シリア軍がハマー県北部にあるトルコ軍監視所を2度にわたり砲撃し、トルコ軍兵士1人が死亡、3人が負傷(2019年6月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が緊張緩和地帯の境界地帯の県北西部のシール・マガール村に設置されているトルコ軍の監視所を2度にわたり砲撃、トルコ軍兵士1人が死亡、3人が負傷した。

ANHA(6月27日付)によると、トルコ軍は27日早朝、10輌以上の車輌からなる部隊をイドリブ県ヒルバト・ジャウズ村の通行所から派遣、同部隊はシール・マガール村にあるトルコ軍の監視所に到着しようとしたのに合わせるかたちで、シリア軍がこれに対して1度目の砲撃を加えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)によると、砲撃を行ったのは、カリーム村、タマーニア町に展開するシリア軍部隊。

トルコ軍は同地に重火器を配意しようとしていたという。

1度目の砲撃の直後、トルコ軍ヘリコプター3機が飛来し、死傷したトルコ軍兵士の搬送作業にあたる一方、トルコ軍戦闘機1機がシール・マガール村上空を旋回、監視活動にあたった。

Xeber 24(6月27日付)によると、監視活動にあたったのはF-16戦闘機で、死傷者を乗せたヘリコプターはイドリブ県を通過して、トルコに帰還したという。

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ANHA(6月27日付)によると、シリア軍の砲撃を受けて、トルコ軍はヒルバト・ジャウズ村の通行所経由で10輌以上の車輌からなる別の部隊を派遣したが、シリア軍はこれに対しても再び砲撃を行った。

この砲撃での死傷者はなかった。

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なお、一連の砲撃に関して、シリア国営のSANA(6月27日付)は、シリア軍がシール・マガール村の反体制武装集団の兵站路を砲撃したと伝えた。

また、トルコ国防省は声明を出し、兵士1人が死亡、3人が負傷したことを認めたうえで、「砲撃は意図的なものだった」と断じ、「事件の背後にはシリア当局がいる」と非難、首都アンカラにあるロシア大使館の駐在武官を呼び出し、「この攻撃に対する対抗措置は厳しいものになる」と伝えたと表明した。

AFP, June 27, 2019、ANHA, June 27, 2019、AP, June 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2019、al-Hayat, June 28, 2019、Reuters, June 27, 2019、SANA, June 27, 2019、SOHR, June 27, 2019、UPI, June 27, 2019、Xeber 24, June 27, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のシリア民主軍拠点を攻撃し、5人を殺害(2019年6月27日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(6月27日付)によると、ヒムス県南東部で潜伏を続けるダーイシュ(イスラーム国)が、シリア政府支配地域を経由し、北・東シリア自治局支配下のハジーン市に潜入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃した。

ザマーン・ワスル(6月27日付)によると、この攻撃でシリア民主軍戦闘員5人が死亡した。

AFP, June 27, 2019、ANHA, June 27, 2019、AP, June 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2019、al-Hayat, June 28, 2019、Reuters, June 27, 2019、SANA, June 27, 2019、SOHR, June 27, 2019、UPI, June 27, 2019、Zaman al-Wasl, June 27, 2019などをもとに作成。

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首都ダマスカスでジャーナリストを狙った爆破事件(2019年6月27日)

ダマスカス県では、SANA(6月27日付)によると、オートストラード・マッザ区で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、女性1人とその息子1人が負傷した。

スプートニク・ニュース(6月27日付)によると、爆発はジャーナリストのターリブ・イブラーヒーム氏の車に仕掛けられていたという。

AFP, June 27, 2019、ANHA, June 27, 2019、AP, June 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2019、al-Hayat, June 28, 2019、Reuters, June 27, 2019、SANA, June 27, 2019、SOHR, June 27, 2019、Sputnik News, June 27, 2019、UPI, June 27, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団の憲兵隊2人殺害(2019年6月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市とラーイー村を結ぶ街道で、トルコの支援を受ける反体制武装集団の憲兵隊が何者かの襲撃を受けて、2人が死亡た。

