米中央軍(CENTCOM)は、11月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は13回、ブーカマール市近郊(2回)、ハサカ市近郊(4回)、フール町近郊(3回)、ラッカ市近郊(4回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。
CENTCOM, November 17, 2015などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
米軍がトルコ領内で軍事教練を行った第30(歩兵師団)は声明を出し、アレッポ県、イドリブ県で活動する「穏健な反体制派」が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への参加を表明したことに関して、「シリア国民が承認しないいかなる組織にも属さない」と発表、参加を拒否した。
16日に発表された共同声明(https://syriaarabspring.info/?p=24168)には、第30師団が14の「穏健な反体制派」とともにシリア民主軍への参加を表明していた。

AFP, November 18, 2015、AP, November 18, 2015、ARA News, November 18, 2015、Champress, November 18, 2015、al-Hayat, November 19, 2015、Iraqi News, November 18, 2015、Kull-na Shuraka’, November 18, 2015、al-Mada Press, November 18, 2015、Naharnet, November 18, 2015、NNA, November 18, 2015、Reuters, November 18, 2015、SANA, November 18, 2015、UPI, November 18, 2015などをもとに作成。
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シリア・ネット(11月17日付)は、シリア領内で任務にあたるヒズブッラーの戦闘員に近い消息筋の話として、マーヒル・アサド准将が約2ヶ月前にイラン・イスラーム革命防衛隊クドス軍団のカーセム・スレイマーン司令官と会談し、各地で活動する国防隊を解体したいというアサド大統領の意向を伝えたと報じた。
国防隊は、シリア軍の兵力部族を補うために2012年末にスレイマーン司令官の監督のもとに結成された民兵組織。
ロシア軍がシリア空爆を解体した直後、フマイミーム軍事基地の駐留ロシア軍がその解体に関する計画を発表していた。
AFP, November 17, 2015、Alsouria.net, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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SANA(11月17日付)は、アサド大統領がリチャード・ブラック米上院議員(ヴァージニア州選出)からの書簡で、アレッポ県クワイリース航空基地でのダーイシュ(イスラーム国)包囲解除作戦でのシリア軍の勝利への祝意を示す一方、欧米諸国のシリアへの干渉を「違法」とみなしているとの考えを披露したと伝えた。
ブラック上院議員は書簡のなかで、ロシア軍の介入によって、シリア軍が「テロリストに対して劇的な進展を遂げていることをうれしく思っている」としたうえで、クワイリス航空基地の包囲解除に祝意を示し、「こうした勝利がその前途にあると確信する」と述べているという。
ブラック上院議員はまた、「シリアに傀儡政権を押しつけようとする諸外国の侵略戦争は違法であった…。NATO、サウジアラビア、カタールは、シリア国民の間で大衆的な支持を得ている指導者をいまだに誰一人として特定していない」と強調したという。

AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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ジョン・ケリー米国務長官は、13日にダーイシュ(イスラーム国)によるとされる同時テロ事件が発生したフランスの首都パリを急遽訪問し、フランソワ・オランド大統領と会談、ダーイシュが拠点を置くシリアへの空爆を強化するとの方針で一致した。
ケリー国務長官は会談後、記者団に対し、「情報交換を強めることで一致した」としたうえで、「(ダーイシュなどの)攻撃計画を阻止するため、「テロとの戦い」を強化しなければならない」と強調した。
また、トルコとともにシリア北部の国境地帯でダーイシュ戦闘員の往来を抑止するための合同作戦を近く実施すると述べた。
ケリー国務長官は「シリア北部の国境の75%は現在すでに封鎖されているが、我々はトルコとともに残りの長さ98キロの地域を封鎖するための作戦を準備している」と明言した。
一方、シリア紛争解決に向けた政治プロセスに関しては、ウィーン3会議での合意に沿ったかたちで、「数ヶ月とは言わず、数週間以内」にプロセスが開始されるとしたうえで、「我々に必要なのは政治プロセスの開始、停戦の実現だ」と述べた。
AFP(11月18日付)などが伝えた。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、カブターン・ジャバル村、カフルバスィーン村各所、ハイヤーン町をシリア軍が地対地ミサイルと思われる兵器で砲撃し、男性1人が死亡した。
またアレッポ市南部各所で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団との戦闘を続けるなか、戦闘機(所属不明)が同地を空爆した。
一方、SANA(11月17日付)によると、アレッポ市郊外での戦闘でヌールッディーン・ザンキー運動のハサン・マイーカ司令官、イスラーム自由旅団のアフマド・ムヒーッディーン・アムル司令官が死亡した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市東部郊外各所をシリア軍が地対地ミサイルで攻撃した。
地対地ミサイルと思われる砲弾は、ザーウィヤ山のジューズィーフ村にも着弾し、1人が死亡した。
シリア軍はまたフバイト村各所を砲撃し、女性1人が死亡、さらにロシア軍と思われる戦闘機がアブー・ズフール町一帯、ハーン・シャイフーン市、マルイヤーン村、アウラム・ジャウズ村を空爆し、10人以上が死亡した。
