YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末マンビジュ市アサディーヤ地区を制圧(2016年6月30日)

アレッポ県では、ARA News(6月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会がマンビジュ市内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、同市内のアサディーヤ地区を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が包囲するダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市マンビジュ市内およびその一帯で戦闘が続くなか、ダーイシュが敷設した地雷が爆発し、児童1人が死亡した。

AFP, June 30, 2016、AP, June 30, 2016、ARA News, June 30, 2016、Champress, June 30, 2016、al-Hayat, July 1, 2016、Iraqi News, June 30, 2016、Kull-na Shuraka’, June 30, 2016、al-Mada Press, June 30, 2016、Naharnet, June 30, 2016、NNA, June 30, 2016、Reuters, June 30, 2016、SANA, June 30, 2016、UPI, June 30, 2016などをもとに作成。

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米政府は、ヌスラ戦線に対するロシアの爆撃への協力とシリア軍による米支援反体制派爆撃停止を新たに提案(2016年6月30日)

『ワシントン・ポスト』(6月30日付)は、バラク・オバマ米政権が、ロシアとシリアでの軍事作戦に関して新提案を行っている、と伝えた。

提案は、米国が支援する反体制派(いわゆる「穏健な反体制派」)に対するシリア軍の空爆停止に向けてロシアが圧力をシリア政府にかける見返りに、両国が、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆での協力を行うというもので、米政府の高官によると、2週間にわたる協議や政権内での意見集約を経て6月27日にロシア側に提示されたという。

ただし、オバマ政権の提案において、米国が支援する反体制派の正確な位置はロシア側には伝えられていないという。

複数の高官によると、アシュトン・カーター国防長官は当初はこの提案には反対していたという。

AFP, June 30, 2016、AP, June 30, 2016、ARA News, June 30, 2016、Champress, June 30, 2016、al-Hayat, July 1, 2016、Iraqi News, June 30, 2016、Kull-na Shuraka’, June 30, 2016、al-Mada Press, June 30, 2016、Naharnet, June 30, 2016、NNA, June 30, 2016、Reuters, June 30, 2016、SANA, June 30, 2016、UPI, June 30, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領がオーストラリアのSBSテレビのインタビューに応じる「西側諸国は我々を政治的に攻撃したうえで、テーブルの下で我々と取引するため高官を派遣した」(2016年6月30日)

アサド大統領は、オーストラリアのSBSテレビのインタビューに応じ、オーストラリアを含む西側諸国のダブル・スタンダードを批判、「彼らは我々を政治的に攻撃したうえで、テーブルの下で我々と取引するため、治安関係の高官らを派遣、そのなかにはあなた方(オーストラリア)の政府もいた」と暴露した。

アサド大統領は「彼らは米国を困らせたくなかった。西側諸国の高官のほとんどは、米国が彼らに言うように求めていたことを繰り返すだけだった。これが事実だ」と付言した。

インタビューはSBSテレビが2年に及ぶ交渉のうえに実現、ルーク・ウォーター記者がアサド大統領と面談した。

インタビューは7月1日に放映される予定。

SANA(6月30日付)が伝えた。

SBS TV, June 30, 2016
SBS TV, June 30, 2016

AFP, June 30, 2016、AP, June 30, 2016、ARA News, June 30, 2016、Champress, June 30, 2016、al-Hayat, July 1, 2016、Iraqi News, June 30, 2016、Kull-na Shuraka’, June 30, 2016、al-Mada Press, June 30, 2016、Naharnet, June 30, 2016、NNA, June 30, 2016、Reuters, June 30, 2016、SANA, June 30, 2016、SBS TV, June 30, 2016、UPI, June 30, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市北部でシリア軍とヌスラ戦線などからなる反体制派の攻防続く(2016年6月29日)

アレッポ県では、ARA News(6月29日付)によると、シリア軍もクドス旅団(パレスチナ人)とともにアレッポ市北部入口のカースティールー街道一帯に近いウサーマート地区、マッラーフ農場一帯でアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦し、同地を制圧した。

これに対し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、およびアレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属するそのほかの武装集団がハンダラート・キャンプ一帯のシリア軍拠点に対して自爆攻撃を行うなどして反撃、ウサーマート地区、マッラーフ農場、アラブ・サッルーム村を奪還した。

また、アレッポ市南部では、シリア軍、イラク人、イラン人民兵がアレッポ市ラームーサ地区などでアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

一方、SANA(6月29日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を反体制武装集団が砲撃し、子供5人を含む12人が負傷した。

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イドリブ県では、ARA News(6月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市の住宅街を空爆し、住民4人が死亡、数十人が負傷した。

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ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(6月29日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が「ヤルムークの戦い」を継続、クルド山一帯のシリア軍拠点4カ所を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、AFP(6月30日付)によると、国連とシリア赤新月社の支援チームが、シリア軍の包囲を受けるアルバイン市、ザマルカー町に対して医療支援物資を搬入した。

搬入された物資は貨物車輌37輌分で、同地に支援物資が入るのはこれが初めて。

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ダルアー県では、SANA(6月29日付)によると、シリア軍がダルアー市電力会社一帯などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月28日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は734件。

