トルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍がハサカ県タッル・タムル町近郊で交戦し、シリア国民軍戦闘員2人死亡(2021年8月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村、スルタ村、アッブーシュ村を砲撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が反撃し、シリア国民軍と交戦、後者の戦闘員2人が死亡した。

一方、トルコの占領下にあるラアス・アイン市では、シリア国民軍の憲兵隊が郵便局前の交差点に設置している検問所を通過しようとしたハムザ旅団の車輌を制止しようとしたのをきっかけに口論となり、打ち合いとなり、双方合わせて10人あまりが負傷した。

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で29人、北・東シリア自治局支配地域で54人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で125人(2021年8月11日)

保健省は政府支配地域で新たに29人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、8月11日現在の同地での感染者数は計26,165人、うち死亡したのは1,927人、回復したのは22,083人となった。

SANA(8月11日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認され

る一方、感染者0人が完治し、0人が死亡したと発表した。

これにより、8月11日現在の同地での感染者数は計18,868人、うち死亡したのは768人、回復したのは1,907人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性21人、女性33人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市5人、カーミシュリー市26人、マーリキーヤ(ダイリーク)市14人、ルマイラーン町1人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、フール・キャンプ1人、ロジュ・キャンプ1人、アレッポ県のマンビジュ市1人、ラッカ県のラッカ市1人、タブカ市1人。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月11日に新たに125人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、18人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡16人、ハーリム郡47人、アリーハー郡10人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡6人、バーブ郡4人、アフリーン郡32人、アアザーズ郡7人。

これにより、同地での感染者数は計27,222人、うち回復したのは23,359人、死亡したのは722人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1640958409442377/

AFP, August 11, 2021、ACU, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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ラタキア県、イドリブ県、アレッポ県でのシリア軍と「決戦」作戦司令室の砲撃戦で住民1人とシリア軍兵士1人死亡(2021年8月11日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバルザ村を砲撃し、住民1人が死亡した。

シリア軍はまた、トゥッファーヒーヤ村、カッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県南部のシリア政府支配地域を砲撃、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバイニーン村、マアッルザーフ町を砲撃した。

一方、同地上空で偵察活動をしていたロシア軍の無人航空機(ドローン)が墜落した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア軍はまた、カフルタアール村、カフル・ニウマ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 11, 2021、ANHA, August 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2021、Reuters, August 11, 2021、SANA, August 11, 2021、SOHR, August 11, 2021などをもとに作成。

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シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くダルアー県で戦闘が続く(2021年8月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、HFL(8月10日付)によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーの対立が続くなか、正体不明の武装集団がナワー市の治安厳戒地区内にあるナワー郡行政局をRPG弾などで攻撃した。

シャイフ・マスキーン市でも、9日深夜から10日未明にかけて正体不明の武装集団がシリア軍の検問所を襲撃したが、シリア軍がこれを撃退した。

さらに、ウンム・マヤーズィン町、ヌアイマ村でも、シリア軍が正体不明の武装集団と交戦した。

これに対して、シリア軍第4師団は、ダルアー市ダルアー・バラド地区、ウンム・マヤースィン町への砲撃を続けた。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、HFL, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊がイドリブ県クマイナース村近くでトルコ軍の車列を狙って爆弾を爆発させる(2021年8月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市の南東に位置するクマイナース村に設置されているトルコ軍検問所近くで、トルコ軍の車列が通過するのに合わせて仕掛けられていた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

この爆発に関して、アンサール・アブー・バクル・スィッディーク連隊が声明を出し、2021年8月10日午後1時半、イドリブ県クマイナース村の検問所近くでトルコ軍のパトロール部隊を標的とする作戦を実施したと発表した。

攻撃は「暴君エルドアンの兵どもの手によってキャンプ内、そして国境でイスラーム教徒が殺されたことへの復讐」だという。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、ブルジュ・カース村一帯、アルカミーヤ村、マルアナーズ村、シャフバー・ダム、スムーカ村、ムシャイリファ村を砲撃した。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で20人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で95人(2021年8月10日)

