スワイダー県で「ゴラン高原はアサドが売った」などと書かれた落書きが発見される(2019年3月28日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月28日付)は、スワイダー県東部タルバー村のバアス党施設の壁に、アサド大統領を非難する落書きが書かれているのが発見されたと伝え、その写真を公開した。

写真には、「アサドは倒れる」、「アサドは裏切り者」、「ゴラン(高原)はアサドが売った」などといった落書きが写っている。


AFP, March 28, 2019、ANHA, March 28, 2019、AP, March 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2019、al-Hayat, March 29, 2019、Reuters, March 28, 2019、SANA, March 28, 2019、UPI, March 28, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構はダイル・ザウル県で初の特殊作戦を実施、シリア軍将兵2人を殺害したと発表(2019年3月28日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構は声明を出し、ダイル・ザウル県内で3月25日に、シリア軍第4師団に対する初の特殊作戦を実施したと発表した。

声明によると、シャーム解放機構は、シリア軍第4師団の士官からなる一団を監視・追跡し、ダイル・ザウル県内のシリア政府支配地域(ユーフラテス川西岸)にあるシリア軍の兵舎に潜入、戦闘の末にシリア軍士官1人を含む2人を殺害、多数を負傷させたという。

AFP, March 28, 2019、ANHA, March 28, 2019、AP, March 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2019、al-Hayat, March 29, 2019、Reuters, March 28, 2019、SANA, March 28, 2019、UPI, March 28, 2019などをもとに作成。

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ヨルダンに逃亡していた「自由シリア軍」元司令官が帰国し、親政権民兵を組織(2019年3月28日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月28日付)は、「自由シリア軍」の元司令官で、シリア政府による南西部制圧(2018年半ば)を受けて、ヨルダンに逃亡していたイマード・アブー・ズライク氏が、シリアに帰国し、軍事情報局との連携のもとに新たな民兵を結成する準備を進めている、と伝えた。

この民兵は約1,000人の戦闘員から構成され、そのほとんどは最近になってヨルダンから帰国したダルアー県各地出身の元反体制武装集団戦闘員だという。

アブー・ズライク氏本人もダルアー県ナスィーブ村出身。

ヨルダンに逃亡後、ロシアおよびシリア政府と接触、ヨルダンの諜報機関もこれを承知していたという。
https://eldorar.com/sites/default/files/u1370/55473475_552532018590539_469948775998160896_n.jpg

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ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(3月28日付)によると、東グータ地方のカフルバトナー町内で治安当局が強制捜査を行い、指名手配中の男性(兵役忌避者)12人を拘束した。

AFP, March 28, 2019、ANHA, March 28, 2019、AP, March 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2019、al-Hayat, March 29, 2019、Reuters, March 28, 2019、SANA, March 28, 2019、Sawt al-‘Asima, March 28, 2019、UPI, March 28, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県でシャーム解放機構などの拠点を砲撃(2019年3月28日)

イドリブ県では、SANA(3月28日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、フワイン村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(3月28日付)によると、シリア軍がシャリーア村、サフル丘にあるシャーム解放機構などの拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県2件、イドリブ県1件、ラタキア県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(アレッポ県4件、イドリブ県6件、ラタキア県1件、ハマー県2件)確認した。

AFP, March 28, 2019、ANHA, March 28, 2019、AP, March 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2019、al-Hayat, March 29, 2019、Reuters, March 28, 2019、SANA, March 28, 2019、UPI, March 28, 2019などをもとに作成。

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YPG報道官「誰も、武力を行使すると脅迫して、我々に何かを押しつけることはできない」(2019年3月27日)

人民防衛部隊(YPG)総司令部のライドゥール・ハリール報道官は「脅迫の時は終わった。誰も、武力を行使すると脅迫して、我々に何かを押しつけることはできない」と述べた。

ハリール報道官はまた「政治的解決、そして対話はシリア民主軍の当初からの選択肢で、それは撤回しない…。それがすべての当事者にとって最善の道だ」と強調した。

クルディスタン24(3月27日付)が伝えた。

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アフリーン解放軍団は声明を出し、トルコの占領下にあるアフリーン市アシュラフィーヤ地区で、「アフリーン憲兵隊」を名のる反対武装集団の車輌を攻撃し、その司令官を殺害したと発表した。