AFP, June 27, 2019、ANHA, June 27, 2019、AP, June 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2019、al-Hayat, June 28, 2019、Reuters, June 27, 2019、SANA, June 27, 2019、SOHR, June 27, 2019、UPI, June 27, 2019などをもとに作成。

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シリア軍によるイドリブ県、ハマー県の爆撃、反体制派との戦闘で民間人6人を含む21人が死亡、ロシア軍の爆撃は確認されず(2019年6月27日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから57日目となる6月27日、シリア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より21人(民間人6人、シリア軍兵士11人、反体制武装集団戦闘員4人)増えて1,964人となった。

うち、532人が民間人(女性105人、子供132人を含む)、642人がシリア軍兵士、790人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は75回を記録した。

またシリア軍地上部隊による砲撃は400発におよんだ。

ロシア軍の爆撃は確認されなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でイドリブ市一帯、ハーン・シャイフーン市、マアッラト・ヌウマーン市、バーラ村、イフスィム町、カフルルーマー村一帯、フバイト村、カルサア村、シャイフ・ムスタファー村、ハザーリーン村、カフルサジュナ村、ナキール村、バアルブー村、ウライニバ村、マダーヤー村、シャイフ・ダーミス村、ラカーヤー村、マアッルズィーター村、カフルナブル市、トゥラムラー村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊が県南部および西部の戦闘地域を砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月27日付)によると、この爆撃によりバーラ村で民間人3人、カフルサジュナ村で子供1人と女性1人が死亡した。

一方、SANA(6月27日付)によると、シリア軍がカッサービーヤ村に侵攻を試みたシャーム解放機構を撃退した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフワイズ一帯に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊がサフリーヤ村、ダイル・サンバル村、フワイジャ村、ハウワーシュ村などを砲撃した。

一方、SANA(6月27日付)によると、シリア軍がカフルヌブーダ町でシャーム解放機構、イッザ大隊(イッザ軍団)と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県西部のフータ村にある自由アレッポ県議会の支部を襲撃し、車輌や施設内の備品を押収した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(アレッポ県2件、ラタキア県6件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(アレッポ県1件、ラタキア県6件、イドリブ県5件、ハマー県6件)確認した。

AFP, June 27, 2019、ANHA, June 27, 2019、AP, June 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2019、al-Hayat, June 28, 2019、Reuters, June 27, 2019、SANA, June 27, 2019、SOHR, June 27, 2019、UPI, June 27, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから342人、ヨルダンから1015人の難民が帰国、避難民719人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者713人)が帰宅(2019年6月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月27日付)を公開し、6月26日に難民1,357人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは342人(うち女性103人、子供175人)、ヨルダンから帰国したのは1,015人(うち女性305人、子供518人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は278,529人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者93,825人(うち女性28,100人、子ども47,430人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者184,704人(うち女性29,536人、子ども50,152人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 466,027人(うち女性152,404人、子供258,881人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,576人(うち女性1,991,890人、子供3,386,212人)。

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一方、国内避難民719人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは6人(うち女性1人、子供4人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは713人(うち女性215人、子供374人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は44,736人(うち女性14,413人、子供20,398人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,301,273人(うち女性392,534人、子供650,102人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した713人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は713人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 27, 2019をもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部各所に対するYPG系武装集団が攻勢を強めトルコ軍兵士1人が死亡、トルコ軍は北・東シリア自治局支配地域を砲撃、増援部隊派遣(2019年6月26日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジャルバラ村にあるトルコ軍の拠点2カ所を攻撃し、トルコ軍兵士1人を殺害、3人を負傷させたと発表した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(6月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍が、トルコ占領下のアフリーン市近郊のキーマール村にあるトルコ軍基地を砲撃し、トルコ軍兵士1人が死亡した。

これに関して、トルコ国防省は声明を出し、「オリーブの枝」地域(アフリーン郡)で水曜日(26日)、PKK(クルディスタン労働者党)/YPG(人民防衛隊)の戦闘員との戦闘で、トルコ軍兵士1人が死亡、5人が負傷したと発表した。

