トルコ占領下のアアザーズ市(アレッポ県)でトルコの支援を受ける反体制武装集団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員らが死傷(2019年8月27日)

アレッポ県では、ANHA(8月27日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市でトルコの支援を受ける反体制武装集団の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員2人が死亡、8人が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月27日付)によると、死傷したのは国民軍の憲兵隊の兵士と市民(ホワイト・ヘルメットによると死者2人、負傷者9人)。

これに対して、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシャッラー村近郊のアルカミーヤ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、24日と25日にトルコ占領下のジンディールス町近郊のダイル・ブラート村、バーブ市近郊のハズワーン村でシャーム軍団などの拠点を攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

AFP, August 27, 2019、ANHA, August 27, 2019、AP, August 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2019、Reuters, August 27, 2019、SANA, August 27, 2019、SOHR, August 27, 2019、UPI, August 27, 2019などをもとに作成。

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