保健省は政府支配地域で新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月10日現在の同地での感染者数は計26,136人、うち死亡したのは1,924人、回復したのは22,068人となった。

SANA(8月10日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月10日に新たに95人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、8人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡13人、ハーリム郡32人、アリーハー郡10人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡4人、アフリーン郡23人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計27,097人、うち回復したのは23,341人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1640247726180112/

AFP, August 10, 2021、ACU, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県とアレッポ県を砲撃し、子供2人を含む3人死亡、ロシア軍もイドリブ県を爆撃(2021年8月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるシャイフ・バフル村、バルシューン村を11回にわたり爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

またシリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアッルザーフ町を砲撃し、男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタディール村が砲撃し、女児1人が死亡した。

また、子供1人が重傷を負い、トルコの病院に搬送されたが、死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県15件、ラタキア県5件、アレッポ県5件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

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トルコ政府によってリビアに派遣されていた傭兵(シリア国民軍)約130人が帰国、代わってほぼ同数の新兵がリビアに向かう(2021年8月9日)

シリア人権監視団は、トルコ政府によってリビアに派遣されていた傭兵(シリア国民軍)約130人が帰国、これに代わってほぼ同数の新兵がリビアに派遣されたと発表した。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はスイスのジュネーブに在外代表部事務所を開設(2021年8月9日)

北・東シリア自治局欧州代表部は声明を出し、スイスのジュネーブに在外代表部事務所を正式に開設したと発表した。

ANHA(8月9日付)によると、ジュネーブでは、北・東シリア自治局のバドラーン・ジヤー・クルド執行評議会共同副議長、スイス政府代表、市民社会関係者ら出席して開設式が行われた。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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ダルアー市ダルアー・バラド地区、マンシヤ地区、ダム街道地区でシリア軍第4師団と元反体制武装集団メンバーが交戦(2021年8月9日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区、マンシヤ地区、ダム街道地区でシリア軍第4師団と元反体制武装集団メンバーが交戦した。

また、サイダー町とキヒール村を結ぶ街道で、シリア軍部隊の車輌(給餌車)が、正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士3人が負傷した。

https://www.facebook.com/SyrianReporters/posts/4188266551288716

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する東部自由人連合と第9師団の戦闘がアレッポ県のラージュー町、ジンディールス村に拡大(2021年8月9日)

アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で始まったシリア国民軍に所属する東部自由人連合と第9師団の戦闘が、ラージュー町、ジンディールス村に拡大した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍に所属するシャーム戦線の司令官の車輌に仕掛けらていた爆弾が爆発した。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で19人、北・東シリア自治局支配地域で34人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で92人(2021年8月9日)

保健省は政府支配地域で新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月9日現在の同地での感染者数は計26,116人、うち死亡したのは1,922人、回復したのは22,060人となった。

SANA(8月9日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに34人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治したと発表した。

これにより、8月9日現在の同地での感染者数は計18,814人、うち死亡したのは768人、回復したのは1,906人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性12人、女性22人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市2人、カーミシュリー市17人、マーリキーヤ(ダイリーク)市9人、ロジュ・キャンプ1人アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、ラッカ県のラッカ市4人。

ANHA(8月9日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月9日に新たに92人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、40人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡16人、ハーリム郡32人、アリーハー郡10人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡3人、アフリーン郡18人、アアザーズ郡8人。

これにより、同地での感染者数は計27,002人、うち回復したのは23,333人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1639294016275483/

AFP, August 9, 2021、ACU, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県北部のシャイフ・バフル村一帯に対して6回以上爆撃(2021年8月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のシャイフ・バフル村一帯に対して6回以上の爆撃を加えた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県13件、ラタキア県6件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 9, 2021、ANHA, August 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2021、Reuters, August 9, 2021、SANA, August 9, 2021、SOHR, August 9, 2021などをもとに作成。