AFP, June 29, 2016、AP, June 29, 2016、ARA News, June 29, 2016、Champress, June 29, 2016、al-Hayat, June 30, 2016、Iraqi News, June 29, 2016、Kull-na Shuraka’, June 29, 2016、al-Mada Press, June 29, 2016、Naharnet, June 29, 2016、NNA, June 29, 2016、Reuters, June 29, 2016、SANA, June 29, 2016、UPI, June 29, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはブーカマール市近郊のハムダーン村から米英の軍事支援を受ける新シリア軍を掃討、同地一帯を奪還(2016年6月29日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(6月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市近郊のハムダーン村およびハマダーン航空基地に展開していた新シリア軍を掃討し、同地を奪還した。

ハムダーン村一帯は27日に新シリア軍によって制圧されていた。

この戦闘で新シリア軍戦闘員40人が死亡、15人が捕捉され、部隊かブーカマール市一帯から完全撤退したという。

なお、シリア人権監視団によると、ダーイシュによるハマダーン航空基地奪還に際して、真シリア軍との交戦はなく、また有志連合による空爆支援もなかったという。

新シリア軍のマザーヒム・サッルーム報道官はAFP(6月29日付)に対して、「新シリア軍がブーカマール市一帯でのダーイシュ拠点に対する作戦の第1段階を終え、同市郊外の砂漠地帯に撤退した。我々は第2段階の準備をしている」と述べた。

また、ARA News(6月29日付)によると、ダーイシュは、ブーカマール市で新シリア軍に内通していた男性4人を処刑したと発表した(シリア人権監視団によると、処刑されたのは5人)。

一方、SANA(6月29日付)によると、シリア軍がサルダ村、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(6月29日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県南部のハナースィル市近郊のシリア軍拠点を攻撃し、ハマーム丘を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城を続けるマンビジュ市一帯では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同市北部一帯でダーイシュと交戦、また有志連合の支援を受け、同市東部のヤースィティー地区に進軍した。

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ヒムス県では、SANA(6月29日付)によると、シリア軍がタドムル市南方、マハッサ地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ラッカ県では、SANA(6月29日付)によると、タッル・アブヤド市の教員組合前で爆弾が市かけられた車が爆発し、7人が死亡、25人が負傷した(シリア人権監視団によると、死亡したのは民間人8人と西クルディスタン移行期民政局所属の守衛2人の合わせて10人)。

AFP, June 29, 2016、AP, June 29, 2016、ARA News, June 29, 2016、Champress, June 29, 2016、al-Hayat, June 30, 2016、Iraqi News, June 29, 2016、Kull-na Shuraka’, June 29, 2016、al-Mada Press, June 29, 2016、Naharnet, June 29, 2016、NNA, June 29, 2016、Reuters, June 29, 2016、SANA, June 29, 2016、UPI, June 29, 2016などをもとに作成。

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「ロジャヴァ北シリア民主連邦」憲法起草委員会が作成した「社会契約」草案が連邦発足評議会組織委員会で承認(2016年6月28日)

ARA News(6月29日付)は、「ロジャヴァ北シリア民主連邦」憲法起草委員会が作成した「社会契約」(憲法に相当)草案が、同連邦発足評議会組織委員会によって承認された、と伝えた。

組織委員会は27、28日の2日間、ハサカ県マーリキーヤ市で会合を開いていた。

AFP, June 29, 2016、AP, June 29, 2016、ARA News, June 29, 2016、Champress, June 29, 2016、al-Hayat, June 30, 2016、Iraqi News, June 29, 2016、Kull-na Shuraka’, June 29, 2016、al-Mada Press, June 29, 2016、Naharnet, June 29, 2016、NNA, June 29, 2016、Reuters, June 29, 2016、SANA, June 29, 2016、UPI, June 29, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線はダーイシュの反転攻勢を受け、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプのジャーウーナ地区一帯から完全撤退(2016年6月28日)

ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(6月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、アクナーフ・ムカッダス大隊、ドゥハー・イスラーム旅団、アバービール軍とともに、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)でダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた作戦を開始するも、ダーイシュの反撃に遭い、キャンプ内のジャーウーナ地区一帯から完全撤退した。

AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」の連合部隊がラタキア県国境地帯のナフシャッバー村などを制圧(2016年6月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵がナフシャッバー村、ラシャー村、マズガリー村、ハークーラ村、ブルジュ・バイダー村などトルクメン山、クルド山一帯に進軍し、第1沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、アンサール・シャーム、第2沿岸師団、ファトフ軍、トルクメン・イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、同地一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

同地では27日に、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が同地一帯で「ヤルムークの戦い」を銘打って攻撃を激化させ、28日早朝までにナフシャッバー村、ラシャー村、マリク村などを制圧していた。

一方、SANA(6月28日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにナフシャッバー村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、SNN(6月28日付)によると、アレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区一帯では、ロシア軍による空爆が行われるなか、シリア軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室が交戦を続けた。

ARA News(6月28日付)によると、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室はまたハンダラート・キャンプ一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室はまた、アレッポ市西部の科学研究センター一帯に進軍し、シリア軍と交戦した。

一方、SANA(6月28日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ナイル通り地区、ハーリディーヤ地区、ハムダーニーヤ地区を砲撃し、1人が死亡、4人が負傷した。

