シリア軍事作戦総司令部がダマスカス県ドゥンマル区内のマーズィン・カニーナ前区長を処刑:ダマスカス郊外県キスワ市、アレッポ市丸マルジャ地区でシリア人民抵抗などがシリア軍事作戦総司令部メンバーを殺害(2025年1月10日)

ダマスカス県では、シリア人民抵抗によると、シリア軍事作戦総司令部がドゥンマル区内の広場で、同区のマーズィン・カニーナ前区長を処刑した。

シリア人権監視団によると、カニーナ前区長は前政権の強い支持者として知られており、地元の若者らの投獄・拷問に関与してきたとして、シリア軍事作戦総司令部に属する地元のメンバーによって処刑された。

また、シリア人権監視団によると、キスワ市で内務省総合治安局が正体不明の武装集団と交戦し、前者のメンバー1人が死亡した。

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シリア人民抵抗は声明を出し、アレッポ県アレッポ市のマルジャ地区で「テロリスト・シャーム解放機構の悪党」の車輛に対する特殊差羽扇を実行し、メンバーに直接の損害を与えたと発表した。

一方、SANAによると、内務省総合治安局が「アサドの民兵の残党」を追跡するための掃討作戦を実施した。

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