ロシア難民受入移送居住センター:7月18日以降に帰国したシリア難民は9,207人のまま(2018年8月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月28日付)を公開し、7月18日以降に帰国したシリア難民の数が9,207人に達したと発表した。

内訳は、レバノンからの帰国者8,889人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万2302人(うち女性209万4961人、子供356万974人)。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月28日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(ラタキア県10件、イドリブ県2件、アレッポ県14件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも1件(アレッポ県)の停戦違反を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 28, 2018をもとに作成。

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トルコはシリアのアル=カーイダを解体し、メンバーを非アル=カーイダ系組織に吸収するため説得工作を続ける(2018年8月28日)

『ハヤート』(8月28日付)は、「自由シリア軍」の複数の幹部筋の話として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構を解体し、アル=カーイダの系譜を汲まない組織にメンバーを吸収するため、トルコが説得工作を続けていると伝えた。

同消息筋によると、トルコの申し出に対して、シャーム解放機構内の一部の勢力が応じようとしているが、急進勢力は拒否の姿勢を貫き、イスラーム国家の樹立をめざし続けようとしているという。

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ドゥラル・シャーミーヤ(8月28日付)も、トルコ当局が反体制武装集団と連携し、シャーム解放機構に圧力をかけ、解体を迫っていると伝えた。

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一方、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月28日付)は、同組織の高官筋の話として、組織解体に関する情報が事実ではないと否定した、と伝えた。

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018, August 28, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 28, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:26日に難民367人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は9,207人に(2018年8月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月27日付)を公開し、26日に難民367人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は9,207人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者8,889人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,98万2,302人(うち女性209万4,691人、子供356万974人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 27, 2018をもとに作成。

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イランのハータミー国防大臣はシリアでの「テロとの戦い」への参加継続と復興支援に向けた「防衛技術合意」を交わしたことを明らかにする(2018年8月27日)

イランのエミール・ハータミー国防大臣は、訪問先のシリアで「シリアは危機的段階を終え、復興段階に入っている」としたうえで、シリアでの「テロとの戦い」への参加継続と復興支援に向けた「防衛技術合意」を交わしたことを明らかにした。

タスニーム通信(8月27日付)が伝えた。

Naharnet, August 27, 2018

ハータミー国防大臣は26日、アサド大統領やアリー・アブドゥッラー・アイユーブ国防大臣と会談し、シリア軍による「テロとの戦い」の成果などについて意見を交わしていた。

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、Tasnim News Agency, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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東グータ地方から武装集団とともにシリア北部に退去したホワイト・ヘルメットのメンバーは消防活動、道路清掃、植林に従事(2018年8月27日)

ロイター通信(8月27日付)は、ダマスカス郊外県東グータ地方から、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍の戦闘員およびその家族とともにシリア北部に退去したホワイト・ヘルメットのメンバーへのインタビュー記事(https://www.reuters.com/article/us-mideast-crisis-syria-whitehelmets/driven-from-home-white-helmet-rescuers-start-over-in-north-syria-idUSKCN1LC0QM)を配信した。

インタビューに応じているのはサミール・サリームを名乗るダマスカス郊外県東グータ地方出身の45歳の男性。

今年4月の東グータ地方での停戦合意に従い、同地からトルコの実質占領下にあるアレッポ県北部に退去、他のメンバーとともに反体制派の拠点都市であるアアザーズ市で生活再建を始めたという。

アアザーズ市は、ロシア・シリア軍による爆撃もなく、消防活動、道路清掃、植林がホワイト・ヘルメットの主な活動になっているという。

サリーム氏はまた記事のなかで、2013年8月のグータ地方各所に対する化学兵器攻撃疑惑事件を振り返り、「攻撃を受け、人々は「化学兵器」だと叫びながら、街で走り始めた。多くの民間人が口から泡を吹いて、通りに倒れていた」と証言した。

Reuters, August 27, 2018

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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フランスのマクロン大統領「アサド退陣は我々の外交人道活動の前提条件ではないが彼が留まるのは「グロテスク」な過ち…。アサド政権が化学兵器を再び使用したら4月と同じ行動をとる」(2018年8月27日)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は各国駐在のフランス大使を前に演説、そのなかで「私は、アサドの退陣を我々の外交人道活動の前提条件とはしない。だが、彼が権力の座にとどまることは「グロテスクとでも言うべき過ち」になるだろう」と述べた。

