グワイラーン刑務所の襲撃・脱獄事件:シリア民主軍とアサーイシュとダーイシュの戦闘続く(2022年1月22日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部は声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)でのダーイシュ(イスラーム国)メンバーの襲撃・脱獄事件に関して、グワイラーン地区を完全に包囲し、同地区およびその周辺地区で実行犯・脱獄者らを逮捕に向けた掃討作戦を行っていると発表した。

声明によると、20日に発生した事件では、アサーイシュの隊員1人が死亡、7人が負傷したという。

**

ANHA(1月22日付)によると、グワイラーン地区に隣接するズフール地区、グワイラーン刑務所一帯では、アサーイシュが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けてダーイシュのメンバーらと交戦を続けた。

また、ハサカ市北西のヒルバト・イリヤース村、トゥワイナ村でダーイシュのスリーパーセルのアジトを急襲し、これを掃討した。



一方、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車列がシリア民主軍、アサーイシュを支援するためにグワイラーン刑務所に派遣された。

**

ANHAによると、アサーイシュと人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は1月20日以降、グワイラーン刑務所一帯での戦闘や捜索で新たにダーイシュ・メンバー27人を殺害した。

一方、シリア民主軍広報センターによると、シリア民主軍、アサーイシュ側はこれまでに17人が死亡、23人が負傷しているという。

シリア人権監視団によると、死者は102人で、うち61人がダーイシュ、34人がシリア民主軍テロ撲滅部隊(YAT)、アサーイシュ、刑務所の守衛、7人が民間人だという。

**

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ(ハサカ県)内にあるダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族を収容するブロック内で、複数の女性がグワイラーン刑務所との連帯を指示するシュプレヒコールを連呼し、襲撃・脱獄に支持を表明した。

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県、ハマー県を砲撃(2022年1月22日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、バイニーン村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯を砲撃戦を行った。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフラーク市を砲撃し、女性1人と子供2人が負傷した。

砲撃は、西ムライハ村にあるシリア軍第52機械化旅団の検問所を正体不明の武装集団が襲撃したのを受けたもの。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3142531052656296

AFP, January 22, 2022、ANHA, January 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 22, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2022、Reuters, January 22, 2022、SANA, January 22, 2022、SOHR, January 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍のドローンが、グワイラーン刑務所襲撃・脱獄事件の混乱収拾のため応援に駆けつけようとしていたタッル・タムル町評議会の車輌を爆撃、乗っていたタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が死亡(2022年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)1機が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町評議会の車輌を爆撃し、これを破壊した。

この車は、ダーイシュ(イスラーム国)・メンバーによるグワイラーン刑務所襲撃と収監者脱獄による混乱を制圧する任務にあたる内務治安部隊(アサーイシュ)を応援するためにハサカ市に向かう途中だった。

シリア人権監視団によると、この爆撃でタッル・タムル軍事評議会の兵士2人が死亡した。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸各所で正体不明の武装集団がシリア民主軍の検問所、拠点4カ所を襲撃(2022年1月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸各所で正体不明の武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所、拠点を襲撃する事件が4件発生した。

襲撃事件が発生したのは、ズィーバーン町にあるシリア民主軍の司令部、同町にあるズィーバーン区本部、キバル村内の拠点、カスラ村とキバル村を結ぶ街道に設置されている検問所で、複数の兵士が負傷した。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍、アサーイシュ、米主導の有志連合がグワイラーン刑務所襲撃犯と脱獄者を追跡、激しい戦闘の末事態を収拾(2022年1月21日)

ハサカ県では、ANHA(1月21日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市内のグワイラーン地区(北・東シリア自治局支配下)にあるグワイラーン刑務所(工業高校)、ユーフラテス大学経済学部一帯、北・東シリア自治局ハサカ地区の首府があるズフール地区で1月20日夜から21日朝にかけて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)と米主導の有志連合が、20日の刑務所襲撃事件を実行したダーイシュ(イスラーム国)・メンバーと脱獄者を追跡、激しく交戦した。

この戦闘で、シリア民主軍は逃亡を試みたダーイシュ・メンバー5人を殺害、脱獄者89人を拘束、市内各所で掃討作戦を実施した。



**

シリア民主軍の広報センターによると、ダーイシュ・メンバーらはズフール地区などで民家に立て籠もり、シリア民主軍に向けて発砲、住民を人間の盾として逃走を試みたという。

