シリア軍とYPG主体のシリア民主軍がカーミシュリー市北辺の対トルコ国境地帯、ダルバースィーヤ市一帯で合同パトロール(2019年10月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がカーミシュリー市北辺の対トルコ国境地帯、ダルバースィーヤ市一帯で合同パトロールを行った。

一方、ダルバースィーヤ市では住民多数がハサカ市方面に向けて避難を開始した。

**

SANA(10月22日付)は、シリア軍地上部隊が、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に従い、アレッポ県マンビジュ市郊外、ラッカ県、ハサカ県各所への展開を続けたと伝え、写真や映像を公開した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がシュハイル村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃した。

AFP, October 21, 2019、ANHA, October 21, 2019、AP, October 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2019、Reuters, October 21, 2019、SANA, October 21, 2019、SOHR, October 21, 2019、UPI, October 21, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.