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トルコが支援するハサカ部族評議会のメンバーは元ダーイシュ、元ヌスラ戦線(2021年8月8日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にあるアレッポ県北東部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域で、トルコの支援のもとに結成されたハサカ部族評議会にバニー・サブア部族の代表して参加しているファイサル・ガンナーム氏が、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線のメンバーだったと発表した。

ガンナーム氏は1960年、ハサカ県カーミシュリー市生まれ。

ハサカ県ラアス・アイン市でヌスラ戦線に参加、それ以前はダーイシュのメンバーとしてイラクやハサカ県タッル・ハミース市での戦闘に参加していたという。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市でシリア国民軍に所属する東部自由人連合と第9師団が交戦(2021年8月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市中心街で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合のメンバーが、同じくシリア国民軍に所属する第9師団のアブー・アブドゥー・アルールー司令官を殴打したのをきっかけに双方の戦闘員どうしが交戦した。

一方、SANA(8月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプ内市場でダーイシュ・メンバーと思われる男性が発砲、イラク人難民1人死亡、イラク人難民2人とシリア人国内避難民1人が負傷(2021年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ内の市場(フェズ第1市場)で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる男性が発砲し、イラク人難民1人が死亡、イラク人難民2人とシリア人国内避難民(IDPs)1人が負傷した。

一方、SANA(8月8日付)によると、フール・キャンプの複数区で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が立ち入り捜査を行い、居住者5人を拘束・連行した。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で16人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で109人(2021年8月8日)

保健省は政府支配地域で新たに16人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、1人が死亡したと発表した。

これにより、8月8日現在の同地での感染者数は計26,097人、うち死亡したのは1,920人、回復したのは22,051人となった。

SANA(8月8日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月8日に新たに109人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、10人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡13人、ハーリム郡41人、アリーハー郡11人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡3人、アフリーン郡34人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計26,910人、うち回復したのは23,293人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1638815842989967/

AFP, August 8, 2021、ACU, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区でシリア軍第4師団と武装集団との戦闘が続く(2021年8月8日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区で、シリア軍第4師団と武装集団との戦闘が続いた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県10件、ラタキア県7件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 8, 2021、ANHA, August 8, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2021、Reuters, August 8, 2021、SANA, August 8, 2021、SOHR, August 8, 2021などをもとに作成。

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「PYDの民兵」は米国が制裁対象としているカーティルジー・インターナショナル・グループ社と石油取引増をめざして交渉(2021年8月7日)

反体制派系のハーブール(8月7日付)は、米国が制裁対象としているカーティルジー・インターナショナル・グループ社の代表と「民主統一党(PYD)の民兵」(人民防衛隊(YPG)および同組織主体のシリア民主軍)の司令官らが、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県タブカ市で会談したと伝えた。

会談は、北・東シリア自治局の支配下にある油田で生産される原油のシリア政府支配地域への移送、同地での精製の増加の是非について協議した。

カーティルジー・インターナショナル・グループ社側はこの会談で、移送する原油の輌を毎週石油トレーラー250輌分から400輌分に増加させることを求める一方、その見返りとして政府支配地で精製された灯油、レギュラー・ガソリンの供与量を50領分から100輌分を増やすと提案した。

これに対して「PYDの民兵」側は、ラッカ県のタッル・サマン村からアイン・イーサー市にいたる地域の防衛のために自らの部隊を増派し、駐留させることを求めた。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、al-Khabur, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとの対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区などを砲撃(2021年8月7日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーとシリア軍の対立が続くダルアー市ダルアー・バラド地区などでは、シリア軍が封鎖を続ける一方、同地区、難民キャンプ地区、ダム街道地区、アジャミー村、ムザイリーブ町東の灌漑農地一帯、タファス市西部一帯を砲撃した。

