シリア政府が国連に対して越境(クロスボーダー)人道支援の実施期間を3ヵ月間再延長することを認める(2023年11月14日)

ロイター通信(11月14日付)は、シリア政府が国連に対してアレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所と、ラーイー村北の通行所経由でのシリア北西部への越境(クロスボーダー)人道支援の実施期間を3ヵ月間再延長することを認めたと伝えた。

これにより、両通行所を通じた越境人道支援は2024年2月13日まで可能となった。

これに関して、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、「国連の越境活動は、シリア北西部の人々にとって依然として命綱である。国連とそのパートナーは毎月、平均250万人に重要な支援と保護サービスを提供している」と発表した。

AFP, November 14, 2023、ANHA, November 14, 2023、‘Inab Baladi, November 14, 2023、Reuters, November 14, 2023、SANA, November 14, 2023、SOHR, November 14, 2023などをもとに作成。

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