新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で92人、北・東シリア自治局支配地域で43人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で34人(2021年1月1日)

保健省は政府支配地域で新たに92人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者70人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、1月1日現在の同地での感染者数は計11,526人、うち死亡したのは717人、回復したのは5,420人となった。

SANA(1月1日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者10人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、1月1日現在の同地での感染者数は計8,067人、うち死亡したのは274人、回復したのは1,148人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性23人、女性20人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市7人、マーリキーヤ(ダイリーク)市8人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市4人、マンビジュ市2人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市2人、タブカ市9人。

ANHA(1月1日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月1日に新たに34人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、124人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡5人、ハーリム郡8人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡2人、アフリーン郡9人、アアザーズ郡4人。

これにより、同地での感染者数は計20,304人、うち回復したのは12,946人、死亡したのは342人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1481111982093688/

AFP, January 1, 2021、ACU, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県ミラージャ村でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺(2021年1月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミラージャ村でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるガーブ平原のアムキーヤ町を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるクサイバ村で正体不明の武装集団が総合情報部のメンバー1人を襲撃し、射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県8件、ラタキア県7件、アレッポ県0件、ハマー県5件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 1, 2021、ANHA, January 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 1, 2021、Reuters, January 1, 2021、SANA, January 1, 2021、SOHR, January 1, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2020年の1年間での死者数は6,817人(2020年12月31日)

シリア人権監視団は、2020年の1年間での死者数が6,817人にのぼったと発表した。

死者の内訳は以下の通り:

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  • 民間人:1,528人(うち18歳以上の女性197人、18歳未満の子供231人)

ロシア軍戦闘機の爆撃で死亡した民間人:235人(うち女性41人、子供58人)
トルコ軍地上部隊によって殺害された民間人:16人(うち女性3人、子供2人)
トルコ軍国境警備隊によって殺害された民間人:9人(うち子供3人)
米主導の有志連合によって殺害された民間人:13人(うち女性1人、子供1人)
イスラエル軍の攻撃によって殺害された民間人:4人
シリア軍戦闘機の爆撃で死亡した民間人:115人(うち女性21人、子供38人)
シリア軍ヘリコプターの爆撃で死亡した民間人:12人(うち女性2人、子供1人)
シリア軍地上部隊の砲撃で死亡した民間人:117人(うち女性37人、子供23人)
シリア軍によって殺害された民間人:34人(うち女性7人、子供1人)
シリア政府の刑務所での拷問で死亡した民間人83人
反体制派諸派によって殺害された民間人:53人(うち女性10人、子供7人)
シャーム解放機構によって殺害された民間人:29人
「平和の泉」部隊(国民軍)によって殺害された民間人:12人(うち女性2人、子供1人)
ダーイシュ(イスラーム国)が処刑した民間人:2人
ダーイシュ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、シリア軍などによって暗殺された民間人:273人(うち女性23人、子供12人)
シリア民主軍によって殺害された民間人:24人(うち女性3人、子供4人)
地雷の爆発で死亡した民間人:165人(うち女性12人、子供52人)
爆弾の爆発で死亡した民間人:50人(うち女性3人、子供7人)
即席爆弾の爆発で死亡した民間人:148人(うち女性10人、子供8人)
死因不明者:134人(うち女性19人、子供12人)

  • イスラーム主義諸派、武装諸派、そのほかの運動、組織のシリア人戦闘員:918人
  • シリア軍離反兵:5人
  • シリア民主軍のシリア人戦闘員:172人
  • シリア民主軍の外国人戦闘員:4人
  • シリア軍兵士:1,503人
  • 人民諸委員会、国防隊、親政権民兵のシリア人戦闘員:833人
  • レバノンのヒズブッラー:22人
  • 親政権・親イランのシリア人以外の戦闘員(ほとんどがシーア派):227人
  • ジハード主義者:963人
  • ダーイシュ・メンバー:537人
  • トルコ軍兵士:94人
  • 身元不明者:11人