ANHA(3月27日付)が伝えた。

AFP, March 27, 2019、ANHA, March 27, 2019、AP, March 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2019、al-Hayat, March 28, 2019、Kurdistan 24, March 27, 2019、Reuters, March 27, 2019、SANA, March 27, 2019、UPI, March 27, 2019などをもとに作成。

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アアザーズ市近郊の国内避難民キャンプ閉鎖、バッル村に移転(2019年3月27日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月27日付)によると、アアザーズ市地元評議会は、同市東部のフール市場地区に設置されていたタダームン避難民キャンプを閉鎖し、収容されていた避難民をバッル村のキャンプに移動させると発表した。

AFP, March 27, 2019、ANHA, March 27, 2019、AP, March 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2019、al-Hayat, March 28, 2019、Reuters, March 27, 2019、SANA, March 27, 2019、UPI, March 27, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県で反体制武装集団の無人航空機1機を撃墜(2019年3月27日)

ハマー県では、SANA(3月27日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町上空から飛来してきた無人航空機1機を撃破、また同地一帯の反体制武装集団の拠点を砲撃した。

この無人航空機は爆弾を搭載していたという。

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アレッポ県では、SANA(3月27日付)によると、シリア政府支配下のタッル・ジャニーン村に反体制武装集団が残した地雷に住民が触れて爆発、9人が死亡、3人が負傷した。

ANHA(3月27日付)によると、バーブ市近郊のカッバースィーン村からの国内避難民の子供が、タッル・リフアト市近郊のファーフィーン村(シリア政府、北・東シリア自治局共同統治下)でダーイシュ(イスラーム国)が残した地雷に触れて大怪我を負い、トルコ占領下のアフリーン市内の病院に搬送された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県6件、イドリブ県2件、アレッポ県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(アレッポ県8件、ラタキア県2件、ハマー県3件、イドリブ県6件)確認した。

AFP, March 27, 2019、ANHA, March 27, 2019、AP, March 27, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2019、al-Hayat, March 28, 2019、Reuters, March 27, 2019、SANA, March 27, 2019、UPI, March 27, 2019などをもとに作成。

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シリア政府とシャーム解放機構(アル=カーイダ)が拘留者3人の解放とシリア軍兵士の集団墓地を示した地図を交換することで合意、ホワイト・ヘルメットが拘留者の身柄を引き取る(2019年3月26日)

シリア政府は、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構との交渉の末、5年前から拘束している男性2人と女性1人を解放する見返りとして、イドリブ県東部の集団墓地の所在を示した地図を受け取ることで合意した。

これを受け、アレッポ県南部のアイス村の通行所で、シリア赤新月社がホワイト・ヘルメットのメンバーが3人の身柄を引き渡した。

なお、シャーム解放機構が提供した地図には、イドリブ県東部での戦闘で死亡したシリア軍兵士が埋葬されている墓地の一が示されているという。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)が伝えた。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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反体制派が、トランプ米大統領がゴラン高原に対するイスラエルの主権を承認する大統領に署名したことに初めて意見を表明(2019年3月26日)

トルコの支援を受け、アレッポ県北部で活動を続ける国民解放戦線は声明を出し、ドナルド・トランプ米大統領が25日にシリア領ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認める大統領令に署名したことに関して「完全に拒否し、批判する」と表明した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)によると、反体制派のなかで、トランプ大統領の決定に対する意思を表明したのはこれが初めて。

国民解放戦線はまた「ゴラン高原は、関連する国際法に基づくと、占領下にあるシリアの領土で、現状を押しつけるような試みはこの事実を変更することはない」と付言した。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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マヤーディーン市(ダイル・ザウル県)で国防隊の本部が自爆攻撃を受け、13人死亡(2019年3月26日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)によると、マヤーディーン市になる国防隊の本部が、自爆攻撃を受け、なかにいた民兵13人が死亡、15人が負傷した。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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バーブ市(アレッポ県)東方のバーブ軍事評議会(YPG主体のシリア民主軍所属)拠点をトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が砲撃(2019年3月26日)