一方、シャームの民のヌスラ戦線が包囲を続けるシリア政府支配下のカファルヤー町に迫撃砲弾1発が着弾した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区各所を砲撃した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。
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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、タファス市でイスラーム・ムサンナー運動の拠点で製造中の爆弾が爆発し、戦闘員14人が死亡した。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県南東部のハドス村でイスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、同地を完全制圧した。
シリア軍はまた、フワーリーン村、マヒーン町、カルヤタイン市でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市各所を空爆した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市やダーイシュの支配下にあるジャッラーフ航空基地一帯を空爆した。
また、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つマンビジュ市で、地元の若者がダーイシュのチュニジア人カーディーを暗殺した。
他方、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマーリア市一帯に再び進攻し、シャーム戦線など「穏健な反体制派」と交戦した。
このほか、クッルナー・シュラカー(11月28日付)によると、16日に失踪していたシャーム戦線の司令官の一人ハーリド・マフラフ・アティーヤ氏の遺体がシリア北部で発見された。
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ダルアー県では、SANA(11月17日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団とアッラーン村一帯サフム・ジャウラーン村一帯で交戦した。
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スワイダー県では、SANA(11月17日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、サムル村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、November 18, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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フランス軍参謀本部は、前日に引き続き、フランス軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市への空爆を行い、司令拠点と教練キャンプなどを破壊したと発表した。
空爆は16日夜から17日未明にかけて行われ、フランス軍のラファール戦闘機、ミラージュ2000戦闘機計10機が、爆弾16発を投下し、司令拠点と教練キャンプを破壊したという。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、エジプトのシナイ半島で10月31日に起きたロシア旅客機墜落事件について「原因は爆弾テロ」と断定したと発表、ダーイシュ(イスラーム国)掃討のためのシリア領内での空爆をこれまで以上に強化する考えを明言した。
大統領府によると、プーチン大統領は16日深夜、治安、国防担当の閣僚らによる緊急会議を招集し、この場で連邦保安局長官から、ロシア旅客機墜落事件に関して、飛行中の旅客機内で手製の爆弾が爆発し、機体が空中分解したことから、テロと明言できる、との報告を受けたという。
同長官は、テロと断定した根拠として、外国で作られた爆発物の痕跡が確認されたことなどを挙げたという。
この報告を受け、プーチン大統領はセルゲイ・ショイグ国防大臣に対し、ダーイシュ掃討を目的としたシリア空爆を強化するよう指示したという。



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ロシア国防省によると、ロシア軍参謀総長の命令を受け、ロシア空軍のTu-160、Tu-95MS、Tu-22M3長距離爆撃機が早朝、計34発の巡航ミサイルを発射し、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。
長距離爆撃機によると攻撃はラッカ県、ダイル・ザウル県のダーイシュの施設、アレッポ県、イドリブ県に対して行われ、大規模武器弾薬庫、壕、教練キャンプなどの重要施設14カ所を破壊した。
また、ラタキア県フマイミーム航空基地に配備されているロシア軍戦闘機も65回の出撃を行い、36の施設(司令拠点6カ所、武器弾薬庫8カ所、教練キャンプ12カ所、ロケット弾・地雷製造工場4カ所、燃料貯蔵庫6カ所)を破壊した。
16日の作戦は、初日(16日)だけで出撃回数127回で、206の施設の破壊を目的とし、実際の空爆では倍以上の施設を破壊することに成功したという。
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なお、タス通信(11月17日付)によると、セルゲイ・ショイグ国防大臣はプーチン大統領に、シリア領内での空爆を倍増させたことを報告した。
またヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長がプーチン大統領に報告したところによると、ロシア軍によるシリア空爆は過去48時間で出撃回数が2,300回近くにおよび、また大統領の支持を受け、フマイミーム航空基地に戦闘機37機を増援することを決定したという。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、TASS, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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ARA News(11月17日付)は、有志連合戦闘機4機がタナク油田一帯を空爆するなか、地上部隊が降下作戦を行い、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦後、撤収した、と伝えた。