他方、クッルナー・シュラカー(6月29日付)によると、ヤーキド・アダス村をロシア軍が空爆し、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)隊員4人が死亡した。

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イドリブ県では、ARA News(6月28日付)によると、ジュンド・アクサー機構が、アリーハー市へのシリア軍およびロシア軍による空爆を回避するため、同市の本部を撤去したと発表した。

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クナイトラ県では、SANA(6月28日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が撃った迫撃砲弾がバアス市に着弾した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(6月28日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、バーラー村・ジスリーン町一帯に進軍し、反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(6月28日付)によると、シリア軍がダルアー市・タファス市回廊地帯でシャームの民のヌスラ戦線を要撃した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月27日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は730件。

AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、June 29, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、SNN, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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ラッカ県でダーイシュがYPG主体のシリア民主軍の戦闘の末に2カ村を制圧(2016年6月28日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市西部のスワイダーン村、マガーラ村一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュが両村を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市内ハザーゥナ地区などで交戦した。

マンビジュ市内などでの戦闘による過去2日間のシリア民主軍側の死者は9人に上ったという。

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スワイダー県では、SANA(6月28日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(6月28日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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米英が軍事支援を行う「新シリア軍」がダイル・ザウル県内に進入、ダーイシュ支配下の国境の町ブーカマール市突入作戦を開始(2016年6月28日)

『ハヤート』(6月29日付)などは、米英両国が軍事支援を行う「新シリア軍」が、ヒムス県東部のイラク国境地帯からダイル・ザウル県内に進入したと伝えた。

シリア人権監視団によると、ヒムス県のタンフ国境通行所を拠点とする新シリア軍は、「ヒムス県境、ダイル・ザウル県境、イラク国境が接する三角地帯に到達、有志連合航空機8機の航空支援を受けてシリア砂漠を横断し、ダイル・ザウル県内に進入した」という。

「新シリア軍」はまたSNSを通じて、ブーカマール市突入作戦を開始したと発表し、戦闘員がパラシュートで降下する写真や砂漠を走行する画像(https://youtu.be/XZilhvnVcp8)などを公開した。

新シリア軍の進軍には、他の反体制武装集団も支援し、対するダーイシュ(イスラーム国)はブーカマール市一帯に堀を掘削し、地雷を敷設するなどして進軍に備えているという。

Kull-na Shuraka', June 28, 2016
Kull-na Shuraka’, June 28, 2016
Youtube, June 28, 2016
Youtube, June 28, 2016

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なお、シリア人権監視団によると、新シリア軍はこれに先だって、東部獅子軍、イラク部族軍と会合開き、シリア、イラク両国国境地帯での対ダーイシュ作戦の調整について検討したという。

東部獅子軍は2014年8月に、ダイル・ザウル県からダマスカス郊外県カラムーン地方に敗走した武装集団が結成した武装連合組織で、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ファトフ旅団、アフワーズ旅団、シュアイタートの旗、イブン・カイイム旅団、ウンマの盾旅団、ウマル・ムフタール旅団、カーディスィーヤ旅団、ハムザ大隊、アーイシャ末裔大隊、アブドゥッラー・ブン・ズバイル連合、アブー・ウバイダ・ブン・ジャッラーフ大隊からなり、「新シリア軍」と同根組織と目されている。


AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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トルコはNATO軍による国境地帯の偵察活動を許可する一方、国境警備隊がシリア領からの避難民に発砲(2016年6月28日)

ロイター通信(6月28日付)は、トルコ高官の話として、トルコが交戦規定を修正し、NATO軍所属航空機にシリア北部のトルコ国境地帯での偵察活動を許可したと伝えた。

同高官によると、NATO加盟国、とりわけ英国が、トルコの交戦規定が厳格で、トルコ・シリア国境での偵察活動が十分に実行できないことに異議を唱えていたという。

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ラッカ県では、ARA News(6月28日付)によると、タッル・アブヤド市東部郊外からトルコ領内に越境しようとした避難民に対して、トルコ軍国境警備隊が発砲し、12人が負傷した。

AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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トルコ大統領府「エルドアン大統領が謝罪したのはロシア空軍パイロットの遺族であってロシアではない」(2016年6月28日)

アナトリア通信(6月28日付)は、トルコ大統領府の複数の消息筋の話として、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がロシアのヴラジミール・プーチン大統領宛の書簡のなかで、大統領には謝罪はしていない、と伝えた。

同消息筋によると、書簡において、エルドアン大統領は、2011年11月のシリア・トルコ国境地帯でのトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件に関して、「深い哀悼の意」と謝意を示したのは、パイロットの遺族に対してであって、ロシアという国家ではない、という。

AFP, June 28, 2016、Anadolu Ajansı, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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駐シリア・ロシア大使「シリア軍が近くアレッポ市を攻撃するとは思わない…。ラッカが早々に解放されるとは思っていない」(2016年6月28日)

アレクサンドル・キンシュチャク駐シリア・ロシア大使は、シリア駐留ロシア軍によるシリア軍への支援活動は、アレッポ市近郊が反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室など)によって包囲されることを回避するために行われているとしたうえで、「シリア軍が近くアレッポ市を攻撃するとは思わない」と強調した。