アレッポ県では、ANHA(3月26日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、バーブ市の東に位置するシャイフ・ナースィル村(クルト・ワイラーン村)、クールフユーク村、ブーガーズ村にあるバーブ軍事評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属)の拠点を砲撃した。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県、イドリブ県、ハマー県でシャーム解放機構などと交戦、砲撃により子供2人が死亡(2019年3月26日)

アレッポ県、ANHA(3月26日付)によると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、アレッポ市ラーシディーン地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃、これに対してシリア軍もアレッポ市西の反体制派支配地域(ラーシディーン地区、科学研究センター地区)、同市南のジャズラーヤー村、ザンマール町、同市北のハイヤーン町を砲撃した。

ジャズラーヤー村とザンマール町に対するシリア軍の砲撃で、子供1人が死亡、住民多数が負傷した。

反体制武装集団とシリア軍はまた、アレッポ市北西一帯、同市西部のザフラー地区、ラーシーディーン地区で交戦した。

一方、SANA(3月26日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区に着弾し、住宅などに被害が出た。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)によると、シリア軍がシャイフ・イドリース村を砲撃、砲弾が村の学校を直撃し、子供1人が死亡した。

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ハマー県では、SANA(3月26日付)によると、シリア軍がラハーヤー村一帯に潜入しようとしたシャーム解放機構に砲撃を加えた。

シリア軍はまた、ズィヤーラ町、カフルヌブーダ町一帯でトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はカフルズィーター市、ラターミナ町、ジスル・バイト・ラース村、フワイズ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、ザルズール村、ファルジャ村、フワイン村、サハール村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(ラタキア県7件、イドリブ県4件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(アレッポ県5件、ラタキア県4件、ハマー県4件、イドリブ県2件)確認した。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 26, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダから離反したヌールッディーン・ザンキー運動はトルコの求めに応じ、組織を解体し、国民軍マジド軍団第3旅団として再編(2019年3月25日)

ヌールッディーン・ザンキー運動は声明を出し、組織を完全解体し、国民軍のマジド軍団第3旅団として再編したと発表した。

『イェニ・シャファク』(1月30日付)は、ヌールッディーン・ザンキー運動が1月にシャーム解放機構との抗争に敗れ、トルコのアレッポ県アフリーン郡に敗走した際、トルコ軍高官らとの会合で、組織を再編するように求められていたと報じていたが、完全解体と第3旅団への再編はこれに応じた動き。

ヌールッディーン・ザンキー運動は、「穏健な反体制派」としてドナルド・トランプ前米政権の支援を受け、アレッポ市などで活動していた組織。

2016年末に同市が同市東部地区がシリア政府の支配下に復帰して以降は、イドリブ県やアレッポ県西部に活動の場を移し、2017年1月にシャーム解放機構の設立に参加していたが、その後脱退した。

2018年半ばには、シャーム軍団が中心となって結成した国民解放戦線にシャーム自由人イスラーム運動とともに加入し、トルコの傘下に身を置くようになったが、今年1月にシャーム解放機構との抗争に敗れ、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域を追われた。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019、Yeni Safak, March 26, 2019などをもとに作成。

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マンビジュ市(アレッポ県)でダーイシュによると思われる集団がマンビジュ軍事評議会(YPG主体のシリア民主軍所属)の検問所を攻撃し、7人を殺害(2019年3月25日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会は声明を出し、アレッポ県マンビジュ市の西部入口に設置されている検問所が武装集団の攻撃を受け、マンビジュ軍事評議会の戦闘員7人が殺害された。

マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官は、この攻撃がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルによる犯行だとの見方を示している。

『ハヤート』(3月26日付)が伝えた。

AFP, March 26, 2019、ANHA, March 26, 2019、AP, March 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2019、al-Hayat, March 27, 2019、Reuters, March 26, 2019、SANA, March 26, 2019、UPI, March 26, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構との衝突で避難民1人が死亡、関係者の処罰などを骨子とする和解合意が交わされる(2019年3月25日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月25日付)によると、軍事・治安権限を握るシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構が、ハマー県ラターミナ町からの避難民の処遇をめぐる対立を解消するための合意を避難民キャンプの名士と交わした。

