新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で151人、北・東シリア自治局支配地域で48人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で137人(2020年12月16日)

保健省は政府支配地域で新たに151人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者43人が完治し、11人が死亡したと発表した。

これにより、12月16日現在の同地での感染者数は計9,603人、うち死亡したのは554人、回復したのは4,548人となった。

SANA(12月16日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに48人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者9人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月16日現在の同地での感染者数は計7,581人、うち死亡したのは241人、回復したのは1,087人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性24人、女性24人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市4人、カーミシュリー市3人、マーリキーヤ(ダイリーク)市7人、ルマイラーン町1人、マアバダ(カルキールキー)町1人、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市1人、ラッカ県のラッカ市6人、タブカ市6人、アレッポ県のマンビジュ市4人、アイン・アラブ(コバネ)市2人、ダイル・ザウル県2人。

ANHA(12月16日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月16日に新たに137人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、79人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡12人、イドリブ郡23人、ハーリム郡43人、アリーハー郡5人、アレッポ県スィムアーン山郡9人、ジャラーブルス郡7人、バーブ郡12人、アフリーン郡19人、アアザーズ郡5人。

これにより、同地での感染者数は計19,086人、うち回復したのは9,512人、死亡したのは276人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1469630859908467/

AFP, December 16, 2020、ACU, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府支配地域内で孤立していたすべての監視所・拠点からの撤退を完了(2020年12月16日)

シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府支配地のなかで孤立していたイドリブ県タッル・トゥーカーン村の第8監視所、アレッポ県アイス村(アイス丘)の第6監視所から装備や施設の撤収、同地から撤退した。

これにより、トルコ軍はシリア政府支配地域内で孤立していたすべての監視所・拠点からの撤退を完了した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月16日付)によると、撤退したトルコ軍部隊は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県のマアーッラト・ナアサーン村一帯に再展開した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点81カ所のうち、うち撤去済みとなった監視所・拠点は12カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、アナダーン山(第3監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)

なお、ロイター通信(12月18日付)はトルコの匿名筋の話として、トルコ軍がシリア政府支配地域内で孤立していた監視所7カ所からの撤退を完了したと伝えた。

ただし、シリア人権監視団が12月18日に発表したによると、これらの監視所からの撤退は完了していないという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のアムキーヤ町で交戦した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ジャッバー村でシリア軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県19件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、December 18, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020、December 18, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市でシリア・クルド国民評議会に参加するクルディスタン民主統一党の事務所に火焔瓶が投げ込まれ、火災が発生(2020年12月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、シリア・クルド国民評議会に参加するクルディスタン民主統一党の事務所に火焔瓶が投げ込まれ、火災が発生、地元の住民が消火にあたった。

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シリア・クルド国民評議会は以下の組織から構成されている。

シリア・クルディスタン・イェキーティー党(スライマーン・ウースー)
シリア・クルディスタン民主党(サウード・ムッラー)
シリア・クルド改革運動(ファイサル・ユースフ)
シリア・クルド民主平等党(ニウマト・ダーウード)
シリア・クルド国民民主党(ターヒル・サフーク)
シリア・クルド民主党(パールティー)(アブドゥルハキーム・バッシャール)
シリア民主統一党(民主イェキーティー(ハッジャール・アリー)
クルディスタン民主統一党(カーミーラーン・ハーッジ・アブドゥー)
シリア・クルド民主左派党(シャッラール・カッドゥー)
シリア・クルディスタン左派党(マフムード・ムッラー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流(スィヤーマンド・ハッジュー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流総合関係局派(ナーリーン・マティーニー)
シリア・ヤズィーディー評議会党(マズキーン・ユースフ)
シリア・クルディスタン前衛パールティー(イスマーイール・ハッサーフ)

AFP, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で150人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で175人(2020年12月15日)

保健省は政府支配地域で新たに150人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、13人が死亡したと発表した。

これにより、12月15日現在の同地での感染者数は計9,542人、うち死亡したのは543人、回復したのは4,494人となった。

SANA(12月15日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月15日に新たに175人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、106人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡23人、イドリブ郡28人、ハーリム郡51人、アリーハー郡4人、アレッポ県スィムアーン山郡16人、ジャラーブルス郡12人、バーブ郡7人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡12人。

これにより、同地での感染者数は計18,949人、うち回復したのは9,435人、死亡したのは260人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468491233355763/

