, 2017、UPI, February 6, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はロジャヴァ拠点都市アフリーン市北部の国境地帯に侵入し、壁建設工事を敢行(2017年2月5日)

アレッポ県では、ARA News(2月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市北部の国境地帯に位置するカッラ村にトルコ軍が侵入した。

トルコ軍の侵攻は国境地帯に壁を建設するため。

ARA News, February 5, 2017
ARA News, February 5, 2017

AFP, February 5, 2017、AP, February 5, 2017、ARA News, February 5, 2017、Champress, February 5, 2017、al-Hayat, February 5, 2017、Iraqi News, February 5, 2017、Kull-na Shuraka’, February 5, 2017、al-Mada Press, February 5, 2017、Naharnet, February 5, 2017、NNA, February 5, 2017、Reuters, February 5, 2017、SANA, February 5, 2017、UPI, February 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュはトルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室によって制圧されたバーブ市東部の戦略的要衝ブザーア村を奪還(2017年2月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によって4日に制圧されたバーブ市東部の戦略的要衝ブザーア村をダーイシュ(イスラーム国)が自爆攻撃(特攻攻撃)を駆使して奪還した。

これを受け、有志連合かトルコ軍が識別不能の戦闘機が同村を激しく爆撃した。

ブザーア村での攻防戦でダーイシュは戦闘員25人を失う一方、トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室側も数十人が死亡したという。

一方、アナトリア通信(2月5日付)は、バーブ市一帯での作戦に従事するトルコ軍消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)のバーブ市におけるワーリー(統治者)でヨルダン人のアブー・ハーリド・ウルドゥンニー氏が3日のトルコ軍に空爆によって死亡したと伝えた。

ARA News, February 5, 2017
ARA News, February 5, 2017

AFP, February 5, 2017、Anadolu Ajansı, February 5, 2017、AP, February 5, 2017、ARA News, February 5, 2017、Champress, February 5, 2017、al-Hayat, February 5, 2017、Iraqi News, February 5, 2017、Kull-na Shuraka’, February 5, 2017、al-Mada Press, February 5, 2017、Naharnet, February 5, 2017、NNA, February 5, 2017、Reuters, February 5, 2017、SANA, February 5, 2017、UPI, February 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市北東部の2カ村をダーイシュから奪取(2017年2月5日)

ラッカ県では、「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階を開始した西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市東部のハーディー村、アブー・ナターリー村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取したと発表した。

シリア人権監視団によると、シリア民主軍はラッカ市北東部のカーリタ村に通じる街道やビイル・サイード村一帯でダーイシュとの戦闘を続けており、米主導の有志連合が空爆によってシリア民主軍を支援しているという。

AFP, February 5, 2017、AP, February 5, 2017、ARA News, February 5, 2017、Champress, February 5, 2017、al-Hayat, February 5, 2017、Iraqi News, February 5, 2017、Kull-na Shuraka’, February 5, 2017、al-Mada Press, February 5, 2017、Naharnet, February 5, 2017、NNA, February 5, 2017、Reuters, February 5, 2017、SANA, February 5, 2017、UPI, February 5, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヨルダン空軍がシリア領内でダーイシュの拠点を爆撃(2017年2月4日)

ARA News(2月4日付)は、ヨルダン軍の複数の公式筋の話として、ヨルダン空軍がシリア領内にあるダーイシュ(イスラーム国)の武器庫、車両、設備に対して空爆を実施、これを破壊したと伝えた。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米国の教練を受けたシリア・エリート部隊司令官「シリア民主主義の一部ではないが、ハイレベルの連携を行っている」(2017年2月4日)

米国の教練を受けたアラブ人部族からなる「シリア・エリート部隊」(アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド潮流の民兵組織)の司令官を務めるムハイディー・アフマド・ジャイーラ氏は、ARA News(2月4日付)の取材に対し、「シリア・エリート部隊」はシリア民主軍に所属せず、その一部でもないが、テロとの戦いにおいてハイレベルの連携を行っている」と述べた。

ジャイーラ氏によると、「シリア・エリート部隊」は3,500人の戦闘員を「ユーフラテスの怒り」作戦に投入しているという。


AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジャブラ市近郊でロシア軍装甲車が故障で爆発(2017年2月4日)

ラタキア県では、ジャブラ報道ネット(2月4日付)によると、ジャブラ市近郊アイディーヤ村交差点(ジャブラ市・バーニヤース市間の高速道路)を走行中のロシア軍のBmp装甲車が故障を起こし、爆発した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Shabaka Akhbar Jabla, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