HFL(8月7日付)によると、シリア軍による砲撃は、ジャースィム市一帯、ヤードゥーダ村などに対しても行われた。

また、ナワー市北東部では、シリア軍と正体不明の武装集団が交戦した。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、HFL, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県マンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃(2021年8月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北東のフーシャリーヤ村を砲撃した。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプで、ダイル・ザウル県からのIDPsがダーイシュ・メンバーと思われる男によって銃で撃たれて死亡(2021年8月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、ダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)が、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる男によって銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、バーディヤ24(8月7日付)、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがダイル・ザウル県ダイル・ザウル市とヒムス県タドムル市を結ぶ街道で、シリア軍と親政権民兵からなる部隊を要撃、民兵2人が死亡した。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Badiya 24, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で24人(2021年8月7日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月7日に新たに24人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、5人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡6人、ハーリム郡1人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡15人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,801人、うち回復したのは23,2833人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1638109626393922/

AFP, August 7, 2021、ACU, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県カストゥーン村を砲撃し、一家8人が死傷(2021年8月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカストゥーン村を砲撃し、一家8人が死傷(2人死亡、6人負傷)した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、ガーブ平原のマシーク村、マンスーラ村、アンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のM4高速道路沿線に位置するジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村を砲撃した。

シリア軍はまた、イドリブ市西部郊外一帯を砲撃、ザーウィヤ山地方ファッティーラ村一帯では、「決戦」作戦司令室と交戦した。

砲撃は、同地に設置されているトルコ軍の拠点周辺にも及んだ。

AFP, August 7, 2021、ANHA, August 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2021、Reuters, August 7, 2021、SANA, August 7, 2021、SOHR, August 7, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治地域各所を砲撃、シリア軍兵士2人負傷(2021年8月6日)

ハサカ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるシャッアーラ村を砲撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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米軍がハサカ市の刑務所からダーイシュ・メンバー40人をシャッダーディー市の基地に移送、フール・キャンプでイラク人難民が殺害される(2021年8月6日)

ハサカ県では、SANA(8月6日付)によると、有志連合を主導する米軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)の工業学校に設置している刑務所(グワイラーン刑務所)に収監されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバー40人をシャッダーディー市に違法に設置されている米軍基地に移送した。

複数の独自筋によると、40人のなかには、ダーイシュの組織に入り込んでいたスパイ、爆弾製造の専門家らが含まれているという。

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一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、イラク人難民の男性1人がダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で12人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で47人(2021年8月6日)

保健省は政府支配地域で新たに12人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治したと発表した。

これにより、8月6日現在の同地での感染者数は計26,071人、うち死亡したのは1,919人、回復したのは22,034人となった。

SANA(8月6日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月6日に新たに47人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡9人、ハーリム郡14人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡14人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計26,77人、うち回復したのは23,278人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1637633863108165/

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月5日に新たに51人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、4人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡13人、ハーリム郡13人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡3人、アフリーン郡17人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計26,730人、うち回復したのは23,276人、死亡したのは727人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1637068719831346/

AFP, August 6, 2021、ACU, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍の使節団が地元名士とともにダルアー市に入り、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会と会談(2021年8月6日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍の使節団が地元名士とともに、ダルアー市ダルアー・バラド地区に入り、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表するハウラーン中央委員会と会談した。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構のウズベク人戦闘員がイドリブ県ハントゥーティーン村のシリア軍拠点複数カ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、戦闘員4人、シリア軍兵士6人死亡(2021年8月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ウズベク人戦闘員がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村のシリア軍拠点複数カ所に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、戦闘員4人が死亡した。

またこの攻撃でシリア軍兵士6人も死亡した。

イナブ・バラディー(8月6日付)は、シャーム解放機構に近いテレグラムの複数のアカウントに、作戦はシャーム解放機構によって実行されたとの書き込みがあると伝えた。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、カンスフラ村一帯、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のフマイマート村、クライディーン村などを砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を13件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 6, 2021、ANHA, August 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2021、‘Inab Baladi, August 6, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 6, 2021、Reuters, August 6, 2021、SANA, August 6, 2021、SOHR, August 6, 2021などをもとに作成。

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