その際、ダーイシュ・メンバーを匿うことを拒否し、抵抗した住民に対して無差別に発砲し、2人を殺害、8人を負傷させた。

シリア民主軍広報センターによると、立て籠もったダーイシュ・メンバーらはまた、シリア民主軍に投降しようとした仲間に対しても発砲し、7人を殺害した。

**

内務治安部隊(アサーイシュ)の総司令部が発表した声明によると、この戦闘でアサーイシュの隊員1人が死亡、7人が負傷、住民3人がダーイシュ・メンバーによって殺害された。
一方、戦闘を取材していたANHAのバースィル・ラシード記者が胸部と腹部に銃弾2発を浴び、病院に搬送された。

**

シリア人権監視団によると、一連の戦闘でダーイシュ・メンバー39人、住民5人、シリア民主軍、アサーイシュ、刑務所守衛ら23人が死亡した。

**

ANHAによると、米主導の有志連合もシリア民主軍とアサーイシュを支援し、戦闘機複数機でダーイシュ・メンバーらが立て籠もったユーフラテス大学経済学部内の技術監督者工学技術研究所に対して爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、有志連合(米軍)の戦闘機はこのほかにも、ズフール地区とグワイラーン刑務所近くに対して2回の爆撃を実施した。

https://www.youtube.com/watch?v=Me7BaXXEp8g&t=40s

**

一連の戦闘を受けて、ANHAやSANA(1月21日付)によると、シリア民主軍と、イスラーム国の襲撃事件実行犯・脱獄者との戦闘を避けるため、住民298世帯以上がズフール地区から市内の安全な場所に避難した。

また、アサーイシュの総司令部は声明を出し、市内に外出禁止令を発出し、住民に外出を控えるよう呼び掛けた。

**

その後、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/mazloumabdi)を通じて、事態収拾に成功したと発表した。

また、北・東シリア自治局防衛委員会(防衛省に相当)のザイダーン・アースィー共同委員長も声明を出し、事態収拾を完了したと発表した。

**

シリア人権監視団によると、約3,500人が収監されている。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村とスーガーニカ村を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、シリア軍兵士2人負傷(2022年1月21日)

アレッポ県では、ANHA(1月21日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村とスーガーニカ村を米国製のTOW対戦車ミサイルで攻撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村、アターリブ市一帯を砲撃、カフル・ヌーラーン村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村、ザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村、ダイル・サンバル村、バイニーン村を砲撃し、ダイル・ザンバル村、アーフィス村一帯で交戦した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ村、カーヒラ村、アンカーウィー村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町とタッル・シハーブ町を結ぶ街道地域で正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃って殺害した。

またムザイリーブ町でも正体不明の武装集団が住民1人を銃で撃って殺害した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3141805536062181

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ニューヨーク・タイムズ』:米軍は2010年代後半に爆撃対象外の施設に指定されていたシリア国内のダムを爆撃し、数万人の住民の命を脅かしていた(2022年1月20日)

『ニューヨーク・タイムズ』(1月22日付)は、米軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を行っていた2010年代後半に爆撃対象外の施設に指定されていたシリア領内のダムを爆撃し、数万人の住民の命を脅かしていたと伝えた。

「A Dam in Syria Was on a ‘Non-Strike’ List. The U.S. Bombed It Anyway」と題された記事で、同紙は、当時ダーイシュの支配下にあったラッカ県タブカ市近郊のあるタブカ・ダムに対して、要塞の破壊などに使用されるBLU-109爆弾3発で爆撃を行ったとしたうえで、米中央軍司令部が、近隣地域で暮らす住民数万人の生活に被害を脅威に晒すとの警告を無視して、ダム本体ではなく、ダムに架かる橋複数基を爆撃することを承認していたと伝えた。

爆撃に使用されたBLU-109爆弾3発のうち1発は、5回建てのビルに着弾し、大規模火災が発生し、ダムの水位上昇を招き、地元当局が住民に対して拡声器を通じて退避を呼び掛ける事態に発展したという。

AFP, January 21, 2022、ANHA, January 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2022、The New York Times, January 20, 2022、Reuters, January 21, 2022、SANA, January 21, 2022、SOHR, January 21, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍ドローンがハサカ県タッル・タムル町の発電所を爆撃し、シリア民主軍の兵士1人死亡(2022年1月20日)