この降下作戦の目的は不明だという。
AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県とイドリブ県で活動する反体制武装集団15組織が共同声明(https://youtu.be/nfmhsV4BhVM)を出し、ハサカ県で米軍の航空支援を受けてダーイシュ(イスラーム国)との戦いを続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体の民主シリア軍への参加を宣言した。
共同声明で15組織は「シリア国内での進捗、各地へのテロ波及、ダーイシュやその兄弟組織、犯罪者バアス体制に代表されるテロによる…シリア国民への虐殺といった状況を踏まえ、また有志連合の支援を受けたジャズィーラ地方でのシリア民主軍の勝利、各所でのダーイシュ放逐を踏まえ、我々以下の組織はシリア民主軍の旗の下に入ることを宣言する」と表明している。
共同声明に参加したのは以下の武装集団:
革命家軍
第30師団
イドリブ郊外殉教者旅団
第455特殊任務旅団
第99歩兵旅団
ハムザ旅団
カアカーア旅団
北部自由人
アレッポ市および同市郊外部族軍
クルド戦線
アレッポ県およびイドリブ県駐留西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊
同女性保護部隊
これらの組織のうち、第30師団は、米国がトルコ領内で教練後、シリア領内に派遣した「穏健な反体制派」で、一次隊がシャームの民のヌスラ戦線との戦闘で壊滅、二次隊がヌスラ戦線に武器を提供した組織。

AFP, November 17, 2015、AP, November 17, 2015、ARA News, November 17, 2015、Champress, November 17, 2015、al-Hayat, November 18, 2015、Iraqi News, November 17, 2015、Kull-na Shuraka’, November 17, 2015、al-Mada Press, November 17, 2015、Naharnet, November 17, 2015、NNA, November 17, 2015、Reuters, November 17, 2015、SANA, November 17, 2015、UPI, November 17, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(11月16日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動をはじめとするジハード主義武装集団は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が実効支配するアフリーン市に至るすべての街道を封鎖した。
街道封鎖は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、シャーム自由人イスラーム運動やヌスラ戦線の戦闘員多数を逮捕したことを受けた動きだという。
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またARA News(11月17日付)によると、アレッポ市・アフリーン市街道で、バス2台が武装集団の襲撃を受け、乗っていたクルド人住民40人が拉致された。
これに関して、同サイトはアフリーン市の複数の消息筋の話として、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が西クルディスタン移行期民政局の当局に対して捕虜交換を求めていると伝えた。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、November 17, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線のカラムーン地方司令官(アミール)のアブー・マーリク・タッリー氏はトルコのアナトリア通信(11月16日付)の取材に応じ、2014年8月にベカーア県バアルベック郡アルサール村でダーイシュ(イスラーム国)とともに拉致したレバノン軍兵士・内務治安軍総局隊員の解放の条件として、レバノンの刑務所に収監されている女性5人の釈放と、シリア領内のフライタ村とマアッラ村の割譲を要求した。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、Anadolu Ajansı, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ議長は米国を訪問し、ワシントンDCでジョン・ケリー米国務長官と会談、ウィーン3会議での合意への対応などについて協議した。
一方、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副首相は、モスクワで変革解放人民戦線のカドリー・ジャミール代表(駐ロシア)と会談し、ウィーン3会議での合意への対応などについて協議した。
『ハヤート』(11月17日付)が伝えた。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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G20に参加するためにトルコのアンタルヤを訪問中のフランスのローラン・ファビウス外務大臣は、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」に、フランスが地上部隊の派遣に反対している、と述べた。
ファビウス外務大臣はその理由として、「地上部隊を派遣すれば、占領軍となってしまい、我々が実現しようとしているのとは逆の結果をもたらしてしまう」と述べた。
ARA News(11月16日付)が伝えた。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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英国のデヴィッド・キャメロン首相は、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領との会談後BBC(11月16日付)に対して、アサド大統領の処遇をめぐるロシアとの「亀裂が縮まった」と述べた。