 

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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シリア国民連合はシーザー・シリア市民保護法の解除を求めた国連人権理事会特別報告者の声明を非難(2020年12月31日)

シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)は声明を出し、シーザー・シリア市民保護法に基づく米国の一方的な制裁の解除を求めたアレナ・ドゥハン国連人権理事会特別報告者の12月29日の声明に関して、「こうした声明は、シリア国民に再びこの体制を押しつけ、これまでにこの体制が犯してきた犯罪に目をつぶろうとする試み以外の何ものでもない」と批判した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダはロシア軍装甲車を破壊し、兵士3人を負傷させた戦闘員に感謝状を授与(2020年12月31日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の傘下で活動する反体制武装集団のアリー・ブン・アビー・ターリブ軍は、12月30日にイドリブ県サラーキブ市近郊でロシア軍装甲車(BRDM-2)を攻撃し、兵士3人を負傷させた対戦車連隊のアブー・イスラームを名乗る戦闘員に、感謝状を授与した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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アアマーク通信はシリア政府支配下のダイル・ザウル県カバーキブ村近郊でのバス襲撃事件へのダーイシュの関与を認める(2020年12月31日)

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信は、12月30日にシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県カバーキブ村近郊で発生したバス襲撃事件に関して、ダーイシュのメンバーが実行したとする声明を出した。

声明は、「シャーム州」の名義で出され、「カリフ国の兵士たちは(ヒムス県)スフナ市近郊で背教者ヌサイリー派の軍の兵士が乗ったバス1台を要撃、ムジャーヒディーンは重火器で狙い、多数の即席爆弾でこれを爆破、40人あまりを殺害、複数を負傷させた」と表明している。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃(2020年12月31日)

ハサカ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市に違法に駐留する米軍兵士が基地の近くで遊んでいた子供を射殺(2020年12月31日)

ハサカ県では、SANA(12月31日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている基地に駐留する米軍の兵士たちが、同市のタワッスイーヤ地区近くで遊んでいた子供たちに向けて発砲、1人が死亡した。

撃たれたのは、12歳のムハイディー・フサイン・ファッラーフくん、バジュダリー部族の子息。

複数の住民によると、ムハイディーくんは、米軍が接収したラムユ油田近くで、ほかの子供数人と遊んでいたところを、米軍の発砲を受けたという。

米軍は、同地に近づこうとする住民に対して、連日発砲し、威嚇を続けていたという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、北・東シリア自治局の支配下にあるラウダ砂漠近郊の街道で、空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる3人を拘束した。

3人のうち、1人はズィーバーン町出身のシリア人、残る2人はイラク人だという。

また北・東シリア自治局の支配下にあるアブリーハ村では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊が突入し、ダーイシュの元メンバー5人を逮捕した。

5人の中には、ハイル州(ダイル・ザウル県)のワーリーの親族1人も含まれているという。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるハルムーシーヤ村では、シリア国民軍に所属する自衛部隊がダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で90人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で66人(2020年12月31日)

保健省は政府支配地域で新たに90人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者54人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月31日現在の同地での感染者数は計11,434人、うち死亡したのは711人、回復したのは5,350人となった。

SANA(12月31日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月31日に新たに66人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、105人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡7人、イドリブ郡3人、ハーリム郡23人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡3人、バーブ郡1人、アフリーン郡16人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計20,270人、うち回復したのは12,718人、死亡したのは340人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1481023298769223/

AFP, December 31, 2020、ACU, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020などをもとに作成。

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ハマー県では「決戦」作戦司令室の砲撃で1人が死亡(2020年12月31日)