マクロン大統領はしかし、「シリアにおける我々の第1の敵はダーイシュ(イスラーム国)だ」と強調、「シリア国民が誰によって支配されるかを決める」と述べ、アサド政権に退陣を求めない姿勢を示した。

一方、シリア軍がイドリブ県で準備しているとされる戦闘で化学兵器を使用しているとの一部情報については、「フランス政府は、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市での化学兵器攻撃への対抗措置として、米英政府と協力してこの4月にシリア政府の拠点に対して実施した…。もし化学兵器の使用が新たに確認されれば、我々はこれと同じ方法を続けるだろう」と述べた。

フランス24(8月27日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、France 24, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は反体制武装集団支配地域から避難する住民を受け入れるために開放していたアブー・ズフール通行所を再び閉鎖(2018年8月27日)

イドリブ県では、ANHA(8月27日付)によると、シリア軍が、反体制武装集団支配地域から避難する住民を受け入れるために20日から開放していたアブー・ズフール町の通行所を再び閉鎖した。

al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018

クッルナー・シュラカー(8月27日付)によると、通行所が閉鎖されたのは25日晩。

アブー・ズフール町の通行所が開放された20日以降にシリア政府支配地域に避難した住民の数は、9,000人以上に及んだ。

また、ANHAによると、シャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるタッフ村上空を無人航空機複数機が飛来するなか、シリア軍が同地を砲撃した。

シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・ハラーヒール村を砲撃した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(8月28日付)によると、治安当局がインヒル市内で強制捜査を行い、武器の密売を行っていたとの容疑で3人を拘束、連行した。

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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ロバック元駐バーレーン米国大使ら有志連合幹部がロジャヴァ支配下のダイル・ザウル県東部を視察(2018年8月27日)

米主導の有志連合顧問を務めるウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使をはじめとする有志連合高官が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊主体のシリア民主軍によって制圧されたダイル・ザウル県東部のカスラ村一帯を視察、同村にあるダイル・ザウル民政評議会の本部を訪問し、同評議会のガッサーン・ユースフ代表ら幹部と会談した。

https://youtu.be/7tllojvWEYo

ANHA, August 27, 2018

会談は非公開で行われた。

ロバック氏は会談後、記者団に対して「有志連合はダーイシュ(イスラーム国)を完全に敗北させるまでユーフラテス川東岸地域に残留する」と述べた。

https://youtu.be/8EnO2PP5kzU

ANHA, August 27, 2018

ANHA(8月27日付)が伝えた。

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァを主導するPYDの支持母体TEV-DEMが第3回大会を開催し、アフリーン郡解放、制度重視の戦略をめざす(2018年8月27日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)の支持基盤をなす社会運動体の民主社会運動(TEV-DEM)がハサカ県ルマイラーン市で第3回大会を開催、ロジャヴァ人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会やその傘下にある各地の民政評議会、ロジャヴァで活動する政党、政治組織の代表約500人が参加した。

「組織された自由な社会により、我々は勝利を保証する」というスローガンが掲げられた大会では、トルコが実質占領するアレッポ県アフリーン郡の解放をめぐって集中的に議論が行われたほか、シリア北部の情勢変化に合わせたTEM-DEMの組織改編の是非などについて意見が交わされた。

大会は、64人の理事を新たに選出するとともに、ズィラール・ジャカル氏とガリーブ・ハッスー氏を執行委員会の共同議長に選出、閉幕声明を採択して、閉幕した。

閉幕声明では、①「ロジャヴァ・北シリア」での広範な大衆基盤に基づいた効率的で制度重視の活動戦略の実施、②クルディスタンからの人口流出抑止と帰還促進に向けた戦略の実施、③クルディスタン国民大会開催の必要性、④アフリーン郡解放の必要性などが確認された。

ANHA(8月27日付)が伝えた。

 

ANHA, August 27, 2018
ANHA, August 27, 2018

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

 

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シリア軍はスワイダー県東部に隣接するサファー丘で対ダーイシュ掃討戦を継続(2018年8月27日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続した。

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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アレッポ市旧市街で瓦礫の撤去作業続く(2018年8月27日)

