シリア軍は、ヒズブッラーやその他の武装勢力がシリア領内に浸透するのを阻止するためとして、レバノンとイラクの国境地帯に展開

SANAによると、シリア軍作戦委員会は4日未明、同軍部隊がレバノン、イラクとの国境全域における展開を強化したと発表した。

この増強は、米国・イスラエルによるイランへの先制攻撃とこれに対するイランのアラブ諸国、イスラエルへの報復攻撃の激化を受けたもの。

展開している部隊は、国境警備隊および偵察大隊に所属しており、国境活動の監視および密輸対策を任務としている。

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ロイター通信は3日、シリアとレバノンの8人(シリア軍士官5人と治安当局者1人、レバノンの治安当局者2人)の関係筋の話として、シャルア移行期政権の部隊が、レバノン国境にロケット弾部隊と数千人の兵士を増派したと伝えた。

増派はイスラエル軍とヒズブッラーの戦闘再開を受けた措置。

増派そのものは2月に開始されたが、ここ数日で大きく加速、武器や麻薬の密輸を防ぐとともに、ヒズブッラーやその他の武装勢力がシリア領内に浸透するのを阻止することが目的だという。

増派されたのは、シリア軍の第52師団、第84師団などで、ヒムス県やタルトゥース県南部の国境地帯に配置された。

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