ハマー県では、SANA(12月31日付)によると、「テロ組織」が撃った迫撃砲弾がバラカ村に着弾し、住民1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、死亡したのはシリア軍兵士。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のザクーム村、クライディーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタスィール町で第4師団の士官(中佐)1人と兵士4人がオートバイに乗った武装集団の襲撃を受けて死亡した(シリア人権監視団によると、重態だった兵士1人が1月5日に死亡した)。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県11件、ラタキア県8件、アレッポ県0件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は17件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 31, 2020、ANHA, December 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 31, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 31, 2020、Reuters, December 31, 2020、SANA, December 31, 2020、SOHR, December 31, 2020、January 5, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族111世帯、385人がラッカ県タブカ市などに帰宅(2020年12月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたラッカ県タブカ市などからの国内避難民(IDPs)111世帯、385人が出所し、帰宅した。

帰宅したのは、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159673404443115

AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュが大型バスを襲撃、SANAによると住民25人が、シリア人権監視団によると民兵37人が死亡(2020年12月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月30日付)によると、シリア政府の支配下にあるカバーキブ村近郊で、大型旅客バス(ボールマーン)が「テロ攻撃」を受けて、乗っていた住民25人が死亡、13人が負傷した。

旅客バスは、ダイル・ザウル市とヒムス県タドムル市を結ぶ街道で狙われた。

シリア人権監視団によると、攻撃はダーイシュ(イスラーム国)によるもの。

バス3台が狙われ、士官8人を含むシリア軍第4師団所属の民兵37人(その後死者は39人に)が死亡、多数が負傷したという。

将兵は新年を自宅で過ごすためバスで移動していたという。

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シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュはまた、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県地帯で激しく交戦、ロシア軍戦闘機が同地を爆撃した。

AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020、December 31, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ロシア軍がアイン・イーサー市一帯に展開するシリア軍部隊に対して、トルコから砲撃を受けたと発表しないよう脅迫(2020年12月30日)

ラッカ県では、ANHA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のアイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線、ムシャイリファ村を砲撃した。

また、SANA(12月30日付)によると、トルコ軍と国民軍は、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局共同支配下のクール・ハサン村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団は信頼できる複数の情報筋の話として、ロシア軍の複数の将兵がアイン・イーサー市一帯に展開するシリア軍部隊に対して、トルコからの砲撃を受けたと発表した場合、ただちに拘束し、軍事情報局に身柄を引き渡すと脅迫していると発表した。

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ハサカ県では、SANA(12月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県ではシリア民主軍兵士1人が武装集団の発砲を受けて死亡(2020年12月30日)

ハサカ県では、SANA(12月30日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市の近郊に位置する北・東シリア自治局支配下のライラーン村で、オートバイに乗った武装集団の発砲を受けて、兵士1人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月30日付)によると、シリア民主軍の車輌が、北・東シリア自治局支配下にあるブサイラ市の絨毯工場前に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士複数人が負傷した。

AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で101人、北・東シリア自治局支配地域で69人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で73人(2020年12月30日)

保健省は政府支配地域で新たに101人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者48人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、12月30日現在の同地での感染者数は計11,344人、うち死亡したのは704人、回復したのは5,296人となった。

SANA(12月30日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに69人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治したと発表した。

、4人が死亡したと発表した。

これにより、12月30日現在の同地での感染者数は計8,024人、うち死亡したのは271人、回復したのは1,138人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性36人、女性33人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市5人、カーミシュリー市1人、マーリキーヤ(ダイリーク)市9人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市4人、マンビジュ市5人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)5人、ラッカ県のラッカ市6人、タブカ市32人、ダイル・ザウル県1人。

ANHA(12月30日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月30日に新たに73人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、79人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡13人、イドリブ郡11人、ハーリム郡11人、アリーハー郡10人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡3人、アフリーン郡16人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計20,204人、うち回復したのは12,718人、死亡したのは308人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1479406812264205/

AFP, December 30, 2020、ACU, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県では「決戦」司令室の攻撃でシリア軍兵士1人死亡(2020年12月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村一帯を攻撃、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、ハルーバ村、バイニーン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、シャーム解放機構は10月22日にトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と同機構が軍事・治安権限を掌握するいわゆる「解放区」の境界に位置するガザーウィーヤ村の通行所で拘束したムジャーヒディーン軍の元メディア活動家1人を釈放した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府の支配下にあるガーブ平原の灌漑計画地区を砲撃した。