ハサカ県では、ANHA(1月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ジュムア村で爆発が発生し、複数の住民が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発は、トルコ軍の無人航空機(ドローン)によるもので、発電所が狙われ、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が死亡、多数が負傷した。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのアフリーン郡侵攻(オリーブの枝)作戦開始から4年:トルコ軍がアレッポ県、ハサカ県各所を砲撃する一方、シリア軍とシリア民主軍も占領地を砲撃(2022年1月20日)

アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市一帯、同市近郊のダイル・ジャマール村をトルコ軍とシリア国民軍が砲撃した。

ダイル・ジャマール村では、トルコ軍によるアレッポ県アフリーン郡への侵攻作戦(「オリーブの枝」作戦)が開始された2018年1月20日から4年が経ったのに合わせて、トルコの占領に抗議するデモが行われ、住民らが参加していた。

ANHAによると、砲撃はデモ参加者を狙うかたちで行われたという。

トルコ軍とシリア国民軍はまたまた、タッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村、ズィヤーラ村、カフル・アントゥーン村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、アキーバ村、イルシャーディーヤ村、タナブ村、カフル・ナーヤー村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍の砲撃により、アキーバ村で子供1人が負傷、民家複数棟が被害を受けた。

一方、トルコの占領下にあるアフリーン市も砲撃を受けた。

シリア人権監視団によると、6発の砲弾が着弾し、子供2人を含む住民6人が死亡、30人あまりが負傷した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/3178105792513807

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/videos/to-this-day-crimes-against-innocent-civilians-continue-as-long-as-these-criminal/681292849949964/

https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/1297154047417883

砲撃は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にある地域から行われたもの。

また、トルコの占領下にあるジンディールス町郊外のガザーウィーヤ村近郊にあるシリア国民軍所属のシャーム軍団の本部がシリア軍拠点からの砲撃を受けた。

さらに、シリア民主軍もトルコ占領下のアフリーン市近郊のマリーミーン村で車をミサイルで攻撃し、乗っていた女性1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュ・メンバーが収監されているグワイラーン刑務所前で爆発が発生、収監者が脱獄を試みる(2022年1月20日)

ハサカ県では、ANHA(1月20日付)、SANA(1月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市の北・東シリア自治局の支配地域内にあるグワイラーン刑務所(グワイラーン地区の工業高校)の入口で、爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発、これと前後して軽火器による銃撃戦が発生し、同高校に収監されているダーイシュ(イスラーム国)メンバーが脱獄を試みた。

ANHAによると、刑務所の警備にあたる北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、収監者を脱獄させようとして、ズフール地区、フーシュ・バアル地区から潜入したダーイシュ・メンバーらを撃退し、彼らの刑務所への侵入を阻止した。

またシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)が、刑務所内で発生した収監者らによる暴動を制圧するために介入した。

SANA、シリア人権監視団によると、グワイラーン地区上空、では、米軍戦闘機複数機が低空で旋回し、照明弾を発射するなどして、脱走した収監者を追跡した。

https://www.facebook.com/QSDMEDIA/posts/1813897852136208

ANHA(1月20日付)によると、米主導の有志連合の戦闘機1機が刑務所を襲撃したグループの拠点に対して機銃掃射を行ったという。

**

ANHA(1月20日付)によると、ハサカ市ではまた、るSADCOP社(シリア石油資源備蓄配給社)があるグワイラーン地区のバースィル交差点近くに停車していた燃料輸送表のトレーラー3台が相次いで爆発した。

爆発はダーイシュのメンバーによるものだという。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ハジーン市では「人民諸派」がシリア民主軍の車輌を襲撃し、兵士1人を殺害、ラッカ県ラッカ市では何者かがシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害(2022年1月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月20日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市で「人民諸派」が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を襲撃し、兵士1人が死亡、2人が負傷した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市のダッラ交差点近くに設置されているシリア民主軍の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士1人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイドリブ県内に設置されているトルコ軍拠点一帯を砲撃、拠点の警備にあたっていた3人が負傷(2022年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村に設置されているトルコ軍の拠点一帯を砲撃、拠点の警備にあたっていた3人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、クークフィーン村のトルコ軍拠点一帯に対しても砲撃を加えたほか、ファッティーラ村、バーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村一帯を砲撃したほか、灌漑計画地区で双方による戦闘が発生した。

AFP, January 20, 2022、ANHA, January 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2022、Reuters, January 20, 2022、SANA, January 20, 2022、SOHR, January 20, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ハジーン市でオートバイに乗ったダーイシュ・メンバーと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士に向けて発砲、1人を殺害(2022年1月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士に向けて発砲、1人を殺害した。