アレッポ県では、シリア学生国民連合のボランティア活動チームが主導する「一緒にもっときれいに戻そう」キャンペーンにボランティア約1万人が参加し、2016年12月にシリア政府の支配下に復帰したアレッポ市旧市街での瓦礫撤去作業を続けられた。

SANA(8月27日付)が伝えた。

SANA, August 27, 2018

AFP, August 27, 2018、ANHA, August 27, 2018、AP, August 27, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2018、al-Hayat, August 28, 2018、Reuters, August 27, 2018、SANA, August 27, 2018、UPI, August 27, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは15件の停戦違反を、トルコ側は1件の違反を確認(2018年8月27日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月27日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(ラタキア県5件、イドリブ県1件、アレッポ県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも1件(アレッポ県)の停戦違反を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 27, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は8月20日~8月26日までの7日間でシリア領内で12回の爆撃を実施(2018年8月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月20日~8月26日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。

8月20日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の爆撃を実施、シリア領内での爆撃は実施されなかった。

8月21日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は4回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。

8月22日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は3回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。

8月23日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は1回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。

8月24日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は1回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。

8月25日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は3回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。

8月26日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の爆撃を実施、シリア領内での爆撃は実施されなかった。

なお、8月18、19日に関して、シリア領内のブーカマール市近郊に対して実施された2回の爆撃が、前回の発表内容に含まれていなかったとの訂正がなされた。

CENTCOM, August 27, 2018をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍は、横暴や犯罪を繰り返すスルターン・スライマーン・シャー師団のアフリーン郡の拠点を包囲し、司令官らを逮捕(2018年8月26日)

アレッポ県では、ANHA(8月26日付)が複数の地元筋の情報として伝えたところによると、トルコ軍第2軍団および第3軍団の部隊がトルコの実質占領下にあるアフリーン郡のシャイフ・ハディード町(シーヤ町)一帯に進攻した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月26日付)によると、トルコ軍部隊の進攻は、スルターン・スライマーン・シャー師団メンバーらの横暴や犯罪行為を受けたもので、最近では、アブー・アシュマを名乗る司令官(本名ハマド・ジャースィム・ワイカナー)による強姦事件が発生していた。

事態を憂慮したトルコ軍は、シリア国民軍に所属する反体制武装集団に、一連の事件の容疑者の逮捕を目的とする「ラッビーキ・ヤー・ウフティー」作戦司令室の設置を認め、今回の作戦に至ったという。

「ラッビーキ・ヤー・ウフティー」作戦司令室は、シャイフ・ハディード町を包囲し、容疑者に26日早朝までに投降するよう求めたが、スルターン・スライマーン・シャー師団側がこれを拒否したために、強行突入し、司令官らを逮捕した。

ANHAによると、逮捕されたのは、司令官のアブー・サフル氏とその妻、アブー・サフル氏のおじにあたるアブー・アディーム氏ら。

また、ANHAによると、シリア国民軍はアフリーン市で厳戒態勢を強化した。

ANHA, August 26, 2018

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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イランのハータミー国防大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談(2018年8月26日)

イランのエミール・ハータミー国防大臣はシリアを訪問し、アサド大統領と会談、シリア軍による「テロとの戦い」の成果などについて意見を交わした。

会談のなかでハータミー国防大臣は、シリアの統合と独立の維持を支援し、外国の介入を拒否するとのイランの姿勢を確認した。

これに対して、アサド大統領は、両国関係の発展や長期的協力計画の策定が重要だと指摘するとともに、イラン核合意からの離脱、ロシアへの制裁、シリアでのテロ組織の支援といった米国の政策が、シリア国内での「テロとの戦い」に脅威を与える一方で、そうした政策が「テロのと戦い枢軸」(抵抗枢軸)側の政策の正当性を確たるものとしていると強調した。

SANA, August 26, 2018

 

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ハータミー国防大臣はまた、アリー・アブドゥッラ・アイユーブ国防大臣と個別に会談した。

会談のなかで、アイユーブ国防大臣は「イドリブ県は祖国の庇護のもとに戻るだろう。シリア全土でテロ浄化が完了するだろう。和解か戦場での作戦のいずれかしかない」と述べた。