これに対して、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハーッラ市近郊でシリア軍の車輌が狙われ、乗っていた大尉が重傷を負い、その後死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県16件、ラタキア県2件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 30, 2020、ANHA, December 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 30, 2020、Reuters, December 30, 2020、SANA, December 30, 2020、SOHR, December 30, 2020などをもとに作成。

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シリアの著名な反体制活動家カマール・ルブワーニー氏はレバノンのシリア難民に対し、国連の保護がなければパレスチナ諸派のように自衛のために武装するよう呼びかける(2020年12月29日)

反体制活動家のカマール・ルブワーニー氏は、12月27日にレバノンの北部県ミニヤ郡のシリア難民キャンプが放火で全焼したのを受けるかたちでビデオ・メッセージを出し、レバノンのシリア難民に武装し、自衛するよう訴えた。

ルブワーニー氏は、国連に対して、シリア難民の安全の確保、犯罪者の処罰、シリアからの占領者の排除を行うよう要求、対応がなければ、「同地のシリア国民は、パレスチナ諸派と同じように、自らを守るために武器を手にして、自衛のための組織を結成しなければならない」と主張した。

そのうえで、レバノンに避難したシリア人を襲撃しようとする者はその代償を支払わねばならないだろう、と付言した。

ルブワーニー氏は、ダマスカスの春(2000~2001年)や第2次ダマスカスの春(2005年)を主導し、2005年に逮捕されたが、2011年に恩赦を受けて釈放され、国外に逃れ、同年にシリア国民評議会の結成に参加した著名な反体制活動家。

AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市で国民軍に所属する武装集団どうしが激しく交戦し、複数人負傷(2020年12月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で国民軍に所属する武装集団どうしが激しく交戦し、戦闘員複数人が負傷した。

交戦したのは東部自由人連合とスライマーン・シャー師団で、略奪品の分配をめぐる対立がきっかけだったという。

AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県、アレッポ県で30人以上を逮捕、連行(2020年12月29日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通過に合わせて路上脇に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、シリア民主軍の車輌約50輌からなる車列がザッル村とシュハイル村に進入り、拡声器を通じて住民に外出を禁止すると告知、15人を逮捕、連行した。

また、SANA(12月29日付)によると、シュハイル村での逮捕者は5人。

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アレッポ県では、SANA(12月29日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ市南のスィーリーン村で、シリア民主軍が強制捜査を行い若者18人を逮捕、連行した。

AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯などでトルコ軍と国民軍がシリア民主軍への攻撃を続け、シリア民主軍兵士5人死亡(2020年12月29日)

ラッカ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯を砲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦し、マアラク村やM4高速道路沿線などで激しく交戦した。

シリア民主軍の広報センターの発表によると、シリア民主軍は侵攻を試みた国民軍を撃退したが、戦闘の兵士5人が死亡したと発表した。

ANHAやシリア人権監視団によると、トルコ軍と国民軍はまた、占領下のタッル・アブヤド市西に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるクール・ハサン村、アウン・ダーダート村などを砲撃し、シリア民主軍に所属する所属のマンビジュ軍事評議会が応戦した。

一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前で、住民らが、トルコ軍の攻撃に対するロシアの沈黙に抗議するデモを行った。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159671158928115

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アレッポ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のスーラーン(スーラーン・アアザーズ)町で国民軍に所属するシャーム戦線の司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が負傷した。

また、アアザーズ市でもアリー・ブン・アビー・ターリブ・モスクの近くに仕掛けられていた爆弾が爆発した。

一方、SANA(12月29日付)によると、トルコ軍と国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村、トゥーハール村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(12月29日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃を受けて、住民多数が避難を余儀なくされた。

AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で105人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で84人(2020年12月29日)

