ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(アレッポ県7件、ハマー県1件、ラタキア県18件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも7件(イドリブ県5件、ハマー県2件)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(アレッポ県7件、ハマー県1件、ラタキア県18件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも7件(イドリブ県5件、ハマー県2件)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 16, 2018をもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月15日付)を公開し、14日に難民87人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は7,294人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,976人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 15, 2018をもとに作成。
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トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は、アレッポ県マンビジュ市一帯地域の処遇をめぐる米国との行程表に関して、「トルコは現在、クルド人部隊(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG))がユーフラテス川東岸に完全撤退するのを待っている」と発表した。
カリン報道官はまた「トルコはまた、シリア危機を終わらせるための外交的な解決策を模索している」と付言した。
AFP, August 15, 2018、ANHA, August 15, 2018、AP, August 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2018、al-Hayat, August 16, 2018、Reuters, August 15, 2018、SANA, August 15, 2018、UPI, August 15, 2018などをもとに作成。
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ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)、ムーリク報道センター(8月15日付)は、複数の消息筋の話として、ハマー県北部に設置されている監視所に進駐しているトルコ軍部隊がムーリク市で、イドリブ県南部やハマー県北部の地元の名士らと会談したと伝えた。
会談に出席したのは、イドリブ県のタマーニア町、フワイン村、ウンム・ジャッラール村、ハマー県のアトシャーン村、スカイク村、ウンム・ハラーヒール村の名士たち。
会談では、イドリブ県の処遇に対するトルコ政府のヴィジョンが示され、トルコ軍士官の1人は「我々はテロを口実とするイドリブ県への砲撃を認めない。我々はこの問題に対処する」と述べたという。
また、トルコ軍士官らは「アサド軍の解放区への進軍はない。停戦合意は両当事者(ロシアとトルコ)の間で有効だ」と付言、監視所を対空兵器を配備し、シリア軍による爆撃に対処するとの意思を示した。
AFP, August 15, 2018、ANHA, August 15, 2018、AP, August 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2018、al-Hayat, August 16, 2018、Markaz Murik al-I’lami, August 15, 2018、Reuters, August 15, 2018、SANA, August 15, 2018、UPI, August 15, 2018などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(8月15日付)によると、トルコの実質占領下のアフリーン市のマフムーディーヤ地区で若者数十人が、トルコ軍や反体制武装集団の蛮行に抗議するデモを行った。
だが、部反体制武装集団は青年多数を拉致・連行し、デモを強制排除した。
また、ダマスカス郊外県東グータ地方から退去し、アフリーン郡に移住した住民らが、東部自由人連合と交戦した。
交戦に至った理由は不明。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターは声明を出し、トルコの実質占領下のアレッポ県アフリーン郡で12日、トルコ軍部隊とハムザ師団を攻撃し、10人を殺害したと発表した。
AFP, August 15, 2018、ANHA, August 15, 2018、AP, August 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2018、al-Hayat, August 16, 2018、Reuters, August 15, 2018、SANA, August 15, 2018、UPI, August 15, 2018などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(アレッポ県9件、ラタキア県8件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも1件(アレッポ県)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 15, 2018をもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月14日付)を公開し、13日に難民204人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は7,207人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,889人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2018をもとに作成。
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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はトルコの首都アンカラを訪問し、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談、シリア情勢、とりわけイドリブ県情勢への対応について意見を交わした。
会談後の共同記者会見で、ラブロフ外務大臣は、ロシア・トルコ両国がさまざまなチャンネルを通じて、テロ組織やシリア政府との和解を拒否した反体制武装集団への対応、イドリブ県での緊張緩和地帯設置にかかる合意の実施について協議しているとしたうえで、「イドリブ県の問題が協力を通じて解決されることを希望している」と述べた。
ラブロフ外務大臣は、トルコ側の取り組みに関して「(イドリブ県一帯での)監視所の設置により、事態は平静を保っている」としつつ、「だが最近になって、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による敵対的行為が生じ、シリア軍の陣地が砲撃を受けている。またフマイミーム航空基地を爆撃しようと、連日のように無人航空機が飛来している。それ以外にも同様の挑発行為が行われている」と述べた。
そのうえで、「シリア軍にはもちろん、こうした現象と戦う権利がある。なぜならそこはシリアの領土であって…、国連安保理決議第2254号に合致したものだからだ」と強調した。
一方、チャヴシュオール外務大臣は「テロリストが誰かを明確にしたうえで、彼らと戦わねばならない。イドリブ県全体に対して戦争をしかけたり、無差別爆撃をするのは正しくない…。テロリストがいるという口実で、イドリブ県全体、そして民間人を爆撃することは、虐殺を意味する…。テロリストと3万の民間人、反体制派戦闘員を区別すべき」と強調した。
『ハヤート』(8月15日付)などが伝えた。