ANHA(6月26日付)、アナトリア通信(6月26日付)などが伝えた。

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同じく、アレッポ県では、ANHA(6月26日付)によると、アフリーン市スィヤーサ通りでオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し、トルコの支援を受ける東部自由人連合のメンバー1人が負傷した。

これに関して、オリーブの怒り作戦司令室は声明を出し、関与を認めた。

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一連の攻撃を受け、ANHA(6月26日付)によると、アレッポ県アアザーズ市近郊のカルジャブリーン村一帯で活動するトルコ軍と反体制武装集団は、北・東シリア自治局(アフリーン地域)とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村を砲撃した。

また、反体制武装集団がアフリーン市近郊にあるキーバール村(ヤズィード教徒の村)の住民2人を拉致した。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤ(6月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍に近いオリーブの怒り作戦司令室の攻勢を受け、トルコ軍は北・東シリア自治局(マンビジュ民政局)の支配下にあるマンビジュ市一帯とトルコ占領地域(ユーフラテスの盾地域)の境界地帯に重火器、兵員輸送車からなる増援部隊を派遣した。

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このほか、アレッポ県では、ANHA(6月26日付)によると、北・東シリア自治局(ユーフラテス地域)の支配下にあるコバネ(アイン・アラブ)市近郊の農地で火災が発生、8平方キロメートルが焼失した。

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ラッカ県では、ANHA(6月26日付)によると、北・東シリア自治局(タブカ民政局)統治下のタブカ市の第2地区で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、1人が負傷した。

AFP, June 26, 2019、Anadolu Ajansı, June 26, 2019、ANHA, June 26, 2019、AP, June 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2019、al-Hayat, June 27, 2019、Reuters, June 26, 2019、SANA, June 26, 2019、SOHR, June 26, 2019、UPI, June 26, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県に対するシリア・ロシア軍の爆撃でホワイト・ヘルメットの隊員2人が死亡(2019年6月26日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから56日目となる6月26日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より13人(民間人13人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて1,943人となった。

うち、526人が民間人(女性102人、子供131人を含む)、631人がシリア軍兵士、786人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は100回を記録、ロシア軍も26回の爆撃を行った。

またシリア軍地上部隊による砲撃は420発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でイドリブ市一帯、マアッラト・ヌウマーン市一帯、ハザーリーン村、タッルアース村、バスィーダー村、スカイク村、カフルサジュナ村、ヒーシュ村、ルブア・ジャウズ村、シャイフ・ムスタファー市、ラカーヤー・サジュナ村、マダーヤー村、アービディーン村、ナキール村に対して爆撃を実施、地上部隊がフバイト村、タッルアース村を砲撃した。

ロシア軍もハーン・シャイフーン市、ジャバーラーおよびその一帯、タッルアース村、ヒーシュ村を爆撃した。

一連の爆撃により、イドリブ市近郊で女性1人を含む国内避難民4人、ハーン・シャイフーン市近郊でホワイト・ヘルメット隊員2人、マアッラト・ミスリーン市近郊で民間人2人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月26日付)によると、ホワイト・ヘルメットが乗っていた車を狙い、隊員2人を殺害したのはロシア軍だという。**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でサフル村、カフルズィーター市およびその一帯、ジャビーン村、タッル・ミルフ村に対して爆撃を実施、地上部隊がムーリク市、カフルズィーター市、サフル村、ラターミナ町、ラトミーン村を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ラターミナ町、ラトミーン村一帯を爆撃した。

一連の爆撃により、カフルズィーター市で民間人1人が死亡した。

一方、SANA(6月26日付)によると、シャーム解放機構がシリア政府支配下のシャイフ・ハディード村、ブライディージュ村、カルナーズ町の民家や農場を砲撃、女児1人が死亡した。

これに対してシリア軍は、サフル丘、カフルズィーター一帯で活動するシャーム解放機構とイッザ大隊(イッザ軍)の拠点、兵站路に対する攻撃を拡大した。

対する、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、ブライディージュ村、カルナーズ町にあるロシア軍の作戦司令室とシリア軍第5軍団拠点を砲撃したと発表した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターで同地に「樽爆弾」を投下した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県2件、ラタキア県7件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を16件(アレッポ県2件、イドリブ県8件、ハマー県6件)確認した。

