ダマスカス郊外県タッル市でシリア政府と反体制武装集団が停戦に再合意(2016年11月29日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(11月29日付)によると、停戦合意後も散発的な戦闘が続いていたタッル市で、28日付でシリア軍と反体制武装集団の停戦合意が改めて成立した。

また、ハーン・シャイフ・キャンプを退去した反体制武装集団戦闘員とその家族はハマー県カルアト・マディーク町に到着した。

Kull-na Shuraka', November 29, 2016
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なお、SANA(11月29日付)によると、シリア政府と反体制武装集団の停戦(国民和解)は、ハーン・シャイフ・キャンプの他に、ザーキヤ町、カナーキル村、キスワ市、フサイニーヤ町、タイバ村、ムカイラビーヤ市、マッラーナ村、ダルーシャー村でも推し進められた。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線とシャーム自由人イスラーム運動は支配地域のモスク管理を目的とする委員会を設置(2016年11月29日)

アル=カーイダとの関係を解消したアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線(旧シャームの民のヌスラ戦線)と、アル=カーイダ・メンバーの主導のもとに結成されアル=カーイダとの関係を否定するシャーム自由人イスラーム運動は共同声明を出し、国境地帯および沿岸地方におけるモスクなどの施設を管理するための中央ワクフ委員会を設置したと発表した。

Kull-na Shuraka', November 29, 2016
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シャーム自由人イスラーム運動は、ムハンナド・ミスリー氏の任期終了を受け、アリー・ウマル氏を新たな総司令官に任命した。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはアレッポ県北部でトルコ軍兵士2人を捕捉(2016年11月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハワール・キリス作戦司令室を全面支援するトルコ軍部隊が、同県におけるダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点都市であるマンビジュ市に対して初めて砲撃を行い、砲弾複数発が市内に着弾した。

また、ハワール・キリス作戦司令室は、マンビジュ市とマンビジュ市の間に位置するアリーマ町郊外のウーシャーラー一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

一方、ダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(11月30日付)は、ダーイシュがバーブ市近郊のダーナー市でトルコ軍兵士2人を捕捉したと発表した。

Kull-na Shuraka', November 29, 2016
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AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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シリア政府が難民の帰国や状況改善を目的とする「欧州国民和解主幹委員会」をベルリンに設置(2016年11月29日)

『ハヤート』(11月30日付)は、シリア国内での停戦プロセスに携わる国民和解委員会が、ドイツの首都ベルリンに、シリア人難民の帰国や状況改善を目的とした「欧州国民和解主幹委員会」の設置を発表したと伝えた。

それによると、国民和解委員会のファイサル・カッシャーシャ委員長は、アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣の指示を受け、アブドゥルマスィーフ・シャーミー氏、サバーフ・カースーハ氏に、ドイツで欧州国民和解主幹委員会を設置するよう任じたという。

欧州国民和解主幹委員会は、欧州に避難したシリア人の祖国への帰国を促し、在外居住者の状況改善を支援することを任務とするという。

Kull-na Shuraka', November 29, 2016
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AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍がハマー県北部を爆撃(2016年11月29日)

ハマー県では、ARA News(11月29日付)によると、ロシア軍がカフルズィーター市を空爆し、イッザ軍の戦闘員多数が死亡した。

一方、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がタイバト・イマーム市、ラターミナ町、ジャニー・アルバーウィー村、スカイク村、マアーン市北部、カフルズィーター市北部、ズラーキーヤート村、サイヤード村でファトフ軍の拠点を空爆した。

これに対して、ファトフ軍は、ムハルダ市を砲撃し、女性1人と子供1人が死亡した。

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ダルアー県では、ARA News(11月29日付)によると、シリア軍がフィキーア村とダリー町の間に位置する戦略的要衝のウユーン丘を制圧した。

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クナイトラ県では、SANA(11月29日付)によると、反体制武装集団がハドル村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(11月29日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市救済と反体制武装集団統合を呼びかけるイドリブ市での抗議デモを顎鬚の男が妨害(2016年11月29日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(11月29日付)によると、イドリブ市で若者数十人がデモを行い、アレッポ市救済と反体制武装集団の統合を呼びかけた。

