ロシア難民受入移送居住センター:難民57人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は648,253人に(2021年2月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月10日付)を公開し、2月9日に難民57人(うち女性17人、子供29人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民57人(うち女性17人、子供29人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,253人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者253,005人(うち女性76,052人、子ども128,760人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,533人(うち女性263,328人、子供447,251人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は71,496人(うち女性25,204人、子供28,607人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,340,092人(うち女性407,763人、子供672,373人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2021をもとに作成。

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