キンシュチャク大使はまた「ラッカ市の解放について憶測することは控えたいが…、率直に言って、早々に解放されるなどとはまったく思っていない」と付言した。

インテルファクス通信(6月27日付)などが伝えた。

AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Interfax, June 28, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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レバノン軍は国境地帯での連続自爆テロ事件を受け、シリア人不法滞在者103人を摘発(2016年6月28日)

ARA News(6月28日付)によると、ベカーア県バアルベック郡カーア村で27日に発生した連続自爆テロ事件に関して、レバノン軍当局は同郡タイバ村、ハムーディーヤ村、ユーニーン村、タッル・アブヤド村、ハディーディーヤ村、ドゥーラス村にあるシリア人避難民キャンプで強制捜査を行い、レバノン領内に不法滞在するシリア人103人を摘発した。

AFP, June 28, 2016、AP, June 28, 2016、ARA News, June 28, 2016、Champress, June 28, 2016、al-Hayat, June 29, 2016、Iraqi News, June 28, 2016、Kull-na Shuraka’, June 28, 2016、al-Mada Press, June 28, 2016、Naharnet, June 28, 2016、NNA, June 28, 2016、Reuters, June 28, 2016、SANA, June 28, 2016、UPI, June 28, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線が主導する反体制派がダマスカス県ヤルムーク区でダーイシュ掃討に向けた戦闘を開始(2016年6月27日)

ダマスカス県では、SNN(6月27日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が、アクナーフ・ムカッダス大隊、ドゥハー・イスラーム旅団、アバービール軍とともに、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)でダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた作戦の開始を発表した。

クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、この作戦開始を受け、ヌスラ戦線側はタダームン区でダーイシュと交戦し、区内の複数の建物を制圧した。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県のトルコ国境地帯でトルコ軍の越境砲撃支援を受けるハワール・キリス作戦司令室とダーイシュが交戦(2016年6月27日)

アレッポ県では、ARA News(6月27日付)によると、トルコ国境に近い県北部一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が再び進攻し、タッル・バッタール村、カサージク村、シュアイビーヤ村、タッル・アフマル村、シャーヒーン農場を制圧した。

これに対して、シャーム軍団、ハムザ旅団、スルターン・ムラード旅団などからなるハワール・キリス作戦司令室が、トルコ軍の越境砲撃による支援を受け、ダーイシュと交戦し、タッル・バッタール村、ファイザリーヤ村、シャイフ・リーフ村、シャーヒーン農場を奪還した。

一方、SNN(6月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市が空爆を受けた。

また、マンビジュ市一帯では、有志連合の空爆支援を受けた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘を続けた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アーラーク油田一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

一方、SANA(6月27日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、フサイスィース村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(6月27日付)によると、シリア軍がイスラヤー村東部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(6月27日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線が撃った迫撃砲弾4発がバアス市、ハーン・アルナバ市に着弾した。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、SNN, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍がダマスカス郊外県でシリア軍のヘリコプターと戦闘機を撃墜したと主張するも、シリア人権監視団は被弾した戦闘機は基地に帰還したと発表(2016年6月27日)

ダマスカス郊外県では、イスラーム軍が声明を出し、26日晩に、東グータ地方でシリア軍ヘリコプターを26日に撃墜したと発表した。

イスラーム軍はまた、東グータ地方スィーン航空基地近くでシリア軍のMiG29戦闘機を撃墜したと発表した。

イスラーム軍の発表によると、パイロット1人がこれによって死亡したという。

これに関して、シリア人権監視団は、スィーン航空基地近くで、MiG29戦闘機ではなく、MiG23戦闘機が被弾したとしつつ、同機は墜落せずに航空基地に帰還したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市北部のダマスカス・ヒムス高速道路一帯、バハーリーヤ村一帯で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

またSNN(6月27日付)によると、戦闘機およびヘリコプターが、ハズラマー村、マイダアー町、バハーリーヤ村、ダイル・ハビーヤ村、ダルーシャー村、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、ダーライヤー市を「樽爆弾」などで空爆した。

このほか、ARA News(6月27日付)によると、国連とシリア赤新月社の支援チームがクドスィーヤ市に貨物車輌44輌分の支援物資を搬入した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団、SNN(6月27日付)によると、アレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区、フライターン市、アナダーン市、カフルハムラ村、アレッポ市ライラムーン地区、タームーラ村、カフル・ハラブ村、アウラム・クブラー町、カフルナーハー村を戦闘機(所属明示せず)が空爆するなか、アルド・マッラーフ地区一帯で、シリア軍がジハード主義武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)と激しく交戦した。

シリア軍は26日、アルド・マッラーフ地区東部の農場地帯を制圧している。

またアレッポ市南部郊外一帯では、戦闘機(所属明示せず)が、ハーン・トゥーマーン村、ハルサ村、ジュッブ・カース村、ウスマーニーヤ村、カスィービーヤ村、ICARDA一帯のファトフ軍拠点を空爆した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、マアッラト・ミスリーン市とシャイフ・バフル村を結ぶ街道に仕掛けられちた爆弾が爆発し、近くを走行していたシャーム自由人イスラーム運動(サアド末裔大隊)のメンバー2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市一帯を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(6月27日付)によると、シリア軍がダルアー市バハーラ地区、難民キャンプ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(6月27日付)によると、反対武装集団7組織がカフルヌブーダ革命家戦線の結成を発表した。

