2014年3月12日のシリア情勢:シリア政府の動き

アサド大統領は、ダマスカス郊外県アドラー市にあるドゥワイル避難住宅センターを訪問し、避難生活を送るアドラー市住民と面談した。

 

SANA, March 12, 2014

SANA, March 12, 2014

SANA, March 12, 2014

SANA, March 12, 2014

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ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣はシリアを訪問中のUNICEFのアントニー・レーク事務局長と会談し、シリアの子供たちへの教育、衛生、食糧などの支援に関して協議した。

SANA(3月12日付)によると、ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、子供たちの苦難の原因であるテロ集団による学校、病院への攻撃、児童徴兵・軍事教練に対処する必要を強調した。

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『アフバール』(3月12日付)は、シリア政府が駐サウジアラビア、クウェート、米国のシリア大使館を閉鎖したと伝えた。

同報道は、シリア外交筋の話として、シリア大使館閉鎖は「政治的な理由によるものではなく、これらの国の在外公館が受けてきた嫌がらせに対する」動きだと付言した。

AFP, March 12, 2014、al-Akhbar, March 12, 2014、AP, March 12, 2014、ARA News, March 12, 2014、Champress, March 12, 2014、al-Hayat, March 13, 2014、Iraqinews.com, March 12, 2014、Kull-na Shuraka’, March 12, 2014、Naharnet, March 12, 2014、NNA, March 12, 2014、Reuters, March 12, 2014、SANA, March 12, 2014、UPI, March 12, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.