これに対して、ハータミー国防大臣は「米国はこの地域におけるプレゼンスを強化するため、ユーフラテス川東岸に残留する理由を探している」と述べ、米国を批判した。

SANA, August 26, 2018

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SANA(8月26日付)、『ハヤート』(8月27日付)などが伝えた。

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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トルコで活動するシリア・イスラーム評議会はシリア政府との和解に応じた元反体制派がロシアの傘下で戦闘に参加することをハラームと認定(2018年8月26日)

イドリブ県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がフワイン村、ラターミナ町東部一帯にあるシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(8月26日付)によると、シリア軍がザカート村西部一帯でイッザ大隊の拠点を砲撃した。

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トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、ロシア軍の傘下で、シリア軍とともにイドリブ県の反体制武装集団支配地域への攻撃に参加する行為を「ハラーム」と認定し、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団に戦闘に参加しないよう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018

 

al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のウマル共同議長は米使節団のロジャヴァ訪問やシリア政府との交渉の成果に言及(2018年8月26日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のアミーナ・ウマル共同議長は『ハヤート』(8月27日付)の電話取材に応じ、米主導の有志連合顧問を務めるウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使のラッカ市(ラッカ県)、シャッダーディー市(ハサカ県)などロジャヴァ支配地域への訪問の成果、シリア政府との交渉の進捗などについて語った。

al-Hayat, August 27, 2018

ウマル共同議長は、ロバック氏の訪問に関して「シリアにおける米国の新戦略の一環で…、テロ撲滅、シリアからのイランの排除、米政府の同盟者であるシリア民主軍への支援を最優先事項としている」としたうえで、「訪問は、米国がダーイシュを根絶するまで無期限でシリアに残留するとのメッセージをこの地域の評議会や住民に送り、彼らを安心させるものだった」と述べた。

また、「ロバック氏は、米政府が電力、衛生、教育といった福祉を充実させるためこの地域の住民を支援し続けると述べた」と高く評価する一方、米軍の駐留については「米国は今後も残留し、空港や基地の拡張や増強、兵器装備の補充などを続ける兆候が現地に存在する」と述べた。

一方、シリア政府との協議については「初回会合では、協議を進展・継続させるための小委員会を設置した。今月8日に行われた2回目の会合では、改正地方自治法(政令第107号)と我々の地域で適用されている民政自治体制を整合させるための法務委員会が設置された。だが、対話に進展はない…。次回会合の日程は確定していない」と述べたうえで、「双方とも対話を継続し、両当事者にとっての病弊を解消したいと考えている」と表明した。

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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ヒズブッラーの武装部隊がシリア北部を除く都市・町・村から撤退か?(2018年8月26日)

クウェート日刊紙『ラアユ』(8月26日付)は、ヒズブッラーがシリア北部以外の都市・町・村に進駐する武装部隊に対して撤退命令を出したと伝えた。

しかし、レバノンの親シリア政府系の日刊紙『アフバール』紙(8月25日付)は、レバノンのヒズブッラーが、シリア政府から、シリア北部での戦闘終結後も一定期間シリア領内に武装部隊を残留させるよう正式に要請を受けたと伝えていた。

Naharnet, August 25, 2018

2018、al-Akhbar, August 25, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、al-Ra’y, August 26, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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レバノンのナスルッラー書記長「この地域の人民は、米国が自らの道具を裏切ってきたことを教訓とすべきだ」(2018年8月26日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、レバノン紛争(2006年)の戦勝記念日に合わせてテレビ演説を行い、「シリア軍が「テロとの戦い」で勝利しなければ、レバノンで何も達成されなかったろう」と強調した。

Naharnet, August 26, 2018

 

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「ベカーア県における第2の解放(レバノン紛争での勝利)、シャーム解放機構などの、そして南部における第1の解放(2000年のイスラエル軍のレバノン南部からの撤退)により、レバノンには、占領者の居場所はなくなり…、敵に未来はなくなった」。

「米国が介入し、無人地帯(ベカーア県バアルベック郡の対シリア国境地帯)でのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘にレバノン軍が参加するのを阻止、戦闘に参加したら支援を中止すると脅迫した」。

「シリアとイラクでダーイシュを敗北させたのは、現地で戦った者であって、米国ではない…。シリア国内でダーイシュが包囲されたとき、米軍の航空機が彼らを救出するためにやって来た…。米国はシリアでダーイシュを延命させようとして活動したのであって、ダーイシュと戦っていたのではない…。ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県のテロ集団は、ヨルダンのMOC(米CIA主導の軍事作戦司令室(Military Operations Command)が指揮し、米国とイスラエルがこれを支援していた」。