カフルヌブーダ革命家戦線の結成に参加したのは、カフルヌブーダ第1旅団、カフルヌブーダ・シャーム・フィダーイーン旅団、ハフサト・ウンム・ムウミニーン大隊(カフルヌブーダ自由人)、カフルヌブーダ・ハラマイン旅団、カフルヌブーダ殉教者大隊、カフルヌブーダ・フルサーン・ハック大隊、カフルヌブーダ・シャームの民大隊、カフルヌブーダの鷹大隊。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月26日に3件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、SNN, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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レバノンのシリア国境地帯で連続自爆テロが発生し、4人が死亡、28人が負傷(2016年6月27日)

レバノン軍司令部は、ベカーア県バアルベック郡のシリア国境に近いカーア村で早朝と晩に、二度にわたって連続自爆テロが発生、一度目の連続自爆テロではレバノン軍兵士4人が死亡、15人が負傷、また二度目のテロでは住民13人が負傷した。

Naharnet(6月27日付)、SANA(6月27日付)などが伝えた。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合元代表がモスクワを訪問(2016年6月27日)

シリア革命反体制勢力国民連立の元代表でシリア・ガド潮流代表のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏がロシアの首都モスクワを訪問し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。

シリア・ガド潮流によると、ジャルバー代表のモスクワ訪問は、ロシアからの招待を受けたもので、ジャルバー代表は会談後、「我々はこの問題(ジュネーブ3会議)について議論し、早急な再開を呼びかけた…。また、テロリストが潜伏するシリア国内の住宅地域への空爆停止の必要性について話し合った。なぜならそこにはこれまでと同様、民間人がいるからだ」と述べた。

『ハヤート』(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は昨年のロシア空軍機撃墜事件でプーチン大統領に正式に謝罪(2016年6月27日)

ロシア大統領府(クレムリン)は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、2015年11月のトルコ・シリア国境地帯でのトルコ軍戦闘機によるロシア軍戦闘機撃墜事件に関して、ヴラジミール・プーチン大統領に正式に謝罪を行ったと発表した。

この撃墜事件では、ロシア軍パイロット1人が墜落後にシリアの反体制武装集団に殺害され、これを機にロシア、トルコ両政府の関係は悪化していた。

トルコ側による謝罪は、ロシア政府が、両国の関係改善の前提条件として、賠償金支払い、事件関係者の裁判を長らく要求してきたもの。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官によると、エルドアン大統領は謝罪文のなかで、「トルコはロシアとの関係正常化のために必要なすべてを行う用意がある」と表明、また殺害されたパイロットの遺族に弔意を示したという。

またロシア大統領府がインターネットを通じてその一部を公開した謝罪文には、トルコがロシアを友好国、戦略的パートナーとみなしており、「ロシア軍戦闘機を撃墜する意思を持ったことは一度もなかった」と明言、殺害されたパイロットの遺体をシリアの反体制武装集団から取り戻すためにトルコ側は危険を冒し、多大な努力を行ったと釈明した。

そのうえで「アンカラは、トルコ・ロシア関係にふさわしいレベルでこうした措置を実施した。私(エルドアン大統領)はここで改めて深い哀悼の意を示し、謝罪すると言いたい」と記されていた。

これに関連して、ロイター通信(6月27日付)は、トルコ高官の話として、ロシア軍戦闘機墜落後にパイロットを殺害したとされる男性1人の裁判が行われると伝えた。

この男性は2015年11月当時、トルコの支援を受けたトルクメン人(トルコ系シリア人)武装集団に加わり、戦闘を行っていたアルパルサーン・ジェリク容疑者。

2016年3月にイズミル市でトルコ当局に逮捕されていた。

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なお、『ハヤート』(6月28日付)は、ロシアの複数の消息筋の話として、ロシア政府は最近になってトルコ外務省に近い使節団の訪問を受け、2015年末のトルコ軍によるシリア・トルコ国境地帯でのロシア軍戦闘機撃墜事件後の両国の対立解消の仕組みについて議論をおこなっていた、と伝えた。

また、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、トルコ側が「テロリスト」のシリア領内への進入を阻止するためにシリア・トルコ国境を封鎖する必要があると強調しつつ、近く開催予定の黒海経済協力機構(BSEC)にトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣を招待する意向を表明していた。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュの広報部門アアマーク通信はヨルダンのシリア国境での自爆テロへの関与を否定(2016年6月27日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、21日にヨルダン北東部のシリア国境に面するルクバーン地区にあるヨルダン軍国境警備隊の検問所近くで発生した自爆テロに関して、ダーイシュは犯行を認める声明は出していないと報じ、同事件をダーイシュの犯行とする一部情報を否定した。

AFP, June 27, 2016、AP, June 27, 2016、ARA News, June 27, 2016、Champress, June 27, 2016、al-Hayat, June 28, 2016、Iraqi News, June 27, 2016、Kull-na Shuraka’, June 27, 2016、al-Mada Press, June 27, 2016、Naharnet, June 27, 2016、NNA, June 27, 2016、Reuters, June 27, 2016、SANA, June 27, 2016、UPI, June 27, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は24~26日の3日間でダーイシュが籠城するマンビジュ市近郊を23回爆撃(2016年6月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、6月24日~26日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

