ARA News(11月1日付)は、シャーム戦線の前線司令官の話として、米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全地帯」における反体制武装集団の拠点都市マーリア市一帯で、31日夜から1日にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)とシャーム戦線などからなる武装集団が交戦、トルコ軍戦闘機と有志連合の戦闘機が後者を航空支援したと伝えた。
シャーム戦線の前線司令官によると、トルコ軍戦闘機はダーイシュの拠点複数カ所を空爆する一方、地上では、スルターン・ムラード旅団、スルターン・ムハンマド・ファーティフ大隊などトルクメン人武装集団がシャーム戦線とともに、ダーイシュと交戦したという。
トルコ軍が有志連合とともにシリア領内でダーイシュを空爆するのはこれが初めて。
なお、シリア人権監視団によると、有志連合がハルバル村一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員18人が死亡した。
AFP, November 1, 2015、AP, November 1, 2015、ARA News, November 1, 2015、Champress, November 1, 2015、al-Hayat, November 2, 2015、Iraqi News, November 1, 2015、Kull-na Shuraka’, November 1, 2015、al-Mada Press, November 1, 2015、Naharnet, November 1, 2015、NNA, November 1, 2015、Reuters, November 1, 2015、SANA, November 1, 2015、UPI, November 1, 2015などをもとに作成。
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