AFP, June 26, 2019、ANHA, June 26, 2019、AP, June 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2019、al-Hayat, June 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 26, 2019、Reuters, June 26, 2019、SANA, June 26, 2019、SOHR, June 26, 2019、UPI, June 26, 2019などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣は朝鮮労働党中央委員会副議長と会談(2019年6月26日)

北朝鮮を公式訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は、平壌で朝鮮労働党中央委員会副議長で国際部長を勤める李洙墉(リ・スヨン)氏と会談した。

SANA(6月26日付)によると、会談では両国の友好関係の強化の方途、両国に対する米国など西側諸国の経済テロなどへの対応について意見が交わされた。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣兼副首相、タマーム・スライマーン在北朝鮮シリア大使、外務在外居住者省特別局長が同席した。

AFP, June 26, 2019、ANHA, June 26, 2019、AP, June 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2019、al-Hayat, June 27, 2019、Reuters, June 26, 2019、SANA, June 26, 2019、SOHR, June 26, 2019、UPI, June 26, 2019などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「米政府は約束を守らねばならない。マンビジュ市の約90%はアラブ人のものだ」(2019年6月26日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、大阪でのG20参加に先だってアンカラのエセンボーア国際空港で開いた記者会見で、米国とシリアを厳しく非難した。

エルドアン大統領は「トルコはシリアのマンビジュ情勢を監視している…。米政府は約束を守らねばならない。なぜなら、マンビジュ市の約90%はアラブ人のものだからだ」と述べた。

一方、シリア政府については「イドリブ県にかかる合意に違反している」と非難、対応について米・ロシア両首脳と会談する付言した。

アナトリア通信(6月26日付)が伝えた。

AFP, June 26, 2019、Anadolu Ajansı, June 26, 2019、ANHA, June 26, 2019、AP, June 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2019、al-Hayat, June 27, 2019、Reuters, June 26, 2019、SANA, June 26, 2019、SOHR, June 26, 2019、UPI, June 26, 2019などをもとに作成。

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米占領地(タンフ国境通行所一帯地域)に隣接するルクバーン・キャンプから避難民数百人がシリア政府支配地域に帰還(2019年6月26日)

SANA(6月26日付)によると、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプでの生活を余儀なくされていた避難民数百人が、新たにスフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国した。
AFP, June 26, 2019、ANHA, June 26, 2019、AP, June 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 26, 2019、al-Hayat, June 27, 2019、Reuters, June 26, 2019、SANA, June 26, 2019、SOHR, June 26, 2019、UPI, June 26, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから326人、ヨルダンから975人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年6月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月26日付)を公開し、6月25日に難民1,301人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは326人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは975人(うち女性253人、子供429人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は277,172人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者93,483人(うち女性28,100人、子ども47,430人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者183,689人(うち女性29,536人、子ども50,152人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 506,452人(うち女性120,047人、子供203,908人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,576人(うち女性1,991,890人、子供3,386,212人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 26, 2019をもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣は北朝鮮の崔最高人民会議常任委員会委員長と会談(2019年6月25日)

北朝鮮を公式訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は、首都平壌で最高人民会議常任委員会委員長の崔竜海(チェリョンヘ)氏と会談した。

SANA(6月25日付)によると、会談では、両国友好関係の発展の方途や、両国に対する米国をはじめとする西側諸国の経済テロへの対応、さらには両国情勢について意見が交わされた。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県内のトルコ占領地域、北・東シリア自治局支配地域で爆発が相次ぐ(2019年6月25日)

アレッポ県では、ANHA(6月25日付)によると、北・東シリア自治局(マンビジュ民政局)の統治下にあるマンビジュ市のダッルー交差点近くで爆発が発生し、マンビジュ民政局内務治安部隊の隊員1人が負傷した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、23日から24日にかけて、トルコ占領下のバーブ市近郊のダーギリー・バーシュ村、マーリア市近郊のタッル・マーリド村、マアバトリー(マーバーター)町近郊(ハッスィー村)の街道で、シャーム戦線、アムシャート師団の拠点を攻撃し、戦闘員複数を殺傷した。