保健省は政府支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者56人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、12月29日現在の同地での感染者数は計11,243人、うち死亡したのは696人、回復したのは5,248人となった。

SANA(12月29日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月29日に新たに84人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、99人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡10人、ハーリム郡22人、アリーハー郡6人、アレッポ県スィムアーン山郡8人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡1人、アフリーン郡25人、アアザーズ郡9人。

これにより、同地での感染者数は計20,131人、うち回復したのは12,639人、死亡したのは308人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1478989982305888/

AFP, December 29, 2020、ACU, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県では「決戦」作戦司令室がロシア軍装甲車を対戦車ミサイルで攻撃し、ロシア軍兵士3人が負傷(2020年12月29日)

ロシア当事者和解調整センターのヴャチェスラフ・チェトニク副センター長(海軍少将)は報道声明を出し、イドリブ県南東部の緊張緩和地帯(第1ゾーン)で、ロシア軍の装甲車が、「決戦」作戦司令室の支配地域から発射された対戦車ミサイルを被弾し、乗っていた兵士3人が負傷したと発表した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、アーフィス村一帯に侵攻しようとしたシリア軍を迎撃、装甲車を対戦車ミサイルで破壊した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月29日付)によると、この戦闘で、シリア軍兵士複数人がしたという。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるサーン村、マジュダリヤー村、アーフィス村、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村などを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県12件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, December 29, 2020、ANHA, December 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 29, 2020、Reuters, December 29, 2020、SANA, December 29, 2020、SOHR, December 29, 2020などをもとに作成。

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スプートニク・ニュースなどはシリア民主軍がロシアとの境地でラッカ県アイン・イーサー市からの撤退に同意したと伝えるも、シリア民主軍はこれを否定(2020年12月28日)

スプートニク・ニュース(12月28日付)は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯に対するトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍の攻撃を受けて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がロシア側との協議の結果、同市から撤退し、ロシア・シリア両軍にこれを引き渡すことに同意したと伝えた。

これに関して、国民和解委員会メンバーで親政権ブロガーとしても知られるウマル・ラフムーン氏も、シャームFM(12月28日付)に対して、シリア民主軍がアイン・イーサー市をロシアとシリア軍に引き渡すとの情報を得たと述べた。

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しかし、シリア民主軍に所属するギレ・スピ(タッル・アブヤド)軍事評議会のリヤード・ハラフ総司令官は報道声明を出し、撤退合意を「根拠がない」と否定した。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、Sham FM, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020、Sputnik News, December 28, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍・国民軍とシリア民主軍がラッカ県アイン・イーサー市一帯で激しく交戦、「自家製ドローン」がトルコ占領下のアレッポ県ジャラーブルス市南の通行所を攻撃(2020年12月28日)

ラッカ県では、ANHA(12月28日付)、SANA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、ジャフバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアイン・イーサー市北のトルコ占領地域への潜入を試み、国民軍と交戦、シリア民主軍兵士4人と国民軍戦闘員6人が死亡した。

これに関して、トルコ国防省はツイッターのアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)を通じて声明を出し、「本日月曜日(12月28日)早朝、「平和の泉」地域に潜入を試みたYPGのテロリスト20人を無力化した」と発表した。

https://twitter.com/tcsavunma/status/1343465481085313025

シリア人権監視団によると、国民軍はさらに、アイン・イーサー市一帯に侵攻を試みたが、シリア民主軍が迎撃し、国民軍戦闘員4人を殺害、7人を捕捉した。

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ハサカ県では、SANA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、占領下のラアス・アイン市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下のアッブーシュ村、バーブ・ハイル村、タッル・ワルド村、ヒルバト・シャイール村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の中心都市の一つジャラーブルス市南のハムラーン村に設置されている通行所近くで、自作の無人航空機(ドローン)が貨物トラックを攻撃、爆発が発生した。

ハムラーン村の通行所は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域とトルコ占領地を結ぶ通商用の通行所。