キャメロン首相は「我々は、アサドがただちに去らねばならないと考えているが、プーチン大統領らは彼を支援し続けている。しかし私は亀裂は縮まったと思う。我々は亀裂を打破できると考えているが、双方の間で妥協が必要となろう」と述べた。
一方、キャメロン首相は、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)への空爆に参加したいとの意向を改めて示し、そのために英国下院を説得する必要があると述べた。
キャメロン首相は「ダーイシュはイラク・シリア国境を承認していない。我々もこの組織を承認してはならないが、彼らが国境を認めていないことを踏まえておく必要がある。私は議会にこのことを伝え、また多くの人々を説得するつもりだ」と述べ、シリア領内でのダーイシュ空爆をめざす意思を改めて表明した。
キャメロン首相は2013年8月にダマスカス郊外県で化学兵器使用事件が発生した際、米国、フランスとともにシリア政府への懲罰目的の限定的空爆の実施を企図したが、下院の否決を受け、これを断念している。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は「シリアの未来にアサドの居場所はない」と述べ、従来通りの姿勢を繰り返した。
また、フェリドゥン・シニルリオール外務大臣は「アサド大統領は移行期に樹立されるであろう移行政府に全権限を移譲することになろう」としたうえで、次期大統領選挙にアサド大統領は出馬しないだろう、と付言した。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はG20閉幕時に以下のように述べ、フランスに対シリア政策の変更を呼びかけた。
「フランスは、アサド大統領個人の退陣をめぐって強硬な態度を取ってきた国の一つだ。我々は、フランスの友人たちが、政治的変革に際して前提条件を設定して問題を解決すべきだと言うのを何度も耳にしてきた…。しかし、こうした姿勢によってパリをテロの攻撃から守ることはできたのだろうか? そんなことは決してない」。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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バラク・オバマ米大統領はトルコのアンタルヤで開かれていたG20閉幕時に、シリア情勢について触れ「シリア危機の解決に向けて相応の前進が見られた。ウィーンでの会議は共通理解に達し、シリア政府と反体制派の交渉を国連の仲介のもとに実施し、政治的移行、代議的政府の樹立、新憲法制定、選挙実施、さらに政治プロセスと並行した停戦といった行程を策定した…。これは意欲的な目標だ」と述べる一方、「アサドの将来については依然として合意はなされなかった。我々は、未来のシリアにおいて彼に役割があるとは考えていない」と改めて強調した。
しかしオバマ大統領は「すべての国がはじめて、政治プロセスについて合意し、戦争を終わらせねばならないと考えるようになった」と付言し、ウィーン・プロセスの成果を高く評価した。
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アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長は、14日のウィーン3会議で参加国が停戦・移行プロセスに合意したことに関連して、2011年末、シリアの加盟国資格処分を解除するかとの質問に対し、「この問題はまだ提起されていない」としたうえで、「このこと(シリアの復帰)を受け入れない加盟国がある」と答えた。
アラビー事務総長は、ウィーン3会議での合意に従って開催が見込まれているシリア政府と反体制派の代表との協議内容を踏まえたうえで、「シリアは復帰することになるだろう」と付言した。
『ハヤート』(11月17日付)などが伝えた。
AFP, November 16, 2015、AP, November 16, 2015、ARA News, November 16, 2015、Champress, November 16, 2015、al-Hayat, November 17, 2015、Iraqi News, November 16, 2015、Kull-na Shuraka’, November 16, 2015、al-Mada Press, November 16, 2015、Naharnet, November 16, 2015、NNA, November 16, 2015、Reuters, November 16, 2015、SANA, November 16, 2015、UPI, November 16, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダイル・ハーフィル村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がアークーラ村、シャルバア村、アッラーン村、シャマーウィヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた、タッル・イスタブル村、シュワイリフ村、ナッジャーラ村でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
他方、ARA News(11月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市南部郊外を2度にわたって攻撃した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマヒーン町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同町を空爆した。
またマサール・プレス(11月16日付)によると、ロシア軍戦闘機がダーイシュの支配下にあるタドムル市、カルヤタイン市、マヒーン町に燃料気化爆弾を投下し、2人が死亡した。
