UNHCRとシリア赤新月社の支援チームは、米主導の有志連合が占領するタンフ国境通行所に近いヨルダン領内のルクバーン・キャンプに人道支援を搬入(2018年11月3日)

SANA(11月3日付)によると、UNHCRとシリア赤新月社の支援チームが、シリア政府の支援を受けて、ヨルダン北西部に位置するルクバーン・キャンプに身を寄せるシリア難民約5万人のための人道支援物資を越境搬入した。

ルクバーン・キャンプへの人道支援の搬入は、米主導の有志連合がヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)を占領していることで阻まれていた。

シリア赤新月社の声明によると、支援物資は、貨物トラック78台によって行われ、食糧パックと穀物パックが各10,475セット、子供服と洗面道具が各18,000セット、新生児用のパック1,200セット、医薬品、医療物資、子供用玩具などが搬入された。

搬入の準備には約1ヶ月を要し、107人のボランティアが参加した。

ANHA, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

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