AFP, December 16, 2020、ACU, December 16, 2020、ANHA, December 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 16, 2020、Reuters, December 16, 2020、SANA, December 16, 2020、SOHR, December 16, 2020などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市でPKKと思われるグループがシリア・クルディスタン民主統一党本部を、革命青年運動と思われるグループがシリア国民評議会事務所を襲撃(2020年12月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市内にあるシリア・クルディスタン民主統一党の本部が、民主統一党(PYD)の姉妹組織であるトルコのクルディスタン労働者党(PKK)メンバーからなると思われるグループの襲撃を受け、火災が発生、施設内の設備などが被害を受けた。

シリア・クルディスタン民主統一党は、シリア・クルド国民評議会に加盟する組織。

また、アームーダー市では、シリア・クルド国民評議会の事務所が何者かによって放火された。

放火は民主統一党(PYD)に近い革命青年運動の犯行と見られるという。

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なお、シリア・クルド国民評議会は以下の組織から構成されている。

シリア・クルディスタン・イェキーティー党(スライマーン・ウースー)
シリア・クルディスタン民主党(サウード・ムッラー)
シリア・クルド改革運動(ファイサル・ユースフ)
シリア・クルド民主平等党(ニウマト・ダーウード)
シリア・クルド国民民主党(ターヒル・サフーク)
シリア・クルド民主党(パールティー)(アブドゥルハキーム・バッシャール)
シリア民主統一党(民主イェキーティー(ハッジャール・アリー)
クルディスタン民主統一党(カーミーラーン・ハーッジ・アブドゥー)
シリア・クルド民主左派党(シャッラール・カッドゥー)
シリア・クルディスタン左派党(マフムード・ムッラー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流(スィヤーマンド・ハッジュー)
シリア・クルド・ムスタクバル潮流総合関係局派(ナーリーン・マティーニー)
シリア・ヤズィーディー評議会党(マズキーン・ユースフ)
シリア・クルディスタン前衛パールティー(イスマーイール・ハッサーフ)

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県東部でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、親政権民兵11人死亡(2020年12月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある県東部のムライジブ・ジュムラーン村一帯で、シリア軍、親政権民兵(国防隊)、ロシアの支援を受ける民兵がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を実施した。

これに対して、ダーイシュは、ラスム・アブー・マイヤール村、ジュッブ・アブヤド村、シャッハーティーヤ村、ティワール・カイスーム村、ラスム・シーバ村に激しい反撃を加え、国防隊兵士11人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市のラッカ中央刑務所に収監中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが脱獄を試みたが、刑務所守衛がこれを阻止した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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トルコがアゼルバイジャンに派遣していたシリア人傭兵825人が新たに帰還(2020年12月15日)

シリア人権監視団は、トルコがナゴルノ・カラバフ地方に派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)のうち約825人が、11月26日以降新たにシリア北部のトルコ占領地域に帰還したと発表した。

ナゴルノ・カラバフ地方に派遣されたシリア人傭兵の数は2,580人に達していたが、これによって帰還した傭兵は約2,070人(342人が任務を放棄して帰還していた)となった。

また、戦闘が始まった9月27日以降に死亡したシリア人傭兵は514人、行方不明は240人に達しているという。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で、シリア政府支配地域にいたる通行所の開放を求めるデモ(2020年12月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市でカハーウィー交差点で住民(アラブ系のシュアイタート部族)がデモを行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって拘束された逮捕者の釈放、自治局やシリア民主軍の汚職撲滅、食糧や燃料の供給確保、シリア政府支配地域にいたる通行所の開放を求めた。

https://www.syriahr.com/wp-content/uploads/2020/12/%D8%A7%D9%84%D8%AF%D9%8A%D8%B1.mp4?_=1

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市一帯を砲撃(2020年12月15日)

ラッカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サイダー村、M4高速道路沿線、ハーリディーヤ村、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県フール・キャンプで、シリア民主軍の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡(2020年12月15日)

ハサカ県では、SANA(12月15日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプ(第3区)で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

また、米軍が違法に基地を設置しているサバーフ・ハイル村近くでシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方各所を砲撃(2020年12月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、バイニーン村、ルワイハ村、カドゥーラ村などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、スーマリーヤ地区の長距離タクシー発着場(カラジャート)近くで爆弾が発見され、治安部隊が現場を封鎖し、撤去作業を行った。

撤去作業中に爆弾を爆発させる音が聞こえたが、死傷者はなかった。

死傷者は亡かった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県16件、ラタキア県15件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を15件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 15, 2020、ANHA, December 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 15, 2020、Reuters, December 15, 2020、SANA, December 15, 2020、SOHR, December 15, 2020などをもとに作成。