また、オリーブの怒り作戦司令室も声明を出し、アフタリーン市で地元評議会議長を務めるハーリド・ディーブー氏を狙って爆弾を爆発させ、重傷を負わせたと発表した。

さらに、ANHA(6月25日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市のシャリーア公園内で爆発が2回続けて発生した。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍は反体制派支配下のイドリブ県、ハマー県、アレッポ県、ラタキア県への爆撃・砲撃を続ける(2019年6月25日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから55日目となる6月25日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より23人(民間人0人、シリア軍兵士17人、反体制武装集団戦闘員6人)増えて1,930人となった。

うち、513人が民間人(女性102人、子供130人を含む)、631人がシリア軍兵士、786人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は51回を記録、ロシア軍も34回の爆撃を行った。

またシリア軍地上部隊による砲撃は320発におよんだ。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、タマーニア町およびその一帯、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、ハザーリーン村、マアッルハッタート村、アルバイーン山、カフルサジュナ村、ナキール村に対して爆撃を実施した。

ロシア軍もタフタナーズ航空基地、ナキール村、アービディーン村、ハーン・シャイフーン市、フバイト村を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でアブー・ライーダ村、アトシャーン村一帯に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊がタッル・ミルフ村、ジャビーン村、ムーリク市、カフルズィーター市、サフル村、ジャイサート村、フワイジャ村、アリーマ村、マシーク村などを砲撃した。

ロシア軍もハスラーヤー村、カフルズィーター市およびその一帯、ジャビーン村、アトシャーン村一帯を爆撃した。

またアトシャーン村、ハマーミーヤート村一帯では、シリア軍と反体制武装集団が交戦し、シリア軍側に18人の死者が出た。

一方、SANA(6月25日付)によると、ラターミナ町とカフルズィーター市で活動を続ける反体制武装集団が、シリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃、シリア軍が直ちに応戦し、ラターミナ町とカフルズィーター市を砲撃した。

シリア軍はまた、マシーク村、ズィヤーラ町、アトシャーン村にあるシャーム解放機構など反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でズィルバ村に対して爆撃を実施するとともに、地上部隊がザンマール町一帯、ジャズラーヤー村、アレッポ市ラーシディーン地区などを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に対して爆撃を実施した。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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IMLebanon:パレスチナのハマースはシリアのアサド政権との関係改善を望んでいる(2019年6月24日)

IMLebanon(6月24日付)は、パレスチナのハマースがシリアのアサド政権との関係改善を望んでいるとするレポート(アフマド・マフムード氏寄稿)を配信した。

ハマースは、「アラブの春」がシリアに波及した2011年に、抗議デモに容赦ない弾圧を加えたアサド政権と断交し、ハーリド・ミシュアル政治局長ら幹部がシリア国外に移動したが、同サイトによると、ハマースをめぐる政治情勢の変化を受けて、同政権との関係修復を望んでいるという。

関係修復に向けて動いているとされるのが、レバノンで活動するハマース幹部の一人サーリフ・アールーリー氏。

イランやヒズブッラーに近いアールーリー氏は、早くからアサド政権との関係修復を試みてきたとされ、「軍事活動を再開し、より自由な活動を行う」ことがその主要な目的だという。

アサド政権と断交した後のハマースは、新たな支援国となったトルコからさまざまな「嫌がらせ」を受けており、また一部の政治勢力もトルコに対してハマースを支援しないよう非難してきたという。

ハマースが活動を活発化させようとしていることへのトルコ、そして諸外国の不満がその背景にあるという。

また、トルコ政府は、ハマースがシリア国内での活動を再開することに関して、安全保障面、そして経済面での支援を行おうとしておらず、そのこともアサド政権との関係修復の妨げになっているという。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、IMLebanon, June 24, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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バチェレ国連難民高等弁務官はダーイシュ外国人戦闘員の家族の国籍剥奪に反対(2019年6月24日)

