シリア軍消息筋によると、午後11時15分頃、パレスチナ(イスラエル)北東部から飛来したイスラエル軍戦闘機が首都ダマスカス一帯に対してミサイル複数発を発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃した。
同消息筋によると、ミサイルのほとんどは撃破され、ダマスカス国際空港にある倉庫1カ所に被害は限定されたという。
運輸省消息筋によると、ダマスカス国際空港の旅客便の運行に影響は生じなかった。
SANA(1月11日付)が伝えた。
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スプートニク・ニュース(1月12日付)によると、イスラエル軍戦闘機は、レバノン領空を侵犯し、ミサイル8発を発射したという。
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サウト・アースィマ(1月12日付)によると、イスラエル軍のミサイル攻撃を受けたのはダマスカス国際空港近くの「イランの民兵」(ヒズブッラー)の武器コンテナ、ダマスカス郊外県キスワ市近郊の第91旅団基地、ザーキヤ町近郊の第137旅団基地だという。
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イナブ・バラディー(1月12日付)は、シリア軍の匿名士官の情報として、第555連隊がミサイル庫として転用しているダーライヤー国立病院、ジュダイダト・アルトゥーズ町の武器庫、ダマスカス国際空港の武器庫が攻撃を受けたと伝えた。
同士官によると、攻撃は、イランが保有するC-130ハーキュリーズ輸送機3機がダマスカス国際空港に着陸した直後に行われたという。
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一方、イスラエルのインテリタイムズ(1月12日付)は、この攻撃でダマスカス国際空港に着陸していたイランのC-130輸送機1機を破壊するとともに、イランに帰還するためイラク領空を飛行していたボーイング747旅客機を破壊したと伝えた。
AFP, January 12, 2019、ANHA, January 12, 2019、AP, January 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2019、al-Hayat, January 12, 2019、‘Inab Baladi, January 12, 2019、Intellitimes, January 11, 2019、Reuters, January 12, 2019、SANA, January 11, 2019、January 12, 2019、Sawt al-‘Asima, January 12, 2019、Sputnik News, January 12, 2019、UPI, January 12, 2019などをもとに作成。
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