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シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルバースィーヤ市でPKKとペシュメルガ・ロジャヴァが交戦、同市内にあるクルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受ける(2020年12月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市で、民主統一党(PYD)の姉妹組織であるトルコのクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーと、シリア・クルド国民評議会の民兵組織であるペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員が交戦、PKKメンバー1人、ペシュメルガ・ロジャヴァの戦闘員1人が死亡した。

ペシュメルガ・ロジャヴァは、イラク・クルディスタン自治政府憲兵隊(ゼルヴァーニ)の傘下に置かれている。

その数時間後、同市内にあるシリア・クルド国民評議会の事務所が武装集団の発砲を受けた。

クルド国民評議会はイラク・クルディスタン自治政府と良好な関係にある。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ヒムス県北東部でシリア軍とダーイシュが激しく交戦、ロシア軍の爆撃続く(2020年12月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県、ラッカ県との県境に位置するバシャリー山一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

また、ロシア軍戦闘機がバシャリー山一帯から、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県の県境に至る砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して激しい爆撃を継続した。

爆撃回数は13日と合わせて40回以上に達しているという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるムサッラブ村で国防隊を要撃し、兵士2人を殺害した。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市一帯でトルコ軍、国民軍がシリア民主軍と激しく交戦(2020年12月14日)

ラッカ県では、ANHA(12月14日付)とシリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線に侵入、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がこれに応戦し、激しい戦闘となった。

これを受けて、トルコ軍と国民軍がマアラク村、M4高速道路沿線、サイダー村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、アイン・イーサー市内にあるロシア軍基地の前では、北・東シリア自治局の支持者や住民がデモを行い、同市一帯へのトルコ軍の攻撃に対するロシア軍の沈黙に抗議し、介入を求めた。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159631038203115

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、国民軍に所属するシャーム戦線とハムザ師団が13日に双方のメンバーを拘束し、緊張が高まったことを受けて、国民軍の憲兵隊が介入し、兵力の引き離しを行った。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が北・東シリア自治局の支配地域下のハサカ県からイラク領内に移動(2020年12月14日)

ハサカ県では、SANA(12月14日付)がヤアルビーヤ町一帯の住民の話として伝えたところによると、北・東シリア自治局の支配地域から、原油を積んだ米軍のタンクローリー約35輌が、違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月14日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジャズラト・ブーハミード村一帯で、シリア民主軍の車列が、武装集団の襲撃を受け、兵士3人が死亡した。

一方、北・東シリア自治局の支配下にあるルワイシド村は、住民が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による犯罪行為と米軍による石油盗掘に抗議するデモを行い、ダイル・ザウル県とハサカ市を結ぶハラーフィー街道でタイヤを燃やすなどして封鎖し、抗議の意思を示した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市内で、武装集団が、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員の自宅を襲撃し、隊員を殺害、妻に暴行を受けて、重傷を負わせた。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で136人、北・東シリア自治局支配地域で支配地域で85人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で139人、政府は公共の場所でのマスク着用を義務化、北・東シリア自治局支配地域で85人(2020年12月14日)

フサイン・アルヌース内閣の新型コロナウィルス感染症対策チームの会合が開催され、国営機関、公共交通機関、屋内の市場、ショッピング・センター、店舗、パン販売所でのマスク着用を義務づけることを決定、各県の県知事に対して本決定を実施するために必要な措置を関係機関と協力して講じるよう指示した。

また、保健省は政府支配地域で新たに136人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者56人が完治し、12人が死亡したと発表した。

なお、前日(12月13日)の新型コロナウイルス感染者数は152人、感知者数は57人、死亡数は14人だった。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計9,302人、うち死亡したのは530人、回復したのは4,432人となった。

SANA(12月14日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、12月14日現在の同地での感染者数は計7,533人、うち死亡したのは234人、回復したのは1,078人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性46人、女性39人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市8人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市10人、ダルバースィーヤ市5人、ルマイラーン町2人、アームーダー市1人、ラッカ県のラッカ市11人、タブカ市22人、アレッポ県のマンビジュ市4人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)17人。

ANHA(12月14日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月14日に新たに139人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、267人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡25人、ハーリム郡43人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡18人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡9人、アフリーン郡22人、アアザーズ郡15人。

これにより、同地での感染者数は計18,774人、うち回復したのは9,330人、死亡したのは257人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1468118183393068/

AFP, December 14, 2020、ACU, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年12月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、後者の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯で交戦、シリア軍がスフーフン村、バーラ村、ファッティーラ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市にある空軍情報部の施設と徴兵センターの近くに仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県23件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は35件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 14, 2020、ANHA, December 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 14, 2020、Reuters, December 14, 2020、SANA, December 14, 2020、SOHR, December 14, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して70回以上の爆撃を実施(2020年12月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して70回以上の爆撃を実施した。