同サイトによると、シリア軍がマヒーン町に突入しようとしたが、ダーイシュはこれを阻止したという。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がフワーリーン村、フーシュ・アブー・ファラジュ村、マヒーン町およびその周辺一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた国防隊とともにハドス村、タドムル市西部郊外でダーイシュ拠点を攻撃し、で、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウカイリバート町郊外のサルバー村のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
またイスリヤー村郊外では、シリア軍とダーイシュが交戦した。
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スワイダー県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がサアド遺跡、ワーディー・ガビーブ一帯で、ダーイシュ(イシュラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフール町郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、アイン・ザカル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と交戦した。
マサール・プレス(11月16日付)によると、アブー・アリー・バリーディー氏暗殺を受け、戦闘を一時中断していたヤルムーク殉教者旅団は、ヨルダン人のアブー・ウバイダ・カフターン氏を新司令官に擁立し、ヌスラ戦線との戦闘を再開したという。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がガマーム村回廊一帯で、反体制武装集団と交戦した。
シリア軍はまた、ダグマシュリーヤ村、ダイル・ハンナー村方面に進軍し、反体制武装集団と交戦、同地の大部分を制圧した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団との反体制武装集団と交戦の末、ダイル・ハンナー村、ダグマシュリーヤ村、バイト・アイヤーシュ村、ガマーム村郊外(給水所地区)を制圧した。
シリア軍はまた、ズワイク村、ラビーア町一帯を空爆し、反体制武装集団の拠点を破壊した。
このほか、SANA(11月16日付)によると、ヒズブッラー戦闘員の従軍記者としてアレッポ県で取材活動を行っていたムハンマド・マフムード・ナザル氏が戦闘に巻き込まれて死亡した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区、アーミリーヤ地区、ラーシディーン地区一帯、ハーディル村一帯、アイス村一帯で、シリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。
またシリア軍が、アレッポ市カルム・タッラーブ地区、マイサル地区を空爆し、2人が死亡したほか、ロシア軍機と思われる戦闘機がハーディル村一帯を空爆した。
これに対して、ジハード主義武装集団は米国製TOW対戦車ミサイルなどを駆使してタッル・ハディーヤ村一帯でシリア軍に応戦した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、バーシュカウィー北部でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまた、アレッポ市ラーシディーン地区、サラーフッディーン地区、アーミリーユア地区、カフルハムラ村、タッル・ムサイビーン村、マンスーラ村、ハーン・アサル村などでジハード主義武装集団と交戦した。
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ヒムス県では、マサール・プレス(11月16日付)によると、シリア軍がタルビーサ市南部前線のムルーク検問所で反体制武装集団と交戦した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がタルビーサ市、ザアフラーナ村、ティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラミーヤ市西部郊外を空爆した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がアトシャーン村、ムーリク市、タマーニア町、カサービーヤ村、カフルズィーター市、サイヤード丘北西部でファトフ軍の拠点を破壊し、戦闘員60人以上を殲滅、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市でジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍兵士1人が死亡した。
両者はまた東カラク村、ラフム村、インヒル市、ダルアー市ダム街道地区などでも交戦した。
マサール・プレス(11月16日付)によると、この戦闘で反体制武装集団はシャイフ・マスキーン市の一部を奪還、カルファー村、イズラア市の第12旅団基地、インヒル市の第15旅団基地を砲撃した。
一方、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区東部、難民キャンプ地区一帯、ハマーディーン地区、アトマーン村、東カラク村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(11月16日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン航空基地一帯、マルジュ・スルターン村、ラフバ村一帯、アーリヤ農場、ドゥーマー市でシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍などのジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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『ハヤート』(11月16日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者)は、14日にオーストリアの首都ウィーンで開かれたウィーン3会議での各国の協議の内幕に関して、米国が、サウジアラビア、トルコ、カタールなどアサド政権の退陣に固執する「シリアの友」の主導国としてではなく、参加各国の仲介者として振る舞い、これらの国に圧力をかけて合意に至った、と報じた。
それによると、米国は、ロシアとは対象的に戦略を持っておらず、アサド大統領の進退をめぐって意見を異にしていたもの、ロシアが提示した解決案に追随しようとしたという。
