ロシアを訪問中のアリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、24日にサンクトペテルブルクで開幕した第12回安全保障上級国際会議において演説を行い、国民アイデンティティを保持することが国家の安全保障と平和の基本的な柱をなすと述べた。
マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問は、以下の通り述べた。
国際の平和と安定、そして安全保障のために国民アイデンティティと伝統的価値観を維持することは、一部の国が、他国の国民アイデンティティを標的とし、その社会的な価値観に打撃を与えることでその国を切り裂き、偽りのスローガンや主題のもとに政治的アジェンダを実現しようとする時代において重要なテーマだ。
シリアに対するテロ戦争は、アイデンティティや帰属意識を標的としていた。つまり、外国のアジェンダ、文化や思想への侵略の試みに立ち向かうための社会的結束の維持を担う社会の第一防衛線を狙っていた。
SANA(4月25日付)が伝えた。
AFP, April 25, 2024、ANHA, April 25, 2024、‘Inab Baladi, April 25, 2024、Reuters, April 25, 2024、SANA, April 25, 2024、SOHR, April 25, 2024などをもとに作成。
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