また、同地ではシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、シリア軍兵士7人とダーイシュ・メンバー15人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、国防隊が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸の砂漠地帯(ファイダト・ブン・ムワイニア地区)でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を開始したが、ダーイシュが仕掛けた地雷の爆発で民兵3人が負傷した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町で国民軍に所属するヌールッディーン・ザンキー運動とダマスカス郊外県東グータ地方からの強制移住者が交戦(2020年12月13日)

ANHA(12月13日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町で国民軍と、ダマスカス郊外県東グータ地方からの強制移住者(国内避難民(IDs))が交戦し、双方に死傷者が出た。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ヌールッディーン・ザンキー運動と東グータ地方出身の戦闘員。

ヌールッディーン・ザンキー運動がダマスカス郊外県ザマルカー町から避難してきた国内避難民(IDPs)を拘束したのがきっかけで、2人が死亡、8人が負傷した。

事態を収拾するため、国民軍の憲兵隊が介入した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020、December 14, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2020年12月13日)

ラッカ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月13日付)によると、トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、スーガーニカ村、シャワーリガ村、タートマラーシュ村を砲撃した。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はウスマーン・モスクでのアサド大統領の演説を「現実を捉えていない」と批判(2020年12月13日)

北・東シリア自治局は声明を出し、12月7日にアサド大統領がダマスカス県のウスマーン・モスクでの宗教関係省の拡大会合での演説に関して、シリアの現状を充分に捉えていないと非難した。

北・東シリア自治局は声明のなかで、アサド大統領の演説を以下のように批判した。

「シリア大統領が幾つかの問題に関して行ったコメントは…、シリの現実を充分に捉えておらず、シリアに存在する主要な多様性に反している。それは、シリアとその国民の利益を追求したいと主張するすべての当事者に対して必要な開放性を何ら表現していない。

シリアにおける多元性や多様性についての彼の言説は、シリアを一色に限定し、純粋にアラブ的な性格を与えようとするものである。それは、シリアにおいて必要とされる変化、そして新たなシリアを建設しようとする努力と合致していない。純粋なアラブ性をめざすこうした狭量な捉え方は、シリアにもともと存在するそれ以外の集団への明確な否定であり、こうした集団、文化、そしてクルド人、シリア正教徒、アルメニア教徒、コーカサス人などからなるこの小さなるつぼにおけるシリアの実際の多様性を打ち消そうとするものだ。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハサカ県でシリア民主軍が狙われ3人死亡(2020年12月13日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月13日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

また、ブサイラ市近郊では、シリア民主軍が路上に仕掛けられていた爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士複数人が負傷した。

さらに、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町郊外のウマル油田に向かう街道で、シリア民主軍の車輌の通過に合わせて路側に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(12月13日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市のハラーフィー街道の脇に仕掛けられていた爆弾の爆発でシリア民主軍の兵士複数人が負傷した。

一方、ANHA(12月13日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、イラク人難民が2人組の武装集団によって殺害された。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で188人(2020年12月13日)

反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月13日に新たに188人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、187人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡11人、イドリブ郡32人、ハーリム郡68人、アリーハー郡9人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡4人、バーブ郡13人、アフリーン郡26人、アアザーズ郡19人。

これにより、同地での感染者数は計18,635人、うち回復したのは9,063人、死亡したのは257人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1467443823460504/

AFP, December 13, 2020、ACU, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県、ラタキア県で交戦(2020年12月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、M4高速道路沿線に位置する「決戦」作戦司令室支配下のナイラブ村一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦し、双方に死傷者が出た。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村、カンスフラ村、バイニーン村を砲撃、同地一帯で両者が交戦した。

一方、「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路沿線のアイン・ハムラー村にあるシャーム解放機構の検問所をオートバイに乗った武装集団が攻撃し、戦闘員1人を殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるバイト・ハサヌー村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタッル・スルール村、カッラト・ウマル村、下シュマイル村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県16件、ラタキア県11件、アレッポ県4件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, December 13, 2020、ANHA, December 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 13, 2020、Reuters, December 13, 2020、SANA, December 13, 2020、SOHR, December 13, 2020などをもとに作成。

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米軍のM2ブラッドレー歩兵戦闘車からなる部隊が、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県ルマイラーン油田一帯でパトロールを実施(2020年12月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍のM2ブラッドレー歩兵戦闘車からなる部隊が、北・東シリア自治局の支配下にあるルマイラーン油田一帯でパトロールを実施した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にある東ガリーバ村で正体不明の武装集団が住民を撃って、殺害した。