発表によると、6月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ラッカ市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

6月25日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、ラッカ市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(8回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

6月26日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して30回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、マンビジュ市近郊(7回)に対して攻撃が行われた。

AFP, June 26, 2016、AP, June 26, 2016、ARA News, June 26, 2016、Champress, June 26, 2016、al-Hayat, June 27, 2016、Iraqi News, June 26, 2016、Kull-na Shuraka’, June 26, 2016、al-Mada Press, June 26, 2016、Naharnet, June 26, 2016、NNA, June 26, 2016、Reuters, June 26, 2016、SANA, June 26, 2016、UPI, June 26, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市内の反体制武装集団支配地域への突入を試みる一方、ハマー県のルマイラ村を奪還(2016年6月26日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月26日付)によると、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市サイフ・ダウラ地区戦線に進軍したシリア軍および親政権民兵と交戦、これを撃退した。

ARA News(6月27日付)によると、シリア軍はイラン人、イラク人民兵とともに、サラーフッディーン地区、サイフ・ダウラ地区に突入を試みたという。

シリア人権監視団によると、戦闘はハーリディーヤ地区でも発生、また戦闘機(所属明示せず)が、アレッポ市スッカリー地区を空爆、シリア軍がマシュハド地区を砲撃した。

これに対して、ジハード主義武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市サイフダウラ地区、ナイル通り地区を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤによると、シリア軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室はまた、アレッポ市北部のアルド・マッラーフ地区で激しく交戦、シリア人権監視団によると、戦闘機・ヘリコプター(所属明示せず)が同地一帯およびカースティールー街道一帯を200回以上にわたり空爆した。

シリア人権監視団によると、このほかにも、シリア軍ヘリコプターは、ハイヤーン町、フライターン市を「樽爆弾」で空爆、また地上部隊が同地を砲撃した。

一方、ARA News(6月27日付)によると、アレッポ市南部郊外では、ファトフ軍がハーン・トゥーマーン村一帯でシリア軍と交戦、これを撃退した。

また、SANA(6月26日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市サイフ・ダウラ地区、ナイル通り地区を砲撃し、子供1人、女性2人を含む4人が死亡、6人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(6月26日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県南東部のルマイラ村でシャームの民のヌスラ戦線、タウヒード軍、第313バドルの兵、アンサール・シャリーア、ヒムス軍団などからなる反体制武装集団と交戦、同村および周辺の丘陵地帯を奪還した。

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ダマスカス郊外県では、戦闘機(所属明示せず)がハズラマー村を空爆し、ハラスター市近郊の車輌管理局でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がマスハラ村で反体制武装集団のロケット砲発射台を攻撃、破壊した。

シリア軍はまた、ハミーディーヤ村の反体制武装集団拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がウンム・マヤーズィン町・ヌアイマ村街道でシャームの民のヌスラ戦線を攻撃した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、6月25日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

AFP, June 26, 2016、AP, June 26, 2016、ARA News, June 26, 2016、Champress, June 26, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2016、al-Hayat, June 27, 2016、Iraqi News, June 26, 2016、Kull-na Shuraka’, June 26, 2016、al-Mada Press, June 26, 2016、Naharnet, June 26, 2016、NNA, June 26, 2016、Reuters, June 26, 2016、SANA, June 26, 2016、UPI, June 26, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ・アレッポ州広報局は過去2日でマンビジュ市一帯でYPG主体のシリア民主軍兵士90人以上を殺害したと発表(2016年6月26日)

アレッポ県では、ダーイシュ(イスラーム国)アレッポ州広報局が、マンビジュ市一帯でのダーイシュと西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘で、この2日間に、ダーイシュがシリア民主軍の隊員91人を殺害したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍はマンビジュ市南部で、有志連合の空爆支援を受け、ダーイシュと交戦した。

また、ARA News(6月27日付)によると、シリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会は、マンビジュ市北部郊外のハワーティマ地区を制圧した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市西部で、ダーイシュ(イスラーム国)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加するラッカ革命家旅団と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(6月27日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内で、シリア人権監視団の活動家を殺害、その映像を公開した。

シリア人権監視団によると、殺害されたのはサーミー・ジャウダト・ラバーフ・アブー・イスラームを名乗る活動家で、ダーイシュの自宅で、コンピュータとともに縛り付けられた彼を爆殺したという。

一方、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南東部および東部郊外、サルダ山一帯、マリーイーヤ村、タービヤ村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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ヒムス県では、ARA News(6月27日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がカルヤタイン市南部郊外のシリア軍拠点複数カ所を攻撃した。

一方、SANA(6月26日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, June 26, 2016、AP, June 26, 2016、ARA News, June 26, 2016、Champress, June 26, 2016、al-Hayat, June 27, 2016、Iraqi News, June 26, 2016、Kull-na Shuraka’, June 26, 2016、al-Mada Press, June 26, 2016、Naharnet, June 26, 2016、NNA, June 26, 2016、Reuters, June 26, 2016、SANA, June 26, 2016、UPI, June 26, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領がダマスカス郊外県東グータ地方のマルジュ・スルターン航空基地一帯を視察訪問(2016年6月26日)