対立は、県北部のアティマ村・アクラバート村間に設置されたシャーム解放機構の検問所近くで避難民の青年がオートバイで子供1人をはねたことに端を発していた。

この青年が検問所で尋問を受けると、青年の親戚が検問所に詰め寄り、駐留していたシャーム解放機構メンバーと戦闘になったという。

この戦闘で、子供をはねた青年は死亡、シャーム解放機構メンバー1人も死亡した。

事件を受け、シャーム解放機構は地元名士と和解に向けて折衝を行い、青年を死亡にいたらしめた関係者の処罰などについて合意したという。
https://eldorar.com/sites/default/files/u1370/photo_2019-03-25_22-13-49.jpg

AFP, March 25, 2019、ANHA, March 25, 2019、AP, March 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2019、al-Hayat, March 26, 2019、Reuters, March 25, 2019、SANA, March 25, 2019、UPI, March 25, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はロシアにダーイシュ・メンバーの子供3人の身柄を引き渡す、米国もアルジェリアにダーイシュ・メンバー29人を移送(2019年3月25日)

北・東シリア自治局のアブドゥルカリーム・ウマル渉外関係局共同議長(外務大臣に相当)は、ハサカ県カーミシュリー市で記者会見を開き、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が拘束したダーイシュ(イスラーム国)のロシア人メンバーの子供3人(7歳児2人、5歳児1人)の身柄をロシア議員使節団に引き渡したことを明らかにした。

ANHA(3月25日付)が伝えた。

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アルジェリア紙『ナハール』(3月25日付)は、複数の治安筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)のアルジェリア人メンバー29人を乗せた米軍の軍用機1機が18日に、ウアリ・ブーメディアン空港に到着、アルジェリアの治安機関が29人の身柄を引き取ったと伝えた。

AFP, March 25, 2019、ANHA, March 25, 2019、AP, March 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2019、al-Hayat, March 26, 2019、al-Nahar (Algeria) , March 25, 2019、Reuters, March 25, 2019、SANA, March 25, 2019、UPI, March 25, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県でシャーム解放機構などと交戦、スワイダー県でダーイシュ残党5人を殺害(2019年3月25日)

ハマー県では、SANA(3月25日付)によると、シリア軍がシャリーア村、カルアト・マディーク町一帯、フワイズ村一帯から反体制武装集団の砲撃を受け、これに応戦した。

シリア軍はまた、ラターミナ町一帯で活動するイッザ大隊(イッザ軍)の拠点を攻撃、これを破壊した。

シリア軍はさらに、カッバーリーヤ村方面に潜入しようとしたシャーム解放機構などを撃退した。

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スワイダー県では、SANA(3月25日付)によると、県東部の岩石砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の残党の追撃を続けるシリア軍が、ダーイシュ・メンバー5人を殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(アレッポ県6件、イドリブ県1件、ラタキア県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(アレッポ県3件、イドリブ県3件、ラタキア県11件、ハマー県6件)確認した。

AFP, March 25, 2019、ANHA, March 25, 2019、AP, March 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2019、al-Hayat, March 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 25, 2019、Reuters, March 25, 2019、SANA, March 25, 2019、UPI, March 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア国防省:2月末にダイル・ザウル県でロシア軍が要撃を受け、3人死亡(2019年3月25日)

ロシア国防省は声明を出し、ダイル・ザウル県で2月末、ロシア軍部隊が人道支援搬送の任務を終えて、帰還する途中で、武装集団の要撃を受け、兵士3人が死亡したと発表した。

AFP, March 25, 2019、ANHA, March 25, 2019、AP, March 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2019、al-Hayat, March 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 25, 2019、Reuters, March 25, 2019、SANA, March 25, 2019、UPI, March 25, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア両軍の攻撃で13万1934人が避難、186人が死亡(2019年3月24日)

シリア対応調整者は声明を出し、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア両軍の攻撃によって、2月2日から3月23日までの約1ヶ月半の間に、13万1934人がトルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域(アレッポ県北部)への避難を余儀なくされていると発表した。