「シリア南部で起きたことは、米国が自らの道具を手放すことを知る教訓だ…。この世界に米国の同盟者など存在しない。米国はみなを道具として扱うからだ。誰も米国に賭けることなどできない。米国を動かしているのは、利権、覇権、石油、ガスなどだ。この地域の人民は、米国が自らの道具にどう対処してきたかという事実から教訓を学ぶべきだ」。

「(イドリブ県で化学兵器使用偽装工作の試みに関して)西側の目的は、シリアの国土解放を阻止するためにシリアを攻撃することだ。その一方、サウード家体制がイエメンの子供たちに対して行っている犯罪行為について、西側は沈黙したままだ」。

「もし、ダーイシュやヌスラ戦線、それに類する組織がシリアやイラクで勝っていたら、湾岸諸国、レバノンを含む地域の運命はいったいどうなっていただろう?… もし、ダーイシュやヌスラ(シャーム解放機構)の支配地域が、バアルベック、ヘルメル、ザフレ、シュトゥーラー、西ベカーなどレバノン各地に拡大していたら、人々の状況はどのようになっていただろう?」

「過去数年間にわたり、我々には動員のための演説を行う必要などなかった。今でもだ。我々が今日、シリアでより大きな作戦に参加すると決定したいのであれば、我々は士気の高い若者を見出すことができる…。これに対して敵(イスラエル)軍にとっての真の危機とは…マンパワー(の不足)にある…。昨年だけで4万4000人ものイスラエル兵士が精神科にかかっていることに…イスラエル軍司令部は悩んでいる」。

「組閣に関して、我々は国内での対話に賭けている。だが、時間がない。施政方針やシリアとの関係改善といった組閣にかかる問題を解消するための新たな誓約が必要だ」。

「レバノン特別法廷での決定は我々には何の関係もない。この法廷に賭けようとしている者に言いたい。火遊びは止めろ、と」。

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Qanat al-Manar, August 26, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県でダーイシュの細胞を摘発(2018年8月26日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月26日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が、トルコ国境に近いダルクーシュ市、カフルヒンド村、アズマリーン村、タッル・アンマール村でダーイシュ(イスラーム国)の細胞の摘発を行い、ダーイシュ・メンバー多数を拘束した。

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 26, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは13件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年8月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月26日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ラタキア県3件、ハマー県1件、アレッポ県9件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 26, 2018をもとに作成。

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ロシア国防省報道官「複数の外国人専門家が、塩素ガスを用いて化学兵器攻撃を自作自演するため、イドリブ県に到着、医療行為を演じ、捏造された現場を撮影するためのシリア人の一団もハマー県北部で待機」(2018年8月26日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、報道向け声明を出し、複数の外国人専門家が、塩素ガスを装填した砲弾を用いて「化学兵器攻撃」を自作自演するため、イドリブ県に到着したと発表した。

イドリブ県の住民によると、英語を話す外国人専門家が過去2日間にわたり、「自作自演劇」を準備しているという。

また、ハマー県カフルズィーター市には、この「自作自演劇」に救援部隊として参加し、医療行為を演じ、捏造された現場を撮影するため、シリア人の一団(ホワイト・ヘルメット)がシリア北部から派遣され、待機しているという。

al-Hayat, August 27, 2018

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これに対して、カフルズィーター地元評議会のウマル・ハリール議長は、ドゥラル・シャーミーヤ(8月26日付)の取材に応じ、「ホワイト・ヘルメットが化学兵器攻撃を準備しているとロシアが主張し、政権が同様の嫌疑を強めるなか、カフルズィーターの住民は、政権とロシアが化学兵器攻撃を準備していると確信している」と述べた。

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 26, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

アル=カーイダ系組織を含むイドリブ県の武装集団が「ファトフ軍作戦司令室」を結成し糾合(2018年8月26日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月26日付)は、シャーム解放機構と、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、「ファトフ軍作戦司令室」を結成した、と伝えた。

