ロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠でダーイシュを狙って爆撃(2021年5月28日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯、ハマー県イスリヤー村近郊の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

過去48時間での爆撃回数は30回以上、過去72時間での爆撃回数は100回以上に達しているという。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍がダーイシュのスリーパー・セルと交戦し双方合わせて5人死亡(2021年5月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市でシリア国民軍がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルと交戦し、シリア国民軍の戦闘員3人が死亡した。

またダーイシュのメンバー2人も爆弾ベルトを爆発させて死亡した。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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ラッカ市で、シリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し兵士2人死亡(2021年5月28日)

ラッカ県では、SANA(5月27日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2021年5月28日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がザーウィヤ山地方の支配地境界線一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を43件(イドリブ県23件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は38件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を28件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 28, 2021、ANHA, May 28, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 28, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 28, 2021、Reuters, May 28, 2021、SANA, May 28, 2021、SOHR, May 28, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局執行評議会は大統領選挙投票の終了に合わせてシリア政府支配地域に通じる通行所を再開(2021年5月27日)

北・東シリア自治局の執行評議会は決定第135号を発出し、5月24日午後7時から追って通知があるまでの期間、シリア政府支配地域との境界に設置されているすべての通行所を閉鎖することを決定した決定第129号(5月24日発出)を廃止したと発表した。

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ラッカ県では、SANA(5月27日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市で若い男性20人以上を拘束、連行した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市の「人民庁舎」で働く男性3人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県、クナイトラ県でバアス党支局、警察分所、軍検問所などが襲撃を受ける(2021年5月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマシーク村一帯、カルクール村、ズィヤーラ町、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村一帯、フライフィル村、バイニーン村、ルワイハ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町で正体不明の武装集団がバアス党の支局、警察の分所など3カ所を襲撃し、町内で激しい戦闘が発生した。

事態を受けて、シリア軍部隊が介入し、町内で女性1人を含む6人を拘束した。

また、ダルアーおよび同郊外ニュース・ネットワーク(5月27日付)によると、サイダー町と西ガーリヤ村を結ぶ街道に設置されている軍事情報局の検問所、タスィール町とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道に設置されているシリア軍第4師団の検問所も、5月25日深夜から26日未明にかけて正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアイン・ティーナ村近郊の街道でシリア軍兵士1人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県20件、ラタキア県10件、アレッポ県3件、ハマー県9件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を26件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 27, 2021、ANHA, May 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 27, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2021、Reuters, May 27, 2021、SANA, May 27, 2021、Shabaka Akhbar Dar’a wa Rif-ha, May 27, 2021、SOHR, May 27, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で爆発、1人死亡(2021年5月26日)

アレッポ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市のラージュー町に向かう街道で爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、この爆発で、少なくとも住民5人が負傷、うち1人がその後死亡した。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュを狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員5人殺害(2021年5月26日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ハマー県イスリヤー村一帯の砂漠地帯、ラッカ県のラサーファ砂漠、ダイル・ザウル県ビシュリー山一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って70回以上の爆撃を実施し、戦闘員5人を殺害、複数を負傷させた。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のタッル・アブヤド市でシリア国民軍スンナの鷹旅団の戦闘員らが元ダーイシュ・メンバーだった戦闘員を殺害(2021年5月26日)

ラッカ県では、ANHA(5月26日付)によると、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市近郊のスルーク町でシリア国民軍に所属するスンナの鷹旅団の戦闘員らが元ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーでアブー・ハディージャを名乗っていた別の戦闘員の自宅を襲撃し、殺害した。

襲撃によってアブー・ハディージャの妻も負傷したという。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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ロシア国防省によると緊張緩和地帯での停戦違反は42件、シリア政府の発表では37件、トルコ側の発表では19件(2021年5月26日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県22件、ラタキア県14件、アレッポ県4件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は37件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を19件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 26, 2021、ANHA, May 26, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2021、Reuters, May 26, 2021、SANA, May 26, 2021、SOHR, May 26, 2021などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ市北部でトルコ軍兵士1人とシリア国民軍兵士4人を殺害したと発表(2021年5月25日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、5月17日から24日までの期間にトルコ占領下のアレッポ県ハジーカー村(ラージュー町近郊)、アフリーン市、ジャラーブルス市、カフルヒーシュ村でトルコ軍兵士1人とシリア国民軍兵士4人を殺害したと発表した。