一方、ANHA(12月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市の北東に位置するアラブ・ハサン村、トゥーハール村を砲撃した。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍が「決戦」作戦司令室の支配下のラタキア県クルド山地方を爆撃、親政権民兵はイドリブ県でトルコ軍の車列を砲撃(2020年12月28日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を2度にわたって爆撃した。

シリア軍もカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村一帯に進攻、「決戦」作戦司令室が迎撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、カンスフラ村一帯、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるミラージャ村、ダール・カビーラ村を砲撃した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(12月28日付)によると、親政権民兵が、ザーウィヤ山地方のバーラ村に設置されている軍事拠点に向かっていたトルコ軍の車列に向けて砲撃を行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県14件、ラタキア県5件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は17件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアレッポ県北西部で国民軍に所属するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を逮捕(2020年12月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域との境界に位置するガザーウィーヤ村の通行所で、国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のメンバー2人を逮捕した。

逮捕の理由は不明。

AFP, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で105人、北・東シリア自治局支配地域で43人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で72人(2020年12月28日)

保健省は政府支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者51人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、12月28日現在の同地での感染者数は計11,138人、うち死亡したのは686人、回復したのは5,192人となった。

SANA(12月28日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、12月28日現在の同地での感染者数は計7,955人、うち死亡したのは271人、回復したのは1,130人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性24人、女性19人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市3人、マーリキーヤ(ダイリーク)市9人、マアバダ(カルキールキー)町1人、アームーダー市1人、ダルバースィーヤ市1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人、マンビジュ市3人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、ラッカ県のラッカ市7人、タブカ市10人。

ANHA(12月28日付)が伝えた。
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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月28日に新たに72人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、157人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡10人、イドリブ郡1人、ハーリム郡19人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡2人、バーブ郡1人、アフリーン郡30人、アアザーズ郡8人。

これにより、同地での感染者数は計20,047人、うち回復したのは12,540人、死亡したのは308人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1478273759044177/

AFP, December 28, 2020、ACU, December 28, 2020、ANHA, December 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 28, 2020、Reuters, December 28, 2020、SANA, December 28, 2020、SOHR, December 28, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県スワル町でシリア民主軍による教員の徴兵に抗議するデモ(2020年12月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスワル町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による教員の徴兵に抗議するデモが行われ、教員多数が参加した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市近郊のハジュナ村では、シリア民主軍の車輌2輌が正体不明の武装集団の襲撃を受けて、兵士1人が死亡、複数人が負傷した。

また、ハスィーン村では、オートバイに乗った正体不明の武装集団がクーミーン村の村長を襲撃し、殺害した。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市近郊で住民と国民軍所属のスルターン・ムラード師団が交戦(2020年12月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市近郊のラウディー村で、地元住民と国民軍に所属するスルターン・ムラード師団が交戦した。

戦闘は、スルターン・ムラード師団が25日に地元の若者を射殺したことを受けたもので、若者の家族がスルターン・ムラード師団の拠点を複数カ所を襲撃し、若者を撃ったスルターン・ムラード師団のメンバー1人を殺害したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で、国民軍に所属するシャーム戦線が、内務治安部隊(いわゆる自由警察)の検問所を襲撃した。

これに対して、内務治安部隊は襲撃したシャーム戦線メンバー1人を逮捕した。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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カーミシュリー市でのシリア軍とアサーイシュの対立にロシア軍が介入し仲裁(2020年12月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市に駐留するロシア軍部隊が、シリア軍と北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)を仲介し、双方が拘束していた兵士・隊員を釈放させた。

同市では、12月26日晩、アサーイシュが空軍情報部の隊員3人を拘束、これに対抗してシリア軍もアサーイシュ隊員を逮捕し、緊張が高まっており、ロシア軍が市内のパトロールを強化するなどして、事態収拾を試みていた。

AFP, December 27, 2020、ANHA, December 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2020、Reuters, December 27, 2020、SANA, December 27, 2020、SOHR, December 27, 2020などをもとに作成。

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