国連難民高等弁務官のミシェル・バチェレ氏は、ジュネーブでの第41回国連人権理事会の開会式での演説で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだと疑われている男女、そして子供5万5000人以上がシリア、イラクで逮捕されているとしたうえで、ダーイシュ・メンバーの家族の国籍を剥奪することは受け入れられないと警鐘を鳴らした。

バチェレ氏は、逮捕者のほとんどがシリア人かイラク人のいずれかだとしつつ、「50カ国あまりから来たとされる外国人戦闘員も含まれている…。ダーイシュの外国人戦闘員の家族だと疑われている1万1000人以上が今もシリア北東部のフール・キャンプの劣悪な環境下で拘束されている」と指摘した。

UNICEF(国際連合児童基金)の報告によると、シリアには外国人戦闘員の子供2万9000人がおり、うち3分の2がイラク出身で、12歳に満たないという。

バチェレ氏はまた、ダーイシュ外国人戦闘員や家族の出身国の一部が、彼らの国籍を剥奪し、帰国を阻止しようとしていると非難、「彼らを無国籍にすることは決して受け入れられない選択肢だ。無国籍の子供たちは教育、医療、さらには人間の尊厳にかかわる基本的な必須要素を得ることができなくなる。既に多くの苦しみに直面している子供たちを無国籍にすることは,無責任で酷な行為だ…。国籍剥奪は復讐をもたらしかねない」と警鐘を鳴らした。

そのうえで「開国人家族を祖国に帰さねばならない…。特に子供たちは、深刻な権利侵害を被ってきた。そのなかには、ダーイシュから教育を受けたり、徴兵され、暴力行為を犯した者もいる。もっとも考慮すべきは、彼らを社会復帰させ、保護し、彼らのためになることでなければならない」と訴えた。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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ヨルダン農業省は自国民の健康と地元農家を保護するためシリア産農産物の持ち込みを禁止(2019年6月24日)

ヨルダン農業省はジャービル国境通行所(シリア側はナスィーブ国境通行所)を経由して、シリア産の野菜や果物を持ち込むことを禁止することを決定した。

持ち込み禁止は、「シリアの農産物が高い割合の残留農薬を含んでおり…、ヨルダン人の健康や安全を配慮」するとともに、「シリアの産品が廉価で…、地元農家を不正な競争から守る」ための措置だという。

農業省は、国民と業者に対して、「シリア産品を見つけても流通させず、産地が分からな農産物を取り扱わない」よう呼びかけた。

ジャービル国境通行所(ナスィーブ国境通行所)は、ダルアー県における反体制派支配地域が消滅したのを受けて、2018年10月に再開され、シリア難民が帰国を続ける一方、ヨルダン人によるシリア訪問も増加傾向にあった。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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カーディリー農業・農業改革大臣:2011年から2016年までの5年間での農業・畜産部門の被害総額は160億米ドル(2019年6月24日)

シリアのアフマド・カーディリー農業・農業改革大臣は、スプートニク・ニュース(6月24日付)のインタビューに応じ、2011年から2016年までの5年間での農業・畜産部門の被害総額が160億米ドルに達していると述べた。

農業・畜産部門における損失は、欧米諸国の経済制裁、反体制武装集団による破壊活動、物価高騰などによるもので、被害総額には、灌漑計画、農産業、対外輸出向けの生産・流通部門の被害は含まれていないという。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、Sputnik News, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍はハマー県シール・マガール村の監視所に多連装ロケット・システムを配備(2019年6月24日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月24日付)は、複数の地元筋の話として、トルコ軍増援部隊がイドリブ県のカフルルースィーン村に設置された通行所からシリア領内に入り、ハマー県シール・マガール村にあるトルコ軍監視所に向かったと伝えた。

増援部隊は装甲車、兵員輸送車だけでなく、多連装ロケット・システムも含まれている。

トルコ軍が多連装ロケット・システムをシリア国内に配備するのはこれが初めてだという。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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オーストラリア政府はダーイシュ・メンバーの遺児8人の身柄を引き取ったと発表(2019年6月24日)