AFP, January 19, 2022、ANHA, January 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2022、Reuters, January 19, 2022、SANA, January 19, 2022、SOHR, January 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がハマー県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュに対して爆撃を実施(2022年1月19日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県東部、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

爆撃回数は過去48時間で56回に達しているという。

AFP, January 19, 2022、ANHA, January 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2022、Reuters, January 19, 2022、SANA, January 19, 2022、SOHR, January 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県のバイナ村、アキーバ村を砲撃(2022年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村、アキーバ村を砲撃した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属するハムザ師団の戦闘員と憲兵隊が撃ち合いとなり、ハムザ師団の戦闘員1人が負傷した。

撃ち合いは、トルコへの人身売買をめぐる意見の対立がきっかけだったという。

AFP, January 19, 2022、ANHA, January 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2022、Reuters, January 19, 2022、SANA, January 19, 2022、SOHR, January 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県のサイダー陸橋(M5高速道路)で、シリア軍の寝台バスの通過に合わせて爆弾が爆発、兵士多数負傷(2022年1月19日)

ダルアー県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(1月19日付)によると、首都ダマスカスとダルアー市を結ぶM5高速道路のサイダー陸橋(サイダー町近く)で、シリア軍の寝台バスの通過に合わせて何者かが即席爆弾を爆発させ、兵士多数が負傷した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3140580822851319

AFP, January 19, 2022、ANHA, January 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2022、Reuters, January 19, 2022、SANA, January 19, 2022、SOHR, January 19, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がダイル・ザウル県での空挺作戦でダーイシュ・メンバー1人を殺害、ハサカ県で1人を逮捕(2022年1月18日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるダイル・ザウル県のハワーイジュ村近郊で米主導の有志連合の支援を受けて空挺作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーで、2021年11月のグワイラーン刑務所(ハサカ県ハサカ市)襲撃計画に参加した男性1人を殺害し、アジトで大量の武器弾薬を発見、押収したと発表した。


また、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県シャッダーディー市郊外のアルーワ村近郊でもダーイシュのメンバー1人を逮捕したと発表した。

https://www.facebook.com/QSDMEDIA/posts/1812150322310961

シリア人権監視団によると、逮捕されたのはダーイシュの司令官だという。

AFP, January 18, 2022、ANHA, January 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2022、Reuters, January 18, 2022、SANA, January 18, 2022、SOHR, January 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がヒムス県とラッカ県の砂漠地帯でダーイシュに対して爆撃を実施(2022年1月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機5機がヒムス県東部の砂漠地帯、ラッカ県マアダーン町一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

AFP, January 18, 2022、ANHA, January 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2022、Reuters, January 18, 2022、SANA, January 18, 2022、SOHR, January 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治自治局の支配下にあるハサカ県ルバイアート村を砲撃(2022年1月18日)

ハサカ県では、SANA(1月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治自治局の支配下にあるルバイアート村を砲撃した。

**

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは声明を出し、トルコの支援を受けるシリア国民軍に近い複数のメディアによって、トルコ占領下のラッカ県ジャラーブルス市がシリア民主軍の砲撃を受けたとの情報が拡散されていることについて、フェイクニュースだとしてこれを否定した。

https://www.facebook.com/QSDMEDIA/posts/1812407115618615

AFP, January 18, 2022、ANHA, January 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2022、Reuters, January 18, 2022、SANA, January 18, 2022、SOHR, January 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ワースィタ村一帯、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃(2022年1月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるワースィタ村一帯、カフルタアール村、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3139759752933426

AFP, January 18, 2022、ANHA, January 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 18, 2022、Reuters, January 18, 2022、SANA, January 18, 2022、SOHR, January 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県タッル・リフアト市でトルコの占領に抗議するデモ、アイン・アラブ市近郊で住民がロシア・トルコ軍合同パトロール部隊の進行を阻止、トルコ軍はアレッポ県、ラッカ県への砲撃を続ける(2022年1月17日)

アレッポ県では、SANA(1月17日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市で住民らがトルコと「テロ傭兵」(シリア国民軍)によるシリア北部の占領に抗議するデモを行った。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のアーシマ村で、住民がロシア軍とトルコ軍の合同パトロール部隊の進行を阻止し、これを退却させた。

合同パトロール部隊は、ロシア軍の装甲車4輌、トルコ軍の装甲車4輌によって編成され、ロシア軍ヘリコプター2機が随行していた。

このほか、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(1月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村の給水所、M4高速道路沿線、ハイシャー村を砲撃した。