同司令室の軍事消息筋によると、シャーム解放機構と国民解放戦線は、シリア軍による攻撃に対処するべく、過去数日にわたって合同作戦司令室設置に向けた会合を重ねてきたという。

ファトフ軍作戦司令室設置を受け、参加している武装集団は、ラタキア県北東部からイドリブ県、ハマー県北部を経て、アレッポ県西部に至る反体制派支配地域境界線一帯の拠点の強化にかかる任務を開始したという。

ファトフ軍作戦司令室はまた、防衛任務に加えて、シリア軍、「イランの民兵」の拠点などに対する攻撃も任務としているという。

シャーム解放機構は、シリアのアル=カーイダと目される組織で、イラク・イスラーム国に起源を持ち、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム・ファトフ戦線と名称変更を繰り返してきた。

国民解放戦線は6月に結成された連合体で、トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動、シャーム解放機構に一時参加したこともある「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動、同じく「穏健な反体制派」でシャーム解放機構と共闘を続けてきた自由イドリブ軍、ナスル軍などからなる。

Aljazeera.net, February 26, 2017
al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018

AFP, August 26, 2018、ANHA, August 26, 2018、AP, August 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 26, 2018、al-Hayat, August 27, 2018、Reuters, August 26, 2018、SANA, August 26, 2018、UPI, August 26, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でヒズブッラーが国防隊員1人を殺害、シリア人民兵と「イランの民兵」の緊張高まる(2018年8月25日)

ユーフラテス・ポスト(8月25日付)は、ダイル・ザウル県ブーカマール市で数日前に発生したヒズブッラー、ファーティミーユーン旅団、イラク人民動員隊からなるいわゆる「イランの民兵」と、国防隊と「軍事治安の盾」を名乗る地元民兵組織との戦闘の煽りを受け、アシャーラ市で緊張が高まり、住民が外出できない状態にあると伝えた。

同サイトによると、23日にヒズブッラーがブーカマール市にある国防隊の検問所を襲撃、隊員の1人ウマル・アウワード氏を射殺、その葬儀が25日にアシャーラ市で行われた。

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、Euphrates Post, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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首都ダマスカスの遊園地で国防隊のメンバーどうしが口論となり、1人が持っていた手榴弾を爆発させ、58人が負傷(2018年8月25日)

ダマスカス県では、ディマシュク・アーン(8月25日付)によると、イード・アドハー(犠牲祭)に合わせて県南部のダッフ・シューク地区に設置された仮設遊園地で、国防隊のメンバーどうしが口論となり、1人が持っていた手榴弾などの武器を爆発させ、少なくとも58人が負傷した。

負傷者のほとんどは子供だという。

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、Dimashq al-An, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配地域を訪問中のロバック元駐バーレーン米国大使「ダーイシュを完全に敗北させるまでシリアに長期的に留まり、イランを撤退させるための作戦に注力する」(2018年8月25日)

米主導の有志連合顧問を務めるウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)が実効支配するハサカ県シャッダーディー市を訪問し、同地の自治評議会(シャッダーディー市自治評議会)代表と会談した。

ロバック氏は、会談後に記者会見を開き、同地が直面する諸問題、衛生、教育、電力などのインフラ・福祉復旧などについて意見を交わしたことを明らかにしたうえで、同地の治安と生活が改善するまで、住民を支援するとの意向を示した。

ロバック氏はまた、「我々は、ドナルド・トランプ米大統領が明言した通り、ダーイシュ(イスラーム国)が最終的に敗北したことを確認するまで、シリアに長期的に留まる準備をしている。我々はまた、イランの部隊やその同盟者たちを撤退させるための作戦に注力し続ける」と強調した。

ANHA, August 25, 2018

https://youtu.be/OlzIgpC4FXc

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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国民解放戦線がイドリブ県のシリア軍拠点を砲撃(2018年8月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が、県東部のニーハ村を砲撃し、シリア軍兵士複数が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月25日付)によると、砲撃を行ったのは国民解放戦線。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月25日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県との県境に位置するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、カブル・シャイフ・フサイン地区、ウンム・マルザフ地区一帯地域を新たに制圧した。