AFP, August 14, 2018、ANHA, August 14, 2018、AP, August 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2018、al-Hayat, August 15, 2018、Reuters, August 14, 2018、SANA, August 14, 2018、UPI, August 14, 2018などをもとに作成。
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ドゥラル・シャーミーヤ(8月14日付)は、トルコで避難生活を送っているシリア難民多数が、帰国の準備をするよう電話で伝えられた、と報じた。
同サイトによると、シリア難民は、トルコの地方自治体職員と名乗る人物による固定電話からの連絡を受け、トルコの実質占領下にあるアレッポ県のアフリーン郡やジャラーブルス郡に帰還する準備をするよう告げられたという。
AFP, August 14, 2018、ANHA, August 14, 2018、AP, August 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2018、al-Hayat, August 15, 2018、Reuters, August 14, 2018、SANA, August 14, 2018、UPI, August 14, 2018などをもとに作成。
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アリー・アブドゥッラー国防大臣(兼軍武装部隊副司令官、中将)は、首都ダマスカスでUNDOF(国際連合兵力引き離し監視軍)のフランスィス・ヴィブ=サンズィリ(Francis Vib-Sanziri)司令官(ガーナ軍)、UNTSO(国際連合休戦監視機構)のクリスティン・ロンド(Kristin Lund)参謀長(ノルウェー軍)らからなる国連軍使節団と会談した。
SANA(8月14日付)によると、会談では、クナイトラ県ゴラン高原の兵力引き離し地域におけるシリア軍とUNDOFの連携のしくみなどについて意見が交わされた。

AFP, August 14, 2018、ANHA, August 14, 2018、AP, August 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2018、al-Hayat, August 15, 2018、Reuters, August 14, 2018、SANA, August 14, 2018、UPI, August 14, 2018などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(アレッポ県8件、ハマー県1件、ラタキア県4件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも4件(イドリブ県3件、ラタキア県1件)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月13日付)を公開し、12日に難民98人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は7,003人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,685人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2018をもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(アレッポ県12件、ハマー県4件、ラタキア県10件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも1件の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 13, 2018をもとに作成。
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米中央軍(CENTCOM)は、8月6日~8月12日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の爆撃の戦果をHPで発表した。
8月6日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の爆撃を実施、シリア領内では爆撃は実施されなかった。
8月7日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は2回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。
8月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は1回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。
8月9日は、爆撃は実施されなかった。
8月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は2回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。
8月11日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の爆撃を実施、このうちシリア領内での爆撃は1回で、ブーカマール市近郊に対して実施された。
8月12日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の爆撃を実施、シリア領内では爆撃は実施されなかった。
なお、8月5日に関して、シリア領内のブーカマール市近郊に対して実施された1回の爆撃が、前回の発表内容に含まれていなかったとの訂正がなされた。
CENTCOM, August 13, 2018をもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月12日付)を公開し、11日に難民142人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は6,835人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,523 人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ラッカ県では、ANHA(8月12日付)によると、ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使と有志連合を主導する米軍士官が、ラッカ市を訪問し、ラッカ文民評議会の代表と会談した。
ラッカ文民評議会側からは復興委員会、衛生委員会、教育委員会、エネルギー委員会のメンバーが参加、2時間におよぶ会合では、復興加速の方途やその障害への対応などが協議された。
ロバーク元大使はANHAに対して「我々の訪問は、ラッカ文民評議会の活動をフォローアップし、彼らや同地の各評議会に支援を提供するのが目的だ。我々はラッカ市住民に福祉を提供し、人道支援を行うために努力を行ってきた。会合は実り多いものだった」と述べた。
一方、ラッカ文民評議会のイブラーヒーム・ハサン復興委員会議長は「我々はラッカ市で実施済、ないしは実施中の重要な事業についての報告書を提出した。もっとも重要な議場はラッカ市と同市南部郊外を結ぶ二つの橋の建設で、この二つの橋の建設を終了させるための費用について検討するチームを有志連合が設置することについて議論した…。また衛生、教育、福祉、電力といった問題についても議論がなされ、我々は現状全般に関する報告書を用意し、大使に提出した」と述べた。