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/posts/2584091091635596?__xts__%5B0%5D=68.ARAix87yj_LNZ6Z9rtKw8SudD_bub2Umz7owvZLDdVeh3QgQloZoYTXQ-xdS-RsK2jPOFpEuoTGV9X2ShL2iOg-z_jtCjv_17rK4PJ32FdHpAh28dWe_-KpSsME1_0o2LoPkDzo5z9J0MnWfibk2OBv55MzLeCPrl1G8ng8Hg_5EFs-MUJsqV4sC0DlWU95gx2wEt4lZORqtWxTyfTqT458_Z4AUNtGd60oST1DA6igs3XOaWf8c3A8K-lYph7Lb-c6OYnDXqZsG-LCEaAXJFz1W7WEpWXzmgRH5JjZgAM3UODbDa1LdJ52dMPYmtP6UFn4-xF2DtTo_-OpJ0jH7J0FQ4RJs&__tn__=-R

またこの間、子供71人を含む民間人186人が死亡したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月24日付)が人権活動家筋から得た情報によると、死者は約250人(うち子供60人、女性47人)にのぼっているという。

AFP, March 24, 2019、ANHA, March 24, 2019、AP, March 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2019、al-Hayat, March 25, 2019、Munassiqu Istijaba Suriya, March 24, 2019、Reuters, March 24, 2019、SANA, March 24, 2019、UPI, March 24, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北部で反体制武装集団を攻撃し、6人を殺害(2019年3月24日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、21日から23日にかけて、アフリーン市アシュラフィーヤ地区、タッル・マーリド村(マーリア市近郊)、キーマール村(シーラーワー町近郊)でシャーム軍団、ハムザ師団などの拠点を攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(3月24日付)が伝えた。

AFP, March 24, 2019、ANHA, March 24, 2019、AP, March 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2019、al-Hayat, March 25, 2019、Reuters, March 24, 2019、SANA, March 24, 2019、UPI, March 24, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県、ハマー県でシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党と交戦(2019年3月24日)

イドリブ県では、SANA(3月24日付)によると、シリア軍がジャルジャナーズ町一帯にあるシャーム解放機構などの拠点を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(3月24日付)によると、シリア軍がサルマーニーヤ村一帯を移動するトルキスタン・イスラーム党を攻撃した。

シリア軍はまた、カルカート村一帯を移動するシャーム解放機構に対しても攻撃を加えた。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月24日付)によると、アレッポ市ハムダーニーヤ地区でシリア軍士官(中尉)が地元人民諸委員会のメンバー数人と口論となり、銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ハマー県3件、ラタキア県2件、イドリブ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を22件(ハマー県12件、イドリブ県5件、アレッポ県4件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, March 24, 2019、ANHA, March 24, 2019、AP, March 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2019、al-Hayat, March 25, 2019、Reuters, March 24, 2019、SANA, March 24, 2019、UPI, March 24, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県で脱獄したダーイシュ・メンバーとシリアのアル=カーイダの治安部隊が交戦、ダーイシュ・メンバー4人が投降を拒否して自爆(2019年3月23日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月24日付)によると、ビンニシュ市で23日夜、シャーム解放機構の治安部隊がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと交戦した。

戦闘は、イドリブ中央刑務所に対する13日のロシア軍の爆撃に乗じて脱獄したダーイシュ・メンバーが同地に潜伏しているとの情報を受け、治安部隊が強制捜査を行ったことによるもの。

戦闘は4時間にわたり続き、ダーイシュ・メンバー4人が投降を拒否して自爆した。

また、戦闘の巻き添えとなり、子供1人が死亡した。

なお、イドリブ中央刑務所から脱獄したダーイシュ・メンバーは数十人に達するという。

AFP, March 24, 2019、ANHA, March 24, 2019、AP, March 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2019、al-Hayat, March 25, 2019、Reuters, March 24, 2019、SANA, March 24, 2019、UPI, March 24, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配地各所でダーイシュに対するシリア民主軍の勝利を祝うデモや行進が行われる(2019年3月23日)