AFP, January 17, 2022、ANHA, January 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2022、Reuters, January 17, 2022、SANA, January 17, 2022、SOHR, January 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県、ハマー県東部の砂漠地帯でダーイシュに対して52回の爆撃を実施(2022年1月17日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県、ハマー県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して52回の爆撃を実施した。

AFP, January 17, 2022、ANHA, January 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2022、Reuters, January 17, 2022、SANA, January 17, 2022、SOHR, January 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ナムリーヤ村近郊で「人民諸派」がシリア民主軍の拠点を襲撃し、兵士多数負傷(2022年1月17日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月17日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるナムリーヤ村近郊で、「人民諸派」が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃し、兵士多数が負傷した。

AFP, January 17, 2022、ANHA, January 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2022、Reuters, January 17, 2022、SANA, January 17, 2022、SOHR, January 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方を8回にわたって爆撃(2022年1月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村およびその一帯、ファッティーラ村、カンスフラ村を8回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3139066776336057

AFP, January 17, 2022、ANHA, January 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 17, 2022、Reuters, January 17, 2022、SANA, January 17, 2022、SOHR, January 17, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フール・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県からの避難民200人以上が帰村する一方、キャンプでダーイシュによって殺害されたと思われるイラク難民の男性1人が遺体で発見される(2022年1月16日)

ハサカ県では、ANHA(1月16日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたダイル・ザウル県からの国内避難民(IDPs)が帰村した。

北・東シリア自治局がフール・キャンプのIDPsを帰村させるのは、今回で49回目。

シリア人権監視団によると、帰村したのは22世帯217人。

**

シリア人権監視団によると、一方、フール・キャンプでは、ダーイシュ(イスラーム国)によって殺害されたと見られるイラク難民の男性1人の遺体が発見された。

AFP, January 16, 2022、ANHA, January 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2022、Reuters, January 16, 2022、SANA, January 16, 2022、SOHR, January 16, 2022、January 18, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がイドリブ県ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村を爆撃(2022年1月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村に設置されているトルコ軍拠点にシリア軍が発射した迫撃砲弾1発が着弾し、複数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この砲撃の直後、ロシア軍戦闘機もザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村を爆撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団に従軍していた元反体制武装集団の司令官の車がダルアー市マタール地区で爆弾の爆発に巻き込まれ、この司令官が死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反8件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3138356036407131

AFP, January 16, 2022、ANHA, January 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 16, 2022、Reuters, January 16, 2022、SANA, January 16, 2022、SOHR, January 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県のウマル油田に違法に設置されている米軍基地が砲撃を受け、居住ユニットで火災が発生(2022年1月15日)

ダイル・ザウル県では、アナトリア通信(1月16日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のウマル油田に違法に設置されている米軍基地が砲撃を受け、居住ユニットで火災が発生した。

AFP, January 16, 2022、Anadolu Ajansı, January 16, 2022、ANHA, January 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2022、Reuters, January 16, 2022、SANA, January 16, 2022、SOHR, January 16, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町にあるシリア国民軍の本部内で大きな爆発が発生し、多数の戦闘員が死傷(2022年1月15日)

アレッポ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコの占領下にあるジンディールス町にあるシリア国民軍の本部内で大きな爆発が発生し、多数の戦闘員が死傷した。

一方、トルコ軍とシリア国民軍はシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバルーニーヤ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線、アイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプ、マアラク村を砲撃した。

AFP, January 15, 2022、ANHA, January 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2022、Reuters, January 15, 2022、SANA, January 15, 2022、SOHR, January 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がラッカ県とヒムス県の砂漠地帯でダーイシュに対して45回の爆撃を実施(2022年1月15日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠とヒムス県サフバ市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して45回の爆撃を実施した。

AFP, January 15, 2022、ANHA, January 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2022、Reuters, January 15, 2022、SANA, January 15, 2022、SOHR, January 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を2回にわたって爆(2022年1月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を2回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍もファッティーラ村、カンスフラ村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。

一方、トルコ国境近くのアティマ村では、国民解放戦線の司令官が乗った車が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

車には、司令官のほか、妻と子供たちが乗っており、司令官が負傷した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で住民が自宅前で何者かによって銃で撃たれて死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反8件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は0件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3137606496482085

AFP, January 15, 2022、ANHA, January 15, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 15, 2022、Reuters, January 15, 2022、SANA, January 15, 2022、SOHR, January 15, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.