しかし、これに対して、顎鬚を蓄えた戦闘員1人が乱入し、デモ参加者が掲げていた「シリア革命旗」(委任統治領シリアの国旗)を取り上げて妨害し、デモを中止に追い込んだ。

Kull-na Shuraka', November 29, 2016
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Youtube, November 29, 2016
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AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団支配下のアレッポ市南東部から1万人以上の住民が戦火を逃れ、シリア政府およびロジャヴァ支配下のアレッポ市西部に脱出(2016年11月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団支配下のアレッポ市南東部から西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に7,000人が、またシリア政府支配下のアレッポ市西部に5,000人以上が新たに脱出した。

脱出した住民の多くは、シリア軍と反体制武装集団の戦闘の最前線に位置するシャッアール地区、バーブ街道地区にとどまっていた住民だという。

また、SANA(11月29日付)によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)が籠城を続けるアレッポ市南東部にとどまっていた住民数千人が、シリア政府支配下のアレッポ市西部に脱出し、シリア軍によって保護され、仮設居住センターに移送された。

SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
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SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
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SANA, November 29, 2016
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SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
SANA, November 29, 2016
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ステファン・オブライエン国連人道問題担当事務次長は、シリア軍、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるアレッポ市東部に対する攻勢と同地北側地域の完全制圧により、反体制武装集団の支配下にとどまっていた住民約1万6000人が避難したと発表したうえで、「アレッポ市を襲っている身も凍るようなきわめて恐ろしい状況の結果として、民間人が辿りかねない運命を深く懸念している」と述べた。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍が反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)支配下のアレッポ市南東部進軍に向けて激しい爆撃・砲撃を実施(2016年11月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍戦闘機・ヘリコプターがアレッポ市南東部のバーブ・ナイラブ地区、ムワーサラート地区、アンサーリー地区、マシュハド地区、サイフ・ダウラ地区、カーティルジー地区、シャッアール地区、フルワーニーヤ地区、マイサル地区を空爆した。

またジャバル・バドルー地区とサーフール地区の南側に隣接するバーブ街道地区、シャッアール地区、アレッポ国際空港と市内を結ぶ街道沿い、フルワーニーヤ地区、科学技術センター集合住宅地区一帯、サカン・シャバービー地区一帯、バーブ・ハディード地区(旧市街)一帯でシリア軍と反体制武装集団が激しく交戦、シリア軍が同地を間断なく砲撃した。

またアレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属するシャーム戦線の幹部がロイター通信(11月29日付)に語ったところによると、アレッポ市東部の北側部分を完全制圧したシリア軍は、アレッポ市南東部のアズィーズィーヤ地区などに激しい砲撃を加えた。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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米空軍中央司令部は9月17日のダイル・ザウル市近郊でのシリア軍に対する有志連合の爆撃を誤爆と認める(2016年11月29日)

米空軍中央司令部は、2016年9月17日にダイル・ザウル県サルダ山一帯に展開するシリア軍に対して米主導の有志連合が行った空爆に関する調査結果を発表した。

同司令部が一部を公開した11月2日付の覚書(http://www.centcom.mil/Portals/6/media/REDACTED_FINAL_XSUM_Memorandum__29_Nov_16___CLEAR.pdf)によると、空爆は、標的を誤認し、「ダーイシュ(イスラーム国)を標的としているという誠意(good faith)」に基づいて実施された誤爆だったという。

www.centcom.mil, November 29, 2016
www.centcom.mil, November 29, 2016

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は11月28日にシリア領内で12回の爆撃を実施(2016年11月29日)

米中央軍(CENTCOM)は、11月28日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、シャッダーディー市近郊(2回)、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

AFP, November 29, 2016、AP, November 29, 2016、ARA News, November 29, 2016、Champress, November 29, 2016、al-Hayat, November 30, 2016、Iraqi News, November 29, 2016、Kull-na Shuraka’, November 29, 2016、al-Mada Press, November 29, 2016、Naharnet, November 29, 2016、NNA, November 29, 2016、Reuters, November 29, 2016、SANA, November 29, 2016、UPI, November 29, 2016などをもとに作成。

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