北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県コバネ(アイン・アラブ)市、ハサカ県タッル・ハミース市、タッル・クージャル(ヤアルビーヤ)町、ディルベ・スピーイェフ(カフターニーヤ)市、ダルバースィーヤ市、マアバダ(カルキールキー)町、ラッカ県カリ・スィビー(タッル・アブヤド)市などでは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるダイル・ザウル県バーグーズ村の完全解放とダーイシュ(イスラーム国)に対する勝利宣言を受けて、住民、シリア民主軍の勝利を祝うデモや行進を行った。



また、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市、カーミシュリー市、シリア政府の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区、トルコ占領下にあるアフリーン市でも、住民がダーイシュに対するシリア民主軍の勝利を祝うデモ集会を行った。

AFP, March 23, 2019、ANHA, March 23, 2019、AP, March 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2019、al-Hayat, March 24, 2019、Reuters, March 23, 2019、SANA, March 23, 2019、UPI, March 23, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュへの勝利を宣言(2019年3月23日)

人民防衛部隊(YPG)を主体とするシリア民主軍の総司令部は、ダイル・ザウル県南東部のウマル油田から声明を出し、同県南東部ユーフラテス川東岸に残っていたダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村を完全解放し、ダーイシュに勝利したと宣言した。

声明はマズルーム・アブディー(合同)総司令官が読み上げ、有志連合を主導する米軍士官、シリア民主軍傘下の武装組織の将兵、北・東シリア自治局高官、同自治区で活動する政党代表および名士が同席した。

声明において、シリア民主軍は、ダーイシュおよびアル=カーイダに対する戦いによって、500万人に近い住民を救い、5万2000平方キロを解放したと成果を鼓舞する一方、11万人以上の将兵が死亡したことを明らかにし、改めて弔意を示した。

また、シリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長も声明を読み上げ、シリア民主軍の勝利に祝意を示した。

なお、これに先立って、シリア民主軍のジヤー・フラート(合同)総司令官は、ダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了したバーグーズ村から声明を出し「我々はこの勝利を世界のすべての人民、とくにクルド人民、アラブ人、シリア正教徒に贈りたい」と宣言した。

一方、北・東シリア自治局はユーフラテス地域が声明を出し、シリア民主軍の勝利に祝意を示した。

AFP, March 23, 2019、ANHA, March 23, 2019、AP, March 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2019、al-Hayat, March 24, 2019、Reuters, March 23, 2019、SANA, March 23, 2019、UPI, March 23, 2019などをもとに作成。

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バーブ市近郊でYPG主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会とトルコの支援を受ける武装集団が交戦(2019年3月23日)

アレッポ県では、ANHA(3月23日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するバーブ軍事評議会が、バーブ市東のブーガーズ村、クールフユーク村の拠点に対する反体制武装集団(いわゆる「ユーフラテスの盾」作戦司令室)の攻撃を受け、これに応戦した。

AFP, March 23, 2019、ANHA, March 23, 2019、AP, March 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2019、al-Hayat, March 24, 2019、Reuters, March 23, 2019、SANA, March 23, 2019、UPI, March 23, 2019などをもとに作成。

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反体制派は有毒ガスを装填した砲弾でハマー県北部の2カ村を砲撃、21人が病院に搬送される(2019年3月23日)

ハマー県では、SANA(3月23日付)によると、反体制武装集団が県北部のラスィーフ村とアズィーズィーヤ村に対して、有毒ガスを装填した砲弾で砲撃を行い、住民21人が呼吸困難、炎症などを訴えて、スカイラビーヤ市にある国立病院に搬送された。

https://youtu.be/QGbv38ricfw

これに対して、シリア軍がナシャーマ村一帯のシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、カルアト・マディーク町からカリーム村方面に潜入しようとした反体制武装集団を迎撃した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月23日付)によると、空軍情報部がシリア政府との和解に応じたタウヒード軍の元総司令官マンハル・スルーフ・アッラーブ氏に暴行を加え、拘束した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(3月24日付)によると、空軍情報部は、2018年半ばにシリア政府との和解に応じたタウヒード軍のメンバー約300人に対してロシア当局(ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部)が発効したIDを没収した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ラタキア県10件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(アレッポ県3件、ハマー県5件、イドリブ県6件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, March 23, 2019、ANHA, March 23, 2019、AP, March 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2019、March 24, 2019、al-Hayat, March 24, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 23, 2019、Reuters, March 23, 2019、SANA, March 23, 2019、UPI, March 23, 2019などをもとに作成。

