フール・キャンプ(ハサカ県)でヒジャーブをまとった女性がYPG主体のシリア民主軍を襲撃し、多数を殺傷(2019年10月4日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月4日付)によると、ヒジャーブをまとった女性が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊をキャンプ内(第6セクション)で襲撃し、多数を殺傷した。

これを受け、シリア民主軍は第6セクションを包囲し、厳戒態勢を敷いた。

また、第6セクション・第8セクション間の地区で、50代の男性の遺体が発見された。

一方、SANA(10月4日付)によると、シリア民主軍がフール・キャンプで国内避難民(IDPs)多数を拘束した。

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アレッポ県では、SANA(10月4日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市で多数の住民を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月4日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町で多数の住民を拘束した。

AFP, October 4, 2019、ANHA, October 4, 2019、AP, October 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2019、Reuters, October 4, 2019、SANA, October 4, 2019、SOHR, October 4, 2019、UPI, October 4, 2019などをもとに作成。

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