ANHA(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 25, 2021、ANHA, May 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2021、Reuters, May 25, 2021、SANA, May 25, 2021、SOHR, May 25, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のハマー県、アレッポ県を砲撃(2021年5月25日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタカード村、カフルタアール村、バルナター村を砲撃、カフルタアール村、第46中隊基地一帯で交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を46件(イドリブ県23件、ラタキア県10件、アレッポ県4件、ハマー県9件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は43件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 25, 2021、ANHA, May 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2021、Reuters, May 25, 2021、SANA, May 25, 2021、SOHR, May 25, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市で、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が死亡、7人が負傷(2021年5月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が死亡、7人が負傷した。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、ラタキア県、イドリブ県を砲撃(2021年5月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村、クライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村、フライフィル村、バイニーン村などを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村とムザイリーブ町を結ぶ街道で、バアス党のシャジャラ支局指導部メンバーが、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

また、サイダー町では、シリア軍第5軍団の兵士2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県20件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県でオートバイに乗ったダーイシュ・メンバーと思われる2人組が弁護士を殺害(2021年5月23日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカラーマ村近郊で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組が、弁護士を銃で撃ち殺害した。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月23日)

アレッポ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃した。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県ファターティラ村一帯砲撃し、シリア軍兵士3人死亡(2021年5月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるファターティラ村一帯を「決戦」作戦司令室が砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町南西に設置されている空軍情報部の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を53件(イドリブ県24件、ラタキア県10件、アレッポ県9件、ハマー県10件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は48件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を32件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で所属不明の無人航空機が「イランの民兵」の車を攻撃、2人を殺害(2021年5月22日)

ダイル・ザウル県では、ナダー・フラート(5月23日付)によると、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、ユーフラテス川西岸のイラク国境地帯を移動中の「イランの民兵」の車を攻撃、2人が死亡した。

狙われた「イランの民兵」はイラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊だという。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Nida’ al-Furat, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県とダイル・ザウル県でダーイシュによると思われる爆発と襲撃で親政権民兵3人、シリア民主軍兵士2人が死亡(2021年5月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマアダーン町近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと思われる爆弾が爆発し、親政権民兵3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市でオートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に発砲し、兵士2人が死亡した。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のラタキア県、ハマー県、イドリブ県各所を砲撃(2021年5月22日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村、クライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジッリーン村で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、男性1人が即死し、女性2人が負傷した。

また、ダイル・バフト村とサナマイン市を結ぶ街道で、シリア軍兵士が正体不明の武装集団によって撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を42件(イドリブ県20件、ラタキア県14件、アレッポ県1件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は41件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領地はシリア政府支配下のクナイトラ県から追放された指名手配者とその家族の受け入れを拒否に反対するデモが弾圧されるなか、シャーム解放機構支配地が受け入れの意思を示す(2021年5月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配地域とトルコ占領地の境界に位置するアブー・ザイダーン村で住民らが、クナイトラ県ウンム・バーティナ村から移送されてきた指名手配者とその家族30世帯(150人)を受け入れるよう抗議デモを行い、通行所に突入しようとした。

これに対して、村の通行所の防衛にあたるシリア国民軍スルターン・ムラード師団が、トルコ軍の指示を受けて発砲、住民3人が軽傷を負った。

ANHA(5月22日付)によると、デモを行ったのはバーブ市の住民。

シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団に対して蜂起した。

これに対して、スルターン・ムラード師団が強制排除を試み、住民数十人が死傷したという。

クナイトラ県ウンム・バーティナ村から移送されてきたのは、5月1日にシリア政府の支配下にあるジャッバー村近郊で発生したシリア軍拠点に対する襲撃事件で指名手配となっていたウンム・バーティナ村の住民とその家族。

15日の軍事情報局と地元名士らの合意に従って、シリア政府が用意した大型バスで20日にトルコ占領下のアレッポ県北部に向けて移送され、シリア政府側の通行所を通過して、トルコ占領地に入ろうとしたが、トルコ占領地側の通行所がこれを拒否していた。