アサド大統領はダマスカス郊外県東グータ地方のマルジュ・スルターン航空基地および同地近郊のアグワーニー農場の前線を視察訪問し、シリア軍将兵や人民防衛諸集団の隊員と懇談、また基地内で兵士とイフタールをともにした。

視察訪問の写真、映像は大統領府が公表し、SANA(6月26日付)、Youtube(https://youtu.be/RCPZyiF03gY)を通じて配信された。

SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
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SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
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SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
SANA, June 26,2016
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AFP, June 26, 2016、AP, June 26, 2016、ARA News, June 26, 2016、Champress, June 26, 2016、al-Hayat, June 27, 2016、Iraqi News, June 26, 2016、Kull-na Shuraka’, June 26, 2016、al-Mada Press, June 26, 2016、Naharnet, June 26, 2016、NNA, June 26, 2016、Reuters, June 26, 2016、SANA, June 26, 2016、UPI, June 26, 2016などをもとに作成。

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イスラエル、トルコ両政府は外交関係正常化で合意(2016年6月26日)

『エルサレム・ポスト』(6月27日付)によると、トルコとイスラエルの両国政府は、外交関係の正常化に合意した。

両国は、ガザ地区に支援物資を運んでいたトルコの人権活動家らを乗せたマヴィ・マルマラ号を、イスラエル軍が襲撃、活動家ら9人が死亡した2010年5月の事件を受け、外交関係を事実上断絶していた。

合意には、イスラエル側による遺族への賠償、トルコによるガザ地区でのインフラ整備支援などが盛り込まれている。

AFP, June 26, 2016、AP, June 26, 2016、ARA News, June 26, 2016、Champress, June 26, 2016、al-Hayat, June 27, 2016、Iraqi News, June 26, 2016、Kull-na Shuraka’, June 26, 2016、al-Mada Press, June 26, 2016、Naharnet, June 26, 2016、NNA, June 26, 2016、Reuters, June 26, 2016、SANA, June 26, 2016、UPI, June 26, 2016、The Jersalem Post, June 26, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍が有志連合の爆撃支援を受けマンビジュ市内でダーイシュと交戦(2016年6月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダーイシュ(イスラーム国)が籠城するマンビジュ市内南部および西部でダーイシュと交戦し、有志連合が空爆でこれを支援した。

また、ARA News(6月25日付)によると、シリア民主軍はまたマンビジュ市東部1キロの地点に位置するハッターフ村を制圧した。


AFP, June 25, 2016、AP, June 25, 2016、ARA News, June 25, 2016、Champress, June 25, 2016、al-Hayat, June 26, 2016、Iraqi News, June 25, 2016、Kull-na Shuraka’, June 25, 2016、al-Mada Press, June 25, 2016、Naharnet, June 25, 2016、NNA, June 25, 2016、Reuters, June 25, 2016、SANA, June 25, 2016、UPI, June 25, 2016などをもとに作成。

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ロシア軍、ないしはシリア軍の戦闘機がダーイシュ支配下のダイル・ザウル県クーリーヤ村を爆撃し70人近くが死亡する一方、ダーイシュはヒムス県フワイスィース村一帯を制圧(2016年6月25日)

ダイル・ザウル県では、ARA News(6月25日付)などによると、所属不明の戦闘機(シリア軍ないしはロシア軍)がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるフーリーヤ市を激しく空爆、70人近くが死亡、100人が負傷した。
した。

死亡した約70人はほとんどが民間人だという(シリア人権監視団によると、身元が判明した47人のうち31人が民間人。その後、死者数は民間人58人を含む82人に達した)。

空爆は市内の市場を標的としたものだったという。

一方、SANA(6月25日付)によると、シリア軍がサルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

ARA News, June 25, 2016
ARA News, June 25, 2016

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信によると、ダーイシュがフワイスィース村一帯でシリア軍と交戦、兵士20人を殲滅し、同市一帯の拠点および丘陵地帯(サワーン丘)を制圧した。

また、シリア人権監視団によると、タドムル市東方の穀物サイロ一帯で、シリア軍とダーイシュが戦闘を続ける一方、戦闘機(所属明示せず)がシャーイル油田一帯を空爆した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタブカ市南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)支配地域を空爆した。

これに関して、SANA(6月25日付)は、シリア軍がタブカ市南方でダーイシュ(イスラーム国)の車列を空爆、また県西部でもダーイシュの拠点を空爆したと伝えた。

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ハマー県では、SANA(6月25日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。


AFP, June 25, 2016、AP, June 25, 2016、ARA News, June 25, 2016、Champress, June 25, 2016、al-Hayat, June 26, 2016、June 27, 2016、Iraqi News, June 25, 2016、Kull-na Shuraka’, June 25, 2016、al-Mada Press, June 25, 2016、Naharnet, June 25, 2016、NNA, June 25, 2016、Reuters, June 25, 2016、SANA, June 25, 2016、UPI, June 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ市一帯を激しく爆撃し、反体制武装集団との戦闘を続ける一方、反体制武装集団がハマー県南部のルマイラ村を制圧(2016年6月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とロシア軍がアレッポ市東部地区および同市北部一帯を24日晩から25日にかけて断続的に空爆した。