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省報道官「シリアのアル=カーイダが英国民間軍事会社とともにイドリブ県で化学兵器攻撃を準備をしており、米国はこれを攻撃にシリアをミサイル攻撃しようとしている」(2018年8月25日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は声明を出し、複数の消息筋から得た情報として、塩素が入った樽8本が、ラタキア県に近いイドリブ県から7キロの地点に位置する村に搬入され、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党とシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構による「化学兵器攻撃」に使用されようとしていると発表した。

この攻撃には英国の諜報機関も参加し、米英仏がシリアに対する敵対行為を正当化する口実にしようとしているという。

ロシア国防省が得た情報によると、英国の民間軍事会社オリーヴ・グループで教練を受けた「テロ集団」(ホワイト・ヘルメット)が、化学兵器攻撃の犠牲者を救出する「演技」をするために、ジスル・シュグール市に到着したという。

コナシェンコフ報道官はまた、シリアをミサイル攻撃するため、トマホーク巡航ミサイル56発を搭載した米海軍のミサイル駆逐艦USSザ・サリヴァンズがアラビア湾に展開、またAGM-158 JASSMミサイル24発を搭載した米空軍のB-1B戦略爆撃機がカタールのウデイド航空基地に配備されたと主張、米国がシリアへの攻撃を画策していると批判した。

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これを受け、ロシア海軍は、最新鋭フリゲート艦のアドミラル・グリゴロヴィチとアドミラル・エッセンをシリア沖に展開させることを決定したと発表した。
AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights rese

シリア政府と和解した旧反体制派がイドリブ県での戦闘に向けて動員(2018年8月25日)

『ハヤート』(8月26日付)は、複数の反体制派系サイトの情報をもとに、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構やトルコが後援する国民解放戦線の支配下にあるイドリブ県に対する軍事作戦に向けて、シリア軍が同地一帯(ラタキア県北東部、ハマー県北部)に、マーヒル・アサド少将が事実上の司令官を務める第4師団やパレスチナ人民兵組織のクドス旅団の部隊を集結させるとともに、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団に対しても動員をかけていると伝えた。

英国で活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、動員されているのは、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア政府との和解に応じた武装集団。

また、イナブ・バラディー(8月25日付)によると、ハマー県南部とヒムス県北部を拠点とし、シリア政府との和解に応じていたタウヒード軍の戦闘員約400人が、「虎」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将の部隊とともに、ハマー県北部(ガーブ平野)の前線に派遣されたという。

これらの武装集団は、国防隊、ないしは第5軍団所属部隊として、イドリブ県での戦闘に参加する見込み。

al-Hayat, August 26, 2018

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、‘Inab Baladi, August 25, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省報道官「シリアのアル=カーイダが英国民間軍事会社とともにイドリブ県で化学兵器攻撃を準備をしており、米国はこれを攻撃にシリアをミサイル攻撃しようとしている」(2018年8月25日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は声明を出し、複数の消息筋から得た情報として、塩素が入った樽8本が、ラタキア県に近いイドリブ県から7キロの地点に位置する村に搬入され、中国新疆ウィグル自治区出身者からなるトルキスタン・イスラーム党とシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構による「化学兵器攻撃」に使用されようとしていると発表した。

この攻撃には英国の諜報機関も参加し、米英仏がシリアに対する敵対行為を正当化する口実にしようとしているという。

ロシア国防省が得た情報によると、英国の民間軍事会社オリーヴ・グループで教練を受けた「テロ集団」(ホワイト・ヘルメット)が、化学兵器攻撃の犠牲者を救出する「演技」をするために、ジスル・シュグール市に到着したという。

コナシェンコフ報道官はまた、シリアをミサイル攻撃するため、トマホーク巡航ミサイル56発を搭載した米海軍のミサイル駆逐艦USSザ・サリヴァンズがアラビア湾に展開、またAGM-158 JASSMミサイル24発を搭載した米空軍のB-1B戦略爆撃機がカタールのウデイド航空基地に配備されたと主張、米国がシリアへの攻撃を画策していると批判した。

al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018

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これを受け、ロシア海軍は、最新鋭フリゲート艦のアドミラル・グリゴロヴィチとアドミラル・エッセンをシリア沖に展開させることを決定したと発表した。

AFP, August 25, 2018、ANHA, August 25, 2018、AP, August 25, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 25, 2018、al-Hayat, August 26, 2018、Reuters, August 25, 2018、SANA, August 25, 2018、UPI, August 25, 2018などをもとに作成。

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