また、13日のパリでの同時多発テロ事件を受けるかたちで、参加各国は「テロとの戦い」や政治プロセスに向け歩み寄っていったという。
会議では、テロ組織と戦うすべての武装勢力の間で包括的な停戦を実現したうえで政治プロセスに着手すべきだとするロシア、イランをはじめとする国々と、移行プロセスを優先させ、アサド大統領の進退問題を決着すべきだとする諸外国(サウジアラビア、トルコ、カタールなどと思われる)が対立した。
これに対して、米国は後者を主導するのではなく、「仲介者」として振る舞い、国連の仲介のもとでのシリア政府と反体制派の対話開始と合わせて、停戦を実施する、との妥協案を示したという。
一方、シリア政府との交渉にあたる反体制派の統一代表団をめぐっては、米国が主要アラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)が参加したかたちで反体制派の拡大会合を開くことを主張、これらアラブ諸国やトルコは、シリア革命反体制勢力国民連立の主導のもとに統一代表団が設置されることを条件とすべきだと主張し、慎重な態度を示した。
また、イランは主要アラブ諸国の出席に異議を唱えたという。
移行プロセスをめぐっては、反体制派を支援する諸国は、国連安保決議によって期限を定めることを求めるなか、ジュネーブ合意(2012年)そのものを受諾していないイランをロシアが説得し、閉幕声明に移行期についての文言を含めることを認めさせた。
これを受け、米国は、アサド大統領の進退についての言及がなければ、行程すらも拒否しようとしたアラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)を説得し、この問題を先送りにしたという。
テロ組織の定義をめぐっては、ロシアとイランがシャームの民のヌスラ戦線を明記するよう強く求めたのに対し、アラブ諸国(サウジアラビア、カタールなど)は、組織としてのヌスラ戦線と、そのなかのシリア人メンバーを区別すべきだとしたうえで、「テロリストと目されるようなムハージリーン(外国人戦闘員)はヌスラ戦線においては少数派で、大多数のメンバーはシリア人であって、彼らはテロリストではなく、シリア政府の暴力を前にヌスラ戦線以外の選択肢がない」と主張した。
だが、最終的には、国連安保理が定める国際テロ組織のブラックリストに従い、ダーイシュに加えてヌスラ戦線の名も閉幕声明には明記されることになった。
AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。
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デンマークのクリスチャン・イエンセン外務大臣は、13日のパリでの同時多発テロ事件を受け、イラクでのダーイシュ(イスラーム国)空爆に参加していたデンマーク空軍の活動を再開し、空爆範囲をシリア領内にも拡大すべきだと述べた。
デンマークは2014年8月に米国主導の有志連合がイラクでの空爆を開始した際、F-16戦闘機7機を作戦に参加させてきたが、今年9月、メンテナンスを理由に戦闘機を撤収していた。
ARA News(11月16日付)が伝えた。
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フランス国防省は声明を出し、フランス軍戦闘爆撃機10機を含む12機が15日夜、ダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市に爆弾20発を投下した、と発表した。
航空機12機はUAE、ヨルダンの基地から出撃し、ダーイシュの司令部、戦闘員教練キャンプ、武器弾薬庫を破壊したという。
この空爆作戦は、有志連合を主導する米軍との調整のもとに行われ、フランス軍が行った偵察活動によってあらかじめ標的が設定されていたという。
フランスは、欧州へのシリア移民・難民流入問題への関心の高まりを受けるかたちで、2015年9月にシリア領内での空爆を開始、今回の空爆を含めてこれまでに4回の空爆を実施している。
13日のパリでの同時テロ事件発生以降、フランス軍がシリア領内での空爆を実施するのはこれが初めてで、フランス政府はこの事件がダーイシュ(イスラーム国)による犯行だと断じている。
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これに関して、シリア人権監視団は、フランス軍と思われる戦闘機によるラッカ市への空爆により、15日深夜から16日未明にかけて、36回の爆発が起きたと発表した。
この爆発は、フランス軍が市内のダーイシュの武器弾薬庫を空爆したことによると見られるという。
フランス軍によると思われる空爆はまた、ラッカ市北部および南部の郊外に対しても行われた。
同監視団によると、フランス軍の空爆による人的・物的被害の詳細は不明だという。
一方、クッルナー・シュラカー(11月16日付)は、ラッカ市内での空爆は、タッル・アブヤド通り、バースィル通り、ハッジャーナ地区、スィヤーサ地区、医療センター、フルースィーヤ地区、市南部入り口に対して行われたと伝えた。
また同サイトによると、フランス軍の空爆が第17師団基地、野営キャンプ、ラッカ市郊外畜産農場地区に及んだ。
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なお、フランス政府は、13日のパリ同時テロ事件に関して、14日の段階で、フランソワ・オランド米大統領がダーイシュの犯行と断じ、また16日にはパリ郊外のヴェルサイユ宮殿に上下両院の議員を招集して演説を行い、「シリアで決定・計画され、ベルギーで準備・組織され、フランス国籍を持つ共犯者らと共にわが国で実行された」と述べた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市を砲撃し、20人が死傷した。
またロシア機と思われる戦闘機がサラーキブ市を空爆し、子供2人を含む3人が死亡した。
ロシア軍と思われる戦闘機はまた、シリア軍が砲撃を加えるマアッラト・ヌウマーン市に対しても空爆を行い、少なくとも15人が負傷した。
一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がサラーキブ市、タマーニア町、マアッラト・ヌウウマーン市、アブー・ズフール町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団がハラスター市一帯、マルジュ・スルターン村一帯、ウーターヤー町、ドゥーマー市各所で交戦、ドゥーマー市ではシリア軍の砲撃により子供1人を含む3人が死亡した。
