イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が、スンマーク山地方のマアーッラト・イフワーン村にあるドゥルーズ派住民の住居を接収し、幹部メンバーに譲渡した。
また、イドリブ市でも、住居1戸が「シャッビーハの所有物」だとして、住んでいた国内避難民(IDPs)を強制立ち退きさせた。
同監視団によると、シャーム解放機構は、シリア政府支配地域に避難した住民の住居を占拠しているIDPsらに対して立ち退きを要請しているという。
AFP, November 16, 2020、ANHA, November 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2020、Reuters, November 16, 2020、SANA, November 16, 2020、SOHR, November 16, 2020などをもとに作成。
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