AFP, December 12, 2020、ANHA, December 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2020、Reuters, December 12, 2020、SANA, December 12, 2020、SOHR, December 12, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ県、ラッカ県北部を砲撃(2020年12月12日)

アレッポ県では、ANHA(12月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、反体制メディア活動家が、オートバイに乗った2人組の襲撃を受けて、死亡した。

この活動家は、バーブ市北の墓地で、新型コロナウイルス感染症による死者を撮影、感染拡大の実態についての調査レポートを公開しようとしていたが、殺害される直前に何度も脅迫を受けていたという。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月12日付)によると、殺害されたのは、トルコ国営放送(TRT)の記者として働いていたフサイン・ハッターブ氏。

ハッターブ氏は殺害される数時間前、フェイスブックのアカウントで、自らが脅迫を受けているとカッバースィーン村の警察(いわゆる自由警察)に相談したことを明らかにした。

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ラッカ県では、ANHA(12月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のフライワ村で国民軍に所属するスルターン・ムラード師団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に内通していたとして追跡していた住民に発砲、負傷させた。

AFP, December 12, 2020、ANHA, December 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2020、Reuters, December 12, 2020、SANA, December 12, 2020、SOHR, December 12, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で130人、北・東シリア自治局支配地域で80人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で66人(2020年12月12日)

保健省は政府支配地域で新たに130人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者76人が完治し、15人が死亡したと発表した。

これにより、12月12日現在の同地での感染者数は計9,041人、うち死亡したのは506人、回復したのは4,319人となった。

SANA(12月12日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、12月12日現在の同地での感染者数は計7,448人、うち死亡したのは227人、回復したのは1,072人となった。

新規感染者の内訳は、男性44人、女性36人。

ANHA(12月12日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月12日に新たに66人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、105人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡14人、イドリブ郡6人、ハーリム郡15人、アリーハー郡7人、アレッポ県スィムアーン山郡1人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡20人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計18,447人、うち回復したのは8,876人、死亡したのは253人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1466659546872265/

AFP, December 12, 2020、ACU, December 12, 2020、ANHA, December 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2020、Reuters, December 12, 2020、SANA, December 12, 2020、SOHR, December 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍がラタキア県カッバーナ村一帯を爆撃(2020年12月12日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、ハルーバ村、フライフィル村、カンスフラ村、バイニーン村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室も、シリア政府の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市、ミラージャ村砲撃した。

また、ダール・カビーラ村一帯でシリア軍を狙撃し、兵士1人を殺害した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市で、同組織に自治を委託されているシリア救国内閣所属の検察官が正体不明の武装集団に撃たれて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のマナーラ村(タンジャラ村)一帯で砲撃戦を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍を狙撃、兵士1人を殺害した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市東のマアダーン町近郊の砂漠地帯で、親政権民兵の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、4人が死亡、3人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある東ガーリヤ村でシリア軍第4師団の兵士が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡した。

また、ジャースィム市でも第4師団が狙われ、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を39件(イドリブ県24件、ラタキア県5件、アレッポ県5件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, December 12, 2020、ANHA, December 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2020、Reuters, December 12, 2020、SANA, December 12, 2020、SOHR, December 12, 2020などをもとに作成。

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国民軍東部自由人連合を構成する5つの武装集団が「独裁的な司令部の政策」に抗議するとして、活動中止を宣言、トルコと国民軍司令部に事態を打開するために介入するよう要請(2020年12月11日)

トルコの占領下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部で活動する国民軍に所属する東部自由人連合を構成する5つの武装集団が、共同声明を出し、「独裁的な司令部の政策」に抗議するとして、活動中止を宣言、トルコと国民軍司令部に事態を打開するために介入するよう要請した。

共同声明を出したのは、スンナの鷹旅団、カーディスィーヤ旅団、ハッターブ旅団、アフル・アサル旅団、アブー・カドリー集団。

シリア人権監視団が発表した。

AFP, December 11, 2020、ANHA, December 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2020、Reuters, December 11, 2020、SANA, December 11, 2020、SOHR, December 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍・国民軍とシリア民主軍がラッカ県アイン・イーサー市一帯で交戦(2020年12月11日)

ラッカ県では、ANHA(12月11日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線に潜入しようとした国民軍を撃退した。

これに対して、国民軍を支援するトルコ軍が同地一帯を激しく砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(12月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, December 11, 2020、ANHA, December 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2020、Reuters, December 11, 2020、SANA, December 11, 2020、SOHR, December 11, 2020などをもとに作成。

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