このうちロシア軍は、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯で集中的に空爆を行い、同地の掌握とアレッポ市東部地区の反体制武装集団支配地域の包囲をめざすシリア軍地上部隊を支援、シリア軍はアレッポ市東部地区を空爆したという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(6月25日付)によると、シリア軍はまたフライターン市、アナダーン市、カフルハムラ村などに対して白リン弾、クラスター爆弾などで空爆を行ったという。

反対武装集団支配地域で救護活動をする「ホワイト・ヘルメット」によるとアレッポ市マイサル地区の空爆では、女性1人と子供1人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤなどによると、空爆と並行して、シリア軍はハーリディーヤ地区、シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、シーハーン交差点地区、ザフラー協会地区で進軍を試み、市西部のザフラー協会地区、ハーリディーヤ地区、バニー・ザイト地区、ライラムーン地区一帯で反体制武装集団と激しく交戦したが、反体制武装集団はこれを撃退、シリア軍兵士、国防隊隊員、イラン人・イラク人民兵、クドス旅団戦闘員48人を殺害した。

シリア軍はアレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯、アルド・マッラーフ地区でも進軍を試みたが失敗に終わったという。

Kull-na Shuraka', June 25, 2016
Kull-na Shuraka’, June 25, 2016

このほか、ドゥラル・シャーミーヤによると、6月17日にアレッポ市シャッアール地区の自宅に仕掛けられた爆弾の爆発で負傷していた反体制メディア活動家のハーリド・イーサー氏が死亡した。

この爆発では、メディア活動家のハーディー・アブドゥッラー氏も負傷している。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月25日付)によると、反体制武装集団が県南部のルマイラ村を、シリア軍との戦闘の末に制圧した。

この戦闘でシリア軍兵士18人が死亡、またシリア軍による反撃(砲撃)で反体制武装集団戦闘員4人が死亡した。

ARA News(6月25日付)によると、ルマイラ村を制圧したのは、ヒムス軍団、アンサール・シャリーア、ジュンド・バドル、タウヒード軍で、制圧に際してシリア軍拠点などに対して自爆攻撃が行われたという。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカッバーニー村一帯を空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がドゥーマー市一帯を4回にわたり空爆する一方、ダーライヤー市南西部でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦、シリア軍が同地を「樽爆弾」、地対地ミサイルで攻撃した。

シリア軍はこのほかバハーリーヤ村一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、ARA News(6月25日付)によると、シリア軍がタッル・カラーティーン村を空爆し、9人が死亡、20人が負傷した。

一方、SANA(6月25日付)によると、反体制武装集団がフーア市を砲撃し、女児1人が死亡、4人が負傷した。


AFP, June 25, 2016、AP, June 25, 2016、ARA News, June 25, 2016、Champress, June 25, 2016、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2016、al-Hayat, June 26, 2016、Iraqi News, June 25, 2016、Kull-na Shuraka’, June 25, 2016、al-Mada Press, June 25, 2016、Naharnet, June 25, 2016、NNA, June 25, 2016、Reuters, June 25, 2016、SANA, June 25, 2016、UPI, June 25, 2016などをもとに作成。

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イスラエル軍に続き、ヨルダン軍もダルアー県のダーイシュ系組織の拠点を越境攻撃(2016年6月25日)

『ハヤート』(6月26日付)は、複数の活動家の話として、ヨルダン軍がシリア領内の国境地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)系組織の拠点複数カ所に対して越境砲撃を行ったと伝えた。

人権活動家のウマル・ハリーリー氏によると、ヨルダン軍が砲撃を行ったのは、ダルアー県西部のイスラエル国境に近いヤルムーク川流域のワーディー・クーヤーで、同地はダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍所属のヤルムーク殉教者旅団の支配地域だという。

ハリーリー氏によると、ヨルダン軍による同地への越境攻撃はこれが初めてではなく、ヨルダン軍国境警備隊はヤルムーク殉教者旅団とこれまでにもたびたび散発的な戦闘を行ってきたという。

この空爆でダーイシュ戦闘員7人が死亡、複数人が負傷したという。

ヒズブッラーの広報部門によると、ヨルダン軍の越境砲撃は、同地でハーリド・ブン・ワリード軍とシャームの民のヌスラ戦線の交戦中に行われたという。

なお、ヨルダン軍の越境攻撃に先立ち、19日にはイスラエル軍が同地に越境攻撃を行い、ワリード・ブン・ワリード軍が保有する旧ソ連製の自走式地対空ミサイル・システム「2K12」(SA-6)を破壊している。


AFP, June 25, 2016、AP, June 25, 2016、ARA News, June 25, 2016、Champress, June 25, 2016、al-Hayat, June 26, 2016、Iraqi News, June 25, 2016、Kull-na Shuraka’, June 25, 2016、al-Mada Press, June 25, 2016、Naharnet, June 25, 2016、NNA, June 25, 2016、Reuters, June 25, 2016、SANA, June 25, 2016、UPI, June 25, 2016などをもとに作成。

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