有志連合がシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)だけでなく、シャーム自由人イスラーム運動に対しても爆撃を実施、司令官を殺害(2017年2月4日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月4日付)によると、米主導の有志連合がイドリブ県バータブー村近郊を走行中の車を爆撃し、乗っていたシャーム自由人イスラーム運動のエジプト人司令官アブー・ハーニー・ミスリー氏を殺害した。

**

イドリブ県では、ARA News(2月4日付)によると、米主導の有志連合の無人戦闘機がバーブ・ハワー国境通行所・サルマダー市間の街道上で車を空爆し、シャーム解放機構の司令官を殺害した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はラッカ市東部一帯制圧に向けた「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階の開始を宣言(2017年2月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県ラッカ市近郊のアーリヤ村での記者会見で声明を出し、「ユーフラテスの怒り」作戦の第3段階を開始したと発表した。

第1段階はアイン・イーサー市南部一帯の解放、第2段階はラッカ市西部郊外(タブカ市北部一帯)の解放が目的だったが、第3段階はラッカ県東部郊外の解放が目的だという。

これに関して、シリア民主軍の女性司令官のラウジャダー・フラート氏はAFP(2月4日付)に対し、「有志連合はこの第3段階においても我々を支援する」としたうえで「我々は必要な兵器は戦車、重機関銃(DShK)、そして装甲車だが、我々が必要としている武器の到着が遅れている。しかし、支援は次の段階では倍増するだろう」と述べた。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がラッカ市北部のカーリタ村を空爆、その後、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が同地で交戦した。

一方、3日の有志連合の空爆で破壊された水道管本線の大部分が復旧し、同市への水道供給が部分的に復旧した。

このほか、ARA News(2月4日付)によると、「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階を開始したシリア民主軍は、ラッカ市北東部でビール・サアダーン村をダーイシュから奪取した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室は、シリア軍の北進に呼応してバーブ市東部でダーイシュへの攻撃を激化、ブザーア村を制圧(2017年2月4日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月4日付)によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市東部の戦略的要衝ブザーア村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

これに関連して、トルコ軍は、過去24時間でダーイシュの司令官(アミール)4人を含む戦闘員51人を空爆および戦闘で殲滅したと発表した。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

ARA News(2月4日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はまた、バーブ市東部のシャマーウィーヤ村を制圧した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍の支援を受けるシリア軍はバーブ市(アレッポ県)南部でダーイシュへの攻勢を強め同市郊外のアッラーン村を制圧(2017年2月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍およびヒズブッラーなどの親政権武装勢力からなる部隊と、「ロシアの戦車・装甲車からなる3個大隊」がバーブ市南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)支配地域に対して二方向から攻撃を行い、「ロシアの大隊」が集中的に砲撃支援を行った。

この攻撃により、シリア軍とヒズブッラー戦闘員はバーブ市南部のアッラーン村を制圧した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が東カラムーン地方のルハイバ市近郊を空爆した。

また、ハジャル・アスワド市では、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

このほか、シリア軍はスィーン航空基地一帯、ダマスカス県・ドゥマイル市・タンフ国境通行所を結ぶ街道一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(2月4日付)によると、シリア軍が予備部隊の支援を受け、スィーン航空基地東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な攻撃を加え、同基地一帯のマンスール1地点、マンスール2地点、第3大隊拠点、東部採石場、西部採石場などを制圧した。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

これに対し、アアマーク通信(2月4日付)は、放棄された大隊基地(通称化学大隊基地)でのシリア軍との戦闘で、ダーイシュが無人航空機を使用して、シリア軍に対する空爆を行ったと主張した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャハール交差点近郊などタドムル市西部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月4日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、カフルラーハー市、タッル・ザハブ町、タッルドゥー市でシャーム解放機構の拠点を攻撃した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍が予備部隊の支援を受け、ダイル・ザウル市南部一帯、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア軍はまた、ジャフラ村などでダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

反体制武装集団は首都ダマスカスのロシア大使館を砲撃(2017年2月3日)

ロシア外務省は声明を出し、ダマスカス県内のロシア大使館施設が、2日および3日の2日間にわたり、反体制武装集団の砲撃を受け、施設の一部が損壊したと発表、「停戦を反故にし、政治対話プロセス構築に向けた取り組みを頓挫させようとするもの」とこれを非難した。

SANA, February 3, 2017
SANA, February 3, 2017

**

アレッポ県では、SANA(2月3日付)によると、アレッポ市マイサルーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、子供3人が死亡した。

**

ハマー県では、SANA(2月3日付)によると、サルハブ市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が死亡した。