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トルコ占領地が受け入れを拒否し続けるなか、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県中北部の自治を委託されているシリア救国内閣は声明を出し、指名手配者とその家族を受け入れる用意があると表明した。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダイル・ザウル県でダーイシュを狙って20回以上の爆撃を実施(2021年5月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シューラー村一帯の砂漠地帯、ビシュリー山一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って20回以上の爆撃を実施した。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍が住民200人あまりを恣意的に拘束し暴行を加える(2021年5月21日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市やザッル村で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が住民約200人を恣意的に拘束し、拘置施設に連行した。

拘束は、シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会がシュハイル村で要撃を受けて、メンバー複数が死傷したことへの報復。

拘束された住民のなかは、北・東シリア自治局の職員も含まれていたが、シリア民主軍は彼らを釈放した。

しかし、それ以外の住民に対して拘置施設で暴行を加えるなどしたという。

シリア民主軍はまた、ブサイラ市近郊のユーフラテス川で漁をしていた住民1人に発砲し、射殺した。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊がイドリブ県国境で子供に発砲、IDPsキャンプの住民と衝突、アル=カーイダが両者を引き離す(2021年5月21日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アティマ村に近いカラーマ国内避難民(IDPs)キャンプに近い国境地帯で羊を放牧していたハマー県ラターミナ町出身のIDPsの子供に対して、トルコ軍憲兵隊が発砲、胸を撃たれて重傷を負った。

事件を受けて、キャンプの若者らが武装して、子供を狙撃したトルコ軍の拠点を襲撃し、トルコ軍が設営していたキャンプで火災が発生した。

これに対して、トルコ軍は応戦し、若者複数人が負傷した。

また、シリアのアル=カーイダで、同地の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構が部隊を派遣し、国境に設置されている鉄柵や防御壁に沿って展開し、両者の引き離しを行った。

一方、シリア人権監視団によると、サルキーン市では、トルコの庇護を受けるシリア国民軍の司令官の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、司令官1人が死亡した。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会がシリア国民軍戦闘員3人をマンビジュ市東で殺害(2021年5月21日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東のジャート村にある同評議会の軍事拠点に潜入しようとした「傭兵」(シリア国民軍)の戦闘員3人を殺害したと発表した。

ANHA(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2021、ANHA, May 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2021、Reuters, May 21, 2021、SANA, May 21, 2021、SOHR, May 21, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でシリア民主軍司令官1人がダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受けて死亡(2021年5月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団の襲撃を受けて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(第6連隊)の司令官1人が死亡した。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団が声明を出しトルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員8人を殺害したと発表(2021年5月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、5月19日にトルコ占領下のアフリーン市近郊のバースーファーン村にある「傭兵」(シリア国民軍)の基地を攻撃、同地一帯でトルコ軍と交戦し、トルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員8人を殺害したと発表した。

ANHA(5月20日付)が伝えた。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県、ハマー県を砲撃(2021年5月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、カンスフラ村、バイニーン村、バーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約8輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャースィム市で、シリア政府との和解に応じたハーリド・ブン・ワリード軍(ダーイシュ(イスラーム国))の元メンバーが、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

またダルアー市でも、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバーが正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市で、数日前に地元の若者らと口論の末に1人を殴打し殺害したシリア軍第4師団のガイス・ダラー大佐の部隊(ガイス部隊)に所属する兵士1人が、復讐を受けて殺害された。

 

また、シリア政府の支配下にあるカナーキル村で、住民が逮捕者の釈放を求めるデモを行った。

さらに、ザーキヤ町では、壁に「アサド、そして彼の選挙に正統性はない」と書かれた落書きが発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を50件(イドリブ県31件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は31件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021、May 21, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部を砲撃しシリア軍兵士4人が負傷(2021年5月19日)

アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スーガーニカ村、バイナ村、クーリート村、マイヤーサ村を砲撃した。

この砲撃により、マルアナーズ村では、シリア軍兵士4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、砲撃は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバースーファーン村一帯に潜入し、シリア国民軍所属のシャーム軍団の拠点を襲撃、戦闘員5人を殺害したことへの報復で、マルアマーズ村にあるシリア軍の拠点も狙われた。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県で「決戦」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦(2021年5月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、ファッティーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市で、同機構の治安部隊が、フッラース・ディーン機構のメンバー1人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタスィール町とアイン・ズィクル村を結ぶ街道で、シリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県17件、ラタキア県14件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を18件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021、May 20, 2021などをもとに作成。

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