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ラッカ県では、ANHA(8月12日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市近郊のヤービサ村、ムンバティフ村の農地で住民に対して発砲した。
AFP, August 12, 2018、ANHA, August 12, 2018、AP, August 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2018、al-Hayat, August 13, 2018、Reuters, August 12, 2018、SANA, August 12, 2018、UPI, August 12, 2018などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月12日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(アレッポ県9件、ハマー県2件、ラタキア県13件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月11日付)を公開し、10日に難民142人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は6,841人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,523人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2018をもとに作成。
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SANA(8月11日付)は、シリア軍消息筋の話として、シリア軍防空部隊がダマスカス郊外県ダイル・アシャーイル村上空に領空侵犯した「敵の標的」を撃破したと伝えた。
ドゥラル・シャーミーヤ(8月11日付)によると、シリア軍が撃墜したのはイスラエル軍の無人航空機。
シリア人権監視団は、政権および親政権組織の拠点が狙われたとしたうえで、誰が迎撃したかは特定できないと発表、ヒズブッラーによる迎撃の可能性を示唆した。

AFP, August 11, 2018、ANHA, August 11, 2018、AP, August 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2018、al-Hayat, August 12, 2018、Reuters, August 11, 2018、SANA, August 11, 2018、UPI, August 11, 2018などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(8月11日付)によると、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける外国人民兵(「イランの民兵」)がブーカマール市で、シリア軍と国防隊の拠点複数カ所を襲撃し、兵士25人を殺害した。
「イランの民兵」による攻撃は、9日に発生したイラク・人民動員隊、イラン・イスラーム革命防衛隊、ファーティミーユーン旅団とシリア軍の戦闘で、イラン人士官ら複数人が死亡したことへの「復讐」だという。
AFP, August 11, 2018、ANHA, August 11, 2018、AP, August 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2018、Euphrates Post, August 11, 2018、al-Hayat, August 12, 2018、Reuters, August 11, 2018、SANA, August 11, 2018、UPI, August 11, 2018などをもとに作成。
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スワイダー県では、SANA(8月11日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部および北東部に対する爆撃・砲撃を行い、ヒルバト・アンバーシー地区、ハイバリーヤ地区、シャフリーヤ地区、ルスーム・ムルーシュ地区、ズライビーヤ地区、ワーディー・ルマイラーン、ワーディー・シャジャラ、ザムラト・ナスル地区、ナヒヤーン地区、カブル・シャイフ・フサイン地区、イルム丘、ザルフ・ダム、カルア・カディーマ、カンタラ丘、スーフ・ナアーマ地区、カッラーア地区を制圧した。

AFP, August 11, 2018、ANHA, August 11, 2018、AP, August 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2018、al-Hayat, August 12, 2018、Reuters, August 11, 2018、SANA, August 11, 2018、UPI, August 11, 2018などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(ハマー県1件、アレッポ県10件、ラタキア県8件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(イドリブ県1件、ハマー県2件)を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 11, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月10日付)を公開し、7月18日以降に帰国したシリア難民の数が6,699人となったと発表した。
内訳は、レバノンからの帰国者6,381人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、ハムザ師団がトルコの実質占領下にあるアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・アブダルー村、ブルジュ・ハイダル村で捜索活動を行い、住民多数を拉致・連行した。
捜索時、トルコ軍の無人航空機が上空から偵察活動を行っていたという。
また、ジンディールス町近郊のタッル・サッルール村では、トルコ軍部隊が住民1人を拉致・連行した。
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ハサカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍がカフターニーヤ市近郊のタッル・ハートゥーン村の民間に対して発砲を行った。
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一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室は、声明を出し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県のアフタリーン市近郊のザイディーヤ村で8日にスルターン・ムラード師団の戦闘員1人を殺害したと発表した。
AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(ハマー県3件、イドリブ県1件、アレッポ県1件)を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、ラタキア県北部で活動を続ける反体制武装集団の無人航空機2機が、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、シリア軍の防空部隊がこれを撃破した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月9日付)を公開し、8日に難民136人がシリアに帰国したと発表した。
これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は6,699人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者6,381人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(アレッポ県6件、ハマー県1件、ラタキア県6件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、ラタキア県北部で活動を続ける反体制武装集団の無人航空機が、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、ロシア軍防空部隊がこれを撃破した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。
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国連のESCWA(西アジア経済社会委員会)は、レバノンの首都ベイルートでシリアを含む各国の専門家50人以上を招聘し、紛争終結後の復興政策について協議するための国際会議を開いた。
8月7、8日の2日間にわたって行われた会議では、7年におよぶ紛争が社会や経済にもたらした影響を評価、物的被害の総額が3880億ドルに達するとの試算を出した。
この被害総額には、「人的被害」、すなわち戦闘や避難によって生じた専門的技能を有する人材や労働力の喪失は含まれていないという。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。
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