一方、ARA News(2月3日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がアクラブ町を空爆、子供1人が死亡、ホワイト・ヘルメット隊員を含む10人あまりが負傷した。

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

レバノンのアウン大統領はシリア難民を収容するための「安全保障地帯」設置に理解を示す(2017年2月3日)

レバノンのミシェル・アウン大統領は、フィリポ・グランディ国連難民高等弁務官と会談し、シリア情勢やレバノン国内のシリア人難民への対応などについて意見を交わした。

会談で、アウン大統領は、ドナルド・トランプ米大統領がシリア難民を収容するために設置をめざしている「安全保障地帯」に理解を示し、「不安定な治安状況にあるシリアへの難民の帰還をレバノンは強要しない。しかし、国際社会全体として、帰国を促すための雰囲気を醸成するべきだ。なぜなら、彼らが永久にレバノンに留まることは不可能だからだ。とりわけ、レバノン領内での彼らの生活状況は決して快適なものではない」と付言した。

ARA News(2月3日付)が伝えた。

ARA News, February 3, 2017
ARA News, February 3, 2017

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

パレスチナ人民兵組織クドス旅団はロシア国旗、プーチン大統領の写真の掲揚を禁止(2017年2月3日)

アレッポ市郊外のハンダラート・キャンプ出身のパレスチナ人を中心に構成れる民兵組織クドス旅団の司令部は声明を出し、旅団に所属するすべてのメンバーに対して、ロシア国旗とヴラジミール・プーチン大統領の写真や垂れ幕の掲揚を止めるよう指示した。

Kull-na Shuraka', February 3, 2017
Kull-na Shuraka’, February 3, 2017

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

反体制武装集団がダーイシュ摘発を口実にヨルダン領内のラクバーン地区に侵入(2017年2月3日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東カラムーン地方で活動する反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)の細胞を捜索するとして、ヨルダン領内のルクバーン地区にある難民キャンプに突入、これに抵抗する「部族軍」と交戦、後者の戦闘員1人が死亡、複数が負傷、逮捕された。

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室はシリア軍の進路を阻むかたちでダーイシュの拠点都市バーブ市郊外での侵攻を続ける(2017年2月3日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月3日付)によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市近郊のブザーア村一帯に進軍し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同村近郊のアミーヤ村およびその一帯の農場を制圧した。

Kull-na Shuraka', February 3, 2017
Kull-na Shuraka’, February 3, 2017

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍長期戦略爆撃機がイラク国境沿いのマヤーディーン市を爆撃し、ダーイシュの武器庫などを破壊(2017年2月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍か有志連合か判別不能な所属不明の戦闘爆撃機がイラク領内からダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市上空に飛来、同地を6度にわたり空爆し、食品工場、工業専門学校、ムタナビー学校などを破壊し、少なくとも5人が死亡した。

これに関して、ロシア国防省は、ロシア空軍の長距離戦略爆撃機Tu-22M3複数機が、ロシア領内からイラン、イラク領空を通過し、シリア領内に飛来、ダイル・ザウル県内にあるダーイシュの武器庫や拠点を空爆、これを破壊したと発表した。

SANA, February 3, 2017
SANA, February 3, 2017

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はイドリブ県のシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)拠点を爆撃(2017年2月3日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(2月3日付)によると、米主導の有志連合の無人戦闘機が、サルミーン市にあるシャーム解放機構の拠点を爆撃した。

この拠点は市内の学校を流用したもので、シャーム解放機構に所属する「マラーヒムの兵」を名乗る武装集団が使用していたという。

シャーム・ファトフ戦線がシャーム解放機構へと発展解消して以降、有志連合がこの組織の拠点を空爆するのはこれが初めて。

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合と思われる戦闘機がイドリブ県を爆撃、シャーム・ファトフ戦線(現シャーム解放機構)を破門された元ジュンド・アクサー機構の12人を殺害(2017年2月3日)

イドリブ県では、『ハヤート』(2月4日付)などによると、米主導の有志連合と思われる戦闘機が、クマイナース村とサルミーン市の間に位置する地域を爆撃し、元ジュンド・アクサー機構メンバーのメンバー12人が死亡した。

AFP, February 3, 2017、AP, February 3, 2017、ARA News, February 3, 2017、Champress, February 3, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 3, 2017、Kull-na Shuraka’, February 3, 2017、al-Mada Press, February 3, 2017、Naharnet, February 3, 2017、NNA, February 3, 2017、Reuters, February 3, 2017、SANA, February 3, 2017、UPI, February 3, 2017などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.