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PYDに近いANHAはYPG主体のシリア民主軍がバーグーズ村を完全解放したと改めて報じる(2019年3月22日)

北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(3月22日付)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が21日にダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川東岸に残っていたダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村を完全解放したと改めて伝えた。

AFP, March 22, 2019、ANHA, March 22, 2019、AP, March 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2019、al-Hayat, March 23, 2019、Reuters, March 22, 2019、SANA, March 22, 2019、UPI, March 22, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はアレッポ県でトルコの支援を受ける反体制派を攻撃し、10人を殺害(2019年3月22日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、19、20、21日にシーラーワー町近郊のジャルバラ村、アアザーズ市近郊のカルジャブリーン村でトルコの支援を受ける反体制武装集団の拠点や県、恩序を攻撃し、戦闘員10人を殺害、6人を負傷させたと発表した。

ANHA(3月22日付)が伝えた。

AFP, March 22, 2019、ANHA, March 22, 2019、AP, March 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2019、al-Hayat, March 23, 2019、Reuters, March 22, 2019、SANA, March 22, 2019、UPI, March 22, 2019などをもとに作成。

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イドリブ市で2度にわたり爆発が起き、シャーム解放機構メンバー多数と、同組織に自治を委託されているシリア救国内閣幹部が重傷(2019年3月22日)

イドリブ県では、ANHA(3月22日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市内で2回にわたり爆発が発生し、シャーム解放機構のメンバーが多数負傷した。

1度目の爆発は、フッラ交差点でシャーム解放機構のメンバーが乗った車を狙ったもので、乗っていたメンバー全員が重傷を負った。

2度目の爆発は、1度目の爆発の直後に、シャーム解放機構が反体制派支配地域の自治を委託しているシリア救国内閣の法務大臣を務めるムハンマド・カブカブジー氏が乗った車を狙って発生、カブカブジー氏は重傷を負って、トルコに搬送された。

AFP, March 22, 2019、ANHA, March 22, 2019、AP, March 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2019、al-Hayat, March 23, 2019、Reuters, March 22, 2019、SANA, March 22, 2019、UPI, March 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がイドリブ県カファルヤー町などを爆撃し、10人が死亡(2019年3月22日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月22日付)によると、ロシア軍戦闘機が、カファルヤー町の住宅街を爆撃し、子供3人と女性1人を含む10人が死亡、子供13人と女性1人を含む27人が負傷した。

カファルヤー町は隣接するフーア市とともに、12イマーム派(シーア派)が多く住んでいたが、2015年以降シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構などの包囲を受け、2018年半ばまでに住民全員がシリア政府支配地域に避難、その後は旧反体制派支配地域から退去した反体制武装集団とその家族が移住していた。

ロシア軍はまた、ハーン・シャフーン市、スィフヤーン村に対しても爆撃を行ったが、被害者は出なかった。

https://youtu.be/Bn5Mjx0je3o

ドゥラル・シャーミーヤによると、ロシア軍はまた、ハマー県北部に対しても爆撃、その際、マサースィナ村にあるシリア軍の検問所を誤爆したという。

SANA(3月22日付)によると、シリア軍がフワイン村、ウンム・ジャラール村、ファルジャ村、ウンム・ハラーヒール村からハマー県北部のシリア政府支配地域に潜入しようとしたシャーム解放機構などの反体制武装集団に対して砲撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県2件、ハマー県1件、イドリブ県2件、ラタキア県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を43件(アレッポ県6件、ハマー県24件、イドリブ県7件、ラタキア県6件)確認した。

AFP, March 22, 2019、ANHA, March 22, 2019、AP, March 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2019、al-Hayat, March 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 22, 2019、Reuters, March 22, 2019、SANA, March 22, 2019、UPI, March 22, 2019などをもとに作成。

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