一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が東カラムーン地方無人地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と反体制武装集団がシャイフ・マスキーン市、アトマーン村各所で交戦、シリア軍が東ガーリヤ村、タイバ町を空爆・砲撃した。
一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が東ガーリヤ村、ガズラーン農場でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、ハーディル村、アイス村一帯、アレッポ市ラーシディーン地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。
またロシア機と思われる戦闘機がラトヤーン村各所を空爆した。
一方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部のラトヤーン村・バーシュカウィー村回廊で反体制武装集団の車列20台を攻撃、破壊した。
シリア軍はまた、バーシュカウィー村、タッル・ムサイビーン村、サイファート村、ドゥワイル・ザイトゥーン村、カフルハムラ村、バルクーム村、ハーン・トゥーマーン村、タッル・ハディーヤ村一帯、ズィルバ村、マンスーラ村、アレッポ市ラームーサ地区、シャイフ・サイード地区、旧市街、ブスターン・バーシャー地区、マイサルーン地区、バニー・ザイド地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アブー・リーシャ村、カトフ・サーウール村および同地一帯の丘陵地帯(ルワイサト・イスカンダルなど)を制圧した。
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ハマー県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がマアルカバ村、ラハーヤー村、ムーリク市でファトフ軍、ジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マヒーン町一帯、シャンダーヒーヤ村などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を砲撃した。
一方、ダービク村一帯では、戦闘機(所属不明)が空爆を行い、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人が妻および子供4人とともに死亡した。
他方、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市、シュワイリフ村、ラスム・アブド村、シャルバア村、カスキース村、ハミーミーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市各所を空爆し、3人が死亡した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区でダーイシュ(イスラーム国)の地下トンネルを破壊し、複数の戦闘員を殺傷した。
シリア軍はまた、ダイル・ザウル航空基地東部のカルーマ丘でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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スワイダー県では、SANA(11月15日付)によると、シリア軍がシャアフ丘東部を移動中のダーイシュ(イスラーム国)の車列を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村で、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするジハード主義武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と交戦し、「おじさん」の愛称で知られる同旅団の司令官アブー・アリー・バリーディー氏を含む幹部3人を殺害した。
サフム・ジャウラーン村一帯では、数日前からヌスラ戦線らとヤルムーク殉教者旅団との戦闘が激化し、双方合わせて30人以上が死亡している。
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シリア国内などで活動する民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表は、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関して、「政治的解決に向けた道」に沿ったものだとしたうえで、「ウィーンで行われていることに我々は同意している」と支持を表明した。
これに対し、トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関して、「失望に値するもので非現実的」だとしたうえで、「シリア国民の願望に沿っていないために多くの困難に直面するだろう」と述べた。
『ハヤート』(11月16日付)が伝えた。
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一方、シリア国外で活動するシリア国民建設潮流は声明を出し、14日のウィーン3会議で参加国が合意した停戦・移行プロセスに関してに歓迎の意を表した。
AFP, November 15, 2015、AP, November 15, 2015、ARA News, November 15, 2015、Champress, November 15, 2015、al-Hayat, November 16, 2015、Iraqi News, November 15, 2015、Kull-na Shuraka’, November 15, 2015、al-Mada Press, November 15, 2015、Naharnet, November 15, 2015、NNA, November 15, 2015、Reuters, November 15, 2015、SANA, November 15, 2015、UPI, November 15, 2015などをもとに作成。
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