レバノンのニュース・サイトのムドゥン(1月14日付)は、ファタハ(パレスチナ国民解放運動)中央委員会のジブリール・ラジューブ委員会(少将)を団長とする使節団の1月10日のシリア訪問に関して、シリア最大のパレスチナ難民キャンプであるダマスカス県のヤルムーク・キャンプの処遇についてシリア政府側と合意を交わしたと伝えた。
同サイトはシリア・パレスチナ双方の複数の消息筋から得た情報によると、この訪問で、ファタハは、シリア政府に対してヤルムーク・キャンプを統轄する権利を付与する見返りとして、同キャンプの復興に向けた資金を集めるため、シリア政府がめざす欧米諸国、一部アラブ諸国、トルコなどとの関係改善に向けた取り組みを支援することに同意したという。
AFP, January 14, 2022、ANHA, January 14, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2022、al-Mudun, January 14, 2022、Reuters, January 14, 2022、SANA, January 14, 2022、SOHR, January 14, 2022などをもとに作成。
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