オーストラリアのスコット・モリソン首相は、ダーイシュ(イスラーム国)に参加していたオーストラリア人メンバーの遺児8人の身柄を引き取ったに応じたと発表した。

オーストラリア政府が身柄を引き取ったのは、ダーイシュのメンバーでシドニー出身のハーリド・シャルーフ氏の遺児3人と孫娘2人を含む8人で、シャルーフ氏は米主導の有志連合の爆撃で死亡している。

ANHA(6月24日付)が伝えた。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合民生部門使節団がハサカ県カーミシュリー市で北・東シリア自治局を構成するジャズィーラ地域カーミシュロー地区幹部と会談(2019年6月24日)

ハサカ県では、ANHA(6月24日付)によると、米主導の有志連合の民政部門使節団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市を訪問、北・東シリア自治局を構成するジャズィーラ地域カーミシュロー地区幹部と会談した。

会談はカーミシュロー地区本部で行われ、共同議長を勤めるイフラーム・イスハーク氏、バルウィーン・ユースフ氏議長評議会メンバーのスライマーン・ハリール氏、サーフィヤー・クウード氏、議長評議会顧問のマズルーフ・ユースフ氏、タルファー・アフマド氏、経済委員会、地方自治体社会問題労働委員会の高官が参加、同地区の福祉・経済の状況、多発する農場の火災などへの対応について意見を交わした。

ANHA(6月24日付)が伝えた。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣は北朝鮮の李容浩外務大臣と公式会談を行い、両国政治対話委員会の設置にかかるMoUに署名(2019年6月24日)

北朝鮮を公式訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は、首都平壌で李容浩外務大臣と公式会談を行った。

SANA(6月24日付)によると、会談では、二国間の友好関係、とりわけ経済分野での関係強化の方途について意見を交わした。

会談は最高人民会議で行われ、米国およびその同盟国による経済テロや経済制裁をはじめとする脅威に対抗するため、二国間で協力連携を行うとともに、通商、経済、文化といった分野での協力を定めた合意を活性化させる必要が確認された。

両外相はまた、中東、東アジア情勢についても意見を交わすとともに、シリア・北朝鮮政治対話委員会の設置にかかる基本合意書(MoU)に署名した。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣兼副首相、タマーム・スライマーン在北朝鮮シリア大使、ムハンマド・ウムラーニー外務在外居住者省専門事務総局長が同席した。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍によるイドリブ県、ハマー県への爆撃はやや減少(2019年6月24日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから54日目となる6月24日、シリア・ロシア軍は爆撃を継続、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人1人、シリア軍兵士0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて1,907人となった。

うち、513人が民間人(女性102人、子供130人を含む)、614人がシリア軍兵士、780人が反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は13回を記録、ロシア軍も爆撃を行った。

またシリア軍地上部隊による砲撃は450発におよんだ。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルスィーター市、アルバイーン村、ジャイサート丘、サフル丘に対して爆撃を実施、地上部隊が県北部および北西部の戦闘地帯を砲撃した。

ロシア軍もカフルズィーター市、ジャビーン村一帯を爆撃した。

一方、SANA(6月24日付)によると、カフルズィーター市やラターミナ町を拠点とする反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市を砲撃した。

これに対して、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、「必勝」の戦いの一環として、サルマーニーヤ村に近い前線でシリア軍の戦車・装甲車複数輌を地対地ミサイルで破壊したと発表、その映像を公開した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市、サイヤード村に対して爆撃を実施、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

一方、人民抵抗連隊ははビデオ声明を出し、イドリブ県アティマ村および同村近郊の国内避難民キャンプの住民が連隊の支部を結成したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(アレッポ県1件、ラタキア県9件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を7件(イドリブ県2件、ハマー県4件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, June 24, 2019、ANHA, June 24, 2019、AP, June 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2019、al-Hayat, June 25, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 24, 2019、Reuters, June 24, 2019、SANA, June 24, 2019、SOHR, June 24, 2019、UPI, June 24, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから364人、ヨルダンから1,190人の難民が帰国、避難民4人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年6月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月24日付)を公開し、6月23日に難民1,554人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは364人(うち女性109人、子供185人)、ヨルダンから帰国したのは1,190人(うち女性357人、子供607人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は274,645人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者92,850人(うち女性28,008人、子ども47,273人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者181,795人(うち女性54,571人、子ども92,704人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 503,925人(うち女性151,237人、子供256,899人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,639,576人(うち女性1,991,890人、子供3,386,212人)。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは4人(うち女性1人、子供1人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は44,740人(うち女性14,414人、子供20,399人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,300,549人(うち女性392,576人、子供658,471人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した4人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 24, 2019をもとに作成。

