ロシア難民受入移送居住センター:難民296人と国内避難民(IDPs)305人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は701,288人、2019年以降帰還したIDPsは99,521人に(2021年9月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、9月8日に難民296人(うち女性88人、子供151人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は701,288人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者306,040人(うち女性91,976人、子ども155,799人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,791,032人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は930,568人(うち女性279,252人、子供474,290人)となった。

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一方、国内避難民305人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは305人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は99,521人(うち女性38,169人、子供33,311人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,368,117人(うち女性420,728人、子供677,077人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 9, 2021をもとに作成。

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