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ダーイシュ・メンバーとその家族が収容されているフール・キャンプでアゼルバイジャン出身の老女がニカーブを着用しなかった孫娘を殺害(2019年6月23日)

ハサカ県では、ANHA(6月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻子数千人が一般の国内避難民やイラク難民らとともに収容されているフール・キャンプで、アゼルバイジャン出身の老女が、14歳になる孫娘を「ニカーブを着用していない」と責めて殺害した。

AFP, June 25, 2019、ANHA, June 25, 2019、AP, June 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 25, 2019、al-Hayat, June 26, 2019、Reuters, June 25, 2019、SANA, June 25, 2019、SOHR, June 25, 2019、UPI, June 25, 2019などをもとに作成。

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バーニヤース市沖の海中パイプラインが何者かによって破壊される(2019年6月23日)

石油鉱物資源省は、タルトゥース県バーニヤース市沖の海中パイプラインが破壊され、バーニヤース港埠頭内に石油が流出したと発表した。

パイプラインは、タンカーに原油を積むためのもので、5カ所が破壊されていたという。

これに関して、反体制派系のドゥラル・シャーミーヤ(6月23日付)は、何者かの攻撃を受けて破壊されたと伝えた。

AFP, June 23, 2019、ANHA, June 23, 2019、AP, June 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2019、al-Hayat, June 24, 2019、Reuters, June 23, 2019、SANA, June 23, 2019、SOHR, June 23, 2019、UPI, June 23, 2019などをもとに作成。

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俳優で反体制指導者のジャマール・スライマーン元人民議会議員は2021年の大統領選挙への立候補の意思を表明(2019年6月23日)

俳優で反体制指導者の1人ジャマール・スライマーン元人民議会議員はエジプトのナハール・チャンネル(6月22日付)とのインタビューで、2021年に予定されている大統領選挙に立候補する意思を表明した。

スライマーン氏は、大統領選挙への立候補に関する質問に対して「そういう意思はない」としつつ、「しかし、国民的義務が求められれば、立候補について考える…。自分よりも優れた候補者がいて欲しい。そうした人物を支持したい」と述べた。

AFP, June 23, 2019、ANHA, June 23, 2019、AP, June 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2019、al-Hayat, June 24, 2019、al-Nahar TV, June 23, 2019、Reuters, June 23, 2019、SANA, June 23, 2019、SOHR, June 23, 2019、UPI, June 23, 2019などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局統治下にあるカーミシュリー市西部のハラーリーヤ地区でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発(2019年6月23日)

ハサカ県では、ANHA(6月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局統治下にあるカーミシュリー市西部のハラーリーヤ地区でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し、住民5人が負傷した。

AFP, June 23, 2019、ANHA, June 23, 2019、AP, June 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2019、al-Hayat, June 24, 2019、Reuters, June 23, 2019、SANA, June 23, 2019、SOHR, June 23, 2019、UPI, June 23, 2019などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアアザーズ市で自爆ベルトを着用した女性2人拘束(2019年6月23日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月23日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で、警察治安部隊が自爆ベルトを着用した女性2人を拘束した。

女性2人は、北・東シリア自治局の支配下にある県東部のアウン・ダーダート村通行所からトルコ占領地域(「ユーフラテスの盾」地域)に入り、アフリーン市方面に向かっていたところを拘束されたという。

AFP, June 23, 2019、ANHA, June 23, 2019、AP, June 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, June 23, 2019、al-Hayat, June 24, 2019、Reuters, June 23, 2019、SANA, June 23, 2019、SOHR, June 23, 2019、UPI, June 23, 2019などをもとに作成。

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